神父(仮) 2016-07-11 04:23:17 |
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大丈夫にきまってんだろこのやろう
(若干乾き気味の笑みを浮かべながらそう述べ。実際の所先程から寒気にも似たような感覚に襲われているのだがなるべく相手に悟られぬように)
……、あんなぁ、そんな顔で言われても全然大丈夫に見えんのやけど…
(はぁ、とため息を吐きつつ相手を見つめて。さらに足を踏み入れれば確実にやられてしまうのではないかと何となく不安になれば、ん、と手を差し伸べ)
べ、別に何か寒気とか怖いとかそういうやつじゃないからな!
(言い訳じみた事を言いつつも今回ばかりは迷うことなく相手の手をとり。普段ならあり得ないだろうが魔界へ来る時だって相手に抱かれてきたのだから手くらいもうどうでも良い、と。)
ほら、やっぱり感じてたやんか。隠したって意味無いんやで?
(相手の手をぎゅ、と握れば"分かっとる?"と見つめ。何となくだが、この相手を護らないといけないような気がすれば俺は悪魔なのになと内心で己を笑い)
...知らねーし
(悪魔のくせにどこか優しさの垣間見える相手に少しの戸惑いを覚え。手を握られることで少し落ち着いたのか手の震えも止まり)
あー、はいはい。ほな、行くで
(そういうなり、足を1歩踏み出して。震えの止まった手にホッと息を吐きながら手を離す気は未だ無いらしく握ったままでその手を握り締め)
なぁ、お前って普段何してるんだ?
(離されない手に何か言いたげだったがこちらも安心感を逃がさぬよう繋いたままで、自然と相手の隣を歩く形となり。ゆっくりと近づく白の影眺めながらそんな質問を)
んー、のんびり過ごしたりしてんで。そんな面白い事は何もしてへんよ
(質問にうーん、と首を傾げ乍答えてはそんなに面白い事は何もしていないなと肩を竦め。あともう少しかと思いつつゆらりと繋いだ手を揺らし)
何だそれ、つまんねーの
(悪魔ってそんなものなのだろうかと首をかしげながら。そして一瞬己が相手を楽しませてやれたらなんて思ってしまったことに気づき、それを急いで振り払い。)
つまんねーって言われてもなぁ…。ごろごろしてトマト育てるだけやし、うーん…
(苦笑しつつ頬を掻けば何が楽しいのだろうかと首を傾げ。毎日の己の生活を見直してはだらしないのは分かっとるんやけど、と肩を竦め)
トマト農家ちゃうで…!暇つぶし、やし…
(首を左右に振りながら否定しつつ、相手の笑った顔を見れば目をパチパチさせながら固まり。"不機嫌そうな顔やけど、笑ったらそうでもないんやな…"と内心驚いた様子で)
へえ、暇なのか
(まあ悪魔が忙しなく何かをしているなんて想像出来ないが。固まる相手を"な、なんだよ..."と訝しげに見て)
…まぁ、暇やんな。たまーにやけど、人間に扮して人間界に行くくらいには
(久しく人間に扮して行く事は無かったが、と双眸細め。ぶんぶんと慌てる様子で"なんでもあらへんよぉ!"と誤魔化して)
それって俺達人間は気付かないのか?つか何しに来るんだ?
(驚きつつもまあ羽をしまってしまえば形自体自分たちとそんなに変わりないか、と。怪しいじぃと暫く睨み)
気付かんし、気付かれんな。…暇やから遊び行くだけやで?
(気づかれた事など一度もなく、気配そのものを変えてしまえば人間と何ら変わらない為。へらりと笑うだけであとは何も言おうとせず)
そうか、でもなんかそういうのって楽しそうだな。
(ほう、と興味深層に。ただそれは悪魔が人間界への話であり自分が魔界へ行くかと言われれば全力でお断りするだろうが。)
嗚呼、自分の知らない世界ってのはなかなか...あ、でもお前は悪魔だからもう知り尽くしちゃってるのかもしれねーけど
(自信満々に語り始めるがハッと気づけば語尾濁しつつ)
それは悪魔と関係ないやろ、俺やてそんな知り尽くしとるわけとちゃうで?
(けら、と笑えば首を傾げ。興味深いのはよく分かるが、と言葉を濁されればそんなふうに思われているのかなんて)
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