通りすがりの犯罪者。 2016-07-03 16:42:35 |
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それは無理なお願いですね 。 一先ず今日は、ということにしておいてください 。 ( こく ) 何だか凄く意地悪な質問しますね 。 わからないです、もしかしたらしちゃいますかもね 。 … 不幸は嫌です、トラブルに巻き込まれるのは疲れました 。 ( 刃物で刺す振りをしては悲しそうに笑みを浮かべ、 ) それは嬉しいです、今日一番の … 否、今年一番の嬉しい出来事です 。 ( ふにゃり、顔を緩めると嬉しそうにぽつ / ふふ ) 厳しすぎません … というか何故、見た目も言動も犯罪並みな貴方は逮捕されないのでしょう … 。 ( むむ ) … ?! 何言ってるんですか ! どえむな訳ないじゃないですか、怒りますよ 。 ( キッ / 目細めじ、 )
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い、いや … ___ 。
( まるで玩具を与えられた子供のような___楽しそうに自分の目前で己を襲ってきた不審者を痛め付ける第二の不審者。ズキズキと恐怖で痛む混乱した頭を必死に押さえ付ける様抱えては、これは夢だなんて今までのことを否定する様、目を閉じ首を振って。しかし尚続く鈍い音と呻き声。現実と受けとめる他無いこの現状に大きく溜め息をついては、何とかこの場を逃げ出せる方法は無いかと未だ落ち着かぬ脳内で考え。しかし逃げ出そうとしたのがバレれば今度は自分が痛め付けられるかもしれない、今度こそ命がないかもしれない。そんなマイナス思考を繰り広げている中、ふと静まり返った場に嫌な可能性を感じ。_先程の不審者を新たな不審者が処理し終えた_。勢いよくそちらの方へ振り替えるとその予感は見事と言うか再び降り注いだ不運というか、今度は新たな不審者が己に刃物を向けていて。騒ぐなと脅す彼に開いた口を閉じて小さく二・三度頷くと、抵抗する気は無いと示す様に両手を上げては怯えた目差しで相手の行動を伺い )
仕方無いなあ、何度言われても変わらないけど、いいよ。そういうことにしとく、( 肩竦め、 )そうかな。俺はたまに考えるけど、普通は考えないんだろうか。よく分からないなあ。…へえ、意外だね。やらないかと思ってた。( 相手の素振りに、少しだけ驚いたのか目をぱちくり、 )体質だから諦めるしか無さそうだけどね。( へら、 )そんな喜ぶことじゃなくないかな ? 大袈裟すぎるし、意味がよく分からないんだけど、( 表情を緩める相手をぼんやりと見詰めてから、ゆるりと首をかしげて。 ) いや、厳しいって。見た目は普通だと思うし、何でってバレてないからだよ、単純に考えれば解るだろ。捕まりそうな事柄はバレないようにやるのが常識。( ふふん、/ )おっと、怖い怖い。冗談だから落ち着きなよ、( ははは、 )
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嗚呼、タイム。 一旦そこから動かないで。
( ナイフであれ、鉄パイプであれ、持つ人間によっては凶器になりえるそれらを人間に向ければ素直に応じることは既に理解しているため、何の抵抗もなく自分に従ってくれた相手の従順さに満足そうな笑顔を見せ。その後、もう要らないからという名目で自分の足元に転がる不審者の身体を軽く爪先で蹴るともう動かないことを確認し。上記を相手に向けて吐き出すとナイフ片手に、ぴくりとも微動だにしない不審者の身体を抱え、とりあえず酔っ払いが塀に上って落ちたことにしよう、と自分の手によって葬ってしまった事実を隠蔽すべく、ずりずりとそれを引き摺っては慣れた手付きで、近くにあった塀の下に足を上にして、立て掛け。ふう、と一つ大きな溜め息を吐き出すと、不審者の頭をつかみ、勢いよくそれをアスファルトの地面に叩き付けて。「これでいいか、」何て誰に言うでもない独り言をぽつり。これで邪魔ものは居ないな、と安堵の溜め息を一つ吐き出した後、相手の名前と住所、その他諸々を知るためには先ず、彼女の身分を証明する何かが必要だと考え付いて。足音を軽快に鳴らしながら、相手の直ぐ傍まで近付くと、ずい、と手を差し出し、その手ぷらぷら振りつつ、あれ つまり 学生証を寄越せとあまり緊張感のない呑気な声をあげ。怯えた眼差しの相手に目を細めると楽しそうに口角を上げ。 )
君、何処まで知ってる ?
