都々 2016-06-18 21:21:15 |
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僕らが信じる真実は誰かの創作かもしれない
僕らが見てるこの世界は誰かの悪意かもしれない
このフレーズが好き。SFはあまり読まないジャンルだけど「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は文句なしに面白い。
心の中に色々な葛藤を抱える少女が不思議な手紙に支えられながら成長していく話。印象が薄くあまり人気が出なかったその映画を何度も何度も上映する街外れの映画館。一人の男が管理するその小さく古い映画館では過去の作品ばかりが流されている。
スクリーンの中で生きる彼女の苦しみと己のそれを重ね合わせていた管理人の元へ、ある日謎の手紙が届く。宛名もなければ切手も貼られておらず、何処から届いたのかもわからない。酷く見慣れた文字が並んだシンプルな便箋には、スクリーンの中の彼女が日々抱えていた悩みが綴られていた。
大丈夫ではない時に大丈夫かと聞かれること程つらいことはない。大丈夫と答えるにしても、つらいと吐き出すにしても、大丈夫じゃなかったことを思い出してしまうから。自分でも触れられずにいるところに押し入られて、それを認めるしかなくなってしまうから。
2月は嫌い。卒業式も。忙しく動き回っていた方が良いと思って謝恩会運営係引き受けたけど、自分の卒業式は3月だからあまり意味なかったかな。ジム通い再開しようか‥ドレス着なきゃだし。
バイオ7ホラーゲームだった‥。敵強いしグロいし、あと虫系がほんとに無理。これグロ版どうなってるんだろう‥。VRでプレイしてる人の精神力もどうなってるんだろう‥。
弟者さんの動画見てlet it die入れてみた。108円とは思えない。面白い‥!その内無課金じゃ難しくなってくるのかな。いやでも課金はしない!‥つもり。
グロ版見たらグロかった( 当たり前 )海外版と比べたら規制かかってるって聞いてたし、大丈夫だろと思って軽い気持ちで見たらあれだよ。動画で通常版だと物足りないかもしれないけど、自分でやる分には通常版で十分だった。これがもしTPS視点だったらできたかもしれない。
森見さんの夜行、一気読みしてしまった。怖いと聞いてたけど怖いとは思わなかったな。謎のままにしている部分が多くて、色々と考察ができて面白い本だった。で、考察サイトとか見てみたら意外と自分と同じ見方をしてる人が少ない。そういう捉え方もあるのか‥と楽しみつつ、結局自分の考えが一番しっくりくる。考察なんてそんなものなんだけど。
amazarashiの新曲出てた。普段はダウンロードかレンタルで済ませてしまうけど、秋田さんの曲だけは別。どれだけ金欠でもCDを買う。
やっぱりこの人の曲は昔も今も好きだな。曲の雰囲気が変わったって否定する人も時々見かけるけど、つらい時や緊張でどうにかなってしまいそうな時、聞いてしまうのは何時だってこの人の曲だから。たぶんこの人が歌い続ける限り、それがどれだけ変わっても私は聞き続けるんだと思う。
謎失踪しないお相手様がいて適度に長文でのやりとりしてると、1人で長文回したい気分にならない‥。ソロルってどうやって書くんだっけ‥?
