匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
通報 |
(指切りの指を離してもなお、ニコニコと微笑む相手はいつもと違う感じがして。いつもの相手ならば、一カ月我慢という言葉をつきつけられれば、絶望に満ちた表情を浮かべるはずなのに、指を眺め続ける相手に「じゃあこれから一カ月間、頑張れよ」とどうせ相手のことだ。風呂に入ってたり、ベッドに入ってたりしていれば我慢できずに触れてくるだろうと思いながら上記のように述べて。耳への愛撫を続けていれば、嬌声を上げて身体をよじらせながらピクピクと震えると、その跳ねる身体を抱きしめて抑えつけながら耳を舐めていて。相手への尋問を続けながら耳を舐めていれば、音を立てた途端に先ほど言いかけた言葉を告白すると、いつもより一段大きく跳ねて、くったりと力が抜けてこちらに身を預けてくると「了解」とだけ呟けば、今度は首筋から這わせるように舐めて、耳へ達すればねちっこく耳を責めて。恍惚と微笑んではこちらへ啄むように何度も何度もキスをしてくれば「何言ってんだ。もともと俺のものだろ」と、今更そんなことを言われれば少しムッとしてそう言ってしまい。しかし、奴隷に対して使う道具など何があるのだろう。そしてどこで用意できるんだろう。そんなことを悩めばやはり相手と同じように、自分も自分の欲望に素直なんだなと思ってしまい。相手が口を開ければそこに麺を放り込み、あとは自分で啜らせれば、インスタントでも翼までおいしいの一言を言ってくれればホッとして。また病気になったらお願いと言われると、その一言で簡単に相手の本心が見抜けてしまい。「わかってる。ちゃんとシュアンが病気にならないような栄養たっぷりのご飯作るから」と相手の悪巧みをさせてなるものかと意地悪そうな笑みを浮かべて)
(/旅行いいですね!数日間の新婚旅行と称してどこかに行かせてみたいですね!その場合どこがいいと思いますか?)
(相手はきっとまだ自分には一ヶ月の我慢なんて到底無理だと思っているはず。頑張れと行ってくれるその表情は先ほどと変わらない苦笑のままで、ちょっと拗ねたような顔をしてしまうもののしゃんと胸を張り「お任せください。…あっ、でもキスとか、ぎゅってしてくれるのは止めないでくださいね?」頼もしく頷いたのはほんの一瞬。ちゃんと手助けはしてほしいとやや慌てながら付け足して。相手にもたれかかり、甘い余韻に震えていると何故か再び首筋を舐め上げる感触が。先ほどは触れられなかった箇所だけにびくっと敏感に反応してしまうが、どうしてそんなことをされているのかはすぐにわかって「違、あっ…今じゃなくて、さっきの話で…!」先ほど隠した一言を白状したつもりがおねだりだと思われたのだろうか。慌てて止めようとしても押さえ付けられていては叶わず、再び耳を責められるとすっかりとろんとした表情になってしまい「~っ…!もう、無理っ…」我慢の限界だと全身と翼で相手をぐいっと転がるように押し倒し、先ほどのことで高揚しているのかいつもより真っ赤な顔で見下ろせば「…お嫁さんにしてくれるんですから…赤ちゃん、出来ちゃっても良いですよね…?」どうやらやられっぱなしでいる気はないらしく、遠慮はしないとでも言うようにぼそりと耳元に囁くと熱いキスからとことん反撃が始まって。戯れのような口づけの合間、相手にしては珍しくムッとした様子で元々自分のものだと言われてしまえばぴたりと動きを止め、そんな些細な一言にも胸がドキドキと高鳴って「そう、ですね…あの場所で買われた時から、私は稜様のものでした」優しい相手も大好きだけれど、今この時やデパートで見られた嫉妬や執着に不機嫌になってくれる相手も好きだと言えば怒られるだろうか。そんなことを考えながら頷いてはふと会話に出した人身売買場のことを思い出し「稜様は、あそこで私を買う時に鞭とか…その、しつけの道具は一緒に買わなかったんですか?」あそこでは反抗的な奴隷の為に、また玩具として奴隷を買う人間の為に様々な調教道具が売られていたはずで。そこで見た恐ろしい器具の数々まで思い出しふるふると身震いしつつ言葉を濁して問い。病気になるために食事を減らそうか、布団をかけずに眠ってみようか。そんな悪巧みをあっさりと見抜く相手の言葉にびくっと縮こまっては「そんな、酷っ…くはない、ですけど…!…じゃあ、明日の夕ごはんはオムライスが良いです…」意地悪な笑みに反論しようとしても出来ずもどかしそうに口ごもり、仕方なく諦めては自力ではできなかった料理をお手本に作って欲しいと相手の栄養たっぷりの食事を受け入れる姿勢を見せて)
(/ハネムーンとなると迷いますね…!ちょっと色々考えてみます!主様はどこか希望はありますか?
