▼ 2016-07-07 20:25:24 |
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( 一瞬言葉を詰まらせた事で怪訝に思いながら心のどこかで、本当は自身と似た現状であって欲しくないと願っていたのだが、矢張り嫌な予感は的中していた為により一層眉を顰め。続いてこちらの居場所と合流したい事を問い掛けられ、自身も同じく何処かで会った方が良いと思っていたので「今は尾行中でカフェに居るが、俺も一度合流した方が良いと思っていた。それで済まないがカフェの方に来てくれないか?」と特定の人物を尾行中とは言え、軽食を注文したまま手洗い場へと来てしまった事を思い出しそう頼んでいき )
( / それじゃあ、二人が合流してから調べましょう!ではこちらの都合によりカフェで落ち合う形でお願いします。成る程、同僚NPCに話を聞くのも良いですけど正直上手い言い回しに自信がなくてですね…!了解しました。大歓迎との事ですので頑張って発狂したいと思います!(←) その中だと何れも面白そうですが、個人的に健忘症を回してみたいですね…!あの、もし発狂した場合は狂気表から自由に選んでも大丈夫でしょうか? )
( 相手が今はカフェに居る事を聞けば「オーケー、直ぐに向かうよ。それじゃあ、また後でね長谷部くん」と尾行中とは言え彼の行動範囲内のカフェはあの一箇所だけなので其処だろうと判断して、一言断りを入れてから通話を切っていき。その後に無理を承知で上司に体調不良で抜けさせて貰う事を頼めば、何やらイートインスペースで自身が花を吐いた事が伝わっていた様で、難無く早退の許可が貰えると鞄を持って相手の待つカフェへと向かって行き )
( / 了解しました!敵ではない限り自ら喋ってくれたりと優しいので、気軽にNPCから情報を取っても大丈夫ですよ!( わーい!楽しみにしてますねー。勿論、狂気表から自由に選んで平気ですよ! )
( “嗚呼、また後でな”と短い返事を返すと通話が切れたので、ポケットにスマホを仕舞えば手洗い場から出て行き。何事も無かった風を装いつつ席へと戻って来れば腰を下ろしチラリと隣に視線遣るも、子供連れの所謂ママ友と呼ばれる数人の女性陣が未だ話に花を咲かせていた為に自身としては尾行するのが仕事なので内心ホッと息をつき。相手が来るまでの間にカフェテーブルに置かれていた遅めの昼食を取ろうと、手始めに珈琲を飲んで次はサンドイッチを手に取り食べながら待っており )
( / 本当ですか!?優しい人なら多少RPが下手でも安心ですね!( はーい!楽しみにしてて下さいなー。ありがとうございます! )
( 目的地のカフェへと着けば、扉のベルを鳴らして中に入って行き。にこやかな笑顔でこちらの人数を聞いて来るウェイトレスに、先に来ている友人が居ると伝えて長谷部くんの名前を出せば、その席を教えて貰えたのでそこへと行くとサンドイッチを食べている彼が視界に映った為に、一先ず大丈夫そうだと安心すれば「お待たせ、長谷部くん。遅くなってごめんね」と謝りを入れては目の前の席に座っていき )
( / あっ、ただ私もRPが下手なのでNPCのそれには目を瞑って頂ければと…!( いえいえ!それでは背後はこれにて失礼しますね! )
( 食事を取りつつ待ち人を待っていればカラーンと扉のベルが鳴る音が聞こえ彼が来た事を察知し、サンドイッチを食べ進めていき。ふと、声を掛けられ顔を上げては視界に入った彼の姿を認めると、対面する形で座ったので「いや、大丈夫だ。それほど待っていないしな。…ところで、何か飲むか?」と無難な事を問い掛けていき )
( / 全然大丈夫ですのでお気になさらずに!了解です、ではこちらも失礼しますー! )
( 飲み物の有無を聞かれれば、先ほど花を吐いた気持ち悪さを拭う為に飲み物を頼もうかと思って「ありがとう。そうだね…なら、アイスカフェオレを頼むね」と告げてはテーブル脇のベルを鳴らしてウェイトレスを呼び、アイスカフェオレを注文していって。それが来るのを待つ間に再び相手へと視線を戻せば「…長谷部くん。その、本題に入っても大丈夫かい?」と問い掛けていって )
