匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(堂々と意地悪すると言い切られてはやはり怯んでしまうものの、言ってしまったものは今更取り消せるはずもなく「はい、たまに…あんまりされたら、私も意地悪しちゃいますから」ならせめてとカフェで言った強がりをもう一度繰り返し。と、たった今お預け以外でと頼んだはずなのに早速それを実行しようとする相手に目を丸くしては「…そんなに我慢しなきゃいけないのも、大人の事情ですか?」いつもなら慌てるなりむくれるなりするところだが、今回は何か言いたげに相手を見つめるもののただやめてと言うばかりではなくそう尋ねてみて。相手もくすぐったいのか、唇をつければぴくぴくと跳ねる肌をそっと手で押さえながら執拗なほどに"おまじない"を繰り返し「…あの日、私も不安だったんです。稜様が私のことを忘れて、他の人と浮気してるんじゃないかって…」返ってくる微笑みをじっと見上げながら口を開き、漠然とした不安に浮気という名前がついたことで自分の中でも感情が整理できたのかあの夜のように感情をぶつけるのではなく静かに語り「二人で同じことを考えてたんですね」自嘲する相手を気遣うように、考えることは自分も同じだと笑いながら告げ)
(やはりいつでもと堂々と意地悪すると言えば怯んでしまったらしく、それでも強がりをなお言い続けると「それもいいかもな」と苦笑して。強がりを言う相手の意地悪といのはどんなものだろうかと気になり少し興味があるのでそう言って。目を丸くしながらいつもとは違って冷静に問いかけてくると「大人の事情…とはちがうかな」と先程の話で出てきた大人の事情という言葉を使ってくると、それはなんだか少し違うと自分の中で思えば「我慢したら、俺がいなくても大丈夫な時間が長くなるだろ?」と自分がいなくなることで耐えられる時間が長くなることを教えれば「まぁ、無理にとは言わないけど」相手に無理させてしまえばまたこの前のようになってしまいかねなく、それに無理を相手にさせるのもいけないと思いながらも少しは妥協することを言って。ピクピクと震える足を押さえられながら執拗なほどまでに印をつけてくるとあの日の事件の心境を述べると「悪かった、もうこれからは早く帰ってくるし、帰ってこれないときは連絡するから」ともう心配させることはさせないと誓い。こちらを気遣って笑いかけてくると「…ありがとう」と相手の優しさに甘えてしまいたく相手を抱きしめれば「もう寝ようか」と耳元で囁いて)
(カフェで言ったようにお預けをやり返すのでは効果がないとわかっているため、苦笑いを浮かべる顔を見つめながら少し考え込むと「…本当ですか?稜様がやめてって言っても…やめませんよ?」単純にその逆、いつかの夜のように延々と求め続けるのは意地悪になるだろうかとぽつりと呟いて。どうやら大人の事情故に我慢しなければいけないということではないらしく、少し安堵しながら話を聞けば真っ先に胸の中に浮かんだ想いに目を伏せて「…稜様がいなくても大丈夫なんかになりたくないです」無理はしなくていいという言葉に後押しされ、寂しそうに口に出すことにしたその想いは相手への強い依存心で。留守番のように我慢しなければいけないこと、できないと相手を困らせてしまうことは我慢する。けれどそれ以外の理由で相手から離れても平気な自分にはなりたくないと外に出てもなお、外に出て相手以外の色々なものに触れたからこそ強まる執着を露にし。もうあの日のようなことはないと誓ってくれる相手に自分もなにか答えようと「私も…もう他の人と手を繋いだり、笑ったりしません」自分なりに悪かった行為を考えてはきっぱりと言い切って。そのまま抱きしめられ、再び身を寄せ合うと伝わる体温に鼓動がドキドキと高まってくるが「――えっ?もう寝ちゃうんですか…?」囁かれた言葉は期待していたものではなく、思わず驚いてしまいながら尋ねれば自分がひどく欲張りに思えてきて顔を赤らめ)
