▼ 2016-07-07 20:25:24 |
通報 |
嗚呼、大丈夫だぞ。呼んでくれて構わない。
( 今から赴く大学付属病院は現在の位置からすると如何やら遠い様で、自身的には特に何か問題がある訳でもないため提案されれば快く了承して。相手が端末でタクシーを呼ぼうとしている間にこちらもスマホを取り出せば、花吐き病に一番詳しいかもしれないと言う事なので病院について調べていて )
それじゃあ、呼んで来るから一旦外に出てるね。
( ここは病院な為にエントランスとは言え、さすがにスマホで電話をするのは気が引けたので相手にひらりと片手を振っては、自動ドアを抜けて五十鈴病院の外へと出て行き。数分後、呼んだタクシーが病院前まで来た為にもう一度エントランスにまで戻って「お待たせ、長谷部くん。タクシーが来たから乗ろうか」とスマホを見ていた彼に声を掛ければ、そこまで誘導しようとしていき )
( ※ ハンドアウト→加藤美鈴大学付属病院とは、隣町のマンモス大学である加藤美鈴大学の付属大学病院で世界的に有名。花吐き病で死亡した患者が居た病院で、最先端の医療と研究が行われている場所。実は数週間前からこの病気や病人がここに入院されている噂は俄かにあったのだが、罹った人間というものが報道されていない為、実際速報が流れるまでは只の噂話として処理されていた。余談だがアメリカからの交換留学生が多い。 )
分かった。
( 一旦スマホに向けていた視線を相手に移すと、短い返事を返して自動ドアを抜けるまで見送れば再度端末を見ていき。加藤美鈴大学付属病院が世界的に有名で、最先端の医療と研究が行われている場所だと他にも色々と載っており調べた事で分かれば、少なからずこの病院より期待が出来そうだなと思った所で外から戻ってきた彼に声を掛けられれば「そうか、なら行こう」とスマホを仕舞ってから立ち上がり、誘導されながら自動ドアを抜けて五十鈴病院の外に出て行き )
( / ハンドアウトありがとうございます、助かりました!事前に何も言わずに調べてしまい済みません。探索の時に困ったら色々と聞くかと思います。)
( そうして二人でタクシーに乗れば、運転手の方に「加藤美鈴大学付属病院までお願いします」と目的地を伝えていき。そうすると『はい、加藤美鈴大学付属病院ですね。…しっかし、お客さん達で今日で十人目ですよ、そこに行く人達は』とタクシーを発進させつつ笑って言われた為に思わず目を瞬かせて隣の長谷部くんを見た後、再び運転手の方を見れば「…え?」と首を傾げていき )
( / いえいえ、その様な感じで大丈夫ですよ!ハンドアウトは今後もこんな形でしていきます。はいっ、困りましたら色々とお聞き下さい! )
( 後部座席の窓際に座れば外の景色を見ながら二人のやり取りに耳を傾けていると、タクシーを発進させていく中で運転手の発言にこちらも微かに目を瞬かせて隣の長船と顔を見合わせ。それから、一緒のタイミングで再び運転手の方を見れば「あの、一つお聞きしても宜しいでしょうか。そのお客さんは何か言っていませんでしたか?…例えば花吐き病の事とか」と、この病院に行くと言う事は花吐き病の患者か?等と思いながら疑問を投げ掛けていき )
( 長谷部くんの問い掛けにタクシーの運転手は『…そう言えば、私に花吐き病を知っているかと聞いてきましたね。その時はニュースを見てなかったんで知らないと言いましたが、そうしたらそのお客さん何処か安心してましたよ。今思えばマスクをしていて苦しそうに咳をしてましたし、その患者さんだったかもしれませんね』と暫し考えた後にそう告げて来て、信号が赤で一旦タクシーが止まれば運転手は少し振り返り『…お客さん達は記者かなんかですか?花吐き病の聞くだなんて』とやや訝しげにこちらの首から提げているカメラを見て言われれば、まさかその患者ですなどとは言えなかったので「え、ええ…そうです。ねっ、長谷部くん」と嘘の様な本当の様な曖昧な答えを返しては同意を求める様に隣の彼にも尋ねていき )
( 真剣な態度で運転手の話を聞けばまさかとは思ったが、矢張り己の勘は当たっていた様でしかも自分達を含めて十人の患者が同じ日に病院に向かう事に違和感を覚え。花吐き病は片想いを拗らせると花を吐くとネットにそう書かれていたが、病気は人から人へと移るもの故にこの病も感染するのか?と一つ疑問に思う事があって思考を巡らせ。しかし考えた所で分かる筈もなくこの事は頭の片隅に置くと、いつの間にかタクシーが一時停車中で隣の彼から同意を求める様に尋ねられれば、考え事のせいで運転手が何を言ったのか生憎聞いていなかった為に「…え?あ、嗚呼、そうです」と、取り敢えず相手の話に合わせていき )
( / うっかり背後会話を入力忘れしてました…!それなら良かったです、探索時に調べる際はこんな感じでさせて頂きますね。了解しました! )
