スミソナイト【非募】

トピック設立ありがとう、改めて宜しく頼む赤マスクの傭兵。( 一礼 )
スミソナイトの意味は「不滅の愛」…なのか？調べたらそう出てきたよ ( 頭ぽり、 )僕の背後も君の背後様と同じ様なものさ、気にしないで楽しもう ( くす )

色々と君が考えている展開等や僕等の関係辺りを教えて欲しい、今は君の本名は知らない方が良いのかも…かな ( うんうん )それに君のマスクの下もね ( シールドを背負い )

どーいたしまして、俺の方こそどうぞ宜しく。( にぃ )
うわっ、マジで調べたの？俺ちゃんの真っ赤なマスクがもっと赤くなっちゃうだろ！( 両手で顔隠し )キャップの背後さんが優しい人で良かったー、厳しかったら俺ちゃん背後共々死んじゃってたわ。俺は死なねえけど。( へら )

関係としてはそうだなー、両片想いでお互いにヒーローとしての連絡先は知ってるけど、たまーにしかやり取りしない感じ？その辺は話進めていく内により深めていければって思ってる。( こく )本名と素顔に関してはそれで問題無しよ！( 親指ぐ、 )
それがこのポンコツ背後ちゃん、展開は全く考えて無かったらしくってさぁ。強いて言えばほのぼの路線なら偶然鉢合わせるか、約束して一緒に出掛けながら適当に駄弁るとか？シリアス路線なら仕事の依頼を受けて俺ちゃんがキャップのお命を頂戴しに行くとか、まぁそんなもんだって。
キャップの方からも何かあれば遠慮なく言ってね！( 腕広げ )

君の呼び名を考えた方が良さそうだ、赤マスクの傭兵は長過ぎるし余所余所しい。 ( ふは )
調べろと言ったのはそっちだ、それに君がロマンチストだと知れて中々面白かったよ ( 軽く微笑浮かべ ) 綺麗な天然石だ…トラウマを消してくれるなんて僕が欲しくなる。 ( 肩ぽん、 ) 死なれたら困る、君は君の侭で居てくれ。 ( 片眉上げ )

両片想い…恥ずかしいな100年近く生きていて初めてだ。 ( 頬ぽり ) 連絡先は現代に合わせて端末、所謂携帯電話で良いか？ ( スマホふりふり ) アベンジャーズメンバーで唯一君との接点があるのは僕、うん良いと思う。 ( ふふ )
出会いはシリアスでも良いな、ただ展開はほのぼのギャグ多めだと嬉しいとは背後が言っているらしい ( 背後チラ見 ) 共通の敵を倒してみるのもヒーローらしくてどうだろうか？ ( 背筋ぴし ) 難しいならパロディでも全然構わないさ。 ( 腕を広げる相手をスケッチ )
後は……時々モブとして関連する誰かを出してみるのはどうかな。 ( ふむ )

確かに！デップーでもデッドプールでも好きに呼んでくださいな。( 手振り )
言ったけどよぉ…まっ良いや！俺だってこういうのは雰囲気大事にするっての！( 腕を組み顔逸らし )
だろー？何かと俺ちゃん達にピッタリな石よ。( ふふん )やだ、キャップったらカッコイイ…！俺ちゃん心臓飛び出しちゃいそう。( 胸元に手置き )

やったー！キャップの初めて俺ちゃんがゲット！( ガッツポーズ )それでオッケーイ、個人の連絡先は後々交換していく方向でね。( 真似してスマホ振り )
仰せのままに！なんちゃってー。展開はその設定で全然問題ないってよ、マンネリ感じ始めたら様子見つつパロディに移行でも…って、俺ちゃん描いてんの？もっと描いてくれちゃっても良いんだぜ！( 様々なポーズ取ってみせ )
モブについても大丈夫って、そうした方が楽しめそうだしな。( こくこく )ロルの形式はどうする？一応俺の背後は長(目安100～)、豆、短って順に得意らしいけど、指定して貰えれば合わせるみたいよ。それとも場面によって使い分けた方が良い？( 首傾げ )

やあデップー、どうだいかなりフランクな雰囲気にはなれた気がするよ ( 片手上げニッ )
僕からも言葉を贈ろう、「 I’m with you till the end of the line 」本気だジョークじゃない。 ( 親しげに肩掴み ) デップーとはダンスでもするべきか？雰囲気の為に ( ふ )
今日から二人の象徴にしよう、君の辛い過去以上に大きい未来に辿り着けるように ( きりり ) 今のが？大袈裟だな ( 恥じ入り )