また次あたりで一旦レスを回収して、翌日シュアンが目を覚ましたら稜様が寝込んでいた…という所から新しく始めようかと思っているのですが大丈夫でしょうか?)
(拗ねた表情をするものの、胸を張って頼もしい言葉をうも、慌てて普段のスキンシップはやめないで欲しいと付け加えてくると「えー?どうしよっかなー」とそれまでは許容範囲なのだが、相手の慌てた様子に悪戯心がくすぐられたのか、半ば棒読みのように相手の要求に対して迷ったふりをして。一カ月間一切触れない禁欲生活もありかもしれない。しかし、それを条件に付け加えてしまえばもし我慢してしまった時の相手の願いはとんでもないものになってしまいそうで、「じゃあ、キスは軽いのだけ。それならいいよ」とこちらも妥協してはその条件を提示して。こちらのスキンシップに慌てて反論しようとするも、一度入ってしまったスイッチはなかなか切ることができず、「あー、聞こえなーい」と相手の反論を聞こうともせず抱き押さえたまま、耳を舐めており。しばらくその行動を続けていれば、疲れたのか少し相手から離れて。しかし、その隙を疲れたのか不意を突かれて押し倒されてしまうと耳元に囁かれる相手の言葉はまるでいまから作ろうとでも言わんばかりに意味していて。そこからは相手からの反撃で、キスなどでとことん責められれば、こちらからも相手の舌を絡めては歯茎ををなぞるようにして口内を舐めて。人身売買場。2人にとっては出会いの場所で思い出深いところで、その場所で道具を買わなかったのかなどと聞かれれば「だってシュアンを虐めたりするなんて考えてなかったから」と言えば、確かに、入り口あたりで見るだけでも痛々しいその道具たちはあった。しかし、相手をストレス発散や性の捌け口に使うつもりで買ったのではなくてそう言って。しつけなどといってもちゃんとしておけば道具などいらないはず。それが自分の考え方で、ふるふると震えている相手を見るとやはりその道具たちは怖いのだろうと思い「なに?しつけてほしいの?」と相手の最後の方の濁った言葉の真実を問いかけて。どうやらこちらの予想は的中したようで、びくりと体を揺らして反論しようとするも、諦めたのか食べたいご飯を述べれれば「わかった。オムライスな」と、どうやらこの前の失敗したものの完成形を見たいらしく、相手の希望に沿うことを了承すればお互いにうどんを食べ終わり)
(/シュアンが水着を着るとかは厳しいですかね?海などに行ったりするのはどうでしょうか?それ以外にも温泉とかそんなのもいいと思います!
はい、大丈夫です!遠慮なくどうぞ!)
(/良いですね~!海と温泉ならリゾートっぽい感じですかね?水着も稜さんに言われれば着ると思うので、良い感じのものを見繕ってやってください!
ではお言葉に甘えて場面転換させていただきました、レスを蹴ってしまいすみません…!)