( 水面を撫でる風は海を波立たせ、潮の香りを乗せたまま浜辺に立つ己の頬を容赦なく刺す。冬の海、それも雲行きが怪しく風も強い日に、特に有名でもなければ整備もされていない人里離れた浜を訪れる物好きはいないらしい。駅からこの場所までの道のりも、空き瓶の破片が打ち上げられたまま手を付けられていないであろうこの浜辺も、何処を見渡しても人の気配が感じられず。──終末を迎えた世界はこんな感じだろうか。馬鹿げた想像を膨らませながらぼんやりと海を見つめるものの、曇った空と冬の海との境目は酷く曖昧で、しかしそれが余計に海を広く感じさせた。自らの小ささを誇張されているような気がして思わず溜め息を吐き出せば、目の前に白い靄が漂い次の瞬間には風にさらわれ後ろへと流れていき。背負ったリュックを肩に掛け直しつつ振り返り、その白を追うように来た道を引き返す。やがて寂しい空気に包まれた無人駅へ辿り着き、時刻を確認すると次の電車が来るまでに後1時間近くあるようで、がらんとしたホームの真ん中に設置された古いベンチに腰掛けて。此処は駄目だった、では何処へ行けば良いのか。何度も繰り返した問に答えは未だ出ず、そして明日もまた新たな土地へ足を向けるのだろう。瞼を伏せれば浮かんでくるのは先程まで眺めていた風景。雲に覆われた冬の空と暗くはっきりとしない海はとても綺麗だとは思えなかったが、それでも今日見た景色を忘れることはきっとない。目を閉じた暗い世界に映し出されるのは冬の海と空と、そしていないはずの大切な人。雨がぽつりぽつりと降り始める中、ベンチに座ったままずっとその景色を瞼の裏に見ていた。電車の音が彼女の影を掻き消すその時まで、何度も何度も。 )
: 死に場所を探す足
診断メーカー「薄暗い140字ssお題」様からお借りしました。140字ではないけれど。
私が書くこういう系のキャラ、口では死を望んでいても実際行動に起こそうとするとそんな勇気は持っていないというパターンの子が多い。今回の子もたぶん死に場所を探すだけ探して、だけど何だかんだと言い訳を用意しては次の場所へって感じだと思う。彼女がいないとどこへも行けない、どこへ行っても意味がないと考えつつ、実はどこへでも行けてしまうし、どこへ行ってもきちんと感情は働いていて感動もするし記憶にも残る。
結局今年もフォンダンショコラに決定。バレンタイン手作りするなら大東カカオのスイートチョコレート純良がおすすめ。CMとかで宣伝してるような板チョコからこれに変えるだけで味が本当に違う( 語彙力の無さ )毎回美味しい美味しいと言ってくれる彼らはお菓子作り得意な女子だと勘違いしてくれてるけど、チョコ系のお菓子しか作らないことに何時気づくんだろう。これ使わないお菓子は普通レベルなんだが‥。
時計じかけのオレンジが( 恐らく )モチーフになってるトピを発見してしまってどうしよう。うあああこれは参加希望するしかないだろと思ったけど、冷静に考えたら今のお相手様への返事を優先させるべき‥ですよね。掛け持ちしたら後々迷惑掛けるの分かりきってるもんね。長文をすらすら書ける方が羨ましい( 血涙 )‥‥でもまさかセイチャであの映画風トピに出会えると思ってなかったからさあああ‥!!
懐かしくなって映画漁ってみたらそうか、あの映画の要素の方が強いんだ。考えてみたらタイトルそのままだった。こっちは昔さらっと観ただけだからか印象薄いな‥。昼から一人映画鑑賞会しようかと思ったけど、そうすると余計に参加したくなってしまいそうで怖い。
■ William
( 学生で溢れ返る店内、喧騒から逃れるように奥へ奥へと進んだ先、窓際の席に二人はいた。贅沢にもテーブル席を陣取っているが、誰かに文句を付けられることもなければ嫌悪を含んだ視線が向けられることもない。己の向かい側に座る彼女は折角の休みだというのに羽目を外すでもなく、上品な仕草で紅茶の入ったカップを傾けている。きっとその二つを同時に受けたとしても彼女は動じることなく大好きなレディグレイを口に運ぶのだろう。カップへと伏せられていたその瞳がふと別の場所へ向けられ、つられて視線の先を追えば幾つか離れた席で黄色い声を上げる少女たちの姿。一つか二つ下の学年であろう彼女らは恋愛についての話題、所謂恋話というもので盛り上がっているらしい。彼に渡すクリスマスプレゼントは何が良いか、恋人でもない相手から手作りの物を渡されたら嫌だろうか。一度注意を向けてしまえば嫌でも耳に入ってくる声を聞いたところ、延々とそんな話を友人同士で相談し合っているようで。 )‥本人に聞けば良いんじゃないか。( 一ヶ月以上も先のクリスマスについて楽しげに話す少女たちの様子はとても悩んでいる風には見えず、思わずぽつりと本音を漏らせば目の前の彼女は此方へ視線を寄越し、数秒間見つめられたかと思うと態とらしく息を吐いた。その目は何か哀れなものを見る時のそれで、彼女にそんな瞳を向けられると何か可笑しなことを言っただろうかと此方が不安になってくる。しかしながら発言を振り返ってみても特に気になる点はなく、何が不満なのだろうと肩を竦めながら再び口を開いて。 )そうすればすぐに解決する。違うかい?
