▼ 2016-07-07 20:25:24 |
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確かにここで単独行動は避けるべきだな。分かった、……おい、長船。非常口のゲートが開いているぞ。
( 現地点で彼を置いて単独行動を取る行為は些か危険かと思い直すと、一人で勝手に行動するのを止めれば、裏手まで進むと非常口のゲートを見付けて近寄って行き )
( / 格好良い告白楽しみにしています…!こちらの長谷部はいざ告白すると覚悟を決めても中々言えないと思いますので! )
…非常口のゲート?…もしかして、部下の研究員達が此処を使ったのかな?とにかく入ってみようか。
( 完全に閉鎖された施設で入って来いと言わんばかりの抜け道に、訝しんで視線細めながらもそっと近付き。中を見れば電気は落とされているようで薄暗く、しかし人影が無かったので慎重に入って行き )
( / 格好良く決めなきゃ伊達男じゃないですからね!中々言えないのが長谷部らしい…!ではでは、そう言う方向性で行きましょう! )
そう考えるのが自然だろうな。しかし、あからさまな気もするが。
( 明らかに不自然すぎる抜け道にこちらも訝しげな表情で中を覗けば、薄暗かった為にさっとスマホを取り出しライトを付けていき。先に中へと入って行った彼の後を付いて歩めば辺りを光で照らしていって )
( / そうですね!ここぞって場面で格好良く決めてくれそうです…!了解しました、ではでは背後は一旦失礼しますね。)
…確かにあからさまなのは否めないけど。
( 何かあっても自身が先に動ける様にと少なくとも安全牌である後方に相手を置きつつ先頭を進んで行って、暫くすると奥から明かりが見え大温室の様な建物が見えて来たが、それと同時に多数の人のすすり泣くような声や悲鳴のような不快な鳴き声が奥から響いて来て驚き )
!?、この声は…ッ。
( / はい!こちらの背後も一旦失礼しますね! )
!?_何だ、誰か居る…のか、?
( 周りを警戒気味に見ながらも慎重に道を進んで行けば、奥から明かりで何やら建物が見えて来たので取り敢えずスマホの電源を切ったとほぼ同時に、多数の人のすすり泣く声や悲鳴の様な不快な鳴き声に一瞬びくりと肩を揺らし )
は、長谷部くん…。たぶん、この声…っ。改良チャコタの、かも…!
( 不協和音とも取れる声に耳を塞ぎながらも、到底ただの人の声とは思えず恐らくあのスケッチに書かれていた改良チャコタ…巨大な芋虫に無数の顔が付いている姿を思い出しては、その顔か何かが発している声だろうと考えて伝えていき。また視線を落とせば、あちこちに巨大な何かが這いずり回ったような後を見つけて、尋常ではない大きさを想像してしまい若干青ざめながらも「兎に角、声のする方には近寄らない様にしよう。下手をすれば僕等も亡くなった研究員達と同じになってしまう」と相手に呼び掛けていき )
…ッ、あの気味の悪い化け物か。
( 耳障りのする不協和音に本能的に耳を塞ぎたくなるが、その行為を行えば彼の声やこの空間に潜む得体の知れない音をも遮断すると言う事になる為、自然と眉を顰めつつ改良チャコタの名前を出されればスケッチに書かれていた非常に気味の悪い姿を思い出し。心なしか彼の表情が青ざめているように見え、大丈夫だろうかと思いながら「ここで亡くなった研究員達と同じ末路になるのは御免だ。一先ず、この場から離れよう」と再び薄暗い道を進むのでライトを付け始め )
オーケー!それじゃあ、こっちに…。!?
( そう言っては、ガラス張りの大きな建物を背に別の通路へと入ろうとして歩き始めようとしたのが、途端不協和音が鳴り終わったと同時にバンッと何かが叩き付けられる様な音が背後からして驚き。恐る恐る背後を見ればガラス張りの大きな建物…いや、中には鬱蒼と様々な植物が育っているのを見るに大温室だろうと推測しては、其処の強化ガラスに何かの破片がべっとりと付いていて。そして、一瞬何か巨大なものが中の木々を通って行ったのを目撃してしまい「…ッ」と息を飲んでは「…長谷部くん、今の、見た…?」と問い掛け )
…嗚呼。一瞬だったから何かは分からなかったが、…何だ今のは。
( この先に何かあっても自分だけは冷静でいようと好いている彼の事を守れるように気持ちを切り替え、気を引き締めつつ別の通路へと入ろうとして歩き始めた相手の後に付いて行こうとした瞬間。あの不快な不協和音が鳴り終わったと同時に背後から叩き付ける音が聞こえて驚き、こちらも恐る恐る振り返れば視線の先にはガラス張りの大きな建物があり中を見るに様々な植物が育っていて、あれは大温室か?と初めてオープニングイベントに抽選して当たった時に訪れた記憶を辿りつつ、一瞬の出来事ではあるものの相手同様にそれを目撃した為に小さく頷いて )
…人にしては影が大きかったから、やっぱり改良チャコタかな?声が鳴き止んだタイミングで暴れたし…。