(こちらの苦笑を見て何故か考え込むようなそぶりを見せれば、次に発した言葉はいつかの夜のように延々と求めてくるようなことを暗に意味しているような呟きをすると、「それは…少し勘弁してくれ」と冷や汗を垂らしながらも延々と求められることはやぶさかではないとでも言いたいのか「少し」との言葉を付け加えて。こちらが説明すると目を伏せて寂しそうな声で依存心に満ちた言葉を発すると、それ程までに自分に溺れてくれているのか。その言葉を聞いた途端に胸の底が熱くなり、急に相手のことが更に愛おしく思えてくると「ごめん…」と相手のことを考えないで話してしまったことを後悔して。しかし相手が自分にそれ程までに依存してくれていることとは思わず、しかし相手に寂しい思いをさせてしまったのは事実。そんな自分を腑甲斐なく思えば上記のように謝って抱きしめて。どうやらこちらが抱きしめたことでまた相手に期待させてしまったようで、もう寝るのかと問いかけてきて顔を赤くすれば「じゃああと一回だけな」と明日は仕事があるのにというのはさすがに野暮だろう。顔を赤くした相手の気持ちを汲み取るためにも微笑みながらそう言えば第2ラウンドを開始して)
(どうやら予想が当たったらしく、相手は自分の呟きに焦ったような表情を浮かべるがそれでもきっぱりやめて欲しいとは言わず「少し…?」引っ掛かる一言を不思議そうに繰り返すと「…ほどほどなら意地悪しても良いんですか?」とどこか期待に満ちた眼差しを向けて。相手無しでいられる自分なんて想像できない、そんな風にはなりたくない。それは決して譲れない本心だが自分の我が儘のせいで相手を謝罪させてしまうのは本意ではなく、ごめんという言葉にはっと顔を上げては「違うんです、そうじゃなくて…稜様がいなくても平気なんて、そんなの私じゃないって…そう思っただけで」抱きしめられ、温かい胸に顔を埋めながらぽつりぽつりと弁解をして。そこには依存心だけでなく今の自分がいるのは皆相手のお陰という表しきれない感謝も含まれており。相手の優しさによってもう一度幸せな一時を過ごすと夜はあっという間に更けていき、一日の疲れもあってか最後はおやすみなさいを言えたかもわからないまま眠りに落ちて。数時間後、相変わらず相手にくっついた状態で目を覚ましてもまだ眠気は強く残っており、寝ぼけた状態でぎゅーっと相手に抱きつく力を強めると安心したのかまた寝息をたてはじめ)
(やはりはっきりと言った方が良かっただろうか。こちらの言葉に期待の光に満ちた眼差しをこちらに向けてきて問いかけてくると言葉につまり、どう返そうかと思うも「ちなみにシュアンの意地悪ってどんなのなんだ?」と相手の意地悪は今までに見たことはないが、しかし先日の暴走のことを言っているのならそれは恐ろしく思い。こちらに抱き寄せれば胸に顔を埋めたままぽつりぽつりとありのままの感情を述べてくると「ありがとう、そんなに思ってくれてるんだな」と抱きしめる腕に更に力を込めれば角にキスをして。急に始まった第2ラウンドは、やはり幸せな一時で。しかしこのように頻繁にやってしまうと価値が低くなるのではなかろうか。しかしそんなことは忘れて溺れてしまえばいつの間にか眠りについていて。夢見心地のなか、体幹を締め上げられる感覚がすればその苦しさに目を覚まして。お互いに生まれたままの姿で抱き合っており、目の前にある幸せそうに眠る顔をいつまでも守っていきたいと思えば相手を起こさないように起きようとするが、相手の腕に込められた力によって難航を極めていて)
(相手の返答を待っていたはずが逆に尋ね返されてしまうと「それは…」説明しようと口を開くものの、改めて言葉にしようとすれば恥ずかしさのほうが勝ってしまい赤い顔で口ごもって「だから…稜様が疲れて眠くなっても、ずっと…」何とか言葉を続けては察して欲しいと言わんばかりにちらりと相手を見上げて。一層強く抱きしめられ、角にキスをされると触れられることの少ない箇所だからかいつもより照れてしまいぴくぴくと翼を揺らし「…そんな風に稜様のことばかり考えてしまうのは、迷惑ですか?」礼まで言われると嬉しそうに頬をすり寄せるが、この想いは相手にとって疎ましくはないだろうかと不安げに問いかけて。心地良い眠りについていても、結局寝ても覚めても相手のことばかり考える日々を送っているせいか寝言でまで「稜様…」と甘えるように相手の名前を呼んでおり。しかし相手と体が離れかけ、その体温が遠ざかるのを感じ取ってはするりと足を絡め「行かないでください…」全身で相手にくっつきなおし、夢でも見ているのかか細い声を上げ)