(一日中相手とくっついていて、食事を食べさせて暖めてもらって、我慢と結婚と傷の約束をして。熱の辛さなんて忘れてしまうほどに幸せなことがたくさんあった一日はあっという間に過ぎてしまい、夕食を終えた後は相手も自分も疲れていたのかいつもより早くベッドへ戻って二人でただ寄り添いながら朝まで眠り。そして迎えた翌朝、普段相手が起き出す時間にゆっくりと目を覚ますと隣にはまだ相手が横になっていて。昨日あれだけ面倒を見てもらっただけに起こしてしまうのは申し訳なく、気付かれないようにそっと背中へくっついたものの妙に熱い体温に目を丸めては「…稜様…?」と顔を上げ、思わず名前を呼んでしまい。よくよく見れば肩も寝息にしては大きく上下しており、もしかして、と不安に襲われては「稜様…稜様、起きてください。大丈夫ですか…?」恐る恐る相手の顔を覗き込みながら心配そうに問いかけて)
(/え?え?自分が水着選ぶんですか?どうなっても知らないですよ?
いえ!これもなりきりを進めるためなら大丈夫です!)
(昨日の始まりは相手の暴走に始まって。それから相手が体を壊して看病して、大変なことが多々あり、身も心も疲労困憊で。夕食を食べ終えれば簡単に入浴して、もうなにも残すことがなければ2人でベッドに入ってくっ付き合いながら寝ていて。次の日の朝、目を覚ますが身体が異様に怠く、重く感じて、寝間着も汗でびっしょり濡れていて。息をしていても苦しく、身体を起こそうとしても身体が思うように動かず、そのまま横になった状態で苦しそうに呼吸をしていて。背中の方から心配声をかけられれば、相手に無駄な心配をさせてはならないと思い、なんとか起き上がれば「あぁ、シュアン…おはよ。すぐご飯作るからな」とベッドから起き上がれば部屋を出ようとし、しかしその足取りは今にも倒れそうにフラついていて)
(汗ばんだ寝間着と苦しそうな呼吸に思い当たることはただ一つ。声をかけた相手がいつもよりゆっくりと起き上がり、ふらふらと部屋を出て行こうとすれば慌てて追いかけ、倒れそうに揺れる体を支えてぐいっと押し戻し無理矢理ベッドへ寝かせながら「ご飯なら私が作りますから、稜様は寝ててください…!」相手がまた起きようとしないように訴え、その額にこつんと自分の額をくっつけるとやはり明らかに高い体温が伝わってきて。「…ごめんなさい。やっぱり、移っちゃったんですね…」昨日あれだけくっついていたのだから当然と言えば当然なものの、申し訳なさそうに眉を下げて呟いては「…でも安心してください。今度は私が看病しますから」落ち込んでいたって仕方がない。昨日朦朧とした意識の中で約束したように、自分が移した風邪なのだから自分が世話をすると告げ、忙しなく部屋を出ていくと昨日相手がしてくれたことを思い出しながらまずは濡れたタオルを入れた洗面器と替えの服を用意してまた忙しなく戻ってくれば相手を裸にしてせっせと汗を拭き始め)
(/えっ!?…い、一体どんなハードな水着になるのか楽しみです…!笑
本当にすみません、そう言っていただけるとありがたいです!次からはきちんと回収できる長さのレスを心がけますので…!)