( タクシーの運転手は頷いたこちらを交互に見れば、訝し気な表情からからりと笑って『やっぱりそうでしたか。いやー、記者ってのも大変ですね』と述べれば、また青信号になったので運転手は前を向きながら『こう言っちゃなんですけど、新手の感染症かもしれませんし、私だったら関わりたく無いですよ。お客さん達も気を付けて下さいね』と恐らく自分達を心配しての言葉ゆえ悪気は無いのだろうと思うが、やはりこの様な偏見もあるだろうからなるべく人には言わない様にしようと考えつつ、そっと隣の彼に耳打ちをして「…長谷部くん、話を合わせてくれてありがとう」と小声でお礼を言い。不意に窓の外を見るとどうやら高速道路に乗ったらしいので、このまま一気に進めば目的地も近いかなと思っていき )
( / 了解です!ではでは、今後ともよろしくお願いしますね。背後は失礼させて頂きます! )
( 記者と言う言葉を耳にすると先程タクシーの運転手は自分達の職業について聞いてきたのかと一人納得しつつも、安直にその患者です等と言える訳も無くて少し不自然だった様な気もするが長船の話に合わせて良かったと内心で安堵の息を吐き。赤信号から青信号に変わり再びタクシーは動き出して、続いて紡がれた言葉に「はい、分かりました。お話をして下さってありがとうございます」とその時乗車した客の状況などを詳しく説明してくれたので運転手に向かって一応礼を言うが、自分達を心配しての発言とは理解しているも思う所があってなるべく表に出さないよう気を付けていき。不意に耳打ちされるとこちらも隣の彼を見て「いや、礼を言うのは俺の方だ。ありがとう、長船」と運転手に聞かれぬ声量でこちらも礼を言えば、窓の外を見遣り目的地はまだかと景色を眺めつつ内心で呟いていき )
( 数十分後。高速道路から降りたと思えば、外の景色は隣町のものへと変わっており。そろそろ降りる支度をしようと、持っていたスマホを仕舞い荷物を整頓していって。そうしてタクシーが加藤美鈴大学付属病院前で止められれば『お客さん、着きましたよ。代金はこちらになります』と表示されている金額を見ると全額出したい所だが、キッチリしている長谷部くんの性格からしてここは折半の方が良いかなと思えば「ありがとうございます」と金額の半分を青皿に乗せていき。それからタクシーから降りると、邪魔にならないよう扉から少し離れて病院前で待ち )
( 窓の外から見える景色が隣町のものへと変わっていき、隣の彼を一瞥すればちょうど降りる支度をしていた為にあともう少しで着くかと思いつつ前を向いており。タクシーが目的地である病院前で止まって運転手の声で着いた事が分かれば、財布を取り出すと先に表示している金額の半分を出した相手に元々折半のつもりでいたのでこちらも青皿に代金を乗せると共にもう一度礼を言ってタクシーから降りていって。病院前で待つ彼の元へと向かって行き )
病院に着いたね。それじゃあ、行こうか。( タクシーから降りて来た長谷部くんを確認すると上記を述べて、病院の正面口へと向かって行き。ふと、何だか周りの様子がおかしいなと思いつつも中へと入れば、大病院と言えど妙なぐらいに多くの人で病院の中はごった返していて。「!?、何でこんなに混雑してるんだろ…?」と首を傾げるも如何やら辺りを見るに患者だけでなく、取材に来たマスコミまでいるようで取材カメラを構えた人達がちらほらと見えて、少々困ってしまい「…マスコミ系の人が一杯いるね」と小声で長谷部くんに伝えていって )
嗚呼。
( こくりと頷けば相手の後に付いて行きながら病院の正面口へと近付くに連れて、周りの様子がおかしい事をこちらも不審に思いつつ建物の中に入っていって。視界に広がった光景を怪訝な顔で見据えつつ病院の中がえらく人々でごった返しており、その場で辺りを見回せば患者の他に明らか取材に来たであろうマスコミ系の関係者が居て。最初こそ不審に思ったものの良く良く考えてみれば、テレビやニュースサイトであの様に大々的に取り上げられこの加藤美鈴大学付属病院は世界的にも有名で最先端の医療と研究が行われている大病院な為に、あの様な事が起きれば取材に来るのも納得が出来。横で相手の言葉に相槌を打つと「まあ、マスコミは不特定多数の人間に情報を提供するのが仕事だからな。…だが、マスコミは嘘やでたらめを言うとネットで見た事がある」と彼の方を見てこちらも小声で述べていき )
そっか、そうだよね。何か情報を持っていたら聞き出そうかなと思ったけど、止めておいた方が良いか…。
( 嘘やデタラメと聞けば、確かにこの業界で仕事をしている身としては時々そう言う人もいる事を知っていて、相手の言葉に同意する様に頷き。同業者を装うか普通に野次馬に扮してマスコミから情報を聞き出そうかと考えていたものの、さすがにそれで偽の情報を掴まされたら嫌だしなぁと思うと、その行為を留めておき )
あっちは仕事でここに来ている訳だし、何か情報は持っているだろう。一応話だけでも聞いてみるか?
