孤高の竜神と忌み子の生贄(非募)

孤高の竜神と忌み子の生贄(非募)

大倶利伽羅  2016-07-11 22:55:28 
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  • No.461 by 長船光忠  2016-10-09 21:54:10 

(神域へと帰って来れば、朝に見送ってくれた光の眷属くん達が見えて嗚呼…帰って来れたんだと、無意識で安堵の息を零す。その気の緩みか、少し力が抜けそうになったのでずり落ちてしまわないよう伽羅ちゃんをぎゅっと抱き締めて抱え直していれば、何だかいつの間にか慌てふためいている眷属くん達が視界に入って来て、まるでビー玉同士が弾け飛んだみたいだと思っていると鶴さんと『伽羅は死んでねーって!あーもー落ち着け!』と貞ちゃんが懸命に止めようとしていた。しかし、混乱している為か一向に収まる気配は無い。どうしようと悩んでいれば、鶴さんにこちらは先に休む事を促されて「_えっ、あ、良いんですか?…済みません、ありがとうございます」と一人先に休息を取る事に躊躇いはしたものの、腕の中の伽羅ちゃんを早く布団の上で休ませてあげたかったので素直にお言葉に甘えて、パニックになっている眷属くん達へと「…ごめんね」と一度謝っては縁側に上がって寝室に向かう。そこで押入れから布団を敷けば、ゆっくりと丁寧に伽羅ちゃんを寝かせていく。何だか寝室に入ったせいか自身もうつらうつらとして来たので、そのまま横になってしまって)


(/了解しました!なら新章時は数ヶ月飛ばしましょうか、それと一章エピローグはその時に少し挟めば上手く新章に入れそうですしね。/・そのキャラに関わるサブイベを起こしてみるのが、一番手っ取り早いかもしれません。それをクエストに組み込んでも良いかもしれませんね。/・もしかしたら、一期は話の都合上出て来ない可能性もありますがご了承下さい…!/・ありがとうございます!ならクエスト形式やらせて頂きますね!問題は依頼を誰が渡してくるかなんですが…、三日月本人か三日月の飛ばした鳩でも良いですかね?何かここ最近、妖怪やら神のせいで人間が困っているから各地の土地神が問題解決してくれなどで。それか、空白の数ヶ月間に行われた神無月の神様集会(現実で言う出雲大社)で、クエストをやるのが既に決定事項とされているなど…/・あっあと済みません、新章幕間はほのぼの中心だと思いますので、上のロルもしくは少し短めぐらいの長さでやっていっても大丈夫でしょうか?)

  • No.462 by 五条鶴丸国永  2016-10-09 22:34:00 

(神域を出てから都で起きた出来事を貞坊と二人がかりで説明し、ようやく彼らが落ち着きを取り戻す頃にはすっかり日が落ちていた。邪神との戦いより眷属達の説得の方が疲れるなんて思わなかったな、と思わず苦笑をこぼしてしまう。部屋の方の様子を伺うと、横になって眠る倶利坊と光坊の姿があり、二人共相当疲れたのだろうなと微笑ましく見つめる。と、そこでふと気が付いたことがあり、隣の貞坊へと向き直っては「そうだ、貞坊はまだ知らなかったよな?二人が恋仲になってること」と、なんだかんだでまだ伝えていなかったことを唐突に口に出す。本人達ではなく自分がそのことを伝えるのはいささか手順が違うような気もするが、竜神にとっては身内同然である鳥の神にはちゃんと伝えた方が良いだろうと判断しての発言だ。「詳しい経緯は省略するが、神と人という前代未聞で驚きの恋仲だ。俺は末永く彼らの幸福を見守るつもりだが、貞坊はどうだ?」と、相手からどんな返答がされるかを分かっていながら敢えてそんな問いかけをしつつ笑みを浮かべて)


(/分かりました、ではそういう方針で行きましょう!成る程、クエストに組み込むのもアリですね。なんだかゲームのルート選択のようでわくわくします!私の方からも新しいキャラが出せたらいいな…。いち兄の件了承しました、いつか会えたらいいなぁぐらいの感覚で楽しみにしてますね。三日月さんからのクエストの件もそれで大丈夫だと思います、個人的には三日月さんが見たいですが、位の高い神様だと考えると鳩が来る方がしっくり来そうですよね…。ロルの件も了解しました、やりやすい方でやってください!)