あ 。 そう言えば私、金銭になりそうなものは持っていませんよ 。 暫く此処で軟禁されるということは食費代諸々は貴方が払ってくださるということですよね 。貴方、お金あるんですか ? ( 首傾 / じ ) 貴方は自分を普通と考えない方がいいですよ 。 少し … 否、かなりずれていると認識するべきです … 。 そんな弱くありませんよ、 ( 腕組み、頷々 / ふ ) 不運が訪れぬようにお守りは持ち歩いているし、寺社があればお賽銭は必ずしてるんですけどね … 。 ( はあ ) 貴方のメンタルが殺られることは私にとって凄く凄く嬉しいことなんです 。 もっと貴方のメンタルがズタズタになるよう、精進していきますね 。 ( 力強くこくん、 / 拳ぐっ ) こういう性格屑な奴こそ早く捕まれば良いのに … 。 ( くっ / 下唇きゅ、 ) 冗談なら仕方ないですけど … 軟禁されて喜ぶような変態ではありませんから 。 ( 不満そうに表情歪めては深く溜め息をつき )
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…… 、
( 動くなと指示する彼に今は従った方が良いだろうと判断すれば、通常より早く拍動する胸を落ち着かせるように撫でて、じっとしており。どうやら事故に見せ掛けようと細工している相手。躊躇う様子を全く見せずに淡々と作業をこなしていくその姿にただただ唖然とした表情を浮かべることしか出来ず、いつしか心のどこかでは先程まで恐怖の対象であった今は亡き不審者に同情している自分がおり。何故自分はこうも不幸に巻き込まれるのだろうか、前世に神の怒りに触れてしまうようなことをしてしまったのだろうか。兎に角、己の不幸体質に改めて嫌気が差したところで、処理を終えた彼が此方に近付いてくるのが見え。己の前に来たと思えばいきなり手を自分に差し出した相手の口から飛び出た言葉は身分証明書提示の要求で。その要求にこたえるべく、転んだ拍子にアスファルトで引き摺られて傷のついた学生鞄に大きく手を伸ばし、引き寄せては中を調べるもそれらしいものは見つからず。次に制服のスカートのポケットへと手を伸ばすと、指先に当たったのは学生手帳で。このまま大人しく相手に差し出すか…。しかし、よく考えてみればそうして自分にメリットがあるように思えない。下を俯いたまま、暫し考えた後に出した答えは無い振りをすること。ゆっくりとポケットから手を引き出すと申し訳なさそうに眉を下げては首を横に振り。何処まで知っているか___、何処までも何も、先程の死体処理のことであれば一部始終知っているのだが、そんな事を態々相手は己に問うだろうか。訳のわからない表情を浮かべては首を少々傾けて、「 何のことでしょうか … 」と問い )
君の分の食事まで俺がいちいち何とかしなきゃならないの ? 面倒くさいなあ…。お金は別にそこら辺から盗ればすむ話だけどさ、( はぁあ、/ 頭がしがし、 )俺別にそこまで変じゃなくない ? 割りと普通だと思って生きてきたんだけど。 …へえ、案外、強いんだ。 いざとなったときに本当に出来るかは知らないけど、まあいいんじゃない、( 目をぱちぱち、/ へら、 ) 神なんて本当に居るか分からないからね、なにもしない方が得策だったり、( ふは、 )うっわ、怖。 俺よりも君の方がヤバイ人に見える、( わざとらしく震える真似をして、 )この世界には俺みたいに罪を犯しても捕まらないのが居るんだよ。( 人差し指立てて、/ に、 )そんな嫌がるほどの物じゃないのになあ。 たたでご飯食べられるし、好きなときに好きなだけ寝られるし、( 指折り数え、 )
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学生証なり何なり持ってないの ? 使えないな、それくらい持っとけよ。
( 面倒な大人であったら、騒ぎ立てるか逃げ出すか、どちらかの行動をとることが多いものの、素直に自分の言った言葉に従って、静かに待機している相手にやはり大人より学生の方が扱いやすいな、とそんなことを呑気に考えて。くるり、と一度だけ背後を振り返っては自分が今しがた処理をし終えた遺体に不自然な部分はないか、と遠目に眺め。その間にさっさと身分証もとい学生証を相手が提示してくれると期待していたのも束の間、視線を戻した先でゆるゆると首を振る姿に怪訝そうにぴくりと片眉跳ねさせると呆れたような、それでいて怒っているような口振りで上記を吐き出し。それに付け加えるようにして「俺が学生の頃は普通に持ってるものだったんだけど」何てぶつぶつ文句を垂れ。名前さえ分かれば後は自力で住所は探せばいい。どうせこの道を通っていた、ということはこの近隣であろうし、と考えた結果、あー…とたった一言声を上げ、がしがしと乱暴に頭を掻きつつ「じゃあ、名前」と名前だけ一先ず聞くことにして。名前を訊ねたその先で先程の問いかけの意味を理解していなさそうな顔で何のことか、等と訊ねてくるその姿を凝視したのち、パキポキと首の関節を鳴らしつつ、 )
この間の話だよ。何処から見てた ? 何を見た ?
