匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(気遣ってくれたのか、こちらの体の上から退いてくれていたのにキスがスイッチになってしまったのか、またこちらの体の上に乗ってぴったりとくっついてくれば、翼も使って包んでくると「あぁ、ありがとう。この分だのすぐに治るだろうな」の相手の暖かな温もりのある翼に包まれるとどこか落ち着くような感覚に襲われて、もっとその感覚に浸っていたいと思えば、軽いキスの後に何かいらないかと問いかけられれば「シュアンが欲しい。今日はシュアンがたくさん暖めてくれ」と、こちらを気遣っているためか、いつもより遠慮しているような相手にそれならこちらから求めようと思えば、相手と相手の体温を欲して「シュアンがリードしていいから、な?」とまるで相手を誘っているかのような発言でめちゃくちゃにしても構わない。そんなことを暗に意味した言葉を耳元で囁いて。どうやら錠剤をきちんとこちらの口に入れ込むためか、こちらの口内に舌を入れ込んでくると少しのお返しかこちらも絡めるようにして。顔を離すと、デザートも食べるかと問いかけられて、そっと囁くところを見るとどうやらまたしたいらしく「あぁ、食べたい。シュアンの口で」とその気を察したらしく、苦笑しながら相手の口でと付け加えて。相手がこちらの汗を舐め続けていると、臭くないのか、しょっぱくないのかと心配になるが、やがて発情したように息を荒くして舐めてくると、そのくすぐったさに体がピクピク反応し始めて。次の瞬間耳を甘噛みされると「いっ…!」と急なことで驚いたのか、身体を一段と大きく跳ねさせて)
(翼と布団と二重に覆えばベッドの中はだいぶ暖かく、ぬくもりを与えられるのは良いもののまたびっしょり汗をかいていないか、喉が渇いていないか心配でサイドテーブルの水と洗面器にちらりと目をやり。その隙に突然直球な応えを投げかけられると思わずドキッとしてしまい「は、はい。今暖めますから…」いそいそとまた身を寄せるが、もっとはっきり求めるような、好きにして良いとでも言うような自分にとっては追いうちに等しい言葉を続けて囁かれるともう駄目で「――っ…!…わかりました、じゃあ、風邪が治るまでやめません。稜様が元気になるまで、私の全部をあげます…!」困ったような、真っ赤な顔で葛藤したのもたった数秒。相手から求められれば遠慮する理由などなくなってしまい、切羽詰まった様子でそれだけ口にするとキスと共に散々煽られた熱を全て相手にぶつけて。食後のフルーツくらい、普段の相手なら一人で食べられるから大丈夫だと苦笑して断っていたかもしれない。しかし今日の相手は自分の口から欲しいとまで言ってくれて、苦しんでいる相手に悪いと思いつつ"風邪も悪くないかもしれない"なんて考えがよぎり「ふふっ、わかりました――はい、あーんしてください…」にこにこしながら皿を取り、元々小さな桃の一切れをさらに小さな一口でかじってから相手に口づけ、先ほどのように舌を使って少しずつ食べさせていき。肌へのキスに夢中になるあまり熱に浮かされてぼんやりしていたが、耳を噛んだ瞬間大きく跳ねる相手の体と上がった声にびくっと驚けば「ごめんなさいっ、い、痛かったでしょうか…?」我に返って慌てて身を起こし、あたふたと謝りながら指先で噛んでしまった場所を撫でて様子を伺い)