  • No.463 by 太鼓鐘貞宗  2016-10-09 23:01:08 

(活きが良いと言うか何と言うか、縦横無尽にパニックで飛び跳ねる伽羅の眷属達を片っ端から捕まえては、どーどーとまるで馬を落ち着かせる様に宥めていく。そこまでしたところで、ようやく話を聞く気になった光の精へと簡単に都での事と疲れて寝ている事を伝えていけば、やがてこの中庭での騒動と混乱も治まっていく。その頃には夕日もとっぷりと落ちており、辺りは暗く静寂さを増すような雰囲気となっていた。そこから鶴と一緒に、先に休んでいる伽羅とみっちゃんの様子を伺おうとして部屋へと向かえば、目に見えたのは仲良く眠る二人の姿。仲睦まじくて何よりだと思っていると、唐突にサラリと言われた鶴の言葉にきょとんとしては「ええ!?俺今初めて知ったんだけど、いやでも仲良かったしな…!」と動揺しつつも何とか自身の中で折り合いを付けていく。驚いたりはしたが、しかし大切な者が出来るなんてめでたい事だ。ひしひしと昔からの友人の幸せを感じていれば、聞こえて来た問い掛けに「そんなのは勿論、勇敢の神として、互いに恐れず踏み切った二人の勇気と恋情の強さに盛大な祝福と拍手を送るぜ!それから友人として、末長く二人の幸せを願っていくさ」とニッと快活な笑みを浮かべては、心の底から嬉しそうに返事をしていき)


(/わくわくして頂いてありがとうございます!そうですね、新キャラは出したい時に出してしまって構いませんよ!互いに楽しめるのが一番ですから。/・気紛れお爺ちゃんなので本人自ら来ると言うことも出来ますよ!初回はそうしましょうか?/・ありがとうございますー、このロルですとまだ早く書けますので沢山やり取りが出来るはずです…!)

  • No.464 by 五条鶴丸国永  2016-10-09 23:42:43 

(予想通りの返答に気を良くして「それでこそ竜神の友だ!」と楽しそうに告げながら貞坊の頭をわしゃわしゃと撫で回す。自分が知る限りのことを思い返すだけでも色んなことがあって、二人はようやく幸福のスタート地点に立つことが出来た。そこからどのような道を選び、どのような幸せを得るのかは二人次第。せめて不幸が待つ奈落へと落ちることが無いよう、自分と貞坊で手助けをしていこうと心に決める。さて、二人はもう今日中に起きることが無いだろうから、明日になるまでどうしようかと思考を巡らせた時、ふと思い出したことに頭を抱える。「あー…そういえば、もうそろそろ神無月か…今回の事、報告しなきゃまずいよなぁ…」と、露骨に重苦しいため息を吐いては肩を落とす。神無月…世に言う『神様がいなくなる月』。その時期は各地の神が一箇所に集まり、これまで起きた事を互いに報告しあう集会がある。自分はもちろん、土地神である貞坊、そして倶利坊も出席する義務がある。…のだが、正直に言って心底面倒くさい。各地の神が集まるということは、それだけ色んな性格や個性を持った者達が一堂に会するということで、柔軟性が無く頭が固い古参の神達に今回の事をあれこれ言われてしまうことは火を見るより明らかだ。「今の状態の倶利坊を参加させるわけにはいかないな…。上手い言い訳を考えておくか」と、早くも疲れ切った表情で頭を掻いて)


(/ではお言葉に甘えて、それっぽいタイミングが来たら出してみようかと思います!おお、でしたらぜひぜひ三日月さんに来て頂きたいです!個人的にもすごく好きな方なので…。あ、私の方は相変わらずロルの長さが安定しませんが、気にしないでくださいね…!)

