ガングロとシャララの部屋【非募】

あ？なんだよ、聞いて欲しいことって
(相手に聞いて欲しいことがあると言われると止まり、相手のとこへ行き、「よくわかんねーけど、んな寂しそうな目すんじゃねーよ」と言いながら相手を抱きしめて、優しく頭を撫でながらも、気持ちわりぃことってなんだ？と考えて)

……俺、青峰っちのことが好きッス
(話があるといって相手を引き留めたのは自分なのに言葉が出てこない。好きだと伝えたら相手は軽蔑の眼差しで俺のことを見るだろう、もう二度と笑顔をみせてくれることはないかもしれない。そう思うと怖くて堪らなくなる。それでも伝えなきゃいけないと思うから俯いて相手の顔を見ないようにして精一杯の勇気をふりしぼって告白をする。告白することがこんなにも勇気のいることだなんて思わなかった、今まで何度か告白をしてきてくれた女子はこんな気持ちだったと思うと尊敬する。「やっぱ気持ち悪いッスよね？ごめん、これからは話しかけたりしないから」と呟き)

…は？今なんつった？
(好き？俺を？と頭の中でぐるぐると考え、「…黄瀬、気持ち悪くなんかねーよ、だって俺も好きだし」ニッと嬉しそうに笑って)

本当に？でも、青峰っちの好きは恋愛としてじゃなくて友達としてってことでしょ？
(相手の言葉を信じることができずにポカンと口を開けて呆けてから勘違いしたらダメだと首を横に振って確認するように相手の表情を窺い。もし相手の好きが自分と同じで恋愛としての好きなら、どれだけ幸せだろうか…。きっとこの先目の前にいる相手以上に好きになれる人は現れないだろう、それくらい大好きな人。「俺は恋愛感情として青峰っちのことが」と抱きしめてくれる相手の背中に腕をまわすなんてことはせずにいつでも逃げることができるように、相手の前から姿を消すことができるようにし)

これでも信じねーか？
(上記を言うと軽くキスし、「まだ信じれねーか？」と聞き、こいつまだ勘違いしてやがる…、と考えて。わざとわかんねーっつったらどうしようか、と考えて)

……ばっ、馬鹿じゃないんスか!?ここどこだと思って
(相手の言葉を信じられずにいると突然軽くキスをされて顔が真っ赤に染まっていくのが分かる。こんなことをされて気づかないほど鈍感ではない。っていうか今いる場所は先程いた場所よりも人は多くて周りからの視線を嫌でも感じてしまうため、相手の手を掴んで人気のない場所まで連れていくことにする。こんなことになるなら人がいる場所で告白なんてするんじゃなかった。そう少し後悔をするが、そんな後悔よりも気持ちが同じだということが嬉しくて。でも、何て返事をすればいいのか分からないくらい自分ばかりが照れているのは何となく悔しくかんじてワザと「分からない。誰にだってこんなことするんスか？」なんて意地の悪いことを言ってみたりして)

あ？学校でお前のファンとか言うあいつに連絡先教えていいのか？
(相手が意地の悪いことを言うと、いつもの悪戯を楽しむ子供のように笑って言い、「お前は俺が他の奴とキスしてもいいと思ってんのか？例えばテツとか、良とかよ」と、半ば呆れたように言い)

…何でそうなるんスか。青峰っちは俺が女の子とメールとかしてもなんとも思わないんスね？
(少し拗ねたようにそっぽを向いて愛想なく言うも、相手がなんとも思わないのだとしたら別に教えたところで感じが悪いかもしれないけど返信をするなんてことはないため上記を述べ。相手が他の人とキスするなんて考えただけでも嫌なのに素直に嫌だなんていうのは独占欲が強いとか思われたりしないだろうか、と「別にしてもいいッスけど、したら青峰っちとは付き合わないッスからね」と遠回しで嫌だということを伝え)

なんとも思わねーわけねーだろ？
まぁそのファンの奴に教えたら色々厄介なことになりそうだな
(ファンの子に相手の連絡先を教えた先を軽く想像すると、上記を呟き。相手が遠まわしに嫌だということが伝えると、「何、お前今日やけにツンツンしてんな。やっぱあの女子に嫉妬でもしたか？」とニヤニヤと笑いながら聞いて)

そうッスよ、青峰っちの言う通りあの女の子に嫉妬したッス
(ニヤニヤと笑いながら言う相手に素直になるのは何となくだけど悔しく感じられるも相手の言うことは間違っておらず、相手と一緒にいた女の子が自分のファンだということを知っても嫉妬している自分がいて気づかぬうちにツンツンとした態度になってしまう。こんな態度をとって嫌われたらどうしようと思って「こんな俺は嫌ッスか？」と首を傾げて問いかけ。)

お前どんだけ可愛いんだよ
(嫉妬してツンツンとした態度になってしまっている相手を可愛いと言い。「嫌なわけねーだろ、つーか俺だけじゃね？お前のツンツンしたとこ見たのって」と嬉しそうに笑いながら言い、自分は相手のことを、有り得ないくらい好きなんだ、と思ってしまい)

別に可愛くないッスよ
(相手に可愛いと言われると照れくさくて相手のことを見ることができず俯いてボソッと呟き。「青峰っちに関すること以外でこんなにも嫉妬なんてすることないから多分そうッスね」と言い、このまま帰るのも何となく名残惜しく感じられて寂しそうに眉を下げては相手の服の裾を掴み)

俺からすりゃ可愛いんだよ
(優しく頭を撫でながら言い。「いいもんだな、お前にツンツンされんのも」と嬉しそうに笑いながら言い、服の裾を掴まれると、「どうしたよ、んな寂しそうにして…もしかして帰りたくねーのか？」とからかうように笑いながら聞いて)

青峰っちの目が悪いんじゃないんスか
(確実に赤く染まっているだろう顔を隠すように両手で覆い。服の裾を掴んだまま「なかなか会うことはできないから、もう少しだけ一緒にいたいんスけど迷惑ッスか？」と)

ひっでーな…
(苦笑しながら言い。「迷惑じゃねーよ、それに俺ももう少し一緒にいてーしな。なんなら泊まってくか？」とニッと楽しそうに笑いながら聞いて)

明日も部活が朝からあるから泊まっていくのは無理ッスけど、もう少し一緒にいられるのは嬉しいッス
(休日だけど部活はあって、少しでも遅刻なんてしたら笠松先輩にシバかれてしまうのは目に見えて分かる。そのことを考えると相手の誘いは嬉しいけど申し訳なく断り。また何か機会があった時には一晩一緒に過ごすことができたら嬉しいなと思い)

そうか、終電までまだまだ余裕で時間あるな
俺ん家でも来るか？
(一瞬寂しそうにするが、ポケットから携帯取り出して時間確認し、相手に自分の家に来ないか誘い「部屋、お前の出てる雑誌とかマイちゃんの写真集とかできたねーけどな」と言い、

(すみません、名前間違ってました)

いいんスか？
(相手の家に行くことができるのは凄く嬉しくて瞳を輝かせて相手を見つめ。｢マイちゃんの写真集は想像ができるッスけど俺のもあるんスか!?｣と目をパチパチとさせて驚き)

(/私もたまにしてしまうことがありますし気にしなくて大丈夫ですよ！)

いいに決まってんだろ
(相手の頭を優しくぽんぽん、とすると、歩き始めて。「仕方ねーだろ、お前のこと好きなんだし」と少し頬を赤らめながら、少し拗ねたように言い)

(ほんとですか？ありがとうございます！)