ああ落ち着いてくれ、語弊があるフォンデュ… ( ごにょ ) ラインのIDでも交換しよう、現代風に ( くすくす )
そうだな時々イベントを挟んで色々挑戦しよう。 ( 顔を明るめ ) 底抜けの明るさは君の苦しみを覆い隠す為だとしても、尊敬するよ良い表情だ ( 首を振りながらラフに描いて )
知る限りのモブを出そう、ロルはマンモスは厳しいが長ロル基本で行こう。 ( メモを走り書き ) 君の言う通り、場合によっては豆〜短を使い分けするのがベストだと思う。 ( 真面目な顔で頷き )

ヘーイキャップ～！( ハイタッチ交わし )中々良いんじゃね？キャップと仲良くなれるとか俺ちゃん超幸せ！( 両頬に手を当て )
何だよそれ。それじゃあ俺に最後は来ないから、ずーっと一緒になっちまうけどいーの？( にんまり )ダンスとか紳士的ね！でも俺ちゃんそういうの嫌いじゃないよ。( うんうん )
ヒュー！さっすが古参ヒーロー様、言う事が違うな！( パチパチ )大袈裟じゃないって。その辺の女に言ったら絶対イチコロだから！( 相手の肩ぱしぱし )

え、語弊なんて無いだろ？そのまんまの意味じゃん。( しれっ )季節毎に何かするのも良いかもな、何なら二つくらい同時進行でも良いし。( カレンダー捲りつつ )湿っぽいのは俺ちゃんらしく無いからね。どうせなら明るく好き勝手にやった方が楽しいし！( 大きく頷き )
了解、じゃあそれで！( 指で丸作り )そんじゃ、始めの場面どうする？希望があれば言ってくれて良いし、キャップの方から始めた方が都合が良いならそれでも全然良いからな。他にも練っておきたい事があればどーぞ何なりと！( に、 )

そこ迄喜んで貰えるのは予想外だった、本来なら僕は既に天寿を全うしていても可笑しく無い年齢だからな… ( 目を細め ) 君は不死身、僕は長寿。戦場で倒れない限り僕等は一緒だデップー。 ( 立ち上がり )
あまり僕を持ち上げてもメリットは無いんだが＿嬉しいよ、君の言葉に裏が無いのは判るさ。 ( ふ、 )

そろそろ始めようか、ヒーローに新参も古参も無い。必要なのは正義と仲間を信じる心だけだ。 ( 前方を見据え ) それとその時々を楽しむ余裕かな、アメリカの6月と言えばホットドッグ早食い大会がある。 ( 振り返った後飛び降り )
ミッションが入った、アベンジャーズの基地に謎の赤いスーツの男が侵入したらしい…こんなスタートで構わないか？ ( 背後様をちらり ) 続きやアイディアは随時話そう！今は君の勇姿を先ず見る為に僕も正装する、ロルは拙いが大目に見なくても良いぞ！ ( 朗らかに声を上げ )

＿＿最初にデッドプールと対峙する、君の背後様に頼ってばかりは失礼だから開始させて貰うよ。 ( シールドを構え )

↓

侵入者は今何処だ？ああ、私も向かう耐えてくれ。一人で対応出来ないならば当然協力するのがチームだ。
＿＿誰だ、ヒドラメンバーか？
(腕に巻いた通信機からは雑音と共に苦戦する声、ぶつかり合う不穏な音が。日本刀を背負いながらも銃を自在に操るという謎の侵入者を迎え撃つ筈の褐色肌の有翼ヒーローが何かを言う度に返答をするも、当の本人の力及ばずなのか明らかに勝率低いといった内容に普段から寄せた眉間を更に深くして。ビブラニウム製の星条旗配色の盾を防弾の術として足早に現場へ向かえば既に扉もガラスも嵐の後。周囲を警戒しつつ、姿の見えない侵入者を視力聴力を頼りに探し出すべく息を潜め壁を背に気配を伺い。)

先に始めてくれてサンキュー！問題ないらしいからこのまま進めさせて貰うわ。( こく )
あ、物語進めてる時は俺ちゃん一応自分のヒーロー名にしとくけど、キャップは自由にしていいよ。お前の名前どっちもわりと長いしね。( ペンで名前書き換えながら )じゃ、またあとで！( 手ひら )

