通りすがりさん 2016-06-19 23:08:52 |
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…えっ、何よもう。
(唇を離されてしまうと自分はまだ足りなかったため不満を表情に出すものの、笑い出した相手に嫌な予感を覚え直ぐに洗面台へと向かい。鏡に写る自身の顔は落書きが施されておりぎょっとしながら、いつの間に、と怒りがふつふつと湧き上がり、しかしまず落書きを落としてしまわないとと思い直して。化粧諸共綺麗に落としてしまうとタオルで顔を拭きながら相手の元に戻ってきて「れーちゃん?!」と怒りを露わにして)
ごめん、ごめん、私、素っぴんのメイファンの方が好きだからさぁ〜
(相手が怒りを露わに迫って来るのを見て慌てて理由を説明しながら誤魔化すとベットに横になって「ほら、お詫びにメイファンの好きにして良いからさ」と無抵抗になって)
むう、そんなこと言っても騙されないんだからね。
(ベッドに横になった相手にガバッと馬乗りになり、何だかんだ言って好きと言ってくれることに悪い気はせず声色は少し嬉しそうで。好きにしていいと言われるとにやりと笑い「こーしてやるっ!」と馬乗りになった状態で脇腹や太ももなど擽り出して)
きゃはははは!?もげるもげる!!
(相手が擽り始めるとジタバタと大暴れしてしまい、暴れているうちに縫合が緩みしばらくするとバラバラになってしまって)
っふふ、れーちゃんバラバラだぁ。
(暴れたため少し息切れしながらも満足したのか手を止めて。腕や脚がバラバラになった相手をくすくす笑いながら「参ったか!…さて、縫いますか」と見下ろし、相手の上から退くとすたすたと縫合セットを取りに行ってしまい)
参った、参った、降参です
(息切れしながら降参するとバラバラになった身体を見つめながら相手が縫合してくれるのを大人しく待っていて)
れーちゃん一人のときにバラバラになっちゃったらどーするの?
(相手の元に戻るとパーツを手に取りチクチクといつも通りに縫合を始め。慣れた手つきで縫い進めながら、ふと自分がいないときはどうしているんだろうかと小首を傾げて)
ん〜こんな感じ?
(相手の質問に対して両腕が這いずるように動き出すと針と糸を持って縫いにくいところから縫い始めていって「この方法だと凄く時間がかかるんだよね」と苦笑いして)
なるほど〜…、こりゃ大変だねっ…、バラバラになるなら私の前がいいねぇ。
(興味深そうに両腕が動く様を見つめ、感心したように述べ「はい、バトンタッチ。」と針と糸を相手から受け取ると再びチクチクと縫い始め。程なくして綺麗に縫い終わると「…ご褒美のキスを下さいなっ」と微笑んではおねだりして)
ふふ、ありがとっ!
(バラバラにした元凶は自分なのだがそんなことは棚に上げ口付けを貰えば嬉しそうに微笑みこちらからもちゅっと軽く唇を重ねて、相手の髪を指に絡め取りながら「夕飯、出前にしちゃう?」と天気も悪く買い出しに行くのも億劫になってしまったため提案して)
出前〜?中華、ピザ、寿司、蕎麦どれが良い?
(相手に出前を取ると言われれば縫合したばかりの腕を回しながらアパート近くで出前をしてくれる料理屋のチラシを見ながら「メイファンの好きなの選んで良いよ?」と相手に選んで貰おうとして)
んんー、……今日はピザの気分かな?
(ひょいっとベッドから身体を起こし、ピザ屋のチラシにちらっと視線を向けるととろけるチーズとトマトソースの美味しそうなピザの写真が載っており、それにつられて指さして)
ピザね、ハーフアンドハーフで半分ずつ決めよう?私マルゲリータ選ぶけどもう半分は何が良い?
(相手にピザと言われればピザのチラシから半分ずつで1枚のピザを選び、自分は決めたのでもう半分をどうするか質問して)
じゃあ餅ピザにする〜っ、マルゲリータも食べさせてね?