(布団と相手の翼のダブルパンチは、暖かいというよりも熱く、相手の体温というよりも熱を感じているようで、少し汗をかき始めたが、苦しいというよりもむしろ心地よい熱さで。こちらの言葉に不意をつかれたようにいそいそと身を寄せてくれば、こちらからもくっつくように相手の背中に腕を回せばぎゅっと抱きしめて。すると、こちらの言葉に追い打ちをかけられたように激しいキスを受けると、相手の数秒の葛藤と赤い顔を見たところどうやら相手も我慢していたところがあり、その我慢と溜め込まれた熱がはじけたように激しいキスをしてくると相手と、いつもの激しい方の甘い時間が始まり。相手は多分風邪も悪くないと思っている。直感的に、しかし確信に近い勘は口に出すのも野暮かと思い、相手がニコニコしながら桃を齧ってくれば、そのまま雛鳥が親鳥から餌をもらうように相手の口から桃を受け取れば、桃と一緒に入ってきた相手の舌にお礼とでも言いたいのかこちらから絡めればキスも程々にまずは桃を咀嚼して飲み込めば相手から受け取った桃は相手の唾液と絡んで何か特別な甘さになっており、もっと食べたいとすぐに次の桃をねだって。どうやら大袈裟に体を跳ねさせたらしく、心配そうにこちらを見つめながら耳を撫でてくると「大丈夫。ただ、気持ちよくてびっくりしただけ」と安心させるために理由をつけながら述べれば「シュアンの治療なんだから、なんでも我慢するよ」と言えば今日は相手をいくらでも受け入れるというような言葉を発して)
(熱いキスを引き金に、布団を除ける手間さえ惜しんで翼と腕でしっかり相手を捕らえたまま一時を過ごせば互いの体はどちらのものともつかない汗でびっしょりと濡れてしまい。短い呼吸を繰り返す度に汗から香る相手の匂いが胸いっぱいに広がると何だか頭がくらくらしてきて「――汗、いっぱいかいちゃいましたね…冷えないように暖めないと…」ぼんやりと呟く表情は明らかに熱に浮かされていて、まだ離さないと言わんばかりに再びぎゅっと相手を抱きしめ。相手の舌と共有する桃の味はいつもより甘く、それよりもほんの少し絡められる舌先にときめいてしまうとそのまま口づけを続けたくなるものの次の一口を求められればまたすぐ桃を与えて。風邪のせいで動けない相手にこうして食事をとらせ、何から何まで世話をしてあげるのは役に立っているという純粋な喜びの他に独占欲にも似た仄暗い喜びを感じてしまうもので「美味しいですか?…私がこうやってご飯を食べさせてたら、稜様はずっとベッドで暮らせそうですね」子供の思いつきのように無邪気に発した言葉、可笑しそうに語る笑顔の中にも芽生えたての支配欲のようなものが宿っていたかもしれなくて。不安から耳をなぞってみても歯型も傷も残っておらず、そんなに強く噛んだつもりはないものの夢中になっていたため自信がなくおろおろしていて。しかし気持ち良かっただけだと、何でも受け入れると告げられては今度は別の意味で動揺してしまい「だ、駄目ですっ、我慢しなきゃいけないのは私のほうで…」誘いに乗ってはいけないと真っ赤な顔で視線を逸らし、物足りなく感じていることをうっかりばらすようなことを言いながら「その…旦那様に我慢させるようなことは、できません…!」好き勝手してはいけないと自分に言い聞かせるように主従めいた呼称を用い、再び抱きつくもただ人肌で暖めるだけに堪えて何もせず)
