常連さん 2016-06-17 00:03:01 |
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(窓から射す太陽の光で目を覚まし、ちらりと時計を見れば6時丁度。休日とはいえ、普段の早起きの癖が出てしまっていることに苦笑を浮かべながら、新しい服へ着替えてリビングへ向かい、相手が起きてこない内に済ませようと朝食の準備を始めて)
おお、一期。早起きだなあ
(部屋を出るとまだ早いにも関わらず朝食の準備を始めている相手の姿が目に入って。休日にも関わらずこうして早起きなのは互いに仕事の癖が出ているのだろうと思いながら微笑み)
おはようございます、三日月殿
(声を掛けられ振り返れば微笑む相手の姿があり、こちらも笑みを浮かべながら挨拶をして。早起きだという言葉に対して「体に染み付いた習慣なのでしょうな」と苦笑をして)
はは、やはりそうなのだろうな
(自身も相手も仕事の癖が休日にまで出てしまうとはどこか似た場所があるものだと思いながらこちらも苦笑を浮かべ)
しかし、早起きは三文の得とも言います。得はすれど損はしないでしょう
(相手の顔を早く見れたこと、朝食の準備を早めに済ませられたこと等、自分はすでに得をしてばかりなので笑顔でそう言って。「朝食の準備が出来ましたので、食器を用意して貰ってもよろしいでしょうか?」と手伝いをしてくれるようお願いをして)
はは、確かにそうだな。
(さすがそのような考え方は一期らしいなと思いながら微笑んで。相手に頼まれたことに頷き快諾すると言われた通りに棚から食器を取り出して)
ありがとうございます
(お礼を告げながら出して貰った食器を受け取り、順番にご飯と味噌汁をついでからお盆の上に乗せ、すでに用意してあった焼き魚が乗った二つの皿に大根下ろしをのせてから「これで完成です。三日月殿、机まで運んでくださいますか?」と焼き魚の皿を差し出しながら再度お願いをして)
ああ、分かった。
(テキパキと動く相手はいつの間にか朝食を作り終えていて、今日もまた一期の美味しい料理を食べられることが幸せ感じながら机へと持っていき)
(二人分のご飯と味噌汁を乗せたお盆を机まで運び、それぞれの席へ置いてから、今度は湯のみに暖かいお茶を注いで相手の席の方へ置き「どうぞ、お召し上がりください」と声をかけて)
(/昨日は来れなくてすみませんでした!ちょっとリアルの方が忙しくなってきたので、今まで以上に返事が不規則になるかもしれないです・・・)
(/いえいえ、お気になさらず!)
うむ、ではいただくとしようか
(並べられた料理を食べようと手を合わせて挨拶すると早速味噌汁を口に含んで。やはり美味しいようで「うむ、やはり一期の朝飯で1日が始まるのが良いな」と微笑み)
それは光栄ですな
(シンプルな褒め言葉だからこそ相手の気持ちが直接伝わる気がして、頬を緩めてしまいながらいつもの返事をして。今後も料理の腕を磨こうと心に決めながら、自分も手を合わせて食べ始め)
ふふ、一期よ。ここに弁当が…
(食事を終えるとゆっくりと茶を飲み、相手の食事をしている姿を見ているとふと相手の頬にご飯粒がついているのに気付くと身を乗り出しそれを取ってやり)
・・・え?
(何が起こったのか分からずきょとんとして。相手が身を乗り出して、指が頬に触れて、それで・・・と順番に認識していき、ようやく理解して一気に顔を赤くし「みっ、みか、三日月殿!?」と裏返った声を出してしまい)
うん?あっはは!どうした、らしくないな
(取ってやったご飯粒を躊躇うことなく自身の口へと運べばいつもの平静さをなくしている相手の姿を見て口元を隠すように服の袖を運び楽しげに笑って)
も、申し訳ありません、つい・・・
(らしくない、という相手の言葉に、また情けない姿を見せてしまったのだと思い若干落ち込んだような声音でそう呟いて。好いている相手に突然触れられたのだから仕方無い、と心の中で言い訳をしつつ、ごほんと咳払いをして「ごちそうさまでした。先に食器を洗っておきますね」と告げて席を立ち)
うむ、では俺もそうするとしようか
(立ち上がる相手を見てはこちらも楽しみがなくなってしまったので手を合わせて「ごちそうさまでした」と言えば食器を重ね立ち上がって)
それなら、まとめて洗っておきますね
(キッチンにある流し台に食器を置き、腕まくりをしながらそう言って。蛇口をひねって食器を軽く水洗いしつつ「それにしても、今日は快晴のようで良かったですね」と見事に晴れた窓の外の景色をちらりと見て)
はは、そうだなあ。
(一緒にまとめて洗うと言われると礼を述べつつ相手の目線を追って外を見ると雲一つない見事な空を見てはにこりと微笑んで、まるで一期の髪のような色をしているなと内心で思い)
雑誌によると、屋外でイルカやアシカのショーがあるのだとか。楽しみですね
(雨が降っても水族館は楽しめるだろうが、昨日見た雑誌に『見所ポイント』と大きく書かれていた内容を思い出しながらそう言って。皿を洗い終わって手を拭き、時計を確認して「まだ少し時間がありますが、そろそろ出掛ける準備をしましょうか」と提案して)
ほう、イルカか。あれは愛嬌があって可愛らしいものだ
(幼い頃に身内で出掛けたこともあり、その時に初めて見た海の生き物の中でも一等可愛らしく一時期はイルカのトレーナーになると騒いでいたなと思い出しながら頬を緩めて。そろそろ準備をするかと頷けば一度自室へと戻り貴重品などを取りに行って)
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