(相手に心配かけさせないために平然を保って歩いていたつもりだが、それでもフラついていたらしく、急に背中から引っ張られ、否応無しにベッドに無理矢理寝かせられれば、もう限界なのかそれからは動けずにそのままでいて。額を合わせられればやはりバレてしまい、相手が申し訳なさそうに眉を下げながら呟くと、「あぁ、ごめんな」とどうやらもう観念したらしくこちらも忙しなく部屋を出て行く相手に家事を任せてしまうことに申し訳なさそうに言って。横になっていても苦しいことに変わりはなく、辛そうに呼吸をして肩を上下させていれば、また忙しなく部屋に入ってくる相手が服を脱がせて汗ばんだ身体を拭いてくれると「これじゃあ昨日と立場が完全に逆転してるな」と我ながら情けないとでも言いたそうに自嘲気味に呟けば「シュアンにも暖めてもらうことになるのかな」と昨日のことを思い出せば、相手を暖めるために行った2人の時間は治療と称しても甘い時間だったのは確かで、それを心の中のどこかでそれを期待していて)
(/そうですねー、とりあえずはマイクロビキニなどを選んでみようかと…←
長さの方はお気になさらなくて下さい!前にも言ったように長いほうがなりきりしてる実感が大きいので)
(あんなに面倒を見てもらったのだからこれでようやく釣り合いが取れるくらいなのに、相手はあれこれ用意する自分に申し訳なさそうな様子を見せており。気にしないで欲しいと伝えるように、呼吸も苦しいのか大きく上下する胸を落ち着けるように優しく体を拭きながら「そうですね…今日は稜様にゆっくり休んで、早く元気になってもらう番です」情けないとでも言うように自嘲気味に呟かれた言葉には明るく笑って励ますが、直後に昨日の"治療"についてほのめかされると「え?…あ、もちろん、治るまでずっと暖めます…!」自分を求めてくれるような口ぶりに胸がきゅんと切なくなり、頬を赤らめながら答えるが相手の体のことを思うと今すぐにというわけにはいかず。じっと黙り込むと必死に本能と戦って「でも、まずはちゃんとご飯を食べて、お薬を飲んでもらわないと…ちょっと待っててくださいね」何とか理性が勝ったのか、相手にも自分にも真面目に言い聞かせ、このまま抱きつきたい気持ちをぐっとこらえては最後に冷たいタオルを相手の額に乗せてその上からキスを落とし。それから朝食の準備のために後ろ髪引かれつつその場から立ち上がり)
(/おおっ、ほぼ丸見えですね!← 人気のない海じゃないとやばそうな格好ですが、あえて人混みというのも面白そうですかね?稜さんが他の女性に声をかけられたりすれば色々とイベントも起こせそうですし…
お優しいお言葉ありがとうございます!楽しくてつい話題を詰め込みすぎてしまったと反省していたので、そう言っていただけるとほっとします…!)
(思えば、自分が留守にしている間、掃除や洗濯などの家事は相手に任せっきりで、その上自分の看病までしてもらうなど負担を相手にかけすぎかと思い、また申し訳なさそうな顔をすれば、優しく身体を拭かれるとその落ち着くような手つきながらもどこかくすぐったく感じれば「ありがとう。今日はシュアンに任せるよ」と相手の励ましの言葉に甘えようと思い、少しでも安心してもらえるようになんとか微笑むも、どこか弱々しそうな雰囲気が出してしまい相手に任せると言って。こちらの言葉に一瞬黙り込んで頬を赤らめると、「はは、程々でいいんだよ」と相手にずっと暖めてもらうということはいつぞやのあの時のようになってしまうことを恐れ、冷や汗をかいて苦笑しながらそう言って。じっと黙り込んでいると、お互いにこの静けさが気まずくなり、この雰囲気で流れに沿ってしまうかもしれない。しかし、そこは本能に勝ったらしく相手が食事を作ってくるというと「シュアンのご飯、楽しみにしてるよ」と部屋を出て行く相手の背中に声をかけて見送り)
(/いや、さすがにやめておきましょう笑女性の水着などあまり見たことないので、よくわからないんです笑
いえ!話しが多いほうが内容も濃いので大丈夫です!)