いやぁ、ヒーロー相手だといつもより疲れるなホント。これっきり勘弁して欲しいね、マジで。
(実のある計画も無しに今回の標的が居るであろう現場に突入したのは良い物の、此処はヒーローチームの基地。侵入者である己をヒーローが迎撃するのは至極当然の事で。先の交戦で負った傷を癒す為物陰に身を潜めながら溜まった依頼主への不満や愚痴を吐き出すも『嘘つけ』『本当は楽しんでるだろ』と脳内で喧しく話し掛けてくる人格達と楽しげに会話をしていれば、僅かな足音に気付き。「お、ようやく本命のお出ましか。」物陰から身を乗り出し相手に向けて挨拶代わりに放った銃弾を態と外せば、マスク越しに笑顔浮かべ。)

おっと忘れていたよ、僕も本格的に名乗ろう。 ( ネームプレートひっくり返し )
これで世界観により近付ける、君と僕のクロスオーバーに。 ( に、 ) ああ、幸運を祈る ( 軽い敬礼 )

テロリストのつもりなら私との勝負に勝ってから考えろ。ここは私が出る、君は安全な場所に行くんだサム。……なっ？！其処か！
(未だ正体不明の何者かへ向かって張り上げる声は、自身を奮い立たせる為でもあり相手への圧迫でもあり。内心不審に思うは施設を破壊するには相手側の武力が少な過ぎる、それも身体一つで乗り込むというのは不可解な面を示唆しているようで、差し足で進む道程も長く重く感ぜられ。負傷し人工の翼を折られた同僚に避難を勧め、仲間に傷を負わせた張本人への微かな怒りを滾らせ顔の向きを変えようとした刹那に飛び出した金属弾。盾で我が身を護りつつ見開いた瞳で捉えた姿は赤と黒の素肌の隙も無い男のもので。咄嗟に反撃しなくては、盾を投げ肉弾戦に入ろうと拳を握り対峙するのが常。ところが不可思議な赤い男からえもいわれぬ緊張感の無さと余裕綽々とした雰囲気に妙に足を取られ視線は釘付けになり。)

…あらら？何々、そんな熱ーい視線送っちゃってどうしたの？え、俺ちゃんに見惚れた？照れるー！
(挑発も兼ねて放った銃弾は相手を驚かせるには十分だったらしく呆気に取られている様子に満足し口許に弧を描き、次いで来ても可笑しくない筈の攻撃に備え腰を低くし腕を緩く構えるも身動きしない相手に首を傾げ。呆気に取られている訳では無いのだろうか、然すれば何故反撃して来ないのか。行き着いた答えに深く納得すると構えを解き呑気に口を動かし始め、相手の返答を待つ前に勝手に話を進めれば笑いながら己を身を抱き締め。「でも敵を前に止まっても大丈夫なの？」嫌でも目が行ってしまう星条旗を模した盾。それを相手に銃で応戦するのは得策では無いと判断すれば拳銃を太腿に付いたポーチにしまい、背に担いだ刀を抜き両手に持つと刃先向けて煽るような言葉吐き。)

何が目的なんだ？よく喋るなお前は。言うまで逃がさない…いや自白しても逃さない。
(舌先三寸なのか生まれつきの口達者かは知らないものの、コミカルな言動を見せる謎めく男の一連を凝視する以外無く。我に返り今は戦場の最中である事をヘルメットの中の脳味噌に叩き込めば「面白いジョークだった。ここが闘いの場で無ければ私も笑っていたかもしれない。」等とお得意の堅苦しい返答を寄越し。何かと超人的な戦士が現れるのは決して珍しくは無いにせよ、刀二本に対抗出来るか否かを考える前に盾を構えた侭で突進。煽りの言葉の期待に添える険しい面持ちで最初のボディランゲージ＿即ち相手の腹部を目掛け、跳んだ姿勢からの蹴りを入れようと下半身を捻りレザーのミドルブーツに包まれた脚を閃かせ。)

