のん 2016-07-16 14:08:39 |
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読んで頂いて恐縮です。勝手なことをしてすみませんでした。気分を害されていないかと心配です。続きも大したものではないのですが、それで良ければ投稿させて頂きますつかまつる。あやや…。
文法や単語等に誤りも見つけられませんでしたし、駄文なんてとんでもないですよ。
初音ミク\(^o^)/
ですよね。それは。ともかく、それでは大したものではありませんが、最終章を投稿させて頂きます。
四
大多数の一般人に、不要な不安や不快を抱かせないように、それは秘密裏に行われた。その島にいたらしい人々は、空が光る瞬間ぐらいは意識に留められただろうか。その島には、旧人の他には特に珍しい生き物がいたわけではない。鉱物資源もないことが見込まれ、何か取り柄や価値があるわけではなかった。小さな島だし、失ったところで、それはそれと済んでしまいそうであった。
だから、新型の滅却装置で粉も残さず消されてしまった。あっという間のことであった。
上空から島の消失を確認した偵察機のパイロットの補佐は、思わずガッツポーズをした。新たに見つかったゴキブリの巣窟は、クリーンな手段を以って見事に一掃されたのである。補佐は、操縦桿から手を離せないパイロットとも目配せし合い、笑い合った。報告が届いた環境保全課の一部署の職員たちの胸にも、善行を達成した爽快感と不浄なものが除かれた安堵が満ちた。
シリウスもその日はご機嫌で帰宅をした。自宅でスーツをSs-07に投げつけていると、電話が鳴った。出てみるとアンドルだった。
「ねぇ、噂に聞いたわよ。成功したそうじゃない。お祝いに行きましょうよ」
彼女は鉱物資源のエキスパートである。非常に仕事が出来るし、他の点も申し分ない。強いて言うなら、バストに少しボリュームがないのが気になるが、顔立ちもそうしてきたように、バストも近いうちに豊かにする手術を受けると言ってくれている。シリウスの今の恋人だ。
一方、エウロパはあれから精神疾患と認定されたらしい。つまり、人々の健康を管理するロボットによって、思考が異常だと認められたのだ。彼女はそう認定された時点で、速やかに施設に運ばれ、脳みその使える部分だけを取り出され、身体の残りの部分はエネルギーに転化されたらしい。まぁ、当然のことだろう。
シリウスはアンドルの提案を二つ返事で承諾した。それを横で聞いていたSs-07は素早く電子通信で交通センターにアクセスをして、オートコントロールカーの手配をした。オートコントロールカーはすぐに自宅の前に届くことだろうし、乗れば望んだ場所に即座に連れて行ってくれる優れものだ。アンドルとの電話を終えたシリウスは、爽快感のままに満面の笑みで一度ぐんと背伸びをし、少し身体をほぐしてから意気揚々と玄関へ向かった。素晴らしき日常、万事は順調に巡り、これからもこの素晴らしい毎日が続いていくことは、疑いようがなかった。
‐終‐
私はこの話を読んだ人がモヤモヤしてくれたら嬉しいと思って書き上げました。一方、登場人物は全員、愛を以って描写したつもりです。誰も悪者ではありません。
しかし、シリウスとデインの父親、エウロパとアンドルはそれぞれ対立する男性像・女性像として書きました。そして、私が「人間として」求めたいものは常に滅ぼされる側として描きました。平たく言って、アンドルよりエウロパのほうが可愛い!(魂の叫び)
他に読者に恵まれるかは分かりませんが、御一人にでも完読して頂けたのなら、少しは文に起こした意味がありました。>>38と合わせて、ご通読を感謝します。
ある日、シリウスの住む惑星で、緊急速報が惑星全体に流れた。
~『不老不死の実現』~
元々、彼ら種族には治せない病気はなく、また病気にかかるものもおらず、欠陥品は処分、生まれて40年たった人間も古くなったと見なし、処分という体制が取られて来た。これが彼ら共通のライフスタイルであった。
彼らは生まれた瞬間から英才教育を受けるため、40年あれば文明の発展に十分貢献出来た。
人々は大変歓喜した。何故なら『不老不死』の実現で細胞が劣化をしなくなったため、
誰も処分をされなくなったからだ。
こうして、惑星における、人間の生産活動のコストが削減された。
またその数年後、研究機関によって、食料を必要としなくても生きられるという進化を遂げた新生物が生み出された。これにより、進化前の人間らは処分された。
ひたすら発展を続けた彼らであったが、ある日、巨大な宇宙船が何十機と惑星に突っ込んで来た。その正体は、母星(生まれた星)が住めなくなり、宇宙をさ迷っていた他の文明の生物らであった。シリウスらの文明は、『他文明の侵略は無意味。防衛のみ行う』という共通認識を持っていたため、他文明を無視してきたのだ。宇宙船は、シリウスらの惑星に亡命するためやって来たのだが、惑星突入準備段階でミスをしてしまった。そして、ミスをして制御不能になった宇宙船が、他の宇宙船を巻き込み炎上しながら突入してきたのである。惑星内部の人々が、猛スピードで急接近する宇宙船に気づいた時、彼らは文明の終わりを悟った。
何故なら、宇宙船を惑星にぶつかる前に爆発させても、その被害を受けてしまう範囲に宇宙船が到達していたからだ。そして、その被害は、文明が終わるほどの災悪(被害)であった。宇宙船と惑星間で電波を通信が行われた。
惑星代表『君たちの突入失敗の情報は我々全体に行き渡った。安心して突っ込んできてくれ。』
宇宙船長『誠に申し訳ない。我々、そしてあなた方も、もう助からない。何故なら…』
惑星代表『なんだ?勿体ぶらず早く言え。』
宇宙船長『我々は独自で開発したウイルス兵器を積んでまして…。』
惑星代表『...』
その頃、惑星内では、文明の終わりを悟り、静かにその時を待つ人間らが何やら話し合っていた。
A『我々が築いた文明がこうも簡単に滅亡するとは。』
B『なんでこうなってしまったのか』
C『我々はこうなるべくしてなったのですよ』
D『突っ込んで来る奴が悪いだろ』
雑用ロボット『朝日が眩しいようですので、カーテンをお閉め致しましょうか。』
A『いや、すぐに地下の安全シェルターに逃げるから良い』
数分後、火の玉となった宇宙船が何十機と惑星に衝突した。地上は火の海となり、建物の爆発が至るところで起きた。そして地上が安全だろうと人々が外に出たとき、人々は苦しみ倒れ始めた。ウイルスによるものである。
fin~〆
>>5...暇と退屈の何チャラかんちゃら
(サブタイトル:誕生)
>>22、>>23、>>24、>>25、>>26、>>27、>>28、>>37...無題(サブタイトル:繁栄)
>>41、>>42...無人島に必要なモノ
(サブタイトル:崩壊)
オハナシ
>>5...題名:暇と退屈の何チャラかんちゃら
(サブタイトル:誕生)
>>22、>>23、>>24、>>25、>>26、
>>27、>>28、>>37...題名:無題
(サブタイトル:繁栄)
>>41、>>42...題名:無人島に必要なモノ
(サブタイトル:崩壊)
ハイジ=倉で、倉さんは他人の話を聞けないし改善もできない。感想を求めておいて、一見さんに目を疑う態度を取っているし、良い助言を貰っておきながら、>>41、>42で1mmも活かしていない。それなのに、また感想をどうぞと言っている。おかしいと思う。
気が向いたので他トピックより転載。
元のコメントは廻さんが書いたコメントだったので、上の>>51でニックネームは『廻』を使ってますが、私は廻さんではないです。
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