都々 2016-06-18 21:21:15 |
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突然申し訳ありません。
都々さんはおいくつなのでしょうか...?トピ設立当初から余りに美しいロルを描かれるもので、その語彙力と想像力に圧倒されてしまい...。私なんて小説家志望とありながら、成人してもなお中々文章力が磨かれない一方ですから、宜しければ是非今後の参考までに、と。
こんばんは。お褒めの言葉ありがとうございます。身に余るお言葉の連続に驚きと嬉しさが隠し切れません‥!
年齢についてですが、私も成人しております。私自身まだまだ未熟な部分が目立ちますので参考になるか分かりませんが、社会人1年目とだけ答えさせて頂きますね。
長らく使い続けてるスマホのメモ帳アプリを整理してたら懐かしいものを大量に発見。思いついたまま書きなぐったであろう設定案も幾つか出てきたけど、昔から好みはあまり変わらないなあ。日常に潜むファンタジーとか、近未来かつ退廃的な世界観とか、メリーバッドエンドなお話とか。
文章力が壊滅的な昔の文章‥小説もどきみたいなものも結構な数を発掘。そのほとんどから夏と雨の香りがした。夜から朝方にかけての空が表現されてるものもやっぱり多いなあ。
昔のお相手様とのやりとりで特別な言葉を貰った時のをそのままコピペしてたのには驚き。すっかり忘れてたけど、そういえばそんなことをしてた時期もあったっけ。いざ読み返してみるとかなり恥ずかしい台詞の山々に心が折れそう。でも、やっぱりそれ以上に懐かしい。
もしまた会えたら伝えたいことが山ほどある。沢山のごめんなさいと、数え切れないくらいのありがとう。1つの夢が叶ったことと、あの時くれた言葉がずっと私の支えだったこと。それから、あの時言ったことは今もこれからもずっと変わらないよってことも。
11月の終わり頃から12月の初め辺りにかけて長めのお休みが貰えそう。どこかに旅行行きたいけど、どこに行こう。誰かこの時期おすすめの場所とか知りませんか。
何だか最近有り難いお言葉を頂いてばかりだったから昔考えてた設定やロルを読み返してみた。意外にも続き書きたいなと思える文章とか詳しく練ってみたい設定が幾つかあったのでそのまとめ。
>16 硝子の涙
>30 黄昏夕日町3丁目
>134-137 赤ずきんと愉快な仲間たち
>135 とあるシリアルキラーのお話
>201-202 とあるアパートでのお話
>239 某魔法学校風
>518-520 書物能力
ひとつくらい、あたしにも分けてくれたら良いのに。
温い風が体に纏わり付く夏の夜。ベランダから見える人工的な明かりを見る度、そんな考えが浮かんでは消えた。
街は夜であることを忘れているかのように未だ光で溢れ返っている。新しくも古くもないアパートではあったが、高台に建っているからか2階に住んでいてもベランダに出ればこの街の風景はそれなりに見渡すことができた。その景色を見ていると何だか深いため息を吐き出してしまいそうで、持っていた缶ビールを思い切り傾けて喉に流し込む。安っぽい味とアルコール独特の匂い。缶を呷った時視界に入った空はぼんやりとしていて、こんなにもセンチメンタルな気分であるというのに星の1つも流れやしない。ゆっくりと点滅する飛行機の光が夜空に浮かんではいたものの、それを星の代わりと言うにはあまりにも無機質で雰囲気の欠片もなかった。
仕事も勉強も、決して苦ではない。大変だと分かった上で両立させることを選んだのは自分だ。職場でお礼を言われたり評価されることだって最近は増えてきたし、何から何まで意味不明だった参考書も今では暇さえあれば開く生活の一部と化していた。
それでも、仕事を終え勉強にも区切りがついたこんな夜、ふと心から何かが抜け落ちてしまっているような感覚に陥る。疲れているだけだから寝てしまおうと思える程の軽さはなく、けれど絶望する程の重さもない。そう、丁度スーパーで買ってきた安い缶ビールと一緒に流してしまえるくらいの。
__高卒フリーターでアルコール依存症とか、笑えない。
アルコールの量には気を付けなければと思いつつ新しい缶を手に取ろうとしたその時、カラリと隣の部屋から窓を開ける音が聞こえた。手すりにもたれ掛かっていた体を僅かに浮かし振り向けば、ベランダに出て来た隣人の女子高生と目が合う。
通常、ベランダには部屋と部屋の間を仕切る板が用意されている。しかし、前の住人同士で何らかのトラブルがあったのか、この部屋と左隣の部屋との間の仕切り板は上半分が綺麗になくなっていた。意図的に取り外したにしては荒っぽい痕跡が残された白い板。管理人に言えば修理して貰うことも出来たのかもしれないが、隣人が年下の女の子であると知って放置していた。隣人がそれを気にする性格の子であれば管理人に報告するだろうとも考えていたが、何時まで経っても直る気配のないそれに、どうやら女子高生も相当あっさりした性格であることは簡単に想像できた。
