・オヤジジェンデストロイヤー
言わずもがな、「ゴジラ(1954)」に登場した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」である。
ただ、後述のSP-Xから口内へ発射され、ゴジラの殺害でなく無力化である辺りは「ゴジラ(1984)」のカドミウム弾の方が近い。
また、劇中の実験シーンで巨大化する魚は、「ゴジラ(1954)」のオキシジェン・デストロイヤー実験シーンで溶かされる、「ゴジラVSデストロイア」のしながわ水族館のシーンでデストロイアに最初に溶かされる魚と似ている。
また、その後に出てくるシルエット郡は怪鳥とかゴリラとか蝶とか、どっかで見た奴らばかりである。
・春日部防衛移動要塞「SP-X」
「ゴジラ(1984)」に、「陸上自衛隊幕僚監部付実験航空隊首都防衛移動要塞T-1号 MAIN SKY BATTLE TANK スーパーX」が登場。
先述のオヤジジェンデストロイヤーの運用も、スーパーXで用いられたカドミウム弾に近い。
・しんのすけの巨大化
ウルトラマンが連想されるが、「正義の心で大きく」というキーワードから「ゴジラ対メガロ」に登場したロボット「ジェットジャガー」の方が元ネタと思われる。
・レインボーブリッジを通過するゴジラ
ハリウッド映画「GODZILLA(2014)」にて、ゴールデンゲートブリッジを通過するゴジラのシーンがある。2014ゴジラは橋を破壊し、今回のゴジラは破壊せず下を通過したものの、体を水平に伸ばした泳法が共通している。ただ、この泳法は「ゴジラVSビオランテ」、「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」でも見られる。