神父(仮) 2016-07-11 04:23:17 |
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あー...、それは...
(まったくもってその通りであり思わず押し黙って。そうか、と、生贄になるという事はもう己は向こう側では歓迎されないということ。当たり前で分かってはいたが改めてそう感じることが出来)
それに…お前の家、協会やろ?どうせみんな十字架持っとるやろし…、耐えきれんわ
("どうしてか、お前の持っとる十字架は大丈夫みたいやけど"と付け加えながらも、密かに魔力を出していたのは事実で肩を竦め。流石の自分でもそんな所へは行かないと首を横に)
あー…まあ俺はできそこないみてーなもんだからな
(悪魔からしてみれば協会など地獄に等しいかと納得。一瞬言葉に詰まるが適当に理由をつけてみて、生贄にできそこないを出すとかありえねえけど、と内心自分で突っ込みを入れつつ)
出来損ない、なん?
(じ、と見つめれば取ってつけられたような理由に眉を顰めては己自身相手がどこが出来損ないなのか理解はできないがきっと複雑なのだろうかと双眸細め)
…ロヴィは出来損ないなんかとちゃうで
(見つめるのをやめれば上を仰ぎつつぽつり。"人には向き不向きっちゅーのがあるくらいやからな"とにっと笑いながら相手の頭をわしゃわしゃなで)
ちぎ、...やめろよ馬鹿
(目をぱちくりとさせた後少し俯き気味に。弟の方が愛想よく器用で何でもやってのけたためそのような事を言われたのは初めてな気がして。そう優しくされると相手に心全てを許してしまいそうになりそれでいいものかと判断にしかねており)
あ、嫌やった?
(思わずの行動には、と気が付けばその手を退かしつつ申し訳なさそうに眉を下げ。どこか悲しげな相手を見るなり抱き締めそうな衝動に駆られながらも抑え)
...別に、でも必要以上俺に優しくすんな
(そうとでも言わなければ完全に気を許してしまいそうで、小声で述べると下唇噛んで押し黙り。悪魔などの優しさをもらわなくと自分は大丈夫だと言い聞かせつつ)
え……、あ、お、お節介やった?堪忍なぁ…!
(聞き取るなり少し固まるもはっと我に返れば眉を下げながら後頭部をかいて笑っては。相手へ接することさえお節介に入るのでは、と考え)
あ、ああ、わかったわ
(お人好し、のつもりはなくても相手にはそう思えてしまうなど当の本人は知らずにそのまま歩き出しながらなんとなく気まずい様子で)
(気まずさが広がるが再び口を開くことは出来ず。弟と話している時だってこうだ、人の優しさを蔑ろにしては自分から距離を置いてしまう、ここに来てからそんな事を痛いほどに実感していて。いっその事一人でいた方が、とまで考えながら)
……、あ、せ、せや、帰ったらお前の部屋作らんとな…!
(気まずい雰囲気に耐えきれない、と言葉を発するもののそれ以外は口にできず語尾がだんだんと小さくなりながら困った様に頭をかいて。)
...お前んちの空き部屋とか絶対掃除がいるだろな
(まあ綺麗に片付けたところで身一つで出てきた故何も置くものがないのだが、そう思ったが言葉にはせず、困った様な呆れたようにも見える小さな笑みを浮かべて上記述べ)
まあ、ホコリとかあるやろうし…
(ふむ、と考えれば暇さえあれば片付けをしていたしそこまでは汚くないと思うのだがわからないと肩を竦め、相手の表情を見ればなんとも言えぬ気持ちになり)
安心しろよそこまで気にしねーし
(自分の家のようにきっちりし過ぎていると息が詰まるので苦手なようで。さて次は何を話そうか今まで何を話してたっけと頭をフル回転させ考えれば考えるほどに言葉はでずもどかしそうに)
ほんま?ならええんやけどなあ、あ、そろそろやで!
(相手の言葉に安心しつつ、目的地はすぐそこらしく前を向けば指でその場所をさして。魔界とはいえど、渦巻くような場所もあるが1箇所だけそんな雰囲気をまとわない場所があり)
ここ、なんやけど!期待とはちゃうかもなあ
(相手の手を引きその場に連れてくればどう?と首を傾げながら相手を見据え。個人的にここは大好きな場所で、普段は立ち入らない場所だからか周りは綺麗なままで)
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