そんな彼女ときちんと顔を合わせたのは今が初めてである。何しろ花の現役女子高生と金欠フリーターとではライフスタイルが違いすぎる。彼女が引っ越しの挨拶に来た時もあたしは酷い風邪を引いていて、インターホン越しに声を交わしただけだった。
二人の間に何とも言えない空気が流れる。女子高生はじっと此方を見つめているが、話しかけてくる様子もなければ気まずさを感じて部屋へ帰る素振りも見せない。
「 あんたも飲む? 」
自分が飲むつもりで手に取った缶を何気なく彼女の方へ傾ける。何とも言えない空気は相変わらず流れ続けていたものの、ふと何かが緩んだような気がした。それが何かは分からなかったが、少なくとも彼女の表情でないことは確かである。完全な無表情と言うには人間味があり過ぎる雰囲気の彼女からは、まるで感情をどこかに置いてきてしまったかのような印象を受けた。
「 ‥‥未成年なので 」
ああそうだったと思い出したのはその台詞を聞いた後で、やはり酔っているのだなと苦笑を漏らす。踵を返した彼女の後ろ姿を見てもう部屋に戻ったのかと思ったが、女子高生は意外にもすぐに帰って来た。左手にはサンダルを、右手にはペットボトルのコーラを持って。
彼女は何も言わなかった。無言のままサンダルを履いてベランダに立ち、此方を見向きもしないでコーラを一気飲みし始めた。その光景に思わず吹き出しそうになりながら、あたしもまた新しい缶を開ける。
そんなにぎらぎら輝いてるんならさ、ひとつくらい、あたしにも分けてくれたら良いのに。幸せとか、光とか、希望とか。‥‥まあでも、無理だって言うんならあたしが掴みに行くしかないか。
飛行機も何時の間にかどこかへ飛んで行ってしまったらしい。初対面の女子高生と一緒に赤い点滅すらなくなった頼りない夜空を見上げる。心から抜け落ちた何かの分の穴は、コーラの弾ける音がすっかり塞いでしまった。心も体も少しだけ軽いのは、きっと酔っていることだけが原因ではない。
そうだ、自己紹介をしよう。彼女の名前も聞いて、それから__
▼ 炭酸に満たされるベランダ
>142で書いた心の声が聞こえる子〈 有川蛍 〉と隣のお姉さん〈 佐伯八重 〉が出会うお話。この子の性格を考えてちょっと雑な文章を目指して書いてたら途中で元々雑な文章しか書けないことに気付いた( 絶望 )
( 大学からの帰り道、その光景を見た瞬間思わず足を止めた。見間違いかと思い遠慮も何もなくまじまじと見つめたが、やはり自分の目と記憶は間違っていないらしい。視線の先には淡い水色の傘、そしてそれをさしている一人の女。同じ教室の席に座っている姿を何度か見かけたことがある彼女は名前こそ知らないものの、幾つかの講義で被るということは同級生なのだろう。複数人で固まりたがる多くの女性たちとは違い特定の友人といるところを見たことがなく、それが逆に目を引く要因になっていた。彼女と帰り道に遭遇したのはこれが初めてだったが、それだけのことで足を止めたわけではない。今日の講義では彼女の姿を一度も見かけなかった。彼女の姿を目にしたのは今日の朝、大学へ向かう途中のこの道で、だ。まさかとは思うが朝からずっとあの場所にいたのだろうか。だとすれば軽く3時間以上は雨の下で過ごしていたことになる。傘をさしているとはいえ今日の気温は昨日までと比べて随分と低く、足元や服の濡れ具合を見る限り身体も冷えているであろうことが容易に予想できた。それでもすぐに駆け寄ることが出来なかったのは、傘をさし静かに空を見上げている彼女の姿に見惚れてしまったからに他ならない。その風景が彼女のために用意されたかのような錯覚すら覚える。ばしゃり。すぐ横を車が通り越した瞬間、思い切り服に水飛沫がかかる。放心していた時間が一瞬だったのかそれとも数分だったのかは定かではないが、一気に現実に引き戻されると同時に足は自然と動き出していた。彼女の隣で立ち止まれば、ずっと上空へ向けられていた瞳が此方を向く。どうしてか、この灰色の空すら美しく色付いていく気がした。 )
こんな所で何してんの?
▼ 虹を待ってたの
ぼくのメジャースプーンと凍りのくじらが好き。何度でも読みたくなる。でも一番胸に突き刺さってぼろぼろに泣いた辻村深月作品はスロウハイツの神様。
お題を貰って何か書くっていうの、良いな。ご希望に添えるものが出来上がる自信も、ご期待に応えられるものを書ける自信もあんまりないけど。書き上がるまでに時間が掛かっても良いと言って頂けるのなら私もやってみたい。
疲れてる時よく起こる現象なんだけど、ありふれた日常系のなりきりがしたくなる。くだらないことで笑いあったり、学生ならではのイベントを楽しんだり時には涙したり。複数の人と絡む時間的余裕はないから一対一で、できればキリの良い所で別のキャラクター作ったりしたい。
ロルは豆から中くらいで、時と場合によって使い分けられたら嬉しい。お返事する速度は遅め。
こんなのでも誰かお付き合いしてくれるのだろうか。久しぶりに募集板使ってみようかな。
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