  • No.465 by 太鼓鐘貞宗  2016-10-10 00:09:13 

(わしゃわしゃと頭を撫でれれば、こちらも笑顔のまま「それは鶴もだろ!」と上機嫌にパシパシと背中を叩いていく。勿論、寝ている伽羅とみっちゃんを起こさない程の音量でだ。これで起こしてしまったら悪いどころの話じゃない。今日の二人は特に頑張ったのだ、出来るなら誉とか花丸をあげたい程にだ。うんうんと一人腕を組んで納得していれば、唐突に何だか頭を抱え出す鶴に首を傾げる。一体全体どうしたんだと問い掛けようとしたところで、“神無月”との言葉が出れば「っ、あー…!そっか、そろそろ十月で神無月かよ」と同じく頭を抱え出す。一言で言えば、神無月で各地から集められた神が行う神在月の集会は凄く面倒臭い。しかし土地神は人間との距離が近い分、神からすれば特段位が高い訳でも無いので強制参加は決まっており、参加を拒否する事など滅多に出来ない。だから伽羅の事を見ては鶴と同じく何か上手い言い訳をするしかないと思っては、一つ溜め息を吐く。それから「…鶴、こうなったら伽羅が参加出来ない理由を夜通しで考えるしかねーな」と何処か腹を括ってそう話していき)


(/はーい、宜しくお願いします!/・私も三日月は個人的に好きです!あっ、伽羅ちゃんと光忠が恋仲と言う事は知らない方が良いですよね?/・大丈夫ですよー、こちらの方がきっとロルの長さが安定していないと思うので…!)

  • No.466 by 五条鶴丸国永  2016-10-10 00:54:57 

(自分と同じく頭を抱えては面倒くさいと明らかに表情に出しているものの、二人で協力してなんとか乗り越えようという相手からの提案にこちらも力強く頷いて「話が分かる奴や俺達の知り合いも何人かいることだし、彼らに援護を頼むのも手だな。ああ、まずい、今から頭が痛くなってきたぞ…」と、自分達が考えた理由にあれやそれやと嫌味たっぷりにケチを付けてくる頑固な神達の様子を想像しては、眉間にしわを寄せる。「…最悪、三日月が味方してくれればゴリ押しでいけそうなんだが…それはそれであの頑固者達の反感を買うだろうなぁ」と、気まぐれでマイペースなとある神の名前を呟いては、また別の意味でため息を吐く。「倶利坊と光坊が起きるまでに、良い理由が考えつくことを祈るか…」と半ば諦めの境地になりながら、真白の満月が輝く夜空を見上げて)


(/そうですね、鶴丸さんも貞ちゃんも集会では絶対言わないでしょうし、三日月さんは知らない方向でお願いします。勘が鋭い方だったら気付いちゃうかもですが…。そう言ってもらえて良かったです、ロルが安定しないのはお互い様ということにしておきましょう…!)

  • No.467 by 太鼓鐘貞宗  2016-10-10 01:29:24 

(援護と言う言葉を聞けば、味方になってくれそうな神は縁のある鶯丸や同じ宗派の“貞宗”の者達だが、どうにもみんな一癖も二癖もある性格な為に味方になってくれたとしても若干心許ない。横で頭が痛いと述べる鶴を一瞥しては「一番良いのは格の有る三条に頼む事だけどなぁ…。それはそれで、鶴の言う通りアイツらの反感を買うか」と変化を疎んじ古い思想に捕らわれ脳味噌が凝り固まった一部の神々を思い出しては、嫌悪を隠す事なく思いっきり眉を顰める。形式ばかりを重んじて融通の利かない奴らは本当に最悪だ。しかし、説得しようにも聞き耳すら持っていないのだから今更アレコレ言ってもどうしようもない。もう一度、静かに重たい溜め息を吐いては「そうだなぁ…」と鶴の言動につられる様にして、厭に丸い満月を見上げていき)


(/了解しましたー、三日月は知らない方向でいきますね。気付いていないフリをするのも面白そうですが/・そうですね、そうしましょう…!/・あっ、さり気無く刀派をここでは宗派とさせて頂いています。三条と五条は繋がりがあるので、三条の三日月は五条の鶴の事を同じ三条並みに可愛がっています。この裏設定がアレでしたら遠慮無く言って下さい…!/・あっ、そろそろ時間スキップして新章に入りますか?)