(熱いキスから始まった2人の時間、第二ラウンドは、一回目よりも激しく、いつものようにお互いを求め合うようなもので。それ故に噴き出すように出てきた汗でお互いの体が濡れていると、その熱に浮かされたようにぼんやりと呟き、もう熱いくらいに暖まっているのに、それでも離そうとせずに力を込めて抱きしめてくれば、ぼんやりとした意識の中でもこちらのために尽くそうとしてくれる相手に愛しさが湧きて出てきて「ありがとう。もう胸いっぱいだよ」と、相手の尽くす心遣いに幸せにつつまれるようなかんかくでこちらかも抱きしめながらそう囁いて。こちらのねだりに応えるように、すぐに次の桃を与えてくれば無邪気に笑いながら可笑しそうに語るところをみると、その言葉を相手が発言しては冗談に聞こえなく、半ば恐ろしく感じていれば鳥肌がたち、苦笑するしかなく「それもいいかもな」とこちらも冗談を言って。どうやら相手は我慢していたところがあるらしく、それをばらすような発言をすれば未だなお、主従関係の故障を使いながら生肌を押し付けてきて暖めることに徹してくると「じゃあこうしよう。今日の俺はシュアンの奴隷だ。奴隷だからなんでも言うこと聞く。なんでも命令していいぞ」と、今の自分の体は自由が効かなく、下手すれば相手に主導権があり、たまにはそういうのもいいかもなと思いながらすっとんだ提案をして)
(もはや相手の匂いまでも好きで好きでたまらないのか、それとも龍とはいえ動物的な本能が反応しているのか。汗の香りに包まれてうっとりとした眼差しのまま相手を求めるようにぎゅうぎゅう抱きついていたが、腕を動かすのも辛いはずの相手からも抱き返され幸せそうに囁かれればぴたっと動きを止めて「…いっぱいなんて…まだ、ほんのちょっとしか私をあげられてないじゃないですか…」今日はたくさん自分が欲しいと言ってくれたはず。その言葉を言い訳に呟き、もう充分だと言わんばかりの相手から離れない理由として「今日は私に任せてくれるんですよね?ここだけじゃなくて、頭も体中も、私でいっぱいになるまで離しませんから…」話している間も我慢できないのか、ふーっとゆっくり息を吸って吐いて欲求を押さえながら言い切るとまた深くキスをして。相手のために桃を含む傍ら、その肌に鳥肌が立っていることに気づくと寒気がするのだろうかと皿を持ったままくっつきながら返事を聞くと「本当ですか?じゃあ、稜様へのお願いはそれにしちゃいましょうか…!」ときらきらした瞳を向けて、昨日した"一ヶ月我慢したら何でも言うことを聞いてくれる"という約束を引っ張り出して楽しげに提案し。ただじっと相手に密着したまま、突拍子もない相手の言葉を聞けば「えっ?り、稜様?なんてこと言うんですか…!」相手が自分の奴隷などとんでもない話で、自分も素っ頓狂な声を上げて慌てるもののドキドキと騒ぐ胸の高鳴りは隠しきれるものではなく。相手もきっと風邪で朦朧としているのだろう。明日になったら全部忘れてくれるはず、そう自分を納得させて「…じゃあ、えっと…私がもういいって言うまで、良い子で治療されててください。め、命令です…」おずおずと主導権を握り、命令の一言を下すと相手を手に入れたようで顔が真っ赤になるほど興奮してしまい)
(汗でこちらの体の匂いは臭いはずなのに人間の中にも龍の本能が含まれているのか、それともこちらの汗の匂いを求めているのか、体をぎゅうぎゅうと押し付けてくるように抱きついてくれば、うっとりとした表情でこちらを見てくると、こちらの囁きにぴたりと止まってしまうとまだ全然自分のことをあげれてないとさらりと恐ろしい発言をする相手に鳥肌が立ってしまい。こちらとしてはもう相手を感じたことで胸がいっぱいだというのに、それでもまだまだだというのか。ゆっくり息を吹きながら言い切るともうお腹いっぱいだと言おうとしたが「お、おいシュア…!」と反論しようとするも相手の深いキスに口を塞がれてしまい。