匿名。 2016-05-22 05:05:27 |
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(/友情となると仲は良好だけど、気兼ねなく何でも言い合う事が出来てその度に喧嘩(あとに仲直り)する感じが良いなぁ…と考えています)
(初夏と呼ばれる時期に差し掛かり、日差しも暖かなものから鋭いものに変わりはじめたにも関わらずに汗を流しながら無邪気に走り回る短刀達を横目に障子を開け放ち、風が通るようにして部屋の隅に背筋を伸ばし正座をして机の上に並べられた書類の山ひとつひとつに目を通していて眉を顰めながらポツリと独り言をつぶやいて)
―この経費は何だ?数が合わんな、また鶴丸の仕業か…?
(/このようなもので大丈夫でしょうか?初回ということもあり少し長くなりましたが…)
(本日は出陣や内番、遠征などの予定は一切無く本丸の庭先で短刀達に混じって隠れん坊が行われるそうで、じゃん拳をして今回の鬼は薬研に決まり。鬼が数字を数えている間に各自何処か物陰に隠れるためその場から散ってゆき、一番見付かりにくく且つ逆に驚きを提供出来るな場所を探索するように頭の後ろで手を組んで本丸内の廊下を歩いていれば、開け放たれた部屋が視界に収めて遠慮せずに中へと入り襖を閉めて)
長谷部、少しの間だけ隠れさせてくれないかい?短刀達と隠れん坊をしていてな。隠れる場所を探していたんだ。
(/大丈夫ですよ、此方も無駄に長くなってしまったので…)
は?今は執務中だぞ、するならどこか他の場所にしろ。それにお前ごとき太刀が短刀共に勝てるわけがないだろう
(不意に部屋へと入ってきた相手は今日非番である鶴丸の姿で、眉を顰めため息を吐くとそう言って)
それは分かってるさ。だからきみの邪魔をしないよう静かに隠れるつもりだ。…だめか?
(山積みの書類がどっさりと机の上に大量に置かれている事は見れば分かり、だが今更別の場所へと移ったところで相手は短刀ゆえすぐ見付かる為に顔前で両手を合わせてお願いするも、緩く首を傾げて様子を窺い)
お前の“静かにする”というのは信用出来んな。しかし短刀と遊んでやっているということを配慮して許可してやる。…が、騒いだらこの仕事を手伝ってもらうぞ
(昔からの縁もあり彼のことを信用していないという訳では無いが彼の酔狂な姿にまだ慣れないところもあり、しかしそれは性格の違いなのだろうと周りに言われるもの未だに納得できていないようでじとりとした目線を送るものの今回は特別に許してやることにしたようで)
おいおい、俺は“静かにできる”ぞ!…嗚呼、分かった。ありがとな長谷部。
(普段の日頃の行いが悪いせいもあり、あまり己の信用が無いなと心中で苦笑を零しつつ若干むっとした表情を見せ、腰に手を充てて静かにすると言うが精々一分も持たず。あの大量の仕事を手伝うのは正直遠慮したいので、何とか努力はしようと特別に許可を貰えば微笑みと共に例を言い)
全く…
(本当に静かにできるのか?と半信半疑に疑いの目を向けていたものの諦めたようで先程と同様に書類に目を通し始めて。暫くして半分ほど終えたものに必要な印や書き足していき)
(再び書類に目を通し始めたので適当な位置に腰を下ろし、今頃鬼である薬研が皆を捜して色んな部屋を見回っているだろうと思い。“静かにする”と宣言してから暫くすれば、矢張り己の性格上ただじっとしている事は退屈であり性に合わず不意に相手の背後に近付くとおもむろに肩を叩いていき)
――なあなあ、長谷部。
…何だ
(肩を叩かれやはりこいつにはじっとしていることは無理なのだろうと諦めの意味を込めた溜息をついて書類に目を通していたのをやめると振り向いて)
っはは、引っかかったな!
(此方に振り向いた瞬間、食指で彼の頬をぷすっとつつき。見事に引っかかった様子を見ればケラケラと笑っていて)
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