▼ 2016-07-07 20:25:24 |
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確かに何れも美味そうだった。味は期待できるな。
( 店員が厨房の方へと消えて行ったのと同時に再び視線を戻して、話題は自然と写真で見たイタリアンの事だったので一度頷けば、偶には洒落た店で外食と言うのも良いなと思っていて )
そうだよね、材料も拘っているって書いてあるし期待出来るよね。
( メニューの横にイタリアから直送の材料云々と書かれていたので、料理の味は材料だけではないものの期待値は上がっていて相手の言葉に同意して。その様な会話をしていれば、数十分後にはトマトパスタとペスカトーレが運ばれて来て「うん、良い匂い。じゃあ、頂こうか長谷部くん」と相手へと笑みを向けていき )
嗚呼、そうだな。
( 目の前に料理が運ばれて来ると一気に良い薫りが漂って小さく笑みを見せれば、フォークを手に持ちそのまま器用にパスタをくるくると巻いて口に運んで。「!…美味い」とぽつりと呟けば無意識に口許が緩み )
!…本当だ、美味しいね。
( フォークでくるくるとパスタを巻いていれば、前から素直な感想と共に緩んだ相手の表情が見えて可愛いなぁと思いながら、同じくパスタを食べると確かな味に此方も頰を緩ませていって。少しうきうきとしつつ「そう言えば、長谷部くんはどんな料理が好きなんだい?こう言うパスタとかかな?」とさり気なく相手の好みを聞いていき )
そうだな…パスタも嫌いじゃないが、強いて言うなら和食料理が好きだ。
( このパスタは口に合った様でフォークでくるくると巻いていれば、然り気無く己の好みの料理を聞かれたので手を止め。少し考える素振りを見せると確かにこう言う洋食も嫌いでは無いが、矢張り一等和食を好んでいるゆえそう受け答えていき )
和食料理、か…。オーケー、ありがとう!今度参考にさせて貰うね。
( 和食と頭の中で反芻しては嬉々としてそう返答すると、今度一緒に遊びに行った時は美味しい和食レストランに連れて行こうと考えていて。その上機嫌のままパスタをくるくると巻いては口に運んでいき )
…?今度って…何の参考にするんだ?
( 嬉々としてそう返答されると上機嫌のままパスタを食べ進めていく彼を見れば、今の質問で何の参考に活かすのか分からない為にきょとんとしつつ聞いてみて )
!、あっ…いや、気にしないでくれ…!
( 考え無しに言った為にまさか其処に突っ込まれるとは思わず、動揺してはフォークを止めて若干引き攣りながらも誤魔化す様に笑みを浮かべれば「ほら、早く食べないと冷めちゃうよ」と促すと話題を逸らそうとし )
?、…そうか。──冷めてしまったら折角の料理が台無しになるしな。
( 心なしか動揺した様子に聞いてはマズかったかと内心自己解釈しながらこれ以上の詮索は止め、食事へと促されれば料理の方に視線を戻してくるくると巻いたパスタと一緒にあさりを食べ進めていき )
そうそう!冷めたら勿体無いしね。
( 自身の好意が相手に透けるのを避けるべくその言葉に同意をしては、止めていたフォークの動きを再開させていき。それから食べ進めて皿を綺麗にすれば手を合わせて「…ご馳走様でした。美味しかったね」と笑みを浮かべていって )
御馳走様でした。…嗚呼、久しぶりにこんなに美味い物を食べたな。
( こちらも料理を完食しては同じく手を合わせて食事の締めの挨拶を口にするとその言葉に同意をし、膝元に敷いたナプキンで口を拭いていって。それを左側に置いて後は会計を済ませるだけなので店を出る準備をしていき )
本当にね、満足したよ。
( これが最後の晩餐にならないと良いけど、と心中ではつい思ってしまいながらもグラスの水を飲んでナプキンで口元を拭けば、荷物と会計表を手にレジへと行き。そこで彼へと「僕に払わせて。巻き込んじゃったお詫びだよ、これくらいじゃ足りないけどさ」と伝えていっては反応を待ち )
いや、あれはお前のせいじゃない。だから……。
( レジの前で自ら進んで全額を払うと、それも巻き込んだのは自分のせいだからと言われると、そもそもあんな事になったのは彼のせいでは無いので即答で否定して。このまま何方かが折れないと店員に迷惑だろうと「…そうか、悪いな」とやや眉を下げて笑み )
……ありがとう、長谷部くん。
( この事に巻き込んだ事が自身の責任では無いと伝えようとしてくれた事と、逆にこちらの気持ちを汲み取ってくれて下がった事に対してお礼を言うと、お会計を済ませていき。「待たせたね、それじゃあ行こうか」と外へと促せばイタリアンの店を出て行って )
……よし、新研究所──ハルユリ植物園に行くぞ。準備は良いな?