(かなり具合が良くないのか、弱々しい微笑みを浮かべて自分に頼ってくれる珍しい相手の姿に一層胸がきゅうっとするともっと相手の役に立ちたい、もっとお世話をしたいという思いが溢れてきてしまい、頷きながら無駄に髪まで整えたり被せ直した布団をぽんぽん子供をあやすように叩いたりして。自分も流石に寝込んでいる相手に無理をさせるつもりはなく「程々、ですね。程々…すぐあったかくしてあげますから、少しだけ待っててくださいね」と部屋を出るまで繰り返し繰り返し呟き、相手の期待に見送られながら台所へ向かえば昨日の食事を見様見真似で再現しようと奮闘して。皮が上手く剥けず小さくなってしまったフルーツと煮すぎてゆるゆるのお粥ではあるものの一応朝食が完成すれば相手の元へ持って行き「…多分、これで合ってると思うんですけど…美味しくなかったら作り直しますから、無理しないで教えてください」自信がないせいでそんな前置きをしながらおずおずと食事の支度をし、まず相手の体を自分にもたれ掛かるように起こしてから掬ったお粥をふう、ふうと冷まして相手の口元に運び「…はい、稜様。あーんしてください」とまずは一口食べさせて)
(/さすがにまずかったでしょうか…笑
水着はもうお好きなように想像していただければ…!本当にビキニにしても大丈夫ですので!笑
了解しました、ではこれからも自重せずにお話させていただきますね!)
(身体を拭かれては少し落ち着いたらしく、呼吸も少し整っていて。相手に任せると言った途端、何故か急に無駄に髪を整えてきたり、いらない世話をしてくるが布団をポンポンと叩かれれば、幼い頃に母にそうやってもらいながら眠りにつくことを思い出して。相手はどこか母性があるのか、身体を拭いてくれたり、先ほどのような布団を叩いてくると妙に心地よく落ち着いてしまっていて。程々。その言葉を忘れないように、言い聞かせるように部屋から出て行くまでに繰り返し呟く相手に「本当に大丈夫かな…」と部屋から出て行った相手は前のように暴走してしまわないか心配になり。数十分後に戻ってくると、こちらの身体を起こされれば、相手に支えてもらって起き上がって。昨日の朝と同じような献立だが見栄えが全然違って。昨日のものより一回り小さいフルーツ。水分が多すぎるお粥。相手がお粥を一口向けてくれば、やはり水分が多く味気なくて、それでも自分のために作ってくれたという料理は普段のものより暖かく感じて、しみじみ感じていれば「俺さ、シュアンが来るまで1人だったろ?風邪ひいたときには簡単に済ませてたから。シュアンには感謝してる」と相手がいてくれることによって楽になったことが多く、その思いを言葉にすれば感謝して)
(/わかりました!笑シュアンに似合いそうなものを片っ端から調べてきます!)
(散々言い訳をしても相手が食事の乗ったトレイに目をやると罰が悪そうに視線を逸らしてしまい、黙ったままお粥を食べる相手を心配そうに見つめてはやっぱり美味しくなかったのかもしれない、味がしなかったのかもしれないとひとり思い悩んでハラハラしながら反応を待ち。しかしどうやらあまりの不味さに絶句していたわけではないらしく、間を置いてしみじみと語られた言葉に目を丸め、その意味を理解しては気恥ずかしそうにはにかんで「…それは私も一緒です。稜様に会うまでは1人で、風邪を引いてもこんなに優しくしてもらえませんでした…」感謝するのは自分のほうだと目を細めて答え、再びスプーンにお粥を掬いながら「だから、こうやってお礼ができる時にいっぱいさせてもらいたいんです…簡単なものじゃなくても、稜様が食べたいお料理なら何でも作りますから。風邪が治るまでいっぱいお世話しますから、任せてください」自分も感謝の気持ちを表したい。また相手の感謝の気持ちにも応えたいと精一杯アピールしては冷ましたお粥を差し出しつつ「…稜様はもう、1人じゃないんですから…」自分がいる限り、相手が1人になることなんて2度と無い。そんな想いを込めて殊更照れくさそうに呟き)
(/お願いします!どんな水着になるかドキドキしつつ楽しみにお待ちしております!笑)
(しみじみと呟いた後は、相手から向けられるお粥のスプーンを黙々と口に運び。相手が作ったお粥はたしかに水っぽいが、この際味などどうでもよく大事なのは自分に対して相手が作ってくれたこと。相手と過ごすことになって初めて病気になったことによって相手の存在の大きさが改めて認識させられて。こちらの言葉に来恥ずかしそうにはにかみ、眼を細める相手に対して「お互い様だな」と苦笑してそう言って。助かっているのは何も自分だけじゃない、お互いに助け合っているのだと相手の言葉で認識させられれば「シュアンを買ってよかった。これからもずっと俺のものでいてくれ」とこんなときに限って相手の大切さが嫌という程わかり、微笑みかけながらそういえば額にキスを施して。感謝の気持ちを表しつつ、照れくさそうに呟く相手に「あぁ、だって俺のお嫁さんだもんな」と、昨日の約束を思い出せば、相手は自分のパートナーであると微笑んで言って)
(/任せてください!でもあまり期待しないでくださいね!)