(尋ね返せば、口を開くが恥ずかしそうに口籠り、小さな声で赤い顔で消えかかりそうな声で言葉を紡ぐと最後の方は聞こえなくなっていくが、なんとか相手の言いたいことを察して。相手がいう意地悪は結局のところ甘えたいだけではないかと苦笑するも、どこまでも求めてくると言うとこちらを見上げてくる瞳を見つめながら「それは意地悪じゃないなぁ…シュアンが甘えたいだけなんじゃ…」と自分が思った通りのツッコミをして。角にキスをすればぴくぴくと翼を揺らす相手に気づき、その様子が面白いのか、何回か角にキスをしたあと不安げに問いかけてくる相手に「いや、迷惑なんかじゃない。それだけ想ってくれてるってことなんだから嬉しいよ」と自分の本心の言葉を紡ぎながら相手を抱きしめる力を更に込めて。やっと相手から胴体が離れた頃、こちらの名前を呼ぶ相手に気づいて起こしてしまったか、と心配するもどうやら寝言のようでホッと胸をなでおろし、また相手から離れる作業に取り掛かるも足が絡まれ、腕で引き寄せられてまた全身でくっつかれるとこれまでの苦労が水の泡と化して。しかしか細い声で呟く相手の言葉を聞けば夢の中でも自分のことを想ってくれているのかと思えば、胸の中の愛おしさが膨張し。しかしなにか思いついたのか相手の耳元で「ごめん、行ってくるよ」と囁いて)
(説明を聞いた相手が苦笑を見せるとやっぱりこれは意地悪として通用するのか、そう納得しかけるが結局は甘えたいだけだろうと突っ込まれればぎくっと動揺してしまい「で、でもずっとですよ…?朝までずっと、お休みの日は朝から夜までずーっとですよ?」あくまでも意地悪なのだと必死に主張するために、自分自身がそこまでもつのかさえ考えずに誇張した訴えを述べて。自分でさえあまり触れない角に何度も何度もキスされると照れくささは増していき、角にも血が通っていれば真っ赤になっていただろうというほど恥ずかしそうな様子でじっと抱かれつつ「本当ですか?…でも、稜様が好きっていう気持ちはこんなちょっとじゃないんです」迷惑どころか嬉しいと、そう言って更に抱きしめてくれる相手に目を細めて自分も相手を抱きしめながら、今度は不安ではなくどこか得意げに微笑んで表しきれない相手への想いを仄めかし。一度離れた相手の体が再びくっつくと目を閉じたまま安堵の表情を浮かべるが、大好きな匂いと体温に包まれてまどろんでいたのも束の間。耳元に別れの言葉を囁かれると寝顔をたちまち泣きそうに歪め「――やだ、行かないで…置いて行かないで…!」吐息混じりの声を譫言のように漏らし、相手の言葉で夢の内容まで左右されるのか苦しそうに眉をひそめて「何でもしますから…だから、一緒にいてください…っ」うぅ、と明らかにうなされている様子で呻くと相手の体ごと寝返りを打ち、危うくベッドから落ちかけて)
(こちらのツッコミに明らかにギクッと動揺して、甘えたいのではなく意地悪なのだと訴えてくれば相手の必死な様子に苦笑して「いいよ、それでも。朝から夜までずーっと甘えてくるだけならな」と結局のところ休日は朝から晩まで甘えているだろうと思いながらもそう言えば「だけ」を強調して、先日のようなことにはならないようにと念を押して。角にキスを続けていると相手は照れてるらしく、恥ずかしそうに抱きつきながら顔を赤くしていると得意げに微笑んでこちらを思ってくれていることの大きさは表せないと言うと「わかってる。だってあんなに求めてきてくれたんだもんな」と相手の愛の大きさはこの前の暴走の件で重々承知しているつもりで相手の耳元でこの前のことを思い出させるように囁けば唇にキスをしてこちらも相手のことを想っていると証明して。こちらの囁きによって安堵の表情が一変、一瞬にして悲しそうな表情に歪めるとこちらの言葉1つで夢の内容も左右されるほどこちらのことを想ってくれてるらしくこちらに抱きついたまま寝返りを打てば「うわっ…!」とベッドから落ちそうになるのを踏ん張って。相手は自分に依存しきっているらしく、こちらの言葉1つで相手は脆く、脆弱さを見せてくると、やはりそんな相手は放っておけなく「ごめん、一緒にいるよ」と寝ていてもこちらの声が届くなら少しでも早く相手を安心させようと耳元でまた囁いて)