え … 。 払ってくれるとばかり思ってたんですが違うんですか … 。 それでは私、死.にますよね ? ( 怪訝そうに眉寄せ / む ) 私は貴方と初めて会ったときから貴方を普通だなんて思ったことないです 。 危ない、とかそういうマイナスな印象ですかね 。 で、出来ると信じてます … 。 ( うぐぐ、 ) 何もしなかったから不幸に巻き込まれてたんですよ … 多分 。 あまり変わっていない気もしますけど … 。 ( 自信が無いのか語尾にいくにつれ声量落とし / くッ ) そんなことないです、私は普通の … どこにでもいる女子高生ですよ 。 ( うむ ) 私、将来は警察になりたいです 。 今決めました 。 ( 目を細くしては睨むように見据え ) 確かにそれだけ聞くと素晴らしい気もしますけど … 。 でも家族や友人に会いたいですし、私は以前の生活で大大大満足です 。 ( はぁ / 隅の方へ寄ってはその場に腰下ろし )
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使えないって … 。
( 身分証明書を出さなかったことにより相手から言われた"使えない"の一言で一瞬の内に顔を顰めると、先程までの恐怖で怯えていた表情とは一変、下唇を噛み締めては睨むような目付きで相手を見詰め。その後もブツブツと己に文句をつける相手の態度へは苛立ちは募っていくばかり。そんな中、彼から問われた質問は自身の名前。しかし今回ばかりは素直に言うべきか言わないでおくべきか迷うことなく口を噤むと首を大きく横に振り、断固拒否と言わんばかりの態度で彼へ挑み。自分の態度は間違っていない。殺されてもおかしくはないこの状況だが罵られても尚、相手に従わなければいけない理由はない。何を考えているかわからない彼にそう易々と個人情報を提示すれば何をしでかすかわからないし、名前となると家族に危害が及ぶかもしれない。ここは何があっても黙秘を貫こう、そう決めては自分に言い聞かせるように一つ深呼吸をして。しかしその後に聞かれた質問 _____ この間とはやはり、以前下校途中に血塗れになった彼を見たときの事で間違いなさそうだ。しかし何処から何処までと聞かれても、あの時は暗かったしハッキリと良く見れていない為、口元や手に血が付着していたこと位しかわからなかった。暫く考え込んだ結果、「 えっと … 手とか口とかに血がついてたことくらいしか … 」 と申し訳なさそうに返し )
玩具とは訳が違うもんなあ。死なれても困るし。解った、暫くの間は俺が何とかするよ、( 何かを考える様な素振りを見せて、 / こく、 )そんな変な人と会話してる時点で螢ちゃんも変な人だって解ってる ? 無理だって。賭けてもいいよ、( どや、/ )あまりというか何一つとして変わってなさそうな気がするんだけど。( けら、と可笑しそうに笑い。 )いやいや、普通の女子高生はもっとこう、穏やかな物じゃない ? ( 首左右に振り、 )おお、頑張れ。応援してるよ、( 睨まれても尚、呑気に構えては拍手を、 )そんなに家族とか友達が大事 ? というか友達なら此処にいるじゃん、( 自分のこと指差しては、にこにこ、/ )
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気に障ったのなら謝るけど、学生証とか持ってないと困らない ?
( 自分の吐いた言葉に対して明らかに不機嫌そうな顔を見せ、此方を睨み付けてくる少女にさほど反省してはいなさそうな口振りでそんなことを述べては皮肉と嫌味を込めた台詞をぽつりと吐き出し。そもそも相手が身分を証明するような何かを提示しなかったのが事の発端なのだからそんな風に俺が睨まれる筋合いはないとでも言いたげな顔を浮かべて。此方が妥協をして名前を訊ねたというのに最初の頃の態度からは一変、何処か挑発的な態度を見せてきた相手の姿に目を細めるとばらして埋めてやろうか、何てかなり物騒なことを考えて。別にもう既に一人殺.してしまっているし、今さら人数が増えたところで困りはしない。ただ処理の準備というものがある。殺.してしまうにせよ、ここではない場所に連れ込むしかないな。と数秒でそんなことを考えては無言で自分の何を見たか、という問いかけに答える相手を見詰めて。彼女の口から出てきた言葉を信じるのであれば恐らく例の件は見られていない。しかしそんな容易に彼女を信じても良いのだろうか、些かそれは不可能に近いな、とそう考えると一先ずはここではない場所に移そうと思い。未だに手に有ったナイフ相手に向けて、 )
ちょっと来てくれるかな ?
