匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(汗でこちらの体の匂いは臭いはずなのに人間の中にも龍の本能が含まれているのか、それともこちらの汗の匂いを求めているのか、体をぎゅうぎゅうと押し付けてくるように抱きついてくれば、うっとりとした表情でこちらを見てくると、こちらの囁きにぴたりと止まってしまうとまだ全然自分のことをあげれてないとさらりと恐ろしい発言をする相手に鳥肌が立ってしまい。こちらとしてはもう相手を感じたことで胸がいっぱいだというのに、それでもまだまだだというのか。ゆっくり息を吹きながら言い切るともうお腹いっぱいだと言おうとしたが「お、おいシュア…!」と反論しようとするも相手の深いキスに口を塞がれてしまい。相手が次の桃を準備していると、こちらの返事に食いつくようにくっついてくると、きらきらして瞳でこちらを見つめてくる相手に対して「しまった」と思ってしまい。昨日約束したなんでも言うことを聞くという約束を引っ張りだし、お願いはそれにすると言えば相手は本気でそういうことをしかねなく、慌てて「いや、もっと他のお願いに使ったほうがいいんじゃないか?」ともっと有意義なことに使ったらどうかと提案しては最悪の状況を免れようとしていて。こちらの意識も朦朧としていて、自分でも変なことを言ったのかあまり理解できておらず、相手の素っ頓狂な声に苦笑しては相手からの命令に「わかりました。シュアン様」と今は相手が主人で自分が奴隷。そのことを相手に意識させるため、わざとらしく呼び方を逆転させて)
(/そろそろ時間スキップさせますか?このままだと息子がシュアンの熱で溶けてしまいそうです笑)
(看病のために暖めなければ、という想いは次第に激しい本能に塗り潰されてしまいそうになり、相手が何か言いかけたことにも気付かず夢中になってキスをしながら翼でも相手の体を撫でるように触れはじめ「大丈夫…大丈夫ですから。すぐ治してあげますからね…」息継ぎの合間に言い訳程度にそう囁けばあとはもう日が暮れるまでいつも通りに相手を求めてしまって。ただ一緒にいてもらうよりもっと相手を自分の側に置いておけるような思いつきにわくわくと胸を踊らせ、ほんのり頬まで赤くしながら色々な想像を膨らませるがそんな状態でも相手のアドバイスはしっかり耳に届くようで「そうでしょうか…?でも…、稜様が言うならもっとちゃんと考えてみます」ちらちらとベッドの上の相手を見ながら逡巡し、それでもあと一ヶ月もあるのだからと答えを先延ばしにしては「ふふっ、楽しみですね」と無邪気に笑ってみせて。やはり熱の影響でおかしくなっているのか、逆転した立場を強調するように様までつけられると恥ずかしさだけでなく興奮にぞくっとしてしまい、ちょうど相手を見下ろす体勢になっていることもあって本当に相手を支配している気がしてきてきて「…動いちゃだめですからね、稜……様」自分もまた呼び捨てにしてしようとするものの、結局出来ずに様をつけてしまうと照れ隠しのようにキスをして)
(/そうですね、すみません…!笑
ではレスは蹴っていただいて構いませんのでスキップしていただいてもよろしいでしょうか?難しければこちらがスキップさせていただきますが…)
(翌日の朝、目が覚めれば体の怠さはスッキリしていて、どうやら風邪は治ったようで。相手がこちらの風邪を治さねばという使命感に駆られ、あの後結局相手から求められるがままに身を委ねて。晩ご飯を食べ、入浴代わりに相手から体を拭いてもらった後も最後の仕上げにと求められたところまでは覚えており。あの日の暴走からほぼ毎日しているのに、体はだるい感じはするがそれでももっている自分の体に感心しては「すげえな俺…」と自画自賛するとともに、底なしの体力の相手に付き合える自分の体に呆れ果てて。隣で裸で寝ている相手を見ると、昨日の自分のように息を荒げていることはなく、安心したように一息つけば昨日は看病し尽くしてもらったお礼にと額に軽く触れるようなキスをして。もう動いても大丈夫なため、隣の相手を起こさないようにベッドから脱出すれば朝ごはんの支度に入って)
(/スキップさせていただきました!新婚旅行の件なんですが、やはり温泉にしようかと思います。温泉の効能でシュアンの傷を治すやらなんやらで。またそこで嫉妬イベントがあったりするといいかもですね!
もう少ししたら一カ月スキップしましょうか)
(結局昨日は一日中つきっきりで相手の看病を続け、途中から看病なのかただ求めているのか怪しくはなったもののとにかくずっと相手の側にいられたことで自分にとっては一昨日に続き幸せな一日となり。最後の"仕上げ"と共に眠ってしまった相手を心配してその後も一晩中汗を拭いたり、相手が寝返りを打つ度に様子を伺ったりしていたもののやがては自分も寝てしまい、どれくらい経ったのか額へ触れる温もりに目を覚ますと隣にはもう相手の姿はなくて。慌ててベッドを飛び出せば良い匂いのするリビングを駆けて台所へと向かっていき「――稜様!もう体は大丈夫なんですか?熱はありませんか…?」顔を見るなり挨拶より先に問いかけてはぐいっと背伸びをし、相手の額に自分の手をくっつけて心配そうに熱を測り)
(/スキップありがとうございます!温泉も良いですねー!傷痕が薄まったり、嫉妬イベントがあったりとまたシュアンが暴走しそうなポイント盛り沢山で心配ですが…!笑
そうですね、稜様が出勤したら早速スキップという形でも大丈夫でしょうか?そのまま一ヶ月後の帰宅シーンに繋げようかと考えているのですが…)
(今朝の献立は、トーストにサラダ、コーヒーに相手には特別に作った砂糖たっぷりのカフェオレを用意して。そう言えば今気づいたが、あの最後の仕上げの後そのまま眠ったはずなのに体は綺麗になっていて。相手もこちらにつきっきりで疲れているだろうに、果てているだろうにこちらの体を拭いてくれてたんだなと思うと、どこまでも自分に尽くしてくれる相手に愛おしさが込み上げてきて。寝室からリビングに繋がる廊下から慌ただしい足音が聞こえると、そこには服を着るのも忘れて出てきた相手がおり。どうやらそのことに気づいてないのかこちらに向かってきて手を当てて熱を測ってくると「あぁ、もう大丈夫」と安心させるように微笑みながら言えば「大丈夫だから服着てきな」と今更ながら相手の一糸まとわぬ体を指差せば食卓にご飯を並べていき)
(/たまにはシュアンも暴走させませんとね←
自分もそのようにスキップしようかと考えておりました!それではそこまで進めましょう!)
(くっつけた手のひらから感じる相手の体温はほんのりと温かく、昨日のような熱さはすっかり引いていて。そのことと向けられたいつも通りの微笑みにほっと安堵の溜め息を吐き「良かった…」と表情を緩めたのも束の間、身支度も何もしていない生身の体を指差されるとようやく気がついたのか「――っすみません、すぐ着替えてきます…!」今更恥ずかしがるというわけでもないが、さすがに健全な朝の風景の中でこの格好というのは引け目があり、再びぱたぱたとリビングを離れきちんと服を着て戻ってきた時にはすっかり食事の用意も整っていて。なんだか随分と久しぶりな気がする相手の朝食に微笑んでテーブルにつけば「…あの、稜様。今日はお仕事ですか?風邪も治ったばかりですし、まだ安静にしてたほうが…」相手が元気になったことは嬉しいけれど、元気になったということは昼間一緒にいられないということで。一週間後の不在の後に二日間べったりな日々を送ったせいか寂しさは普段の比ではなく、遠回しに今日も家にいられないものかと尋ねてみて)
(/近頃は暴走しっぱなしで稜様の体が心配です、もう本当に龍じゃなくサキュバスのようで…笑
了解しました!では家を出るまでもうしばらくお付き合いくださいませ!)
(どうやら確かめた体温と、こちらの微笑みによって安心してくれたようで、表情を緩めながらも慌てて服を着てくる相手に苦笑して。テーブルにつきながらも、もう今日から会社に行くのか。安静にしたほうがいいんじゃないかと尋ねてくるそれは、まるで今日も一緒にいられないのかと問いかけてくるように聞こえていて。一週間もの留守番ののち、2日間離れる間もなく過ごしていれば、その極端な生活に相手は不安定になっているのだろうと思い、しかしそんな理由で会社を休むわけにもいかず申し訳なさそうな表情になりながらも「ごめんな。今日からもう仕事に行かないといけないんだ」と言えば朝食を食べ始めて。「大丈夫、これから毎日帰ってこれるから」と今までの一週間は自分と相手が完全に隔絶された期間で。しかしこれから毎日会えるので安定するだろうと、安心するだろうと思いながらそう言って)
(/もうサキュバスっていうていで進めていくのもアリですね笑
はい!よろしくお願いします!)
(食事にも手をつけず、じっと相手を見つめて返事を待つが今日は休むわけにはいかないと大人としては当然の返答が返ってくれば残念そうにうなだれて「…そうですか…でも無理はしないで、具合が悪くなったらすぐ帰ってきてくださいね」それでも相手の申し訳なさそうな表情を見ると大袈裟に落ち込むわけにもいかず、気遣うような言葉と微笑みを見せては自分も用意してもらった甘いコーヒーを飲み始め。相手と離れて一人になってしまったら、また会えなかった時の寂しさが蘇ってしまうのではないか。そんな不安を見透かしたように与えられる"大丈夫"の言葉に俯いていた顔を上げると「そう、ですね。これからは毎日会えますし、毎日――…あ、」こくりと頷きながら、これからは今まで通り毎晩一緒に過ごし、毎晩愛し合うこともできる。そう言おうとしたものの、例の約束を思い出すと不自然に言葉を途切れさせ「…稜様。今日からは帰ってきてご飯を食べて、お風呂を済ませても…一緒に寝てもらうだけで良いですか?」今夜からは我慢しなければいけないのだと、相手との約束を思い出すとやけに重々しい口調で告げて)
(/龍族にはサキュバスっぽい特性があって…なんて捏造してみるのも良いですね、単にヤンデレ属性故のはっちゃけにも見えますが笑
とりあえず約束の話題だけ先にさせていただきます!)
(案の定、こちらの返答に残念そうにするも気遣うような言葉と微笑みを見せてくれば、今そうやってこちらを送り出してくる相手は以前ならば引き止めるような言葉を発していただろう。そのあたりはちゃんと成長してるなと感心すれば「帰ってきたら、ちゃんと構ってやるから」と日頃の寂しさを埋めるのは帰ってきてからの相手とのスキンシップで、それは怠らないことを約束して。こちらの言葉に顔を上げて頷くも、何かを思い出したようで。どうやらさ先日の約束を思い出したらしく、重々しい口調で告げてくれば「いいけど、あまり無理するなよ」と相手は相手なりに頑張ろうとしているのだろうなと思えば、無理して我慢しないようにと念押しして。無理などすればこちらの体がたまったもんじゃない)
(/いいですね!龍族にはそんな感じの秘密があって、それはシュアンの両親と会うことで明かされるみたいな。
わかりました!次あたりスキップしますか?)
(以前と比べて辛抱はできるようになっても寂しさが消えるわけではなく、取り繕った表情とは裏腹にしょんぼりと肩も翼も落としていたが、ちゃんと構ってやると帰宅後のスキンシップを約束されると心も少し明るくなり「じゃあ、出来るだけ早く帰ってきてください。夕ご飯を作って待ってますから」いつも通りの、しかし随分懐かしいようなやり取りをしてはやっと元気が出たのか朝食にも手をつけはじめ。自分にとっては重大な決意にも無理するなと言ってくれるものの、相手を好きにできるというご褒美を前にすれば無理をしないわけにはいかず「いいえ、無理します。…あの、でも…キスとかは我慢しなくて良いんですよね?」真剣な顔できっぱりと言い張るが直後には弱気な発言をしてしまい。昨日の自分でも抑えきれなかった衝動を思い出すと先行きは不安でしかなく、今日からはなるべくそういうことは考えないで生活しようと気を逸らすように朝食の片付けを始め)
(/それが良いですね、お母さんあたりにこっそり教えてもらったり…色々設定を考えておきます!
はい、お好きなタイミングでお願い致します!)
(あの約束をしてから早一ヶ月。どうせ途中で我慢できずに暴走してしまうだろうと思いきや、なかなか折れずに、こちらの誘惑にも耐えながらとうとう相手は一ヶ月我慢をすることができて。驚きながらも呆れ果てて、自分を好きにするためならそこまでの底力があるのなら普段からそれを出してくれと、車の中、1人をいいことに大きめの声でそう呟けば、どんなことを要求されるのだろうか。一ヶ月も我慢したのだから相当なことを求めてくるかもしれない。また先日のように一日中重なっているのか。いや、一ヶ月も我慢したのだから2日間もありえる。自宅マンションの駐車場に車を止めてはエレベーターの中で1つ大きなため息をつき、指定の階で降りれば自宅の前で1つ大きな深呼吸をすれば「ただいまー」とせめてこれだけは元気な声で発して)
(/お願いしますね!それがスイッチでさらに求めてくるかもしれませんね!
それではスキップしました!レス蹴りすいません!)
(長く辛い我慢の末、最後の数日など触れるだけで耐えられないと寝室まで別にして努力を重ね、とうとう一ヶ月目を迎えたその日の夕方。今月分のカレンダー、その日付の下に小さく付けたバツ印を眺めているだけでも印の数だけ溜まった熱が燃え上がりそうになりそわそわとした様子で相手の帰りを待っていて。ちゃんと我慢したのだからまずは一ヶ月分の相手をたっぷり…ではなく、約束していたご褒美を貰わなければ。もう待ち切れずに飼い犬のように玄関前で待機すること数十分、遠くから聞こえてきた足音に合わせて痛いくらいに鼓動を高鳴らせ「――おかえりなさい…っ!稜様、ちゃんと我慢できました、ちゃんと約束は守れました…!ご褒美に何でもお願いして良いんですよね?何でも言うこと、聞いてもらえるんですよね…?」ドアが開いた瞬間、相手の元気なただいまさえ掻き消して飛びつくと匂いだけで蕩けそうになりながらも瞳を輝かせて問いかけて)
(/それを理由にもっと…ということは有り得そうですね!逆にお母さんに叱ってもらって大人しくなる可能性もアリですが…笑
大丈夫です、スキップありがとうございます!このまま旅行の話や準備に移っても大丈夫でしょうか?)
(ただいまを言おうとした瞬間、ドアを開けた途端に飛びついてきて「ただい、うぉっ!?」と言い終える間もなく途切れてしまい、急な飛びつきに反応できずにそのまま押し倒された体制になっていて。相手の蕩けた表情はもう今にでも爆発してしまいそうに、奥に熱を溜め込んでいるようで、瞳を爛々と輝かせながら約束を確かめるように問いかけてくると「あ、あぁ…約束は約束だ。なんでも聞く」とこのためだけに一ヶ月間我慢した相手には呆れ果てるも、相手なりに頑張ったのだからそれ相応の褒美をやらねばと、もう降参したようにも思える口調でそう言えば「で、どんなお願いなんだ?」と諦めて相手の要求を聞いて)
(/龍族の特徴なんだから仕方ないとか言ってきそうですね笑そのシチュも面白そうですね!果たしてシュアンが本当に反省するのか…
大丈夫ですよ!)
(押し倒してしまった相手を起こすこともなくそのままぎゅうっと抱きつきながら、約束を確かめるとどこか諦めたような口調さえ気に留めず満面の笑みを浮かべて。改めてお願いの内容を確認されれば受け入れてもらえるとわかっていてもドキドキしてしまい、真っ直ぐ相手の瞳を見つめ「私のお願いは…稜様にずっと一緒にいてもらうことです」まず発したのは、今までも何度か交わしたずっと一緒という言葉。しかし遠い未来まで寄り添っていようと誓う普段の言葉とはまた違う、もっと我が儘な意味が含まれており「ずっと手を繋いで、くっついたまま離れないで一緒にいてほしいんです。お仕事に行く時間になっても…ずーっと、私の側にいてください」仕事にもどこにも行かずに自分の元に居続けてほしい。その想いをたどたどしく伝えては少し緊張した面持ちで「駄目ですか…?」と言葉を重ねて)
(/そうやって開き直りそうですね…その場合びしっと叱っていただかないと!笑 どちらかというと稜様に怒られたほうが反省しそうです笑)
(/ひとまず本体会話だけすいません!この流れで行くと、仕事にもいかずにシュアンと一緒のルートになりますがそうしますか?自分の意見ですが、日中我慢しているからこそ、キスなどのスキンシップが楽しくなると思うのですが…もちろん、このルートもありです!)
(/読み返してみるとあまりに言葉足らずでした、すみません!
さすがにずっと仕事に行かない訳にはいかないから、なら「数日間だけ」ずっと一緒にいてやるという話になり、旅行を提案していただく形にしようと思っておりました…!上手く伝えられす本当に申し訳ありません。
日中の我慢に関してはこちらも同じ意見ですので、上記の方法で進めていただいてもよろしいでしょうか?)
(押し倒されたまま、我慢から解放されたからか達成感に満ちた満面の笑みでそのまま抱きついてきており、問いかけた言葉に対して、やがてその時を待ち望んでいたかのように願いを言うとやはり予想していた言葉通りで。食事中も、入浴中も就寝中も、果ては仕事中まで手を繋ぎ、生活を共にしたいと言ったような願いで。こちらの提案したものをちゃんとクリアしたため、なるべく相手の願いは答えたい。しかし、仕事中はやはりまずくてどうにかならないかと考えていれば1つの考えに行き着いて。「わかった。じゃあ一週間休みとる。そして、旅行に行こう。まだ行ってなかった新婚旅行だ。シュアンと俺で誰にも邪魔されない時間を送ろう。それでいいか?」と一週間、相手との充実した時間を取ろうかと提案して)
(/了解しました!とりあえず上記のようになったのですがこれでよろしいでしょうか?)
(何でも聞いてくれるとはいえさすがに無理なお願いだったかもしれない、相手を困らせるような我が儘を言ってしまったかもしれない。なかなか帰ってこない返答に期待より不安のほうが大きくなっていくと輝かせていた瞳も伏せて今更考え込んでしまうが、やがて相手から告げられた提案を聞けば「新婚旅行…?」聞き慣れない言葉をぽつりと繰り返し、遅れてその意味を理解して耳の先までほんのりと赤らめ「――はいっ、いいです、行きたいです!ありがとうございます…!」寂しかった一週間の代わりのように与えられた二人きりの一週間。何より新婚旅行という甘い響きに胸を躍らせてはこくこくと何度も頷いて「稜様と二人でお出かけなんて楽しみです…でも、まず今日は家で楽しみましょうね?」楽しげに声を弾ませるものの、我が儘を聞いてもらい安心したと同時に思い出すものが一つ。熱い吐息と共に擦り寄った耳元へ囁きかけては、玄関先ということも気にせずそのままキスをしようとして)
(/大丈夫です、ありがとうございます!お手数おかけしました!)
(瞳を伏せて考え込むような様子を見せてくるが、こちらの返答に意味がわかっていないのか、その言葉を繰り返すとどうやらワンテンポ遅れて理解したようで少し遅れて顔を赤らめて、明るく笑ってこくこくと頷くとひとまず相手の一生一緒という企みは阻止できたようで、ほっと一息をついて。しかしどうやらおちおち休んでられないようで、キスをしようと顔を近づけてくると、その唇を人差し指で止めては「ダメ、ご飯も風呂も終わってから」とさすがに玄関でことに及ぼうとするのはまずいと思い「全部終わらせて、そしたら思いっきりできるだろ?」と起き上がりながらそう言えば、立ち上がってリビングに向かい)
(/大丈夫です!とりあえず、旅行前にスキップか、旅行先の旅館にスキップか、どちらがいいですか?)
(熱いキスもようやく解禁、うっとりと瞳を閉じて唇を重ねようとするもぴたりと添えられた指に目を丸めては"ダメ"というたった2文字の命令に身動きひとつ取れなくなって。心も体もこんなに辛いのにあんまりだと切なげな視線を向けて無言のまま懇願するが、やるべきことを終えたらちゃんと付き合ってくれるらしい口ぶりに結局は頷くと自分も相手の後ろをついてリビングへ向かい「じゃあ急いでご飯を食べて、急いでお風呂に入りましょう。今日は稜様に教えてもらった方法でカレーを作ってみたんです――」一ヶ月の我慢に比べたらこれくらいのお預けなんて楽しみを倍増させてくれるスパイス。そう自分を宥めながら、ひとまずは相手と過ごす穏やかな夜の幸せに集中することにして)
(/そうですね…では旅館に着いたあたりまでスキップしていただいてもよろしいでしょうか?
それからもう1つはこちらの我が儘なのですが、必ず健全に入浴させますので温泉は混浴だと嬉しいです…!笑)
(相手が一ヶ月我慢を達成して数日後。あれから相手の旅行用の服やいろいろと必要なものを揃えたり、旅館の部屋の予約をしたりと旅行の準備はたんたんと進み、ついにその日がやってきて。車で数十分走らせ、ついた空港から飛行機にのり約1時間。そこからはタクシーで20分弱走らせれば、ようやく目的地の旅館に着いて「やーっと、着いたなー」と長い旅路だったのか、固まった肩や腰をトントンと叩いて。その旅館は全国的にも有名で、温泉からは海が見え、ご飯も美味しいと評価の高いところで、その分宿泊代も張るものだが自分には関係ない。荷物を持って旅館に入れば女将がすぐに部屋に連れて行ってくれて。部屋ももちろん1番上級のもので、窓からは海が一望できて。時刻は昼過ぎ辺り。まだ夕食には時間があるため風呂に入ったらどうかと女将に勧められれば「どうする?風呂入る?」と荷物を整理しながら相手に問いかけて)
(/了解しました!下手なロルでごめんなさい!
大丈夫ですが、そこで質問が。混浴ならば大浴場になるんですかね?個室用の温泉もある設定も良いかと思いまして!大浴場なら嫉妬イベントもあるのでいいと思いますがそこはシュアン様の意見を聞きたいです!)
(変わらない日々の中で淡々と進んだ準備とは打って変わって、ついにやってきた新婚旅行の当日は自分にとって慌ただしいものとなり。初めての遠出に緊張し、初めての飛行機に酷く怯え、ようやくたどり着いた旅館では初めて目にした海に目を輝かせて感動し。そんな風に過ごしていればまだ昼過ぎだというのに荷解きを始める頃にはすっかり疲れてしまっており、部屋にて女将さんの言う通り風呂へ行くかと尋ねられるとゆっくりそちらを振り返って「まだお昼なのにお風呂に入るんですか…?」心底不思議そうに尋ねるものの、くたくたの体で暖かいお湯に浸かったらきっと気持ち良いだろうと考え込み。何より家を出てから数時間相手に触れられていないとなれば甘えたい気持ちも出てきてしまって「…稜様が入るなら、私も一緒に入りたいです」あくまで相手に任せると答えつつ、いそいそと立ち上がってはあるものを探しはじめ「お風呂に行くときは…確か、これを着れば良いんですよね?」手に持ったのは旅館の方で用意された浴衣で、明らかに温泉へ入るつもりでいて)
(/とんでもありません、とても進めやすいロルでいつも助けられております!ありがとうございます!
個室用の温泉、すっかり忘れておりました…!こんなに良い旅館ならきっとありますね、のんびりイチャイチャできますしそちらでお願い致します!笑
もしくは欲張りになってしまいますが、個室用も大浴場もどちらもある、という形は可能でしょうか?一週間もあれば両方楽しめるかと思いまして…!)
(一応、入浴の道具はすぐにキャスターから取れるような位置にしまっていて、携帯用のシャンプーやボディタオルを取り出せば、長い旅路のせいかくたくたに疲れている相手が不思議そうに問いかけてくると「風呂に時間は関係ないぞー、それに風呂じゃなくて温泉な」と相手に念を押すようにそう言って。なにやら考え込んだ様子でこちらに任せるというと「じゃあ早速入ろうか」とこちらとしては今すぐにでも飛び込みたい気分で、即答すれば浴衣を取り出す相手に「浴衣な、それは温泉に入った後に着るんだ」と相手が持ってきた衣類の呼び方を教えれば、今はまだ着なくていいと言って。早速個室用の露天風呂に行けば「おー、いい景色だなー」とそこからは海の景色が一望できて。早速体を洗おうとボディタオルを泡立てると、何かを思い出したようにすれば「はい、久しぶりにな」と相手にボディタオルを渡せばこの一ヶ月間あまり相手に洗ってもらっていなくてこんな時くらい洗わせてやろうと思って)
(/いえ!こちらもシュアン様のロルはとても奥深いので楽しんでます!
それでは個室、大浴場両方ある設定でいきましょう!これでどういう展開に転ぶのやら…笑)
(自分にはまだ風呂と温泉の違いはわからないものの、別物だと念を押されると「温泉、ですね。温泉…」きちんと区別するために温泉、温泉と繰り返し、言われてみればシャワーも風呂と呼ぶなら朝でも昼でも入っていると相手の言葉に納得して。相手も疲れていたのだろうか、即答で温泉へ向かうことが決まると嬉しそうに頷いて浴衣片手に歩き出すが結局その服の出番はまだらしく、いつもとは違う相手の姿が見たかっただけにやや落胆しながらも露天風呂へと入ってしまえばすぐに笑顔を取り戻し「――すごい、海に入ってるみたいですね…!」広がる海と大きな風呂に感嘆の声を上げてぱたぱたと翼を揺らし。と、泡の立つ音に我に返れば条件反射のように相手の側に寄って行き、期待通り渡されるボディタオルに一層上機嫌になって「はい、任せてください…こうやって体を綺麗にするのも、お嫁さんの仕事ですから」はにかみながら呟くと広い背中から丁寧に洗っていき。しかし途中で楽しさや嬉しさを抑えられなくなったのか、おもむろに泡だらけの背にぎゅっとくっつけば「広くて楽しいですね、稜様」とボディタオルを動かしつつ無邪気に甘え)
(/嬉しいお言葉をありがとうございます、もっと上達できるよう精進します!
ありがとうございます!せっかく2つも温泉があることですし、たまには稜様にゆっくり休んでいただく展開…は難しそうですね笑
今後の展開はともかく、しばらくはのんびりと進めますか?)
(浴衣を片手に楽しそうにこちらの後をつけてくれば、その浴衣の出番はまだなことに落胆する相手に「すぐ着れるって」と苦笑しながらそう言えば、そんなに浴衣を着たかったのか、それとも他の理由があったのか。その本意はわからずにいて。しかしその落胆も露天風呂へと入ればすぐに笑顔を取り戻せば「あぁ、この部屋でよかったな」とこちらも海を眺めながらそう言えば、翼を揺らす相手に自分もこの旅行に来てよかったとと思い。泡がこすれる音に反射的にこちらに近寄ってくるとそのタオルに上機嫌になればいつもの相手の様子に苦笑して。相手の優しい手つきで背中を洗われていいけば、その感触に心地よく感じ目を閉じてリラックスするもおもむろにこちらに抱きついてくれば、そのリラックスも完全に解けてしまい。生肌と生肌がくっつきあい、さらに相手の胸の柔らかな感触に顔を赤くすれば無邪気に甘えてくる相手に「そ、そうだな…たまにはこういうのもいいだろ?」と家の風呂では隣り合えば少し窮屈だが、ここの湯船はかなり広いためくつろげると思い)
(/自分も!もっと上手くなれるように楽しみながら頑張ります!
せっかく一ヶ月我慢したので、このシーンでは少しイチャイチャさせましょう!)
(直に伝わる肌のぬくもりを楽しむように体を密着させたまま、相手の脇の下からボディタオルをくぐらせて胸や首筋などを優しく洗っていきつつ相手との何気ない会話にもふふっと嬉しそうに笑みを零して「はい。お家のお風呂も、稜様の側にいられるから大好きですけど…こうやって広い場所でくっつくのも楽しいです」いつもより広々とした空間だからこそ、くっついていれば相手の側にいるとより実感できる気がしてこそこそと囁きかけ。そのまま鏡越しに相手の顔をじっと見つめ、その頬がお湯に浸かってもいないのに赤くなっていることに気づくと忙しさに忘れていた熱がじわりと胸をあたため始めるが「…稜様…あの、…すみません。何でもありません」まずは温泉に入るのが先だと慌てて視線を逸らし、今度は正面から抱きつくようにしながらも体を洗う手は止めず「あの、次は私もお願いして良いですか?」と改めて口にしたのは自分にしては良識的なお願いで)
(/そんな風に言ってくださるなんて有り難いです…!ぜひ今後ともよろしくお願い致します!
了解しました!少しということで、最初はいつもより控えめにしてみようかと思います…笑)
(しばらく相手の体温を感じながら目を閉じて、あまりなにも考えないようにしていれば脇の下から通された手にドキッとして。そのまま首筋や胸などを優しい手つきで洗われていれば、さらに相手の身体が密着してくればもう意識せずにはいられなく、驚いてしまったせいか身体をぴくっと震わせて。嬉しそうに笑みをこぼしながら楽しいと言えば「ウチも広くするか?」と相手が楽しいというなら、その手もあるかと思い。マンションなので改築は無理だが、一戸建てに引っ越すことは可能で。しかし、2人だけなので今のマンションの方がちょうどいいかと思い。相手が何かを言いかけるが途中でいうのをやめると、正面から抱きついてくると「わ、わかった…」とこの体制はやはり意識せずにはいられず、なんとか自制を効かせながらもう1つのボディタオルを泡立てて相手の身体を優しい手つきで洗って)
(/はい!よろしくお願いします!
すでに控えめにならないようなフラグが…笑)
(重ねた肌からぴくっと伝わる震えはくすぐったさのせいか、それとも何か別の理由なのか。くっついているせいで自分の体も一緒に揺れているとちょっとだけ悪戯心が顔を覗かせ、さりげなく敏感なお腹などをくすぐるように優しく洗い。相手の言う通り、家のお風呂もこんなに大きくなったら毎日楽しいかもしれない。そう思うとわくわくするが今の相手と密着できる浴室も捨て難く、しばらく考えた末ぽつりと呟いたのは「…そう、ですね…家族が増えたら、広いお風呂が良いかもしれません」暗に子供が生まれたら、と答え、ほんのり頬を赤くして微笑み。抱きついたまま相手に体を洗ってもらうと久しぶりの感触にぴくんと反応するがじっと耐え、しかし翼は無意識の内に相手を誘うようにすりすりと動かしながらギリギリの我慢を重ねて「…稜様に洗ってもらうの、すごく気持ち良いです」明らかに甘えたいスイッチが入っている顔ではあるものの、あくまでただ洗ってもらうのが楽しいと気を逸らし)
(/わりと既に限界みたいです!笑 温泉に入って落ち着かないと…初っ端からこれでは一週間持ちませんね笑)
(相手の洗う手つきに反応してしまったが、それ以降はしばらく黙って目を閉じてあまり意識しないように瞑想をして。しかし、その努力もむなしく相手が腹部をくすぐるように洗ってくればやはりピクッと反応してしまい「ちょ、や、やめろって、…!」とそのくすぐったさに笑うのをこらえるように悶えればこちらからも抵抗のつもりか、臀部を撫でるようにくすぐって。こちらからの提案にしばらく考えてはぽつりと呟いたその言葉は将来のことを言っていて。子供が生まれたら。この様子だと一体何人産まれるのだろうかと苦笑しながら「じゃあ、お父さんもお母さんも、頑張らないとな」と苦笑しながらお互いに頑張って子供を作ると言って。どうやらもう我慢の限界らしく、翼を誘うように擦り付けてくれば「俺も、シュアンが洗ってくれると落ち着く」とお互いに直に肌を寄せながらそう呟けばそのまま2人の泡を洗い流し。そのまま相手を抱きあげれば一緒に温泉に浸かって)
(/早っ!?思春期だからでしょうか?そうですね笑この一週間はどういうスケジュールにしましょうか?海もあることだし、海水浴でもさせますか?)