相手が次の桃を準備していると、こちらの返事に食いつくようにくっついてくると、きらきらして瞳でこちらを見つめてくる相手に対して「しまった」と思ってしまい。昨日約束したなんでも言うことを聞くという約束を引っ張りだし、お願いはそれにすると言えば相手は本気でそういうことをしかねなく、慌てて「いや、もっと他のお願いに使ったほうがいいんじゃないか?」ともっと有意義なことに使ったらどうかと提案しては最悪の状況を免れようとしていて。こちらの意識も朦朧としていて、自分でも変なことを言ったのかあまり理解できておらず、相手の素っ頓狂な声に苦笑しては相手からの命令に「わかりました。シュアン様」と今は相手が主人で自分が奴隷。そのことを相手に意識させるため、わざとらしく呼び方を逆転させて)
(/そろそろ時間スキップさせますか?このままだと息子がシュアンの熱で溶けてしまいそうです笑)
(看病のために暖めなければ、という想いは次第に激しい本能に塗り潰されてしまいそうになり、相手が何か言いかけたことにも気付かず夢中になってキスをしながら翼でも相手の体を撫でるように触れはじめ「大丈夫…大丈夫ですから。すぐ治してあげますからね…」息継ぎの合間に言い訳程度にそう囁けばあとはもう日が暮れるまでいつも通りに相手を求めてしまって。ただ一緒にいてもらうよりもっと相手を自分の側に置いておけるような思いつきにわくわくと胸を踊らせ、ほんのり頬まで赤くしながら色々な想像を膨らませるがそんな状態でも相手のアドバイスはしっかり耳に届くようで「そうでしょうか…?でも…、稜様が言うならもっとちゃんと考えてみます」ちらちらとベッドの上の相手を見ながら逡巡し、それでもあと一ヶ月もあるのだからと答えを先延ばしにしては「ふふっ、楽しみですね」と無邪気に笑ってみせて。やはり熱の影響でおかしくなっているのか、逆転した立場を強調するように様までつけられると恥ずかしさだけでなく興奮にぞくっとしてしまい、ちょうど相手を見下ろす体勢になっていることもあって本当に相手を支配している気がしてきてきて「…動いちゃだめですからね、稜……様」自分もまた呼び捨てにしてしようとするものの、結局出来ずに様をつけてしまうと照れ隠しのようにキスをして)
(/そうですね、すみません…!笑
ではレスは蹴っていただいて構いませんのでスキップしていただいてもよろしいでしょうか?難しければこちらがスキップさせていただきますが…)
(翌日の朝、目が覚めれば体の怠さはスッキリしていて、どうやら風邪は治ったようで。相手がこちらの風邪を治さねばという使命感に駆られ、あの後結局相手から求められるがままに身を委ねて。晩ご飯を食べ、入浴代わりに相手から体を拭いてもらった後も最後の仕上げにと求められたところまでは覚えており。あの日の暴走からほぼ毎日しているのに、体はだるい感じはするがそれでももっている自分の体に感心しては「すげえな俺…」と自画自賛するとともに、底なしの体力の相手に付き合える自分の体に呆れ果てて。隣で裸で寝ている相手を見ると、昨日の自分のように息を荒げていることはなく、安心したように一息つけば昨日は看病し尽くしてもらったお礼にと額に軽く触れるようなキスをして。もう動いても大丈夫なため、隣の相手を起こさないようにベッドから脱出すれば朝ごはんの支度に入って)
(/スキップさせていただきました!新婚旅行の件なんですが、やはり温泉にしようかと思います。温泉の効能でシュアンの傷を治すやらなんやらで。またそこで嫉妬イベントがあったりするといいかもですね!