  • No.468 by 五条鶴丸国永  2016-10-10 21:11:35 

(三日月に頼るという選択を自分で否定したのは、貞坊が同意した通り反感を買ってしまう可能性があるからだが、実はそれ以外の理由もある。自分が今より幼く、力も知識も無かった大昔の時、三日月にはかなり世話になった。幸福の神として信仰されているのも、多種多様な術を扱えるのも、人の娯楽と林檎の味を知れたのも、全て三日月のおかげだ。だから、一人で神の役目を果たせるようになった今は、彼に頼らずに生きようと決めている。それは反抗心や意地から来る物では無く、ただ成長した自分を見てもらいたいだけなのだ。さすがに恥ずかしいので、この事は貞坊や倶利坊、鶯や三日月本人にさえも口にした事は無いのだが。「…まあ、倶利坊に余計な飛び火が行くくらいなら反感を買う方がマシか」と呟き、今まで自分の中で保ってきた考えをあっさり曲げる決意をする。どんな理由を考えた所で難癖を付けられるのは分かっている、だったらあらゆる手段を使って黙らせてやろうじゃないか。「いつまでも頭の固い奴らにいい顔はさせられないからな!今回ばかりは徹底抗戦だ、やってやるぞ貞坊!」と拳を握って空に向けて突き上げながら声を張り上げて)


(/いえいえ、むしろ大歓迎です!早くもそれに便乗して小さい頃の鶴丸さんは三日月さんにお世話になってたという設定を勝手に生やしてしまってすみません…!そうですね、この辺で切り上げて時間を飛ばしちゃいましょうかー)

  • No.469 by 太鼓鐘貞宗  2016-10-10 21:31:30 

(突然だが、この国には八百万の神様がいるものの矢張り優劣やら段位やらは暗黙の内にあり、その中でも三条の地位はピカイチだ。何せこの国が生まれた頃から居る神様とされていて、彼らに一目置く神や崇める信者も多い。それゆえ、その三条の中でも特に力を持つ三日月と繋がりのある鶴に神在月での一件を頼んで欲しかったのだが、しかし頭の固い連中の事を考えれば鶴にまで批難の言葉が向けられてしまうので、そう強くは言えない。そんな事を考えていれば不意に隣の彼が呟いた事が聞こえ、少し首を傾げたが、その後に続いた言葉に目を瞬かせると「!?_徹底抗戦、か。嗚呼、やってやろうぜ鶴!」とうだうだ細かい事を考えるのは止めようと思い、同じく空に向けて拳を突き上げながら声を張り上げていき)


(/お気になさらず!設定は生えるものですから!ああ済みませんたぶん三日月は凄く鶴丸を可愛がると思うのでご容赦を…!/・ではでは丁度キリ良く切らせて頂きますね、次は光忠で一ヶ月後ぐらい経った時間軸で回させて頂きますね)

  • No.470 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-10 22:40:47 

(呪いの神を討ち滅ぼしてから、今日で丁度一ヶ月。あの後気絶するように眠ってから、次に目を覚ましたのは三日後の事だった。光忠の声が聞こえて目を開けた瞬間、眷属達に一斉に飛びかかられて視界が様々な色の光に埋め尽くされた時は何事かと思ったが、それだけ大切に思われていることを実感出来て良かったと思う。目を覚ました時にはすでに国永と貞はおらず、光忠から『神無月の集会に行ってくる、君は参加せずに大人しく休んでおけ』という国永の伝言を聞いて納得すると同時に、また面倒事を二人に任せてしまったと申し訳なく感じた。…それから今日に至るまで、一応は国永の伝言通り神域内から出ずに体を休めながら、毎日欠かさず刀の素振りと術の精度上げに勤しんでいる。それは、今この瞬間も。周りを漂う眷属達が見守る中、顕現させた刀の刀身へ炎を宿らせ、無心になって刃を振るう。白銀と紅蓮が入り混じった刀の軌道を目で追いながら、時には片手、時には両手と持ち替えつつ何度か刀を振り、何度めかの斬撃が空を切った後、ふう、と軽く息を吐き出しては刀を降ろして)


(/ありがとうございますー!あの鶴丸さんが三日月さんにめちゃくちゃ翻弄される姿が目に浮かぶようで今からすごく楽しみです!あ、この辺りでも丁度良いかなと思ったので、先に一ヶ月後という感じでやらせて貰ってます、フライングすみません!)

