xxx 2016-05-20 12:45:36 |
通報 |
御久し振りでございます、此処の処立て続けに何かと色々有りましたが漸く片付いた処です!
貴女様とまたこうして巡り会えた事、何より幸せに思ってます!
名前:霧ヶ崎 爛
年齢:18y
性別:♂
職業:侍・裏職人・表向きでは無いが孤児荘副管理人
能力:狼化(姿を狼に変える事が出来る)・眼光(能力を半解放させ睨み付ける事によって相手の動きを一定時間だけ封じる事が出来る)
容姿:銀色の短髪に黒字に金の刺繍が施されたバンダナを後ろで結んでいる・日本にいる際も仕事柄外国との交流が多い為off時以外は殆ど半洋装・外国製の真白いシャツのボタンを第二ボタンまで開け、その上に黒地のベストを着ている(洋装慣れしてないので本人曰くまだ堅苦しく、しかし傷痕が透けてしまう為一人でいる時以外脱がない)・膝下脛程までの厚底のブーツに細身の黒のスラックスをinしている・腰には何故か、子供用の白地に紫の菊の花が描かれた着物を僅かに改造させ、それを横で結んでいる・真白な鞘の刀を一本腰に下げており、両手首には黒のバンドを付けている・両耳に三つずつ穴を空けており右耳のみに揺れる銀の耳輪を三つ下げている
性格:口少なく無愛想な為人付き合いが上手く出来ないが子供達の前でのみ微笑んだりするのだとか・人を信じるという事に不慣れ・外見が良くない上に仕事上女を利用する事も多々あり嫌な噂が絶えないが思い人には依存する程一図・狼故に嗅覚が優れており薬物や強い香などには人より弱く堕ちやすい・無表情で常に嘘も本当の事も言っている為中々本心が見えない・感情こそ出さないが父への恐怖感は変わっておらず偶に思い出しては錯乱する
備考:幼い頃から博打好きの父に金稼ぎの道具とされており母親の事は覚えてない・生まれ持った能力は見世物の道具となり人外や化物として扱われてた・十歳の誕生日、父の取引先で何度か見世物を請け持った長髪の美しい男に逃げろと促され、ボロボロの着物の代わりに白地に紫の菊の花が描かれた着物を渡されそれを纏い村を逃げ出した・その後、その男がどうなったかは知らないが自分は今住んでる此の街に行き着き今は亡き孤児荘の女将に育てられた・早くして亡くなった女将の孤児荘を今は自分が継いでいるが未成年故、女将の娘であり自分の二つ上の女性が表向き管理人となっている為夫婦と勘違いされる事が多いが姉弟の様な物
色々組み込んでしまった為ごちゃごちゃして申し訳ない限りです;
中世日本の知識が浅く、殆ど想像交じりになってしまってはいますが…。
「此処はこうしたい」等ありましたらばんばん仰って下さいませ!
名前:露草 菊
年齢:22
性別:男
職業:表/ 寺子屋の教師の一人・裏/ 密売人
能力:記憶操作(相手の記憶をある程度自由に操れるが、過剰に使用すると自身の記憶が曖昧になる。)
身長:178cm
容姿:藍色の瞳で長髪、基本的に横髪を残してやや高めの位置で軽く結い、気分で簪をさしている。やや中性的な顔立ち。寺子屋の時は、伊達メガネに白のシャツに黒のスラックス、時に和装。密売時は裸眼で服装はダークグレーのシャツに黒のスラックス、その上に黒の膝下まである特注のフード付きロングコート(裏に隠しポケットがあってそこに密売品をいれたりする)を着ている。基本コートを脱ぐことない。黒の革製の紐靴。コート下に刀を二刀所持。能力は毛嫌いしてる為ひた隠しているが、念のため記憶を書き留めるメモ帳を持つ。
性格:子どもと一般人には笑顔で人当たりが良いが、裏の人間には基本冷たく皮肉でいい加減。が、根が優しいため冷酷になりきれない部分もある。結果、優柔不断。自身の色恋には無頓着だが想い人への嫉妬は深刻で正常な判断を失うことも。頼るのは苦手で頼ってほしいタイプ。
備考:密売組織に所属(時に個人の依頼も引き受ける)、所属する組織は侍嫌い。しかし、刀を扱い慣れてることから侍を敵視することを条件に使用を黙認されている。薬物を良く扱うため薬にはめっぽう強いが酒には弱い。
幼少期、父が友人に騙され多額の負債を抱えたのを堺に穏やかだった生活が一転する。充分な説明もないまま半ば無理矢理、連れてこられる人々の記憶(見世物やにとって弊害なこと)を消した。中には自分よりも年下の子供も。数年後、父が一人の子供を逃がすもその事実は知らない。 / 数年にわたって過剰に能力を使ったことで優しい父の記憶は消えて負の感情だけが残った。そんな父は投獄され、犯罪者と能力者のレッテルを貼られたことで小さな村にいられなくなり、病気がちの母を村人たちに託し村を離れる。その後、密売組織に誘われ身をおくも、仕事で怪我をした時にとある道場の師範に拾われ‘密売なんか辞めて寺子屋を手伝え’と言われ今に至る。密売はお金のために師範には黙って続けている。ちなみに母は刺繍が得意で髪留めの紐もよく刺繍するときに使っていた糸で紡がれている。住まいは寺子屋に隣接した小さな2階建て。そばが好き。
(トピ立ち上げ有難うございます!/相変わらずイケメンの爛くんに惚れ惚れです。細かい設定も綺麗でにやけが止まりません。ちなみに身長はどうしますか??背の低い爛くんもおいし(((
そしてPFだらだら書いていたら長くなってしまいました。そして前前トピの初期設定を詳しくした感じに仕上がったなぁと。あと最初の菊くんの性格ゲスくなると思うのでよろしくです。中世日本というより、舞台は昔の日本だけど西洋と日本が混ざってるイメージで良いでしょうか?もう知識が薄すぎてすみません汗
設定の中でここわかりにくいとかあったら言ってください!
