▼ 2016-07-07 20:25:24 |
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先ずは『人体に寄生する植物について』の論文を見つけた。
( 外に出ると人通りが少ない突き当たりの箇所に誘導してくれたので、改めて問い掛けられれば静かに頷いていき。先に図書館での植物に関する本の情報から話そうと上記を伝えれば、「そこに書かれていた内容が…」と書いてあった論文の要点を纏めて共有していき )
( / 済みません、論文のやつ描写を省かせて共有したと言う事で宜しいでしょうか? )
!、人体に寄生する植物って…。
( 論文の題名を聞けば、今まさに自分達の体に根を張っている植物の事ではないかと驚き、色々と聞きたい事はあったが先ずは相手の話を聞くとその論文の内容を共有していって。それから少し考えて「人体を突き破って発芽、か。…お昼のニュースで花吐き病で亡くなった人が居たけど、確か口から巨大な人面花を咲かせて死んでいたんだよね?…何だか発芽の仕方がこの植物の特長と似ていないかい?」と尋ねてみて )
( / 全然大丈夫ですよ!バッチリ共有出来た事にしますね。 )
!、そうだな。この病気を何とかしなければ、何れにしろ俺達もあの様になる恐れがあると言う事か。
( 情報を共有し終えると何らかのきっかけで発芽するとの事だがそのきっかけすら掴めていないものの、人体を突き破って発芽するならば相手の言葉でお昼のニュースを思い出していき。自分達もあの悲惨な状態で死体が見つかる確率はあるかも知れない為に恐ろしいなと思いつつも、確かに発芽の仕方がこの植物と似ている事にこくりと頷いて上記を述べていき )
( / ありがとうございます、助かります! )
…うん、最悪そうなる事を想定しないとね。( 相手の言葉に同意をしては、そんな最悪な死に方はしたく無いと思いながら慎重に行こうと思い。それにしても、発芽のきっかけとやらが気になるなと思ったものの検討がつかない為に少し唸り。不意に、長谷部くんが読んだ重要な手掛かりになった論文の著者が気になって「…ところで、その論文を書いたのは誰なんだい?顔写真とかは見た?」と聞いてみて )
( / いえいえー! )
…いや、顔写真は見たんだが誰かまでは分からない。
( 自身の発言に同意をされると何としてでも早急にこの病気を治さなければと思うものの、焦りは禁物故に逸る気持ちを抑えつつも論文の著者の事を聞かれれば、内容を読むのに集中していたとは言え顔写真程度しか見ていない為に名前を思い出そうとするが生憎己にその人物の“知識”は無かったので申し訳無さそうに眉を下げて告げていき )
そっか…。
( 長谷部くんが見ても分からないのであれば、自身が見てもきっと分からないだろうと考えていき。けど、後でパソコンで論文を調べて著者の名前を出してから検索してみようと思っては、“人体に寄生する植物について”と言う論文名は覚えておこうと思い。そして先程から気になっていた事を聞こうと「…あっ、長谷部くん。話は変わるけど…さっき顔色が良くなかったけどどうしたんだい?」と尋ねてみて )
_…実は花吐き病が進行した。花を吐く量もあのカフェに居た時より増えていたし、時折頭も微かな熱を持っている感覚があったな。
( 次の話題は自身の体調についてで、一瞬あの事を言うかどうか戸惑ったものの、相手も同じ病気に患っている為に自分の様にこれからなるかも知れないと思えば、図書館での本探しをしていた時の事を簡潔にかつ詳しく話し出していき )
花吐き病が…!?…長谷部くん、君の今の体調は?気持ち悪く無い?熱は無いかい?大丈夫?