( こちらも相手同様に同業者を装うのが無理でも、普通に野次馬に扮してマスコミから上手いこと情報を吐き出させる様に仕向ければ良いかと考えて。多少なりとも花吐き病の事を色々と知っておきたい為に上記の言葉で問い掛けていき )
( / 背後から失礼します。突然ですがNPCに対して心理学ロールのハンドアウトって出して頂く事は可能ですか? )
まあ、聞くだけならタダだもんね。そうしようか。
( 情報を全て鵜呑みにしないで取捨選択すれば良いだけかと考え直すと、少しでも情報が欲しい今は相手の言葉に同意をしていき。「なら、僕は右側にいるマスコミの人に聞いてみようかな。長谷部くんはどうする?」と報道陣の数が多い為にまずは端から聞いていこうと考えて上記を述べた後、彼の行動も尋ねていき )
( / ハンドアウト可能ですよー。ただ心理学ロールに関しては、個人的には実際にダイスロールで判定をした方が面白いかなと思っていますので、ご希望の長谷部の心理学の数値を言って頂ければこちらでwebダイスで成功か失敗かをやりますので、簡単に決めて頂ければと思います。お好きかつ適当な数字で大丈夫ですよ! )
…そうだな、俺はそのマスコミの態度で嘘偽りが無いか心を見抜こうと思う。
( 報道陣の数は見渡す限り多いものの、今ここで二手に分かれるより同業者を装っても気付かれない長船ならマスコミから少しでも情報が聞けそうだと思い。自身はと言うと隣で黙って聞くと言う立ち位置で、不可解な言動や態度に不審に感じた時のみ隙を見てあまり長けている訳でも無いが“心理学”でマスコミの心情を読み取る役回りに務めようかと己の行動を彼に伝えていって )
( / おお、確かに心理学ロールをダイスロールで判定すると言うのは面白そうです!それでは、お言葉に甘えて本当に適当ですが判定する時は心理学の数値は“65”でお願いします! )
了解!長谷部くんは職業柄、そう言うの得意だもんね。
( 相手の意見を聞けば彼の観察眼には信頼を寄せているので適材適所と思いながら、自身はマスコミに扮して言葉を引き出す事に決めて。「よし、さっそく聞きに行こうか」と相手に言えば、ちょうどテープを巻き終えたらしいカメラマンに近付いて「あっ、朝陽テレビさんじゃないですか。そちらも花吐き病の取材に来ているんですね」と、笑顔を見せつつ先ずは気さくに話し掛けていき )
( / 分かりました、65ですね!次ロルで光忠が情報を聞き出すと思いますので、心理学の描写の方宜しくお願いしますね! )
( 彼から自身の観察眼に信頼を寄せられている以上、何としてもマスコミの心情を見抜き嘘を暴こうと思いながら相手の言葉に無言で頷き。一人のカメラマンに彼が近付いて気さくに話し掛けた為に、隣で「どうも」と一言のみそう言えば、軽く会釈した後に自身の役割に集中しようと怪しまれない程度にさっそく相手を観察し始めていき )
( / 了解しましたー! )
( 話し掛けた後、訝しげな顔をしたマスコミは『ああ、そうだけどアンタどちら様?』と問い掛けて来て。「申し遅れました、僕は帝京新聞の記者をやっています長船と申します。いつも朝陽テレビさんにはお世話になっています」と嘘八百で微笑んでいき。この新聞会社は朝陽グループの傘下なので、その名前を聞けばマスコミは納得した様に『何だ、帝京新聞の記者さんね。良い情報は取れた?』と気さくに聞いて来たので「いやー、それが全然。誰かに恋をしていると花を吐くって事ぐらいですかね。そちらは何か得ましたか?まあ、天下の朝陽テレビさんですし、沢山情報を持っているんだろうなぁ」と何気無しに褒めつつ逆に問い掛けてみれば『ぼちぼちだね。…なら、一つだけ教えてあげるよ。アンタもネタが無いと大変だろう?』と褒められて機嫌を良くした感じでマスコミはそう言った後『どうにも病気に罹っているのは、例のハルユリ植物園のOPイベントに参加した者やその家族、親しい者が多いらしいんだ。だから、そこが感染源ではないかって言う情報が流れているよ』と気前良く話してくれて )
トピック検索 |