何とかするって … 具体的にはどうするんですか ? そういえば先程、盗むとかなんとか言ってましたよね ? まさか、本当に万引きや強盗するつもりではないですよね … 。 ( むむ / しかねない相手へ軽蔑の眼差し送り ) そ、それは … 。 話してたらいつか貴方の弱みを握れる情報が引き出せるかもしれないじゃないですか 。 そこまで否定しますか ! そんなに嘗められてるなんて … 心外です 。 ( 歯ギリギリ / ふん ) きっと少しずつの変化なんですよ 。 毎日毎日少しずつ 。 いつか不幸体質じゃなくなれば良いな … 。 ( ぽつ、 / ポケットに仕舞われていたお守りギュッ ) 充分穏やかじゃないですか ! これ以上穏やかな女子高生なんて存在しないくらいの穏やかさですよ 。 ( ふむ / 頷々、 ) 警察官になって、貴方みたいな犯罪者を一人残らず逮捕します 。 ( つかつか歩み寄っては相手の手首強く握り ) 大事です、家族も友人達も皆大好きです … 、 ___ な !? なに言ってるんですか、いつから私達そんな関係になったんですか ! ( 目丸くしぱちぱち、/ )
あ、あと … 暫くお返しすることが出来ずごめんなさい … 。 私の本体が少々立て込んでおりまして、お返事遅くなりました 。 今日からは前のようなペースでお返しできると思いますッ 。 ( ぺこり / こく )
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今日は偶々、家に忘れてきてしまったんです 。
( 明らかに口先だけで悪びれた様子を見せぬ相手により一層苛立ちを感じては、嫌味ともとれる台詞へムキになって反論。もう先程まであった彼への恐怖心や怯えは今となっては反抗心へと変わっている。ここで喚き散らしてやろうか。でもそんな事をしたら次こそ本当に殺されるかもしれないよな … _ 葛藤の末、今は相手に反抗するような行動はとらず隙を伺いながら慎重な対応を心掛けようと決めては、叫ぶために大きく息を吸って開きかけた口を渋々ゆっくりと噤み、一先ず落ち着くために相手を鋭く睨みつけることをやめると胸に手を当てながら瞼を閉じ。幾らか鼓動が落ち着いてきたのが確認できた後、うっすら目を開けては相手の様子を見る。しかし、その相手が己に再度ナイフを向けているのが視界に入れば驚きと焦りで一瞬のうちに半開きであった目を見開き後退りして。どうやらここではない何処かへ移動を試みているらしい彼。従うか従わまいか思考を張り巡らせると、移動する最中ならば今よりも逃げる隙があるかもしれないことから今は言うとおりにしておくことにして。小さい頷きとともにその場を立ち上がると地面について所々汚れた制服を手で払いながら重々しく鞄を肩にかけ、相手へ歩み寄り )
冗談だって、信用ないな。俺これでも普通の成人男性だからね、一人くらい増えたって困らないんだよ、( 相手に向けられた視線を受けても尚、何てこと無さそうな表情浮かべ、 / 通帳ポケットから取り出し、 ) いつかって何時 ? だって事実じゃないか。君みたいな子供には無理だよ、( 首傾げ、/ 手ひら、 ) 少しずつの変化ねえ、まあ程ほどに頑張れば良いんじゃない ? ( さほど興味がないのか欠伸を一つ溢して。 )ないない、穏やかな子はそんな風に噛み付いてこないし、人のメンタルをズタズタにして喜ばないよ、( はあ ? とでも言いたげな顔で、/ )その頃まで君が生きてたらいいね、( にこにこ、と人当たりの良さそうな笑み浮かべ、 )変なの、俺には良く解らないな。…え、最初に話したときから、( きょとん、/ )
嗚呼、俺もなんか焦らせるようなことして悪いね。自分のトピなのに見付けられなくて、上げた次第なんだ。 うん、またこれから宜しく。( へら、 )
_、
ふうん、偶々ねえ…
( やけに噛み付いてくる相手のその態度と自分の言葉にムキになって言い返してくれるその姿を見ては、目をぱちくりとさせ。こんなにムキになる必要なんて無いのだけれど、もう少し静かに出来ないのかな、とでも言いたげな表情で相手の顔を見、相手の口から出てくる言葉に僅かな疑心を抱きつつ、まあそれが仮に嘘だったとしても後で嫌でも吐かせるから関係はないな、と思いつつ上記を述べて。開きかけた口を少しずつ閉じていく彼女の様子に 成る程、中々に賢い子だな、と考え。何故か目の前で不意に胸に手を当てたかと思えば瞳を閉じた相手に不思議そうな首を傾げて。ふらふらとナイフ手持ち無沙汰に弄ると癖なのか首の関節ポキポキと鳴らしながら首を動かして。それからすぐに彼女の目が開いたのを確認するとにっこりと笑ったあとに あは、と笑い声あげて。若干の間が有ったものの素直に自分の言葉に頷き、鞄を肩にかけると歩み寄ってきた相手の手首それなりの力で握りこんで。「…変な気、起こしたりしたらその場でバラバラにするから、」等と脅しつつそのまま引き摺るように歩みを進め。 )