( 相手から花吐き病が進行した事を聞けば隻眼を見開いて、オロオロとかなり動揺してはこれからそこまで進行してしまう自身の事よりも、今目の前にいる相手の体調の方が気に掛かって心配そうに質問を重ねてしまい )
!?_お、落ち着け、長船。今はそんなに気持ち悪くも熱も無い。俺は大丈夫だ。
( 自身の起こった症状を話した瞬間、見るからにかなり動揺している相手から質問を重ねて聞かれれば、僅かに目を見開くも己の心配をしてくれるのはとても有り難い事ではあるものの先ずは彼を落ち着かせる為にそう言うと、今のところ体調の方は先程よりも気分は悪く無いし熱も大分引いて増しになったので上記を伝えていって )
ほ、本当かい…?…それなら良いんだけど…。
( 大丈夫だと言われれば、本当に大丈夫なのかどうなのか分からなかったので相手の顔色を見てはそう呟いて。けれど、この場で嘘をつくような人では無い為に動揺していた心落ち着かせると、一度小さく息を吐いてはぽつりと言葉を零していき )
もうここに用は無いから帰るか。
( 本当に体調は大した事が無いので小さく頷いて見せれば、先程より落ち着いた相手にホッと息を吐いて。話し込んでいた事で外はすっかりと暗くなっており、上記を述べると「帰りもタクシーを呼ぼうと思うんだがそれで良いか?」と、行きと同じくタクシーで帰るつもりだった為にスマホを取り出し聞いてみて )
……そうだね。
( 割と動揺してしまった為か心臓の音が未だに五月蝿いと思いながらも、図書館にはもう用がないと言う言葉に同意して。しかしやはりあの論文を書いた著者が気になるので、今はスマホの電池がほぼ無い為に帰宅したらパソコンで検索とだけ覚えておき。仄暗い外と闇夜に響く烏の鳴き声を聞きつつタクシーの事を言われると「それでオーケーだよ」と頷いていって )
タクシーを図書館の前に呼んである。移動するぞ。
( 相手からの了承を得られればタクシーを呼ぶ為にさっそくスマホで電話をした後、図書館の前に呼んだので先にその場所に行こうと思っては上記を述べて移動していき。数分後、目の前にタクシーが止まったので後部座席に乗って行って )
分かった、ありがとう。
( タクシーを呼んでくれた事に感謝の言葉を返しては、相手の後に続いて図書館の前へと足を進めて行って。それからタクシーの後部座席に乗り込むと「行き先は__街でお願いします」と運転手さんに頼んでは、ゆっくりとタクシーが動いていき )
( 相手が運転手に行き先を告げた事でタクシーは発進していって。今日一日の出来事を振り返ると色んな事が立て続けに起こり、まさか自分達が花吐き病に患っていたとは思いもせず。さすがに疲れた様で疲労が表情に滲み出ては、窓から外の景色を眺めていき )
( こちらも疲労が溜まっていた為に、無言のまま窓の外に建つ様々なネオンライトに照らされた夜の街を横目に見て、頭の中を整理していき。早く解決策を見つけないとと考えて、暫くすれば元の街に帰って来た様でタクシーが止まって。行きと同じく半分のお金を青皿に置いては先に外に出て行き )
( ぼんやりと窓の外を見詰めては、暫くそのままで居て。流れる様に徐々に元の街の景色に変化していったのを合図とばかりにタクシーが止まったので、自身も青皿に半分のお金を置くと右側から外に出ては彼の傍に歩み寄って行き )
_やっと着いたか。…よし、帰ろう。
そうだね、帰ろうか。
( こくこくと頷いては足を進めて行き。一度星の見えない夜空を見上げると、再び視線を落として花吐き病の事を考えて。今日はあまり情報が集まらなかったなと思いながらも、隣を歩く相手を見れば )
…長谷部くん、君さえ良ければ明日もこの病気について調査をしないかい?
勿論だ。まだ解決策を見つけてないし、現段階では情報が少な過ぎる。
( 仄暗い夜道を足を進めながら何気無しに少し夜空を見上げた時、隣の相手に話し掛けられればそちらへと視線向けて。今日の収穫はこれと言ってあまり無かった為に、早く解決策を見つけたい自身としては明日もこの病気について調査をするつもりなので一つ頷いていき )
よし、なら決まりだね。明日は九時に駅前に集合で良いかい?行き先もそこで決めよう。
( 相手も同じ考えだった事を知る事が出来れば、明日も二人で調査をする事を決めていき。行き先については今夜色々とネットで情報を集めてから目的地を絞ろうと考えているので、明日に回していって。集合場所と時間だけはそこで良いかどうかを尋ねていき )
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