  • No.471 by 長船光忠  2016-10-10 22:59:41 

(村へと厄災を運んでいた邪神を倒してから、約一ヶ月後の事。鶴さんと貞ちゃんは何やら神様達が集まる神無月の集会がある為に別の土地へと移動していき、少し寂しさを覚えたものの眷属くん達と一緒に伽羅ちゃんが起きるのを待っていれば、三日後に起きてくれたのでそれはもうみんなで盛大に喜んでしまった。その後は鶴さんの伝言を伝えて、体調が悪化しない様に伽羅ちゃんには休んで貰っていた。そうしてこの神無月を越えた今に至り、自身はすっかり神域の屋敷に馴染む事が出来ていた。また如何やら村に届いた手紙によると、長谷部くんや不動くん達も都で頑張っている様だった。そんな事を振り返りつつ各部屋の掃除を終えた後、そろそろ日々の彼の鍛錬が終わる頃かなと壁掛け時計を見て思えば、タオルと水出し玉露をお盆に載せて鍛錬をしている場所へと足を運ぶ。扉を開けると見えた相手の圧倒的な剣捌きに格好良いと思いながらも、息をつくタイミングを見計らって「伽羅ちゃん、お疲れ様。タオルと飲み物を持って来たよ」と手渡そうとしていき)


(/鶴さんめっちゃ翻弄させたいです…!/・あっ、いえいえ。むしろ新章に切り替えて頂きありがとうございます!次かその次ぐらいで、この神域に三日月を出現させますね)

  • No.472 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-11 00:26:38 

(声を掛けられて向いた先には光忠が立っており、差し出されたそれらを一瞥しては「ああ、いつもすまない」と自分なりに労りと感謝を伝えながら、まずはタオルを手に取って流れる汗を拭う。鍛錬に一区切り付けた辺りで光忠が用意した差し入れを受け取るまでの流れがもはや日課のようなもので、良く言えば変わりの無い穏やかで平和な時間、悪く言えば何の変化も無い平凡な時間を過ごしている。自分は当然前者だと考えているし、光忠も波乱を求めるような性格では無いから前者の意見だろう。それでも鍛練を続けているのは、邪神の件のような事件がまた起こらないとは限らないからだ。守護する村を救えるだけの力を、何より愛しい存在を守れる程の力を常に保ち、神として研鑽を積まなければならない。タオルを光忠に返しつつ、今度は用意された飲み物を受け取って半分程飲んでから口を離し「…今日で神無月の終わりか」と、暗に一ヶ月が過ぎたということを告げては、参加出来なかった集会のことを考える。本来ならば当事者の自分が報告すべきだったのを国永と貞が請け負ってくれたが、どのように進み、どのように終わったのかが非常に気になる。二人が話しに来てくれるのを待つしかないかと思い直し、残った飲み物を飲み切ろうとした瞬間、何者かが神域に入って来たのを察知して動きを止める。「この気配は…まさか…?」と、あり得ないようで充分にあり得る気配の主を悟っては、若干動揺の混じった声色で呟いて)

(/了解しました!登場フラグをばっちり立てましたので、しっかり回収しちゃってください!)

  • No.473 by 長船光忠/三条三日月宗近  2016-10-11 08:21:21 

【長船光忠】

(タオルと飲み物を受け取って貰えば、一つ微笑んで周りで舞っている眷属くん達にも笑みを向けていく。一ヶ月前の事が嘘なぐらい平和だなぁと、穏やかな心を持ちつついると、不意に呟かれた言葉に「そうだね、もうすぐで霜月だ」と後何回か寝れば月が変わる事に同意を示していく。この神域には季節が無い為、人里が寒くなっても料理を温かい物に変えなくても良いのだが、気分的な問題で変えようかなと考えていると何やら動揺の声を発した相手に首を傾げる。「…気配?誰か来たのかい?…僕、見てくるよ」とこの神域に入って来るのは大方客人だったので警戒無く扉を開いて廊下に出ようとすれば、何やら奥から人並外れた雰囲気と容貌を持つ着物姿の男性が歩いて来ていたので、思わず緊張で固まり)


【三条三日月宗近】

(しゃんと鈴の鳴る音と共に藍色の狩衣をふわりと宙に舞わせれば神域内へと入って行き、緩慢な動作で中庭を見渡していく。草木や鯉も生命力が有り、力強さのある良い神域だと思ってはほんの少しだけ意識を集中させ、この場に居る存在の居場所を探る。やや西側の端の方に二つかと検討が付けば、そちらへとゆったりとした足取りで進み_その途中で前方から人影が見えて来れば進めていた歩みを止めていく。「竜の子と、おや?人の子か」と呟いた後、何やら固い表情の相手方に毒の無い笑みを零しては「はっはっは、そんなに構えずともよい。近う寄れ」とまるで子供を可愛がりたい老人の様に手招きをしていき)


(/はい!回収させて頂きました。あとは流れに身を任せますね!)

