【松】パラレルワールドの俺達はみんな亡霊だった。【ホラー/戦闘】

【松】パラレルワールドの俺達はみんな亡霊だった。【ホラー/戦闘】

松野カラ松  2016-05-21 12:42:22 
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強めのホラー/タヒ有。
*東郷さんネタ有。
*ドッペル?有り。



――パラレルワールドって知っているダスか?


デカパン博士のラボに、巨大なポットが六つ置かれていた。


――パラレルワールドっていうのはいわば違う生き方を選択した世界ダス。そんな自分を見てみたいとは思わないダスか?
このポットは脳内記憶からイフのデータを取り上げ、その世界を構成するマシンダス。世界にある家も町も人もさらには感覚まで現実そのものに味わえるんダス。そんな人生も見てみたいとは思わないダスか?



……その誘いに乗ってしまったことを後悔することになるとは、俺達は思わなかった。


「すげー!パラレルの世界!?まんま俺たちの町じゃん!ポットでほんとは寝てるだけなんてしんじらんねー!」
「ふっ、アナザールートを選びし自分に会うのも悪くはない…」
「家も普通にうちなんだ……すごいね」
「まあどーせパラレルだろーとなんだろーと変わんないよ、クズはクズ…」
「二人いたらやきうできるね!たーのもー!!」
「野球しにいくんじゃないよ、十四松兄さん。」

「よし、家に入ろうぜ」
「い、いいのかな?自宅とはいえ違う僕らがいるんじゃないの?」
「でも入んないと会えないし行くとこないよ?」
「そゆことそゆこと!んじゃおっじゃましまーす!………あり?」
「どしたのおそ松兄さん?」
「……なんか、ちがくね?電話もないし……」
「……殺風景だよね」
「人気がないな」
「…引っ越したとか?」
「だったらここに飛ばされた意味がわかんねぇだろ、…戸はあきっぱだったんだけどなー。おーい、誰か―!」
「手分けして見てみようか」
「…どの部屋も家具ひとつないよー?」
「まっさか。きっと寝室でシコ松がシコ松ってるにちがいない」
「どういうことだ長男コラァ!」
「てなわけでちょろちゃんおじゃましま…………、………………え、」
「……いやなにドンびいてんの?僕もさすがにパラレルでまでそれは」
「おそ松…?どうした、口に手なんて当てて」
「………ッ…あ、…あ……!!?…う、……嘘だ、ろ……嘘だ……!」
「!おそ松!?」
「兄さん!?どうしたの!?」
「あ……俺、…俺……!あ、う、ああああああ!!!」
「にーさん!!」
「…どいて、過呼吸起こしてる。袋とかない…ねえ、大丈夫?」
「…ちょ、おそ松兄さ………、………え?……なに、あれ……」
「……チョロ松。ここは…寝室……だよな?」
「……うん……でも、……なにあの、壁の、おふだの数…」
「ち、……血も、見える……よ?」
「……俺が見てくる、皆はここに居るんだ。」


寝室…のはずの場所に辺り一面張られた札の山は神社で見るようなそれだった。…あまり見る習慣なんてないけれど、わかる。これは、――真夏にやるふざけたような心霊特番で見るような…。
しかも壁には文字がある。…おそ松はこれを見て絶叫したに違いない、……パラレルのおそ松の物だろうな。
だって、これはあいつにしか書けない。


「クソ松」
「一松、…待ってろと…、あまり見ない方が」
「別にいい。…それよりこれ。」
「…ああ。」
「…間違いなく、この世界の俺達は殺されてる。」
「……全員が殺されているかどうかは定かではないが、…全員死んでいる」
「……母さんたちは?」
「さあ……」
「……、……これ」
「…たぶん血…だろうな。染みきってしまってるのか消えそうにない」
「不自然じゃない?」
「……え?」
「…いくら血でもこれ壁だろ?土壁ならまだしも木製だし…ここでなんかあったにせよ札まで貼るくらいなんだからきれいに落とさない…?」
「……さすがに落ちるよな」
「……早く帰った方がいいかもわかんねーぞ、ここ。いろいろおかしいし。……そもそもおそ松兄さんが今マズイ」
「ああ……」