(相手の今にも笑い出しそうに悶える姿を見つめてはくすくすと満足そうに笑みを浮かべるが、その手が仕返しのように自分へ伸びてくるとくすぐったいというよりぞわぞわする感覚にびくっと跳ねて「待っ…稜様、そこっ…お腹じゃないです…!」おあいこというにはあまりに不利な触り方に顔を真っ赤にしつつ、身をよじるだけで避けようとはせずにいて。一週間や一ヶ月の空白はあったものの、ほとんど毎日相手を求めているのだからいつ子供が出来ても不思議ではないはず。それでも頑張ろうと言われればまた違う気分になり満面の笑みで頷いて「――はい、頑張っていっぱい赤ちゃんを産みますから…お父さんも頑張ってくださいね」産むのは自分でも作るのは相手だと照れくさそうに訴えて「稜様が欲しいなら何人だって育ててみせます」と何人産むつもりなのか、何やら指折り数えながら囁いて。自分は落ち着くどころかその逆で、今にもキスをしたくてたまらないとそわそわ身じろぎをするが大人しく体を流され、抱えられたまま温泉に浸かるとうっとりとした気分も一気に覚めて「熱っ…!」家の風呂より熱めのお湯に驚けばびくっと体を強張らせ、少しでもお湯から逃れようと抱きついたまま相手の体に乗っかるように避難して)
(/若さ故ですね、多分…!ちゃんとリラックスさせて落ち着けますので!笑
そうですね、せっかくですから海にも行きたいです…となると水着の出番でしょうか?笑)
(くすくすと相手は満足そうに笑みを浮かべていたが、こちらの手が触れた途端、ピクンと体を跳ねさせて身をよじるとそれでもそこから手を離さず、もっちりと柔らかい相手の肌を撫でながら「身体は嫌がってないみたいだけど?」と決して逃げようとはしない相手の耳元でそう囁いてはしばらく撫で続けて。少しの空白はあったもののあの日からお互いに、あるいは一方的に求めているので逆に今できていないのが不思議で、まだ自分の頑張りが足りないのか。それとも相手の身体が未発達なのか照れくさそうに囁くも何人も産む気まんまんの相手が指を折って数えると「いいけど…もし女の子が産まれたらそっちに気が向いちゃうかもなぁ」と浮き足立った相手には悪いが、ちょっとした冗談を耳元で囁いて。相手とほぼ同時に湯船に浸かるも、どうやらこの温度の湯は相手にとっては熱かったらしく、湯から逃げるようにこちらにのしかかってくると「うぷっ…!」と相手の胸が顔の上に乗り軽く窒息していて。なんとか口を開けると「大丈夫だから。ゆっくり入りな」と慌てる様子の相手をなだめるようにそう言って)
(/若いっていいですねぇ…
水着ですね!大丈夫です!息子がちゃんとシュアンに似合うスリングショットを買ってきましたので!←)
(どうやら手がずれたわけではなくわざとやっているようで、際どい部分を撫で続ける相手に囁かれると赤い顔を逸らしながら「意地悪しないでください…!…嫌なわけ、ないじゃないですか…」相手に触れられることは嫌どころかむしろその逆で。わかっているはずなのにわざわざ意地悪な言い方をする相手に拗ねたような表情を浮かべつつ、小さな声で答えると続きをねだるようにじいっと熱っぽい視線を送り。もうちゃんとした夫婦になるのだから、いつ子供が出来たって困ることはなく。男の子女の子何人ずつが良いだろうかとあれこれ幸せな想像を広げていたが、相手の言葉に笑顔から一転慌てふためいた様子になって「えっ?う、嘘ですよね…?お母さんのことも、ちゃんと構ってくれますよね?」子供を可愛がってくれるのは嬉しいが、まるで自分を放っておくような発言は聞き逃せず"お母さん"と自分を指しながら必死に聞き返し。咄嗟に逃げたせいで相手の顔に胸を押し付ける形になってしまい「え、あ、ごめんなさい…!」恥ずかしさからさらにパニックになるものの、相手の言うとおりゆっくり少しずつお湯に浸かっていき「――っ、はぁ…温泉ってこんなに熱いんですね…」何とか胸まで浸かると熱さにぶるりと翼を震わせるも、今度は心地よさそうな溜め息を吐いて)
(/とはいえ稜様もまだまだお若いですが…!
スリングショット…V字型のアレでしょうか、過激で素晴らしいですね!← 海に行くなら嫉妬イベントはそちらで起こしますか?)
(しばらく撫で続けていれば、あいつの絹のような肌触りが癖になってしまいいつまでも撫でていたくて。いつも相手と体を重ねているときはあまり意識してなかったが、いざこういうゆっくりとしたくつろげる時間になると相手の肌がよく見えて。傷が付いているところはともかく、相手の肌は男の自分でもとても綺麗とわかるほどで、その色白ですべすべな肌を撫でていれば赤い顔で拗ねた表情を浮かべてこちらを見つめてくると「はいはい」と暗に意味したその言葉に苦笑しては撫でるそのまま、じいっと向かってきた相手の唇に軽くキスをして。相手が幸せそうな笑顔を浮かべるが次の瞬間慌てたような顔になると「どうかなー、もしかしたら女の子の方優先になるかもなー」と半ば棒読みで、自分のことをお母さんと呼んでまで聞き返してくると相手にそう言って相手の反応を楽しんで。少しずつお湯に浸かり、とうとう胸まで浸かれば「まぁ温泉だしな。自然に暖められたお風呂って考えれば簡単だし」とちょっとした温泉について説明すれば「温泉にもいろいろあってな。この温泉は傷や火傷が治る効果があるんだ」とこの旅館を調べているうちに温泉の効能が目に入り相手にぴったりじゃないかと思えばすぐにこの旅館を予約したことを伝えて)
(/中身はどうでしょうかね…
冗談ですよ笑あんなの使ってたら下手したら捕まってしまいます笑嫉妬イベントはいつでもどうぞ!混浴に行って大人の女性に誘惑されるところを見て…みたいな感じでもいいですし)
(相手の手が肌を滑る度にもどかしいような感覚がうずうずと高まって、自分からも顔を近づけてキスをねだるが軽く触れるだけの口づけはすぐに終わってしまい。撫でる手が止まる様子はないものの、その触れ方は明らかに自分を求めている時とは違うため何となく先に進んで良いものか躊躇い「――稜様、あんまり触られると…その…」短いキスを繰り返す合間、様子を伺うように途切れ途切れの言葉を紡ぎ。取り乱した頭では相手の棒読みにも気付かず、女の子が生まれたら自分への関心を無くしてしまうのかと想像すれば表情はみるみる暗くなり「…じゃあ…じゃあ、私も男の子が生まれたらその子とずっと一緒にいます。きっとお世話が忙しくて、稜様とも一緒に寝れなくなるけど…良いですよね?」とうとう半泣きになりながら精一杯の反撃をするが、体は正直でずっと自分を見ていて欲しいと言いたげにぎゅっと相手を抱きしめて。温泉は自然に沸くから熱い、としっかり覚えつつ縮めていた足をゆっくり伸ばしていき「この傷が治るんですか…?」お湯の効能を聞くと信じられないというように目を丸め、暖まったことでくっきり浮き出ている体の傷を見下ろして繰り返し「…ありがとうございます…でも、良いんですか?稜様が気に入ってくれるなら、私はこのままでも…」気遣ってくれる相手の優しさが嬉しくて目を細めるが、この傷痕は相手も出会った頃から気に入ってくれていたはず。それだけが気掛かりで傷をなぞりながら尋ね)
(/落ち着いた大人の男性ですからね、シュアンと6つしか違わないとは思えないです…!
冗談ですか!?失礼しました…ちょっと残念です← せっかくの混浴ですからそちらのほうが良いかもしれませんね!逆ナンというか…では海では普通に遊びましょうか?)
(相手の肌をどれだけ撫でていただろうか。しばらく優しく撫でるようにすると、どうやら相手はその手つきでその気になってしまったようでこちらの様子を伺うように途切れ途切れに言葉を紡ぐと「はいはい、わかったよ」と苦笑すれば軽いキスを繰り返すスキンシップから一転。今度はついばんだり、相手の口内に舌を侵入させたりと深く濃厚なキスに変えていき。棒読みで冗談を繰り返していれば相手の表情暗くなっていき、やがて半泣きになりながらも悪足掻きとも言えるような抵抗をしてはその言葉とこちらを抱きしめる行動は真逆で、本当は嫌なんだろうと思えば「それは嫌だな…その男の子に構ってばっかりは」と相手の涙には勝てず珍しく先に降参して。このお湯の効能を聞いては嬉しそうに目を細め、しかし治ってもいいのだろうかと傷をなぞりながら尋ねてくると「いいんだよ。どこの誰ともわからない男がつけた傷なんて。その傷を治したら、俺が傷つけるから」と自分の所有物に違う男の印がつけられているのが気に食わなくて、どうせなら相手の傷を消してから自分の印をつけてやろうといつしか約束した鞭で撃つという行為を思い出し、独占欲をあらわにしながら相手の傷をなぞって)
(/シュアンももう16とは思えないくらい大人の階段を登ってしまってますね!
ち、痴女!?←それでは混浴ルートは1日目にしますか?そうですね、ただ遊ぶのはつまらないので今度はシュアンがナンパされるのはどうでしょうか?)
(曖昧な言葉からこちらの気持ちを汲み取ってくれたようで、苦笑と共に再開されたキスは一気に深みを増していき。じっくりと焦らされただけに相手の唇で自分の唇を啄まれただけでも頭の奥がチカチカと熱く真っ白になっていき、とうとう相手の舌が口の中に入ってきた瞬間耐え切れずにびくんっと体を大きく震わせては「――痛っ!」その拍子に温泉特有の滑る床が悪かったのか、バランスを崩しすてんっと後ろへ転んでしまい、恥ずかしさと"良い所だったのに"という悔しさに顔を赤くしながら頭を押さえ。実際はいくら子供にかかりきりになろうと相手の側を離れることなんてできるはずもない、しかし自分の気持ちをわかってもらうために放った強がりはきちんと相手に届いたらしく「…私だって、その子にばっかり稜様を取られるのは嫌です。稜様はその子のお父さんだけど…本当は私の稜様なんですから」珍しく追い打ちはかけず、素直に答えてくれた相手に自分も強がりをやめると一層強く抱きしめてまだいない子供へのやきもちを見せ。優しい相手のこと、傷を治して良いと頷いてくれることは薄々わかっていたものの、はっきりと言葉にされる嫉妬と独占欲に思わずドキッとしてしまい。「約束、覚えててくれたんですね…」乱暴な言葉なのに甘く高鳴る胸を押さえ、傷をなぞる相手の手に指を絡めては赤い頬を嬉しそうに緩め「きっと綺麗に治します。…でも、この傷は消えないようにしないと…」耳元で囁けばすっと視線を下げ、いつだって互いの首筋に刻まれている痕まで治ってしまわないようにと吸い付くようなキスをして)
(/ほとんど登り切っちゃいましたね、ちょっと早すぎた気がします…笑
確かに最近のシュアンは無自覚痴女ですが!← 1日目ということは今夜でしょうか?ではモブ女性はお任せください!
お互いにナンパからの嫉妬、楽しそうですね…!ぜひお願い致します!)
(深みを増したキスは、あの一ヶ月の我慢を終えた日の夜のキスからいつもより格段に濃厚なものとなっていて。しばらくこちらの舌で相手の口内の体温を感じていると密着が甘かったのか、それとも相手が大きく体を跳ねさせて抱きしめる手が緩んだのか。温泉特有の滑る床にまんまと引っかかってしまい、そのまま後ろに転べば「大丈夫か?」と頭を痛そうに抑える相手を起き上がらせながら問いかけては、先ほどのキスでスイッチが入ってしまったようで今すぐにでも相手を感じていたくてまたキスを始めて。こちらが強がりをやめると、相手もこちらに同調するように強がりをやめ、背中に回された腕にまた力が込められれば「そうだな…お前も俺のものだ。もしかしたら、しばらくは2人っきりの方がいいかもな」と子供が産まれてしまえば、お互いに構えなくなってしまう。今は子供にも、誰にも邪魔されない時間が欲しいと、少しの我儘を言ってしまい。相手がこちらの指に指を絡めてくれば「当たり前だろ。実際早くしたくてウズウズしてる」と相手を鞭打つ気持ちはどんなものだろうか。相手があげる悲鳴を想像してみるといやでも興奮してしまい。体の傷がなくなってもここだけはとまた首筋に所有印をつけてくれば、こちらも相手の首筋に吸い付き痕をつけて。どうやらスイッチが入ってしまったらしく、相手を抱えては自分の膝の上に乗せ、相手をキツく抱きしめれば濃厚なキスを始めて)
(/無自覚ですと!?すえおそろしい…では、モブ女お願いしますね!女の設定はどうしますか?会社の社員が偶然泊まっていたりとか、赤の他人とかいいと思うので!
了解しました!男はお任せください!)
(涙目でじんじん痛む頭を押さえ、次いでそっと角に触れると傷がついていないことを確かめてひとまずはほっと安心し。しかし一度離れてしまったことで甘い時間はおしまいになってしまうだろう、そのことを悔やみ落ち込んだ表情のまま相手に起こしてもらい「すみません、だ――んっ…!」大丈夫、と答えようとした瞬間、予想外に重なった唇に驚けばぴくっと体を跳ねさせるがしっかり回された腕によって逃れることもできず。水音を響かせながら夢中になって舌を絡め「んん…っ、稜様…お風呂、は…」これ以上されたら絶対に我慢できない。本心を言えば最初から我慢などしたくないのだが、せっかくの旅行で暴走して呆れられるのも嫌だと僅かに残る理性を振り絞って温泉に入らなくて良いのかと尋ね。相手の我が儘にはすぐに頷けず、子供が欲しいという思いも相手に構って欲しいという思いも本物だからこそ悩んでしまい、そしてもう一つの悩みに困り果てた顔をして「それって…また我慢しなきゃいけないってことですか?」子供はまだ良いということは、今までのように相手を求められないということで不安げに尋ね。相手の言葉に触発され、腹部の火傷まで疼くように錯覚しては「…私も、早く稜様に傷つけてもらいたいです」つけた痣にキスしながら熱い想いを囁いて。同じように首筋を吸われ、膝の上に乗せられ口づけが始まると自分もきつく抱き返しながら没頭するが興奮しすぎたのか熱いお湯のせいか、やがて首もとまで赤く染まった体の力が抜け相手に身を預けるようにくったりし始めて)
(/常識が無い故の大胆さなので…恐ろしいです笑 了解しました!以前から稜様を狙っていた会社の女性というのはどうでしょうか?もしくは赤の他人でシュアンとは別種の亜人、それこそサキュバスなども考えているのですが…
ありがとうございます、では男性のほうはお願いしますね!
また急で申し訳ないのですが明日から2日ほど外出する用事が入り、お返事できるのが夜のみ、場合によってはレスを返せない日があるかもしれません。一日一レスのルールを破ってしまうかもしれませんが数日だけお待ちいただけないでしょうか、何卒よろしくお願い致します…!)
(涙目で、頭をさすっていると頭を打ったはずなのに、角を気にする相手に気がつきやはり角に傷がつくのはいやなのだろうか。「角、傷ついたらだめなのか?」ホッとした様子の相手に率直に疑問に思ったことを問いかけて。唇を重ねた途端、驚いたように体を跳ねさせる相手に舌を絡めていればどうやら向こうも夢中になっているようで、今いるのは2人だけの空間。誰もいないのをいいことに辺りにピチャピチャと水音が響くように激しくキスをしていれば温泉を気にする相手の唇を塞ぐようにまた激しいキスを繰り返して。子供が欲しい。でも2人だけの時間も欲しい。どっちを取るか悩み、困り果てた顔をすると不安げに問いかけてきた言葉に「いつも通りでいいんだよ。出来ちゃったらその時はその時だ」とどちらの選択もいずれは幸せにつながるものなのだからと、開き直ったように相手の耳元で囁いて。こちらの思いに応えるように抱き返してくれば、明らかに早い時間で力を抜けさせる相手に、慣れない温度のお湯のせいなのか、それとも興奮したためか。どちらにしろこれ以上相手に無理はさせれないと思えば一旦相手を抱いたまま湯船から引き上げて)
(/常識がないと際限を知りませんからね…笑サキュバスいいですね!是非そちらでお願いします!
はい、がんばひます!
了解しました!首を長くしてお待ちしてますね!)
(角を撫でているところを見られたらしく、傷つくのは駄目なのかと問われれば少し考え込んだ後にこくりと頷いて「…だって、稜様が綺麗だって言ってくれた角ですから。もし折れたりしたら大変です」昔は嫌で仕方がなかったけれど、相手が綺麗だと気に入ってくれて、自分を買ってくれる理由にもなった角は今では数少ない誇れるもののひとつでありはにかみながらそう言って。問いかけに答える代わりに再び激しいキスをされると理性も恥ずかしい水音もこんなにも求められているという喜びにどうでも良くなってしまい、もうどうなっても良いとひたすら口づけを交わしながら相手に身を委ね。ひとつの幸せのために他の幸せを我慢するのではなく、自然の任せに流れようというような言葉を受けるとほっと安堵した表情を見せ「はい…その時までは、私も稜様だけのものでいます」その時、がいつかやってくるまではお互いのことだけ見つめていようと微笑んで。今度は優しくぎゅっと抱きついては「せっかく二人っきりなのに、稜様を取られる話ばっかりしてちゃだめですね…今日は私だけの稜様なんですから」せっかく相手を独占できる一週間なのに嫉妬や不安を感じていては駄目だと思い直し、いつもより少し我が儘に甘えるようにくっつきながら囁いて。火照った体を抱え上げられ湯船から引き上げられると、普段なら相手の気遣いだと気づけるその行動にも「…温泉はもうおしまいですか…?」とぼんやり滲んだ瞳で尋ね、いよいよ布団に連れていってもらえるのだろうかと期待を隠せずにいて)
(/そうです、しつけてもらわない限りはずっとこんな調子です…笑 サキュバス了解しました!ナイスバディなお姉さんで誘惑させていただきます!笑
ありがとうございます、遅くなりましたが今日はお返事できそうです…!レス数は少なくなってしまいますが何卒ご了承ください!)
(やはり角などは龍族の誇りだったり、象徴だったりするのだろうか。相手がしばらく考え込んでいるようなそぶりを見せている間に自分の中で解釈すれば、やがてこちらの問いかけの答えを告げると「そう…か、それもそうだよな」と、相手は自分に好かれるために角を意識していたようで、その気持ちをくみ取るように呟けば「うん、じゃあもっと大事にしないとな」と相手がそこまで大切にしてくれているのなら自分も協力すると角にキスをしながらそう言って。どうやら相手は我慢をしていたようで、しかしこちらのキスを引き金にもう我慢の限界のようで相手からも舌を絡めて身を委ねてくると背中に腕を回し、抱き寄せながら長く深いキスを続けて。こちらの言葉に安堵したようにホッとした様子を見せると「そうだな…じゃあその時までは俺もシュアンだけのものだ」と甘えながらくっついてくる相手に耳元で囁けば、甘えてくる相手に軽いキスを施して。相手の火照った体の体温が自分の腕にまでじんじん伝わってくると、これからのことを期待で隠せない様子で滲んだ瞳で問いかけてくる相手の言葉につまり。布団は夕食が終わってから従業員が敷きに来る。泊まっている部屋は和室なので畳の上では相手もキツイだろうと思えば、1つの考えに至り。「そうだな、浸かるのはもうおしまいだ」と言えばまた湯船に戻り「そこに手、かけて」湯船の淵を指差せば臀部をこちらに向けるように指示しては2人の時間が始まり)
(/しつけた方が良いのか、しつけない方が良いのか…しつけない方がいいな←今から楽しみです!妖艶なサキュバスさん期待してます!
いえ!来てくれただけでも幸いです!レス数に関しては大丈夫ですが、明日は何時頃来られるか教えてくれませんか?)
(角が傷ついたり無くなったからといって自分を捨てるほど相手が冷たい人ではないことはわかっている。けれど少しでも相手に好かれていたい、気に入ってもらいたいという思いから口にした言葉に相手がキスで応えてくれるとますますはにかんだように頬を赤らめ「ありがとうございます…えっと、あと…この翼も好きって言ってくれましたよね」と嬉しさにぱたぱた揺れる翼を示しながら欲張ってみて。背中に腕を回されたまましばらくキスを続け、とうとう堪え切れなくなると相手を抱きしめた腕に体重をかけつつぱたんと床に倒れ込み、背中が痛いのも構わず相手を見上げては「稜様が良いなら、このまま…ここで良いですから」と切羽詰まった表情でせがみ。同じくしばらくは自分だけのものだと囁き、優しいキスをしてもらうと耳まで赤く染めながらも困ったような笑みを浮かべて「…そんなこと言われたら、ずっと私だけの稜様でいてほしくなっちゃいます…私、欲張りでしょうか?」相手の子供が欲しいのも本心。しかしずっと今のままで良いという気持ちが一瞬勝ってしまい、子供にまで相手を譲れない自分を恥じるように小さな声で囁いて。いつものようにシーツの上ではなく、その場で甘い一時を過ごしくたっと伸びきってしまう頃には目の前に広がる海にもほんのりと茜色が混じり始めていて。「…もう…溶けちゃいそうです…」と湯船のふちに頭を預け、言葉通り蕩け切った表情で零すのは先ほどのように甘い意味ではなく本当にふやけてしまうほどのぼせてしまったという訴えで。今にもお湯に沈んでしまいそうなほど脱力した体を相手に預けながら「そろそろ――…いえ、稜様がまだお風呂に入るなら、やっぱり私も一緒にいます」そろそろお湯から出たい。しかし甘い時間はもっと続いて欲しい。そんな揺れる心をか細い声で伝え)
(/な、なんと…たまにはお灸を据えていただいたほうが← わかりました、シュアンとは対照的なお姉さんを目指してがんばります!笑
ありがとうございます!明日も早くて今日と同じく夜8時半頃になるかと思います。明日は必ずお返事できると思いますのでそれまでお待ちいただけると幸いです!)
(/連投すみません、予定が早く片付きましたのでこれから深夜までお返事出来るかと思います!代わりに明日は何時頃来られるかまだわからないのですが、ひとまず今夜はゆっくりお相手お願い致します!)
(相手の角が好きだと言ってもそれがなくなったりしても相手を思う気持ちが変わるわけなどなく、こちらのキスにはにかんだように頬を赤らめて翼を揺らしてくると、「あぁ、綺麗だから。でも、シュアンの方が好き」と、翼が綺麗でも、角が綺麗でも、やはり好きなのは相手自身で、決してそこは忘れて欲しくなく、改めて素直に好きと言って。相手が背中に回した腕を解かずにそのまま後ろに倒れれば、今にも我慢できない。切なそうに表情を歪めると「わかった…痛いかもしれないけど。ごめんな」と床は温泉特有の石畳で、そこに相手を寝かせてながらというのは痛いかもしれないが、相手の切なそうな表情を放っておくことができなければそのままゆっくりと体を重ねて相手を求めて。こちらの囁きに耳まで顔を赤くして、困ったように笑みを浮かべると「欲張りだな。でも、俺はその気持ちが嬉しい」と、相手が欲張りということは否定せずにそっちょくにいって。しかし、その気持ちはそれほどまでにこちらのことを求めてくれているということ。その気持ちが嬉しいと相手を抱きしめてはまた額にキスをして。相手との甘いひと時が終わり、お互いに体を寄せ合って温泉の中でも感じる相手の体温に気持ちよく感じていると「俺も、もう溶けそうだ…」と相手の意味とは違い、相手との甘いひと時は溶けそうなほどに甘美なもので。脱力した体で身体を寄せて、か細い声で告げてくると「そうだな…じゃあ上がるか」と夕日を眺めながら立ち上がれば、このまま入っていると本当にのぼせてしまいそうで風呂場から出て)
(/そう言われると、逆にお灸をすえたくなくなってきます…!はい、もう積極的に来ちゃってください!温泉が終わりそうなのですが、これからどうしましょうか?
了解しました!それでも、忙しいようでしたらそちらを優先してくださいね!)
(自分からねだってしまった言葉なのに、改めて真っ直ぐ好きと言われると照れくさくなってしまい頬を真っ赤にしながら微笑んでは「…私も…稜様が人間でも、もし私みたいに角や翼があっても、どんな稜様でも大好きです」今までは角や翼があるから、龍族だから価値があるとしか扱われたことがなく。相手の言葉を心から嬉しく感じた証拠に恐ろしい人間でもたとえ同じ亜人でも関係なくただ相手が好きだとお返しのように伝えようとするが上手く表現できず「えぇと…でも、稜様が人じゃなくて龍だったら、すごく格好良いと思います!」と何やら脱線した褒め言葉を恥ずかしげに口にして。思ったとおり自分の願いはやはり欲張りで、それでもその欲張りさえ許すように抱きしめキスをされると安堵に頬が緩むものの「…稜様にそう言ってもらえるのはすごく嬉しいけど…悪いことは悪いって、ちゃんと叱ってくださいね。…じゃないと、もっと我が儘になっちゃいそうです」全て受け入れてくれる相手だからこそ、自分がどんどん欲張りになってしまう気がしてどこか不安でもあり、ぴったりと抱き合いながら耳元に囁けばいつもの癖で甘噛みのようなキスをして。相手ものぼせているのだろうか、自分と同じ言葉を繰り返す声をぼんやりした頭で聞いては「――稜様と一緒なら、溶けちゃっても良いです…」とやはりぼんやりした返答を呟くが、相手が立ち上がると自分もふらふらとついていき「…海に入れたら、ちょっと涼しくなるでしょうか…」ふと目に留まった窓の外の海原を見つめ、昔誰かに大きな水溜まりのようなものだと聞いたそれは火照った体には魅力的に映ったのか、焦がれるような眼差しを向けてぽつりと零し)
(/健全?にイチャイチャするためにもたっぷりお願いします!笑 では一度レスを回収し、夕食後までスキップしてから大浴場に向かうのはいかがでしょうか?
お気遣いありがとうございます!気持ち的には何としてでもこちらを優先したいくらいなのですが、結局あれこれ片付けている内にこんな時間になってしまい申し訳ないです…。)
(こちらが人間でも、どんな亜人でも関係なく好きだと言ってくれば、改めて言われるその言葉にこっぱずかしくなりながらも「知ってる」と、相手の想いはこれでもかと言えるほど伝わっており、耳元で囁けば好きだと言われたお返しか、首筋に軽く触れるだけのキスをして。なにやら話が脱線し始める相手の言葉に「龍…か、それもいいかもな」と相手の言葉になにやら考え込むような素振りを見せればそう言って。相手と同じ角が生えていて、翼が背中についていればまた相手にも愛されただろうか。そのような考えに至れば、その姿に羨ましく思い、寂しそうな顔をして。相手の欲張りはこちらのことを想ってくれてのことで、それを許すキスを施せば頬を緩ませると「今も結構我儘だけどね」と相手の言葉に水を差すように言って。温泉から上がり、浴衣に着替えていれば程なくして夕食が部屋に運ばれ、豪勢な料理を堪能していればあっという間に食事が終わり。「さーてと、また風呂に入るか」と立ち上がればまた温泉に向かおうとし。しかしそれは混浴の大浴場という極楽地で)
(既に健全ではないのですが、そうおっしゃるなら躾けます!スキップ了解しました!このような感じでいいでしょうか?
いえいえ、どうせいつかは自分も遅くなって迷惑かけるときがあると思いますのでお互いさまという事でお願いします。無理はなさらず、お体を大事になさってくださいね)
(相手への想いは自分でもどうしようもないほど深く大きいもの。いつだってちゃんと全部伝わっているか不安になるもののそれは要らない心配だったようで、首筋への口づけにぴくっと肩を揺らしつつ短い返事にも嬉しそうに目を細めて。相手がどんな種でも関係ない、そう伝えるためだけに口にした言葉でも、同じ龍族の相手を想像するのは何だか楽しくて「はい、稜様ならきっと角も格好良くて、翼もこんなに大きくて、すごくすごく素敵だと思います」それも良いと言う相手に人間でいう背が高い、顔立ちが整っているという褒め言葉のいわば龍族版を笑顔で続けるが寂しそうな表情に気づくとはっと我に返り「――あ…でも、私は今の稜様が一番好きです。優しくて格好良い人間の稜様が大好きです…!」嫌な気持ちにさせてしまったかと慌てて訴えながら、行動でも想いを示すようにぎゅっと抱きつき何度も何度もキスを浴びせて。甘えるように相手の耳を啄んでいたが、自分の反省に対し今だって十分我が儘だと指摘されるとぱっと離れて焦ったような表情を浮かべ「――っすみません…できるだけ、前みたいにちゃんと言うこと聞きますから…」自分は自分が思っている以上に我が儘なのではないか。そんな不安から出来る出来ないは別として従順さを忘れないようにしなければと反省して呟き。食べきれないほどの豪華な食事が終わる頃にはすっかりのぼせも治り、念願の浴衣姿の相手をちらりと何度も盗み見ては見惚れてしまいながら余韻に浸っていればその相手がおもむろに立ち上がって「稜様…?お風呂はこっちじゃないんですか?」反射的についていくものの、慣れない浴衣を押さえながら今しがた出てきた自室の方を指して尋ね)
(/こ、これから健全にするというか何というか…とにかくお願いします!笑 はい、こちらは大丈夫ですが、話題が多過ぎてやりにくいようでしたらイベントに専念するということでレスを蹴っていただいても構いませんのでお好きにどうぞ!
そういっていただけるだけで本当に有り難いです…!主様もご無理はなさらず、ご自分のお好きなペースでお相手お願い致しますね!)
(こちらが龍族であったときの想像を頭の中に巡らせ、楽しそうにしていると、相手から出された言葉はきっと龍族にとっては褒め言葉なのだろうと思えば、やはり相手は同種と結ばれた方が幸せなのではなかろうか。異種と結ばれた先に本当に幸せはあるのだろうか。そんな後ろ向きな考えが頭に浮かぶと、葛藤して悩み始めて。しかし、1人で悩み込んでいればそれでも好きだと思いを告げてくれる相手がこれでもかとキスを浴びせてくれば「わ、わかった…わかったよ。俺もこのままでいるから」と相手の唇を掻い潜りながら、相手が望むのならそうしようと苦笑しながらそう言って。こちらの指摘に焦ったような表情を浮かべては反省するような言葉を言うと「いいって、そういうの。俺は我が儘なシュアンが好き」と、こちらのことを求めてくる我が儘。自分のものじゃないとダメという我が儘。それらすべては結局自分を想ってくれてのことで、反省する相手を慰めるような言葉を述べて。事前に用意してもらっていた龍族専用の浴衣は相手にとても似合っていて、こちらについてきながら部屋を指差すと「こっちにもあるんだよ」とそのまま大浴場に連れて行けば更衣室が分かれており、「じゃあそっちで服脱いで、また後でな」と更衣室に入っていけば、もう浴衣を脱ぐだけであり腰にタオルをまけば早速混浴の大浴場に入って)
(わかりました!きつく躾けておきます!すいません、自分レス蹴り苦手なのであまりしないんです…質問ですが、この時はもう指輪を渡してますか?
お気遣いありがとうございます!これからも末長くよろしくお願いします!)
(こんなにも浴びせているのに何故か当たらないキスに不思議そうな顔をしつつ、今度こそ、と抱きつきながら相手の唇に触れようとするがその唇がいつもの苦笑を浮かべてくれるとひとまず満足して自分も微笑み「はいっ、稜様はずっと稜様のままでいてください…もちろん、今とは違う稜様に変わっちゃってもずっと好き、ですけど…」今のままの相手が大好き。しかし相手がどんな風に変わったって、相手が相手である限り大好き。そんな相反する想いに自分でも混乱しかけながらたどたどしく愛を伝えて。落ち込む自分を慰めるようにかけられる言葉を聞き、すぐには頷かず何か考えるようにじっと相手を見つめては「…稜様は、良い子より我が儘な人のほうが好きなんですか?」と少々ずれた受け取り方をして、単にそういう好みなのだろうかと真剣な様子で尋ね、返答によって身の振り方を変えようと考えて。相手の言う通りすぐ大浴場が見えてくると、相手と離れ離れになることに不安そうな顔をしつつ自分も更衣室に入り。と、次の瞬間目に飛び込んできたのはたっぷりと豊満な胸やすらりと長い手足、妖しげな紋様の刻まれた下腹部を惜し気もなく露にした美しい女性。思わずドキッとして目を逸らすものの、黒髪が揺れるその背に蝙蝠のような翼があること、そして彼女が向かう先には"好物"である相手がいることを思い出すと慌てて服を脱ぎ追いかけて「稜様っ、その人――…」言いながら浴場に向かった時にはもう遅く、女性は先に着いていたらしい相手を誘うように近づき「――今晩は。お兄さんも一人なの?ねぇ…良かったら体、洗ってあげましょうか?」とやたら艶めかしい声で話しかけているところで)
(/楽しみにお待ちしております! そうだったんですね、すみません…!ではこのまま続けさせていただきますね! 双方ナンパが控えていますし、指輪はまだしていなくて良いと思います笑
はい、こちらこそよろしくお願い致します!)
(何故キスご当たらないのか不思議でたまらないと言った様子の相手が、微笑みながら言えば「うん、約束する。だからシュアンも約束して。シュアンはシュアンのままでいるって」とどんな形でもこちらのことが好き。でも、今が1番好きと言ってくれる相手に対して、このままでいることを約束すると、その条件として相手もそのままでいて欲しいと言って、やっとこさ相手のキスを受けて。こちらの言葉を少々ずれた感じで受け取ると「うーん…まぁ我が儘な子の方が可愛い気はするな」といい子よりも活発な子の方が相手の年代としては可愛げがあるといえば「もちろんいい子も好きだぞ」と、言っては相手を励まそうとして。大浴場に入ったのはいいものの客は誰1人としておらず、少し残念そうに肩を落とした途端、後ろから艶かしい声で声をかけられれば振り向いて。そこには誰が見ても美人で、体つきも女性らし過ぎの女性が立っており。「いや…1人じゃないです…」と相手の妖艶な雰囲気に飲まれそうにそう言えば「体は他の人に洗ってもらえるんで大丈夫です」ともしそんなところを見られてしまえば相手がどうなるかわかったもんじゃない。丁寧に断ろうとして)
(/でも、なんとかレス蹴りしようとは思いますんで、ご遠慮なく言ってください。指輪の件了解しました!積極的なサキュバスさんありがとうございます!あと質問なのですが、サキュバスさんに対してどんな態度取ればいいですか?たじたじでしょうか?それとも真摯にでしょうか?)
(何故キスご当たらないのか不思議でたまらないと言った様子の相手が、微笑みながら言えば「うん、約束する。だからシュアンも約束して。シュアンはシュアンのままでいるって」とどんな形でもこちらのことが好き。でも、今が1番好きと言ってくれる相手に対して、このままでいることを約束すると、その条件として相手もそのままでいて欲しいと言って、やっとこさ相手のキスを受けて。こちらの言葉を少々ずれた感じで受け取ると「うーん…まぁ我が儘な子の方が可愛い気はするな」といい子よりも活発な子の方が相手の年代としては可愛げがあるといえば「もちろんいい子も好きだぞ」と、言っては相手を励まそうとして。大浴場に入ったのはいいものの客は誰1人としておらず、少し残念そうに肩を落とした途端、後ろから艶かしい声で声をかけられれば振り向いて。そこには誰が見ても美人で、体つきも女性らし過ぎの女性が立っており。「いや…1人じゃないです…」と相手の妖艶な雰囲気に飲まれそうにそう言えば「体は他の人に洗ってもらえるんで大丈夫です」ともしそんなところを見られてしまえば相手がどうなるかわかったもんじゃない。丁寧に断ろうとしては「あの、どちらさまですか?」といきなりこの人はなんなんだと思えば率直に名前を聞いて)
(/すいません!書き直しました!)