( イタリアンの店から出て来れば先に腹拵えは済ませた故、後は最終の目的地であろう新研究所の場所は最初に訪れたハルユリ植物園の内部に存在する事は既に調べて把握していて。この先に何が待ち受けているのか想像すら出来ず、軽く息を吐けば気を引き締めて横の彼を真っ直ぐに見詰めると声を掛けていき )
オーケー!準備はバッチリだよ。
( 迷いや杞憂はあるものの其れは今は抑えつつ、覚悟を決めれば強く頷いていき。ハルユリ植物園の場所は既にオープンパーティで行った為に知っていたので「…さてと、駅はこっちだね。必ず生きて帰って来よう」と相手に微笑み掛ければ歩き出して行き )
嗚呼、当たり前だ。──…長船、無事に二人で生きて帰って来れたら大事な話があるんだ。
( 至極当然だと言わんばかりに口元にふっと小さく笑みを浮かべ、相手の後に続いて歩き出してはこの奇病や出来事が全て解決して二人で生還したら、ずっと言えなかった自身の好意を彼に伝えようと決意を固め )
( / 今晩は。告白の件なのですが今のところ、二人で生還する→その後の後日談?的なやつで何方かが告白と言う流れを考えているんですけど主様的には長谷部と光忠、何方が良いでしょうか? )
…大事な話かい?なら、益々二人で生還しないとだね。
( 力強く頷いては、相手の言う大事な話に検討は付かないもののきっと彼が伝えたい事なのだから、大事な事なのだろうと考えては足を進めていき。そうして、目的地へと着けば今は見るも無惨に植物園は閉鎖されていて。「…これ、何処から入れば良いのかな?」と呟き )
( / 今晩はー。そうですね、個人的には此方からと思っているのですが…光忠がご覧の有様で。ただ後日談のデート?当日では告白する気満々だと思いますので、それでも大丈夫でしょうか? )
何処かに入れる場所がある筈だ。…少し待っていてくれ、探してくる。
( 目的地に到着したは良いものの案の定植物園は閉鎖しており、ならば関係者のみが通れる入口が何処かに存在するだろうと考えては周りを歩きながら“目星い”扉が無いかと探してみて )
( / 光忠が告白すると言う事ですね!はい、大丈夫ですよー。ただ宣言した通り、後日談のデート当日ではそういう雰囲気?を作りますので先に長谷部に言わせないよう阻止しちゃって下さい! )
え!?長谷部くん、一人じゃ危ないよ…!僕も付いて行くから。
( 事前にチャコタと言う化け物がいる事を聞いている為に、今は外だが好いている相手を一人にするのは心苦しいので歩き始めた彼の後を付いては周りを警戒気味に見ていき )
( ※ハンドアウト →ハルユリ植物園の門には大きく閉鎖と書かれた看板が下がっている。ただ裏手にある非常口のゲートは開いているようだ )
( / 了解しましたー!格好良く告白したいところですね!頑張って長谷部よりも先に言えるようにしますね )
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