匿名 2016-06-05 09:54:02 |
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一方的に目を奪われた此方の片想いから始まる淡い初恋の続き。
お互いに想い合うようになるのか、
振り向かれないのか、
はたまたこちらが冷めるのか。
十年振りに再会したところから始まるぎこちない友人関係。
二人の関係、これ如何に。
pf
「吃驚した。まさか、お前と再会するとは思わなかった。」
「‥そりゃ俺だって男だからなァ。」
平井 榛名 hirai haruna
28y 178cm 高校教師_古典、書道担当
彫りが深めのはっきりした顔立ち。
垂れがちの瞳につり眉。笑うと尚垂れ目になる上、目尻に僅かだが寄る皺が幼く見えると少しコンプレックス。
癖のある黒髪は軽いツーブロックの入った短めのオールバック。
仕事柄スーツ、もしくは黒っぽい服が多い。
口調も丁寧とはいえない上、考え方もあっさりとした所が多々目立つためドライな人間に見られがち。しかし、よく見れば笑っている事も多く、愛想は悪くない様子。
恋愛事に置いては熱しにくく、冷めにくい。これまで2、3人と交際経験有りだがいずれも女性。
ロル
“好きな人”ってお前等‥、生徒にそんな事教えないしもう忘れた。それより、テスト勉強は捗ってんのか?
( 授業終わり。もう次は放課後という事もあってか、けらけら明るく笑う生徒達に囲まれて投げかけられた質問は“高校時代の好きな人の有無”なんて事について。予想外のそれに一度困った様に瞬きしたも、頭に過ったのは一つの横顔。目敏い生徒からの指摘の声が飛ぶも一刀両断、これ以上深く聞かれる前にと近くに迫った学生達の一大事を話題に上げれば寄ってきた時と同様けらけらと笑いながら去っていく後ろ姿。気分屋の生徒達に呆れと愛らしさから笑みを零したも、頭の中を占めるのは先程不意に思い出す事になった横顔。高校時代、恋というほどはっきりした感情ではなかったが、それでもきっかけがあれば思い出せる淡い想い。久しぶりに思い出すこととなった感情と元級友の横顔に胸を僅かに掻き乱されながらも、今日の無事に終えるためにと気持ち切り替え職員室へと足早に歩き始めて。 )
本体からの伝言って事で少しだけ。
えー、性格とかは追々分かってくるだろうしpfは簡単でも構わんがロルは出してもらえると有難いとの事。もう一つ、相談とかでもあんまり背後は出さないで欲しいって。勿論、pf出来るまでは背後の方が楽だろうし物語が始まってからの話なるけどそうしてもらえると幸い、だってさ。…何か、注文が増えて悪いね。
まァ、もし興味を持ってくれた人がいれば気軽に質問とかしてくれると有難い。
待つのは得意な質なもんで、のんびり待機してるので何時でもどうぞ。
pf
名前:岩波 雅史 iwanami masashi
28y 176cm 高校教師_生物化学担当_写真部顧問
ややつり目ですっとした顔立ち。
黒髪で髪量多めのナチュラルウルフカット。右分け。
仕事時はスーツで実験の時はその上から白衣。普段着はジャケットなどカジュアルなものが多い。目立つ色は苦手。
静かで少し棘のある態度だが根は至極真面目。感情の起伏が薄めなものの慣れれば表情も豊かに。どちらかと言えば一人を好むが世話焼きで何だかんだ困った人を放っておけない。また、浅い関係だと言いたいことは言えるが、想いが強くなるほど重要なことが言えなくなる。ややSっけな一面も。恋愛面は過去に一度だけ女性と。
高校時は陸上部で走り高跳びをしていて、現高校には転勤できた。
ロル
これ…前任のやつ、ちゃんと管理してなかっただろ。
(転勤初日、案内された理科実験室の備品倉庫の埃被った有様を見ては小さく眉を寄せて、壁越しにある実験室の黒板の消し忘れを消しているであろう人物、案内人である非常勤講師に聞こえないように悪態づき。先程、ここの学校の実験用具は良質で多量だと言われたが、この扱いはあんまりだと乱雑に置かれたフラスコの一つに人差し指で触れ、指先についた埃を見ては一層眉間の皺を深めて。その時、丁度非常勤講師に職員室でしてほしい手続きがあると声をかけられたため、短く必要最低限の返事をすると、あとで絶対備品庫の掃除をしようと目論みながら前を行く非常勤の後についていき。)
暇してて彷徨ってたら此処のトピック名に惹かれるもんあって邪魔したら当たりだった。
いきなり挨拶もなしに出しゃばったけど、気を悪くしたのなら謝る。先に相談しようか迷ったが、後々ロルで気が合わなかったら手間取らせて悪いし、先にpf上げさせて貰った。
転職して欲しいならするし、名前が気に入らないなら変える。とにかく苦手なところとか訂正点があれば何でも言って欲しい。気に入らなかったらばっさり切ってくれて構わない。まだ俺自身キャラが掴めてないから今喋ってるのと印象変わってくるかもしれないけど、お前さえ良ければ背後共々相手してやってくれ。よろしく。
国語教師が無理して英語使った甲斐があったわ。
すまんね、こんなに早く人に来てもらえるとは思わなくて反応遅くなった。
挨拶なんて気にする繊細な人間でもないのでお気になさらず。相談があるならこれからゆっくり決めていけばいいしな。
不備もないし、何より俺がこれから君の事知りたいって思ったのでこちらこそ是非よろしく。
まァ、深く知っていく内に性格とかイメージが変わるのなんてざらにある事だし、俺も変わらないなんて言い切れないからお互い様って事で。
あー、じゃあ早速なんだけど質問とかある?