ちらりと目にする壁の赤文字。…そのそばにかけられている白黒の六つの顔写真。


「…可愛そうな目にあったんだな…」
「……これ、書けるのおそ松兄さんだけだよな?」
「………。」
「…俺はよく知らねぇけど……寝てるときうなされて名前何回か聞いてるんだよね」
「……」
「お前はなにかしってんの」
「…察してくれ」
「……わかった、とりあえず帰………!」
「……!おそ松……?おまえ、さっき、チョロ松たちのとこに…大丈夫なのか?」
「え?全然?大丈夫にきまってんじゃーん!俺天下のお兄様よ?あっ、そーだよカラ松ぅ!せっかくだから遊びに行かねぇ?俺今わくわくしててさあ」
「え、…お、おそ松?」
「……クソ松、だめ」
「え?」
「……おそ松兄さんじゃないよ、こいつ」
「いや〜、まいったまいった!まっさか……兄弟一人一人皆が皆災難にあって俺ひとりぼっちになるなんてさあ。もーさみしくてさみしくて仕方ないよねー。そんなときにこんな昔の知り合いに殺されちゃって?この世の終わりかと思ったー!」
「え、…え、」
「…………」
「でもそんなときにプログラムとしてでもよみがえっちまうなんてすっごいよねぇ、俺今生きてる?亡霊?まどーでもいーけど!やり直すチャンスってわけで!…てなわけでカラ松、一松。悪いんだけど〜。」


金かしてくんない?


……なんて、いつものようにはにかむあいつはいなかった。



その体、くれない?



全身の産毛がぞわりとした。恐怖だ。思わずおそ松のような誰かから離れようとした直後だ。首がひやりとした。

「エスケープか?男らしくないぜ、別世界の俺」
「……!!な……」
「っ離せ!!!やめろぉ!!!触んな…!」
「!一松!!」

背後から一松のうなじを掴む人物にぞわりとする。
見覚えなんてもんじゃない!!!

一松!!



「ひひ、…よわっちい。体も生きることも兄弟も家族もみんな揃って甘く生きてる幸福者が。こんまま絞められて逝っちゃう?」
「…っ、かは…!ぁ、…っ!!はな、せ…っ!!…っごほっ!」
「っ…一松……!!一松っっっ!!!!!離せっ!!!」

容赦なんかない。
目の前で首を絞められている弟がいて容赦なんかできっこない。
首に刃物を突きつけるもう一人の自分の腹部を蹴りあげてからもう一人の一松に飛びかかった。

「この…っ!!!」
「うわああああ!!!おそ松兄さん!おそ松兄さん!!」
「トッティ前出ちゃ危ないよ!!ぼ、ぼくが!」
「離れてろお前らは!!…っ、おそ松兄さん立てる!?」
「っ…のやろ……、…ぶっ潰す……!」

他の兄弟たちの悲鳴。
もう一人の一松に拳を振りかぶろうとしたとこで我に帰った。
「一松走れるか、逃げるぞ!!」

咄嗟に一松の腕を引いて廊下へ走り出る。
……チョロ松。十四松。トド松。
ゆらりとした動きを漏らしながら、俺の兄弟を襲っていた。


「逃げるぞ!向こうにも三人いる!」
「無理だよカラ松にーさん、おそ松兄さん怪我して走れないもん!!」
「俺がおぶる!」
「いいからさっさと逃げろ頭カラッポ次男!」
「いいからさっさとおぶられろパチンカス長男!」
「そうだよクズ松兄さん!ゴリラ松兄さんは力しか取り柄ないんだから!」
「「トッティやめて!!」」
「いいから行くよクソ二人……っつーかこれプログラムだろ、切れねぇの?」
「デカパン博士が異常に気がつかないかぎり無理だよ、寝てる感覚すらないんだから!」
「そういうこと」
「!!おそまつ…っ」
「いやだーれがおそ松!?俺のがかっこいいから!つえーから!」
「はぁああ!?ふざけんなし俺のがかっこいいから!カリスマだから!」
「人の背中と目前で喚かないでくれないか!!」
「あはははは、カラ松にーさんさんどいっち!」
「いってる場合か!!」

「…俺達はただの亡霊じゃなく、おまえたちの頭を直接ドッキングしてる機械のプログラムだ」
「つまり、」
「……どこからでも神出鬼没に出てこれるし…」
「マジ自由自在!」
「で、ついでに生きてるみんなの頭を乗っ取っちゃって生き返っちゃおうってわけかな」

「そ、そんなことできるわけないじゃん!そんなかわいい王子様みたいな顔でなにいってんのさ!」
「自画自賛やめてトッティ」
「つーかのっとるってどーやんの?どーやんの?」
「あんね!そっちのにーさんとトッティを倒して頭のなかの記憶媒体におれたちをセーブすんの!」
「プログラムかつ亡霊ってわけ…ひひ」
「鬼ごっこだね、みんな!」