ふあああ身長載せるの忘れてしまってた…((
身長は変わらず高身長と言う事で187cmくらい…で!
た、高過ぎるとか聞こえないぞ☆
そ、それでは次レスにて絡文の方載せさせて頂きます!
絡み辛かったらなんなりと仰って下さいませ!
>
( まだ夏は始まっていないのにも関わらず昼間になれば照り付ける此の日差しに小さく溜息を着きつつ煙管を咥えたまま今宵の依頼を貰うべく待ち合わせ場所へと向かう。
此処数年で江戸の町並みも人も服装も大きく変わった、その変化に慣れ切って無い者もまだ大半。
今宵の仕事は何だっただろうかといつも依頼を貰い受ける待ち合わせ場所にて待機してた処、近くの公園にて数人の子供達が遊んでるのが目に入り。
その中の一人が不意にばったりと転ぶのが目に入っては己でも無意識の内に其方に駆け寄っており転んだ少年の腕を取り立ち上がらせ少し乱暴に少年の涙を己の袖で拭って。
「泣くな、泣いたら男前が台無しだぞ」
( 無表情で其れを告げてはいつの間に居たのか、その様子を見詰めてた今宵の依頼を持って来たのであろう遊女に向き直る。
言葉を交わさないままに渡された紙を開いて見れば何とも面倒な依頼、今宵花街の一件の店にて行われる麻薬取引の密会に潜入しその情報を別の組織に回せとの事だった。
『頼んだわよ』
( 一言残され去って行く遊女を見送る事も無く髪をガシガシと掻き乱しては夕刻までどう時間を潰そうかと考えつつ再び街に出て。
(/ ふううううう久々過ぎてgdgdになってしまいました;
もしかしたら誤字脱字多い上に日本語可笑しくなってるかも…
絡み辛かったら!ほんと御遠慮無しに仰って下さいね!?!?
>
(日が高く登る時間、茶色の肩掛け鞄を下げて寺子屋の備品を購入すべく歩き慣れた道を行く。
立ち並ぶ店の売り子に声を掛けられるのに軽く応えつつ、文具屋の敷居を潜ると店番の若い女が顔を上げて。
『あら、菊さん。寺子屋は?』
「休み時間だよ。墨と紙を切らしたから買いに来た。」
(そう言うなり女は奥から古い紙と墨を持ってきて『今、これを沢山買ってくれるの菊さんのところくらいだから助かるわ。ほら、今は鉛筆とノートが主流でしょ。うちも入荷したいのは山々なんだけど…』と眉を下げる女にうちもそろそろ鉛筆に変えようとしていたとは言えず「随分と変わったからね、江戸も」と苦笑を零しながら購入した紙と墨を鞄の中にしまい店を出て。
後はまっすぐ寺子屋に帰るだけのところ、一件の真新しい煉瓦造りのカステラ屋の男店主に手招きされ、うんざりしつつそちらに足を向けて。
実はこのカステラ屋、裏の隠し部屋で麻薬を生産しており今宵の取引で持ち上げられる品物も作っていて。
『良かったら持っていきなよ。今度の“出来”は最高だよ。』
(差し出されたのはカステラだが、後半の“出来”は麻薬のこと、大方高値の取引を要求しているのだろうと踏んでいると案の定、一枚の領収書を差し出され。
この領収書、一見普通のカステラ屋の領収書だが売却希望額を暗号化して記したもので。
「ありがとう。子どもたちが喜ぶよ。」
(笑顔で普通に受け答えカステラの入った紙袋を受け取ると店先に出て領収書を鞄の中に仕舞おうとするも突然走ってきた子供にぶつかられ領収書を手放してしまい。
それでも特に焦ることもなく風に煽られ数メートル先に飛ばされた領収書を取りに向かい。
(/いやや!すごく読みやすかったです!