ルールとかも話して決めていけばいいかと思って指定もしてないからその事でも、勿論それ以外でもお気軽にどうぞ。
いや、こっちこそ返事遅くなったし、亀レス多くなると思うから気にするな。
お前が寛容なやつで助かった。背後がへこへこしながら喜んでるよ。
で、早速質問なんだけど、俺たちって高校のころは学年が同じってだけで顔合わせはしてない設定ってことでいいのか?それか少しは話したことある設定にするか…。
お前、名前が変わってるから、それに関しては印象深いなって思ったけどな。
あと苦手な設定があれば教えて欲しい。俺は大概なんでも大丈夫だ。
たださっきも言ったが返事が遅くなることもあるから、その時は勘弁な。
そっちも何か希望があれば言ってくれ。
二度目になるけど待つのは得意でね。レス速度に関していえば1ヶ月程度なら余裕で待つから。ただ、2ヶ月以上空ける時は一声貰えると嬉しい。
こちらのイメージとしては何度か話した事がある程度。俺は目を惹かれたから覚えてる。名前が珍しいって言ってくれるなら君は名前だけでも覚えていてくれると嬉しい。
今ぱっと思いつくような苦手な設定も希望も現時点ではないな。ただ、物語が進んでいくにつれてその後の展開とかの相談はしていきたいと思っているからその辺だけお願いしたい。
‥多分、伝えときたい事はこれくらい。
他に気になる所とか、不備がなければ職員室に来た君に気付く所から返事返すわ。
了解。なにかあれば声かける。俺も待つのは苦じゃないから気が合いそうだな。
じゃあ、設定は何度か話したことがあって、俺は名前と顔をうっすら覚えてるってことで。
勿論、相談はいつでも良い。俺も追加したい設定とか詳細の説明あったら言わせて貰うな。
そこはお互い気軽にいこう。
今のところ気になる所も、不備もないかな。ロル、よろしく頼む。
お前との再会、楽しみにしてるよ。
__はァ?俺が新しい先生の手伝い?
( そそくさと職員室に退散しては自分の席につき一息、後で自販機にでも寄ってコーヒーでも買おうかと目論んでいれば隣の同僚から軽い労りの言葉。普段は大して気を使ってくる人間でもない為何を考えているのかと眉を顰めながら疑問口にすれば返ってきたのは初めて聞く話。“お前、新しい先生の手伝いしなきゃなんないんだろ?”思わず柄悪く声上げたも肩を叩きながら返してくるのはにやにやとした笑みのみ。どうやら連絡が上手くいっていなかっただけで決定している事らしい。溜息飲み込み眉間を抑えた所でがらりとあいた職員室の扉から顔を覗かせた先輩が呼ぶのは己の名前、同僚の肩を叩き返した後そちらへと足を向かわせれば先輩教諭の影に隠れて上手く見えない相手へと会釈と共に簡単な自己紹介口にして。 )
どうも初めまして。国語と書道担当の平井榛名です。
初めまして。生物と化学を担当する、岩波雅史です。平井先生にはご指導頂けると伺いました。よろしくお願いします。
(職員室の手前、これから自分の補助を担う教員を紹介すると言われ相槌を打っては、扉が開かれ早々にそれらしき人物の名前が呼ばれて。いったいどんな奴がくるのだろうかとその気配が近付いてくるのを感じながらやや姿勢を正すと、先輩教諭の一歩後ろを保ちつつ相手へと視線を向け。簡素ながら礼儀正しさを感じる佇まい。そして耳に心地よい声から発せられる聞き覚えのある名前。_ふと記憶の奥底から一人の青年の顔が浮かぶが靄が掛かったようにぼんやりとしていてはっきりとはしない。ただ、確かに“はるな”という名前には覚えがあり。それでも初対面の人間にいきなりそれを聞く図太さはなく、相手からこちらが見えるよう少し横にずれると同じように小さく頭を下げ特に可愛げもなく淡々と義務的な挨拶を返して。
それを見届けた教諭。自分に手続きのプリントを渡すと『あとは平井君に聞いてね。』と去って行き、職員室の入口前に二人取り残されれば今度はしっかりと相手に向き、さてどこで見ただろうかと。喉元まで出かけて出てこない記憶にもやもやしながらも、あくまでそれには触れず何を喋ろうか少し戸惑うように視線を流し口を開いて。)
えっと…俺のデスクどこか分かりますか?