( 顎下に手を充ててそう考え込んでいき、もしも改良チャコタであったのならあの大温室らしき建物には近付かないのがベストなのだが、ふとあそこはきちんと鍵が閉まっているのだろうかと杞憂が脳裏を過ぎり、仮に開いていたら研究者と同じ末路を辿る可能性があるので、自分だけならともかく大切な彼にそんな危険が被るのは避けるべき事である為、意を決して大温室の扉の鍵を見に行こうと決めては「…長谷部くん、本当は此処から早く離れた方が良いんだけど、僕あそこの大温室っぽい建物の鍵が仕舞っているかどうか見てくるよ。君はここで待っていて」と告げて慎重に足を進めていき )
駄目だ、そんな危険な場所に一人で行かせるか。俺も付いて行くぞ。
( 仮に改良チャコタであったのならそんな危険が伴う場所に、自身にとって一番大切な彼を一人で行かせる筈が無い。もしも長船の身に何かあれば…とこの状況下で嫌な想像が脳裏に過り、こんな所で単独行動は避けるべき事である為一人にさせまいと大温室らしき建物の扉の鍵が閉まっているかどうかの確認ならば、余計に離れない方が良いので首を横に振ってただ此処で戻って来るのを待つ事を拒否しては、奥の方へと進んで行く彼の後ろに付いて歩みながらライトで照らしていき )
えっ…!いや、…何かごめんね。
( 相手の安全を考慮した結果の言葉が、逆に危険な場所へと道連れの様に来させてしまった事に繋がったので申し訳無さそうに眉を下げては謝罪の言葉をぽつりと零し。兎にも角にも、なるべく長谷部くんを守る様な形で先頭を歩いては、大温室の入り口へと来て。扉を見ると鍵がきちんと掛かっていたのでホッとして「良かった…。長谷部くん、鍵は閉まっているみたいだよ」と後ろを振り向き伝えていって )
( ※ シークレットダイス→??? )
そうか、なら良かった。…さっき何に対して謝ったのか知らないが、改良チャコタがいる限り単独行動はしない方が良いだろう。
( 大温室の入り口まで来れば扉の鍵がきちんと掛かっているのかを見ており、大人しく後ろで待っていて。数分も経たない内に報告を受けるともしもの事を想像していた為にこちらもホッとすれば、此処に来た目的は特効薬を持ち帰るのと奇病の治す方法を探しの為でありそれと同時に危険な生物がいる限り、下手に離れて行動するのは賢い選択では無いので忠告するかの様に告げていき )
…そうだね、分かった。今みたいに一人行動はしないと約束するよ。
( 幾ら相手の身が心配だったとは言え独自の判断で決めるのは現時点では良くない事だったなと反省しつつ、いつもの様に冷静な相手に自身もふっと微かな笑みを浮かべて調子を直していけば気を取り直し「それじゃあ、特効薬が置いてある新研究所とやらを探そうか」と伝えていき )
なら良い。勿論俺も一人行動をしないと約束する。
( 自身が冷静なお陰で無茶な行動は止めると約束をしてくれた様でより一層その気持ちが高まり、独自の判断で物事を決めるのは控えようと思いつつ頷いて。「嗚呼、時間が惜しいしな。何か案内図があれば助かるんだが…」と電気が落とされた薄暗い中で新研究所を探すとなると、マップの様な地図が欲しくなり )
…あの大温室に入っている改良チャコタの事も気になるしね、長居はしたくないよね。…案内図か、管理室って書かれた小さな別の建物があるけど一先ず其処に行ってみる?
( 案内図と言った相手の声は聞こえたが、確か前にパーティで此処に来た際にはそれは見当たらなかった様なと記憶の底にある“知識”を呼び起こして思い、逆に暗い中だが“目星”いものはないかと辺りを見回すと大温室の横に小さな別の建物を見つけたので相手に伝えていき )
管理室か、一応行ってみよう。
( 相手同様にこちらも一応暗い中で“目星”いものは無いかと辺りを見回すものの、矢張り見えづらいせいも相俟って上手く探せずにいて。すると、管理室と言う小さな別の建物を発見したそうで奇病に纏わる情報が手に入るのではと思い問いに答えていき )
オーケー、そうしようか。
( こくりと頷けば其の建物へと向かって行き、管理室は扉が開いており簡単に入る事が出来ていて。「…管理人さんは何処に行ったんだろうね?」と呟き中を確認していくと、如何やら電源盤をあげると機械は普通に動く様でいて。隣の建物の温室内の温度調整や水を散布する装置を動かすことが出来るらしく、ふと何やら操作盤の横に張り紙がされている事に気付けば其方へと近寄り )
…さあな。兎も角管理室で何か情報は手に入るだろう。
( 何故か管理室の扉は開いておりこちらとしては簡単に入る事が出来るので、僅かに疑問を抱き中の物を物色しながら相手の呟きは聞こえたが、 此処は閉鎖している為に考えても検討は付かず。今は兎に角少しでも情報があれば欲しいものの何やら機械系が多く、装置に触れ下手に動かして作動すれば厄介な事になるゆえ見るだけに留まって )
……?長谷部くん、これを見てくれ。
( ふと、貼り紙には重要そうな事が書いてあったので相手を手招いて呼び、自身は一足先に文面に目を滑らせ"注意!人面花は多量の水に非常に弱い為その周囲の機械を止めてあります"と書かれており、どうやらあの温室内の扉側の半分しか水を撒くことが出来なくなっている様でいて。「…そう言えば、改良チャコタって人面花の遺伝子を取り込んでいるんだよね?それと、あの研究ファイルによると問題の弱点は克服されてないとも書かれていた。もしかして…」と少し考え込んでいき )
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