( ウェイトレスを呼んで飲み物を注文している様子を珈琲の入ったカップを持って飲みながら見ていれば、再び相手と目線が合うと問われた言葉に音を立てずにそれを皿の上に置き「嗚呼、平気だ。本題に入ってくれ」と真剣な表情になって彼の隻眼の瞳を見つめ )
うん、ありがとう。
( こちらも相手の藤色の瞳を見詰め返せば、了承してくれた事に対して感謝の言葉を述べていき。そのまま本題に入ろうとして話を切り出し「咳と一緒に花を吐いた事について何だけど…これって何か心当たりはあるかい?こんな病気の様なものは初めてだから、検討も付かなくて」と、先週の植物園に関してはまだそれが原因とは言い切れない為に、今は不確定な事は言わない様にしようと思ってそれだけ述べていき )
…いや、それが分からない。俺は探偵の仕事で忙しかったから、こんな病気に患っている事すら今日知ったくらいだ。
( 本題と言うのは矢張り謎の咳と一緒に花を吐く件についてで、この一週間休む暇も無く探偵業に明け暮れる日々の生活を送っていた所為もあり少し前から頻繁に続いた咳を多少違和感を感じつつも、然程気にした事が無かった為に生憎この様な病気の原因が何なのか検討も付かず首を横に振り眉下げて上記を述べていき )
ううん、そうか…。僕も今日これに気付いたばかりだからなぁ。
( やはり相手も自分と同じくこの花を吐く件に関しては心当たりが無い様で、難しい顔をして眉を下げていき。「…でも放っておく訳にはいかないよね?何かこれに似た病気とか無いのかな…」とこのまま症状を放置するのもそれはそれで怖かったので、過去に前例が無いかと思い至ってそう述べていき )
( このまま病気を放置し続けて更に症状が悪化するとお互いの仕事に影響が出るだろう事は容易に想像が付く為、何かこの病気を治す手掛かりは無いかと顎に手を添えて考え込み。ふと、もし仮に先週の植物園と何等かの関係があったとしてあの場に居たのは自分達を含め招待客や当選者、関係者のみで。恐らくこの病気が他の全員にも症状が出ていたとしたら今頃世間に広まっているのでは?と、不意に“アイディア”が降りてくれば真っ直ぐに相手を見据え。「なあ、長船。これは俺の憶測に過ぎないが先週の植物園と何か関係があるとしたら、あの場に居た全員がこの病気に患っている筈だ。…だとすれば、恐らくだがニュースを見れば何か情報を得る事が出来ると思う」と自身の考えを聞いて貰う為に真剣な声色で話し出していき )
あっ!成る程、そっか…!確かにニュースを見れば何か情報を得られる可能性が高いね。
( この花を吐く何かについて、自身と長谷部くんが植物に関する事で共通するのはあの植物園のみであり、そう考えると相手の言う通りあの場に居た全員がこの病気に患っているはずで。こちらも真剣な眼差しを返した後、スマフォを取り出せば「ニュース記事、もしくは動画でのニュース速報があると良いんだけど…」と大手検索サイトを起動しては調べていき )
──…花吐き病?
( 自身もスマホを取り出し相手同様、インターネットに接続しては検索機能を使いニュース記事を調べている中で気になる言葉が目に入りぽつりと呟き。病の事について見ていけば、正式名称『嘔吐中枢花被性疾患』、通称『花吐き病』の文字と自分達の症状と同じ内容が記されていたので、彼にもこの情報を共有する為に「長船、ちょっとこれを見てくれ。俺達の病名が分かったぞ」とそう言いつつスマホを差し出していき )
もう病名が分かったのかい?さすが長谷部くんっ。
( こちらがアレでもないコレでもないともたもたと調べている中で、如何やら病名を突き止めたらしい相手の言葉に表情を明るくさせて上記を言って。直ぐに差し出されたスマホを覗き込んで情報を共有し「えっと、それで…花吐き病って言うんだね、僕達が患っているこれは。正式名称は嘔吐中枢花被性疾患、か…」と呟いてスクロールしていくと、何やらもう一つ関連記事があったので彼の方に視線を遣り「あれ?何か花吐き病の事でもう一つ記事があるみたいだよ」とスマホの画面を指差して教えていき )
ん?…それは何だ?