(お互い様。苦笑混じりに告げられたその一言は、相手に買われてから自分ばかり救われて幸せにしてもらっている気がしていた心の負い目を否定してくれる一言で。ますます高まる嬉しさと照れにそわそわしながら空っぽになった食器を無駄にいじったりして気を逸らすが、微笑みと共に突然改まった言葉と額へのキスを贈られるともう駄目で「りょ、稜様?やっぱり熱が酷いんじゃ…」先ほどから我慢していることもあって耳の先まで真っ赤になり、ドキドキと騒ぐ鼓動を隠すように上擦った声を上げて。しかし自身の言葉もあながち間違いというわけではなく、昨日の自分のように具合が悪い時だからこそ感じることもあるのだろうと考えては食器を除け、相手を抱えるように優しく抱きしめたまま二人でゆっくりベッドへ横たわり「…私も、稜様に買われて本当に良かったです…私はずっとずっと稜様のものです。稜様がもう嫌だって言ったって、稜様以外のものになんてなりません」発熱している相手と同じくらい熱い頬を首筋に寄せ、耳元へ嘘偽りのない本心を囁いて。と、どうやら相手は昨日の約束をちゃんと覚えていてくれたらしく、俺のお嫁さんという甘い響きにふるふる震える翼ときらきらした瞳で喜んでは「はい…!私は稜様のお嫁さんで、稜様は私のお婿さんです…!」ほんのり頬を染めながら満面の笑みで頷くが、ふいに何か考え込むように固まると「…結婚したら"稜様"じゃなくて"旦那様"になるんでしょうか?」とどうやら呼び方を気にしているらしく、奴隷時代か、それともテレビで仕入れたのかわからない呼称をはにかんだ様子で口にして)
(/わかりました!ではほどほどに…と言いつつやはり楽しみで仕方がないのですが、のんびり待たせていただきますね!笑)
(食器を無駄にいじったり、気をそらしたりする相手にキスを施せば、やはりこちらの熱が高いんじゃないかと心配してくれるとやはり熱が高いため、おかしいのだろうかと思うが、熱だからこそ相手に甘えたくなっていて、身体を押し付けるように相手に凭れさせていれば、急に抱きしめられながらベッドに押し倒されると、相手のほんのりとした体温を感じながら、こちらからも抱き返して。こちらの首筋に相手の熱い頬がくっついてくるとその体温でさえも、今の自分には暖かいものであり、耳とで囁かれた言葉は自分に買われてよかったということ。こちらも相手を買って本当に良かったと思っており、むしろこの幸せを金で買えていいのだろう子かと思うほどであり、「俺も、お前が嫌だって言ってもずっと俺のものだから」とこれまたお互い様とでもいいたいのか独占欲をあらわにしながら耳元で囁いて。はにかんだ様子で旦那様と呼んだほうがいいかと問いかけられれば「それもいいかもな」とそんな呼ばれ方をすれば相手を支配している実感が大きくなり「でも、シュアンはシュアンの呼び方でいいよ」と無理して呼ぶ必要はないと述べれば相手の耳元に音をたてるようなキスをして)
(/看病ルートが終わればすぐですよ!自分も今から楽しみです!)