捕まったら大変だよ。



「っ、逃げろ!!!!」
「おいどうすんのこれ、全員戻れるの!?」
「チョロ松あいつらハリセンとかで倒せないの?」
「それ違うゲーム!無理だから!メタイからやめておそ松兄さん!」
「あの、あんね!身を隠した方がいいと思いマッスル!!」
「十四松兄さんの言う通りかも、デカパン博士もなかなか異変に気付かないよ。別れて退散した方がいいかもしれないよ」
「だがおそ松が」
「俺もそろそろ動ける、だいじょぶ大丈夫」
「……もし誰か死んだらどうする?」
「……そん時ゃそいつはもう俺の弟じゃねぇ」
「俺の兄貴でもない」
「……殺してくれる?」
「バカ言うな、そうさせない」
「そうだよ一松、絶対誰も死なない」
「……いい?全力で逃げるんだよ、危ないから…」
「わかってる」
「…亡霊とはいえあいつらにはさわれる、いざとなったら身を守れる工夫もしておいた方がいいかもわからん」
「とりあえず」
「デカパン博士が異常に気付くまで生き延びんぞ!!」



しばしおまちを。







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  • No.21 by 松野カラ松  2016-05-22 12:35:48 





>トドマツ


……!トド松?どこだ…いた!…おい、大丈夫かトド松、怪我でもしたのか?無事で良かった、トド松…(鉄パイプで襲い掛かってくる不気味なゾンビ達に応戦しながら辺りを見渡すと耳に入ったいたい、という声に自分の六男のものだと勘違いしたらしくきょろきょろと回りを見渡してその主を探せば鎌をしまっていたのもあってか相手の後ろ姿を見つけるなり一目散に近づいて駆け寄ると大丈夫かと肩に手を起きながら相手の無事を確認しようと覗き込まんとして)



  • No.22 by トドマツ  2016-05-22 12:45:14 


>カラ松兄さん

...あ、カラ松兄さん?大丈夫だよ、カラ松兄さんこそ大丈夫なの?結構息だって上がっちゃってるし。
(まさか本当に来てくれるとは思ってもいなかったのか声がしてびっくりしつつ後ろ振り向いてにへら、と力なく笑うと確かに怪我をしているものの面倒見がいい彼に見付かっては何があったのか、と必ず聞くであろう。だからさっと背中に怪我をしていた方の腕を隠し、今彼が何をしていたのか、と考えてはどうせゾンビと戦っていたのだろう、と。)

  • No.23 by 松野カラ松  2016-05-22 12:53:43 




>トドマツ


いや、俺は問題ない…ふっ。ノープランさ。それよりここにずっと留まっていると危険だ、いつこっちの俺達に見付かるか解らん。手当てしてやるから隠れよう。(相手の反応からも完全に自分側の可愛い六男だと思い込んだらしく、安全なところに身を移して手当てをしてやってから…あまり戦い慣れしてないだろうし暫くは行動を共にして守ってやるべきだろうかと思考巡らせてはとりあえずこの場からは離れた方が良いだろうともう大丈夫だと笑み浮かべながら相手の手を取って)



  • No.24 by トドマツ  2016-05-22 13:04:47 



>カラ松兄さん


ほんとカラ松兄さんは人がよすぎるんだよ。確かにそうだよね!...だーかーら、大丈夫だって、何時までも子供じゃ無いんだし(絶対にパラレルの兄弟だと思っていない言動に狙っているターゲットでありながらもはぁ、と溜め息をつきたくなるような人のよさに馬鹿だなぁ、と感じつつも今は本当の兄弟を演じようとにやり、と笑みを浮かべわざと明るく振る舞い手を取られてはそれに逆らいもせず。)

  • No.25 by ジュウシマツ  2016-05-22 13:10:48 

>カラ松兄さん
…?…あ、これがいやなんだね!
(まだ何もしていないのになぜ逃げようというそぶりを見せるのかわからずきょとんとすれば、自分のひきづっているバットを見て慌ててそこらへんに捨て「怖くないよー!」などと言えば手をパタパタとさせて相手に近づき

>トドマツ
トッティー!あ、大丈夫!?
(遠くで相手を見つけると急いで走って近づき嬉しそうにすれば相手がけがをしていることに気が付き慌てて心配そうにすると「ばんそうこう!つけてあげる!」とポケットから絆創膏を取り出して