は、俺ちゃん渾身のネタだったのに！こんな状況だからこそ笑えよコラ！
(返って来た彼らしい言葉は己が思い描いていた人物像と変わらぬもので、喜びの感情と共に己の冗談が通じなかった事に対し不満抱けば眉間に皺を寄せて顔を顰め、片方の刀を振り回しながら地団駄を踏み。そんな子供の様な言動を行っている最中に飛んで来た相手の脚。慌てて二本の刀で防御すれば踏ん張った脚がずり、と音を立てながら後退するも相手の攻撃を弾き返して。足元を見て軽快な口笛を一つ吹けば「中々良い蹴りだなキャプテン！でも俺ちゃん囚われのお姫さまになる気はねーのよ。」一度開いた口は閉じる事を知らず、次々と言葉を紡ぎながら脚に力を込めると床を蹴って相手との距離を一気に詰め、首元目掛けて左右から思い切り刀を振り翳し。)

(酒の席であれば笑い飛ばせるような空気でさえも、生真面目な超人の頭では場違いの発言と捉えられ怪訝な顔で地団駄を眺め。目の前の赤い男は遊びで来たのか、はたまたアベンジャーズ崩壊を目指して来たのかと脳内会議は止めずに出て来た言葉は「アルコールでも浴びて来たのか？」のみ。避けられた最初の一撃の勢いが余り、床に臀部を打ち付け滑り回転しても、咄嗟の後転から姿勢を持ち直し次の策を身体で導き出そうとして。口笛と負け知らずな発言に益々男の実力を実感せざるを得ず、刃が振り下ろされる様はサーベルタイガーに捕食される瞬間にも似た緊迫感を覚えさせ。翳した円盤状の金属と刃がぶつかり合う鈍い音が響き、上腕二頭筋をもって押し返すという行動を選択し。)
＿＿そうか、なら私も落武者には未だなる気は無いっ…

おっと！そりゃ残念。じゃあ生首にでもなる？今なら綺麗にして俺ちゃんの部屋に飾ってやるから！
(耳に響く煩い音に目細め、このまま力任せに刀を振り翳し続けても彼の盾相手では押し負かすよりも先に此方の刃が折れてしまう可能性がある、替えはあるにせよ現時点で刀と云う武器を失うのは避けたく、柄を握った手の力を緩めた際に身体押されれば体勢を崩し床に尻を付いてしまうも腕だけの力で飛び起きて。体勢を立て直し刀二本を左手で持てばケラケラと笑い声を上げながら空いた右手を首の横に持ってきて、首を切るような動作をして見せるも「…いや、部屋が血生臭くなるのは困るな。」等と今現在、闘いの真っ只中であるにも関わらず顎に手を当てては難しい顔をして真剣に悩み始め。)

剥製にするには相応しく無いだろう、動物の方が余程美しいに違い無いからな。断る！
(際どいジョークを軽々と飛ばす余裕があるのは、矢張り男の実力ありきと云うべきか。衝突の度に舞う薄い埃と雲の立ち込める仄暗い屋内の雰囲気もあってか二人の影は君の悪い生き物のようにぬらぬらと揺れ、突いても突いても動じぬ赤マスクの侵入者のペースに巻き込まれているのに未だ気付けず毅然と本心ではね退け。かつてより度々強大な敵として戦い続けているヒドラでも、冷笑が印象的な黒髪の神とも関わりなく現れた日本刀の男の正体を知るべくも無き今は漠然とした「勝たせてはならない相手」として映り、奇妙なボディランゲージへ警戒緩めず視線を向けて。さあどう動くか、相手の出方を見定めたいのだが何やら悩み出した様相に戸惑い「何を悩んでいるんだ？お前の目的は私を暗殺する事なのだろう？」と疑問符を頭上に浮かべた顔付きに変わり。)

うん、そうなんだけどさ。可愛い美人ちゃんと過ごす部屋に男の生首があるのはどうなの？って思って。
(此処へと乗り込んだ時点で今更暗殺と呼ぶには程遠いが、己の目的は彼が述べた事に違いは無い。しかし何故敵である彼に今回の仕事内容が気付かれてしまっているのか疑問に思いこれまでの己の言動を見返せば思い当たる節は山ほどあり。例え目的が暴かれたとしても標的の息の根さえ止めてしまえば何ら問題は無い、否定や隠す事無く日常会話の一部かと思う程軽い口調で認めれば己が勝利する事を大前提にした悩みを零し。「やっぱり専用の部屋作った方が良いかな？」敵を前に止まるなとはよく言ったものだ、自らが言った言葉も忘れて相手から顔を逸らせば手の位置はそのままに悩むような唸り声を上げながらその場を右往左往し始め、自信満々な問いを投げ掛け。)

