通りすがりさん 2016-06-19 23:08:52 |
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・・・・別に良いけど腕取れてるよ?
(相手が抱きついてきた事に関しては特に問題がないと伝えると問題があるのは腕の方で、相手がしっかりと握って引っ張った瞬間、腕の縫合が取れてしまい、相手が持っている腕を指差すと他の人に見られるとめんどくさいので相手を水族館近くの裏路地まで連れて行き他人に見られないように壁ドンすれば「この態勢の間に腕だけ縫って?」とお願いして)
ひゃあっ?!ごごご、ごめんっ…!
(いつの間にか取れていた相手の腕を驚きのあまり落としそうになりながらもなんとか持ち堪えて。路地裏に着けば鞄から持ち歩いていた縫合セットを取り出して、内心壁ドンにドキドキしながらも集中し。手早く縫合を終えると「出来たぁ…これで安心かな」と壁ドンする相手を見上げ気が抜けたのかへにゃりと笑い「ごめんね、優しく手繋ぐね。」と縫った方の手を優しく恋人繋ぎにして)
うん、水族館行こうか?
(相手と恋人繋ぎした手を見つめながら本当は相手が驚く姿が見たくてわざと腕の縫合を緩めたなどとは言わずに満足そうな顔で水族館の入口までやってくると「大人二人ね」と二人分の入館料を払ってしまって)
へへっ、水族館とか何年ぶりだろぉ…。前に一緒に来た人はもう死んじゃったかも。
(無事縫合も終わって壁ドンもしてもらってか更に上機嫌で水族館へと向かい、入口で入場料を払おうとするもののタイミングを逃し相手が払ってしまうと「れ、れーちゃん…後で返すね?」と申し訳なさそうにおずおずと述べて)
別に良いよ?私、100年以上仕事して貯金あるからさ
(申し訳なさそうにする相手に気にしないように言いつつも相手の昔話を聞けば相手の手を引っ張り女子トイレに向かえば誰も居ない事を確認すると相手の両頬に両手を添えて「メイファンの恋人は私なんだ、だから私の前で元カレの話はしないでよ」と相手と付き合う前ならこんな事を言うような自分ではなかったのだが、相手にヤキモチを妬いたのか相手と唇を重ね合わせて)
ありがと…!れーちゃんは働き者だね〜…私も見習わなくちゃ。
(恐らく同じくらいは生きている筈だが自分は働いていない時もあった為相手のことを素直に尊敬し、ここは甘えることにして。突然女子トイレへと連れて行かれると何事かときょとんとしていたが相手が嫉妬していると分かると自分の軽率な発言の申し訳なさと嬉しさが混ざって「んん…ごめん…、れーちゃんが一番好きだよ」と口付けの合間に伝え、あまりの相手の可愛さに理性が揺らいで相手の脚をそろっと触って)
『これより館内小ホールにてペンギンの行進ショーが始まります』
(相手とキスをしていると館内放送が流れたのを聞いて「ペンギンの行進ショーだって見に行こうか?」と頬を赤らめながら誤魔化す様に相手を引っ張ってペンギンショーへ連れて行こうとして)
ッ、い、行こっか…!こんなとこで何しようとしてんだろ…っ!
(すっかりその気になっていたものの館内放送が響き渡るとはっと我に帰り、反省しながら同じように顔を赤らめるとペンギン行進ショーの現場へと向かい。着いた頃には丁度ショーが始まったところでよちよちと飼育員の後をついて行進するペンギンにきらきらと瞳を輝かせながら「れーちゃん…ペンギン飼いたい…っ」と半分冗談ではあるもののあまりの可愛さにそう述べては自然と相手と腕を組んでいて)
え〜私はダイオウグソクムシの方が飼いたい
(相手がペンギンを飼いたいと言いだしたので自分も水族館の生物の中で飼いたいと思っていた生き物の名前を呟くと自分の腕に相手の胸が当たっていることに気が付いて「メイファン当たってるよ?」と指摘して)
んん?…当ててるのっ!
(確信犯だったのかにひひっと得意げに笑みを見せると豊満な胸元をまた押し当てて。ペンギン達が行進して目の前から行ってしまうと満足したのか「ダイオウグソクムシ…見に行こっか」と海の生き物が展示されているブースに向かおうとして)
・・・メイファンの癖に生意気だぞ?
(相手がわざとだと分かるとガシッと両手で相手の胸を揉みくちゃにした後で相手と共にブースに向かえば「うごうごして可愛いなぁ」と目を輝かせていて)
ひゃうぅ……
(揉みくちゃにされてしまうと情けない声を出して相手から逃れようとして、組んでいた腕を離してブースに向かうと早速食らい付く相手を横目に水槽の中を不思議そうに見ながら「…かわいいの?ダンゴムシも可愛い?」と問い掛け自分はふらりと違う水槽を見てまわり)
ん〜?ダンゴムシは小さいからなぁ
(相手の問いかけに首を傾げると大きくてうごうごした生物が好きだと話しながら相手が別の水槽を見に行くのを見てこういう虫系は嫌いなのかな?と思い相手の後ろから肩に腕を回せば「ごめん、虫系嫌いだった?私、ゾンビだから虫系は平気なんだけど」と詫びを入れて)
あっ、れーちゃん?そんなことないよぉ、色々みたいなと思っただけ!ゆっくり見てていいよ?
(海月の浮かぶ水槽を見ているとふいに肩に手を回されると振り返り。実際の虫は得意ではないものの水槽の中なら平気、と否定するように首を振ると相手の頬を撫でて「もー少し見て回ったらお昼にしませんかっ」と誘ってみて)
そっか〜・・・あ、クリオネの捕食だってさ
(海月の槽の横でクリオネの水槽があり可愛らしいクリオネが捕食してるところを指差しながら笑っていると「お昼何食べる?水族館のレストランでシャークステーキとかあるよ?」と館内パンフレットでレストランの位置を教えて)
ひょえぇ、…普段とのギャップがありすぎるね…。
(クリオネの捕食にくすくす笑いながら素直な感想を述べて、楽しそうに水族館を満喫しており。パンフレットを覗き込むと「シャークステーキ?普通のステーキにしか見えないのに…!食べてみたいなぁ」とステーキの写真を見ては空腹を感じ始め強請るように告げながら相手の手を引いて)
それじゃあ行こうか?
(相手の手を引っ張ってレストランまでやってくれば「結構混んでるね」と辺りを見回せばカップルが多いようでシャークステーキを二人分注文して)
あれがシャークステーキかなあ…、初めて食べるっ。
(混んでいる店内から食事に対する期待は更に高まり、先にステーキを食べる人を見つけては「どんな味かな〜?」と何百年と生きていても食べたことのない鮫のステーキを楽しみにしており。混んでいるわりには程なくしてステーキが運ばれてきて)
あ、美味しそう、いただきます
(シャークステーキを食べてみるとホタテの貝柱や鶏肉に近い味がするなぁと思いながら食事を続けて「この後どうする?」と相手にこの後の予定を聞いて)
いっただっきまーす!…おいしっ!食べやすいねえ。
(口に運ぶと空腹だったこともあり余計美味しく感じ瞳を細めて。味わいながら水族館のパンフレットを見ると昼過ぎからはイルカショーも開催されるようで「これ、見に行ってみよーよー」と指差し、綺麗に完食してしまえばご馳走様でしたと手を合わせて)
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