(思わぬタイミングでずっと甘えても良いのだという許可を貰うとつい頬が緩みかけるが、暗にこの間のようなことはするなと告げる相手を前にきゅっと唇を引き結べば「…それだけ、じゃなかったら怒りますか…?」羞恥にそらしてしまいそうになる視線を相手に向けながら甘える程度では意地悪にはならないと仄めかし。自分の訴えは身をもって知っているとばかりに囁かれると、まさしく想いを抑えきれずに暴走してしまったあの夜の記憶が蘇り「でも――っ…」すぐ反論しようとするがちょうど口づけをされてしまうと言葉は甘い吐息に変わり、しばらくじっと唇の温もりを感じてから顔を離せば「…でも…本当は、あれよりもっともっと凄いですから」あれくらいでは想いの丈の半分も伝えられていない。はにかんだ笑みでさらりと恐ろしいことを言っては今度は自ら唇を重ねて。夢現の心細さに吐息を震わせ、言葉にならない呟きで何度も何度も相手を呼ぶ姿は目覚めている時よりもずっと切実に相手を求めており。再び寝耳に囁かれてようやくふっと表情を緩めると「…良かったぁ…稜様がいなくなっちゃうくらいなら…私…」その拍子に一粒涙を零し、絡めていた手を何かを捕らえるように伸ばせばこつんと相手の首筋に指が触れ、ささやかな衝撃にようやく薄らと目を開けて「…あれ…?」と寝ぼけた一言を)
(一瞬頬を緩めかけるが、またすぐに唇を引き結んで視線を逸らしそうになりながら問いかけてくると「難しいな…」とつい呟いてしまい。相手から求められるのはこちらとしても嬉しい。しかしこの間のようにこちらの気持ちを尊重せずに自分中心に求めてくることもどうかと思ってしまい。「はぁ、わかったよ。じゃあ俺が悪いことしたらシュアンの言う「意地悪」をしていいから」とこちらが悪いことをしたらしてもいいと妥協して。こちらのキスをしばらく受けて顔を離すと、あれしきのことでは全く足りないと言う相手にゾッとして。あれではまだまだ足りないのか。相手が100%の気持ちを表したら一体どうなるのだろうか。もうこれ以上は考えないようにしようと「は、はは…」と苦笑することしかできず。こちらの囁きによってすぐに表情を緩めるとこぼした涙と一緒に出てきた言葉は、ようやく安心したようなもので、しかしこちらの首筋に手が伸びてくると「まさか…」と冷や汗を垂らすも寝ぼけた一言を漏らす相手に「おはよう、シュアン」と目覚めのチューをして)
(相手の言う悪いこと、というのは今までされたような意地悪だろうか。口ぶりからするともっと大きなことでなければいけないような気もして「それじゃ"意地悪"じゃなくて"お仕置き"です。…じゃあ、あんまり悪いことしないようにしなきゃいけませんね」少し物足りない顔をするがこちらも妥協し、冗談めいて微笑んで。自分の抱く想いの全て、それを相手に見せられる日は来るだろうか。自分でもどんなことになるのか想像できず、ただにこにこと頬を緩めては今はこれが精一杯と苦笑を遮るように再び何度も唇を重ね。重い瞼を開くとそこには夢で見たのと変わらない姿があり、まだぼうっとした様子でキスを受けると「稜様……おはよう、ございます」これが夢か現実か確かめるようにぼんやり相手を見上げ、自分もちゅ、とキスを返すとようやく夢から覚めてきたのか濡れた目元を擦りつつ「…怖い夢を見ました。稜様が…」まだ胸に残る怯えを掻き消そうと口にすれば一層怖くなり、相手はちゃんとここにいる、側にいてくれると安心するために強く抱きついて)