もう少ししたら一カ月スキップしましょうか)
(結局昨日は一日中つきっきりで相手の看病を続け、途中から看病なのかただ求めているのか怪しくはなったもののとにかくずっと相手の側にいられたことで自分にとっては一昨日に続き幸せな一日となり。最後の"仕上げ"と共に眠ってしまった相手を心配してその後も一晩中汗を拭いたり、相手が寝返りを打つ度に様子を伺ったりしていたもののやがては自分も寝てしまい、どれくらい経ったのか額へ触れる温もりに目を覚ますと隣にはもう相手の姿はなくて。慌ててベッドを飛び出せば良い匂いのするリビングを駆けて台所へと向かっていき「――稜様!もう体は大丈夫なんですか?熱はありませんか…?」顔を見るなり挨拶より先に問いかけてはぐいっと背伸びをし、相手の額に自分の手をくっつけて心配そうに熱を測り)
(/スキップありがとうございます!温泉も良いですねー!傷痕が薄まったり、嫉妬イベントがあったりとまたシュアンが暴走しそうなポイント盛り沢山で心配ですが…!笑
そうですね、稜様が出勤したら早速スキップという形でも大丈夫でしょうか?そのまま一ヶ月後の帰宅シーンに繋げようかと考えているのですが…)
(今朝の献立は、トーストにサラダ、コーヒーに相手には特別に作った砂糖たっぷりのカフェオレを用意して。そう言えば今気づいたが、あの最後の仕上げの後そのまま眠ったはずなのに体は綺麗になっていて。相手もこちらにつきっきりで疲れているだろうに、果てているだろうにこちらの体を拭いてくれてたんだなと思うと、どこまでも自分に尽くしてくれる相手に愛おしさが込み上げてきて。寝室からリビングに繋がる廊下から慌ただしい足音が聞こえると、そこには服を着るのも忘れて出てきた相手がおり。どうやらそのことに気づいてないのかこちらに向かってきて手を当てて熱を測ってくると「あぁ、もう大丈夫」と安心させるように微笑みながら言えば「大丈夫だから服着てきな」と今更ながら相手の一糸まとわぬ体を指差せば食卓にご飯を並べていき)
(/たまにはシュアンも暴走させませんとね←
自分もそのようにスキップしようかと考えておりました!それではそこまで進めましょう!)
(くっつけた手のひらから感じる相手の体温はほんのりと温かく、昨日のような熱さはすっかり引いていて。そのことと向けられたいつも通りの微笑みにほっと安堵の溜め息を吐き「良かった…」と表情を緩めたのも束の間、身支度も何もしていない生身の体を指差されるとようやく気がついたのか「――っすみません、すぐ着替えてきます…!」今更恥ずかしがるというわけでもないが、さすがに健全な朝の風景の中でこの格好というのは引け目があり、再びぱたぱたとリビングを離れきちんと服を着て戻ってきた時にはすっかり食事の用意も整っていて。なんだか随分と久しぶりな気がする相手の朝食に微笑んでテーブルにつけば「…あの、稜様。今日はお仕事ですか?風邪も治ったばかりですし、まだ安静にしてたほうが…」相手が元気になったことは嬉しいけれど、元気になったということは昼間一緒にいられないということで。一週間後の不在の後に二日間べったりな日々を送ったせいか寂しさは普段の比ではなく、遠回しに今日も家にいられないものかと尋ねてみて)
(/近頃は暴走しっぱなしで稜様の体が心配です、もう本当に龍じゃなくサキュバスのようで…笑
了解しました!では家を出るまでもうしばらくお付き合いくださいませ!)
(どうやら確かめた体温と、こちらの微笑みによって安心してくれたようで、表情を緩めながらも慌てて服を着てくる相手に苦笑して。テーブルにつきながらも、もう今日から会社に行くのか。安静にしたほうがいいんじゃないかと尋ねてくるそれは、まるで今日も一緒にいられないのかと問いかけてくるように聞こえていて。一週間もの留守番ののち、2日間離れる間もなく過ごしていれば、その極端な生活に相手は不安定になっているのだろうと思い、しかしそんな理由で会社を休むわけにもいかず申し訳なさそうな表情になりながらも「ごめんな。今日からもう仕事に行かないといけないんだ」と言えば朝食を食べ始めて。「大丈夫、これから毎日帰ってこれるから」と今までの一週間は自分と相手が完全に隔絶された期間で。しかしこれから毎日会えるので安定するだろうと、安心するだろうと思いながらそう言って)
(/もうサキュバスっていうていで進めていくのもアリですね笑
はい!よろしくお願いします!)