(チーズが食べたかったので相手がマルゲリータに決めると自分は少し変わり種を選んで。スマホを取り出すと電話を掛け始めて)
うん、良いよ?ピザが来るまで暇だから風呂の準備してくるね
(相手がピザを頼んでいる間に風呂の準備を済ませてしまおうと風呂場に向かえば「今日、一緒に入る?」と風呂場から顔を出しながらくすくすと笑っていて)
…、はい、お願いしま、す。
(風呂の準備をすると部屋を後にした相手に頷きながら注文していき、電話を切ろうとしたところ一緒に入るかと聞かれると思わず吃ってしまい頬を染め。電話を切ると「…絶対聞かれたよぉ〜…一緒に入るけど」と赤い頬のまま頷いて)
私は別に聞かれても良いけど
(赤面の相手の後ろから抱きつくと相手を耳たぶを甘噛みしながら甘えて「ピザ屋が来るまでに先にお風呂入っちゃう?」と質問して)
んッ、…雨で混んでてあと1時間半かかるって。
(耳朶への刺激に敏感にびくっと肩を震わせ。甘えてくる相手をよしよしと撫でながらピザ屋が来るまで時間は充分にあるので「入ろっか。一緒にはいるの久し振りだねぇ〜」とはにかみながら頷き)
メイファンは私と違って綺麗な身体で羨ましいねぇ
(脱衣所で服を脱ぎ捨て毎回思うがツギハギだらけのゾンビである自分と違い相手の身体は目立った外傷もなく綺麗だとほほえんでいて)
ふふ、れーちゃんのツギハギも好きだけどね。
(服を脱ぎシャワーを浴び身体を濡らしながら相手の言葉にツギハギだらけの相手の身体を見て。最近は殆ど自分が縫っているためそのツギハギさえも愛おしく薄く微笑むとちゅっと首筋のツギハギにキスをしてから「頭洗おっか」と座るように促して)
お願いするわ~
(相手が頭を洗ってくれると言うので座って待機すれば「メイファンってお札の部分はどう洗うの?」と年中お札の位置は洗わないのかとふと疑問に思い相手に質問して)
じゃあ失礼しますねぇ〜、よーく洗わないとね。
(先ずはしっかりと髪を濡らしてからシャンプーを手に取り泡立てて。シャカシャカと小気味良い音を立てながら頭を丁寧に洗いながら「お札の部分…?あんまり洗わないかも…」と自分でお札を外して洗う訳にもいかないので洗うには誰かにお願いする他なく。今までキョンシーだとバラしていた人にはお願いし、そうで無い人とはそのまま洗うことがなかったため少し言いづらそうに眉を下げ。相手の髪を洗い終わると「あっ、流すよ〜」とシャワーを手に取り)
あ~さっぱりした~ありがとう~
(相手に洗ってもらうとお礼を述べて相手がお札のところをあまり洗わないと聞くと「それなら私が洗ってあげるよ?」とペロンとお札を外してしまうと相手の身体をすみずみまで洗ってからお札を貼り直して「洗い終わったけどさっぱりした?」と質問して)
っ、?!あ、あらってくれたんだ…!
(ぱちり、と双眼開き。身体が濡れていることを不思議に思うと相手がお札を剥がし洗ってくれたのだと分かり「さっぱり〜…ありがとうっ」とぎゅっと抱き着いてはお礼を告げて、離れると湯船に浸かろうとして)
ちょっと狭いかな?
(相手が湯船に浸かったのをみて自分も一緒になって入ると「そろそろピザ来るかなぁ?」とお腹を空かせた様子でいて)
れーちゃんとなら狭くても気にならないよ。
(湯船は狭く肌が触れ合うもののこれはこれで心地よくへにゃりと表情和らげて「んー、もーそろそろかなあ。でよっか?」と小首を傾げ)
そうだねぇ、そろそろ出よっか?
(風呂から上がりタオルで身体を拭き終わると「今日、新しい下着なんだけど似合う?」と黒い下着姿で首を傾げていれば「ピザ屋で〜す!!」と玄関から声が聞こえて)
似合う、大人っぽい。…って、来ちゃったみたい!
(いつもと違う下着姿ににへ、と顔を緩め触りたい衝動に駆らるものの玄関から聞こえた声に慌てて着替えを済ませてはピザを受け取りに行って「来たよ〜」と食卓に運び)
あ~お腹減った、食べよ食べよ
(よっぽどお腹が空いていたのか食卓に運ばれてきたピザを見て下着姿のまま行儀悪くピザを食べ始めれば「美味しい!!メイファンも食べなよ~美味しいよぉ~」と満足そうに微笑んでいて)
もぉ、れーちゃん服ぐらい着なよ〜…。
(それほどお腹が空いていたのかと呆れつつ満足げな顔を見てしまうと怒るに怒れず、飲み物を持ってくるついでに相手のいつも着ているバスローブを取ってきては肩に掛けてから「いただきまーすっ、んー、美味しいっ…!」と瞳を細めて)
ん〜?・・・暑いからいいや
(相手が肩にバスローブをかけてくるのを見てぽいっと投げ捨ててしまえばピザを食べながら「別に誰かが見てるわけでもないしねぇ〜」と呟けばピザを食べ終わると行儀悪くソファーに横になって)
風邪ひいてもしらないよぉ?