(自分が言ったことはそれではお仕置きだと指摘して、物足りなさそうな顔をして冗談めいた笑みを浮かべると「はは、そうだな…」と相手がそう言ったということはこちらが悪いことをしたら容赦なく求め(襲っ)てくるということ。もうあのような夜は御免だが、苦笑しなが、心の中のどこかで相手が果てしなく求めてくれることを期待して。なにか思いついたように唇を何度も何度も重ねてくると、これが今表現できる気持ちなのだろうか。これくらいなら可愛いんだけどなと思いながら相手の唇を受け止めて、こちらからも何度か軽く触れるようなキスを施して。ぼんやりとこちらを見ながら、相手からもキスを返してくると目をこすり、強く抱きつきながら怖い夢を見たと言ってくる、その内容に「よしよし、俺はいつでもシュアンといるから。安心しな」と抱きついてくる相手の背中を撫でながら耳元で囁き。「俺もな、夢を見たんだ。シュアンが大人になってる夢」とこちらも相手の夢を見たというと、相手が成長した姿が夢に出てきたが、今と全く変わらずに甘えていたと伝えて)
(自分の忠告めかした冗談に相手が苦笑する様を眺め、おもむろに相手の耳元へ顔を寄せると「…私は、それでも構いませんけど…」お仕置きをされて困るのは相手だけ。むしろ自分はいつかのようにまた相手を求めたい、そんな想いをほのめかすように悪戯っぽくそっと囁いて。何度も触れるだけのキスを送り、相手からも与えられれば激しい熱情はなくても心が温かくなり、抱き合って体温を感じていれば一層穏やかなぬくもりに包まれていき。いつもこうして触れ合っていられるのなら不安になることも取り乱してしまうこともないのに。そう考えてはぎゅっと腕を回しながらいつまでも口づけを繰り返して。夢は瞼を開けば消えるし、目の前の相手の姿に掻き消されていく。それでも嫌な夢だったことだけは覚えていて、じっと背中を撫でられながら乱れた鼓動を整えて「…私の夢?」自分の夢を見たという相手の言葉にようやくゆっくり顔を上げ、夢の中でも相手にいられたことを嬉しく思いつつも甘えていたとなれば少し恥ずかしく「…大人の私はどうでしたか?稜様に相応しい人になれていましたか?」ほんのり頬を赤くして、悪夢の名残を消すためにも微笑んで尋ね)
(こちらの苦笑を眺めているかと思えば、耳元に顔を寄せられるといたずらっぽく囁かれたその言葉はまたいつかの夜のように求めたい。そのような意味を含んだもので、なぜそれほどまでにこちらのことを求めてくるのか。それはやはり、今まで愛情を知らずに生きてきて、急に愛情を知ってしまったら依存したくなるんだろうと思い、相手の囁きに顔を赤くするとともに冷や汗をかきながら「じゃあ、いつか意地悪しようかな」とまるで相手の「意地悪」をしてもらいたいとでも言いたそうな言葉を発して。こちらの撫でを受けながら呼吸を整えてゆっくりと顔を上げてくると問いかけてきた言葉に「あぁ、立派な大人になってた。俺じゃもったいないくらいに」と実際に相手が大人になった姿はかなりの美人で、自分とは釣り合わないくらいにと言って)
(顔を寄せた拍子に吸い寄せられるように首筋へキスを落とし、擦り寄って甘えてしまうのはもはや癖のようなもので。ほんの数日前までは人と触れ合うことさえ滅多になく、そして恐ろしかったことを思えば不思議に感じると同時にここまで相手に溺れてしまっているのがどこか怖くもあり。しかしそんな想いも相手の声を聞くとあっという間に消えてしまって「そうですね、いつか…あんまり遠くない"いつか"が良いです」ただ愛しさに目を細めては赤い顔を見上げてはにかんだ笑みでねだり。背中を温かい手のひらが滑る度に落ち着きを取り戻し、ようやく悪い夢ではなく相手と過ごす幸せな朝に意識を向けはじめたものの自分が登場した夢を語る相手の言葉に微笑みを硬くすると「…もったいなくなんかないです。どんなに時間が経っても、どんな風に変わっても、私は稜様だけのものですから」相手の胸にくっついたまま不安げに訴えて、何か思い出すように目を閉じると「…夢の中の稜様も同じことを言ってました。シュアンは立派な大人になったから、もう俺がいなくても大丈夫だ、って…」前日の会話が悪かったのか、先ほど見た悪夢とは大人になったことで相手との離別を迎える内容であり。相手の一言が夢と結び付いてしまうとぽつぽつ語る声も表情もまた泣きそうになっていき)
(/そうですね…個人的には稜さんが言っていた一緒に会社に来れるようにする準備中、という言葉が気になっているのですが、そちらの方面で何かイベントを起こすことは可能でしょうか?