信用あるわけないじゃないですか 。 成人男性、というのは理解できるのですが … 普通と言われましても … 。 ( うむむ / 通帳まじまじ見詰め ) い、いつかはいつかです 。 そこまで辿り着くのにどれくらいの期間かかるかわかりませんが 。 子供だからって油断してると墓穴を掘りますよ 。 ( ぎり / 眉寄せ不機嫌さ露にし ) それは相手が犯罪者だからですよ 。 幾ら穏やかな人でも、自分を殺そうなんて考えてる相手に優しくできるはずないじゃないですか ! ( 首左右に振り、 / はあ ) …意味深なこと呟くのやめてもらって良いですか 。 ( うぐ ) 家族はいると思いますが、その様子じゃ貴方、友達いなさそうですもんね 。 … えぇ、違います 。 犯罪者と被害者です 。 ( うんうん )
前の様なペースで、なんて言ったそばからまた遅れてしまった … 。 本当にごめんなさい 。 出来るだけ早めにお返しできるよう頑張ります 。 いえ、こちらこそ … 宜しくお願いします 。 ( こく / 蹴り可 )
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痛いッ … !
( いくら反抗的な態度を見せても余裕のある返ししかしない相手にこれ以上此方がムキになっても意味は無いだろうし、逆に己の体力を削るだけの無駄な行為と判断しては相手に聞こえる程の大きな溜息をぽつりと吐いて。_いつ逃げ出そうか。やはり暫くの間は大人しくついていき、相手が自分を信用した辺りで大通りの方へ逃げようか。幸運なことに此処は住宅街で曲がり角も多いし、相手を巻くのは難しい事では無いだろう。幾つかの案を頭の中で考えながら不機嫌さ丸出しの表情で彼の前に立ち止まる。すると相手が自分の手首を掴んだと思えばそれと同時にその箇所へ痛みが走り、顔を歪めて。「 何するんですか! 」おまけに脅迫までしてくる相手に信じられない、とでも言いたげな視線を送れば歩き始めた彼を止めようと進行方向とは逆側に体重をかけて )
君って本当酷いよねえ、…ちょ、通帳はあげないよ、( はあ、/ 通帳見詰める相手に態とらしくそれ隠して。 ) ちゃんと何時なのか言ってくれないと。そこまで馬鹿じゃないよ、子供は所詮子供のままで無力なんだ、それは変わらない事実。( きょと、/ へらへらとした笑顔で相手を見下ろし。 ) 俺は殺そうとしてる対象に対してもこんなに親切でフレンドリーなのに ? ( 不思議そうな顔で首を傾げ、/ )冗談冗談、そんな真面目に捉えなくていいよ、( 伸び、 )失礼な、家族も友達も普通にいるよ。俺これでもクラスの中心的人物だったんだからね。 ほぼ友達みたいなものじゃないか、( 目をぱちくり、 )
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そろそろいい加減黙れない ?
( 本来ならば自身の中の計画ではもう既に目の前の少女を何処かしらに埋めるか、監禁するか位の場面であった筈なのだが、如何せん彼女と出会ったあの日に抱いた大人しそう、という印象は最早何処かへと崩れ去っており、今はただ闇雲に噛み付いてくる煩いだけの人、という印象しかなく。これだから子供と女を相手にするのは嫌なんだ、と言いたくなる気持ちを堪えつつ、さあ、行こうと相手の手首を掴んだ訳だが、少し歩いただけで、がくんとその身、引き戻され。背後でいきなり痛いなどと喚き始めた相手の声に肩を揺らしてから、くるりと驚いたような表情で振り向くなり目を何度か瞬きさせ。それから面倒臭そうに上記を告げると手持ち無沙汰にナイフ弄りつつ、顎で進む方向示すと呆れたような口調で、 )
場所移動するだけだよ、煩いな。
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