▼ 2016-07-07 20:25:24 |
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…、…顔色が悪いが大丈夫か?
( ファイルを受け取って情報を共有していく様子をじっと見詰め、心なしか相手の顔色があまり優れない様に見えた為に気分でも悪いのだろうかと、思いつつ問い掛けてみて )
…えっと、大丈夫だよ。
( ファイルをパラパラとめくっていれば問われた事にきょとんとしたものの、直ぐにいつも通りな感じで上記を述べていって。ただ「…そんなに顔色が悪そうに見えたかい?」ともしもそうだったら格好悪いなぁと思いつつ尋ねていき )
いや、俺の思い過ごしならそれで良いんだ。
( 大丈夫だと言うがあまり心配するのも返ってどうかと思い直すと、何故だか不安が残る心を押さえ込み。単純にそうであって欲しいと言う感情から尋ねられた言葉を否定するかの様に首を横に振って「…但し気分が悪いなら直ぐに言えよ」と彼に何かあってからでは遅いゆえ強く念押ししていき )
そうだね、気分が悪くなったらちゃんと言うよ。
( 念押しをされると誤魔化した事に罪悪感を覚えるものの、自身の事よりも相手を心配させない事の方が大事だったので嘘を取り繕っていき。しかし、矛盾はしているがじっと彼を見ては「…長谷部くんもきちんと言ってね?怖がらせるつもりは無いけど、君の方が花吐き病が進行しているんだしさ」と伝えていって )
嗚呼、それで良い。約束だからな。
( まさか誤魔化された事や嘘を取り繕われた等と、自身は知る由も無く相手を信用しているため一つ頷いていき。今度は逆に彼に心配されると今まで忘れかけていたが、急に現実に引き戻されては「…分かっている、その時は必ずお前に言う。_よし、じゃあ探索を再開するぞ。この部屋は用済みだ、出るか」と隻眼を見つめてはっきりと口にすれば、ここで長話する時間も惜しいゆえ入り口から出て行こうとし )
オーケー。….さてと、次は何処に行こうか?
( 約束の事も探索を再開する事も引っ括めて頷くと、資料室を出て行く相手の後を追って行き。太陽の光が届かないため相変わらず薄暗く不気味な廊下で、次に行く場所を尋ねたが、不意に壁際の角に張り出された案内図に気付くと近付いて「…あっ、ちょっと待って、研究室があるよ。此処に行ってみようか」とその場所を指差しては提案していき )
ん?…研究室か。噂話によると患者を利用して研究を行った場所だな。其処に行こう。
( 薄暗いせいで視界が悪く不気味な廊下を慎重に足を進めて行けば、不意に声を掛けられるとそちらへ向いて相手に近付いていき。壁際の案内図を見て公園でお互いに情報交換をした内容を思い出すと、自分達が欲しい手掛かりは其処に置いてあると踏んで賛成の意を伝え。その場所の行き方を把握しては早速向かって行き )
うん、ならこっちだね。
( 地図に書いてある道順を覚えればその通りに廊下を進んで行き、すると暫くして研究室と書かれた扉が見えてきた為に先ずは開ける前に“聞き耳”を立てていって。「…何も聞こえないなぁ」と呟いては慎重に扉を開けて中へと入って行って )
何やら色々と道具が置いてあるな。
( 扉を開ける前に“聞き耳”を立てる相手の背後で大人しく待ち、ここも何も聞こえず用心に越した事は無いのでその後を追って研究室の中へと入って行き。きょろりと周囲を一瞥しては、研究室だけあって実験器具や研究用品が揃っていて )
そうだね、…此処にも研究資料とかあれば良いんだけど。
( 散乱した机の上や床を見つつも何か“目星い”物が此処にも無いかと探していき、しかしごちゃごちゃとしているせいか上手く何かを見つける事が出来ず苦戦をしていて )
しかし、こんなに物が散らかっていたら調べにくいな。…何で放置しているんだか。
( 資料室とは違って散乱した机上や床を眺めると、先ずは足元に無造作に落ちたであろう資料らしき紙へ“目星い”物が無いかとしゃがみ込んで手に取って見つつも疑問を零していて )
確かに何で放置されているんだろうね。…あっ、何だろうこれ。
( そんな疑問を口に出しては引き続き辺りを探っていて、ふと何かのスケッチを発見したので手に取り見てみるが、それは巨大な芋虫に無数の顔がついている大変気持ちの悪い姿で、思わず眉を顰め。右端には小さく改良チャコタと書いてあったが何の事だろうと首を捻り )
( ※ハンドアウト(長谷部のみ)→ 研究レポート『改良チャコタについて』改良に成功したチャコタは、植物の遺伝子を取り入れており、人体に寄生し養分を吸い尽くした後の人面花を食わせることによって成長することが確認されています。これにより顔の部位のストック、餌の確保も安定することでしょう。ただし問題の弱点は克服されておらず、どこかに隔離しておく必要があります)
……。…そっちは何か分かったか?
( 一枚の研究レポートを無言でざっと目を通せば不意に立ち上がり、他の箇所を探っていた相手へ視線動かすと何やらスケッチらしき物を見ている姿が映って。だが、表情まで汲み取る事が出来ずに、一言声を掛ければ傍へと歩み寄って行き )
うーん、何か改良チャコタ?って言う変な生物が描かれたスケッチを見つけたよ。
( 此方へと歩み寄って来た相手に苦笑気味に妙な絵が描いてあるスケッチを見せていき、それから彼を見ては「長谷部くんは何か見つけたかい?」と尋ねてみて )
改良チャコタの絵?
( 相手の口から出た妙な名前を聞けば一瞬反応を見せて、そのスケッチに視線を落とし気持ちの悪い生物の絵を目にすると同じく眉を顰め。逆に問われると「嗚呼、改良チャコタについて書かれたレポートなら見つけたぞ」と説明書きされたそれを手渡していき )
レポートかい?ありがとう。
( どうやら聞き覚えがあるらしく相手から紙の束を貰うと、自身も其処に目を落としていって。全てを読み終えた後「えーと…人面花を改良チャコタに食べさせると成長する。顔の部位のストック、餌の確保、問題の弱点とかがよく分からないけど詳しく書いてあるね」とスケッチと掛け合わせて見ていき )
確かに問題の弱点は気になるな。…これは隔離しておく必要があるらしいが、この何処かに改良チャコタがいるとか?
( 改めて気になる部分を読み上げられた内容に考えるように顎に指を充てつつ、この生物には何等かの弱点があるそうだ。しかし、今のところその弱点が不明故にさっぱり分からないので余計に気になるものの、隔離と言う単語でこの研究所の何処かにいるのではと飽くまで憶測に過ぎないがそう言葉にしてみて )
え?それだったら此処から離れた方が_。
( スケッチを見る限りこの世の生物とは思えず、もし存在しているのなら会ってはいけないのではと考えていたので上記を述べては移動を促そうとしたところで、不意にガラスケースに入った物とファイルが目に留まり「…?長谷部くん、まだあそこに何かあるよ」と教えていって )
( / 了解しましたー。いえいえ、返事の事はお気になさらずに。最近は気温の寒暖差が激しいですしね。しっかりご自愛下さいませ。)
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