  • No.26 by 匿名さん  2016-05-22 13:11:07 


*現実六つ子*
伽羅:松野一松

武器:どちらかというと武器(バット)で振り回されてた側なので上手く使えず猫松になって逃げるのみ。使わざるをえない場合、武器はその場で調達派。

備考:敵は敵と割り切っているがこの状況が死ぬほど怖い。恐怖心に殺されるかパラレル世界の兄弟にやられるかでキリキリしながら実はちょっと逃げることだけは楽しんでるM松。パラレルの自分ならワンチャンあると思っているがジュウシマツに出会ったら終わりかなと早々に人生諦め気味。


((/No.18の匿名です。このシリアスないい雰囲気をぶち壊しそうなpf投下します…。可愛らしい・かっこいい一松でなく、たぶんこいつは芸人魂のあるたくましい方のノーマル四男ですがよろしくお願いします。不備等ございましたらなんなりと…))

  • No.27 by 松野カラ松  2016-05-22 13:40:17 





>トドマツ


?大事なブラザーの危機とあれば心配になるのは普通じゃないか。いや、だが…いつまでも俺の弟ではあるじゃないか。安心しろ、しっかり俺が護ってやるぜブラザー?(何を当然なことを、とばかりに心配していたんだぞと付け加えてはさすがに弟とはいえ大人の相手にお節介が過ぎてしまっただろうか、とはっとしつつもいやいや今はこんな状況だ、全力をかけて弟を守るのは兄としての当たり前のつとめではないか。なんて全く相手を別の六男であるとも疑おうともせぬままそう考えては背後からまさか自分一人だけを狙っているとも気が付かずに追ってくるゾンビ達に気が付くと手を引いたまま走り出そうとして)…トッティ、後ろから来てる!逃げるぞ。



>ジュウシマツ

いやそういう問題じゃない!パラレルリトルブラザー!?(バットを投げ捨てる様子に何故!?と驚きつつもそれでもなお追いかけてくる相手に意図も読みきれなければ、邂逅を果たしたときの事も記憶に新しすぎるために身を守ろうと働く思考しか動くわけもなく距離を取ろうと駆けるのだが近づいてくる相手が本気で自分を追ってきたらそもそも逃げ切れるだろうか。と気がついては恐る恐る相手へと立ち向かう形で振り替えるとぎゅっとパイプ握り締め)…っ、い、いったいなんのつもりなんだ…?




>一松

(/プロフィール投下ありがとうございます!いえいえノーマル四男のなんと可愛らしいこと…!しかと受理させていただきましたので絡みの投下をお願い致します!)

  • No.28 by ジュウシマツ  2016-05-22 13:55:11 

>カラ松兄さん
だって、僕は僕の体がほしいんだもん、カラ松兄さんの体はカラマツ兄さんのだから!それに僕はそっちの僕たちの話を聞きたいんだ
(敵意などまったくなくにこにことした顔で相手の前まで歩けば自分の目的を言い、自分たちの暗い世界ではなく相手の世界のことがずっと気になっており、目をキラキラさせながら首を傾げ

  • No.29 by トドマツ  2016-05-22 16:41:23 


>ジュウシマツ兄さん

あ、やっほー。ジュウシマツ松兄さん...大丈夫だよ!
(遠くからだろうか何時も通り騒がしい兄さんの声を聞くとなんだか気持ちも軽くなってきたのか笑顔で振り向いて小さく手を振り。先程鎌で傷付けた手に絆創膏を着けてくれると言うので「じゃあお願い!」と手を差し出し)


>カラ松兄さん

あはは、大事なブラザーね。確かに大事なブラザーかもしれないけどそろそろ自分自身も守った方がいいんじゃないの~?何時僕たちが襲ってくるのかわからない訳だし(大事な、と聞いてはますます現実の自分にドッキングしよう、という気持ちも高まり。と同時にいつ相手に手を出そうか、と考えていて後ろからそっと心の中を覗き全く疑っていないのを再度確認してはにやり、と頬が緩むのを押さえる事が出来ず手を引かれていない方の手で口許を覆い。そろそろいい頃合いだと見極めたのかぱっ、と手を振り払い鎌を出し。)...ごめんね、カラ松兄さん...僕違うんだ。

  • No.30 by 松野一松  2016-05-22 17:19:50 


>トピ主様
((/ありがとうございます。戦闘スキルが並な一松ですがよろしくお願いします。/蹴可))