  • No.474 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-11 17:28:24 

(光忠に続いて出ようとした瞬間、肌を刺すような強い神気を感じて一瞬だけ体が硬直する。しかしすぐに持ち直して視線を動かした先に立っていた人物に、今度は驚愕のあまり動けなくなってしまう。神無月の集会で何度もその姿を見たことがある上に、国永と縁の深い存在でもあるから、気配を察知した時からすでに確信は持てていた。それでも呆然としてしまったのは、その人物が神々の中でも位の高い『三条』に属する存在であり、月の化身と名高く知られ信仰されている『月読命』であるからだ。こちらの様子に気付いてか、相手は朗らかな笑みを浮かべて手招きしているが、緊張を解けという方が無理な話だ、月の神に対等な態度を取れるのはそれこそ同じ三条の者か国永ぐらいしかいないだろう。しかし、自分が動揺したり過剰な緊張をしてしまえば、光忠がそれを敏感に感じ取ってしまう。一度深呼吸をしてから、その場からは一歩も動かずに片膝を付き頭を下げて「…三条三日月宗近殿、貴殿がこのような辺境の地へ来られたのには、何か理由がお有りと見受ける」と普段の口調から丁寧な口調へと切り替えつつ「神無月の集会を欠席した咎めならば受けよう。だが、貴殿が一介の神を処罰する為にわざわざ動くとは思えない。差し支えなければ、この場に訪れた理由を偽り無くお教え願いたい」と、敬意を払いつつも決して下手には出ない凛とした声でそう告げて)

  • No.475 by 長船光忠/三条三日月宗近  2016-10-11 18:29:19 

【長船光忠】

(人当たりの良さそうな和らげな声で、手招く姿が見えるものの何だか本能的に近付くのが畏れ多いと思ってしまい、逆に小さく礼をしてから後ろへと退がる。たぶん神域に入って来れたと言うことは神様なのだろうと考えつつ、月を連想させる服装や双眸から月の神様なのかと考える。流石に声を掛けることは出来ず、失礼の無いように口を噤んで待機をしていれば徐ろに伽羅ちゃんが至極真っ直ぐな言葉遣いで対応をしていった。とても位が高い神様だと言う事を薄々感じ取りつつ、神無月での集会の事が話題に出れば神様にとってアレは必ずしも行かなければならない事だったのかと思っては、緊張気味に三条三日月宗近と呼ばれた神様を見て返答を待ち)


【三条三日月宗近】

(警戒心を緩めて貰おうと話し掛けたのだが、何やら逆に緊張をさせてしまった様だと人の子を見ては内心で思う。それから丁寧な言葉で竜の子から返答をされると、矢張り三条の位のせいかと鶴の旧友だった為に距離を置かれて少ししゅんとなる。しかし、“咎め”やら“処罰”やらの言葉が聞こえて来れば首を傾げ「…はて?お主に落ち度など無いぞ。神無月の集会での件は俺が出席の代行をしたからな、文句を言う者など誰もおらんかったぞ」と裏も毒も無くサラリと言ってはにこにこと微笑んでいく。付け加えるように「嗚呼それと、礼を言うのなら鶴に言うとよい。俺は可愛い鶴の頼みを受けてから、動いただけなのでな」と弟もしくは我が子の様に目を掛けている幸福の神の名を上げては、再び棘の無い声色で緩やかな笑みを浮かべいく。実のところ心中では今日はせっかく此処まで足を運んだのだから、帰りは鶴の神域に寄り道しようとまで思っている程に目を掛けている。ふと、ついつい話が脱線していたことに気が付けば「それで、理由だったか?なに、簡単な事だ。俺がお主の出席の代行をした故その集会の内容を伝えに来ただけだ。詳細はこの手紙にしたためている。受け取るとよい」と、最近各地で不吉な事が起きているのでその問題を解決するため土地神には依頼を遂行し人や妖、果てには神絡みの問題解決を図る仕組みが出来たと言う内容の手紙を渡していき、再度口を開いて「まあ、後は鶴が親しくしている友人と話してみたくてな。要は爺の気紛れだ」と何処か子供の様な無邪気さを持って本心を述べていき)