(何故キスご当たらないのか不思議でたまらないと言った様子の相手が、微笑みながら言えば「うん、約束する。だからシュアンも約束して。シュアンはシュアンのままでいるって」とどんな形でもこちらのことが好き。でも、今が1番好きと言ってくれる相手に対して、このままでいることを約束すると、その条件として相手もそのままでいて欲しいと言って、やっとこさ相手のキスを受けて。こちらの言葉を少々ずれた感じで受け取ると「うーん…まぁ我が儘な子の方が可愛い気はするな」といい子よりも活発な子の方が相手の年代としては可愛げがあるといえば「もちろんいい子も好きだぞ」と、言っては相手を励まそうとして。大浴場に入ったのはいいものの客は誰1人としておらず、少し残念そうに肩を落とした途端、後ろから艶かしい声で声をかけられれば振り向いて。そこには誰が見ても美人で、体つきも女性らし過ぎの女性が立っており。しかし、1番に目に入ったのは彼女と何もかもが真逆の翼を持っていること。「いや…1人じゃないです…」と相手の妖艶な雰囲気に飲まれそうにそう言えば「体は他の人に洗ってもらえるんで大丈夫です」ともしそんなところを見られてしまえば相手がどうなるかわかったもんじゃない。丁寧に断ろうとしては「あの、どちらさまですか?」といきなりこの人はなんなんだと思えば率直に名前を聞いて)
(/度々すいません!また書き直しました!)
(唇はようやく重なったものの、いざ自分が約束するというのは何だか難しく、余韻に浸る間もなく悩むような表情を見せて「私のまま…。稜様みたいに料理が上手になったり、大人になったりしなくて良いってことですか?」今までは相手に釣り合う存在になろう、変わろうと努力してきたことが多かっただけに不思議そうに呟くがやがてそっと小指を差し出して「…わかりました。稜様が変わらなくて良いって言ってくれるなら、私は私のままでいます」と迷いは残しつつはっきり告げて。近頃自分が我が儘になってしまっている自覚はあった。だからこそ相手が我が儘なほうが可愛いと答えた途端ぱっと笑顔を咲かせ、続く言葉も聞かずに再びぎゅうとくっついて「――じゃあ、今まで通り我が儘で良いんですね!」と何とも極端な、ひどく嬉しそうな様子を見せ「じゃあ、まずは…えっと…稜様も私のこと、ぎゅってしてください。それからさっきみたいにキスして、それから…」きらきら瞳を輝かせながら今思いつく限りの願いを言い、精一杯我が儘に振る舞おうとして。出入口で固まったまま相手と女性のやりとりを息を飲んで見つめていれば、どうやら相手は女性の誘いを上手く断ってくれたようで。しかしその程度で引き下がってくれるほど彼女は、男性を魅了する力を持つサキュバスは甘くないはずで「貴方の隣の部屋のお客さん。何度も廊下ですれ違ったじゃない…名前はリリス、呼び捨てで呼んで頂戴」名前を名乗るだけでも甘ったるい声音を使い、離れている、かつ同性の自分でもわかるほどのフェロモンを振り撒いて相手にさりげなく触れ「なら私の体を洗ってくれない?貴方と違って洗ってくれる人もいないし、寂しいの…少しくらい、その"他の人"を待ってる間くらい良いでしょう?」と甘えるように食い下がっており。割って入りたいのに何故か一歩が踏み出せず、嫌な意味でドキドキしながら祈るように相手の反応をじっと見つめて)
(/いえ、主様のやりやすい形で大丈夫ですので!本当に困った時はお願いしようと思います!
サキュバスさんにはたじたじになればシュアンが対抗心を燃やして参戦してきますし、真摯に対応してくださればときめいたシュアンが後々燃え…こちらの反応はあまり変わらなさそうなので、稜様のやりやすい形であしらってくださって構いません!笑)
(こちらの言葉に悩むような表情を見せると、どうやら難しく考えてしまっているようで、不思議そうに呟き小指を差し出してくればその小指を閉じさせて「あー、なんだか難しく考えちゃったか。シュアンのままでいてくれっていうのはお前が俺でいてくれてって意味と一緒だよ」となんだか申し訳なさそうに顔を歪めながら苦笑してそう言って。笑顔がぱっと咲いてこちらに抱きついてくれば、もう我慢する必要はないとわかれば極端にお願いしてくるとそのお願い1つ1つに答えていき、瞳を輝かせる相手に「これくらいのお願いなら可愛いんだけどなぁ」とスキンシップだけのお願いなら簡単だとぼそりと呟いて。いきなり現れた女性は嫌という程大人の色香を放っており、名前を名乗ってくればそういえば何度かすれ違った覚えがあり、その度に綺麗な女性だと覚えており。甘えるように食い下がってくれば、断りたいのに何故か断れなくて「わ、わかった…」と言えばボディタオルを泡立て始めては相手の体に泡を塗りたくっていき)
(/わかりました!なるべく頑張ります!
わかりました!たじたじになってシュアンを煽らせて暴走させようと思いました!)
(ぱたんと閉じられた小指にますます不思議そうな顔をして、指と相手とを交互に見やるが申し訳ないと言わんばかりに顔を歪めて苦笑されるともっと単純な話ということで改めて少し考えてみて「…一緒ってことは、稜様も今の私が一番…好きっていうことですか?」改めて口に出すのは恥ずかしく、しかしほんのりと期待を滲ませた表情で問いかけて。望み通り抱きしめられキスをされると一層笑顔を明るくして喜び、次の我が儘を考えるのも忘れて幸せそうにくっついていたがそんなに密着していれば相手の呟きが聞こえないはずもなく。抱かれた腕の中から相手を見上げては「我が儘は可愛いんじゃないんですか…?」可愛くない我が儘もあるというような口ぶりに嫌な予感がして、恐る恐るといった素振りで確認し。まさかと思って見つめていれば相手もサキュバスには勝てなかったのか女性の裸体をいつも自分にそうしてくれるように手で洗い始め、その光景にプツンッと何かが切れるような感覚を感じた時には既に躊躇など忘れて2人の側に早足で向かい「――私の旦那様に何のご用ですか?」ぎゅっと拳を握りしめ、精一杯の怒気に満ちた様子で声をかけるが女性のほうはちらりとこちらを見ただけで「…だぁれ?貴方のメイドさんか何か?」とまた相手に妖艶に笑いかけ。「今ねぇ、その優しい旦那様に洗ってもらってるところなの。良い子は大人の邪魔はしないで一人でお風呂に入れるようにならなきゃね」とようやくこちらを向いたかと思えば邪魔者扱いの上に子供扱い。ここも洗ってと相手の手を取って胸に触れさせるのを黙って見ていられるはずもなく「…じゃあ、稜様がそちらのサキュバスさんを洗ってあげるなら、私が稜様を洗ってあげますね」明らかにムッとしたままあくまで女性ではなく相手に話しかけるとその背中にぴたっと密着し、正面にある大人の女性の体から自分のほうへ相手の意識を引き戻そうと胸を押し付けたり不慣れながらもアピールしつつ洗い始め)
(/了解です!稜様がサンドイッチのような状態になってしまい申し訳ないです…笑 では徐々にエンジンをかけていきますね!)
(閉じられた小指を不思議そうに見つめては交互に視線を変えながら考えながら問いかけてくると「うん、今が1番好き。でも、これからもっと好きになるかもしれない」と今の可愛いくらいに求めてくる相手が1番いいと微笑みながら言えば相手次第でもっと自分の好みになる可能性があると述べて。相手の我が儘に付き合うたびに笑顔が咲いていくと、腕の中から見上げて問いかけてくればどうやらこちらの呟きは聞こえていたらしく「あー…うん、可愛くない我が儘もあるんだよ」と相手の場合、暴走したときの我が儘でそれは怖いに等しく、しかしそのようなことを言えるはずもなく言葉を濁しながらそう言って。相手の妖艶な誘惑に耐えられるはずもなくただ丁寧に、彼女にしているのと同じように優しく撫でながら泡を塗っていけば、2人の険悪な雰囲気に水を差すことができずにいて。次の瞬間、こちらの手が相手の胸に移動させられると「な、なにを…!?」と驚きながらも彼女のものとは違う量感と手触りに負けてしっかり揉んでしまい。それに対抗するように後方から胸を押し付けるようにこちらの体に泡を塗ってくると「ちょ、しゅ、シュアン…!?」と2人の柔らかい感触に挟まれてはもう耐えきれないと泡だらけの3人の体を洗い流して。すると、逃げるように湯船に勢いよく入って)
(/いえ!このシチュはマジな方で最高です!もっと積極的に来てもらっても大丈夫です!)
(今の自分が好きだという言葉に頬を染めるが、その後に続く言葉を聞くとぽーっとしているわけにもいかず「本当ですか?どうすればもっと好きになってもらえますか…?」相手にもっともっと好かれたい、そんな想いから前のめりになりながら真剣な顔つきで問いを重ねて。可愛くない我が儘もあるにはあると言葉を濁され、俯けば自分の行動を振り返って考えてみるもののいまいち理解できていない様子で「…お仕事に行かないで欲しいとか…稜様に迷惑をかける我が儘、でしょうか。…あれは、稜様も喜んでくれてるから違うはずですし…」思い当たる節をぽつりぽつりと呟き、何度か相手を襲うような真似をした事も思い出すがあれは相手もきちんと反応して自分を求めてくれていたはず、と頬を赤くしながら都合の良いように解釈し、心底わからないと困った顔をして。板挟みに耐え兼ねたのか、自分達にさっさとお湯をかけざばっと湯船に逃げ込む相手を険しい表情のまま追いかけては「待ってください稜様、私も一緒に入ります…!」「そうそう、結局一緒に入るんだから。そんなに急がなくても良いでしょ"稜様"?」くすくす言葉を被せながらついてくる女性をキッと視線で牽制しつつ、結局今度は左右から相手を挟む形でお湯に浸かり。間髪入れずにまた相手に絡むようにしなだれかかり「じゃあ稜様、さっきの続きをしましょう?今日泊まってるお客さんは私達だけ。何をしたって良いんだから」と耳元へ囁き誘う女性を見ると、このままでは確実に相手に手を出されてしまう。その危機感に頭が真っ白になり、咄嗟に相手の上に乗っかって「…よかったですね、稜様。他に誰もいないなら何をしても…こんなことしたって良いそうです」負けじとわざと大きな声で囁いて、手を出されそうならこちらが先に手を出すまでのこと。体を重ねるように抱きつきながら第三者の視線も気にせず、むしろ見せつけるために深く激しいキスを始め)
(/お気に召していただけて良かったです!笑 ならせっかくですし、サキュバスはすぐ引っ込めずにもう少し粘ったほうが良いでしょうか…?
では遠慮なく、ギリギリアウトなところまで行かせていただきます!)
(こちらの言葉にぽーっと頬を染めるが、次に続いた言葉には食いつくように前のめりになって真剣な顔で問いかけてくると「それはシュアンが考えないと。どうやったら好きになるかを考えたら自然になってるもんだよ」と女性は気になる異性に好きになってもらうための努力をしているとより可愛く見える。そんなことが若者の雑誌に載っており、実際自分もどうすればいいのかわからない。そこは雑誌の言葉を借りてそう言って。思い当たる節々を次々に呟くもその度に「これは違う」を繰り返して。どうやら自分で理解していないようで、相手は襲ってきたつもりなどないらしく、そんな相手に半ば呆れながらも「シュアンの言った通り。俺が迷惑するような我が儘はやめて欲しい。でないと嫌いになるからな」と相手に理解させるためにも脅しにも似た言葉を投げかけて。こちらについて来るように向かってくる2人は相変わらず険悪なムードで。いくら逃げても結局は追い詰められるようにまた左右から挟まれて。片や未発達ながらも発展途上な胸。片や成熟しきった豊満な胸で、その両方の感触に真っ赤な顔でなんとか耐えていて。しかし、女性がその豊満な胸を押し付けてくるようにしなだれかかってくるともう我慢ならんと手を出そうとした瞬間、相手がこちらの上に乗っかって大きな声で囁いてくるとすぐさま唇を塞がれてしまい。それはまるで相手に見せつけるような激しいキスで3人だけのこの空間に水音が響き渡り)
(/そうですね。もうすこしサキュバスさん出して欲しいです。それから質問なんですがリリスさんのルートとかありでしょうか?
図々しい質問なのですが、明日からは通常通りこれるのでしょうか?)
(ただ尋ねるのではなくどうすれば好かれるか自分で考え、努力することが答えに繋がる。そう言われればしばらくじっと黙り込み、精一杯考えてみるが相手が何故こんなにも自分を大切にしてくれるのか未だに理解しきれていない自分にとってはやや難しい話で「自然に、ですか…たとえばもっと綺麗になろうって頑張ったり、そういうことで良いんですね…?」唯一ぱっと思いついたのは相手が綺麗だと言ってくれたこの容姿。長く伸びたままの髪を耳にかけ、整えてみながら提案してみて。どうやら自分の考えは当たっていたらしく、我が儘はやめろと、でなければ嫌いになるといつになくはっきり告げられてはショックを隠し切れずに青ざめて「…わかりました…この旅行が終わったら、もうずっと一緒が良いなんて我が儘言いません。ちゃんと留守番できる良い子に戻ります…」と襲った件についてはやはり自覚しないままではあるが、もうひとつの我が儘についてはきちんと反省してみせて。サキュバスという敵を前に恥ずかしさと対抗心で耳まで真っ赤にしつつ、自分と相手はこんなに深い仲ということ、自分は相手の事をこんなに知っていることを示すように今までの経験を活かして相手の悦ぶようなキスを必死に続け。しかし経験で言えばサキュバスが上か、先ほど相手の我慢が途切れた一瞬を目ざとく捉えていたらしく余裕たっぷりにキスを眺めては「…その子も頑張ってるみたいだけど。貴方はもっと違うことがしたいんじゃない?」しなだれかかったまま相手へひそやかに囁き、その耳を器用な舌先でつうっとなぞりながら手を取れば黒髪のかかる頬へ触れさせ順番に首筋、胸元へと滑らせてやり「…私はね、貴方を見つけたときからずぅっとこうして欲しかった…」相手の手を下腹部に刻まれた紋様まで持ってきた時、とどめとばかりに甘やかな声と共に耳へ吸い付くようなキスをして)
(/了解しました!ルートと言いますと、リリスと最後まで発展してしまう…ということでしょうか?勿論アリですが、シュアンが物凄い事になってしまいそうなのでその辺りはどう致しましょうか?
はい、ご報告が遅れましたが先ほど帰宅しましたので明日からはいつもどおりお相手をお願い致します!3日間もお待ちくださりありがとうございました!)
(こちらの言葉にじっと黙り込んで考え込むような様子を見せてくるとあまり理解できていないが自分なりの答えに行き着いたらしく、提案してくるように問いかけてくると「まぁそんな感じ。シュアンが俺に好かれるように頑張る。俺からはそれだけしか言えない」と相手なりの答えはあながち間違いじゃなく、それに細くするように言えば微笑んで。こちらの脅しに青ざめるようにショックを受けるも襲ってきたことには反省の色を見せずにいては「うん、いい子だ」と今の時点そう言えるだけでもこちらのいういい子であり、そう言いながら相手に頭を撫でて。どうや相手の激しいキスは無理しているようにも思えて、それもそのはずそうでもしないと隣のサキュバスに取られそうになるとは思うだろう。しかし、その努力もむなしく相手のひそかな囁きに図星のようで、その器用な舌遣いに鳥肌を立てればやはりサキュバスというのは経験が多いのか、こちらを誘うテクもかなりのもので、こちらの手を上から順番に触れさせられて行けば相手の特徴的な紋様にまで行き着くと甘やかな声で耳にキスされればもう我慢できなくて。相手の成熟しきった唇。それはどんな感触が気になり、相手の唇から逃れるように離れるとサキュバスの魔力にかかったように今度はリリスにキスをして)
(/そうですね…リリスとも関係を持つようになったりするのもありかと…かなり我が儘で俺得過ぎるのでシュアン様が嫌ならはっきりとおっしゃってください。出来ればシュアンと少し和解出来たりしないですかね?2日目に続き、3日目にはこちらのいないところでナンパされて、連れて行かれるところをリリスが助けるなど…ところでどうやら息子はサキュバスの魔力に負けてしまったようです…
報告ありがとうございます!いえ!かなりの頻度で来てくださったのでこちらとしては満足です!)
(相手の返事は短いものだが、自分の悩みに対する答えとしては充分な意味を持っており。向けられる微笑みにしっかりと頷いては「…わかりました。稜様にもっと好きになってもらえるシュアンになれるまで頑張りますから、待っててくださいね」とやる気に満ちた笑みを浮かべて宣言し。反省したことを早速良い子だと褒められ、頭を撫でられるとその心地良さに目を細めると同時に近頃こうして撫でられる機会が減ったことをぼんやりと考え。単に他の触れ合いが増えただけだと思っていたが、自分が良い子ではなかったから撫でてもらえなかったのだろうか。そう思い至り「――代わりに、ちゃんと我慢できたらこうやって撫でて…褒めてもらってもいいでしょうか?…それも、稜様が困る我が儘でしょうか」努力する代わりに別の我が儘を叶えてほしい、とおずおずと提案し。サキュバスの囁きにも気付かず懸命にキスを続け、突然相手から唇を離されるとこれで目を覚ましてくれたに違いない、続きをするために二人きりの部屋に戻ろうと言ってくれるに違いないと希望に満ちた表情で期待して。しかし目に入ったのはまだ互いの銀糸が伝う相手の唇が何も言わず、傍らの女性の唇を味わうように口づける光景。何が起こったのかわからずただ見開く瞳には女の淫猥な笑み、相手の唇から口内へ入り込み妖しく蠢く赤い舌だけが映り。そのままずるずると相手が籠絡されていく様を見たくないのに目を逸らせず、涙が零れていく事にも気付かず見つめてしまえば急に様々な感情が波となって押し寄せてきて「あーあ、泣いちゃった」という哀れむ言葉さえ妖艶な声を背に、いてもたってもいられず逃げるようにその場を飛び出し)
(/一度きり、もしくは今後もということでしょうか?どちらにせよ面白そうなお話なのでぜひ挑戦してみたいです…!和解の件も良いですね!リリスと関わることでシュアンの考え方も変わるというか、今の嫉妬しすぎな性格から「稜様が望むなら他の人に手を出しても良い」というようなややおおらか?な性格に成長する、というのもどうかと考えております。
そして、負けてしまった稜様はサキュバスが美味しくいただかせて貰いました笑 事が終わった設定で場面転換してくださっても構いませんし、せっかくなのでシュアンをしばらく引っ込ませてリリスのみと絡むというのも可能ですがどうしましょうか?
そう言っていただけて安心しました!また何かありましたら事前にお伝えしますのでよろしくお願いします!)
(こちらの言葉にしっかりと頷く相手がやる気に満ちた表情になると「わかった。シュアンが頑張るなら、俺も頑張らないとな」と相手が自分のために頑張ってくれるならこちらも相手のために頑張らなくてはならない。それがこちらの相手に対する礼儀であり、愛であり。こちらが撫でることによって相手がぼんやりとした表情を浮かべると、おずおずとした提案に「撫でるくらいならいつでも撫でてやる。こんなの迷惑の内に入らないよ」と相手が望むならば、撫でるだけならばいくらでもすると述べてはまた撫でて。先ほどあったばかりだというのに、何故これほどまでに相手に魅了されているのはサキュバスの特性だろうか。それでも、いつもとは違う唇と舌遣いの感触にうっとりとキスを続けていれば、彼女そっちのけでキスに没頭しており。2人の様子を見かねたのか、浴場から走って出ていくとかなりの罪悪感に襲われるが今はもうそれどころじゃない。そのまま相手と体を密着させてはこちらからも舌を相手の舌に絡めて。数十分後。場所は相手の部屋へと移り、おそらく入浴している間に従業員が敷いておいてくれたらしい布団の上に2人の体が重なり、お互いに息が切れた状態で)
(/ありがとうございます!そうですね、リリスと少し話し合うことだおおらかになるもこちらを求めてくる度合いは変わらないといった感じで!
美味しく食べられちゃいました…←そうですね、少しシュアンは引っ込めてしばらくはリリスと絡むほうでお願いします!あとシュアンへの謝罪を、考えないとですね…
はい!こちらも何かあったら連絡しますのでこれからもよろしくお願いします!)
(自分同様相手も頑張ると言われると笑顔から一転きょとんとした表情を浮かべて「…そんなことしなくても、稜様のことはこれ以上好きになれないくらい大好きですよ?」今度ははにかんだ微笑みを見せながら嘘偽りのない本心を述べ。けれどもし相手が自分にもっと好かれるよう頑張ってくれたなら、と想像すれば「それに…もしこれ以上好きになっちゃったら、稜様のことが好き過ぎておかしくなっちゃうかもしれません」きっと本当に一瞬でも相手から離れられなくなる、と頬を染めながら呟いて。躊躇いを拭い去るように再び撫でられると心地好さと嬉しさにうっとり目を閉じ「…でも、それじゃご褒美になりません…それに…」まだ迷いのある言葉を零すと同時に、優しく撫でられ触れられる度にもっと触れて欲しい、頭だけでなく体中を撫でて欲しい、と熱を持つ感情を持て余してそわそわと体を揺らし。サキュバスの力に抗える男性など滅多にいるものではなく、恋人らしい龍族を連れた相手もまた然り。誘い込んだ部屋で味見を済ませると目をつけたとおり、病み付きになりそうな甘い精気に恍惚として「――こんなに美味しい人は初めて…。貴方の味、好きになっちゃいそう…」艶っぽく乱れた息を混ぜて囁けば先ほどの子供のようにぎゅっとしがみつくのではなく、柔らかい腕でするりと絡め取るように相手の体を抱き。滅多にいない好みの相手とこれっぽっちで済ませる気などないけれど、こちらから求めてばかりでは萎えられてしまうことなど常識で「貴方はどう?私の事、気に入ってくれた…?」翼からは常人なら理性が飛ぶほどのフェロモンを振り撒きながらも焦らすように乱れた髪や熱い頬を撫で、甘えた声と微笑でゆったり問い)
(/了解しました!今までのような一方的な暴走は無くなるようにしますか?
ではしばらくリリスのお相手をお願い致しますね。何でしたら今日はリリスの部屋に泊まってシュアンとは顔を合わせないまま。2日目の朝、傷心のシュアンが海へ向かい絡まれた所をリリスに助けてもらって和解、その後稜様と合流…という形にすれば謝罪のいらない展開になるかと!ナンパは3日目に回す形になりますがどうでしょうか?)
(あたかもそれが当然かのような、自分の言葉にキョトンとした表情を次には微笑みに変えており、本心を述べると「それもそうか」と反論もせず、うっかりしてたとでも言うようなかんじでそう呟き。実際相手からの想いは嫌という程受けてきているために、嫌という程わかっているため、頬を染めながら呟き相手に対して「それも面白いかもな」とこちらのことが好きすぎたなってしまったなら相手はどうなるのだろうと興味が湧き、苦笑しながら耳元で囁いて。こちらが相手の頭を撫でた途端、急に相手の体には熱がこもり出し、そわそわと身を寄せてくると迷いのある言葉に「じゃあシュアンがいい子にしてたら撫でるから」とそれならばご褒美になるだろうと思い、提案して。静かな2人だけの空間にはその2人の荒々しい呼吸の音だけが響き渡り、艶っぽい声で囁いてくると「俺も…リリスのことが好きになりそうだ…」といつもより、何故か疲れた感じがするがそれはサキュバスのせいか。シュアンとはまた違った時間を送ることができ、それが癖になってしまいそうだと乱れた呼吸を整えながら耳元で囁いて。こちらの体を絡めるように抱いてくるとその漆黒の翼から妖しい香りが漂ってくれば誘うような手遣いに「あぁ、気に入った。俺の女にしたい」と相手のその問いかけには言うことなしでストレートに言葉を投げれば、濃厚なキスを施して)
(/そうですね、一方的な暴走はなくなるけど独占欲は変わらないようにして欲しいですね。
いいですね!早速その感じでいきましょう!
なんだかとてつもない浮気をしてる感じがして罪悪感が…)
(面白いかも、などと寛容とも無責任とも取れる囁きを受けると眉を下げ困り果てたような顔をして「…そんなこと簡単に言わないでください…私だって、稜様に迷惑はかけたくないんです」今でさえ我が儘や抑え切れない感情で相手に迷惑をかけることが多いのだから、いくら相手が興味を示したこととはいえ今以上に惚れてしまったりしたら結局相手を困らせてしまうことは目に見えていて、しかし自分もまた二人の関係がこれ以上深くなったらどうなってしまうのか気になるため曖昧に零し。元の提案通りご褒美として撫でてもらえることになると決まればこくこくと頷いて「はい、お願いします…それで…えっと、撫でる以外のことは、別にご褒美じゃなくてもしてもらえるんですよね…?」話はまとまっても灯った熱が消えるわけではなく、そっと顔を近づけながらドキドキと尋ねてみて。まんまと黒い翼から発せられる力に翻弄され、好きになりそうだと、自分のものにしたいと口にする男の姿など今まで何十と見てきた光景だが味も見た目も好みの男性とあれば月並みの甘言も満更ではなく。くすっとまた笑みを零して濃厚なキスを受け入れるものの、また焦らすようにちろりと舌先をくすぐっただけで唇を離し「男の人って皆同じ事を言うのね…でも、貴方に言われたらちょっとドキドキしちゃった」そう囁いてから今度は自分が貪るような深いキスを与え、どれほど唇を重ね合ったのか、そろそろ頃合いというタイミングで布団に横たわると「今日は貴方の――稜の女になってあげる。だから稜も私のものになって…?」壁の向こうで泣いているはずの少女が呼んでいた相手の名前を気まぐれで自分も呼んでみて、背徳感にときめきながら本格的に相手を堕とそうと濃密な時間をたっぷり過ごし)
(/わかりました、ちょうど良いバランスを目指してみますね…!
ではその流れで進めます!和解パートはこちらの操作キャラしか出番がないので「こういう事があった」という二言三言のあらすじで片付けるか、もしくは主様宛てのレスではなく補足文のように勝手にそのシーンのロルを書かせていただくこうかと思うのですが、どちらが良いという希望はあったりますか…?
稜様のせいではなくサキュバスパワーのせいなので浮気ではないです!笑 それかいっそハーレムモノだと考えてしまえば…←)
(眉を下げて困ったような表情をして、これ以上好きになってしまえばこちらに迷惑がかかってしまうと相手は理解しているらしく。そんな相手に、こちらに迷惑をかけたくないがために相手の自由を縛っているのではないだろうかと心配してしまい。相手には奴隷時代を過ごしてきた分、自由に伸び伸びと過ごして欲しく、そんな思いから「大丈夫、シュアンの気持ちは全部受け止めるから」と相手を優しく抱きしめて耳元で安心させるように囁いて。こちらの提案に相手も納得したらしく、こくこくと何度も頷くとそれ以外のことはいつでもいいのだろう言いながら顔を近づけてくれば「いいよ」と短く返せばそれを察して相手に軽いキスをして。こちらから相手に深いキスを施そうとするもそれを簡単にいなされて唇を舐められるだけでもどかしく、囁かれた言葉からはやはり相手は生きるために何人もの男の精気を吸い取ってきたらしく、そのことを相手の言葉から察すれば他の男と一緒にされてしまうのが嫌で「俺は他の男とは違う」とムスッと言えば、再び開始される深いキスに没頭して。2人だけの空間にピチャピチャと水音が鳴り響けば、横になって誘うようにこちらの名前を呼んでくると「あぁ、お前は俺のもので俺はお前のものだ」と今夜だけはそうしよう。そう思えば相手と体を重ねて2人の甘い時間を過ごし。いつの間にか寝ていたらしく、起きた時にはお互い裸で抱き合っており)
(/度々こちらの要求を飲んでくれてありがとうございます!
希望としてはそのシーンのロルを書いていただきたいです!
ハーレムモノ…!俺得すぎてありがとうございます!メインはシュアンでたまにリリスとのルートもありな感じでいいでしょうか?)
(迷う気持ちごと抱きしめるように優しく腕を回され、想いの全てを受け止めると囁かれればその優しさに甘えてしまいたくなり切なさに目を伏せて「駄目です、そんなことしたら…稜様が壊れちゃいます」安心して想いをぶつけてしまいそうになる自分を抑えようと唇を噛み、きっとこんな深すぎる想いは受け止めきれないだろうとか細い声で伝え。察してくれたらしい相手に許可のように軽くキスされるとふわふわと翼を揺らして喜び、次は自分からちゅっちゅっと短いキスを繰り返し。それから次はやや長めに唇を重ね、口に出さずともこれ以上のキスを望むようにして。瞬く間に過ぎた一時は相手の言葉通り他の男とは全く違う甘美なものとなり。余韻に浸っているうちにうたた寝をしてしまったらしく、差し込む朝日に目を覚ますが抱きしめられたままの体では動けず苦笑しながら眠る相手の髪を撫でて「…おはよう。良い夢は見れた?」やがて相手が目を覚ますと額にキスをしながら揶揄うように囁いて。魅了の効果などとっくに切れているのだから、この後はさっさと服を着て部屋に戻ってしまうはず。それを見越して汗でべたつく体につつ、と指を滑らせてやっては「あの子の所に戻る前に、ちゃんとお風呂に入って体を洗ったほうが良いんじゃない?ほら…こんなに私の匂いが染み付いちゃってる」ちょっとの意地悪を織り交ぜた笑みを浮かべ、甘い残り香を嗅ぐように相手の首筋に顔を埋めては戯れにちゅっと跡を残してみて)
(/いえいえ、優柔不断なのでご意見や提案をいただけてすごく助かっております!
ではもう少ししたら勝手に書かせていただきますね!
サブヒロイン的なポジションですね、楽しいので全然アリです!笑
リリスはこのまま稜様をお気に入りの餌として執着するか、シュアン同様惚れさせるか迷っているのですがハーレム的にはどちらが良いでしょうか←)
(優しく抱きしめれば、こちらの言葉に目を伏せながら壊れてしまうとか細い声で言えばどうやら相手も暴走して加減が効かないのを自覚しているらしくて。そんな相手を励ましたいと思えば「じゃあ一回だけ。いつか一回だけお前の全部を受け止めるから」とその時はなんとかこちらも頑張ろうと決心してはそう言って。こちらのキスに翼を揺らすとこれが相手の喜びのシグナルだとわかればそのままキスを続けてはどんどん密なキスとなっていき。朝日のまぶしさに顔をしかめ、目を開ければそこには裸のサキュバスがおり。この状態に理解が追いつかず、顔を赤らめていれば額にキスをされると「俺はなんてことを…!」と愛を誓った相手がいるはずなのに、他人と愛を確かめることをしてしまったことに罪悪感を感じて。お互いどちらのものかわからない体液でベタベタの体を指先でなぞられれば、首筋に彼女のものと違う所有印をつけられると。「くっ…」とこうなったのは相手のせいと反論したいが相手の挑発やフェロモンに負けてしまったのは自分の弱さのせいで何も言えず、相手の指摘に急いで相手の部屋の温泉に入れば体に残った相手の甘ったるい匂いを消すようにガシガシと乱暴に洗い、慌ただしく洗い流し、慌ただしく着替えては急いで部屋を出て相手が待っている隣の部屋にあがって「シュアン!」と相手がどんな状態か想像もできずに相手の名前を呼んで)
(/そう言っていただけると助かります!
はい!よろしくお願いします!
ありがとうございます!そうですね…それでは両方ではダメでしょうか?餌としても執着していて、異性としても惚れていてみたいな感じがいいかと。シュアンと2人でこちらのことを共有財産として扱ったりするのがいいかもです!)
(一時の慰めかもしれないけれど、ただ諦めるのではなく一度だけでもと妥協を提案してまで自分を受け入れてくれようとする言葉に胸が甘い痛みを覚えるとこれ以上抗えるはずもなく。自分も相手の広い背中に腕を回して抱きしめ返せば「…ありがとうございます…その一回は、大事な時にとっておかなきゃいけませんね」相手の優しさが嬉しくて愛おしくて、また頬を赤く染めながら楽しみで仕方がないというように華やいだ声を上げて。重ねた唇の間から熱い吐息を零しながら深くなっていくキスを堪能し、時折撫でてほしいと言うように相手の手を取っては髪や首筋に触れさせて夢中になるがそろそろ限界というタイミングでぱっと無理矢理相手から離れ「…ごめんなさい、また我が儘になっちゃいそうでした…」もっともっとと相手をねだりそうになった気持ちを恥ずかしそうに白状し、真っ赤な顔を隠すように俯いて。こちらの読み通り昨夜の甘い態度はどこへやら、余韻に浸る間もなく、目覚めのキスひとつせず罪悪感と後悔だけを抱えて風呂へと駆け込む背中を見送れば「…あーあ、つまんない」と、一瞬抱いてしまった寂しさを追い払うように欠伸混じりに呟いて。どうせ風呂を終えたら真っ直ぐ隣の部屋に戻るのだろう。ならばここで待っていても仕方がなく、べたつく体に浴衣を引っ掛けては未だ体に残る熱を冷ましてこようと旅館を出てすぐ目の前の砂浜へと散歩に向かい)
(/では次のレスからシュアンとリリスのパートに移りますので、お返事はもう少しお待ちください!
両方のほうが良いですね、ではそういう形に持っていきます!モブのつもりがかなりの大役になってしまいましたね…!笑
リリスはともかくシュアンが稜様を財産扱いして良いのかわかりませんが←、了解しました!)