結論は案ずるまでも無い、諦めるんだ侵入者＿赤マスク。恋人が居るなら早く帰れば良いだろう、ここはお前の居場所では無いのだから。
(戦闘となると何方かが力尽きるまで拳を交わす、正に元軍人としての血が否が応でも染み付いた精神は意地でも相手を倒せと何度も嗾けて来るようで。とは言いつつも一瞬見知らぬ女性と男のベッドルームに我が首が飾られる様を想像してしまい、余りもの悪趣味の極みに決して快い気分にはならず顔を顰め。名を知らなければ特徴から付けた仮の呼び名を用い、仮にもアベンジャーズのリーダーとして踏ん張らねばならぬ身としても軽口三昧に長々とお付き合い出来るゆとりは持てないらしくつい咎めの「良い加減にしろ！」を打つけ。赤い男一人にアベンジャーズを明け渡してなるものか、強敵であろうがハイソウデスカでは済まされず、右往左往する相手ごと窓を破り階下へと落とすべく人工的に発達した脚力を発揮して猪突猛進なるダッシュを迷わず実行して。)

キャー！何すんだよ！今お前の為に部屋の間取り考えてたんだぞ！
(前の戦闘には目もくれず、かの有名なヒーローの首を戦利品として持ち帰った後はどのような部屋に飾るべきか等という下らない事に頭を使っていた為に此方へと突進してくる相手への反応がワンテンポ遅れてしまい、脚を踏ん張るのも虚しく背中に鋭い痛みを覚えた時には既に宙を舞っていて。咄嗟にウエストポーチからフックの付いたロープを取り出せば、ガラスの割れた窓枠目掛けてフックを飛ばし引っ掛け。勢い余って共に落ちた相手を放って己だけが登る事も出来るが、目の前に居るのは憧れのヒーローの一人。手を下すのならば己の手が良い、そんな我儘にも似た思考の元塞がった手を空ける為に左手に持った二本の刀を躊躇う事無く己の太腿に突き刺せば相手の首根っこを掴み。数度壁を蹴って一階下の窓まで辿り着くと、もう一度足裏に力を込めて壁を強く蹴り帰りの力を利用して窓ガラスを突き破ると同時に相手の身体を床に放り投げれば「…ダイエットしたら？」と皮肉交じりの冗談を告げながら太腿から刀を抜いて。)

正確に言うと「生首の為」の間違いだろう！お前の家の改装目的で頭を取られるのは私の趣味じゃない！
(はやりどうも違和感を覚えるのは、歴代のヴィランズと云えば己や世界を呪い只管死への入り口を開かんとするのがお決まりであったにも関わらず、男の態度はお巫山戯の一言に尽きるものだと漸く理解したらしくツッコミならぬ反論に出てしまい。こんな無理心中なんぞあって良いものか、訳の分からない赤い男と青い男が揃って落下し＿等とコミカルに考える筈も無く重力に従う流れになる所だったのだが。肉に刃物が突き刺さる音と宙ぶらりんなる体制と、何方が上で何方が下か脳が追い付かない間にまさかの出戻りで言葉を失い。粉々になったガラスの破片はピリと頬の皮膚を鋭く裂き、小さく血が滲む顔には驚きの色が浮かび、年寄りらしい順応性の低さで口を開けた侭に停止。皮肉には眉を顰め「……僕のは脂肪じゃない、筋肉の重さだ。」と無意識にキャプテンアメリカとしての一人称からスティーブとしての一人称に変化して。)

強くなる代わりに太るって大変ね～。てかさっきの間抜け面もう一回やってよ、写真撮りたい！
(もう随分と前に基準が狂ってしまった痛みと云う感覚は刀を太腿に刺しそれを抜くだけでは気に留める程でも無いらしく、表情一つ変えずに相手の言葉を半ば無視して会話を続ければ刀に付いた己の血を振り払い、布で綺麗に拭き取って。思い出すのは先程見せた彼の普段ネット等では到底拝めないようなぽかんと口を開けた姿。暗殺は何処へやら、これは写真に残さねばと謎の使命感に駆られついに刀を一振り背中の鞘に納めると携帯電話を取り出して相手に歩み寄り、マスク越しでも分かる程口角上げては「あと素が出ちゃってるぜ、英雄ちゃん。」とからかいながら屈み込み相手の胸元を人差し指でトンと突き。)