兄様 2016-07-20 13:25:31 |
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っ...!何だよ、驚かすなっつーの!...お久しぶり。
(扉を開くなり靡くロングコート、ふわりと聞こえた声に視線を上げては彼の様子に一度足を止めぴくりと眉が痙攣。ぎこちない挨拶を交わしつつもその問いに更に眉間に皺が寄る、おかしい。黙って出ていったはずなのになぜ彼は知っているんだろう、然し彼の事だ。どこかで情報でも仕入れてきたか実際に出ていく所を目撃してしまっていたのだろう。そう思考を巡らせ勝手に自己解決。ついで彼を横切るように歩き出し、後半は独り言のように呟いて己の後頭部くしゃりと)別にどうってことねえよ、俺は俺でやりたい事してるだけだからさ。....一体どこでそんな情報仕入れてるんだか。
(了解です!!ではこんな弟ですが、これからもよろしくお願いしますっ)
仕入れるもなにも、見てたからな
(相手の言葉に何故か楽しそうにそう返答した後,お前に関する情報を一片たりとも逃す筈がないだろう、そんな物騒なことを呟く。呟きつつ出来ることなら外に出したくは無かったんだけどなどとまた物騒なことを考えつつ、通り過ぎようとした相手に手を伸ばしてその首根っこをえげつない力で迷いなく引き寄せるようにして、“何をしに帰って来たんだ?”と、実は割と怒っていることが見え隠れする優しいのか支配的なのか分からなくなるような雰囲気を醸し出し
(/ちょっとした確定ロル申し訳ありません…!!
素敵な弟さんのお相手ができて光栄です!!
見てた方かよっ.....、なッ。俺の情報はって....別に俺が自由にどこいったっていいじゃねえか!
(その言葉に目見開き思わず上記を言い放った所で、彼の力は兎も角圧倒的なその念には即座には敵わなかったらしい、首根っこ捕まれ抵抗する前に引き寄せられてしまうと振り返り見開いたまま見据え小さく下記を呟き)っ....忘れ物。....忘れ物を取りに来たんだよ。借りてたもんだったから、返さなきゃいけねえだろ。そっちこそ、怒ってんのか?俺が黙って出たこと。
(いえいえ!自分も確定ロルとかするときあるので!\(^o^)/こちらこそ、ちらほら歪んだ所がみえ隠れする兄さん素敵だとおもってます....!)
世間一般的には弟がどこにいっても干渉しないだろうがな、俺は自由だなんて許さない、残念ながら
(振り返ったその瞳を揺らぐような目でじっと見つめつつ、底冷えするような声で、狂気一歩手前のような表情で言う。が、すぐに表情を緩めて“お前が危険な目に合わない限りは好きなようにすればいいとも。無理はしないようにな”と唐突に普通の状態に戻ってそう告げて首根っこを掴んでいた手を離し。
それから忘れ物を取りにきたのだということを聞くと、声には出さなかったが、なんでそんな変なところでドジを踏んでるんだと苦笑いのような物を浮かべる。
“それと…そっち、じゃなくて兄様だ。”と最後に付け加えるように常々通りのなんの意味があるのかわからない注意をして
ッ。...もう誰かに見守られて生きていく程、弱くはねえんだぞ...。俺は何と言われてもこんなトコで縛られたりはしねえかんな!俺は俺の道を行くんだ。
(彼の言葉と様子に目を見開いたままでいたものの、まるで己は一人でやっていく程まだ力がないと言われているような気分だ。上記を告げながらも離されてはうなじを片手で抑え相変わらずな要求に肩を竦めて「まーったそれかよ。ほんと毎度毎度そこに拘るよな。いいとこの坊っちゃんでも子供でもねえし、呼ばねえっての。恥ずかしくねーのかよ。」なんて呟き。奥へと歩き出しながら下記を紡ぎ)とりあえず、取ってくるわ。御前も俺に構ってる暇なんてねえだろー。
いい所の坊ちゃんではあるんだがな、お前
(弟の反発する気持ちもわかるといえばわかるので、あえてそこには触れることなく、自分が今いる豪奢なホールを見回しつつ微妙にずれた所に突っ込みを入れて,“恥ずかしくないな、全く”とからかうように返答し。それから構ってる暇がどうだと言われたことに驚いたように目を開き、それから少し楽しそうな声色で“お前が戻ってくるようだったからわざわざ実家に戻って来たんだけどな”と、相手の背中を、今回は引き止めるつもりはないらしく見送りつつ凄まじい発言をして
っ。....けほ。ったく。
(彼のツッコミに思わず吹き出して噎せてしまいつつ、己の後頭部くしゃくしゃと掻き乱し、最後の言葉が耳に届いたものの特に応答する事はなく己の部屋へと向かう。扉を開き中へ入るなり探し始め「戻ってくる事まで知ってたなんて、どれだけ俺の事見てんだよ...もしかして、俺の部屋に監視カメラがあったりして...っ。いや、それはねーな。」なんて独り言をぼやきつつ友人から借りていたノートを手に取り)さて、さっさと戻るかな。
……学校…か
(彼が行っている学校のことを思い浮かべ、一度この目で見ておかなければならないなぁ,と考えつつ,ほぼ無意識に腰元のナイフに手を遣り、場合によっては何をやってでも連れ戻さないとなぁ,と物騒なことを考えて。
その間の仕事は一族の誰かに代わってもらおうかなどと緩やかに思考しつつ、足音を立てずに玄関の厳かな扉を開けて
(/遅れました、すみません!この後学校編に飛ぶ感じでよろしいでしょうか??何かあったら仰ってくださいね!