(たった一晩だけだが、他の女性と体を重ねてしまった。いくら相手が能力を使ったと言っても、いくら流されてしまったと言っても自分を責めても責めきれず、そんな気持ちから早く相手に会い、早く弁解しなければと思い至れば自分達の部屋へと入り。「シュアン!」と部屋に入って叫んでも相手の姿はなく、「シュアン…?シュアン…!」といくら呼んでも相手の返事はなくて、「くそ…!」と部屋を出て行き急いで探しに行って)
(/レス蹴りさせていただきました!一応自分が戻った頃には部屋にいなかったというていで進めていますがよろしかったでしょうか?あと短すぎてごめんなさい!
そうですね…もうそうなると設定考えないとですね…こちらとシュアンとの仲睦まじさを見ていつも1人だったリリスが羨ましがって能力を使ってしまった…即席ですがこういうのはどうでしょうか?)
(涙に濡れた長い長い夜もやがては明けて。結局相手が部屋に戻ってくることはなく、一晩中あのサキュバスと一緒にいたのだろうと思えば泣きすぎて痛くなった瞳からまた涙が零れてしまい、こんな気持ちのまま相手に会いたくないと相手が戻ってくる前に部屋を出ると行く当てもなくふらふらと目の前の海へ向かい。昨日海を見たときは隣に相手がいてくれたのに。そう思えば綺麗な青色の風景もただただ悲しいだけで、膝を抱えて途方に暮れていればふと背後から足音が聞こえ「…稜様…?」もしかしたら。そう思ってつい振り向くが、そこに立っていたのは見知らぬ男性で「あれ、今日は一人なんだ。こんな所で何やってんの?彼氏と喧嘩でもした?」同じ旅館の宿泊客なのか、親しげに話しかけてくる浴衣姿の彼に怖くなって後ずさるが最後の一言にぴくっと反応した隙に手を掴まれてしまい。慌てて振り払おうとしても彼はニヤニヤ笑うだけでびくともせず「やっぱり。放っとかれて可哀相だね…ねぇ、良かったら俺の部屋おいでよ。話聞いてあげるからさ」赤い目元を覗き込みながら囁かれれば恐怖にぞわりと鳥肌が立ち、声も出せずにひたすら逃げようともがけばもがくほど掴まれる力は強くなっていき、そのまま引っ張られそうになるがふいに逆の方向からぐいっと体を引かれ「――面白そう、私も混ぜてくれない?着替えたら"妹"と2人で行くから…また後で、ね?」甘い香りと艶っぽい声に、あのサキュバスだ、と気付いた時には彼女は既に男を言いくるめており。彼が満足そうに去っていくのを並んで見届けて「…駄目じゃない、男は嫌がれば嫌がるほど追いかけてくるのに。知らなかったの?」怯えて力の抜けた体を支えながら諭すように囁かれ「勿論その逆もあるけどね」などと昨夜のことなどなかったように微笑みかけられては、相手にもこの笑みを見せていたのだろうかと感謝より先に怒りが湧いてしまい触れる手を振り払って)
(/ありがとうございます、その設定で大丈夫です!短くても全然問題ないのですが、逆にこちらが長ったらしくなってしまいまして…申し訳ないのであうがもう1レス使わせていただき、和解しつつ旅館に戻って稜様と合流…という形にしたいと思います。
何でしたらpfも必要でしょうか…?←
何とも可愛い設定ですね、ぜひその設定でお願いします!それに加えて稜様がサキュバス(リリス)好みの精気を持っていてつい、という要素も入れて良いでしょうか?)
(そもそも、部屋の入り口に相手の靴がないことから気づくべきだった。急いで旅館のなかを探したり、従業員に聞いたりするがやはり誰も目撃者はいなくて。相手を1人にさせているのは本当に落ち着かず、まさかもう誘拐されてしまったのだろうか。相手のことだから希少価値が高いなどの理由で狙われるだろう。嫌な心配がよぎってしまうも一旦冷静になろうと落ち着き、もしかしたら部屋の温泉に入っていたかもしれないと、もう一度部屋を探してみようと部屋に戻って)
(/ありがとうございます!レスについては大丈夫です!
出来ればプロフもあったらかなり嬉しいかと…俺得な設定ありがとうございます!本場のサキュバス来ちゃいましたね笑)
(相手の手を払い、ふらつきながらも向き直ると浴衣から覗く生々しい裸体から目を逸らしつつ「…助けてくれてありがとうございます。…稜様は、まだ寝てるんですか」助けられたのは事実なためお礼はきちんと言って、しかし昨夜のことを忘れたわけではないと声音も表情も硬いまま問いかけて。きっとまた挑発されたり嫌なことを言われるに違いない。そう身構えるも予想に反して彼女は困ったように肩を竦め、控えめな苦笑を見せて「もうとっくに起きて、貴女に会いに行ったみたい。私を放ったらかしにしてね…だからこうやって一人で暇潰ししてるの。皆能力を使わないサキュバスなんて興味ないんだから」指でくるくると毛先を弄りながらつまらなそうに答え、自虐的ともとれる一言さえ添えて笑うばかりで。彼女にのめりこんでいたはずの相手が真っ先に自分の元へ向かった、その事実もさることながら昨夜とは違う彼女の態度にも驚けば責め立てようと用意した言葉も喉の奥でつかえてしまい。しかしこちらの沈黙を別の意味で受けとったのか、ふっと小さく溜め息を吐き「…あの人に浮気されたと思ったんでしょう?でもね、昨日は私がズルしただけ。私の力は他のサキュバスより強いから、力を使えば男の人は皆ああなっちゃうの…まぁ催眠術みたいなもの。心までは奪えないから安心して」こちらの泣き濡れた目元を撫でながら説明されると昨夜抱いた悪女のイメージとは程遠い丁寧さ、そして相手の潔白を証明するような話の内容にいつしか責める気さえ削がれてしまい。「でも…だからって、私のご主人様に手を出さなくても…」「しょうがないじゃない、見た目も匂いも好みだったんだもの。ほら、私って好きな物しか食べられない性格だし…それに。あんな風に毎日貴女とばっかりくっついてたらすぐ飽きちゃうでしょう?たまに他の女に目移りしたほうが長続きするんだから」精一杯発した反論を今度は悪びれもせずけろりとかわされ、更に意味深なことを言いながら歩き出す彼女をどういう意味ですか、もっと詳しく教えてください、と質問攻めにしつつ追いかけて。あれこれ吹き込まれながら旅館まで戻ってくると「――はい、お喋りはもうお終い。まずは心配かけてごめんなさいって謝ってこなくちゃね…稜?探してるのはこの子でしょう?」いつの間にやらたどり着いた部屋の前にて、中から聞こえる相手の足音にまた表情を硬くするが傍らの彼女に押されるがまま室内に入り)
(/長い上にひどく時間がかかってしまい申し訳ありません!少しは和解?出来たかな…と思うので、またこちらに絡んでくだるようお願いします!
本場ですね、他のサキュバスまで寄ってきそうな設定で申し訳ないです笑
ではリリスのpfも作ってみますね!シュアン同様見た目や備考などのリクエストがありましたら教えていただきたいです!)
(温泉にも、御手洗にもやはり相手の姿はなくて。部屋に立ったままもう愛想を尽かしてどこかへと行ってしまったのだろうかと絶望するも、部屋に転がった相手の荷物を見るだけでそれでもと思い、また相手を探し始めて。しかし、外に出ようとするとそこには昨晩のサキュバスと愛しい彼女がいて。相手のその姿に安堵するも急いで相手を抱きしめれば「ごめんっ…!シュアン、ごめんな…!」とまずは昨夜の相手の愛を裏切った行動をしてしまったことを謝り、謝罪の言葉を耳元で何度も繰り返して。しかし気になる点が1つ、何故相手とサキュバスがいるのか、昨日の険悪な空気はどこへ行ったのか。相手にはいろいろということがあるもまずは「シュアンをありがとう」とここまで連れてきてくれたことに対して礼を言って。しかし昨日のことがあり、少し警戒するように「なんであんなことしたんだ」と、問いかけるもそれがサキュバスなのだからと相手が答える前に相手の本心も知らず自分の中で答えに行き着いてしまい)
(/いえ!大丈夫です!とても物語みたいで面白いです!
サキュバスのイメージはこれといったものがないので、1つ言うなら妖艶なお姉さんって感じでお願いします!)
(ちょうど出てきた相手と一夜ぶりに目が合うととにかく何か言わなければ、謝らなければと口を開くが、こちらが声を上げるより早く抱きしめられ謝罪されればぎゅっと胸が苦しくなってしまい「…私も…っ、稜様から離れないって約束したのに、約束破って…心配かけて、ごめんなさい…」しがみつくように抱き返しながら、耳元にかかる声に先ほどの恐怖を思い出したのか自分の行動の軽率さを心の底から反省し。しばらくはそのまま抱き合っていたものの、背後の彼女に語りかける言葉に自分も相手の腕の中から彼女のほうを振り向いて。入口にもたれかかっていた彼女は自身に話が振られるとは思っていなかったのか、一瞬驚いた様子を見せるもまたすぐ妖艶に微笑んでみせて「聞かなくてもわかってるんでしょう?私はサキュバスなんだから。美味しそうな餌を見つけたから摘んだだけ」昨晩あれほど熱く自身を見つめてくれた相手の瞳が今や警戒の眼差しを向けてくるのにも慣れた様子でさらりと答え。しかし寄り添い合う二人の姿をほんの一瞬横目で見ては、またつんと顔を逸らしながら「…それに。サキュバスだって、一度くらいそんな風に抱きしめられたいって思う時もあるの」と、笑みはそのままにまるで羨ましがっているような口ぶりで言葉を続け。先ほどの会話と合わせて見れば、その様子は体だけでなく心まで愛してくれる相手を求めて寂しがっているようにも映り。そんな姿が今まで与えられなかった温もりを求める自分とどことなく重なっているように感じては、ひとつの決心と共に相手の耳元に囁きかけて「…稜様。もし稜様が、またあの人に…リリスさんに触れたいって思ってるなら、そうしてあげてください。…私は大丈夫ですから」共感か、それとも彼女に色々吹き込まれたせいか、今までの自分では考えられないような提案を述べ)
(/ありがとうございます!モブ含め3人も同時に動かすとロルもこんがらがってしまったので、会話の雰囲気だけ読み取っていただければと思います…!
わかりました、では早速作成してみますね!質問ばかりで申し訳ないのですが、稜様より年上でも大丈夫でしょうか?)
(こちらが抱きしめれば、それに応えるように、昨日の寂しさを埋めるようにしがみついてくると反省した言葉を漏らすと「いいんだ、俺の監督不行き届きだ」と相手に非はない。己にあるのだと言いたそうにしていて。入り口側にもたれる相手が妖艶な笑みを浮かべると、この微笑みが自分を惑わしたのだと思うと怒りがこみ上げてきて。しかし、その次に続けられた言葉を聞くと、頭に上っていた血もひいていって。一度はこんな風にしてもらいたい。その言葉は今まで1人だったとでも言いたいような言葉で、相手も心の温もりを求めていたのか。その点に至っては彼女と一緒なんだと思えば耳元で囁かれる相手の言葉に目を見開いて。彼女以外の女性と触れられるのを許可されたことなど初めてで、よほどのことがあったのだろうと思えば「わかった」と相手の気持ちをくみ取るようにして。相手から離れると「昨日はありがとうな」と、自分の相手をしてくれたこと。その他もろもろの感情を込めて相手を包み込むように抱きしめて)
(/大丈夫です!こちらがそんな風にさせてしまっているので申し訳ないです…
はい!年上設定大丈夫です!)
(彼女の妖艶な笑みに怒りの表情さえ浮かべていただけに、相手は触れるどころか彼女を拒絶してしまうのではないか。そう不安になるが、やがてこちらの気持ちを汲み取って彼女のほうへ歩き出してくれると寂しさと安堵が混ざり合った溜め息を吐き。一方彼女のほうは近づいてきた相手を変わらず余裕たっぷりの笑みで見つめ、まるでどう罵られようが、たとえ手を上げられようが構わないといった様子で反応を待っていた様子だったものの抱きしめられるのは予想外だったのか相手の腕の中で目を見開いて「――…変な人。本当に他の男とは違うみたい」情欲のない優しい抱擁に自らも腕を回して応えつつ、揶揄うように呟く言葉には微かに困惑や喜びといった感情が滲んでおり。胸が疼くようにとくん、とくんと鼓動を早め始めるのは相手のサキュバス好みの匂いのせいだけでは無いはずで、心に積もった寂しさを溶かすぬくもりに包まれながら悪戯っぽく苦笑すると「良いの?…こんなことされたら、本当に貴方のこと好きになっちゃうかも…」と視線は後ろの龍に向け、相手の耳元に冗談のように囁くことで双方に尋ね。そう言われるとやはりムッとしてしまうが、これはあくまで自分達のため。相手に譲るわけではないのだから、と先ほど聞かされた駆け引きやノウハウを思い出して堪えては「稜様は私のものです、あなたには絶対に渡しません。…ですから、それだけ覚えててくだされば好きになっても…少しくらい、つまみ食いしたって構いません」彼女の強気な口調を真似しながらも自分は了承の意思を示し。「…もちろん、稜様が嫌なら駄目ですけど…どうですか?」しかし決定権は主人にある。自らも相手の側に歩み寄り、一転弱気な口調で問い)
(/いえいえ、稜様にもこれからナンパ男さんを操作していただきますしお互い様です!
了解です!もう少しで完成しますのでお待ちくださいませ!)
(何をされようが構わないというような、余裕な態度でいる相手が一転。目を見開いて困惑の声をあげれば、この行動は予想していなかったらしく。相手もなにか辛い人生を送ってきたのだ。そのことが口調や、様子から分かり、それならせめて優しくしてやらねばと使命感を負えば「リリスも、寂しかったんだな…」と耳元で囁くようにして。悪戯っぽく苦笑しながら冗談のように囁かれると「好きになられて嫌な男なんていない」と自分の意見は述べたが、後方の相手はムッとした様子でいて。しかし、その言葉に耐えながらも強気な口調で返せば心の中で「成長したなぁ」と呟いて。しかし、その強気な口調から一転。急に弱気になりながら問いかけてくるとこちらも言葉がつまり。1番に愛を誓った相手を裏切りたくはない。しかし、種族故に1人の人生を送ってきた相手も放っておけない。2つの感情が頭の中で渦巻いていれば「俺は…2人とも大事にしたい」と2つの感情は相討ちになって、自分の中で出た結果を必死に絞り出して)
(/はい!じゃあ張り切ってナンパ男をやらせていただきます!)
(相手の腕に抱かれながら優しい囁きを受ければ、平静を装い微笑みを保ちながらもそっと相手に身を寄せる彼女の姿は見た目こそ大人の女性でも以前の自分と同じ、ぬくもりを求めている寂しそうな姿に見えて。彼女が暖かな抱擁をどんなに喜んでいるか、優しい言葉にどれほど幸せな気持ちになっているか手に取るようにわかるからこそ無下に追い払うことなどできず、複雑な表情は浮かべても二人を邪魔することはせず主人の返答を待ち「……わかりました。稜様がそう言うなら、私も従います――あ、でも、昨日みたいに独り占めは駄目ですから…!」やがて告げられた答えは、相手らしく優しいもの。相手が決めたのならそれに従おうとしっかり頷くが、ふと思い出したように慌てれば呆然と驚いている様子の彼女に精一杯キッとした表情で釘を刺し。彼女はというとその言葉でようやく実感が湧いてきたのか、くすっと小さく吹き出すように笑って「――本当に良いの…?そんなこと言われたらつまみ食いじゃ我慢できなくて、ぜーんぶ搾り取っちゃうかもしれないのに」相変わらずからかうような口調で、しかし瞳は真摯に、縋るように相手を見つめてもう一度確かめ「…それでも良いならキスして。その子にしてたみたいに、優しくして」目の前の愛し合う二人のように仲睦まじく、優しく触れ合ってみたい。そんな思いをそっと告げ)
(/よろしくお願いします!笑 ナンパは明日ということなので、今日は三人でイチャイチャして過ごしますか?)
(大人の相手でも、子供よりも大丈夫とはいえやはり常に1人だと人肌も恋しくなるのだろうと、今自分の腕の中で静かに抱かれているとそんな雰囲気を察してくれたのか、彼女はなにも言わずにそのまま黙っていてくれると、こちらの返答に素直に頷いてくれては慌てるように腕の中の相手に釘をさすと苦笑しながらそのまま抱きしめていて。腕の中の相手がくすっと吹き出せば、からかうように、しかし真摯にこちらに縋ってくれば、あれ、地雷踏んでしまったか?と今でさえ搾り取られているのに2人に増えてしまうのか。「これでも鍛えられてるから」と安心させるように微笑みながらそう言って。次の言葉はキスを要求してくるもので、こうなったらもうやるしかないと相手に優しく長いキスをして)
(/そうですね!まずは朝ご飯と称してイチャイチャさせましょう!)
(そういえば、龍族にも自分達サキュバスと似たような特性があるらしいという噂は聞いたことがある。相手の微笑みに傍らの複雑そうな表情の少女をちらりと見やるが確かめてみるのも、そんな表情をさせてしまったことを謝ってご機嫌取りをするのも後にしようと今は向けられる微笑みと、やがて重なった唇の暖かさをじっくりと堪能し。能力を使っていない分昨日のような激しさはないものの自分を受け入れてくれる口づけを柔らかい唇で、舌先で味わっていればじわりと胸が暖かくなるが「――…ねぇ…何だかお腹空いてきちゃった」ときめきと食欲はまた別物。ちゅうっと溢れる唾液を吸い取ってから唇を離し、舌なめずりをしながら空腹で切ない腹部に相手の手を添えさせて誘うように囁いて。すると先ほど相手の背中にくっついて「私だって、今日はまだキスしてもらってないのに…」などと呟いていた龍の少女が負けじと相手の片腕をくいっと引っ張り「――っ、稜様はまだ朝ごはんも食べてないんです、稜様と私のごはんが先です…!」とずっと放っておかれるのはやはり我慢できないのか、最もらしい理由を訴えながら腕を組むとまた昨晩のように両側から相手を挟む形になって。子供っぽい必死さにくすくすと笑ってしまいながら「…ですって。どうする?」「稜様、どっちのごはんが先ですか?」計らずとも二人で声を重ねながら相手に問いかけ)
(/すみません、朝ごはんを食べつつイチャイチャなのかリリスのごはん的な意味でイチャイチャなのか迷った挙げ句、こんな感じになってしまいました…←)
(/そしてリリスのpfが完成したので投稿させていただきます!とにかくシュアンと正反対にしてみましたが、こんな感じでよろしかったでしょうか?)
名前/リリス
年齢/24歳
種族/サキュバス
性格/自由奔放で気まま、欲しいものはあの手この手で手に入れようとするしたたかで本能的なお姉さん。自分の魅力を充分理解しており、それを利用して人をたぶらかしたり揶揄って楽しむなど悪戯っぽく勝ち気な態度が目立つ。一方で純粋な好意や愛情は他人に向けるのも向けられるのも不慣れであり、愛に飢えているものの寂しさを笑顔でごまかしてしまったりと経験豊富なわりには甘え下手。
容姿/緩くウェーブした黒髪は胸を覆うくらいの長さで、サキュバスの証である魅了のフェロモンを放つ蝙蝠の翼や先がハート型になった悪魔のような細長い尻尾も同じ色。紫色の切れ長のつり目にぽってりと柔らかそうな赤い唇をもつ妖艶な顔立ち。身長は168cmと高めでたっぷりとした豊満な胸にきゅっと引き締まったくびれや太ももから臀部にかけてのラインなど女らしすぎるほど官能的な体つき、肌は血色が良く艶やか。へその下には広げた翼のような、ハートマークを崩したような形の紋様が刻まれている。服装は大人の女性らしく露出が多いワンピースドレスなど。
備考/魅了能力をもつ淫魔族の中でも力が強く、どんな男性でも籠絡し利用して楽々と生きてきた。一方でサキュバスという種族上幼い頃から性的な対象としか扱われず、純粋な愛情とは縁のない人生を送ってきたため稜とシュアンのような互いに想い合う関係を羨ましく思っている。稜の精気の味が好みらしく気に入っているが、その容姿や優しさなど彼本人にも惹かれ始めている様子。
(やはりサキュバスという種族上、人の精気を糧として生きているために相手の方が経験は上で、軽いキスながらも舌先で器用にこちらの唇を舐めたりと飽きさせないスキンシップをしてくれば唾液を吸われ、妖しげな紋様の浮かんだ下腹部に手を触れさせると一瞬で意味を理解して。相手を大事にすると言った以上、その面倒もみないといけないわけで、大人の誘惑に頬を赤く染めていると、後ろからも彼女が抱きついてきて。昨夜の大浴場のような状況になっていることに気がつくと、早速揉め始める2人に挟まれていると声を重ねて問いかけられれば「うっ…あ、朝ご飯を先に食べよう。そしたらすぐリリスの朝ご飯も」とこちらも空腹なため、このままサキュバスの朝ご飯に入れば危うくて、悩んだ結果にそう答え。朝ご飯は旅館の食堂でとることになっており、食堂に向かえば自分の知る限り精のつくものばかりをとれば数十分後、自分たちの部屋に戻って)
(/割とマジな方で悩みました←その結果朝ご飯はスキップして、リリスの朝ご飯でイチャイチャしようと思います!
素敵なpfありがとうございます!巨乳お姉さんとか最高ですね!ちなみに尻尾は性感帯なんでしょうか?←)
(相手がサキュバスの食事より先に自分達の食事を選ぶと潔く離れた彼女に"いってらっしゃい"と手を振られながら食堂へ向かい、短いながらも久しぶりに二人っきりの時間を過ごすことになり。いつもならお互い食べさせ合ってゆっくりと味わうのに、この後のことを考えているのか栄養がつきそうなものを次々と食べ進めていく相手を見るともう受け入れた事とはいえついつい拗ねるようにムスッとしてしまい、普段より静かな食事を終えて「…私だってサキュバスじゃないですけど、稜様とくっつけないと死んじゃうんですからね」などと言いながら部屋に戻り。と、扉の先ではバスタオルを一枚巻いただけの彼女が既に布団の上に寝そべっていて「おかえり、先にお風呂入ってきちゃった。もうお腹空いて死んじゃいそう」お湯で暖まったせいか、艶やかに上気した肌を惜し気もなく晒しながら相手を呼ぶ手招きのようにゆらゆらと尻尾を揺らし。その色っぽさに自分までドキッとしてしまえば目を逸らしつつ、終わるまでどうしていようかと部屋の隅っこに避難して)
(/大丈夫です、私もすごく悩みました← 了解です!ロルがシュアン視点になったりリリス視点になったりころころ変わって申し訳ないです…!
気に入っていただけて良かったです!尻尾はもう…定番ネタですがそんな感じかと…笑)
(山芋、納豆、卵に魚。そしてあさりの味噌汁と、旅館の食堂ながらもバイキング形式で、自分の持っている知識で精のつく食べ物をしっかりと食べて。いつもはお互いに食べさせあっているが空腹のリリスを待たせるわけにもいかず、今回はお互い食べることに集中して。どうやらリリスに気を向かせていることで不機嫌な相手に気づき、頭をなでれば「大丈夫。お前にも構ってやるから」と部屋へと向かう道のりで、くっついていないとと言う相手に安心させるように耳元で囁いて。部屋に入ればそこにはバスタオル一枚で寝そべる相手がおり。バスタオル一枚ともなれば相手の悩殺的な身体つきはくっきりと浮かび上がり、朝からこのような格好は刺激が強すぎて顔を紅潮させて。誘うように尻尾を振ってくると「はいはい」と相手に誘われるがままに近寄ればいきなり体を重ね、濃厚な口づけを施して)
(/いえ!大丈夫です!逆にお手数かけてしまって申し訳ないです…
わかりました!徹底的に尻尾をいじめさせていただきます!シュアンが放って置かれているみたいなのですがどうしましょう?)
(能力を使わずとも色気たっぷりの彼女は同性の自分でもドキドキしてしまうくらいなのだから、男性である相手にとってこの光景は凄まじい刺激に違いなくて。赤い顔のまま布団に近づいていき、会話もそこそこに体を重ねて唇を重ねはじめる相手を見ると嫉妬なのか興奮なのかわからない感情に一層胸が高鳴るものの"お前にも構ってやる"と言ってくれたことを信じてじっと二人の様子を見守って。一方口づけを受けた彼女もまたすっかり相手とのキスにに夢中になっているようで、先ほどのように抱き着くだけでなく長い足や尻尾まで器用に絡め、相手を捕らえて離さないような抱擁をしながら激しいキスを繰り返し。しかし昨晩のようにぐいぐいと攻めていく様子はなく、空腹のはずなのに焦らしているようにも見えるペースでじっくり進めていき「――大事にしてくれるんでしょう…?いつも好きな子にしてるみたいに、優しくして頂戴ね」とあくまで相手から求められ、愛されてみたいと楽しげにリクエストして、煽るように相手の背筋を尻尾の先でつーっとなぞり)
(/いえいえ、稜様が読みづらくなければこちらは全然大丈夫ですので!
ほ、ほどほどでお願いしますね…!笑 シュアンはひとまず待たせておきますが、もしだったら後から混ぜてもらおうかと考えております!)
(龍の相手はといえば、部屋の隅っこでじっとこちらを見守っていて。相手をほったからしにしている罪悪感を感じてしまうが、今は目の前とのキスに没頭しており。ぷっくりと膨らんで成熟した相手の唇はどこまでも柔らかく、癖になってしまっており、しばらく味わうように相手の唇に舌を這わせたり、口内で相手と自分の舌を絡めたりといつものようにまずは自分のペースでキスを続けて。一旦息を整えようと顔を離そうとするもいつの間にか手足で拘束されていて思うように動けず、そのままキスを続けさせられて。ようやく唇を離してくれるとただ求めるのではなく、背中に尻尾を這わせられればくすぐったさに身をよじり愛されたいと楽しげにリクエストしてくれば顔を赤くして「わかった」と言えば相手の体に巻き付いたバスタオルを剥ぎ、体を重ねれば優しく丁寧に2人の甘い時間を送って)
(/そう言っていただけると嬉しいです!
わかりました!1つ思い出したのですが、リリスが入ったことによってシュアンへの鞭打ちなどの件はどうなりましょうか?)
(あっと言う間に過ぎ去ってしまった一時は今まで感じたことがないくらいに甘く満ち足りたものとなり、今まで幾度となく行ってきたどんな食事とも違う幸せな余韻に相手を抱いたままうっとりと浸って。優しく愛される心地好さにすっかりはまってしまうと荒い呼吸を繰り返す相手を抱きしめたまま体を起こし、今度は相手を布団に寝かせるようにして「あぁ美味しかった…じゃあ、今度は私がお返ししてあげる番ね」まだまだ腹八分にも足りないとにっこり微笑んで舌なめずりをするが、再び口づける前に目に入ったのは一部始終を良い子にしてじっと見つめていた龍の少女。耳まで真っ赤に染め、もじもじと落ち着きのない様子で物欲しそうな顔をしている彼女を見てはさすがに少し可哀相に思えて「――ねぇ稜、あの子も混ぜてあげたら?良い子で待ってたんだから、ちゃんとご褒美はあげなきゃ」相手の耳元にぼそっと囁き、一人分のスペースを空けるように相手の上ではなく脇のほうへするりと身を退けて)
(/どうしましょうか、前みたいなヤンデレ系の関係は薄まってしまいそうですからね…
前より構ってもらえなくなったことで拗ねたシュアンが稜様の気を引くために何か悪いこと…稜様の独占欲に火がつくようなことをしてしまって怒った稜様に叩かれる、というような形を考えてみたのですがいかがでしょうか?)
(空腹を満たすためには体を重ねて甘い時間を送るしかない。サキュバスという種族はなんと都合のいい種族なのか。あっという間に終わってしまった2人の時間は昨日のものと比べると身体だけでなく心も暖かくなるような優しい時間で、荒く呼吸をしながら余韻に浸っていれば何かと思えばこちらを抱きしめたまま、上下を逆転されて。終わってすぐなためか体に思うように力が入らず、にっこり微笑んだ相手がまだ足りないと舌なめずりをしながら第二ラウンドに入るつもりのようで。再び口づけをしてくるかと思いきや、部屋の隅で待っていた相手に気づいたらしく、自分の半身に乗っかるように体を退けさせれば囁かれた言葉に相手に視線をやって。顔を真っ赤にして体をもじもじとさせている相手は物欲しそうな表情をしており、相手の言う通りだと気づけば「シュアン、おいで」も相手に手招きしながら呼んで。)
(/そうですねー、そんな感じにしましょうか!その時、リリスははけさせますか?)
(自分が退いた時から不思議そうな表情は浮かべていたものの、相手にはっきりとした言葉で呼ばれたことでぱっと嬉しそうな笑みを咲かせて寄ってくる少女の姿を見ると余程相手のことが好きで好きでたまらないのだろうなと羨ましく感じる前に微笑ましく思えて。相手にくっつく形で布団に寝転がり、今まで我慢していた分ぎゅーっと抱きつく彼女の邪魔をするのも野暮だと考えては「じゃあ私は食事をさせてもらうけど、貴方達は好きなだけ仲良くしててね。シュアンはおはようのキスもまだしてないんでしょう?」別に一人ずつイチャつく必要はないはずだとさらりと提案し、彼女にも火を付けるように言ってやれば自分はまた相手ごと食べてしまうように首筋や胸元にキスをしながら舌を這わせていき。ちらりと上目で少女のほうを確かめると「…リリスさんも、そう言ってますし…良いですよね?私、もうこれ以上我慢できません…」相手の首に腕を回して赤い顔を寄せ、提案通りキスをせがんでいるところで)
(/はい、思いつきなのでもっと良い案があればそちらに変更したいですが…!リリスは止めに来そうなのではけさせたほうが良いですね!)
(こちらが手招きした途端、物欲しそうな顔に一瞬で笑顔が咲いてこっちに向かってくれば寂しかった時間を埋めるように抱きついてくるとその頭を撫でて。また昨晩のように挟まれるような状態になれば、これから3人でイチャつくつもりの相手の言葉に、こちらの体がもつだろうかと心配になるもそこは先程食べた精のつく食事でなんとかなってもらうしかない。相手の言葉にもう我慢できないと、真っ赤になった顔を寄せてきてきすをせがんでくるとこれ以上相手に我慢させるわけにはいかず、こちらからも顔を寄せれば濃厚なキスを開始して。リリスの方はというと、こちらの全身を味わうように胸元や首筋を舐めてくればその度に快感が訪れて体をビクッと震わせて。このまま負けるわけにはいかないと相手の尻尾を掴めばこねくり回して)
(/リリスをはけさせるなら、リリスの知らないところでもう普通にやってもいいかと思います。旅行ルートが終わればリリスは隣に越してきて、空腹になれば食事にくるといった感じか、それとも完全に同棲させるか。どちらがいいと思いますか?
早速ですが尻尾を責めさせていただきました!)
(ようやく撫でてもらえるとその手にすりすりと甘えて擦り寄り、相手が自分に触れて自分のほうを見てくれているというだけでたまらなく嬉しくなってしまい唇が重なればいつもよりずっと深いキスで応えて。きっとサキュバスのキスには敵わないけれど相手が欲しいと想う気持ちなら負けるはずもなく、その想いをひとつ残らず伝えるように拙いが熱く丁寧な口づけを続けて。しかしびくびくと跳ねる相手の体が気掛かりで、キスに夢中になりつつもついつい反対側にいる彼女へ目をやれば相手がびくっとするたびに面白そうに笑って自分とは全く違う、ねっとりと妖しいキスを体のあちこちに仕掛けており。そんな彼女も相手の手が上機嫌にゆらゆら揺れる尻尾を掴み、指や手の平でくりくりこねくり回し始めるとびくんっと目を見開いて「きゃあっ!ちょっと、もうっ…尻尾は駄目、なのにぃ…っ!」猫人間や狼族などと同じく尻尾は繊細な部分らしく、相手の体に倒れ込むようにへたりながらも自分が主導権を握っていたいのか、潤んだ瞳を吊り上げて甘く不満そうな声を上げ)
(/そうですね、では普通にやりましょう!
同棲ですと本当に出ずっぱりになっちゃうので隣に越してくるほうが良いかなぁとは思っているのですが、稜様はどちらが良いでしょうか?)
(よほど我慢していたのか、こちらの手が相手の頭を撫でるなりそれにすりすりと頭を寄せてきて甘えてくると、キスが開始されればいつもよりずっと密で、濃厚なキスで。リリスのキスに比べればやはり拙くはあるがそれでも必死に思いをぶつけてこようと努力は嫌でも感じられ、それに応えるようこちらからもくちびるを押し付けるようにしながらキスをしていて。リリスはというと、やはり経験豊富なためか男性が悦ぶところを完璧に熟知しているらしく、相手の舌が這うたびにそれに反応してしまっていて。責められてばかりでは男として情けなく、こちらからも悦ばせなければと相手の尻尾をこねくり回せばやはりビンゴだったようだ。こちらの体に倒れこみながら不満そうに見上げてくるとその潤んだ瞳と甘い表情にそそられたのか今度は先程のようにこねくり回すのではなく、ただ思いっきりぎゅうっと握りしめて反応を楽しみ)
(/出ずっぱりだとシュアン本体の負担が大きいと思いますので、隣に越してくるのがいいと思います!リリスにも指輪をあげたほうがいいですかね?)