>ALL

う、っ…はぁ、はっ……あ゙ー……家の外もこれとか聞いてない…
(自分に襲い掛かってきた最後の一体を倒した後振り返ると自分の足元以外はなにもなく、パラレルの兄弟たちだけでなくゾンビのような者達からも逃げきれたと脱力。手元にある割れた瓶に目を向けられず、ガシャンと音を立てて壊れるくらいに強く地面にたたきつければだるい体を引きずって現実の世界でも行き慣れた路地裏へ向かう。さらに奥へと足を進めて壁に寄りかかり、息を吸うだけでも痛む喉に手を当てながら肩を上下させて何度か深呼吸すると外の様子を確認する為に表通りへ歩き出して建物の影から周囲確認)

  • No.31 by ジュウシマツ  2016-05-22 17:44:39 

>トドマツ
ほんと?よかったー
(大丈夫そうな相手にほっとした様子を見せれば大けがじゃなくてよかったと思いながらぺたっと絆創膏を相手のけがに貼り「いたいのとんでけー!」と大声で言い

>一松兄さん
一松にいさーん!
(遠くから相手を見つけると全速力で走っていき後ろからタックルレベルで抱き着きうれしそうにすれば「お元気そうでんなー!」にこにこしながら言い

  • No.32 by 松野カラ松  2016-05-22 20:11:40 





>ジュウシマツ


いやっ、いやいやいや!…十四松の体は十四松のだし、俺の体は俺のだからな?お、俺達の、話って…?(純粋な目で述べられる台詞には一応そう突っ込んでおくとどうする?このままこっちのジュウシマツを放置しておけば十四松側が危険になるわけであって…とはいえ戦って勝てる相手には到底思えない。無茶をするよりなんとか逃げ延びる方が得策だと自分に言い聞かせながらも放たれた言葉があまりにも予想外だったためにすっとんきょうな声を漏らしながらも目をぱちぱちと瞬かせ)



>トドマツ

……え?と、トッティ…、……!?へっ!?えっ、えっ!は、え、え…えぇええ!?マジかよぉお!(相手からの反応にきょとんとした表情をしたままおとなしく耳を向けているもだんだんに単語の一つ一つに顔を青くさせていき、僕たち、と相手がのべた頃にはすっかりしどろもどろとしており見ているだけでも恐ろしくなりそうなほどに巨大な鎌を相手が取り出した所で嫌な予感は的中。それを引き金に恐怖に喚きながら相手にも、相手の後ろからも襲い掛からんと走り寄るゾンビ達にもとっさによく考えることも出来ぬまま手を離しては背を向ける形で全力で走り出して)



>一松


……っ、……寄る、なッ!!……ふう。…しまった、ずいぶん手間取った……すっかり皆の逃げた方向が掴めん……物陰に隠れてたりしないだろうか。(相手が移動してきた方向とは反対側からゾンビに追われながら駆けてくると路地の丁度死角になるところで待ち伏せてから追ってきたそれをパイプなんかより素手に頼った方がやりやすかったのか勢いよく捻りをつけた右腕を振りかぶっては顎を狙ってとりあえず意識を落とすことに成功させると上がった呼吸を整えつつ汗を手で拭うと、おそ松チョロ松もやんちゃもしていたとはいえ心配だし、残りの弟達も戦闘慣れしてるわけでもない。早く見つけて加勢せねばと辺りを見渡しながら路地をあまり響かないように呼びながら探索し出し)…誰かいないのか、助けに来たぞ。



  • No.33 by 匿名さん  2016-05-22 22:36:33 

(/素敵なトピですね!是非とも入らせて頂きたい.....!
現実五男が空いていましたら......ご検討ください!/)

  • No.34 by 匿名さん  2016-05-22 22:45:10 

(/No.33の匿名ですが、現実五男ではなくパラレル四男希望します!すみません.....この時点で合わないと思いましたら言っていただいて結構ですのでご検討ください/)

  • No.35 by パラレル長男希望者  2016-05-22 23:35:23 



*パラレル六つ子

名前/マツノ オソマツ

武器/自身の背丈の半分程ある大鉈。しかし自身の能力の妨げになるので持たずに異空間にしまっている。必要時に取り出せる為結構便利。

能力/容姿の操作
老若男女、兄弟他人親類友人一度見た人なら誰にでもなれる。忘れていたりすると輪郭や指先がぼやけるが、逆にしっかりと覚えていれば意識しておらずともふとした仕草まで似てくる。一番似ているのは三男。

備考/この世で一番憎い東郷の名前が出れば能力使用時でも体にノイズが走りブレる。殺してやる殺してやると息巻いているが奥底では恐怖を感じており名前を聞いただけでも足が震える。

(/パラレル長男での参加よろしいでしょうか…?ご検討の程お願いします!)