( 若い子というのは不思議な力でも持っているのだろうか。そういった不確かな物は一ミリも信じていない筈なのにそんな言葉すら頭に浮かび。目の前にいるのは高校時代の同級生、綺麗な横顔のあいつ。出来過ぎたタイミングに思わず笑い声が零れてしまって。自分とは対象に至極落ち着いた態度に自分の事を覚えていないのを悟る。勿論、数度会話した事がある適度なのだからそれが当たり前で特に変わった反応と言うわけでもない。寧ろすぐに思い出せた此方の方がおかしいのだし、これから同じ職場で働く上でいきなり笑い始めた変な人という位置付けされるのは困る、と質問に答える前に口を開いて。 )
すまんね、急に笑って。まさかこんな所で級友に出会うと思ってなかったもんで。
__‥高校、一緒だったんだが覚えてないよな?
(突如笑いを零す相手に何か不味い言動をしただろうかと眉が潜まりそうになるのを堪えるが、次ぐ相手からの問いかけは自分の靄を晴らすもの。不明瞭だった記憶が色づき始め浮かび上がってくる青春時代の情景。_教室内、相手に好意を寄せる女子たちが相手の名前を呼んでいて__、
…はるちゃん。_あ、いや。はるな…どこかで聞いたことがあると思ったんだ。
悪い、気が付かなかった。記憶力いいんだな、平井は。
(思わず浮上した記憶のままを口に出してしまい慌てて訂正しては、つっかえていたものが無くなりどこかすっきりしたような声色で言い、級友と分かったからか自分でも気付かないうちに先程より少し硬さの抜けた表情で相手を見て。その時、先程の先輩教諭がまた近付いて来ては『これからコイツの歓迎会兼ねて急遽飲みに行くことになったから、予定なければ平井も来いよ。』と言葉を投げかけ早々に学校を出る準備を始めていて。いや、聞いてないしと心の中で毒づくが歓迎会の名目ならば行かないわけにも行かないかと短く息を吐き。そしてどうせなら折角会えた級友ともう少し偶然の再会に浸りたいと硬い表情はそのままにやや期待を込めて相手を見て。)
お前は行けそうか?
まァた随分と懐かしい呼び名だな。‥10年振り、__あ、スケジュール見てみます。
( __女の子みたいだね、そんなお決まりの台詞と共にからかいの意を込めて呼ばれていたあだ名。もう聞くこともないだろうと思っていたそれに目を細めたものの胸の奥からじんわりと湧いてきたのは、本当に高校時代の級友だという実感がもたらす喜び。懐かしさだとかに思わず声が弾みそうになるも先輩の声に言葉一時中断、慌てて緩みきっていたであろう頬に力を込めた後当たり障りない返事を返して。歓迎会と名の付くものに当事者である眼の前の男は参加せざるを得ないのだろう、僅かな同情を込めた視線を隣へと移せば何やら期待をのぞかせた瞳とかち合って。どくり、と一度跳ねた心臓。一瞬で収まるそれだが懐かしくすらも感じられるほど久しく忘れていた感覚、淡い想い出から次から次へと思い浮かびそうになるもそんな柔らかな記憶に浸る間もなく頭の中を埋めてゆくのは現実的な机の上の仕事の事。考えが緩み切る前にと一度頭を振ってからゆっくり口を開いて。 )
‥まァ、今からすりゃあ仕事も済むだろうしな。折角の再会だしお邪魔しようかね。
_良かった。…実はこういう飲みの席は苦手でさ。忘れてて言うのも何だが知り合いが居てくれると助かる。__それにしても10年か、早いよな。
(色好い返事に安堵から息吐くように一言、次いで先輩が職員室に残る教師たちに飲み会の声がけをするのを目で追いつつ最後に相手を見て微かに苦笑を零しては、少しの間をおいてなにげなく視線を遠くに移す。そして先程相手が言いかけで終わった年月の重さを噛みしめるような、それでいて特に会話の続きを求めるわけではないしみじみとした声色で呟いて。_10年。相手はどんな時を経てきたのか…。他人にさほど興味を抱かない自分がこうも気にするのはやはり偶然の再会のせいか、はたまた淡い記憶よりも大人びた相手が見せる柔らかな表情が落ち着くからか…_、頭の中に浮かぶ問いかけも酒の席でなら気軽に聞けるだろうかなんて考えたところで、思いの外自分の世界に入り込んで黙りこくっていたことに気づいてはゆっくりと相手に視線を戻して。
あ…そうだ。その、俺ここに越してきたばかりで店の場所分からないから、迷惑じゃなきゃ案内してくれないか?仕事、手伝えることあれば手伝うから。
(級友とは言え少々図々しい申し出かと控えめに問いかけつつ、相手のデスクを探すように視線を彷徨わせ。)
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