□ Raychell
( 目の前の男が口にした言葉に再度溜め息をつきたくなるが、今それをすれば先程よりも大きく息を吐き出してしまいそうで、あまり品が良いとは思えないその振る舞いをすんでのところでぐっと堪える。変わりに先程よりも容赦のない視線を向けながら、口元だけに笑みを作り緩やかに首を傾けて見せ。 )容姿端麗で成績優秀、箒の扱いもそれなりに上手な上に家柄も悪くない貴方が、どうして女の子と長続きしないか教えてあげましょうか?( そこまでを一息に述べるとまさかそんな言葉が返って来るとは思ってもみなかったのだろう、前の席に座る彼は意表を突かれたとでも言いたげな表情をしていた。此方とて最初からまともな回答など期待していない。そもそも彼自身がそれを自覚しているのなら最初の台詞が出てくることもなかったはずだし、恋人とももう少し上手くやれるに違いない。こと恋愛に関して彼は、本当に長続きしない男だった。しかしそれ以外の分野では頭の回転が早いと評価されることも多く、すぐに先日別れを告げられた元恋人に思い当たることだろう。余裕の笑みを隠そうともせずに中身が半分程減ったカップの縁をするりと撫で、けれど彼の歪む顔を見逃すことがないよう視線は決して逸らさずに。 )
■ William
( 次々と並べ立てられた言葉に瞬きを数度繰り返す。話が飛躍し過ぎて一瞬理解が遅れたものの、それが褒め言葉でないことは明らかだった。その唇は綺麗に弧を描き、指先は艶めかしくカップの縁を滑っている。正面以外の方向──そう、例えば先程から何度もちらちらと視線を送ってくる男の席からならば、彼女は酷く魅力的に映ったに違いない。しかし彼女の正面に当たるこの位置から見れば、その仕草は如何にも我が寮に相応しいものであることが分かる。計算高く狡猾で、どうすれば自分が美しく見えるか知り尽くした瞳。此方にのみ向けられるそれを見て己だけが気を許されているような錯覚に陥るも、それすら計算の内であるような気がして視線から逃れるように紅茶を口に含む。たっぷりと溶かした砂糖の甘い風味が口内に広がり、同時に冴え始める頭。すると脳内に浮かんだのは一人の女生徒で、一週間程前唐突に告げられた別れの言葉が思い出される。彼女が何故このタイミングでそれを指摘したのかは不明だが、まだ傷が癒えきっていない己からすればそれは触れられたくない話題だった。けれどその一方で何度考えても全く思い当たらないその理由を知りたい気持ちも確かにあり、ちらりと再び合わせてしまった視線を恥じるように慌てて窓の外へ向けながら、それでも話題を変えることはなく。 )まるで君は知っているとでも言いたげな口ぶりだ。
□ Raychell
( 逃げるように紅茶を飲み始める彼は一見何でもない風を装っているものの、木製テーブルの模様を行ったり来たりと見つめる瞳からは困惑と動揺が見て取れる。思わず声を出して笑ってしまいそうになるのを口元にそっと手を添えることで誤魔化した。彼がこうして何かを飲んでいる時、彼の好みを知らない人の多くはブラックティーかブラックコーヒーを連想する。一般的に甘いものを好む女性ですら少し引いてしまう程の甘党だとも知らずに。大好きな糖分を取って漸く正常に頭が働き出したのだろう、分かり易く顰められる眉にまだ彼が別れを引きずっていることを知った。一瞬だけ交わる視線。その様子を見るに、やはり自覚はないらしい。窓の外は未だ賑やかな声が行き交っており、自分たちと同じ学生が思い思いに休暇を楽しんでいる。 )勿論よ。それとも、私が知らないとでも思ったの?( 答えが気になって仕方がないと言っているようにしか聞こえない言葉に迷いなく即答する。驚きに満ちた瞳が勢い良く此方へ向けられ、先程彼がやって見せたのと同じ動作で肩を竦める。彼は知らないだろうが、彼の歴代の恋人たちが相談相手に選んだのは大抵自分だった。愚痴やら悩みやらを散々聞いてきたのだから、別れるに至った詳細な理由も彼女たち個人個人の言い分も、全部知っていて当然だ。しかしそんなことを正直に打ち明けてやる気は更々なく、にっこりと笑みを深くしてはテーブルに頬杖を付き距離を僅かに縮めて。 )ウィル、貴方は女心が全く分かっていないのよ。全く、ね。
一気に書いてしまいたかったけど眠いので断念。続きはまた今度にしよう。一応某魔法学校の世界観をイメージ。ホグズミード休暇中に喫茶店で語り合う蛇寮生の2人。
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