(忠告も聞かず尻尾から離れる様子のない手をじとりと見据え、反撃でもしようとしているのか瞳を潤ませながらもふっと悪い笑みを浮かべて舌なめずりをするが「稜、いい加減にしないと――ッ…!!」掴んだ尻尾を遠慮なくぎゅうっと握りしめられると痛いくらいの感覚にびくぅっとのけ反り、声すら出せずにぶるぶる体を震わせてはすっかり骨抜きにされたようでくたっと相手の腹部に顔を埋めて「…貴方、サキュバスを飼ってた事でもあるの…?何でこんなこと、知って…」疲れたように紅潮した頬を寄せながらも惰性なのかへそのあたりに唇を這わせつつ、相手が連れているのは龍なのに、と不満そうに呟くがやられっぱなしでいるつもりはないようで。こちらの様子を気にしつつキス続ける相手を見上げては「…でも、その子は貴方の弱点をもっとたくさん知ってるんでしょう?シュアン、大好きな稜様をもっと楽しませてあげて?」深紅の瞳と目が合った隙ににっこりと告げてやれば、自分のほうが相手を知っているといような言われ方が嬉しかったのか翼をぱたぱたさせ「――はい、任せてください…!」とキスをやめて答え、耳や首筋など相手が弱いポイントを舐めたり甘噛みしたりしはじめて。それを確かめては自分もまた追いうちをかけるように仕返しだとあちこち指や舌を這わせ)
(/わかりました!本体的にはリリスを動かすのも楽しいので問題ないのですが、どうしてもシュアンの影が薄くなるかと思いまして…以前決めたようにメインがシュアンで時々リリスというルートなら隣部屋、稜様が両方ともメインが良いようでしたら同居という風考えておりました!
↑これがどちらになるかにもよりますが、リリスは愛人ポジションで良いと言いそうなので今のところ指輪はいらないかと…!)
(尻尾を掴まれた途端に見せる相手の反応はこちらを興奮させて、さらに潤んだ目で上目遣いをされればもう止めてなるものかと相手の尻尾を弄っていて。力の限り握りしめた途端に今までで1番反応するようにビクンッと仰け反ってはすっかり骨抜きにされたようで、倒れこむようにこちらに顔を埋めてきて。しかし、それでもこちらへ舌を這わせることは止めずに不満そうに呟けば「いやぁ、こういうのって大抵尻尾の感度がいいだろうって」と相手の尻尾を弄ったのはただの勘だったようで。このことを話している間にも相手の尻尾への責めは止めず、しかしやられっぱなしは嫌だったのか反対側の相手にも協力を求めるように微笑めば完全に形勢逆転してしまい。こちらの弱点を熟知した相手に加え、経験豊富な舌遣いの相手がさらに追い討ちをかけるようにしてくれば「お、おい…っ!それはやばい…っ!」2つの舌からくる快感に耐えることができず身をよじるようにすればせめて抵抗はとシュアンの弱点である尖った耳先を音を立てながら吸ったり舐めたり。リリスには尻尾の中でも特徴的なハート型の尾先を掴めば撫でたり、つねったり、こねくり回したり緩急をつけながら抵抗して)
(/そうですね、シュアンがメインでリリスが愛人としてサブとしたいので隣に越してくるようにしましょう!
わかりました!指輪は無しでいきます!)
(尻尾を弄られる度に身をよじって逃れようとし、それも叶わずしつこく触られ続けて翻弄されていると混乱した意識の中でも相手の隣にいる少女が何やらぽーっとした様子でこちらを見つめているのがわかり「…私も尻尾があれば…」とどうやら自分ももう構われたくて仕方がないらしく、熱っぽく呟くのが聞こえ。しかし今まで人間相手に主導権を握るのが当然だったこちらとしては振り回されるのは面白くなく。狙い通り二対一になれば耐えられずに慌て出す相手に勝ち誇ったように微笑むが、相手の手が尻尾の先端に向かいあれこれ触り方を変えていじめてくると「――あぁもう、無理っ…我慢できない…!」ぞくぞくとする感覚に辛抱たまらず相手の上に跨がって。ちょうど尖った耳を舐められてぴくぴく震えている少女が相手の頭を抱きかかえ、もっともっととねだるようにしているところだったので上手く隙をつく形になり「…じゃあ、いただきまーす…っ」と食事を始めれば散々いじめられた仕返しの分甘い時間は長くなり、朝食どころか昼食もまとめてとるハメになって)
(/了解です!結局朝夜と食事に来そうなので、シュアンの分も含めると稜様が干からびてしまいそうで心配ですね…笑
はい、もしだったら別のアクセサリーでお願いします!)
(2対1の状況というなか、なんとか2人の弱点を必死に責めているとこちらの体に這わされている舌の動きもなんとか緩和してきて。しかし、シュアンが急に頭を抱いてくると耳へと責めが強制的に中止され、その代わりに抱かれた胸のあたりにしつこく舌を這わせて。その時、反対側の相手の舌の感触がなくなったかと思えば、その快感にもう我慢ができなかったのか、急に跨がれてしまい。龍の少女に意識を取られすぎて隙を突かれてしまい、そのまま相手のおかわりに応えては相手が今まで求めていた愛の時間を過ごして。その時間が終わるも、シュアンは2人の時間を見て興奮を抑えきれずに物欲しそうな評価になっていれば相手の火照った熱も冷まさなければと今度はシュアンとの時間を送り。朝食のおかげが、なんとか体はもったがもう動けなく、両脇に2人を肩を抱くように抱きしめて仰向けに寝ていれば荒く呼吸を繰り返して)
(/それですね笑なので、一回の食事につき2日はもつといった設定にしたりしますか?それか軽度なスキンシップでも補給できたりするなど
そうですねー、リリスに似合いそうなアクセサリーて何かありますかね?)
(すっかり疲れ果てている相手とは対照的に、同じ時間を過ごしたはずの両脇の二人はそれぞれ呼吸こそ乱しているものの疲れるどころかツヤツヤと何やら血色が良くなっていたり、満足そうな、というよりむしろまだ熱っぽく頬を火照らせた笑みを浮かべてたりしていて。双方ともしばらく相手に抱かれたまま息を整えていたが、先に動いたのはリリスのほうで「ご馳走様、もうお腹いっぱい…」相手の手を掴み、囁きながら満腹だと知らせるように腹部へとあてがわせる姿は昨晩風呂で誘惑した時と同じもので。しかし今はただからかっただけのようでぱっと手を離せば気怠そうに起き上がり「ご飯も食べたし、私はお風呂にでも入って来ようかな…シュアンはまだ貴方が欲しいみたいだし」乱れた髪を整えながら、傍らの龍族にいたずらっぽく微笑みかけては少し寂しそうにしつつ浴衣を羽織って後片付けをし始めて)
(/良いですね、どちらの設定もいただきます!今日は甘えたかったリリスがそのことを隠して欲張っていたということで…!
この後リリスは離脱させるか、三人でお風呂に行ったりするかどちらがよろしいでしょうか?
似合いそう+シュアンには出来なさそう、という点ではピアスとかいかがでしょうか?)
(朝からこれでは、今日の夜も持たないのではないか。呼吸を整えるように大きく早く胸を膨らませれば、傍らのリリスが下腹部に手をあてがわせて満腹だと言ってくると「お粗末さま…」とこれで愛を欲していた相手も満足してくれただろうかと思い、微笑みながらそう返して。どうやら相手は身体中についてベタベタになった体液を洗い流しに行くらしくどこか寂しそうに去っていくと、言われた通り傍らのシュアンは一回だけでは足りないと、未だなお物欲しそうな表情をすればリリスとシュアン、公平に愛さなければと思えばシュアンを正面から抱き返し、露天風呂へ向かう相手に「終わったらすぐにいくから」と寂しい思いはさせないというような言葉を残せばシュアンとの甘い時間を送って)
(/ありがとうございます!それでは、初めての愛をもっと感じていたかったというていで進めていきましょう!ひとまず、まだシュアンが満足していないようなのでシュアンを満足させてから温泉に合流したいと思います!今夜は夕食後に露天風呂でお酒を飲んで、間違えて飲んだシュアンをまた酩酊させたいと思いますがいいでしょうか?
いいですね!ではピアスをつけさせますね!)
(片腕で自分を抱きしめる相手の体は汗でびっしょりと濡れており、相手の匂いが濃く香るそれに頭がくらくらするくらい熱が高まっていくが、相手のことだから寂しそうな様子で部屋を出ていくリリスを追ってお風呂に行こうと言うに違いない。そう思ってうなだれていただけに正面から抱きしめられると驚いて目を丸め、今までずっと我慢していた愛おしさが抑えきれなくなり「――っ稜様、稜様…!」ようやく二人きりになったことで相手を独り占めできる。片手間ではなく自分だけに触れて構ってもらえる。そんな嬉しさに何度も何度も名前を呼び、相手の唇や体にこびりついた甘ったるい匂いを自分の痕跡で拭うかのように重ね合い。待ちわびた甘い時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、いつもなら夕方なででも夜まででも心ゆくまで相手と一緒にいられるが今日はリリスが待っている以上そういうわけにもいかず。それを理解している理性と、相手と離れたくないという本能がせめぎ合っては乱れた呼吸のままぴったりと相手に抱きついて離れないままでいて)
(/わかりました!後でサキュバスの特性を知っているシュアンがバラす形にしようかと思います笑
ではいつまでも満足せず駄々っ子みたいになっていますが、このまま温泉まで連れていってやってください!← 酩酊パート再びですね!昼間色々我慢している分すごいことになりそうです…その際リリスはどうしましょうか?
ありがとうございます、楽しみにお待ちしております!)
(こちらが正面から抱きしめた途端目を丸くして驚いた様子の相手を見ると、どうやらもう構ってもらえないと思っていらしく、それだけに正面から抱きしめたことで相手が求めていた2人だけの時間が訪れたことによほど嬉しかったようで。そしてたかが外れたようにこちらに抱きついて、誰のものとわからない匂いで包まれた身体を自分のものに拭いさらんばかりに体を押し付けたり、キスしてくればこちらからもそれに応えるように相手と身体を重ねて。あっという間に終わってしまった2人の時間は、昨晩お預けされてただけに激しいものとなっていて。汗をかいたうえにさらに汗をかいてしまったため、部屋には2人の匂いが充満していて、呼吸するたびにその匂いが胸いっぱいに広がると疲れている身体でも、さらに相手を求めたいという情欲を掻き立てられるが、あいてはというとぴったりと抱きついてその状態のまま離してくれないとこちらも身動きがとれず。しかし、このままじっとしているわけにもいかず、まずは汗を流したいと離れない相手を抱き上げて温泉に向かって)
(/ありがとうございますそれでお願いします!酩酊パートでのリリスは本体様にお任せします!案外アルコールに弱かったり、大人だから慣れていると、どちらの設定でも大丈夫です!)
(昨晩の空白を埋めるように抱きついたまま、相手に抱え上げられ風呂へ連れていかれる最中にも首筋にちゅっと吸いついたり甘噛みをしたりして相手は自分のものだという証拠をいつもよりくっきりと刻んでいき。ここの温泉が傷痕に効くというのは本当なのか、元々ついていた痣はどれも消え入りそうに薄まっているのにその中でひとつだけくっきりと赤い痕を見つけると、それが何なのかすぐに理解して何やらチクチクとした気持ちになり思わずがぶっと噛み付けば「…稜様。もしあの人が稜様のものになっても、稜様はあの人のものにはならないでくださいね?稜様は私だけのものだって、指切りしたんですから…」くっきり刻まれた歯型に口づけながら不安げに囁いて。風呂に向かえばそこにはもうだいぶお湯に浸かっていたのか血色の良い肌をさらに艶やかにして熱そうな様子のリリスがおり「――もう、二人とも夢中になって私のこと忘れてたでしょう。のぼせちゃうかと思った」入ってきた自分たちをからかうように目を細めては相手の体を洗うつもりらしく湯船から出てきて。そこで邪魔になる自分に目を留めると意地悪な笑みを浮かべ「シュアン、いつまで抱っこしてもらってるの?それじゃ恋人じゃなくて赤ちゃんみたい」そうくすっと笑われればつい挑発に乗ってしまい、慌てて相手から離れ。しかし相手を洗う権利を譲るつもりはなく「…リリスさんはそのままお風呂で暖まっててください、稜様は私が洗いますから」と風呂ひとつとっても静かな火花を散らし)
(/わかりました、夜までに色々パターンを考えておきますね!)
(お互い、身体を重ねていたために裸だったので服を脱ぐ作業もいらずスムーズに浴場に入ることができて。そこまでの道のりでも離れようとせず、さらにまだ飽きたらなかったのか首筋や胸元に吸い付いてきたり、挙げ句の果てに首筋に思いっきり嚙みつかれれば「痛っ…つ!」と思わず声を上げてしまい。不安げに囁く相手の言葉は、やはり第三者が入ってきたことによって不安要素が増えてしまったことに対する懸念で、それでも我が儘を述べる相手に「わかってる。シュアンは俺のお嫁さんだからな」と相手を安心させるように耳元で囁いて。そこには温泉に入ってすっかりと上気しきった顔の相手がおり、艶やかな肌をこちらに向けてくると目を細めてからかってくれば「まぁ…な」と夢中だったのは否定できず、恥ずかしそうに頬を赤らめて。湯船から出てきた相手が意地悪そうに笑みを浮かべながら自分の腕の上のシュアンに挑発を仕掛けると、たかが体を洗うだけのことで火花を散らすと「お、おい…」と間に割って入って止めようとするも険悪なムードでなかなか入ることができず)
(/ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!)
(衝動的に、痛いと声が出るほど噛み付いてしまったのに、こちらの不安を和らげてくれるように囁かれると申し訳なさと愛しさに胸がぎゅっと苦しくなってしまい。どちらか一方ではなく二人とも大事にするとも、そして自分は相手にとってたった一人お嫁さんだとも言われているのに不安が拭い去れないのは先ほどサキュバスの彼女の凄さを目の当たりにしたせいで。あれほど魅力的な女性に迫られたらいずれ自分など要らなくなってしまうのではないか。堪らずに相手の左手を取れば薬指に唇を這わせ、その付け根に首筋と同じようにがぶりと歯型を刻み。相手が止めに入らない分不毛な争いはヒートアップ、というより大人の女性の手の平の上でころころ転がされることで苛烈になっていき「昨日だって…昨日だって稜様に洗ったり洗ってもらったりしてたじゃないですか、リリスさんばっかりずるいです…!」気弱な性格に似合わず精一杯キッと強気な表情を作って反抗する様は充分彼女を楽しませられたらしく、上機嫌に尻尾を揺らしながらちらりと相手を見ては「――はいはい、じゃあこうしましょう。私が稜の体を洗ってあげるから、稜はシュアンを洗ってあげて。それなら文句は無いでしょう?」と宥めるように提案し、椅子を縦に3つ並べて自分は早速端に腰掛け)
(/こちらこそよろしくお願いしますー!)
(いきなり噛みつかれてしまうとやはり反応しないことはなく、それに結構強めに噛まれてしまえば大きく身体を揺らしてしまい。いつものように痕をつけたつもりなのだろうがそのいつもとは様子が違うように思えば、今度は結婚指輪をつけるところである左手の薬指にもいかにも龍が何かを食べるときにつくようながぶりという効果音がついてしまいそうな程強く噛まれてしまい。そのあとに残った相手の神噛んだ痕はあたかも指輪のようになっており、「悪くないな」と呟けばこちらも相手の人差し指をかんでは痕をつけて。たかが身体を洗うだけでなにがズルいのだろうか。いつもは気の弱い相手が睨みつけるように反抗するもそれを大人な対応で上機嫌になっているとリリスが出した提案に「俺は…いいけど、…」と2人が和解してくれるのならそれでいい。相手が並べた椅子の真ん中に座れば「ほら、おいで」と自分の前にシュアンを手招きして)
(/それでは本体はドロンしますね!)
(今はまだその手に嵌まる指輪は無いけれど、相手がどれほどの快楽に溺れていても自分のことを忘れないように。その薬指が目に入る度に自分のものだということを思い出してくれるように、そんな願いを込めて指輪代わりに刻んだ歯型は叱られるかと思いきや悪くないと評されて。それどころかお返しのように自分の指にも噛み付かれると痛みにぴくっと体を揺らして「…私は、こんなもの無くても…」痕をつけられるまでもなく自分は相手のものだと照れたように呟くが、今朝のことを思い出すと微かに表情を硬くして「…今度はちゃんと、こっちの指にもつけてください」薬指にも痕を欲しがるように相手の唇にそっと手を添えて。提案した本人、そしてそれを受け入れた相手が椅子に座るとそれ以上反抗することもできず、もどかしそうな顔をしていたものの相手に呼ばれるとやはり嬉しくていそいそと目の前に向かい。自分が腰掛けたのを見届けると既に手を泡立てていたリリスが「じゃあ稜様?お背中お流ししますね」とこちらの真似をしているのか楽しそうにふざけながら相手の首筋から背中にかけてたっぷり泡を塗っていき)
(/ではこちらも引っ込ませていただきますね、長々と失礼しました!)
(相手につけられた噛み跡はまだじんじんと痛むがそれが相手からの愛だと思い込めば我慢することができ、むしろその痛みが心地よく感じれば噛み跡をぺろっと舐めて。こちらが噛むとそれに反応するように身体を揺らせば照れたように呟く相手に「無いとかあるとかの問題じゃない。気持ちだよ」と相手からはこちらが所有印をつけなくても問題は無いと言ったような言葉が何度か聞かれており、大事なのは痕をつけることではなく、その人に対してどれだけ想っているかということを伝えて。と、今度は薬指にちゃんと欲しいと言えば「はいはい」と結局は求めてしまう相手に苦笑してその薬指をかんで痕をつけて。こちらの前にいそいそと座る相手を確認すれば早速手に泡を泡立て始めて。すると、後ろの相手はもう泡立てが完了したのか、シュアンの呼び方を真似しながら泡を塗られていくと後ろが見えないために不意を突かれたらしくピクッと身体を揺らして。なんとか落ち着きを取り戻すと自分の眼の前の相手の体を洗っていき)
(相手が噛み痕をぺろりと舐めれば自分が舐められたわけでもないのに頬を赤く染め、あれも間接キスになるのだろうかと密かに胸をドキドキさせて。所有印というのは必要だからつけるのではなく気持ちの問題であるらしく。ほとんど他人に会わないのに相手の印をねだってしまう自分にはよく理解できる話で、苦笑しながらも薬指にしっかり歯型の指輪を刻んでもらうと「…ありがとうございます…これが消えるまでは、ちゃんと我慢して待ってますから」うっとりその傷を見つめ、先ほどのように自分も自分もとせがんだりせず、相手がリリスを求めるなら邪魔はしないと寂しそうな表情ではあるがしっかりと告げて。触れた相手の体がぴくっと揺れればくすくす笑い声を立て「ごめんなさい、くすぐったかった…?見えないと余計敏感になっちゃうんでしょう?」と無駄に色っぽく囁くサキュバスについついいけないことを想像してしまい、慌てて振り返っては「リリスさんっ、変なところを洗わないでください…!」まさかまた相手を誘惑しているのでは、と困惑した声を上げるが相手の手が体に触れ始めると仕方なく大人しくじっとして。実際のところ手つきは妖しいものの、至って健全に相手の耳の裏から首筋まで指先で丁寧に洗い進めており、その首筋に無数のキスマークとくっきり残った噛み痕を見つけては相手越しに白銀の後ろ姿を見つめて苦笑して「――凄い痕。よっぽど貴方を盗られたくないみたい…」相手にだけ聞こえるようにこっそりと囁き、痕から唇まで泡だらけの指をぬるりと滑らせ「私もこんな痕付けられてみたいかも…」と相手から顔が見えないことを良いことに、初めて抱いた誰かに縛られ求められてみたいという思いを冗談めかして口にして)
(相手の左手の薬指に指輪の痕をつければ、実物では無いにしても、それでも自分のものと主張できると満足するがそれと同時に早く本物も買わなければと心の中で思っていてうっとりとその痕を眺めながら、少し寂しそうな表情でしっかりと告げてくると「ありがとう、なるべく早く買うからな」と、早い間に愛の証拠である指輪を買うと約束して。こちらが反応するたびに楽しげに笑う相手にやはり年上だからかペースを持って行かれてしまい、無駄に色っぽく囁かれると、前の相手は変な想像をしていたようであわてて振り返られると間に挟まれた自分はもう苦笑するしかなくて「大丈夫だから、前向きな」とこちらはなにも変なことをされていない。手つきはまんまそれだけど。と最後の方は伝えることはできなかったが安心させるようにそう言って。相手がこちらの身体を洗う手つきは誘うようなもので、丁寧に洗われるとその優しさからやはり大人なんだなと実感させられて。前の相手の体を首筋から背中、脇、腕、太もも、ふくらはぎ、そして前の順番に全身を丁寧に丁寧に洗っていけばこちらだけに聞こえるように囁いてくるリリスに「そうみたいだな。でも、それだけシュアンの気持ちが大きいんだから嬉しいよ」とこちらもリリスにだけ聞こえるように囁けば、冗談めかした言葉をそれは相手の本心なのではないかと思ってしまえばそれに応えるのもまた自分の役目ではないだろうか。しかし、所有印をつけるのを目の前の相手は許してくれるだろうか。そのことについて先程の相手の「リリスはこちらのものにしても」という言葉を思い出し、こちらがつける分には構わないだろうと思えば「シュアン。リリスに印つけてもいいか?」と相手の知らぬところでやってはあからさまに不機嫌になるのは目に見えていて、あらかじめ許可をとろうとして)
(買う、というのはきっと指輪のことだろう。予想がつくとしおらしくはにかみながら「…はい。早く稜様のお嫁さんになりたいです」と微笑んで。しかし形に残る特別な愛を贈ってくれるのは嬉しいけれど、指輪という消えない証を贈られたらずっと我慢しなければいけないのではないか。今の話をふまえればそんな心配が胸に浮かんで「で、でも稜様、私もあんまりたくさん我慢は出来ませんから…。指輪より、稜様が欲しいです」リリスのことは大切にしてほしい。けれど指輪ひとつ渡して自分を放っておくのはやめてほしいと暗に訴えて。サキュバスらしい意味深な言葉に訝しげな表情を浮かべるものの、相手の口から大丈夫、前を向けと言われてしまうと従う他なく再び静かに体を洗われて。先ほどは互いに切羽詰まっていたからか、簡単にしか触れられなかった全身を優しく丁寧に洗われていくとたった今妙な事はしないでと訴えたばかりなのに自分のほうがむず痒い気持ちになってしまい、後ろの会話も聞こえない様子でそわそわと体を揺らして。背後のリリスはというと、もはやキスマークというより傷に近い痕さえ嬉しいと答える相手に二人の並々ならぬ関係を嗅ぎ取って肩を竦めており。病的だとは思うけれどそれほどまでに互いを欲する気持ちはどんなものなのか、それほど求められたらどんな気持ちになるのか興味を抱いて囁くと相手が許可を取る少女を一緒に見つめて。「…はい。稜様がリリスさんを稜様のものにしたいなら、構いません」と、つまりは相手が欲しているのなら何ら邪魔はしないと、こちらも少々いじけた様子ながら盲目的な服従を見せて答える少女に同じく病的な愛情を嗅ぎ取るがひとまずそっとしておくことにして「――ですって。どう?稜は私の事、自分だけのものにしてみたい…?」再び相手の耳元に囁けば、唇に添えた指で頬を撫でながら、サキュバスにそのようなことを言う人間がいるのかとさほど期待はせずに問いかけて)
(はにかみながらも早くお嫁さんになりたいと言ってくれる相手の健気さに涙を流しそうになり、相手を抱きしめれば「結婚したら幸せにするから。もちろんら今からもだけど」と相手と自分は形では繋がった関係なはなっているがそれでも本当の意味で一緒の関係というのはまだなっていなくて、それ以降も、今からでも相手をなかせたりしない。一生幸せにすると誓って。指輪1つで満足しないと訴えるようにすれば「いつも俺をやってるしお前にとられてる」と毎晩毎晩、こちらも自分を相手にやっているつもりで、それに強引に相手に自分をとられたこともあると苦笑しながら揶揄うように耳元で囁いて。こちらの指示通りに前を向いて静かに身体を任せてくれるとどうやら全身を洗い終えたようで相手にシャワーをかけて身体を流していき。そわそわと身体を揺らして落ち着かない様子のシュアンに許可を願えば、少々拗ねたような態度になるもそれを許してくれればホッとして、その返事を聞いていた後ろの相手は頬を撫でてきながら、また耳元で囁いてくれれば「言ったろ?どっちも大事にするって。ならどっちも愛するし、どっちも俺だけのものだ」とどちらに対しても独占欲をチラホラ見せるような発言をすれば「だから、お前は俺だけのものにする」と真剣な様子で述べては、「終わった?」とこちらの身体は洗い終えたのだろうか。洗い終わったのなら今すぐに身体を洗い流し、今すぐに相手の体に所有印をつけるつもりで)
(突然抱きしめられるとふわっと胸の中に幸せな暖かさが広がり、いつもより相手に触れられていなかったせいで心も体も冷えてしまっていたことにようやく気づいて自分からもきゅっと抱きつき。しかし結婚したら、今からでも幸せにすると訴えてくれる言葉を聞けばそれは違うとしっかり首を振り「――私はもう、稜様に買ってもらった時からずっと幸せです…だから、これからは本当は、稜様に幸せになってもらうために頑張らなきゃいけないんです」一生幸せにすると言うのなら奴隷の境遇から救いあげてもらった時点でその誓いはもうすでに叶っており。だからこそ今のように我が儘ややきもちを言わず相手に幸せを返さなければいけないと頭ではわかっているため、どんどん欲張りになっていく自分を恥じるように呟いて。揶揄うように囁かれるとそれはそうだと羞恥から頬を朱に染めるが、あくまでもそれは今までの話で「――っ…でも、これからはそんな風にとれなくなっちゃうかもしれませんし…」愛される存在が二人に増えるということは与えられる相手からのキスも愛情も半分こしなければいけないということだろうと不安を隠さず口にして。こちらへ答えながらも目の前の、元々愛しているシュアンのことも蔑ろにせず"どちらも"と強調し、双方への独占欲を見せた上で自身を欲しがる相手の真剣な様子に胸が疼けば「…まだ前が残ってるでしょう、そんなに焦らないの。こんなに汚してきたんだからちゃんと綺麗にしなくちゃね」自分も相手だけのものになってみたい。所有されてみたいというらしくない欲が沸き上がり、あくまで自分は男を支配する側だと思い出す為に自分からねだったくせに意地悪に焦らしてみて。全身洗い終える頃になると先に洗い終えてもらい準備をしていたシュアンがざばっと相手の泡を流し「――はい、お終い…いっぱいつけて頂戴ね?じゃなきゃ夕ご飯は別の所に食べに行っちゃうかも」自分は首筋におしまいの合図のキスを送り、ついでにわざと嫉妬を煽るような言葉を茶目っ気たっぷりに言い添えて)
(こちらから抱きしめるとそれに応えるように抱き返してくればお互いの体温が直に感じることができ、しばらく静かにその状態を保っていると、首を横にしっかりと振っては違うと訴えてくると相手の本心を聞くことができ、今はもう幸せだと言ってくれているが、こちらも違うと言って「今幸せだとしても、いつかはそうじゃない日が来るかもしれない。だから、そんな日が来ないように幸せにしなきゃな」と自分なりの幸せについてな考え方を述べて。こちらの言葉に顔を赤らめながらも、これからは愛の対象が2人に増えたことに対する不安を告げると「大丈夫。2人とも同じくらいに愛するから…っていうのじゃダメか?」と増えたことについてはこちらも2人との時間を送らなければならず、あまり自信がないような問いかけをして。どうやらこちらも早く相手の身体に所有印をつけたいらしく、焦ってしまったことを相手にばれてしまったようで意地悪そうに焦らしてくれば顔を少し赤くして。そのまま前を洗ってもらい、泡も流して貰えば終わった合図を首筋に送ってくれば「よし」と言えば立ち上がってシュアンには悪いがリリスを抱き上げてはそのまま湯船の中に入り、こちらの膝の上に向き合うように乗せれば早速首筋に思いっきり吸い付いてまずはキスマークをつけて)
(この幸せが失われてしまうこともあるかもしれない。自分にとってそれは相手を失うことで、そんな風に言われるとますます不安になってしまい、強がることもできず心細そうに一層ぎゅっと抱きつけば「…それは嫌です…それなら、ずっと幸せにしてください。私も稜様を幸せにしますから」ずっと側にいてほしい。自分も、相手が幸せになれるよう努力する。そんな意味を込めて答え、約束するように触れるだけのキスをして。「稜様がそう言うなら、駄目じゃないです。…でも…同じじゃなくて、ちょっとだけで良いですから、私におまけして欲しくて…駄目ですか?」自信なさげな問いでも相手が決めたことならとすぐさま頷き、しかしどうしても消えない相手への独占欲が燻ってしまうと同じくらいではなく少しでも特別扱いしてほしいと言いづらそうに懇願し。先ほどシュアンにそうしていたように抱き上げられると、赤ちゃんのようだとからかったばかりなのに案外ドキドキするもので楽しげに相手の首筋に掴まり。「――痛ッ…!」そのまま思い切り吸い付かれると鋭い痛みにぴくっと肩を跳ねさせ、じんじんと甘く痺れる箇所を指でなぞっては「…これで稜のものになったの?」とわざと拍子抜けしたというように肩を竦めてみせ、相手の痕には程遠いとその首筋を撫でて)
(こちらの言葉を聞いた途端、相手なりに幸せじゃなくなった時を想像したらしく、すると不安そうな表情をしながら抱きしめてくる力を強くすればそれならずっと幸せなままがいいと述べてくる相手の優しく触れるだけのようなキスをしてくるとそれを受け「わかった。俺はお前を幸せにするし、お前は俺を幸せにする。約束な」とお互いに幸せにしてもらうと決まればいつかのように小指を差し出して指切りをしようとして。こちるの提案に対して相手はいいと言ってくれるも、それでも相手よりは優先して欲しい。優遇して欲しいというような独占欲をかもし出すような我が儘を自信なさげに訴えてくると、「ダメではない」ということは相手はあまり納得してないようで、その我が儘に「そうだな…うん、シュアンがもともと1番だから、そのくらいはしないとな」と相手の我が儘は受け入れるようで、微笑みながらそう言えば早速キスを施して。どうやら首筋に吸いつかれるのは慣れていないのか。シュアンにする時はいつもこの強さなのに肩を跳ねさせて、はっきりと痛いと言ってくれば「大丈夫か?」と首筋から顔を離して顔を覗き込むようにしながら問いかけて。痕がついたばかりの首筋を撫でながら肩をすくめると「じゃあ次はこっち」とキスマークをつけたところと逆の方に今度は歯をあてがい、思いっきり力を入れて今度は歯型を作ろうとして)
(キスを受け入れてもらい、互いの幸せを誓い合おうといつかのように小指を差し出されると自分の小指を絡めながらぎゅうと力を込めて「――はい。約束です…嘘吐いたら針千本、ですよ?」相手が誓いを破るはずはない。そう信じて微笑めば以前聞いた怖いルールを冗談のように囁いて。相手のためにもリリスのためにも新しい関係は受け入れたいけれど、今までの二人きりの密な関係が崩れてしまう不安から我が儘をやめられず。しかしそれを受け入れてキスまでしてくれる相手に喜びが抑えきれず、自分からも繰り返し短いキスを返しては「…ありがとうございます…じゃあ、稜様のお嫁さんにしてもらうのも、稜様の赤ちゃんを産むのも私だけですね…?」と、リリスと自分、している事は同じなのだから夫婦や家族といった同じ関係になることも可能なはずで、それは嫌だというようにぽつりと囁き。シュアンが我慢強いのか、自分が慣れていないだけなのか、吸い上げられる痛みをごまかして相手から視線を逸らしながら「全然平気。びっくりしただけ」と何でもないように答え。シュアンのようにあちこち痕を刻むつもりなのだろう、相手の唇が反対側に移ると今度は我慢できるだろうと目を閉じて吸い付かれる感触を待つが「いッ…痛いっ!痕になっちゃうっ…!」予想に反して思い切り噛みつかれつとびくっと声を上げ、これでは痕どころか傷になると痛みに涙の滲む瞳で相手を睨み「優しくしてって言ったじゃない…」苦痛に息を乱しつつ不満げに訴え)
(こちらの小指を見るや否やそれがもう当たり前のようにすぐに小指を絡めてきて力を込めてくると「そっちこそ、嘘ついたらお仕置きだからな」と、お作法であるルールを冗談のように囁いてくれば、それはお互い様だと言わんばかりにそう言って、あえて針千本ではなくお仕置きだと言って。こちらのキスを引き金に、軽いキスを繰り返すように何度もしてくれば、2人ともしていることは同じなのに、赤ちゃんを産むのは自分だけだと、発狂じみた独占欲を表す言葉を述べてくればそれは不可能に近いのではないだろうか。その独占欲に冷や汗をかいてしまえば今は野暮なことをいうタイミングではないと思えば「あぁ、全部全部お前だけだ」とこちらからも口ひげを押し付けてはそれに応えて。吸いつかれた痛みをごまかすように視線をそらせばなんでもないように答えると、「無理はするなよ」と相手を心配するような言葉を残せばまた痕をつけようとして。どうやらまた吸いつかれると思ったらしく、嚙みつきには油断していたようで、ぴくっと声をあげればやはり初めてなのかシュアンよりも反応する相手を面白く思い、不満げにこちらを見てくると「何言ってんだ。これでも優しい方だ」と言えばまた痕をつけるようで今度は鎖骨の下あたりにキスマーク。それからいろいろなところにどんどん自分だけの所有印をつけていき)
(同じ針千本ではなくお仕置きという2人だけのルールを示されると、もちろんお預けという意味なら嫌だけれどそうでないお仕置きなら構わないと薄く頬を赤らめて「はい…その時は、たくさん叩いてくださって構いません」いつか話していた手や鞭でのしつけをねだるように囁いて。サキュバスだって人間との子供を産めるはず、自分の体が悪いのか気持ちが足りないのかまだつくられていない相手との子供が彼女との間に生まれたら相手はいよいよ彼女にのめりこむのでは。そう考えると不安でおかしくなってしまいそうで、そんなことはしないと言われると体の力が一気に抜けるほど安心してしまい。押し当てられた唇にもっと先をねだるように舌を入り込ませて「…稜様、お願いします…もう少しだけ…」風呂に行く前にあと少しだけ、もう一度だけでも相手と二人きりの時間を過ごしたいと潤んだ瞳で零し。食べられてしまうのかと錯覚するくらい強く噛んでいるのに、これでさえ優しい方だと言ってのける相手に"優しそうな顔の割にとんでもない男なのかもしれない"と良い意味でぞくりとしてしまい、しかし表面上は素知らぬ顔を続けたまま全身へのマーキングに耐えて。体中に赤い痕を刻まれるのは全身にキスをされるのと同じようなことであり、終わる頃にはふっと熱の篭った溜め息を吐き「…これじゃ他の人の所どころか大浴場にも行けないじゃない…こんなにされたんだもの、稜にもしっかりお返ししなくちゃね」痕をつけるといってもまさかここまでとは思わず、呆れたように呟けば仕返ししてやろうと首筋に唇を押し当てて。が、ふと視線を感じて顔を上げると相手越しにこちらを見つめるシュアンの姿がそこにあり、表情は子供っぽく拗ねた可愛いげのあるものだが深紅の瞳はまさしく龍といった気迫を持っていて「…これはシュアンには内緒」苦笑して顔を離し、ならばと相手の耳元に囁けば耳の後ろにちゅっと薄く痕を残して)
(こちらのお仕置きという言葉に対してどうやら相手は躾の方のお仕置きを想像したらしく、頬を赤らめる相手がそれをねだるように囁くと、奴隷の時は嫌だったはずなのに自分がすることは受け入れる。むしろして欲しいという相手のことをそこまで支配しているのだなと実感させられて、その実感に興奮を覚えれば「あぁ、シュアンがやめてって言ってもやめない。お仕置きだから」とそれならその言葉に甘えてさせていただこうと、耳元でそう囁いて。こちらの言葉を聞いた途端、一気に力を抜くようにこちらに身体を預けてくると押し付けた唇に応えるように舌を入れ込んでくればその安心を今すぐにでも感じたいらしく、潤んだ瞳で見つめてくれば「…わかった…」ともう一度相手を布団に寝かせては身体を重ねて。相手へのマーキングを終えればあたりにはキスマークや歯型が数多くあり、その様子を見て満足感に浸っていると熱っぽいため息を吐く相手に「どこにも行かせてやるもんか。俺のものだからな」と大浴場にもいけないという相手にもうどこにも行かせない。もう相手は自分のものだと言わんばかりの言葉をなげかけて。呆れたように呟く相手がお返しとばかりに首筋に唇を当ててくるがシュアンの視線を感じたらしく、見えづらいところ。耳の裏に音を立ててキスマークをつけてくれば「助かる」とその行動はシュアンの気持ちを理解してくれてのことで、そのことに感謝の言葉を述べれば放ったらかしにされていたシュアンを手招きして、今度はたっぷりとシュアンに構ってやらねばと思って)
(興奮を孕んだ声で囁かれれば耳元がくすぐったさのせいだけでなくぞくぞくしてしまい。相手に傷つけられたい、嫌な痛みも記憶も全部相手のものに塗り変えてほしい。以前から変わらないその欲求に、今は別の欲も混ざっていて「やめてなんて言いません、私は稜様の物ですから…痛いことでも、酷いことでも、どんなことでも稜様の好きなようにしてもらえれば良いんです…」と、もう一人の彼女には出来ないような願望を自分で解消してほしい。そんな歪んだ願いを熱っぽく囁いて。自分からねだったもののリリスを待たせていることは悪いと思っているらしく、抜け駆けしているのがばれないよう声を殺して過ごす一時はその緊張感からかそれともただ待ち焦がれていたからかいつもより熱い時間となり。それだけにあっという間に終わってしまうと「稜、様…もう少し…」布団の上で相手にぎゅうと抱きつき、うわごとのように先ほどと同じ言葉を繰り返して。風呂にさえ行かせてもらえないのかと独占欲剥きだしの言葉に苦笑するが、こうして縛りつけるように強く求められることを喜んでしまっている自分もいて。「…はいはい、どこにも行かない。しょうがないから痕が消えるまで稜の側にいてあげる」耳元へもう一度口づけると共に、宥めるようにそう告げれば薄らと赤らんでしまった頬を隠すように相手の膝から降りて。そこへ今度は相手に呼ばれて目を輝かせてやってきたシュアンが遠慮がちに腰掛けると、こちらも頬を赤く上気させながらやっと構ってもらえるのかと期待に満ちた眼差しで相手を見上げ)
(以前にも、こちらから傷つけて欲しい。酷いことをして欲しい。辛い思い出を上書きして欲しいと、人間として危うい考えを持った相手がおり、相手の言葉を聞けばその時を思い出して。相手の体にはまだ火傷の跡や、痛々しい傷の跡が残っており、それらには相手の辛い思い出が詰まっているのだと思えば一刻も早くその辛い思い出を消し去りたい。自分の色に染め上げたい。その欲望に駆られた日のことも思い出せば「あぁ、そのためにも、温泉に浸かって傷を治さなきゃな」と相手を傷つける前には過去の傷を消し去らなければならず、そのためにこの旅館に来たことを思い出させ。2人からしたらあっという間に過ぎた時間だが、いま温泉に入っている相手には気づかれているだろう。それでも必死に声を押し殺す相手が先ほどと同じような言葉を述べながら抱きついてくると、そのうわごとのような表情にそそられたのか、濃厚なキスをゴングに第2ラウンドを始めて。リリスへのマーキングの間、お預けされていた相手が呼ばれた瞬間に目を輝かせてこちらの膝の上に乗ってくると「ごめんな、放ったらかしにして」と申し訳なさそう顔をすれば早速濃厚なキスをして相手と自分の体を密着させるように抱きしめて)
(以前にも、こちらから傷つけて欲しい。酷いことをして欲しい。辛い思い出を上書きして欲しいと、人間として危うい考えを持った相手がおり、相手の言葉を聞けばその時を思い出して。相手の体にはまだ火傷の跡や、痛々しい傷の跡が残っており、それらには相手の辛い思い出が詰まっているのだと思えば一刻も早くその辛い思い出を消し去りたい。自分の色に染め上げたい。その欲望に駆られた日のことも思い出せば「あぁ、そのためにも、温泉に浸かって傷を治さなきゃな」と相手を傷つける前には過去の傷を消し去らなければならず、そのためにこの旅館に来たことを思い出させ。2人からしたらあっという間に過ぎた時間だが、いま温泉に入っている相手には気づかれているだろう。それでも必死に声を押し殺す相手が先ほどと同じような言葉を述べながら抱きついてくると、そのうわごとのような表情にそそられたのか、濃厚なキスをゴングに第2ラウンドを始めて。こちらの独占欲を剥き出しにした言葉に苦笑しながら耳元へと口づけられれば「素直じゃないなぁ」相手の赤らめた顔をしっかりと確認したらしく、膝の上から退く相手に意地悪そうに微笑んでそう言って。リリスへのマーキングの間、お預けされていた相手が呼ばれた瞬間に目を輝かせてこちらの膝の上に乗ってくると「ごめんな、放ったらかしにして」と申し訳なさそう顔をすれば早速濃厚なキスをして相手と自分の体を密着させるように抱きしめて)
(/書き直しました!)