(食事にも手をつけず、じっと相手を見つめて返事を待つが今日は休むわけにはいかないと大人としては当然の返答が返ってくれば残念そうにうなだれて「…そうですか…でも無理はしないで、具合が悪くなったらすぐ帰ってきてくださいね」それでも相手の申し訳なさそうな表情を見ると大袈裟に落ち込むわけにもいかず、気遣うような言葉と微笑みを見せては自分も用意してもらった甘いコーヒーを飲み始め。相手と離れて一人になってしまったら、また会えなかった時の寂しさが蘇ってしまうのではないか。そんな不安を見透かしたように与えられる"大丈夫"の言葉に俯いていた顔を上げると「そう、ですね。これからは毎日会えますし、毎日――…あ、」こくりと頷きながら、これからは今まで通り毎晩一緒に過ごし、毎晩愛し合うこともできる。そう言おうとしたものの、例の約束を思い出すと不自然に言葉を途切れさせ「…稜様。今日からは帰ってきてご飯を食べて、お風呂を済ませても…一緒に寝てもらうだけで良いですか?」今夜からは我慢しなければいけないのだと、相手との約束を思い出すとやけに重々しい口調で告げて)
(/龍族にはサキュバスっぽい特性があって…なんて捏造してみるのも良いですね、単にヤンデレ属性故のはっちゃけにも見えますが笑
とりあえず約束の話題だけ先にさせていただきます!)
(案の定、こちらの返答に残念そうにするも気遣うような言葉と微笑みを見せてくれば、今そうやってこちらを送り出してくる相手は以前ならば引き止めるような言葉を発していただろう。そのあたりはちゃんと成長してるなと感心すれば「帰ってきたら、ちゃんと構ってやるから」と日頃の寂しさを埋めるのは帰ってきてからの相手とのスキンシップで、それは怠らないことを約束して。こちらの言葉に顔を上げて頷くも、何かを思い出したようで。どうやらさ先日の約束を思い出したらしく、重々しい口調で告げてくれば「いいけど、あまり無理するなよ」と相手は相手なりに頑張ろうとしているのだろうなと思えば、無理して我慢しないようにと念押しして。無理などすればこちらの体がたまったもんじゃない)
(/いいですね!龍族にはそんな感じの秘密があって、それはシュアンの両親と会うことで明かされるみたいな。
わかりました!次あたりスキップしますか?)
(以前と比べて辛抱はできるようになっても寂しさが消えるわけではなく、取り繕った表情とは裏腹にしょんぼりと肩も翼も落としていたが、ちゃんと構ってやると帰宅後のスキンシップを約束されると心も少し明るくなり「じゃあ、出来るだけ早く帰ってきてください。夕ご飯を作って待ってますから」いつも通りの、しかし随分懐かしいようなやり取りをしてはやっと元気が出たのか朝食にも手をつけはじめ。自分にとっては重大な決意にも無理するなと言ってくれるものの、相手を好きにできるというご褒美を前にすれば無理をしないわけにはいかず「いいえ、無理します。…あの、でも…キスとかは我慢しなくて良いんですよね?」真剣な顔できっぱりと言い張るが直後には弱気な発言をしてしまい。昨日の自分でも抑えきれなかった衝動を思い出すと先行きは不安でしかなく、今日からはなるべくそういうことは考えないで生活しようと気を逸らすように朝食の片付けを始め)
(/それが良いですね、お母さんあたりにこっそり教えてもらったり…色々設定を考えておきます!
はい、お好きなタイミングでお願い致します!)