(あれから兄とは会う事無く速やかに帰った。家に帰ってからはいつも通り食事を済ませ大浴場にて身を綺麗にし、眠りについた。無論友人に借りていたノートは返しており。次の日、鳴り響く目覚まし時計を鬱陶しそうに止めると欠伸を一つ、いつも通り支度を済ませ、例のゴシックパンクスーツ式のものを身に纏うと寮から出る。己を待っていた友人に手を振られると此方も振り返し「おはよ、ヒロキ。」『おはよう、昨日は急にノート返す事になってごめんなー。そういえば、寮にないから取ってくるとか言ってたけど、もしかして実家?』なんて会話をしながら学校へと共に歩き出して)あー...そうそう。ちょっと取りに戻ってたんだわ。
(いえいえ、こちらこそ遅れてすみません!もちろん学校編でも構いません!ただいつのタイミングになるかはわかりませんが、よろしくない組織との事件を出そうかと思ってるんですけどそらでも大丈夫でしょうかっ)
(屋敷から出た後、実家から離れて暮らしている一族のところまでわざわざ出向き,弟君のことについて話してみたり、仕事を代わってもらう話などをして『本当ブラコンね、まぁ別に構わないわよちょっとくらい』と罵られつつもちゃっかり時間を作ったり、合法的に学校に潜入する手立てを立てたりしていたが、自身の従姉妹に当たる彼女から不穏な組織に関する情報も得てしまい顔をしかめ“了解した、気をつける”とだけ応答し,直ぐに学校まで向かうこととして
(/一応非常勤の講師として登場するつもりなのですがよろしいでしょうか?というか、苗字一緒だと即バレしますよね笑
繭墨は割と有名な一族柄だと設定していますので、弟君は偽名名乗ってる感じでしょうか?
そーいや実技テストっていつだったけなあ。
(友人のヒロキと共に歩きながら上記を述べていると何処からか不穏な気配に一度脚を止め思わず周りに視線を向ける。『快?どうした?』「.....なんか。...いや、ごめ。何でもねえわ。なんか忘れ物したかなーって思っただけ。」なんて誤魔化す様に後頭部くしゃりと掻き乱しながら小さく笑いふと遠くで黒車に黒いスーツ着た男性が乗っているのを見つけ、双眸細めた後に再び脚を進め。──漸く学校へつくと己の席へとどっと腰を下ろし『静海くんおはよう。』隣の席の人と挨拶交わして)っはあー、やっとついた...あー、おはよ。
(もちろんおっけーです!!どんどんやっちゃってください\(^o^)/
こちらは学校では‘静海 快(しずみ かい)’ってことにしましたので問題なっしんぐです(ぐっ)
(繭墨の権力と名声と、彼自身の強さを思い切り間違えた方向に利用して、非常勤という地位講師を難なく頂き、所謂朝のHRであろう声をドア越しに聞きく。あたりを見回していると自分がこの位の年頃には一族やその関係者のみが集まる教習所のようなものにしか行っていなかった為、こういうある種呑気なが物珍しく感じられて。
それから担任である男から教室の扉をガラリと開けて、入ってくるよう促されると、特に気負うこともなく、(弟さえ絡まなければ優秀な繭墨の代表者の1人である)優雅な立ち振る舞いのまま教壇に立ち、目を細めて僅かに、だが確かに微笑して
おはよーございます。
(暫くして教師が来るといつも通りのHR。面白味の漂う会話がぽんと軽く出されると皆おかしそうに笑い声含め。そして、唐突に扉の方へと向かう教師に視線が注目をする。すると、そこには見覚え─いや、兄がいた。思わず立ち上がりそうになりガタンと机が響く「っ?!ちょ、ッ...せん....っ、ンぐ。」一斉にこちらへ視線がくるとはっとして己が吐いてしまいそうになる言葉をぱっと止めるように口元抑え『お、いきなり叫んでどーした?もしかして静海は知り合いかー?』なんてこっちの気も知らない教師に対し動揺隠すようにひきつった笑みを浮かべながら目を逸らして)い、いやー?そんな訳。いやちょっとお手洗いいきたくなってついつい。