(投げ捨てられたバスローブに眉を潜めながらもぐもぐとピザを頬張って。先にソファに横になる相手を見ると「ごちそうさまでしたっ」と食卓を片付け、ソファの近くの床に座ると空腹が満たされたからか欠伸を零して「面白いテレビやってないねぇ〜…」なんてチャンネルを回しながらのんびりとした時間を過ごし)
ん〜ゾンビが風邪を引いたらバイオ的なウイルスを撒き散らしちゃわないかな?
(相手の話を聞いてニヤニヤと洒落にならないことを呟いていると相手がソファー近くの床に座るのを見てゴロンとソファーから相手の膝下へ移動すれば膝枕をし始めて)
ふふっ、それ映画でよくあるやつ!私に移すだけにしなね?
(膝に来た相手の頭を優しく撫でながらくすくすっと笑い、相手の頭を支え自身は屈むようにすると触れるだけの口付けをしては「甘えたさんっ」と膝枕の相手を可愛らしく思って)
キョンシーにウイルスなんてかからないっしょ?ゾンビと一緒で死んでるんだからさ
(相手にうつる事は無いであろうと思いながら相手がキスしてきたので首を傾げていると「君が構って欲しそうだったから来ただけだよ」とキスをし返して)
そっかあ…、でもれーちゃんのウイルスなら貰いたいと思ったの。
(残念そうに眉を下げては力無く笑い、キスをされると「ふふ、構ってくれて嬉しいっ」とちゅっちゅっと短いキスを数回繰り返して)
ふふ、またこんなところで寝ちゃった。
(よく寝るなあと思いながらも今日一日動き回り自分が迷惑をかけたこともあったので仕方ないかと相手の頬を撫で、暫くそうしていたものの段々足が痺れてくると「しびれたぁ、…れーちゃん起きて?お布団行こう?」と相手のことだから起きないかもしれないが駄目元で身体を揺らし)
やぁん・・・メイファンったら・・・ぐぅ〜
(相手が身体を揺らせば、よだれを垂らしながら変な寝言を呟いていており揺らしている間に頭が取れかけ始めて)
…?!変な寝言…ナニしてるんだろ…
(自分の名を呼ばれたものの夢で何をしでかしているのかと眉を顰めるが、ふと相手の首が解けかけてるのに気付きぎょっとして揺らす手を止め。取り敢えず足を自由にしたいともぞもぞと足を動かして)
んにゃ?むにゃむにゃ・・・・
(相手が脚を動かすと縫合が緩んでごろんと頭が転がってしまい、身体と頭が離れた状態でも眠っていて)
ひゃぁああ?!首が、れーちゃん首取れちゃった!
(脚が自由になったと思えば相手の首がころころと転がっていき思わず悲鳴に近い声を出して。これは大変、と相手を今度こそ起こそうと先程よりも大きな声色で)
ん〜?なぁに〜?
(相手が大きな声を出すとあくびをしながら寝ぼけているとむくりと身体が起き出してよたよたと相手に抱きつけばまたうとうとと眠そうにしていて)
も、寝惚けてる?首取れてるよ…、ほらぁ。
(抱き着かれれば首のついている状態の方が良かったなあと思いながらトントンと軽く背中を叩いては「二度寝は縫合してから、ね?」と優しく起こそうとして)
ん〜メイファン、縫合したらベット行こうか?
(相手に言われてようやく目が覚めると身体は素直で首がない状態で相手に甘えつつ起き上がると相手に頭を手渡して)
ふふっ、先まですやすや寝てたくせにっ。ちゃんとベッドでねんねしよーね?
(素直に甘えられると頬を綻ばせながらついつい子どもに話すような口調になってしまい。頭を受け取り縫合をしながら「あっ、首はくすぐったいんだっけ?」と思い出したように)
そう言われると意地悪したくなっちゃうなぁ…、なんてね。はい、でーきたっ!
(いたずら心をくすぐられながらも真面目に縫合していって。出来上がると頭を撫で、縫合セットを片付けてから「…ベッドいこ?」と誘って)
ありがと~・・・行こうか
(眠たそうに欠伸をしながらベットへ行けば「メイファンおいで?」と腕枕してあげるつもりなのか腕を差し出して)
ん、…今日は迷惑かけたのに、色々ありがとね。
(差し出された腕に迷うことなくごろりと頭を預け身体を相手の方へ向け、安心するなあと思いながら心地良さそうに瞳を細めて)
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