鶴丸国永 2016-06-10 18:31:31 |
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ええと…提督から渡されたメモによればここで合っているはずなのですが…困りました…。
(きょろきょろと辺りを見渡せど人の気配がないことに落胆したのか、持ったメモに悲しそうに目を落とし)
…っはい!翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です!貴方は、えっと…?
(突然現れた気配に驚くも慌てて姿勢を正し、相手を見つめるとこてん、と首を傾げ)
俺は鶴丸国永、平安時代に打たれた刀だ。是非とも宜しく頼む。
(にっと笑いながらいつも通りに自己紹介を。立ち話もそこそこにあちらを指差し"本丸はあっちだ"と先を歩き始め)
つるまる、くにながさん。どうぞ宜しくお願い致します。
ふふ、貴方も鶴の名を頂いているのですね、ちょっと親近感が湧いちゃいます。
(聞いた名を反芻するように呟けば微笑み返し、指を差された方向を見つめて頷き後ろに付いて歩き出し)
そうだな、ちょうど髪色もお揃いだ
今は皆遠征やら出陣やらで出払っているから適当にくつろいでくれて構わないぞ
(話しているうちに本丸に到着。彼女との親睦を深めやすいようにと主の手配か今日本丸に他の刀の姿はなく。取り敢えず大広間へと案内して)
確かにそうですね、髪の毛もお揃いです。
皆さん出撃なさってるなんて…こちらも大変なのですね。
(おそろい、という言葉に思わず笑みが零れ。
本丸を物珍しそうにきょろきょろと見渡し、大広間に案内されるとこれまた辺りを見渡し)
いや何君たちに比べればそれほどでも無いさ
こんな可愛い娘に戦わせるなんてな
(へらりとして述べつつ、すでに用意されていた茶とカステラを相手の前の机におき。また物珍しそうに眺める彼女を微笑ましそうに見て)
いえいえ、貴方達だってお互い様です。
か、かっ、可愛いだなんて!そんな!
…いえ、確かに可愛らしい娘がうちには沢山いますが。
("頂きます''と一口お茶を飲み湯呑みを置き。可愛いという言葉を聞いた瞬間に頬を赤く染め軽く咳き込み)
大丈夫…ですっ…お気になさらず!
そっ、そういえば、ここには女性はいないみたいですね。
その割には随分女性慣れしてるようですが…。
(触れられた手に更に赤面し、慌てて話題を逸らし)
ん?いやいやそんな事はないさ。俺以上に女慣れしてる伊達男がいることだし
(相手の言葉にそうか?というように首を軽く傾げて。伊達男とは無論眼帯の彼のことで"俺なんてまだまだだぜ"と。)
鶴丸さん以上の方が…私、ここにいて大丈夫なのでしょうか…。
(まだ見ぬ男士達を思い不安そうに目を伏せ、"鶴丸さんで充分です…"とまた一口湯呑みに口をつけて)
安心してくれまだまだ帰っては来ないさ
じゃあ俺が楽しませてやらないとな!
(そう述べすくっと立ち上がると"万事屋に行ってみないか?あそこは何でもあるから君も楽しめるだろう"なんて。実の所茶菓子がきれかけていたため使いを頼まれていた、というのもあるが)
でしたら鶴丸さんと二人っきり…!?
わ、わかりました、エスコートをお願いします…。
(落ち着いたはずの肌にまた赤みがさしてきて、見られないように後ろを歩きながら思わず頬を両手で覆い。"大丈夫よ翔鶴"とうわ言のように呟くが、気持ちを切り替えるようにまだ見ぬ万屋に思いを馳せ)
こっちまで恥ずかしくなっちまいそうだ
(後ろを歩く彼女をちらりと見れば思わず苦笑を漏らして。万事屋はそこまで遠くなく五分十分歩くと到着。そこそこ大きいそこは茶菓子から生活用品、年頃の女性が好みそうなものまで取り揃えられており)
も、申し訳ありません、私なんて顔を!はしたないですね…。
(我に返って愕然とした表情を浮かべるも万屋の中を見て自分の鎮守府とは違った珍しい品の数々に目を丸くし)
否々!はしたないだなんてことはないさ
ほら、これなんて君に似合いそうじゃないか?
(近くにあった淡いぴんく色の桜の髪飾りを手に取ってみて)
まあ、素敵!こんな素敵なものまで置いてあるだなんて…。でも、私にはこんな可愛らしいもの、勿体ありません。
(髪飾りを見て申し訳なさそうにしていた表情が変わり目を輝かせるも、すぐに俯き)
んー…似合うと思うんだがなぁ
(ちょっと失礼、と相手に髪飾りを付けてやり、"やっぱり似合ってるぞ!"と。あたりを見渡し店員見つけると"これを貰おう、あ、付けたまま帰るから"なんて勝手にお代を渡して)
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