(大好きな相手の爪痕を求める気持ちばかりが先走ってしまうものの、相手の言う通りまずは元の傷痕を消すのが先であり。その為にこの旅行先を選んでくれたことを相手の言葉で思い出すと小さく、しかししっかりと頷き「…はい。頑張っていっぱいお風呂…じゃなくて、温泉に入らなきゃいけませんね」本来の目的を果たそうともう我が儘は言わず温泉へ向かう意思を示して。望み通り再び濃厚なキスと時間を与えられると最後にはもうくたっと布団にのびており、蕩け切った幸せそうな表情で腹部をさすると「…もう、お腹いっぱいです…なんだか、私もサキュバスみたいですね」胸がいっぱい、と言う所を彼女の真似をしてそんな風に表現し、相手を求めなければ生きていけないのは彼女も自分も同じだと実感してそっと微笑み。赤らんだ頬に気付かれたのか、意地悪そうな笑みを向けられると「…そういう事を言う子には後でお仕置きしなくちゃね」こちらも負けじと悪戯っぽく微笑み、年下が生意気を言うなというように"お仕置き"と意味深な言葉を送って、ただのぼせただけと言いたげに湯船のふちに頭を乗っけてパタパタ顔を扇ぎながら嬉しそうな様子のシュアンを眺めて。そのシュアンはもどかしい気持ちで我慢していただろうに謝る相手にふるふると首を振り「大丈夫です…だって、同じくらい構ってくれるって約束してくれましたから」順番は違えど同じことを自分にもしてくれるはず、そう思って待っていたと訴えては幸せそうな表情で相手との深いキスに没頭し。ぴったりと抱き合う二人の間には入れないものの、暇と僅かな熱を持て余したリリスはというとしばらくはキスを眺めていたがやがてふと思いつき、シュアンの腰から背中にかけてをつーっと尻尾でなぞってやり「んんっ…!?」と身をよじらせる彼女を横目に素知らぬ顔で翼までくすぐり始め「――っは、待って…やめっ…」相手からは見えない絶妙な位置から悪戯を続けていれば、まるでキスに異常に反応しているかのようなシュアンの真っ赤な顔が出来上がりくすくす笑って)
(/ご丁寧な加筆ありがとうございます!)
(こちらの言葉に小さくだがしっかりと頷けば、傷をつけるために傷を治すというどこか矛盾しているような行為と理由にも、疑問に持たない相手が温泉に入らなければと言えば「あまり入りすぎても体に悪いからな」と相手を心配するような言葉をいうが、いつか相手の体に傷をつける人間が言えることかと後から思ってしまい。リリスの朝ごはんで一回、そのあとに2人まとめて一回ずつ。おまけに相手には二回と今日だけで5回体を重ねていて、隣で幸せそうに蕩けきった顔で腹部をさすっている相手に「暴走する分サキュバスよりタチ悪いんだよなぁ…」と思ってしまい、苦笑すればそれは心の中に閉じ込めて、しっかりと施錠して。「シュアンがもしサキュバスだったら。それもいいかもな」と、相手の白銀の翼は漆黒に、下腹部に怪しげな紋様、そして黒い尻尾と相手にない部位を頭の中で相手につけてみればそれも面白いかもと言ってみて。「それは楽しみだ」と、負けじと相手も意地悪そうな微笑みを浮かべればサキュバスのお仕置き。どんなものか楽しみだと思う自分も案外シュアンと似たのかな?と思ってしまい。こちらの言葉に首を横に振って幸せそうな表情になってキスに没頭すると、まずは相手の口内に舌を侵入させ、相手の舌を優しく丁寧に絡め取り。しばらくお互いの口内の唾液を交換していると、いきなりどうしたのか身をよじり出す相手がいたずらされていることなど見えておらず、ただこちらのキスに敏感に反応しているのかと勘違いすれば、もっと反応させたいと深い激しいキスを続けて)
(いつか傷つける身を心配するというのもおかしな話なのだろうが、自分にとってはその気遣いがただ嬉しくてはにかんだ笑みを浮かべては「…そんな風に言ってくれる、稜様の優しいところが大好きなんです…だから、稜様のためなら熱いのを我慢するくらい平気です」とうっとり口にして、最後の言葉は少しおどけたように声を弾ませて「そういえば…さっき海の側にもう1つお風呂が見えたんですけど、外にも温泉があるんでしょうか?」温泉といえば、とふと思い出して首を傾げては今朝見たものを相手に尋ね。何の気なしに呟いた言葉でも相手が良いなと答えれば真剣に考え始めてしまい、自分には尻尾も能力もあんな色気も無いけれど、相手がサキュバスが良いと言うのなら。「…わかりました…えぇと、じゃあ、頑張ってサキュバスになってみます…!」そう宣言し、相手を誘惑した彼女の姿を懸命に思い出しつつぎゅうぎゅうと胸に相手の腕を挟むようにしながら「どうですか…?私、ちゃんと誘惑できてますか?」と、もし誘惑が成功すれば二人の時間がもうちょっと伸びるのでは。そんな下心もあって努力するが、その姿は誘惑というよりただ甘えているだけのようで。お仕置きと言うからには明日はシュアンを連れて出かけて相手にお預けでも食らわせようか。それとも部屋から出さずに甘い精気を相手が泣いて止めてくれというまで吸い付くそうか。あれこれ想像を膨らませながらシュアンをいじめていると、相手には彼女が悦んでいるように見えたらしく一層激しくキスを続けて。そのキスにもびくっと反応し、それに合わせて大胆に動かすこちらの尻尾にもびくびく体を跳ねさせて「何っ…ぁ、嫌っ…!」二つの刺激に混乱し、今にも泣き出しそうな顔をしながらも相手との口づけをやめようとしない彼女を見ていればどんどん悪戯心が膨らんで、二人の邪魔をするように相手が弄っていた尖った耳まで尻尾の先端でくすぐってやり)
(こちらがふと思っただけのことを真剣に受け止め、そしてそれを行動に移すとろを見るとやはりシュアンと言ったところか。どう頑張ってもサキュバスになれるわけがないのに、行動だけはサキュバスになろうとするとどこかズレた相手に苦笑しながらもどこか微笑ましく思って。どうやら昨夜のリリスのことを思い出したらしく、こちらの腕に抱きついてきながら意識的に腕を胸で挟んでくると、リリスにはやはり勝てないが相手の年代では大きい方でそれでも発展途上でまだ成長の余地がある相手の胸は心地よい感触で、しかしこれは誘惑ではなく甘えているだけでそのことに気づけば「全然。リリスの方がまだよかったなー」とからかうようにそう冗談を言って。こちらが激しいキスをする度に相手の体は反応してくれて、それが嬉しく、もっと相手を悦ばせたいと思えばディープキスもラストスパートに入り、それに反応するようにびくびくと体を跳ねさせればやがて果てたらしく、相手の身体から力が抜けたようにこちらに身体を預けてくればそれを受け止めて)
(/本体会話失礼します!1番上の海のそばにもう1つの温泉というのはなんでしょうか?)
(精一杯の誘惑も彼女のほうが良かったと笑われてしまえば、種族としてではなく同じ女性としても成熟した大人である彼女の体には敵わないとわかってはいたためやっぱり駄目なのかと落ち込んだ表情を見せて。しかしその程度で止めてしまうほど諦めの良い性格ではなく、今度は挟んだ腕はそのままに体全体を絡めるようにしなだれかかってみて「私だって、大人になればきっとリリスさんみたいになれます…これなら本物のサキュバスみたいですか?」拗ねたように言いながらつつっと指先で相手の体をなぞり、少しは魅力的に見えるかどうか、反応を確かめるために顔を覗き込み。くすぐる尻尾を止めれば良いのか激しくなるキスを遮れば良いのかわからず、ただただ翻弄された挙げ句くったりと相手の体に倒れ込めば呆然としたまま短い呼吸を繰り返し。当のリリスはというとその光景をくすくす笑ってやりながら我関せずといった様子で尻尾を揺らめかせており「なぁにシュアン、もう伸びちゃったの?稜の本気のキスってそんなに凄いんだ…それともシュアンが弱いだけ?」そう惚けてみせながら、息も絶え絶えで反論さえできない彼女がむくれるのを楽しそうに眺めつつ相手の唇を尻尾の先で軽くなぞり「続きは私とする?」と昨夜のように彼女から相手を横取りしてしまおうとして)
(/わかりづらくて申し訳ありません、夜に露天風呂に行くと仰っていたので、そこのことをほのめかしたつもりでした…!よくよく考えたら露天風呂は外から見えないはずですよね← すみません!)
(身体つきも誘惑の仕方も、フェロモンでさえもやはりサキュバスには全然勝てていなく、しかしそれで引き下がるほど諦めがよいわけではないことを重々承知しており絡みついた腕から今度は体全体に絡みついてくると、相手の体がさらに密着すると同時に胸が押し付けられてきて、こちらの身体をなぞりながら覗き込むように問いかけてくると「そうだな…シュアンも大人になったらもっと魅力的になるかもな」とあいてはまだまだ育ち盛りなため、まだ将来性はあると励まして。こちらの体に身を預けながら短い呼吸を繰り返していると「大丈夫か?」と耳元で囁くように問いかけると背中をさすって心配して。シュアンの様子にクスクスと笑いながら眺めてくると、誘惑してくるようにこちらの唇に尻尾をなぞらせてくれば「俺は別にいいけど…」と曖昧な返事をすれば、隙あり。とすぐそこにある相手のハート型の尻尾を口に含めば口内でその部位を舐め始めて)
(/いえ、こちらのリテラシーが足りないばかりで…9すいませんでした!)
(今この瞬間相手の目に魅力的に映っているかどうか聞きたかったのに、返ってきたのはこれから魅力的になっていくはずという励ましに似た言葉。つまり今の自分では全然駄目だということで「…私は今稜様を誘惑したかったんです…」と一層落ち込んだ様子で俯き、結局いつものようにぽすっと相手の胸に顔を埋めて抱きつくと「やっぱり、稜様も大人の女の人のほうが好きですか…?」相手のお陰で少しは肉がついたものの、まだか細い体のラインやリリスに比べれば未発達な胸を眺めながらぽつりと尋ねて。相手は気遣かってくれたのだろうが、散々くすぐられて敏感になっている背中を撫でられ、赤く染まった耳元に囁かれると落ち着くどころかまたぴくぴくと身を震わせて「だい、じょうぶ…じゃないです…っ」と潤んだ瞳を隠すように下を向いて耐え。そんな様子を笑って見ていたリリスは曖昧な返事に首を傾げた一瞬の隙に尻尾を食まれ「――ちょっと、そっちにキスしてなんて言ってな…っ!」言い終える前に舌先で弄ばれ始めるとみるみる頬を赤くしながらもやられっぱなしでいる気は無いらしく、不敵な笑みを作っては「…ふぅん、そんなにお仕置きして欲しいの…?」そう強気に囁き、舌同士を絡めるように自ら尾の先を相手の舌に絡ませてやりながら、そこから例の甘い匂いのするフェロモンを直に注ぎ込んでやり。相手の理性が飛ぶのが先か自分が負けるのが先か、あとは我慢比べのようになって)
(/いえいえ、こちらが旅館の構造を知らなかっただけですのでお気になさらないでください!)
(どうやらこちらの励ましは的外れだったようで、今相手が求めているのは今の自分が魅力的かどうか。励ましの言葉は暗に今の相手は魅力的ではないということを意味していて、落ち込んだ様子でこちらの胸に顔を埋めてくると、ぽつりと尋ねてくれば「どっちも好きだ。シュアンのスリムな体も、リリスの…その、メリハリがついた体も」とこの答えが今の相手にどう受け取られるか。今の相手にも、将来成長したときの相手にも励ましにもなるだろうと自分なりに考えた答えで。落ち着かせるために背中をさすっていたはずなのに、その手にぴくぴくと反応するところを見るとあまりしないほうがいいかと手を止めて。シュアンの様子を見ながら笑っていた相手の尻尾を舐めれば、完全に不意をついたようで、その様子に満足そうに眺めていればこちらの不意もつかれてしまい、まさか尻尾から口内へ直にフェロモンを流されるとは思ってもいなくて、フェロモンによって脳天へと直に刺激されればその刺激になんとか耐えようと踏ん張りながら、相手の尻尾を舌の上で転がしたり吸ったりして刺激して)
(やはり彼女の体は魅力的だが、未熟な自分の体も同じく好きだと言われるとぱっと顔を上げて「本当ですか?…私の体も、ちゃんと触りたいって思ってもらえますか…?」たとえいつか大人になって魅力的な成長を遂げるとしても、それまでに相手に飽きられてしまっては意味がない。そんな不安からドキドキと鼓動を高鳴らせながら、心配そうに眉を下げて問いかけて。翼から放ってふわりと漂わせるだけでも昨夜のように人間を骨抜きにできるサキュバスのフェロモンは、直に注ぎ込めばあまりに強烈すぎる刺激になるはず。なのに屈することなく反撃を続ける相手に驚いたような顔をして「嘘でしょっ…」翻弄され、信じられないというように呟きながらもどこか楽しげな紅潮した笑みを浮かべて。もう我慢できないと体も尻尾も震え出すが、ちょうどその時フェロモンにあてられたのか同じく赤い顔のシュアンがゆっくり身を起こして「――稜様、やめないで…もっと撫でてください…」背中から離れた相手の手にきゅっと指を絡ませ、相手の耳元へキスを始めたのを見るとまた2対1なら勝てるかもしれないと尾先で相手の舌ごと口の中をなぞってくすぐってやり)
(こちらの言葉に反応するように自分の胸から顔を上げてくると、どうやら少しは励ましになったらしく心配そうに眉を下げて問いかけてくれば「うん、触りたいって思える。シュアンの体が大きくなっても、どんな体でも受け入れる」と実際相手の体には相手の体なりのいいところがあり、例え相手の体がリリスのように急成長しても、今のように未熟な体でも今と変わらず求めるだろうと言って。体内へと相手のフェロモンが流れてくれば体の内側からどんどん熱くなってくる感覚が感じられ、今すぐにでも相手を求めたい。しかし、年上の相手を負かしたいという意地からなんとか堪え続けて。しかしどうやらシュアンにはフェロモンへの耐性が無かったらしく、くったりとした体がいきなり起き上がれば耳元を舐められると「んぐっ…!?」と驚き。今までなんとか堪えてきたのに不意を突かれ、更に口内でもリリスの尻尾に弄ばれれば「ぷはっ…!」とたまらずリリスの尻尾を解放してしまえば、今度はこちらの体がくったりとしてどうやら降参のようで)
(どんな体でも受け入れるし触れたいと思う。その言葉は相手らしい優しさなのか、それともそれだけ自分のことを好きでいてくれているのだろうかと少しだけ自惚れた事を考えてはようやく表情を明るくして「…良かった…稜様に触ってもらえなくなったらどうしようって、考えただけでもおかしくなっちゃいそうだったんです」寂しいというだけでなく、何か本能的なところで相手を欲しがっているような気がする自分には不安で仕方なかったということを安堵の笑みと共に告げ「…稜様が欲しい気持ちなら、サキュバスにも負けません」独り言のようにそっと呟いて軽いキスをおくり、言葉にすることでまた相手が欲しくなったのかねだるように期待に満ちた目でじっと相手を見つめて。ギリギリのところで尻尾を解放されると「…惜しかったけど私の勝ち。残念でした」ほんの少し残念な気もするけれど、表面上は勝ち誇った笑みを浮かべながらすっかり唾液でべとついた尾先を色っぽく舐め取って見せ。しかし相手と自分の決着がついても、その場にはまだ熱の収まりきらない人物が一人。くったりと脱力する相手の体を抱いて支え「大丈夫ですか…?」相手を案じるシュアンの表情は心配しつつも赤く染まり、明らかにサキュバスの能力にやられているようで「あんなにいっぱい嗅がされたから、具合が悪くなっちゃったんですよね…?今吸い取ってあげますから、じっとしててくださいね…」言い終えるや否や相手に深く口づけ、口内に残る甘い匂いを吸い出すように舌を絡めたり吸ってみたり、結局最後には夢中になって普段のキスと変わらないものとなり)
(こちらの言葉にようやく表情を明るくして、安堵の笑みと共に告げるその言葉に、それほどまでにこちらのことを欲しているのか。それほどまでに依存しているのか。そう思えば心の底から嬉しいという感情が芽生える反面、相手のその病んだ様子に恐ろしいとどこかで思ってしまい、身震いして。表情は明るくなっても不安そうな相手に、安心させるように、相手の体をなぞって相手の体を欲していることを示せば「大丈夫。シュアンの体は触りたいって思えるから」とそう言えば、軽いキスをしてきて期待に満ちた目で見つめられれば「その眼は反則だろ…」と心の中で呟けば深いキスを送ればまた体を重ねて。ぼんやりとした意識の中、相手の勝ち誇ったような笑みがぼやけた視界に映ると悔しがり、「絶対に負かしてやる」と心の中で誓って。朦朧とした意識では体を動かすことはままならず、リリスのフェロモンで酔ったような様子の相手がこちらの体を支えながら心配するような言葉を述べ、言い終えるや否やいつものように深いキスを施されれば、前述のとおり体に力が入らず相手のなすがままになってしまうが舌だけは応えるように必死に絡め取って)
(触れたいという言葉が心から口にしたものだと証明するように自分の体を撫でる手は心地良いような、それでいてもどかしいようなくすぐったいもので、相手を見つめる視線にも熱が篭ってしまうと相手もこちらの想いを汲み取ってくれたのか望み通り再び体を重ねてくれて。朝からもう何度目か自分でもわからないけれど不思議と疲れは感じず、むしろ幸せな気持ちで満たされていくようで「稜様…まだ、こうしていても良いですよね?もう少しだけですから…」あと少し、もうちょっとだけと先ほどと同じことを言いながらまだ欲しがるつもりか布団の上で相手をぎゅうっと抱きこんだまま離さずにいて。年下の男に振り回されるのはサキュバスとしては不服だけれど、自分のフェロモンにあてられているらしい二人の深いキスを見ていると放っておかれるのも何だかつまらなく感じてしまい。シュアンに抱かれながらキスに集中する相手の背後にするりと回り込み、尻尾はきちんと隠したまま背中に抱き着いては「――今度は私が手伝ってあげようかな。さっきのお礼に」キスに夢中になって聞こえてはいないだろうが、シュアンにそう笑いかけてから印のついた耳の裏にちゅっと吸い付き、そこから耳の回り、中と順にくすぐるように口づけていき)
(汗ばんだ相手の体から匂う香りが呼吸の度に胸に広がると、その匂いに情欲が駆り立てられては今日でもう何度目か、体を重ねて。弾けるように終わった2人の時間の余韻に浸りつつ2人で身を寄り添い合っているとまだ離れる気がないらしく、布団に寝転んだままぎゅうと抱きついてくると「少し、休憩しよう…」ともうぴくりとも動けないらしく相手に身を委ねながら静かに目を閉じで。いつものように。いや、リリスのフェロモンにあてられてかいつもよりもお互いを激しく求め合い、激しくキスを続けていて。相手の体温を感じながら熱めのお湯に浸かっているため、もうのぼせそうだがこれほどまでにこちらを求めてくれている相手には応えないとと、巧さはともかく必死に相手の舌を絡め取って。いつのまにかリリスが背後に回っていたらしく、朦朧とした意識では相手の囁きが聞こえなかったらしく耳を舐められたの不意をつかれたらしくぴくんと体を揺らしてはそれを引き金に、理性が飛んだらしく2人を本能的に求めて)
(当然ながらさすがに疲れたらしく、拒まれはしなかったものの休憩しようとそれだけ言って相手が目を閉じると自分もそれ以上ねだるわけにはいかず「…はい、ゆっくり休んでください…」委ねられた体を呼吸を整えてあげるように優しく撫で、そっと囁いては相手の汗の匂いに包まれながらしばしゆっくりと相手の体温を堪能して。少しだけいじめて構ってもらうつもりだったのに、やはりフェロモンが効きすぎたのか耳へのキスをきっかけにぐったりした様子からガラリと豹変し、本能のまま求めてくる相手に自分もシュアンも成す術もなく翻弄されては最後にはくたっとのぼせていて。湯船のふちにもたれながらも心臓はまだドキドキしていて「…稜って優しそうな顔してるのに結構すごいじゃない…もっと好きになっちゃったかも」と頬を緩ませて囁き。しかし相手や自分もそうだが、人一倍暴走していたことにより相手の上でのぼせすぎて気を失ったようにぐったりしているシュアンを見ては長々と余韻に浸ってはいられないようで「…流石に上がって涼みたいけど…稜、動ける?」だいぶ疲れているはずの相手に一応尋ねてみて)
(2人の呼吸が響く静かな室内で、こちらの疲労度をわかってくれたらしくそれ以上はなにもせずにただ背中を撫でてくれる相手の体温を感じながら静かに寝息を立て始めて。本能のままに2人を求め、どうやらその時間は完全に無意識だったらしく、気がついた頃には3人とも温泉の中で伸びていて。起き上がろうとするも、シュアンがこちらの上に乗ったまま気を失っているようで、起こさないようにゆっくりと起き上がり。「痛っ…!」とフェロモンの副作用なのか、それとも意識がハッキリしすぎたせいか、急に起き上がれば頭に鋭い痛みが走り起き上がろうとした体が一瞬とまり。隣の相手が湯船のふちに凭れながら頬を緩めていると「そりゃどうも…なんならもっと好きにさせてやろうか?」と、先程の時間で好きになったのならもっとその時間を送ろうか。こちらはまだまだいけると意味を込めた言葉を頭痛に耐えながら相手に送り。一応といった感じで問いかけてきた相手に「なんとか…な…」と、上気せる寸前だが体が動かないことはない。シュアンを優しくゆっくり抱き上げれば立ち上がり「上がろうか」と隣のリリスに言えば風呂場から出て)
(やがて抱きしめた相手が寝息を立てはじめると昨晩はサキュバスの能力に翻弄され絞り取られて、今朝は早くから自分のことを探してくれて、そして今まで自分とリリス二人を相手にしていたのだから眠くなって当然だと声はかけずにその寝顔を愛おしそうに眺め。相手がこうして身を預けてくれていることも嬉しくて「…このままずっと寝ててくれたら良いのに…」どこにも、誰の所にもいかず自分の腕の中に居続けてくれたら。そんな想いをぽつりと呟き、そっとキスをして首筋に顔を埋めるといつのまにかそのまま自分も眠ってしまい。どこか痛むのか、起き上がった相手の体が一瞬止まると気遣わしげな視線を向けるが虚勢か本当かもっとこの時間を続けてやろうかと言いたげな言葉を聞けば肩を竦めて「…遠慮しとく。まずは稜がもっと私の事を好きになってくれなきゃね」さすがにもう満腹だと苦笑しながら冗談めかして答え、相手の腕に抱えられたシュアンをちらりと羨ましそうに見上げつつ自分もゆっくり立ち上がって。「結局半日もお風呂になっちゃった…稜達は夜もお風呂に行くの?」時刻はもうすぐ夕方というくらいか。もう少しすればまた部屋に夕食が運ばれてくるはずで、自分は一旦相手と別れて隣の部屋に帰らなければいけない。何なら昨晩のように大浴場で待ち合わせたほうが良いだろうか、辛そうな相手の背中に手を添えながら色々と考えて尋ね)
(この時間を通して好きになってくれるのであればもっとして、自分無しでは生きられないようにして、相手をシュアンのように主従関係として従えるのも悪くないかもしれないと、独占欲とはまた違った欲望が自分の中で生まれてはこちらの言葉に肩を竦めて苦笑すると「そうか…じゃあ好きになるように頑張らないとな」と、こちらに好きになってほしいのならばシュアンと同じく努力をしなければとこちらも微笑み返しながら脱衣所に入り。まずはシュアンの体を拭き始めると、相手の言葉によってもう夕方ということに気づき。もうすぐ晩御飯が運ばれてくる頃だろうと告げてくれば昨晩、初めて会った大浴場に行くのかと問いかけられれば「いや、今日はゆっくりここの温泉に入るよ」と、昨日の大浴場に行ったのは決して下心があったわけではないが、リリスという新しい家族が増えたという結果に結びつき。もうこれ以上女性と関係を持つのも面倒なのでゆっくり個室の温泉に入ると言えばこちらの体も拭き上げ。またシュアンを抱き上げれば布団に寝かせ、タオルを被せればのぼせた相手を冷ますようにうちわで扇いで、「リリスはもうお腹いっぱいだろ?空いたなら相手してやるよ」と今日でもう明日の分まで補給したのではないかというほど体を重ねたのて晩御飯は大丈夫だろうと思うが一応、晩御飯は出してやると言って)
(苦笑ひとつでごまかすわけでもなく、こちらの言葉をそのまま受け止め努力すると微笑む相手に目を細めては「頑張らなくたって精気の味は大好きだけどね」と不意をついて頬に軽いキスをして、もちろん精気以外も、と耳元に囁けば照れる事もなく澄まし顔で髪を拭き始め。風呂含め今日は結局この部屋から出ないという旨を聞くと「良いの?せっかくの混浴なんだから、他の亜人も捕まえられるかもしれないのに。私以外のサキュバスがいれば喜んで飛びついてくると思うけど」まるで相手に亜人のハーレムを勧めるようなからかい方をして、実際サキュバスがいたなら昨日の自分のように相手の精気につられて寄ってくるだろうと笑うが自分としても相手を独占、正確にはシュアンと半分こできる個室のほうが都合は良くて。また浴衣を羽織ると部屋へ戻り、まだ真っ赤な顔で布団に寝かせられつつ「…稜、さま…ごめんなさい…」とうわ言でさえ相手を呼ぶシュアンを相手の隣でくすくす言いながら眺め「サキュバスがこのくらいの食事で足りる訳無いでしょう?それに、稜のならいくらでも食べられるもの…」今日はもうしばらく食事はいらないくらい補給した。しかし欲しいならやると言われると貰っておきたくなるもので、相手を独り占めできる機会もそう無いだろうと伸びているシュアンをちらりと見てから相手を見つめ、あれほど迫った後だというのにまた舌なめずりをしながらにじり寄り)
(目を細めながら軽いキスを頬に送ってくれば、こちらの精気の味は好きと述べる相手に「もしかして、それだけが目的だったり?」ともしかしたら本当は自分のことなどどうでもよく、精気目当てに言い寄ってきたのか。と、本当はそんなことはないとわかっているが相手をからかうように疑ってみて。混浴に行けば、もっと他の亜人との出会いがあるかもしれない。もっと他のサキュバスに会えるかもしれない。それはまるで、こちらにハーレムを勧めるような言葉でそれも悪くないなとしばらく考え込むも、「いや、俺にはお前らがいてくれればいいや」と布団に寝込む相手と浴衣を着た相手を交互に見つめればそう言って。「他のサキュバスってお前みたいなやつらばかりなのか?」と喜んで飛びついてくるというのはそれほどまでにサキュバスというのはリリスのように飢えているのか。だとしたらとんでもない生物だなと思いながら問いかけて。伸びたシュアンをうちわで扇いで冷ましていると、舌なめずりをしながら、あれくらいのことでは全く足りないというような言葉を述べながらにじり寄ってくると、流石に大量の限界だというのに「り、リリスさん?もうすぐ夕飯が運ばれてくるんですが…」とにじり寄ってくる相手から離れるように後ずさりするがとうとう壁際にまで追い込まれてしまい。シュアンは伸びていて助けてくれる人物はだれもおらず絶体絶命で)
(こちらの気持ちをわかった上で応えてくれているはずなのに、わざわざからかうように問いかけてくる相手に可笑しそうに首を振り「ただの精気目当てでこんな風になると思う…?」また悪戯心が顔を出し、相手の手を取ると自分の胸に押し当て側にいるだけでとくん、とくんと高鳴る鼓動を感じさせてわざと切なそうな表情を浮かべ。やはり女性を囲うというのは男性にとっては魅力的らしく、しばし考え込むが結局自分達だけで良いという相手に「確かに、これ以上相手が増えたら稜の体が持たないかもね」今だって散々サキュバスとサキュバス顔負けの龍族に振り回されているのだから、他の亜人でも来ようものならどうなるのかと楽しげに目を細めてからかい。自分以外のサキュバスもそんな調子なのかと問われれば「大体はね。中には少食な子とかギリギリまで食べたがらない初な子もいるし、色々ってところ」唇に指を添え、仲間の姿を思い出す素振りを見せてまぁ三者三様だと答え「でも、どんなサキュバスだって稜を見れば食べずにはいられないんじゃない?私達から見た貴方って凄い御馳走なんだから」と、相手にはわからなくとも淫魔には凄まじくモテる体質のはずだと意地悪く首筋をつーっとなぞりながら囁いて。どんなに迫られようとあれだけ暴走した後では勘弁願いたいのだろう、何故か敬語になりながら逃れようと後ずさる相手を女豹のようにじりじりと追い詰めていき「そう、じゃあ急がなくちゃね…まずは私の事、お腹一杯にしてくれない…?」相手の制止もにっこりとかわし、自分の夕食が先だと今にも重なりそうな唇でねだるがあと少しという所で扉が開き、こちらの光景に驚いた様子の仲居がぎこちなく夕食を運んでくると「…残念。続きは食後のデザートにとっておきましょうか」囁きかけた耳をキスと共に軽く舐め、焦らすようにしながら何事も無かったかのように並べられる食事を素知らぬ顔で眺め)
