トピ主 2016-07-05 22:00:38 |
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『これはこれは、お初にお目にかかります。私は菅谷タマモ、以後お見知りおきを』
『だぁからさぁ、常に真面目になんて俺にはむーり。ちょっとくらい見逃してよ、ねぇ?』
名前/菅谷 タマモ(スガヤ タマモ)
学年/二年生
年齢/20歳
性別/男
種族/妖狐
クラス/使用人科
容姿/跳ねもなく整えられた、毛先に向かうにつれ黒味を帯びていく栗色の髪を肩甲骨の下まで伸ばし、頭の下の方で黒いゴムを使い一つに束ねている。束ねられた髪は一見するとまるで狐の尻尾の様。前髪は下せば顔を隠してしまう長さで、真ん中で分けて輪郭に沿って下ろしている。もはや糸目に近い切れ長の釣り目で瞳の色は葡萄色。年相応の顔立ちをしており、比較的整った容姿。牙が鋭く、それとなく肉食獣を思わせる。肌は健康的な色をしており、身長は176㎝程度で細身でありながらもそれなりに筋肉はある様子。制服として白のドレスシャツの上にグレーのベストを着用し、その上から黒の燕尾服を着用。何れもボタンは一つとして開けていないが、シャツのみ人目を盗んで一、二個開けては息抜きをしている。胸元には黒のリボンタイ。下は黒のスラックスで靴は黒の革靴。両手には白の皮手袋。私服はやや暗めの茶や赤といった暖色系の柄のない着物に黒や黒緑などの馬乗袴を合わせ、その上から色を問わずど派手な柄の羽織を袖を通さずに羽織っていることが多い。足元は黒足袋に茶色の下駄で、頭には学生帽。制服時以外ではどんな用事だろうがこの格好で繰り出し、また、この格好でも身軽に動き回る。普段は消しているが、髪と同色の狐耳と二本に分かれた尻尾を出すことが出来、また狐そのものの姿に変化する(というより戻る)ことも可能。この際、狐の姿でも尾は二つに分かれている。
性格/表向きは礼儀正しく穏やかな紳士。但し超絶胡散臭い、胡散臭さを隠そうとしない。それ故に初対面だと腹黒い印象を持たれるのか警戒されやすいが、根はどちらかというと子供っぽさがある。要は猫っかぶりであり、素の性格はへらへらとしており馴れ馴れしくやや面倒くさがり屋。それでも一度受けた恩は必ず返すという義理堅い一面も。普段はきっちりと紳士の皮を被って気障ったらしく気取っているが、ちょっと突っつけば簡単にボロが出てしまうような詰めの甘さがある。少々悪戯好きな性格らしい。
備考/一人称「猫被り:私(わたくし/わたし) 素:俺」 二人称「猫被り:貴方(貴女)、~様、~さん、(女性のみ)~嬢 素:アンタ、お前、君、~さん、~ちゃん、~君、呼び捨てorあだ名」 両親の行方、家族構成、出身地全て不明。と、いうのも元々は林の中を野生の狐に紛れて彷徨っていた妖狐であり、偶然狩猟用の罠に掛かっていたところを今の唯一の家族であり「爺さん」と呼んで慕っている初老の男性に助けられ、その後は男性の手で育てられてきた。言うなれば孫と祖父のような関係である。言うまでも無く男性のことを心底慕っており、また懐いている。入学目的は将来この男性の身の回りの世話を滞りなく行えるようにする為。それに加えて社会勉強である。寮室は207号室。趣味は悪戯と料理。料理といっても洒落たものでは無く家庭的なもので、特に和食が得意。好きなものは楽しいこと、刺激のあることなど。嫌いなものは煙草、犬など。恋愛感情を抱いても恐らくすぐには気づかないが、しつこく相手につき纏うようになる。恋愛感情を自覚後、今度は照れくささに距離を置くようになる。苗字はタマモを拾った男の苗字を使用、名前は男が付けたもので、かの有名な妖狐、玉藻前が由来だという。尻尾の数が少ないことから妖狐としてはそう力の強い個体では無いことが伺え、変化できるのも今のこの人間の姿のみ、あとは狐火を多少操れる程度で幻覚などは一切使えない。時代錯誤な私服は男が懐古趣味を持っていた為。特に、制服でもないのに被っている学生帽は男から譲り受けたお気に入りである。
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