( まだ病名を突き止めただけで真相には近付いておらず、花吐き病の主な症状は何なのかと思っていた所で相手がこちらに視線を向けたと共に他の情報があるのだと教えくれたので再度スマホの画面を覗き込み。もう一つの記事に書かれていたのは病の特徴で『片想いを拗らせると口から花を吐き出す』と言う症状らしく心の中で思い当たる節があるも、そう言えば彼の恋愛事情は聞かない等と思いながら「誰かに恋をしていると花を吐く様だな。それと、それ以外の症状は確認されていない」とスマホの画面に視線を落としたまま述べていき )
え、…え?そ、それってデマじゃないかな?( 『誰かに恋をしていると花を吐く』と言う言葉を聞いては、あからさまに視線を逸らして心なしか冷や汗を掻き。そもそも目の前の相手に一方的に恋心を抱いているため自分に思い当たる節はあるものの、今その起因を認めてしまえばこちらが誰かを好いている事がバレてしまうと思った所で、彼も花を吐いているのだから誰かに恋をしているのではと思い至ってしまい。その相手は誰だろうと考えながらも、ここで深堀りする訳にもいかないので触れないでいて。ああ、でもやはり気になると心中でモヤモヤしていると不意にスマホにニュースの速報が入って来て。「…ん?速報?」と首を傾げてその記事を読んでいくと、衝撃的な事が書かれていたので言葉を失ってしまい )
いや、デマかどうかは分からないが…。
( この記事を見つつ本当か嘘か今の情報量では確証が持てずそう返事を返せば、顔を上げて相手に目線向けるとあからさまに視線を逸らしたので不思議そうに見詰め。目の前の彼に密かに恋心を抱いている為、普段恋愛相談などされない故にその相手は誰だろうかと考えつつ気になる所為もあり心中でモヤモヤしていて。ふと、ニュース速報を知らせる音が聞こえ先に相手が読んでいるので後で情報を教えて貰おうと思っていたのだが、明らかに様子が可笑しいと感じ取れば「…何が書かれていたんだ?」と問い掛けていって )
…これ、見てくれるかい?
( 読んでいく内に少しばかり気分が悪くなり、そんなニュース速報を相手に見せるのもどうかと思ったが、しかし重要な事なので自身のスマホを彼に差し出して見せていき。そこに書かれているニュース速報の見出しは『花を吐く病の患者。巨大植物と化し死亡』と言うもので。ニュースによるとその病気の人物は、とある大学付属病院に数週間前から隔離されていたのだが、今日状態が悪化し病室のベッドの上で身体中が植物の温床のようになり、口から一輪の巨大な"人面花"を咲かせて死んでいるのが見つかったと書かれており。また昨日辺りから花吐き病を発症した患者が急激に増え、事実が大きくなってきた為に公開しようとした矢先の出来事であったらしい。なお医師側のコメントによると、現在花吐き病に罹っている患者も少なからずこうなってしまう可能性があるとの事で。そして、情報を集める為に花吐き病に罹っている者は積極的に病院に来て欲しいらしく、如何にも大変な事態になっているのは察する事が出来て彼の様子を伺い )
( 差し出された相手のスマホを覗き込んで見てみれば、最初に見出しが目に入り続いてニュースキャスターの話す言葉を真剣な顔付きで聞いていくと衝撃的事実を告げられていって。ある一人の患者が今日病室のベッドの上で植物が侵食するかの様に身体中を覆い尽くし口から巨大な一輪の花を咲かせて息を引き取ったと丁寧に状況が書かれていた為に、このままだと自分達も何れ同じ状態になってしまうのではと想像してしまい。案の定、気分が悪くなりスマホから視線を外してそのまま相手の方へと戻せば「…花吐き病とは恐ろしいな。それで、医者側は病院に来て欲しいそうだがどうする?俺は花吐き病の事をもっと調べたい。何より今の俺達の情報だけじゃまだ治す方法すら見つかってないからな」とこれからの行動について彼の意見も聞きたい為に、自身の意見も交えつつ尋ねていき )
( やはり気分が良くなくなってしまった相手を申し訳なさそうに見ては、返されたスマホをテーブルに置き。彼の意見を聞くと自身もほぼほぼ同じであった為に「…そうだね、僕も花吐き病の事については詳しく調べたいと思っているよ。たぶん、症状が悪化すれば僕らもこのニュース記事の様になってしまうだろうし…」と言っては一息置いて「だから、病院には行きたいかな。少しでも情報は欲しいしさ。それにこんなに大々的に報道しているのなら、もしもの事があっても非人道的な事はされないだろうしね」と、集まって来た病人を隔離して実験なんてB級映画染みた事は起きないと予測しては、自身の意見を告げていき )
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