フェイタン 2016-06-24 01:46:53 |
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>> フェイタン
( あの青年とは当たりたくない、と思いつつも今は受付をする事に専念しようと頭をゆるゆると左右に振り。相手が悶々としているのを横目で見るも、当然その思考は読み取れず。何を考えているのだろうと首を傾げるも、受付の女性に声を掛けられ其方へと意識を向け。説明半分で名前を書く時、ふと手を止めて。最悪な事態や予想外な出来事等、様々な事態を思い浮かべては、“ ヌ-メ-ニア- "と適当欄に書き込んで。
本当は大嫌いな本名。月の無い、真っ暗な夜─新月を表す己の名前を忌々しげに見詰めては、ギリッと歯軋りを一つ。相手がこの書き込む動作を、本名を見たかは知らないが、受付の女性に荒々しい動作で紙を突き返し。半ば八つ当たりな動作にニッコリと笑みを浮かべた女性を横目に、再び相手へと目を移せば、素晴らしい程に嫌そうな顔をした姿に目を見張り。
「…ぶは…!」相手の視線を追えば、何か冴えない様な、明らかに薄幸ですと言わんばかりの対戦相手の顔。失礼承知で吹き出せば、「あれ?フェイタンあの人と戦うの?」と。念能力を知らなそうな対戦相手の顔を見、可哀想に…、と哀れみにも似た表情浮かべれば。 )
>ニア
‥‥、ヌーメー‥、なにこれ。
(思わず吹き出したそんな笑いが不愉快で。更に追い討ち掛けるその言葉と表情が己まで愚弄されてる気分になり、無言の圧力掛けつつ相手のも見てやろうと画面に視線移し写真見つけるも表示されてる名は知らないもので。偽名はこの世界ではよくある事、然しこれほど馴れ馴れしく己に付きまとっていたのに何故今更。旅団である自身に近付き何か企んでいたのかと、全ての事が偽りに思え不信感募らせ其方を横目で流し見るが、タイミングが良いのか悪いのか己の名が呼ばれ舌打ちすれば無言でステージへと上がり)
>> フェイタン
───いって、らっしゃい。
( 実名を書いたのは、いずれは相手が知ってしまう事への先手、そして相手に知って貰いたいという自身のエゴ。いつかは、相手が自身を完全に敵だと認識して離れていくかも、と考えれば別れは早い方がいい。─けれど、本心は大切な友人を失うのが怖い。様々な感情が織り交ぜになり、ぐっと強く、それも爪が食い込みそうな程に強く拳を握り締め。
鋭く冷めた目線に気付くと、ヘラ、といつも通りの表情を浮かべた筈が今にも泣きそうな色を濃く表した、お世辞にも笑顔とは言えない表情で。歯を食いしばり悲しみに耐える様な笑顔を浮かべ、相手が口を開くよりも先、相手の名を呼ぶアナウンスが聞こえると同時に上記をぽつり。
ステ-ジへと上がる背を数秒見詰めた後、「フェイタンの顔、怒ってたなぁ、」と呟けば、ふい…、とステ-ジから目を逸らして。実を言えば、仲間と思われない様に、という配慮もあると言えばある。それは自分の仕事でヘマをした為ではあるが、言う必要は無いだろうし、と。赤く掌に残る爪痕を見遣れば薄らと血が滲んでおり、道理でジンジン痛む訳だと自己完結。先程立ち話をした所から少し離れ、ステ-ジから離れた場所へと向かえば凛とステ-ジに立つ相手をジッと見詰め。 )
>ニア
__あの馬鹿は一生直らないね。
(アナウンスより名を呼ばれる直前、感情を押し殺すもふいに溢れたその表情を目にし、疑念のしこりはあるものの涙溜め込む姿からは己を陥れるような人物には到底見えず。もやりとした心境のままステージ場の男と対面果たし、互いの紹介を進行係がテンション高々と叫ぶ中視界端にポツンと立つ相手へ独り言吐き棄てて。スタートの合図が掛かるも思いふけり行動を移さない自身に対して、男はあたふたと挙動不審な動きをし会場はざわつき始め、その声に押されてか途中つまずきながらも此方に突撃する男が目先まで迫れば、通常の人間では目に追えない早技で攻撃仕掛け。次に男が持っていたナイフが心臓に刺さっており、あの瞬間に武器を横取りした事を理解した観客席は驚きや怖気づいた声が聞こえるが、当の本人は至って普通であり早々に踵返して会場の階段降りる最中、男が死んでいる事を背中越しにレフリーから聞きながら視線は相手へと向けられていて。)
(/遅くなり大変申し訳ありません。まだいらっしゃいますでしょうか‥?)
>匿名様
(/あなた様のお陰で気付くことが出来ました。そう言って頂けて嬉しい限りです。有難うございます!)
(/一ヶ月という、長い時間を置いてしまい申し訳有りません。こちらの不注意で携帯を壊してしまい、やむを得ず機種変更となっておりました…。その為、書き方等変わっておりましたらすみません…。
現在、仕事等が立て込んでおり休みがなかなかとれず、お返事はまだ先になるかと思います。それでもお待ち頂けるのであれば、必ずお返しさせて頂きます。本当にすみません。)
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