┠ 舞台 ┨
2020年頃の東京都や何処かの島。電子機器等は現在と変わらないが、写メの画質が良い、音楽の音質が良い等は少々昔より良くなっている。海外では腕時計型携帯等も出ている。今とそう変わらない。
┠ 物語 ┨
2000年夏頃、ある病気が猛威を振るった。
「特異性異能症」と呼ばれたそれは、日本の首都─東京のある女性が第一発症者だった。女性は40度前後の高熱に苦しみ、吐き気と倦怠感、眩暈で二週間も寝込んだ。医者ももう…、と匙を投げようとした矢先、ある日ピタリとその症状が消えてしまったのである。医者は目を白黒させて精密検査を何度も行ったが、身体は健康体そのものであったと言う。それから同じ様な患者が現れては二週間程寝込み、ケロッと治る事態が多発した。
2010年頃には収まりつつあったその病。実は人間を異能者へと変えてしまう病気だったのだ。異能を手に入れた者達の中には、人を助ける者も居れば当然悪さに使う者も現れ、2015年秋に特殊な刑務所が出来た。絶対的終身刑(釈放無しの終身刑)を下された者は能力を制限され、その刑務所『揺籃刑務所』に入る事に。
それから4年。『揺籃刑務所』が出来てからは犯罪も減り、人々は平穏な日常を取り戻しつつあったのだが…。
2019年。東京都に顔は狼、身体はワニという奇妙な生物が現れた。人々を喰らうその異形の怪物を殺めたのはとある異能者。政府は異形の怪物の出処を調べた結果、ある東京から離れた島から来ていることを発表。時は同じくして政府は絶対的終身刑を下された異能者を島へ送ることも発表した。
化物には化物を。それが凡人である政府が下した決断だった。
そんな、異能者と異形の怪物が戦う『ブラッティアイランド』で生活する異能者達のお話。
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