(あの約束をしてから早一ヶ月。どうせ途中で我慢できずに暴走してしまうだろうと思いきや、なかなか折れずに、こちらの誘惑にも耐えながらとうとう相手は一ヶ月我慢をすることができて。驚きながらも呆れ果てて、自分を好きにするためならそこまでの底力があるのなら普段からそれを出してくれと、車の中、1人をいいことに大きめの声でそう呟けば、どんなことを要求されるのだろうか。一ヶ月も我慢したのだから相当なことを求めてくるかもしれない。また先日のように一日中重なっているのか。いや、一ヶ月も我慢したのだから2日間もありえる。自宅マンションの駐車場に車を止めてはエレベーターの中で1つ大きなため息をつき、指定の階で降りれば自宅の前で1つ大きな深呼吸をすれば「ただいまー」とせめてこれだけは元気な声で発して)
(/お願いしますね!それがスイッチでさらに求めてくるかもしれませんね!
それではスキップしました!レス蹴りすいません!)
(長く辛い我慢の末、最後の数日など触れるだけで耐えられないと寝室まで別にして努力を重ね、とうとう一ヶ月目を迎えたその日の夕方。今月分のカレンダー、その日付の下に小さく付けたバツ印を眺めているだけでも印の数だけ溜まった熱が燃え上がりそうになりそわそわとした様子で相手の帰りを待っていて。ちゃんと我慢したのだからまずは一ヶ月分の相手をたっぷり…ではなく、約束していたご褒美を貰わなければ。もう待ち切れずに飼い犬のように玄関前で待機すること数十分、遠くから聞こえてきた足音に合わせて痛いくらいに鼓動を高鳴らせ「――おかえりなさい…っ!稜様、ちゃんと我慢できました、ちゃんと約束は守れました…!ご褒美に何でもお願いして良いんですよね?何でも言うこと、聞いてもらえるんですよね…?」ドアが開いた瞬間、相手の元気なただいまさえ掻き消して飛びつくと匂いだけで蕩けそうになりながらも瞳を輝かせて問いかけて)
(/それを理由にもっと…ということは有り得そうですね!逆にお母さんに叱ってもらって大人しくなる可能性もアリですが…笑
大丈夫です、スキップありがとうございます!このまま旅行の話や準備に移っても大丈夫でしょうか?)
(ただいまを言おうとした瞬間、ドアを開けた途端に飛びついてきて「ただい、うぉっ!?」と言い終える間もなく途切れてしまい、急な飛びつきに反応できずにそのまま押し倒された体制になっていて。相手の蕩けた表情はもう今にでも爆発してしまいそうに、奥に熱を溜め込んでいるようで、瞳を爛々と輝かせながら約束を確かめるように問いかけてくると「あ、あぁ…約束は約束だ。なんでも聞く」とこのためだけに一ヶ月間我慢した相手には呆れ果てるも、相手なりに頑張ったのだからそれ相応の褒美をやらねばと、もう降参したようにも思える口調でそう言えば「で、どんなお願いなんだ?」と諦めて相手の要求を聞いて)
(/龍族の特徴なんだから仕方ないとか言ってきそうですね笑そのシチュも面白そうですね!果たしてシュアンが本当に反省するのか…
大丈夫ですよ!)
(押し倒してしまった相手を起こすこともなくそのままぎゅうっと抱きつきながら、約束を確かめるとどこか諦めたような口調さえ気に留めず満面の笑みを浮かべて。改めてお願いの内容を確認されれば受け入れてもらえるとわかっていてもドキドキしてしまい、真っ直ぐ相手の瞳を見つめ「私のお願いは…稜様にずっと一緒にいてもらうことです」まず発したのは、今までも何度か交わしたずっと一緒という言葉。しかし遠い未来まで寄り添っていようと誓う普段の言葉とはまた違う、もっと我が儘な意味が含まれており「ずっと手を繋いで、くっついたまま離れないで一緒にいてほしいんです。お仕事に行く時間になっても…ずーっと、私の側にいてください」仕事にもどこにも行かずに自分の元に居続けてほしい。その想いをたどたどしく伝えては少し緊張した面持ちで「駄目ですか…?」と言葉を重ねて)
(/そうやって開き直りそうですね…その場合びしっと叱っていただかないと!笑 どちらかというと稜様に怒られたほうが反省しそうです笑)
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