(相手をからかったらどんな反応が返ってくるのか。興味本位で問いかければ、切なそうにな表情を浮かべてこちらの手を相手の豊満な胸に当てられると酷く柔らかい感触に顔を赤らめるも、その脂肪の上からでもはっきりととくん、と鼓動が聞こえてくれば「思わ…ないです…」と相手を揶揄うはずだったのに逆にこちらが戸惑ってしまい、言葉に詰まりながらつぶやいて。こちらの問いかけに対して唇に指を添えながら色々なやつがいると伝えられると「できればその初な子がよかったなー…」と、今日だけで3回ご馳走したのにまだ足りないという相手には苦労していて、またからかうようにそう言って、首すじをなぞられれば「それってかなりヤバいんじゃ…」ともしそんな体質だとしたらこれからの先々でサキュバスに襲われているのではないか。むしろそうでない今が幸せだと感じては鳥肌を立ててしまい。こちらの制止を振り切って獲物に狙いを定めた獣のようにじりじりと追い詰められ、早速唇が奪われそうになるとその瞬間に仲居が部屋に入ってきて、助かったと思う反面どこか残念そうにして。相手の囁きが聞こえた耳を軽く舐められると生暖かい感覚に鳥肌が立つもその言葉に「お手柔らかにお願いします…」と、正直限界であり、そう答えればシュアンを起こして夕食を食べ始めて)
(先ほどはあんなに大胆だったのに、今はこうして胸に手を触れさせただけで赤くなる相手をついつい可愛いと思ってしまえばくすっと笑みを零し「でしょ…?私、これでも結構本気なんだから」と決して冗談ではない言葉を口にしながらおもむろに相手も胸に寄り添い「稜だって私を見てドキドキするでしょう?」胸元の手はそのままに、自分の容姿に自信があるからこそそんなことを言いつつ悪戯っぽく相手を見上げて鼓動を確かめ。元はと言えば自分が欲張りすぎたせいだが、初なサキュバスのほうが良いなどと言う言葉は聞き捨てならず少し拗ねたような顔をして「そう?ならその子と交代して帰っちゃおうかな」などと揶揄には揶揄で仕返しをし「…大丈夫、他の子に私のご飯を横取りさせたりしないから」なぞる肌に恐怖のせいか鳥肌が立つと、ちょっとだけ意地悪を引っ込めて代わりにわずかな独占欲を露にし。自分だけのものというわけにはいかないけれど、他のサキュバスに譲ってやるわけにはいかないと密かに考えながら鳥肌をなだめるように撫でるように唇を押し付けて。お手柔らかに、と明らかにぐったりしつつ跳ね退けることはしない相手はこちらにとっても都合が良く「お手柔らかに、ね…約束は出来ないかもね。だって仕方ないじゃない、生きる為に必要な事なんだもの」相手が強気に出ないことを良いことにもっと欲を出すが、それを遮ったのは相手に起こされたシュアンの声で「――…稜様、騙されちゃ駄目です…サキュバスのご飯は、普通なら2日に1回で良いくらいなんですから…」まだ辛そうにぼーっとしつつも、嘘を吐いてまで相手を取ろうとするこちらに明らかにむすっとした様子でこちらが黙っていたことをバラしてしまい)
(やはりこちらはスイッチが入っていないとどうも恥ずかしがったり照れたりしてしまうようで、先程リリスの乱れた姿を見たというのにこうして胸に手を当てると顔を真っ赤にしてしまい。冗談ではないと、こちらの胸に寄り添いながら囁いてくれると「嬉しいよ…」と女性から好意を持たれるのが嫌な男などいるわけがなく、それだけ呟けば悪戯っぽく微笑んで口にすると「うん、めっちゃする」と相手の容姿は言わずとも美しいとだれもが思うはずで、それは間違いないと即答して。やはり揶揄は相手の方が一枚上手で、こちらの揶揄を上手くいなされてしまえば「え、ちょっ、ご、ごめん!リリスがいいです!リリスじゃないとダメです!」と相手のことだから本当にそんなことしかねないと思えば慌てて引き止めて。やはり生きるためには貪欲にならなければならないのか。こちらの要求は約束できないと言うも、起き上がったシュアンにサキュバスの本当のことを教えられれば「リリス、それ本当なのか?」と2日に一回なら今日こんなにしなくてよかったはず。無理矢理求めてきたり、フェロモンで誘惑してきた結果でこんなに疲れてしまったのではと相手を真剣に見つめながら問いただして)
(寄り添った胸からドキドキ高鳴る鼓動が聞こえると満足そうに微笑み、まるで恋人同士のようにくっつく体勢に自分も少し鼓動を早めながら「そこは"俺も本気だ"って言うべきじゃないの?」それをごまかすようにまたちくっと意地悪を言って、胸に耳を押し当てたまま相手に体を預けるようにして。相手を他のサキュバスに譲る気などさらさらないし、相手が別の子が良いと言ったって今更手放すつもりもない。それなのに酷く慌てて引き止めて来る相手が可笑しくて、そして嬉しくて笑みを零せば「――ね、そうでしょう?もう私以外のサキュバスじゃ満足できないようになっちゃったんだから、諦めて…?」実際自分は体だってテクニックだってずば抜けているはず、そんな自信たっぷりに囁くと弄ぶようにふっと耳元へ息を吹きかけて。体の傷を見るに、おそらく奴隷か何かだったシュアンが捕えられた先に同じく捕えられたサキュバスでもいたのだろう。事実を述べる彼女からも、確認する相手の真っ直ぐな視線からもついと目を逸らし「本当だけど…ほら、美味しいものは別腹って言うじゃない」微笑みと共に平然と言い訳をして、それから言おうかどうか迷った後にもう一度口を開き「…今日くらい甘えてみたかったの。一日くらい許してくれない?」ようやく出会えた自分を受け入れてくれる存在。しかし食事で悦ばせる事が全てだった自分にはそれ以外の触れ合いがわからず、甘えたいと思うと自然にあんなことになってしまった。そんな想いから軽い口調で許しを乞い)
(相手が寄り添ってきたことにより、相手の胸が押し付けられてきて、その感覚により鼓動がさらに高鳴ってしまい。胸に寄り添っている相手に聞こえていたりしないだろうかと心配になり意地悪そうに言いながらこちらに寄り添ってくると「じゃあ….俺も本気だ」と相手に指摘されるとそれもそうで、言直すように言って。こちらの言葉に可笑しそうに笑いながら囁いてくると「わかった…諦めるよ」と、相手以外のサキュバスを諦めろというのもおかしなような気がして、それでも相手以上のサキュバスなどそうそう居ないだろう。それなのに相手で妥協するのはすこし贅沢だなと思いながら苦笑してそう言って。こちらの真っ直ぐな視線に目をそらしながら平然と言い訳すると、愛を確かめる時間も相手にとっては食事に過ぎないだろうか。そんなことを考えれば少し寂しくなるも、それから告げられる許しをこう言葉にやはり相手も愛を求めていたのだとわかれば「…いいよ。今日だけじゃなくてもいくらでも甘えていいから」と、微笑みながらいつでも甘えていいと言って)
(押し当てた耳に聞こえて来る鼓動はどんどん早くなっていて、またからかってしまおうかと考えるがたまには甘い時間を素直に楽しむのも悪くないと黙って上機嫌な笑みを浮かべ続け「…じゃあ本気の稜は私にどんなことしてくれるの?」わざと自分から抱きしめることもせず、期待するようにそう尋ねて。苦笑しながら素直に自分以外を諦めると認める相手に満足そうに頷くと、額へ軽く触れるキスをしてやり「お利口さんにはちゃんとご褒美をあげなきゃね」頭を撫でたりとわざと子供っぽい扱いをしながら囁いて、そのまま瞼に頬に、そして唇にと触れるだけのもどかしいキスを続けていって。騙されて振り回されたことを怒るわけでもなく、微笑んで甘えて良いという相手を横目でちらりと見つめては「…怒ってないの?」と一応そう尋ねてしまい。しかし良いといわれたからには良いんだと自分を納得させては「…なら稜が死なない程度に甘えちゃおうかな。後からやっぱり駄目、なんて言わないでよ?」自分の甘え方といえば先ほどのような方法しかなく、はたして相手の身がもつだろうかと苦笑してはシュアンを抱き上げたままの相手の背中にそっともたれかかり脅かすように言ってみて)
(早くなった鼓動は自分の中で響いて聞こえて、相手はその胸に耳を押し当てているのだから確実に聞こえているのだろう。そう考えていると相手に緊張しているということがバレ、そのことを恥ずかしく思えばまた鼓動が早くなって。上機嫌な笑みを浮かべて期待した表情を浮かべる相手に対し、「じゃあこんなことする」といつもの行為と比べればそれは遥かに軽いものだろうが、恋人にするようなキスを額におくりわざと音を立てて。こちらの答えに満足そうに頷きながら、まるで子どもを扱うようなことをすると、顔の様々なところにキスされれば「お利口さんじゃ済まなくなる時があるかもよ」と、相手に子供扱いされたことがカチンときたらしく相手の耳元で囁くようにすれば耳たぶを甘噛みして。シュアンを抱き上げていると、背中からもたれかかってくる相手が死なない程度にと言えば、それってかなり甘えてくるんじゃないかと心配になるが男に二言はないと言い「いいけど、1つ約束。もうフェロモンは使わないこと。フェロモンで操られた愛なんて嫌だからな」と、相手の能力であるフェロモンを禁止し、相手と真実の愛を誓っていたいらしくそう言って)
(自分の為に高鳴る鼓動を楽しむように、相手を見つめるために顔を上げても頬は胸元へ寄せたまま相手は一体どんな反応をするだろうかと目を細めて待ち望み。温泉での続きか、先ほどのリベンジか。しかし結局相手は額に軽いキスをしただけで、ちゅっと音を立てて離れた唇に拍子抜けとはまた違うむず痒さを感じ「…何それ…こんなのが稜の本気なの?」慣れない優しい感触にドキドキしつつ、悟られないようわざと不満げな声を上げ。やはり子供扱いされるのは男性のプライド的には見過ごせないらしく、囁きながら耳たぶを甘噛みしてくるとくすぐったそうに肩を震わせ「私は別に構わないけど…?その時は、私が貴方の我が儘を好きなだけ受け止めてあげる」好きなだけ弄れば良いと身をよじることもせず、頭を撫で続けながら甘い言葉を囁き返し。背中越しに聞こえる男らしい返答に機嫌良く尻尾を揺らすが、次いで提案された約束事には思わず振り返り「――それは難しい約束かもね。だって私、稜の事心も体も骨抜きにしたいもの」そのためには、相手の愛を射止めるためにはサキュバスの武器が不可欠だと考えようによっては弱気な発言で相手の言葉をあっさり切り捨てて)
(どうやらこちらの心の声を悟ったらしく、頬は胸元に寄せたままこちらを見上げてくると、不満をあらわにした声で尋ねてくれば「そう思う?」と、どうやら額にキスをしたのは不意打ちらしくこれからが本番だと言えば相手を押し倒し、深く濃厚なキスを施して。耳たぶをかんだとたん肩を震わすとどうやら効いてるらしく、しばらく相手の耳を舐めたり吸ったりしていれば甘く囁かれた言葉に「知らないよ?さっきだって結構キツそうだったけど?」と湯船での相手はかなりぐったりしていて、こちらの我儘、もとい本気はあんなものではないと脅しをかけて。シュアンを起こして夕食の準備に入るが、のちらの提案をあっさり切り捨てるとこちらのことを骨抜きにするためにはフェロモンという武器が必要らしく、珍しく弱気な発言をする相手に「もう既に半分以上は骨抜きにされてるんですけど?」と昨晩でのことや、今日のこと。もうすっかり体は相手の虜になっていて)
(額へのキスとは違い深いキスには慣れているものの、不意を突かれたばかりなせいで呆気なく押し倒され口づけをされるとぴくっと反応して「――ちょっと、稜っ…」その勢いに危うく流されそうになり、相手を諌めようと押し返すが、やがてそれも止めると自分からも舌を絡めていき。延々と耳を弄られるとやがてくすぐったさがじれったい感覚へと変わり、甘い溜め息を零しながらも笑みは崩さないまま「さっきは少しのぼせただけ。サキュバスが人間の本気に耐えられない訳無いじゃない」脅しにも平然と答えつつ、さっき以上の本気を出したら相手はどんな風になってしまうのだろうと内心ドキドキ期待してしまい「信じられないなら、今夜シュアンに内緒で試してみる…?」と夜、二人きりでとことん溺れてみるのも良いと誘うように煽ってみて。自分の体があれば相手の言葉通り、半分くらいは骨抜きにできる自覚はある。けれど残りの半分、心だとかそういう部分を落とすためには能力が必要なはずだと「あと半分残ってるでしょう?…それとも、そんなもの無くても私のこと、好きなっちゃいそうなの?」デザートの果物をひょいと横取りしながら、挑発するように小首を傾げて問い)
(やはり相手の唇はシュアンのものとは違ってぷっくりと膨れていかにも成熟した女性の唇といったもので、その感触に虜になってしまえばしばらく相手の唇を味わうように舌を相手の唇になぞらせたり、歯茎を舐めたりと責めて。相手の不意をついたらしくあっけなく押し倒してしまえばこの流れを逃さないとばかりに押し返してくる相手の抵抗を無視しながらキスを続けるがやはり年上の相手の方が一枚上手か、最初はこちらの流れだったはずなのにどんどん相手のペースになってしまっていて。こちらの耳への愛撫に甘い溜息を吐くもまだ余裕といった笑みを浮かべると、こちらの脅しに平然と答えては、こちらを誘うように煽ってくると「俺はいいけど…どうするんだ?」と、シュアンには内緒だと簡単に言うがシュアンのことだ。こういうことには確実に感づくはずだろうと問いかけて。どうやら相手はこちらの何から何まで全部を堕とそうとしているらしく、挑発しながら小首を傾げると「いや…この半分はシュアンのためだ」と、2人の恋人として愛は平等に。否、シュアンに少しばかりひいきしないといけなくて、これ以上相手に溺れてしまうとシュアンが危ないと思いこの半分はシュアンのためにとっていると言って。シュアンを起こせば早速夕食をとり、お互い温泉に浸かったはずなのに疲れているためか黙々とご飯を食べて)
(シュアンの様子を見るに、彼女はこういった方面で奉仕する奴隷としての教育は受けていないようで。そのせいか自分のするようなキスには慣れていないのだろう、思うまま流されてくれる相手を面白く思いながらじっくり口づけを深めていき「…どうしたの?稜の本気、私に負けちゃってるみたいだけど」相手の舌を舌先で弄びながら悪戯っぽく問いかけて。相手の口ぶりからすればシュアンはかなり勘が鋭いらしく。あれだけ相手のことだけ見つめていれば当然だろう、微笑ましいような羨ましいような気持ちで苦笑しては「そうね…じゃあ、先にシュアンが気絶しちゃうくらい構ってあげたら良いんじゃない?」それから二人の時間を始めようと、また相手の体が持たなくなるような提案をさらりと述べて。もう半分は自分にやるわけはいかない、そんな風に言われると一瞬不意をつかれて目を丸め、それからゆっくり微笑んで「…わかった。なら約束してあげる…稜のそういうところ、結構好きだもの」最後の方は呟くようにして言いながらしょうがないなと納得し。一方シュアンもシュアンで相手の言葉が嬉しかったらしく、冷ましてもらったおかげで落ち着いてきた頬の赤みを再び濃くして、黙々と食事をとりながらも相手の横顔を盗み見て「…大丈夫ですよ。稜様なら能力なんて使わなくたって、大切に愛してくれますから」自分がそんな風に愛されていると言うように恥ずかしそうにサキュバスを宥め「そうですよね?」とはにかみながら相手に確認を取り)
(/お返事に気づかずレスが遅れてしまい申し訳ありません…!)
(相手の舌使いに苦戦しつつ、なんとかこちらのペースに持っていこうとするもなかなか反撃させてくれずになすがままになっていて。そのまま深いキスがさらに深まっていけばこちらの舌を弄ぶようにしながら悪戯っぽく笑ってくると、このままではダメだと一旦落ち着いて。相手のキスを受けていればパターンがわかってきたらしく、それに応えるようにすれば少しずつこちらのペースに持ってくることができて。どうやらシュアンの本性をわかってくれたらしく、苦笑しながら結局はこっちが不利になるようなことを提案してくれば「それってかなり不公平だし、結局はそっちが有利だろうが」とふざけた提案に相手のひたいにデコピンをして。こちらのいうことをわかってくれたらしく、呟くようにしながら納得してくれると「サンキューな」とこちらも呟くように礼を言って。こちらのいうことを聞いていたシュアンは顔を赤くしはにかみながら確認してくると「あぁ、まぁな」と2人同時に愛する。自分の中で決めたことは曲げずに貫き通すため、2人同時に、公平に愛すると誓えば食事も終わり始めて)
(/いえ、こちらこそ土曜日はお返事できなくて申し訳ございません!)
(もう降参なのか、相手の勢いが弱まってくるとこちらも油断してあとはゆっくりとキスを楽しみ。このまま精気も頂いてしまおうか、なんて舌を吸い上げながら考えていたが徐々に自分の動きが読まれて翻弄され始めると驚いて「――っ……、稜?そろそろお終いにしない…?」相手のペースに飲まれる前に逃げてしまおうと唇を離してねだるように微笑み。まるでおしおきとでも言うようにピンッと額へデコピンをされると、今までそんなことをされた経験が無いだけに目を丸め「もう、痕になっちゃうじゃない…」さほど痛くはないものの額を撫でながら唇を尖らせて「それなら…ここには一週間いるんでしょう?別に内緒にしなくたって、私と二人っきりで過ごす日をシュアンから一日貰えば良いじゃない。その代わり次の日はシュアンと二人きりであげるとか…あの子だって、四六時中稜と一緒じゃなきゃ駄目って訳じゃないんだろうし」と彼女だって一日くらいなら相手と離れても平気だろうと甘く見た上で次の計画を告げ。一度愛すると決めた意志は貫くと、そう肯定する相手に二人顔を見合わせてはお互い良い人に出会ったと微笑み合って。ちょうど食事が終わる頃、こちらに少々つまみ食いされたり分けてくれたりしていたせいでシュアンのほうが先に箸を置くと「…稜様。お疲れじゃなかったら、今度はゆっくり温泉に入りませんか?さっきは…結局のんびりは出来ませんでしたから…」後ろめたさから目を伏せながら相手に体を休めて欲しい旨を伝え、良い案だとこちらも頷いて「夕食に着いてきたお酒もあるし、飲みながらじっくり愛し合うのも良いじゃない?」盆に乗った酒をつまみ上げて、やはり妖しげな言い方ではあるものの純粋に相手との時間を楽しんでみたいと考えながら誘ってみて)
(/いえ、お返事がいただけるだけで嬉しいのでお気になさらないでください!こちらこそこの頃レス頻度が落ちてしまってすみません…!)
(どうやら相手は自分のペースに持っていったことで油断していたようで、驚きながら目を見開いていることに気づけば得意げな笑みを浮かべて。すると、一旦唇が離されてキスが中断されると笑みを浮かべながらねだってくると、「リリスは目の前に弱った獲物がいたら逃しちゃうのか?」と逆にリリスがこちらの立場だったらどうするのかと問いかけては相手の両手首をこちらの両手で掴んでは床に磔にするように拘束し、足を絡めて完全に相手を動かないようにしては一気に畳みかけようと激しいキスを始めて。シュアンだって一日離れたくらい大丈夫だろうと言えば前言撤回。やはり相手はシュアンのことをわかっていないらしく、甘い計画を立てる相手に「その次の日俺がどうなると思う?」と問いかけて。サキュバスに一日中搾られ、そしてその次の日には一晩中動きっぱなしの龍族に搾り取られる。いくらなんでもそんな日々が続いてはこちらの身がもたないとシュアンの恐ろしさを説明して。食事を進めていれば、デザートやらなんやらつまみ食いされたシュアンの方が早く食べ終わったらしく、先に箸を置いては目を伏せながら休んでほしいというシュアンと、酒をかわしながら愛の時間を送りたいと怪しげな笑みを浮かべる2人に「そうだな…もう一風呂浴びるか」と、なんとなく嫌な予感がするも美女と美少女に誘われてしまっては断ることなどできず、こちらも食事を終えれば立ち上がって上記のように呟いては風呂場に向かって)
(/こちらもレス頻度が低くなってしまいすいません。言い訳に聞こえるかもしれませんがなにしろ本体がテスト期間中なので…)
(まるで今の自分は相手にとっての獲物だと言うような言葉と強い拘束に思わずゾクリとしてしまい、床に縫い付けられる形になりながら「…逃がさない。残さず食べるに決まってるじゃない」降参の意味も込めて囁けばされるがまま激しいキスを受け止め、抵抗も出来ない分まんまと相手に流されてしまって。こちらの想像を軽く超えるシュアンの凄まじさを説明され、身がもたないと真面目に表情で言い切る相手を見ては「いくら龍族とはいえそこまで凄いなんて、よっぽど稜の事が大好きなのねぇ」と元々色々噂は聞く種族ではあるがそこまでとは、なんて他人事のように呆れの微笑を見せて。気まぐれな自分にはその一途さがなかなか理解出来ず、考え込むように首を傾げ「シュアンにも稜みたいにもう一人遊ぶ相手が出来たら…って、流石に無理ね」二人恋人を持つ相手や移り気な自分のように、相手にのめり込むばかりでなくもう一人好きな人でも出来れば相手がぐったりするほど搾り取ることもなくなるのでは。そう平然と浮気をすすめるような事を言っては流石に妬くだろうか、相手の反応を伺いつつ肩を竦めて。風呂場へ向かう相手には酒を持ったシュアンがついていき、自分はもう一人分の酒、そしてわざわざ徳利に移したシュアンの分のジュースをも用意してから後を追って「はい、こっちが私と稜のお酒。シュアンもちゃんとお揃いのを用意してあげたけど、中身は林檎ジュースだから気をつけて飲んで?」とからかいつつ、合計3つのお盆をぷかぷか湯に浮かべながらまずは相手にお酌をして「今日はお疲れ様。たくさん飲んで元気になって頂戴ね」こちらもからかって存分に酒の席を楽しみ出して。いつもなら自分が相手の飲み物を用意しているが、その役目も奪われたシュアンは残念そうにしつつ自分も持ってきてもらった飲み物に口をつけて。林檎味にしては随分変な味だけれど良い匂いのするそれを退屈もあってくいくい飲み進めると、段々頭がぽーっとしてきて、気がつくと相手の肩にこつんと倒れ込むように頭をくっつけており)
(/お忙しい中わざわざお返事してくださってありがとうございます…!実はこちらも風邪を引いたり何だりとバタバタしておりまして、しばらくレスが遅れがちになりそうなので、主様もどうか無理はなさらずリアルを優先してくださいませ!)
(降参するような、諦めたような囁きはこちらの意見に同意してくれるもので、初めて相手を攻略することができたことに満足感を得ると得意げな笑みを浮かべ、またキスに没頭して。この流れのまま、キスを続けながら相手の浴衣を脱がせると2人だけの時間を始めて。まるで他人事のように呆れながら笑う相手に「まぁ今まで受けてなかった愛情を受けたら、そうなってしまうんだろうな…」とどうやら龍族の特性についてはまだ知らないらしく、奴隷時代を過ごしてきたためああなったのだろうと思い。のめりこむ男性をもう1人増やせば。そんなことは絶対に無理だろう。他の人を好きになることなんてないと言い切った相手を思い出しながらそういうも、もし本当に出来てしまったら。そうなったら相手から受ける愛は半分になってしまうのだろうか。今回の一件も相手にとってはそうで、今まで貰っていた愛情が半分になってしまった相手はどんな気分なんだろうか。寂しいのだろうかと葛藤してしまい。露天風呂へと出ればそこには海の夜景が一望でき、春とはまた異なった風情の温泉になっており、なんだかんだで半日以上入っているも両手に花束を持っていれば飽きるはずがなくて。大人の2人は酒を飲むことができるがまだ成人していないシュアンは林檎ジュースで我慢。リリスからお酌してもらえば「ありがとう」と礼を言いながら晩酌をして。しばらく飲んでいると、となりのシュアンが肩に頭を載せていることに気づき。もう寝てしまったのだろうかと確認するも目は開いており様子がおかしいと思えば数秒後にまさかと感づき、相手の徳利を確認すれば「これ、酒だ…!」と目を見開いては驚いて)
(/いえ!トピ主である自分が放置するわけにはいきませんので!風邪をひいたんですか!?大丈夫ですか!?暖めましょうか!?はい、ありがとうございます!)
(流されるまま、相手にリードされる形で過ごした時間はいつもとは全く違ったものになり、幸せではあったが何となく少し悔しいような恥ずかしいような気持ちが残って「…まぁ、本気って程じゃないけど…人間にしては凄いんじゃない?」相手の背中に腕を回したまま余裕ぶった評価を述べて。愛情を求めるのとサキュバスのようになってしまうのはまた別ではないかと考えるが、決して怒ったり拒んだりしない優しさが滲む返答に水を差すのも嫌だと黙っておくことにして。そんな自分の揶揄に相手が葛藤を始めると「大丈夫、シュアンが貴方以外の誰にも興味ないのは私にだってわかるもの」頬をツンとつっつきながらフォローするが、それでも相手の表情が晴れないため他の事にも悩んでいるのかと首を傾げて。驚く相手の声にゆっくり顔を上げ、とろんとした目に徳利を映しながら「お酒…?りんごのじゅーす、おいしいですよぉ…」度数の高い日本酒のせいかお湯でアルコールが回りやすくなっているからか、既にだいぶ呂律の危うい返事をすると真っ赤な顔にふわふわ緩んだ笑みを浮かべてまた一口飲み、そのまま相手に口移しで飲ませ。「ん、ふふ…でも…りょうさまのほうがおいしいです…」そう言えば相手の唇、首筋、肩などを甘噛みより弱い力でじゃれつくようにはむはむと食べ始め。それを眺めるリリスは「…ゆっくりくつろぐんじゃなかったの?」と、酔っ払いに言っても仕方がないと酒片手に何とかしなさいと相手にアイコンタクトを送り)
(/暖めていただくついでにお粥もお願いしたいです…!笑 こちらも布団に潜りつつゆっくりお待ちしておりますので、トピのことは気にせずテストに全力を注いでくださいませ!陰ながら応援しております…!)
(これで相手も数日は大丈夫だろう。しかし、これまでと違ってただ空腹を満たすだけのものとは違い愛も求めてくるようになった相手なら、また明日も求めてくるに違いない。こちらの背中に腕を回したまま余裕ぶった評価をすると先ほどの甘い時間ではかなり乱れてたはずなのに、素直じゃないなぁと苦笑すれば「何か勘違いしてないか?俺まだ全然本気じゃないんだけど…?」とこちらもまだ余裕だといえば耳元で囁いて。一週間の出張や、無断で帰りが遅くなったりしたときのこともそうで、当たり前だったはずな愛がいきなり無くなるのはどうなんだろうと思えばやはり胸が痛くなるもので。すると、悩んでいた時に頬を突かれると首を傾げている相手が慰めてくると「ありがとう…そうだよな。シュアンは俺以外に興味ないよな」とあわや独占欲を匂わせるような言葉を呟けば「ありがとう」と相手にお礼のキスを送って。ゆっくりとあげた顔の瞳はもうかなり出来上がっており、呂律の回らない相手がまた酒に手を出せば今度は口移しで飲まされて。しかたなくそれを飲み下すも、そこからじゃれるように、味わうようにはむはむと甘噛みしてくれば「お、おいシュアン…!」と酔った意識の中でも無意識なのか弱いところを攻められれば悶えて。こちらの様子にただ眺めるだけの相手からアイコンタクトを送られると「お前わざとやったのか…!?」とくすぐったさを耐えなが相手を睨みつけて問いかけて)
(/わかりました!今すぐ作ってきますね!ありがとうございます!とりあえず赤点回避しないと受験やばいす)
(年上として強がってはいるものの、相手にかなり翻弄されてしまったのは事実。まだドキドキしている鼓動を隠して薄く笑みを保っていたが、相手の一言にその笑みをぴくっと乱して「…それは流石に嘘でしょう?これ以上する元気なんて有る訳…」まさか、と信じられないというより信じたくないような気持ちでそーっと問いかけ。呟かれた言葉はシュアンの一方的な想いだけでなく、相手が秘める独占欲も垣間見えるもので「…シュアンもだけど、稜もよっぽどシュアンが大好きなのね…ちょっと嫉妬しちゃうかも」お礼のキスをくすぐったがるように笑いながらいたずらっぽくそう告げて。酒の入ったシュアンは大人しそうな雰囲気から一変不思議な妖艶さを纏っており、それこそサキュバスのように唇を這わせる姿を酒の肴に眺め続けて「わざとこんな事するはず無いでしょう?確かに、間違えちゃったら面白いかもって思ったけど…恋人の可愛い姿が見られるんだから良いじゃない」相手に睨まれても知らん顔、無責任に笑っていればシュアンが拗ねたような表情で相手の顔をぐいっと両手で自分のほうに向かせ「ーーりょうさま…今日は、リリスさんのことばっかりっ…わたしだって…わたしだって…!」むーっと据わった目で相手を見つめては、湯船のふちに押し倒すようにばっと体を預けて抱きついて「リリスさんだって、りょうさまの大事な恋人、ですけど…りょうさまが好きなようにできるのは、わたしだけなんですよ…?」呂律が回らない分、どこか危うげな声でそんなことを囁けば「だって、わたしもリリスさんも、りょうさまのものですけど…りょうさまの物になれるのはわたしだけ。りょうさまの奴隷はわたしだけなんです…」と、いつになく妖しく、まるで自分なりに誘惑するかのように囁くとこてんと首を傾げて「どうぞ、めいれぃしてください」あむっと唇を食べてしまうような短いキスの後に、明らかに物欲しそうな瞳で相手を見上げ)
(/受験はまずいですね…温泉でイチャイチャしている場合ではありませんね!?← そして本日も遅レスすみません!やはり稜さんのように看病してくれる方がいないと体調が治らないようで…!笑 もうしばらく辛抱していただけると有りがたいです!)