(無論彼には後でみっちり理由を聞くつもりでいて)
ご紹介に預かった、非常勤で実技と講師を担当する、繭墨千里だ。
(そう言いつつ生徒たちを見渡すと、普通の人とは異なる、常に瞳孔の開いた深淵を思わせる青の瞳がぎらりと瞬いて。弟の驚いた姿に内心楽しくなりつつも表に出すことはなく。“よろしく頼む”と、人の前に立つことに慣れきった振る舞いと、ナチュラルすぎる上から目線な言葉遣いで言い。
その後担任教師が“戦闘職につきたいなら色々聞いとけよ-”などと軽い表現で生徒に質問を促したのを一暼はしたものの、やはり他の人に気づかれない程度に弟を見据えており.
(/遅れましてすみません…!
....。
(僅かに感じる視線に此方もじいっと見据えては、生徒の質問がばんばんと繰り広げられる。やがてHRの時間も終えると、女子生徒が一斉に立ち上がり兄の元へ。『せんせー!彼女とかいるんですかー?!』なんて定番の質問を口にしながら騒ぎ立てる中一目散に彼の元へ向かうと腕をがしっと掴み「あ、あの!俺ちょっとこの人に個人的に相談、っつーか...質問したい事あって!み、みんなの前ではあれだから...」なんてひきつった笑みうかべつつ女子生徒に言い放ち、そのまま彼の腕掴んだまま教室を出て、早足で誰もいない教室へと連れ込み扉を閉めた後に彼見て)っ、どういう事だよ!なんでここにいんだッ?
(大丈夫です!こちらも遅いのでorz)
逆にどうして来ないと思ったんだ?弟君?
(特に抵抗することはなく引きずられた後、相手の問いに対してそう当然のように言い蕩けるように微笑し。
“お前がいまどんな生活してるか、この目で見ておきたかったんだ。一応言っておくが正式な仕事だぞ。”
相手からなにか反論される前にそう言い切り、掴まれていた腕をやんわり振りほどく。
“繭墨で半人前のお前が学校で上手くやってるかという兄として当然の心配だな”その後やっぱちょっと頭のネジ外れてるんじゃないかというような事を相変わらずの笑顔で告げ
逆にどうして来ないと思ったんだ?弟君?
(特に抵抗することはなく引きずられた後、相手の問いに対してそう当然のように言い蕩けるように微笑し。
“お前がいまどんな生活してるか、この目で見ておきたかったんだ。一応言っておくが正式な仕事だぞ。”
相手からなにか反論される前にそう言い切り、掴まれていた腕をやんわり振りほどく。
“繭墨で半人前のお前が学校で上手くやってるかという兄として当然の心配だな”その後やっぱちょっと頭のネジ外れてるんじゃないかというような事を相変わらずの笑顔で告げ
普通は来ねえって思うだろ、....正式な仕事?ほんとは繭墨の権力とかで無理矢理やってんじゃねえのかよっ。ッな.......半人前半人前って.....そんなに俺は弱くねえッ。
(彼の言葉に目見開き眉間に皺寄せる。やはり狂っている。目の前で何処と無く歪んだ表情が繰り広げられる度に身が震える。感情が昂るままに彼を壁へ押しやっていては目前の胸元に拳作った両手で軽くとんと叩くようにして添え俯き「...変な真似はするなよ、あと俺の友達にもぜってえに手を出す─『おーい、快ー?授業はじまっちまうぞー。って、え...あ。』扉をがらりと開けるヒロキ(友人)。己達の様子に目見開き申し訳なさそうにする彼の様子にはっとして兄から離れては「あ!これは....これは...こうっ、どうやったら強いパンチできるかなって!なっ!先生!」と彼をじっっとみやりストレートパンチの真似事を)
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