  • No.476 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-11 19:23:35 

(拍子抜け、という言葉は今の状況こそ相応しいと思う。国永や貞が上手く立ち回ってくれたにしても、何らかの罰を受けるとばかり思っていた。だからこそ月の神が告げた言葉には驚いたし、思っていたよりずっと友好的…というか、むしろ警戒心が無さ過ぎる相手にどう対応していいものか分からなくなってしまった。自分が国永の知り合いだからかとも思ったが、その程度の繋がりでここまで無防備になれるものなのだろうか。それとも、国永の知り合いならば信頼に値すると無条件で思うほどに国永を信じているのか。『三条やら月読命やらと大層な称号ばかり目につくが、実際はただの好奇心旺盛で構いたがりな爺さんなんだ』と、国永が苦笑しながら話していたのを思い出し、一度目を閉じて思案してから、再び目を開いて立ち上がり、差し出された手紙を受け取り、その場で封を切って一通り目を通す。「成る程、大体は把握した。…国永の言う通り、アンタには気を使うだけ無駄だったみたいだな」と、自然といつもの口調に戻っては「代行をしてくれたこと、改めて礼を言わせて貰う。それと、無礼を承知で言わせて貰うが、アンタがわざわざ出向くことは無かったんじゃないか?手紙なら眷属を飛ばせば済むし、話がしたいならそちらから呼び出せばいいだろう」と、あまりに気軽な月の神の様子に若干心配になりつつそう問いかけてみて)

  • No.477 by 長船光忠/三条三日月宗近  2016-10-11 20:24:45 

【長船光忠】

(妙な緊張感のまま二人の遣り取りを見ていたが、如何やら見た目や雰囲気とは違って三日月さんと言う神様は意外とお茶目なようだ。加えて、鶴さんの名前が何回か出ている為に、彼とは親しいんだろうなぁと推測も出来る。そうして三日月さんから伽羅ちゃんが手紙を渡されれば、中身は気になったもののきっと悪い内容では無いはずと独り勝手に思っていく。それから、いつもの話し口調に戻った彼の言葉を聞きつつも確かにそうだなぁと感じては、対面の神様の様子を伺い)


【三条三日月宗近】

(何やら少々ぽかんとしている双方に、着物袖で口元を隠してはくすりと笑みを零していって手紙を最後まで読み切ったのを見届ける。すると、自然体と思われる話し口調になった為にそれを嬉しく思っては、三日月の浮かんだ双眸を細めていく。いつもの調子で「はっはっは。うむ、気は使わずともよい。その方が此方も話し易いからな」と軽快に笑うと、至極友好的な言葉を返していく。不意に、こうしてこの場へと足を運んだ事に関して言及をされると「俺がお主と話したいと思った故、ならば己が足を運ぶのが礼儀だろう?仲を深めたいと思うのなら尚更だ」と当然のように言ってはにこにこと笑みを零していて、続けて口を開けば「それに、鶴の神域にも行く用事があったからな。_まあ兎にも角にも、俺は自らの足で会いに行く事に意味があると思っている」と告げて言って)

  • No.478 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-11 22:04:15 

(相変わらず笑みを浮かべたまま返ってきた言葉を聞いては、納得するのと同時に流石は国永と縁がある神だと感心すらしてしまう。月の神に世話になったという話は聞いたことがあったが、もしかすると国永の自由奔放さは目の前の神に影響を受けたからなのかもしれない。「そうか。アンタの考えに口出しするつもりは無いが、国永に心配を掛けるような真似だけはしないでくれ。アンタは国永にとって大事な存在なんだ」と、月の神の話をする国永の楽しげな表情を思い出しつつ、自分なりの勝手な解釈を含めてそう告げる。自分自身も『大事な存在』の一人であることには勿論気付いていないので、自分のことを棚にあげた発言になっていることへの自覚は無い。「それと、この手紙の二枚目に書かれている内容だが、俺に課せられた依頼と受け取って構わないか」と、片手に持っている二枚の手紙へ視線を向けながら確認の為に問いかける。一枚目は月の神が言った通り集会での内容を詳しく書き記した物だったが、二枚目は全く別のことが書かれていた。そこには竜神たる自分が守護と管理をしてる地域を詳しく調べた報告書のような文面となっており、何人かの知り合いの名前も書かれている。それは自分が神域で休息を取り始めて丁度一ヶ月分の情報で、何やら不穏だったり不可思議だったりする文章が所々見られることから、これらを解決することを要求されているのだろうと解釈して)