(やはり相手も熱のせいで自分のように心細くなったり、甘えたくなったりするのだろうか。普段は自分が甘えて相手がそれに応えてくれることが多いだけに、相手のほうから想いの詰まった言葉をくれたり体を押し付けるようにくっついてくれることが嬉しくて嬉しくて高鳴る胸が痛くなるほどで。その胸を押し付けるように抱きついていると相手にもまた抱き返され、抱き合ったままお互いに独占欲を囁きあって「嫌なんて何があっても絶対に言いません…稜様のことを嫌いになるなんて、できませんから」少し拗ねたように、といってもそれも冗談の内なのか口元は微笑んだまま反論しては、このままではまたいつものようにどちらの方がお互いを好きかという意地の張り合いみたいになってしまうため唇を塞ぐように重ねるだけのキスをして。ただ名前を呼ぶのとはまた違う、暗に自分の持ち主だと主張できるような呼び方は口にしてみただけでドキドキするもので。相手からも同意は得られたが、好きにして良いと決定権は自分に委ねられ、同時に耳へキスをされると響いた音が恥ずかしかったのかぴくっと反応しながら「…えっと…じゃあ、ちょっとだけ呼んでみても良いですか?」先ほどから甘えられたり密着したり、挙げ句敏感な耳にキスをされたりしているためそろそろ我慢の限界も近く。ちょうど良い機会だと赤い顔で提案すれば返事も待たずに唇を重ね、熱い舌をゆっくり優しく絡め取り「――今から…だ、旦那様の風邪を治して差し上げます」一度顔を離した際に早速旦那様、と口にしてみるが慣れない呼称はぎこちなく、何故かつられて昔のような硬い口調になってしまうもののその新鮮さに不思議と熱は高まるばかり。照れ隠しのようにすぐさまキスに戻ると丁寧に丁寧に相手の体を暖めていき)
(/楽しい新婚旅行にしましょう!笑 では今は看病ルートをじっくり楽しませていただきます…!)
(やはりこちらの体が弱っていることを実感すると、心細く感じてしまい、誰かに甘えてしまいたくなる衝動が発生して。相手が胸を押し付けるように抱きついてくると、その柔らかな感触に、落ち着きもするが同時に、男にはない部位に興奮して顔を赤らめて。いつも相手の裸を見ているはずなのに、何故か今日は胸が高鳴ってしまい、相手にこの高鳴る孤独が聞こえてしまわないかと心配して。少し拗ねたようにしながら、また反論してくるかと思えば、永遠に反論し合うことを読んだらしく、相手の反論が最後にまたキスを始められて。こちらが熱を患っているがキスをすることでまた相手にうつってしまわないかと心配するも、力が思うように入らず相手に身を委ねてそのままキスを受けて。「旦那様」という呼び方は従者が主人に対して呼ぶ呼び方で、相手との関係を改めて認識するような呼び方に微かな期待をすれば、相手の優しい舌遣いに任せて、こちらからも多少舌を絡めて。これから風邪を治すと言われると、相手に身を委ねて。いつもの激しいものとは違う、ただ幸せを感じあうような優しい優しい2人の時間が始まって)
(/そうですね!今から楽しみです!それではシュアンに身を委ねます笑)
(しばらくくっついていると、相手の体温に落ち着いて来たのか乱れていた鼓動もとくとくと穏やかになっていき。ほっと安堵したのも束の間、自分の胸が静かになったことで相手の鼓動がはっきり伝わってくるようになるとその明らかに早いリズムに気付き「大丈夫ですか?苦しくありませんか…?」もしかして、と一瞬期待するが相手は風邪の真っ最中。いつもより赤い顔を見ると期待より心配が勝り、慌てて相手の上から退きながら不安げに問いかけて。しばらくは軽いキスを繰り返し、やがて相手を苦しめる悪い風邪を吸いとるように深い口づけへと変えていけば相手の熱が移ったかと思うほど体が熱くなってくるものの、体勢を変えようとした拍子に肘がこつんとサイドテーブルに当たればそちらに目をやって「…あ、…先にお薬を飲まなきゃ駄目ですね…」フルーツと一緒に置かれた薬を見、もどかしそうな顔をしながら一旦体を起こし。