  • No.36 by 松野カラ松  2016-05-23 00:08:35 




>匿名さん様

(/返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした、畏まりました!パラレル四男でお待ちしておりますのでプロフィール投下お願い致します!)



>パラレル長男希望者様

(/参加希望、プロフィール投下ありがとうございます!カリスマ登場にわくわくが隠せません…不備ございませんでしたのでしかと受理させていただきましたので絡みの投下をお願い致します!)

  • No.37 by 匿名  2016-05-23 00:20:12 


*現実六つ子*
・松野おそ松

・廃ビルで拾った小型のハンディタイプのスタンガンをパーカーのポケットに所持。

・蹴技を主体としたカウンター攻撃を得意とするオールラウンダー。パラレルワールドに足を踏み入れて早々、墓場まで持って行く予定のトラウマを弟達の前で披露したが、パラレル六つ子達の登場に諸々吹っ切れた様子。切迫した状況下がそうさせるのか、いつになく兄らしい言動が目立つ。はぐれた弟達を探す傍ら、パラレルワールドの自分達に降りかかった災難についても、探りをいれている。

(/現実長男で参加希望です。不備など御座いましたら修正致しますのでお手数ですがご指摘くださいませ…!)

  • No.38 by 松野カラ松  2016-05-23 00:42:43 




>匿名様

(/参加希望とプロフィール投下ありがとうございます!兄らしさ持ったおそ松兄さんマジ兄さん…!不備ございませんでしたのでしかと受理させていただきましたので絡みの投下をお願い致します!)

  • No.39 by オソマツ  2016-05-23 00:53:05 



(/嬉しすぎて早々に絡み文出させてもらいました!これからよろしくお願いしますね!)

>all

…(きょろきょろと辺りを見渡すも現実世界の六人の姿は見えず顎に手を当てる。見つける事は容易いがそれよりもおびき寄せた方が楽だ、と結論付ければ容姿をあどけない少女のものに変え、手を開いては閉じて。しっかりとした記憶はないので指先が霞んでいるがバレないだろう、と適当にまた歩き出し。その内のこのこやってくるかなー、と襲いかかってこないゾンビの横をすり抜け足元の硝子片を踏み潰して。「お母さんお父さんどこ?置いてかないで…おかーさん…」嗚咽混じりに上記述べれば自動的に流れ出る涙もそのままにとぼとぼ足を進め)

  • No.40 by 松野一松  2016-05-23 01:28:42 

>ジュウシマツ

ぐえっ…じゅ、十四松!?
(誰もいないだろうと油断していたのがいけなかったのか、背後から全力疾走で飛びついてくる弟の気配に気づけず潰れた声をあげてタックルを受け豪快に倒れる。敵かと身構える時間を与えずに飛びつくあたり十四松だと思うが確実には判別がつかず溜息をつくも、攻撃を仕掛けてくる気配がないせいなのか普段通りよしよしと犬にするように撫でて)元気も何も…あんさんのおかげで死にかけでんがな


>カラ松

…ひっ…やば。二番目に会いたくねぇ奴来た…
(路地裏奥へ引き返そうとした途端、遠くから聞こえた鈍い音に体が強張る。誰かがこっちに近づいてきているのかもしれないと物陰に隠れて目を凝らせば見えてくる見慣れたシルエットと青い松パーカー、建物に反響して聞こえる聞きなれた二つ上の兄の声と片手にもつ鉄パイプに真っ青な顔。少しずつ短くなる距離にゾッとして、あれが敵の方の次男だったら終わると冷や汗をかいて後ずさると、缶を蹴り上げるベタな失態をして気づかれたかと相手の方を見る)


>オソマツ

…は?餓鬼?…嘘だろ
(ゾンビから逃げ切った後、まわりに気を付けながら歩いていれば少し離れた所から聞こえてきた少女の泣き声にギョッとして。この世界にも人がいたのかと公道に群がっていたゾンビ達を思い出してから首を左右に振って、今の状況からして全力で無視をしたいが見捨てる選択が出来ずに、キョロキョロ周りを見渡してパラレルの兄弟たちがいないことをしっかり確認してから駆け寄り手を差し伸べて)何してんの、こんな所で一人とか殺されたいわけ?…ほら、逃げるよ

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