  • No.479 by 三条三日月宗近/長船光忠  2016-10-11 23:12:41 

【三条三日月宗近】

(おもむろに言われた事にきょとんと目を瞬かせたが、直ぐに「はっはっは、それはお主にも言える事だぞ。竜の子も鶴にとっては大事な存在だ」と楽しそうに友人の事を話していたあの子の姿を脳裏に思い出しながら、惜しげも無く返していく。それに自身が何者かに手を出されたとしても己は三条の名を持つ故、大方は返り討ちに出来る。だからこそ、こうやって外をフラついている訳だが。ふとそれから話が手紙の方へと戻ると「嗚呼、それはお主に_竜神へと我々が依頼をしたものだ。間違いは無い」と答えていく。そう言った後、付属されていた二枚目の手紙を指差しては「先ずは一番上から順に熟していって欲しい。確か…最初は『花街で起きている連続傷害事件の解決』だな。詳細や地図は裏に書いてあるぞ」と告げては、ゆっくりと上げていた手を降ろしていく。そうしてさり気なく神域の空模様を確認すれば、一度目を閉じて緩慢に開き「さて、俺はそろそろ御暇させて貰うが…お主の活躍期待しておるぞ。_では、またな。竜の子と人の子よ」と緩やかな上品さを持って二人に微笑めば、そのまま踵を返して空間を裂き神域から出て行こうとして)


【長船光忠】

(三日月さんが読み上げた為に、不可抗力で『花街で起きている連続傷害事件』との案件が聞こえて来れば、他にもそう言った感じの依頼が伽羅ちゃんに来ているのかなと考えていく。それにしても花街かと思うと、なら被害に遭っているのはお客か花魁かなとあまり花街の事はよく分かっていないが中途半端な知識のままそう予測をしていて、そんな事に頭を回していれば三日月さんが帰るようだったので「あの、何も御用意が出来ずに申し訳ありませんでした」と、せっかく来て頂いた客人に対してお茶の一つでも出せなかった事を悔やみつついれば、相手は『なに、気にするでない。俺も急に来てしまったからなぁ。今度は連絡を入れてから来るとしよう』と優しげに微笑んだ後、再び裂いて出来た出口へと入ろうとして行き)

  • No.480 by 大倶利伽羅廣光  2016-10-12 00:49:46 

(相手に向けて注意を促したはずが、逆に言い返された言葉に一瞬驚いて「それ、は…」と思わず言い淀んでしまう。これまで自分がしてきた事を考えると国永に心配を掛けているのはむしろこちらの方で、大事にされているのだと自覚したのも最近である為、月の神に何かを言える立場では無い。結局何も言えずにいると、依頼の件についての話に移ったのでそちらに集中するべく思考を切り替える。告げられたのは『花街で起きている連続傷害事件の解決』で、手紙を裏返してみると言われた通りの内容が書かれていた。ざっと目を通しただけでも細部に至るまできちんと纏められており、この内容に間違いは無いと確信出来る。そうしている間にどうやら月の神はここを出るようで、光忠と短くやり取りをしてから神域の外へと去って行った。それを見送ってから「期待、か…」と呟いてため息を吐く。他の神に比べて無名同然の自分が、神として最上位に君臨する存在にそんな言葉を言われるとは思わなかった。どんな形であれ興味を持たれてしまったのは色々と面倒かもしれない。たとえ相手に悪意が無いのだとしても。一旦そこで考えるのを止め、渡された手紙を改めて読み込んでから光忠の方へ手紙を差し出し「光忠、見ておくか?」と問いかけて)

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