相手も起こさなければと手を伸ばしかけるものの怠そうな様子を見ると忍びなく、ふと思いつくと錠剤と水を自分の口に含んで再び相手にキスをして。甘い時間が始まるとつい夢中になってしまいそうになるものの、相手に負担をかけないように、それでいて相手がきちんと暖まるようにと出来るだけ尽くすことに集中して。そうして過ぎた優しい時間は自分には少し物足りなく、かといってねだるわけにもいかず、胸の火照りを持て余したまましばらく抱き合って「――また汗かいちゃいましたね。冷える前に拭かないと…」ふいに頬を寄せていた首筋からつうっと汗が伝うのを見ては無意識の内に唇を近づけ、その一雫を舐め取りそのまま肌に舌を這わせていき)
(どうやらこちらの鼓動は相手にまる聞こえだったらしく、相手が心配そうにこちらを見てきて不安そうに問いかけてくれば頭が痛く、呼吸も苦しく、正直大丈夫とまではいかないがそれでも先ほどよりも少しは楽になったらしく「うん、シュアンが暖めてくれるから大丈夫だよ」と言って相手のお陰で楽になったと言ってはお礼のつもりか軽いキスを相手にして。軽くタッチするようなキスを相手と繰り返していたが、急に相手から吸われるような、深いキスに変わっていけば、相手の生暖かい舌が心地よく、いつまでもその感触を感じていたいと思えばこちらからも舌を絡めるようにしていて。どうやら薬を飲むことを忘れてまで相手とスキンシップすることに没頭していたらしく、相手が薬を持ち出したと思いきや、水と錠剤を口に含んだと思いきや、まさかと思うのもつかの間、そのままキスをされれば口移しでこちらの口内に水と錠剤が流し込まれて。急なことで驚き、思わず吐き出してしまいそうになるも相手の口によって栓をされており、口の隙間から一粒の雫が流れるだけで済んで。お互いに相手の心と体を貪りあう激しい時間とは違い、ただお互いに幸せを噛みしめながら送った甘い時間は今の自分にとってはちょうど良いもので、お互いに余韻に浸っていればこちらの胸の上で荒く呼吸を続ける相手がこちらの首筋に唇を近づけてくれば、丁寧に舌を這わせられ、ひんやりとした暖かくも後からひんやりとした温度の変化を感じていればその感触が心地よく、もっとやってほしいと相手の頭を抱きしめて)
(自分のおかげで大丈夫になったと、そういわれただけでも嬉しいのにお礼のようにキスまでされてしまうと落ち着いていた鼓動がまた騒ぎ出してしまい。頬を赤くして再びぴったり包み込むようにくっつけば「もっとあったかくしますから、すぐ元気になりますからね…」相手のせいで熱を持ってしまった体全体を押し付けるようにぎゅっと抱きしめ、もう一枚の布団のように翼も被せながらお返しに自分もキスをして「他に何かできることとか、欲しいものとかありませんか?」いつもならそのまま相手を求めてしまうものの、今日は流石に気を遣っているのかすぐに唇を離せば水やタオルなど欲しいものはないだろうかと尋ね。キスの合間に流し込んだ薬を相手が吐き出さないよう、ぐいと舌で押し込んではしっかり飲み込むまで口を塞ぎ続けて。しっかり嚥下したことを確かめてから舌を抜き、頬へ零れた雫を掬いとっては「…デザートも食べますか?」口移しで薬を飲ませたのが楽しかったのか、もう一度、もっとしてみたいと悪い心が出てきてそっと囁き。熱を出している相手には自分の体温も心地好いのか、続きをねだるように頭を抱きしめられると夢中になって舌を動かして。しばらくしょっぱい味にも構わず相手の匂いのする汗を舐め続けていたがやがて興奮したように呼吸が乱れていき、とうとう辛抱たまらなくなると無意識の内にねだっているのか舐め終えた耳を甘噛みして)
トピック検索 |