(余裕ぶった表情を浮かべながら薄らと笑みを浮かべるが、こちらの一言にピクッと反応すれば信じられないというような言葉を問いかけてくればどうやら信じていないらしく、笑みを返しながら「嘘だと思う?俺、一応男なんですけど?」と、女と男では体力に決定的な差はあるものの、歴戦の相手となれば下手な男より体力はもつだろう。しかし、幼い頃から格闘技をやって来た自分には関係なく、首を傾げながら確認するように問いかけて。「お前も嫉妬とかするんだな」と悪戯っぽく笑う相手はいつも大人な対応をするが、ちゃんと嫉妬するんだなと感心するようにそう呟いて。こちらの睨む視線にも知らん顔。笑いながらこちらを眺めて酒を飲む相手はまるで、こちらを眺めながら晩酌しているようで、無責任な相手をさらに睨むも視界が一気にガラリと変わり。どうやら相手に無理やり振り向かされたよくて、こちらに体を預けるように押し倒してくるとリリスのように妖しく、誘惑するように首をかしげてくれば唇を食べられてしまうような短いキスを施されて。物欲しそうな瞳で見上げてくれば結局こうなるんだなと呆れたようにため息をしては「じゃあ、これから声を上げるな。あげたらお仕置きだからな」と命令しろと言われてもなにも思いつかず、なにか面白いことがしたいと思えばそう述べて、自分はというと相手に声を上げさせようと耳を吸い、背中を撫で、翼を擦って責めていき)
(/一応推薦もらってますので、存分にイチャイチャできます!大丈夫でしょうか?こちらはいつでもお待ちしておりますので、お身体を大事になさってください!それでは早く治るように願って(ぎゅう)←)
(いくら相手が年下で、自分が経験豊富な年上とはいえ男と女。それも浴衣を脱いでみればかなり筋肉質な相手に得意げに笑い返されれば余裕ぶっている暇は無く「…知ってる。でも、私ともシュアンともあんなに遊んでおいてこれ以上出来るわけ…」だが、今日ばかりはこれ以上体を使うことなどできるはずがないとたかをくくって。まるで感心するような呟きに失礼な、と苦笑しては「好きな相手に嫉妬しない人なんているの?」と告白のような言葉をさらりと平気で口にして。意図が読めない命令に普段なら首を傾げるものの、意識が朦朧としている今はただ何かを命じられたことが嬉しくてにこにこしたまま口を両手で押さえて頷き。しかしアルコールのせいで普段より敏感になっている上に理性も弱っている分、背中に手を添えられただけでもぴくっと体が跳ねてしまい「…っ!…ん、んんっ…」最初こそ声を我慢していたがすぐに小さく呻き始めてしまい、それでも唇を閉じているうちはまだ大丈夫と思っているのか懸命に口元を押さえ悶え続けて。そのうち耳や翼まで弄られ始めると手だけでは声を押さえ切れなくなっていき、相手の首筋に吸い付くようにしながら唇を塞ぐと必死に気を紛らわせている様子で)
(/おぉ、推薦…!稜様ばりのハイスペックにびっくりです!笑
そして昨日はお返事できず申し訳ありませんでした…!体を暖めていただいたおかげか体調も回復してきましたので← 明日からはいつも通りお返事できると思いますのでよろしくお願い致します…!)
(どうやら相手は心理的に追い込まれているらしく、いつもの余裕はどこに行ったのか、これ以上こちらの体がもたないだろうと勝手に判断する相手に「普通はな。でも、こんなのがあってな」とバッグを漁り、取り出したのはリポ◯タンのような茶瓶で。「これ強壮ドリンク。それもかなりの」と、一ヶ月我慢したシュアンのことだから、この旅行では結構な頻度で求めてくるだろうと、事前に用意したドリンクで、かなりの効力があるものを選んできていて「これにリリスのフェロモンが混ざったらどうなるんだろうなー?」と相手のフェロモンでさえも2人を果たさせることが出来たが、それにこのドリンクが合わさったらどうなるのか。自分でも予想できないことを相手に棒読みのように問いかけて。こちらのつぶやきに苦笑して問いかけてくると「それもそうだな」と相手にしては素直な告白のような言葉は珍しく、こちらも笑いながら額にキスをして。背中に手を添えただけで体が跳ねる相手は最初は調子が良かったものの、段々声を上げるようになってきて。しかし、それをも耐えようとしてはこちらの首筋に唇をあてがって口を塞ごうとしてくればラストスパートか。耳は音を立てて吸い始め、翼を撫でていた手は背中に回し、両手で相手の背中を爪を立てて優しく撫でるというよりくすぐるような感じで相手を責め立てて)
(/いえ、結構底辺な大学なのでそれほどでもないです!
お元気になったようで何よりです!いえ、こちらも今日の返事が遅れましたのでお互い様ということでよろしいでしょうか?)
(目の前に差し出された瓶にはたっぷりと液体が入っており、その中身が滋養強壮ドリンクだと説明されれば「それってちょっとずるいんじゃない…?」と思わず小声で呟いて。しかし白々しい棒読みで告げられる提案に、自分でも予想が付かないくらいの楽しさを想像してはうずうずと期待が膨らんできて「…どうなっちゃうか…試してみる?」笑いかけると相手から瓶を取り上げると蓋を開け、自分の口に含んで相手に口移しで飲ませながらふわっと甘い香りのフェロモンを放ちはじめて。子供っぽい額へのキスはやっぱり不慣れでむず痒く、前髪を直すふりをして額を押さえながら「そうでしょう?稜は私に嫉妬してくれないの…?」とからかうように尋ねてみて。首筋へ噛みついた唇の隙間からふうっと熱い吐息を零しながら相手の手の感触に耐えつづけるがそれももう限界で。ちゅうっと耳を吸い上げられれば「ふぁっ…!」甲高い声を上げてしまい、慌ててきゅっと唇を噛むが一度我慢が崩れてしまうともうだめで「あっ…ごめ、んっ…なさい…おしおき、してくださいぃ…」背中を滑る爪の感触に身をよじり、泣きそうな顔で声を出しながら相手にすがりつき謝って)
(/いえいえ、勉強せずなりきりばかりの私にはとっても眩しいです←
そういっていただけると有り難いです!もちろんこちらの都合に合わせていただかなくても、主様がお忙しければ遅レスで構いませんのでゆっくりお相手お願い致します!)
(相手は小声で呟いたつもりなのだろうが、その言葉をこちらの耳にしっかりと届き「何言ってんだ。人間の科学の結晶さ」と同種族が作ったものならばなんでもありと言いたげな言葉を放ち。この強壮ドリンクは他のドリンクのように飲んだら元気になるとか生優しいものではなくて、その分扱いにも注意しなければならないのに。それなのに目の前の本人はこちらの言葉に楽しそうにしていると、こちらは脅しのつもりで言った言葉に興味を持った相手が瓶を取り上げて口移しで飲ませてくると「お、おい!まっ…!」とやがて口内に入ってくるドリンクを吐き出そうとするも口を塞がれているため、息が苦しくなってきたのか思わず飲み下してしまい。やがて体の芯から燃えるように熱くなってくると追い打ちとばかりに相手の放つフェロモンが脳まで達すれば、理性が壊れてしまい。再度相手を床に磔にするように押し倒せば、そこからは相手の気持ちなど尊重することがなく普段より乱暴。いや、暴力的なもので相手が泣き叫んでも動きが止まることはなく相手が壊れるまで、さらに壊れてもその時間は続いて。どうやら額へのキスは慣れてないらしく、髪を治すようにそこを撫でればからかうような訪ねに「あぁ、しない。だって俺にぞっこんだってわかってるもん」と相手が誰かに惚れることなどシュアンと同じようにあるわけがないと信頼しきった言葉を述べて。相手が反応した声を上げたが最後、そこからは我慢が決壊したように段々声を上げてくればこちらにすがりついて謝ってくると「了解」と言えば今度は相手の翼に手をかけて。そのまま優しく、時に激しくこすればあと一歩で絶頂というところで寸止めして、それを何回も続けて)
(/いえ、自分も推薦決まってから勉強しておりません!
はい!こちらこそこれからもお相手よろしくお願いします!)
(先ほどの言葉ははったりだったのか、口づけをすれば慌てる相手を押さえ込むようにぐいと舌先で飲み物を飲ませてしまい。きちんと嚥下したのを確かめると、さてどんな風になるのかと余裕たっぷりに見つめていられたのは一瞬のことで、再び乱暴に押し倒されると痛みに顔をしかめる間もなく荒々しく求められ「ねぇっ、ちょっと…稜っ…!」止めることも逃げることも出来ず、必死の抵抗もやがて理性と共に消えてしまい。どれくらい経ったのか、時間の感覚も分からないくらい朦朧としながら相手へ手を伸ばすともうやめてと言いたいのかまだねだりたいのか自分でも分からないままぎゅうと抱きついて。相手が自信たっぷりに言い切る言葉はまさしく図星でしかなく、白々しく視線をそらしながら「自信満々ね…でも、私って案外気まぐれだし。同じ味に飽きちゃったら浮気しちゃうかも」素直に認めるのもつまらないと唇をなぞりながらちょっとした意地悪を言ってみて。翼を掴まれ、びくっとすればまた悲鳴みたいな声を上げてしまうものの今日のお仕置きがお預けではないことにこっそりほっとして。しかしそれが甘い考えだったことに気づいたのはその後すぐ。終わりなく延々と付け根や先を弄られては頭がおかしくなりそうで、ぶるぶる震える体を相手に擦りつけるように押し付け抱き着きながら「もうっ…もう、嫌ぁ…っ!ちゃんと、ごめんなさいしますからぁっ…」切なさにぽろぽろ熱い涙まで零しつつ、一層呂律の回らない舌で許しを乞うとそのままキスをして無我夢中で刺激を求め)
(ドリンクには滋養強壮効果や疲労回復、健康などの効果があるが、その3つに加えて多少の媚薬効果があり。それが相手のフェロモンと相乗して効果が上がっており一筋の理性があっけなく切れるとそこからは無意識のように体を重ねていて。だんだんと意識がはっきりとしてきたのか、落ち着いて冷静になると抱きついたまま離さない相手に気づき「お、おい…リリス…?」と意識を確認しようとするがそれでも返事はなく、それから何回も呼びかけて。こちらの言葉に視線を逸らしながら、唇をなぞって意地悪を言うと「それじゃあ、また夢中にさせてやる」と何が何でも相手は自分のものにしたいらしく、今度はこちらも相手の唇をなぞって。どうやら最初あたりは油断していたらしいが、こちらの思惑に気づけば震える体をこちらに押し付けてくると涙を流す相手が呂律の回らない舌で許しを乞うとそのままキスを求めてくれば「じゃあ、そこからは自分でするんだ」と相手が求めてくることは相手にやらせると耳元で囁いて)
(サキュバスは"食事"であれば疲れるどころか精気を得たことで回復するくらいだというのに、今回ばかりはそうはいかず。頬が濡れているし喉が痛いから泣き叫んだりしていたらしいけれど記憶さえ曖昧で、自分を呼ぶ声にも反応出来ずぼうっとするばかり。時間を置いてようやく口を開くと「…も、無理…私の負けだから、許して…」それだけ弱々しい声で訴え。お返しのように唇をなぞる相手の言葉は自分を相手のものにしたいという執着が見え隠れするもので、嬉しさに頬が緩むもそのまま素直に喜ぶような可愛げのある性格ではなくて「もう、年下なのに生意気」と相手の唇をきゅっとつまんで「夢中になるのは稜のほうなんだから…」綻んだ口元をごまかすようにわざとらしく意地悪な笑みを浮かべると、さてどんな風にいじめてやろうかといわんばかりにじっとにじり寄っていき。キスでも足りず、どうしようもない気持ちにむずむずと体を揺らしながら相手の命令を聞くと流石に戸惑ったような顔をするが「…わかりました…」やがておずおずと翼に触れ、手の届く先端や翼の内側を撫でたり、時には舐めたり噛んだりしてみるものの恥ずかしさやら何やらで真っ赤になてしまい「りょう、さまっ…もぅ、いいですか…?」細く震える声で早く止めさせてほしいというように尋ね)
(どうやら正真正銘相手は降参したようで、こちらの呼びかけから時間を置いてから返事するとこちらの負けだと弱々しく呟けば、やっと相手に勝ったと謎の達成感に満ちれば「これでわかったか?俺の本気」と、こちらの本気は相手に勝てるといいたげにそう耳元で呟いて。こちらの言葉に嬉しそうに頬を緩めるがいつもの調子で素直じゃない言葉を呟きながらこちらの唇を摘んでくれば「年下だからね」と、年上の相手には年下に生意気されるのは嫌いなのだろうか。それは年下だから仕方がないとからかうようにそう述べて。すると、なぜか意地悪な笑みを浮かべてにじり寄ってくるとなぜか嫌な予感がして、「リリス…どうかしたのか?」と相手が寄ってくるたびにこちらも後ろに下がり。こちらの命令に戸惑うような顔をして、命令通りに翼を弄りだすと、羞恥に燃える真っ赤な顔の相手に満足したのか、か細く問いかけてくる相手に「あぁ、もういいよ」と言えば相手の翼を弄りだし、首筋に吸い付いて相手の望んでいた快感を与えて)
(いつもなら相手の言葉をからかったり言い返したりするところだけれど、プライドも理性もボロボロに壊されてしまった後ではそんな元気も無くこくりと小さく頷くだけで「わかったからっ…これ以上は、もう…」このままでは本当におかしくなってしまうと負けを認めてはまだ涙で潤む目で懇願し。じりじりと距離を詰めればその分逃げていく相手には逃がさないといわんばかりに後頭部を抱きしめるように手をやって、顔も背けられないようにすると「生意気な子にはお仕置き…って言いたい所だけど、稜にも私と同じくらい夢中になってもらおうかなって」相手の問いにニッコリ答え、いつものように深いキスをするわけでもなく軽く触れるだけのキスをすると焦らしているつもりなのか何もせず、ただ豊満な胸を押し付けるようにしながら相手を抱きしめて。散々焦れて焦らされた分、相手に触れられると大きな声を上げてその体にぎゅうっとしがみつき、やがてくたっと翼も体も力を抜いて。それでもまだ酒が残っているせいか、それとも龍の本能にスイッチが入ったのかすっかり蕩けた真っ赤な顔のままのぼせるのも気にせず「りょう…さま、もっとっ、もっとおしおきほしいです…」とうわごとのように言いながらわざわざ叱られるようなこと、つまり勝手に相手に手を出そうとして。そこへ徐に静観していたはずのリリスがぽすんと相手の肩へもたれ掛かってくると、珍しく子供っぽく拗ねた表情で相手を見上げながら「…りょう…ゆっくりお風呂に入るんじゃなかったの?」そのまま相手の片腕に抱きつき、甘えるように擦り寄りつつ赤い頬を押し付けて)
(いつもなら言い返したりする相手だが、そんなこともするような元気がないと言わんばかりに小さく頷けば、こちらにあげられた顔の瞳には涙が浮かんでおり、その表情に相手を屈服させたという実感がさらに湧き上がってはもうここまでだと相手から体を離して、まずは汗だらけの2人の体を流そうと、意識もおぼつかない相手を抱き上げて露天風呂に向かい。相手の様子を見ながら後退していたが、一瞬にしたらこちらの後頭部に手を回して逃げられないようになってしまえば、こちらの問いかけに対してニッコリと答えていつものように深いものではなく、焦らすような、軽いキスを施してくれば相手の豊満な胸が押し付けられてしまえば必死に理性を保ち顔を赤くしながら焦らされる舌をなんとか絡めようと努力して。相手の望んだ快楽を与えれば弾けたように力を抜くと、それでもなお求めてくる相手に戸惑ってしまい。すると肩に重みが感じられるとそこにはリリスの顔が乗っており。子供っぽく拗ねて、顔を赤くしながら寄り添ってくると「って、リリスも酔っ払ったのか!?」と面倒なのが2人に増えてしまったと目を見開いてそう言って)
(/そろそろスキップさせてしまいますか?リリスも酔っ払ったしまったら勝ち目がないような…笑)
(風呂へ連れていこうとしてくれているのか、ふいに抱え上げられると「痛っ…」その拍子に体が痛んで思わず声を上げ、顔をしかめた拍子に溜まっていた涙まで零れてしまい。こんな風に自分ばかり弱った姿を見せるのは恥ずかしくて仕方なく、相手の首筋にしがみつくようにしながら耳元へ顔を寄せ「…こんな風にされちゃったら…責任取ってもらわなくちゃ駄目かもね」醜態を暴いたこと、それから、ただの食事としては処理しきれない量の精気を与えられたこと。両方の意味でおどかすように囁くことで唯一の反抗として。絡めようと伸びる舌を器用にかわしながら遊びのようなキスを重ねる表情は駆け引きの楽しさに綻んでおり。シュアンのようにぐいぐい迫るのも良いけれど、押したり引いたりするのが大人の駆け引きというもの。そうやって相手を翻弄すれば、舌先だけちろりと舐めて唇を離し「どう?こういうことされると、もっともっと私が欲しくなるでしょう?」と得意げに微笑んでみせ。驚いたような様子の相手に明らかにとろんとした目を細めては「これくらいで酔うわけないじゃない、大人だもん…」と言いつつ普段はしないような素直な甘え方で相手の体にぴったりくっつき「ねぇ…私にはキスしてくれないの…?」囁けば口づけを求めて赤らんだ顔を近づけていき。シュアンもシュアンでそんな様子は意に介さず、相手の首や胸元に優しく噛み付きながらどんどん跡をつけたり何だりと諌められるようなことばかりして相手に叱ってもらおうとアピールし)
(/はい、のぼせちゃいそうなのでスキップでお願いします!笑 ちなみにリリスは酔うと逆に大人しくなるというか、健全にイチャイチャしたがる感じを想定していたのでその点についてはご心配なく…!笑)
(どうやら先ほどの時間で体のあちこちを痛めたらしい相手が抱き上げた拍子に顔をしかめるとついに涙を零した相手を見てしまい。こんなに弱った相手を見るのは初めてで、これから見ることは少ないだろう相手の子の様子を目に焼き付けておこうとしばらく眺めていれば、こちらに首筋にしがみついてくれば、脅かすように囁いてくると「今更だろ。俺は最初から責任取るつもりだぞ」と相手と愛した時から責任を取ることはとうに決まっていると言って。こちらが舌を伸ばしても、なかなか相手の舌が捕まらずもどかしい思いをしていれば、唇を離す相手に「あぁ、そうだな。もっと欲しくなる」と言えば今度はこちらのターンと相手の後頭部に手を回し、今度は逃さないとばかりに舌をねじ込んで。いつもの意地悪なリリスから、素直な女の子のようなリリスになると相手がキスを求めてきたのが始まりで。目が覚めたのは次の朝。右にリリスに左にシュアンが生まれたままの姿で寝ており、二枚の布団に3人寝ているのだから少し窮屈めで。あの後の記憶はアルコールとともに消えていて、とりあえず体を流そうと2人を起こさないようにゆっくりと起き上がって)
(/スキップさせていただきました!こんな感じでよろしかったでしょうか?なるほど、もう恋する乙女のような感じで萌えます!笑)
(精一杯の脅かしにも平然と答えられ、とうとう悔しさではなく愛しさを覚えてしまうと諦めて相手にすっかり体を預けながら「…嘘。そんな事しなくて良いから…こうやって、無責任に愛してくれれば良いの」責任を取ってあれこれするなんてどうでも良い。ただ愛し合えればそれで良いと負けを認めたせいか珍しく本音を呟いて。反撃とばかりに突然キスをされて目を見開くものの、上手く舌から逃げて唇を離せば「…っ、もう、私があげるって言うまで我慢しなきゃ駄目でしょう?」シュアンのように相手と主従関係を築いていない分、対等どころかむしろ自分が相手の手綱を握るようなことを言えばまたお預けをするようにそっぽを向き。翌朝、布団の上で相手にぴったりくっついたまま先に目を覚ましたのはシュアンの方で。相手が体を起こしたことでゆっくり目を開くと「ん…おはようございます、稜様」まだ眠そうな顔をしながらも小さく微笑み小声で挨拶をして「…昨日はすごく楽しかったです。お風呂へ行くなら、私が背中を流しますね」どうやら昨晩のことを覚えている様子ではにかみながら言い、自分もリリスを起こさないよう静かに相手についていき)
(/スキップありがとうございます!三日目になったという事で、今日は予定通り海に向かいますか?稜様の体力が心配ですが…!笑
サキュバスでも好きな人には乙女的なギャップを狙ったので萌えていただけて良かったです!笑)
(体に走る痛みで強張っていた相手の体がやがてすっかりとこちらに身を預けてくると本音を呟く相手の無責任という言葉に少し引っかかるも、ただ愛してくれればいい。その言葉の裏には愛することで責任がとれるというように捉えて。「わかった。じゃあひたすらお前を愛すからな」と無責任かどうかはともかくただ愛すればいいのだなと思い。こちらの猛攻から逃げるように唇を離してはなぜかこちらがお預けをくらっているような言葉を発してくると「わかったよ。じゃあ我慢する」とこの時間は相手の遊びに付き合ってやろうと思えば、相手からのオーケーを待ち。どうやらこちらが起き上がった振動で相手を起こしてしまったようで、眠そうな顔をしながらも挨拶をしてくると「おはよう、俺はすごくキツかったけどね」と2人分を賄うのはかなり骨だったと言えばリリスを起こさないようにこちらについてくると露天風呂の浴場に入って。「シュアン…今日は海に行ってみようか」と目の前に広がる海を眺めて体を流しながら問いかけて)
(/そうですね!海に向かわせましょう!大丈夫です!稜は御都合主義なくらい体力ありますんで!
シュアンがナンパされてあわや強引に連れて行かせる予定なのですがリリスも連れて行かせますか?)
(先ほどまでの暴力的な荒々しさなど嘘のように優しい言葉をかけられたことで心も少しは落ち着いてきて「…わざわざ言わなくなって、あんな事までしちゃったら私以外の人なんか愛せないでしょう?」泣いて壊れてしまったけれど、それでも相手の激情を受け止められたのはきっと自分がサキュバスだから。そんな事実を誇るようにいつもみたいに得意げに囁いて。相手が大人しく我慢することを宣言すると満足げに微笑んでまた唇を寄せ「…まだ駄目だからね?」意地悪に釘を刺してからちゅっと音を立てて恋人同士のような軽いキスを何度も繰り返し。体も密着させたまま続けるスキンシップはもはやお預けなのか甘い時間を楽しんでいるのかわからないほど長く続いて。実際ゆっくりしてもらいたいなどと言いながら欲にまかせて無理をさせてしまったのは事実であり、相手の言葉に恥ずかしいやら照れるやらで耳まで赤くしながら「す、すみません…」と小さく呟いて浴場へ入り。早速相手の傍らでボディソープを泡立て、ふと与えられた提案に顔を上げると相手の体越しに朝日にキラキラ光る海の青色が映り「――はい、行ってみたいです…!水にも触ったり、中に入って泳いだりすることも出来るんですよね?」昨日は一人で砂浜から眺めているだけだった分、今日は初めての海を楽しみたいと目にした人間の様子を思い出しながら弾んだ声で尋ね返し)
(/では入浴を終えたら海に向かいましょう!リリスがいると上手く切り抜けられてしまう気もするのですが、主様がリリスも一緒のほうが良いようでしたら何とかしますのでシュアン一人か二人ともかお好きな方を選んでいただければと思います!)
(先ほどの暴走から段々と落ち着いてきて、意識もはっきりしてきているためか、相手を心配することができるようになってくるといつもの調子に戻ってきた相手の囁きに「そうかもしれないな。でも、俺には先客がいるから」と先客というのはもちろんシュアンのこと。もし、シュアンじゃなくてリリスが一番手だったのなら本当にリリス以外愛せないだろうと呟いて。その途端、鼻から一筋の血液が流れ出してきて、どうやらドリンクの副作用が今になって効いてきたらしく。こちらの我慢する宣言に満足げに微笑んだのが始まりで、そこからは恋人のように軽いキスを何度も何度もしてくれば、それに応えるように唇を差し出しては相手のお預けに我慢していて。座って相手が背中を洗ってくれると、初めての海に楽しみで仕方がないと行ったような弾んだ声で訪ねてくると「あぁ、泳いだり、遊んだり。いろいろできるぞ」と海について説明すれば今度は相手の背中を流そうとボディソープを泡だてていて)
(/了解しました!水着についてなんですが、未だにわからないのでお任せしてもいいでしょうか?それでは、リリスはお留守番させますか?)
(相手の呟きにうっかりしていたとでも言うように苦笑すると「…シュアンにはこんな風に乱暴しちゃ駄目だからね」と嫉妬するでもなく、龍族とはいえ見た目は華奢で弱々しい彼女はさっきのような荒々しさに耐えられるだろうかとその身を案じるようなことを言って。と、その時ふいにつうっと相手の顔に血が伝うと突然のことに驚きつつ「ちょっと…あんなにしたのにまだ変な事考えてるの?…動かないで、少しじっとしてなきゃ」などと茶化しながらも心配し、手を伸ばせば中々止まらない血を指や手で拭っていき。こんな風に甘いキスをする経験などほとんど無かった上に、今更素直に甘えられる性格でもないため良いチャンスとじゃれつくようなスキンシップばかり繰り返す内にお預けのことなど忘れて夢中になってしまい。片腕で相手に抱き着いたままもう一方の手を相手の指に絡めてぎゅっと握れば相手の我慢もお構いなしに本格的に甘え始めて。相手の背中を洗い終え、今度はこちらの体を洗ってもらいながら目の前の海をキラキラした目で眺め「…昨日もおとといもずっとお部屋の中にいましたから、稜様とお出かけできて嬉しいです」海そのものだけでなく相手との外出自体楽しみだと以前では考えられない前向きな言葉を述べて。全身綺麗に洗ってもらうとよほど早く海に行きたいのか「お風呂は、帰ってきてからでも良いですよね…?」と確認というより懇願するように期待に満ちた表情で尋ねて。)
(/わかりました!どんな物でも大丈夫な感じでしょうか…?適当に用意しておきますね!はい、リリスは二日酔いか何かということで旅館でお休みさせる方向で大丈夫ですか?)
(こちらの言葉に苦笑してはリリスよりも華奢でか細いシュアンにはやるなと身を案じるような言葉を聞くと「乱暴されるのは俺の方なんだよなぁ…」と相手はきっと、シュアンの本当の姿を見てないからそんなことを言えるわけで、相手の言葉に苦笑しながらそう言って。どうやらこちらは鼻血が出たことに気づかなかったようで、突然驚いた顔になる相手に疑問を持つも、相手がこちらの鼻を拭ったことによってようやく気づき、相手が茶化しながらも治療してくれれば「あ、あぁ。ごめん」と相手が手を汚れるのも構わずに拭ってくれることを申し訳なく思い、謝罪して。相手から施される恋人のようなキスがどんどんと濃厚なものになっていき、手を絡めるように繋ぐとこちらも相手のキスに応えるように舌を動かして。体を流して貰えば今度は相手の体を洗い。目の前の海を眺めながら楽しみだと言うと「もう怖くないのか?」と以前のデパートの時のように急に怖がったりしないだろうかと心配し。海が楽しみで仕方がないと相手が浴槽に入ることもなく問いかけてくれば「そうだな、じゃあ行こう」と相手の体を流し、部屋に戻れば着替えて、食事を済ませて海へと向かい)
(血でこちらの手が汚れてしまうからだろう、申し訳なさそうに謝る相手に「気にしないで、無理させたのは私だもの…ほら、じっとしてて」こちらも珍しく素直に非を認めるようなことを言うと指の腹で優しく血を拭い。そうしている間にもぽたぽたと垂れたり腕を伝う鮮血からは相手の匂いが色濃く香り「…美味しそうな匂い…なんて、これじゃヴァンパイアね」ふとぽつりと呟いては自分の言葉に別の亜人みたいだと苦笑して。やがて深く舌を絡めあい、いつもよりは穏やかに求め合うと徐々にこちらの我慢が効かなくなってきて。それでも今許可を出してそれがばれるのは嫌だと「…そろそろお預けを止めても良いけど、どう?もっと我慢できる…?」僅かに唇を離せばいまだ勝ち気に問い。海の青さに見惚れながらも、怖くはないのかと尋ねられれば考え込むように間を置いてから微笑んで「…一人は怖いけど、稜様と一緒なら平気です」以前のようにはぐれたり、昨日のように一人で外にいるのは不安だが相手がいてくれれば安心できると甘えるように言って。そのまま風呂を上がり、手早く準備を済ませて海へ向かうが先ほどのはしゃぎようはどこへやら、相手の後ろにぴったり隠れながら砂浜へ向かい「…あの、稜様、やっぱりこんな格好は…」原因は相手が用意してくれていた水着。淡いピンクのビキニはフリルもついて可愛らしいもののまた成長したのか自分の体にはやや小さく、ただでさえほとんど下着のような格好は恥ずかしいのにほぼ裸のような格好ではなおのこと、食い込む紐をきゅっと懸命に引っ張りつつ小声で訴え)
(初めて見るかもしれない相手が非を認めたことに目を見開くも、次々と流れ出す鼻血を拭い続ける相手に「いや、でもこれ以上は汚れるし、汚いよ」と普通に出てきて血ならまだしも鼻血というのは自分は少し抵抗があるらしく、汚いと言って相手を止めようとして。自分の血の匂いはわからないが、サキュバスにはわかるのだろうか。ぽつりと呟いて苦笑する相手に「もしリリスがヴァンパイアだったらどうなってたんだろうな」と言って。もし相手がヴァンパイアだったのならそれこそ干からびるまで血を吸われそうだと苦笑して。相手のキスに応えるように舌を絡めていると、今度は相手が積極的に舌を絡めてくると、そろそろかなと思えば唇を離して勝ち気に問いかけてくると「いや、俺は全然大丈夫だけど?」ともう少し、もう少しで相手の我慢が切れるだろうと思えばこちらも我慢するつもりで。一度部屋に戻ってリリスに海へ行くか問いかけるもどうやら二日酔いのようで。そんなに呑んでないはずなのに二日酔いになるとはあまり酒に強くないんじゃないかと思い。シュアンと2人で海に向かうと、先ほどまでのはしゃぎようはどこへやら。水着姿に羞恥心を感じながら小声で訴えてくると「大丈夫、似合ってるよ」とこちらが選んだ水着姿は似合っているのだが、どうやらサイズを間違えたらしく紐が食い込んでいるところを見るとこう言うところはちゃんと女の子なんだなと思えばパラソルとシートを敷いて場所取りしては「さて、どうしようか…」とまずは何しようかと問いかけて)
(流石に鼻血を拭われるのは嫌なのだろう、もう良いと訴える相手の言葉など知らない振りで「手を離して顔にかかっちゃうほうが汚いでしょう?…それに私達、どうせもう汚れてるんだから」汗まみれの互いの体を指してまた苦笑を浮かべ。もしヴァンパイアだったら。そんな仮定に自分もしばらく何やら考えてみると、おもむろに血で汚れた相手の唇にキスをして「――もしも私がヴァンパイアだったら、こんなご馳走放っておかないかも」血がべったり張り付いた赤い唇で妖艶にニヤリと笑い、それから舌先で血を舐めとると「…私には精気のほうが美味しいけど」ツンと鉄臭い味に今度は僅かに眉をひそめて。唇や舌は確かに自分を求めているのに、意地を張っているのかまだ大丈夫だと言ってのける相手の様子が気に食わなかったのか「…そう?なら、もうちょっと楽しませてもらっても良い…?」と、今度は甘えるのではなく確実に相手を焦らす意地悪な触れ方でキスを続けていき。どんなに恥ずかしくても、相手に似合っていると言われてしまえばそれだけで舞い上がってしまい「で、でも、ほとんど見えて…」消え入りそうな声での訴えさえ最後まで言えなくなってしまい、一層相手の背中にくっついて。パラソルを立て終えると今度はその影に隠れながら「…まずは海に入ってみたいです。泳いだことが無いから、稜様も一緒に来てもらいたいんですけど…良いですか?」相手の問いかけに、水の中では水着も目立たないはずという考えもあって提案するとおずおずと手を取りながら自分は泳ぎ方を知らないということも前もって伝えて)
(こちらがもういいと言っているのに、それでもまだ尚、とめどなく出て来る鼻血を拭い続ける相手がお互いの体を指摘しながら苦笑すると「それもそうだけど…!これ以上はシャワーで流すから」と、相手の指摘はごもっともだが、それでも相手の手が汚れることに抵抗があるらしくせめてもの気遣いであとは相手が汚れることのないようにシャワーで流すと言って。未だどくどくと血が流れると相手の指ではせき止めることも無理だったのか、唇まで到達するとその唇にキスしてくればそこにはまるで口紅を塗ったように赤く染まった相手の唇があって。予想通りの相手の返答に「いうと思った。リリスってどの種族になってても同じ調子だろうな」と相手が龍族でも、ヴァンパイアでも、猫人間でもきっと今のリリスと変わらないだろうと言って。どうやらこちらの意地っ張りが気に食わなかったらしく、先ほどの甘えるようなキスからまた焦らすようなキスに変わると「あぁ、楽しませてやる」そして負かしてやる。と意気込んで、お互いの我慢比べが静かに始まって。相手の消え入りそうな声はとうとう最後の方は聞こえなくなっていき。よほど恥ずかしいのかこちらにくっついて体を隠そうとする相手に「その見えるか見えないかのギリギリがいいだろ?見ろ、あそこの男はシュアンの水着姿をガン見してるぞ」と、右手の方を指差せば10メートルほど先に男連れがおり、全員がシュアンに視線をやっていて。こちらの手を取りながらまずは泳ぎ方を教えて欲しいと伝えてくれば「よし、わかった」と取られた相手の手を握り返し、そのまま海へとリードしていき、そのまま海へと入水していき)
(すいません、1日バイトで返信出来ませんでした!)
(/申し訳ありません、お返事に気付かなかった挙げ句まだかまだかとひとり落ち込んでおりました…本当にすみません。ご迷惑をおかけした上で厚かましいことは重々承知しておりますが、今夜のうちにお返事を書かせていただきますので再びお相手していただくことは可能でしょうか?ルールを破ってしまったのは私ですので、勿論再募集してくださっても構いません。本当に申し訳ありません。)
(/いえ、こちらもバイトが予想以上に伸びたとはいえちゃんと用事があることを話しておくべきでした。申し訳ございません。私のお相手はシュアン様以外考えられませんので、どうぞこれから末長く付き合ってやってください。)
(/お久しぶりです。シュアン様とすれ違いがあってから今までお返事がないまま数ヶ月経ちました。自分としてはこのまま中途半端にシュアン様とのなりきりを終えたくありません。もう一度、シュアン様となりきりをしたいです。お願いですからお返事だけでもいただけませんでしょうか?)
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