難しいようでしたら別の展開や最近ご無沙汰なヤンデレイベント等他の展開も考えますので…!)
(こちらの耳元に囁きかけるとともに、そのまま首筋に顔を埋めてキスを落としてくると、もはや当たり前となったスキンシップでも人の温もりを感じられる幸せに頬を緩め、そしてこんなになるまで自分に溺れてくれていることに相手を支配しているという興奮を覚えれば目を細めて微笑んでくると「それじゃあ俺の体がもたないよ」と、また近いうちにすることになれば相手が暴走した日から今日までほぼ毎日していて、正直今も体には疲れが残っていて。相手には悪いが、また日を空けてほしいと意味を込めた言葉を苦笑とともに出して。こちらの撫でによりようやく安心しきったような表情になるがこちらの言葉に微笑みを固くするとこちらの胸にくっついて不安げに訴えてくると「そうだったな。ごめん」と昨日の外出の時に自分のものと言ったはずなのにそれを忘れて先程のようなことを言ってしまったことを謝り、先ほどうなされていた夢の内容を話して泣きそうな顔になると「そうだな…安心しろ、立派な大人になってもシュアンはシュアンだ。一生大事にするからな」と夢の中の自分とは違って一生一緒にいて幸せにすると言えば、「そろそろ起きるかな」と相手を抱きしめたまま起き上がり」
(/うーん…会社に連れてこれるようにするといってもただ連れてこれるように会社で話を進めてるって感じで書いたので、あまり大きなイベントは期待できないかと…
ヤンデレイベントなら、今日会社から帰ってきて急に一週間の出張が入ってしまったと言って、一週間否応無しにお預けを食らわすってのはどうでしょうか?)
(そう頻繁にしていては体が辛いと訴える相手に目を丸め、意識を向けるのは初めて結ばれた日からほぼ毎日相手と重ねている自分の体。昨夜の名残である倦怠感や疼くような甘い腰の痛みはあるもののそれらの感覚は身がもたないというほどではなくて、疲労も相手とくっついて眠る内に消えてしまう程度のもの。それは相手への愛が鎮痛剤になっているのかそれとも亜人故のことなのか、気にはなるがまずは相手に笑顔を向けて「ごめんなさい…じゃあ、稜様に任せて楽しみに待ってますね」恥ずかしそうに眉を下げると素直に相手の言うことを聞き。夢の悲しい言葉を上書きするように一生大事にしてくれると、側にいてくれると言われれば今度は安堵と喜びの涙で瞳が潤んでしまい「はいっ…一生稜様の側にいます。私も、稜様を幸せにできるように頑張ります…!」心の底からそう誓い、言葉だけでなく行動で示すようにしっかりと相手を抱きしめて。ずっとそうしていたいものの、相手が自分の体ごと起き上がるといつまでも甘えているわけにはいかずにそっと身を離し「…えっと…じゃあ、まずは美味しい朝ごはんを作りますね?」相手に幸せになってもらうために自分が出来ること。それを実行するべく服を着て、チョーカーをつけて身支度を整え"稜様は先にシャワーを浴びてきてください"と付けたしつつベッドを出て)
(/言われてみればそうですね、うっかりしておりました…!
一週間もお預けとは…大変なことになりそうですね笑 ただその場合ですと以前のパターンに似た暴走になってしまいそうですが大丈夫でしょうか?)
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