今回ロルがやたら長くなってしまいましたが、短くなることもあると思うのでよろしくです。
意味がわからないところやつけたしたい設定があれば言ってください!
>
( 向かう宛が有る訳でも無く、唯街をうろついてた処で丁度孤児荘の子供数人が風車を片手に遊んでるのが見えては子供達だけで街に居るなんて一体どうしたものだろうかと其方へ駆け寄る。
一人の幼い少年の首根っこを掴むも自分だと気付いた途端へにゃりと微笑み『爛兄ちゃん!』と風車を見せて来て。
子供達が居るのは呉服屋の真ん前、呉服屋の中を覗いて見れば孤児荘の管理人である女性が子供達の服を選んでいる最中で彼女の事を待っているのだなと瞬時理解する。
管理人の女性に声を掛けようと子供達からちょっと目を離したその隙、一番幼い少年がぱたぱたと走り出すのに気付き慌てて追い駆けようとした処、案の定此方へと歩いていた青年( 相手 )にぶつかってしまい言わんこっちゃないと溜息を吐いて。
ずかずかと大股で其方に歩み寄り、少年の腕を取り体制を整えさせた後、自分の直ぐ傍に落ちてた小さな紙を拾うも其れに視線が止まり。
一見普通の領収書、だが此の文字列には見覚えが有る、しかし其の暗号を解読する迄の知識は持ち合わせておらず此方へと歩いて来た青年に其の紙を返して。
『お、お兄さん、…ごめんなさい』
( しょぼんとしながら相手に謝る少年の頭にポンポンと手を乗せては無表情のまま相手に向き直り「悪い、俺が目を離してしまった」と言葉少なに本人なりの謝罪を述べて。
中々いない程の美青年、と言った処か、女性とも男性とも取れる美しさを纏わせるその青年に「( こんな人、いるもんだな )」と一瞬見惚れてしまうもやはり表情に出る事はなく。
どうも先程の紙の内容が頭の中に残ってしまいまじまじと相手を見詰めてしまうも、不振がられたのか視線が一瞬交ざればさも興味なさそうに視線を逸らして。
>
(目線の先で領収書が拾われ、その行方を追うように視線を上げれば長身の青年が立っていて。
一応自分も背が高いほうだと自負しているが相手は更に高い。しかもこの時代には珍しい清い銀髪に目を奪われる。
なにやら領収書の内容を見ているようだが拾ったものを見てしまうのはよくあること。
まさか相手がその内容を訝しんでいるとは思わず、渡された紙を「悪いね、ありがとう。」と笑顔で受け取るとすぐに鞄の中にしまい、今度はしょんぼりする少年に向き直りその背丈に合わせてしゃがんで。
「気にすることないよ。こちらもちゃんと前を見てなかったから。それより風車壊れなかった?」
(少年を安心させるように微笑み、謝罪する相手にも「子供はこれくらい元気なほうが丁度いいから。」と笑顔を向け立ち上がるも、何やらこっちをじっと見ていたかと思えば視線を外す相手に何だろうかと。
よくよく見れば男前で女受けしそうな静かで研ぎ澄まされた空気を纏う青年。が、少々柄が悪いのが残念だと失礼なことを思っていると、相手の腰につけている白地の布を見て何か引っかかるものを感じて。
「兄さん、その…__、」
(と腰布のことを聞き終わる前に、突如後ろに手を引かれるとそこには世話になっている八百屋の亭主がいて。
『先生、大丈夫かい?変な男に絡まれてるんだろ?相手することないよ。』
「え?」
(何をどう解釈したのか、亭主はおどおどしながら相手をチラチラ見て、腕をグイッと引張り相手から引き離そうとする。
よく見れば周りの町民も何やらヒソヒソと話していて、そんな悪い噂でもあるのかと相手を伺い見て。
>
( 相手が何か言い掛けた所で、現れた八百屋の店主が相手の腕を引けば何やらひそひそと話を交わしており。
町民の目線など既に慣れた物、特に気にする素振りも無く再び懐から取り出した煙管を咥えては何か言いたげな少年の頭にぽん、と手を乗せ「行くぞ」とだけ言って。
あの八百屋の店主には面識があった、確か以前店主の娘の恋仲の男が拵えた借金を御人好しの娘が担ぐ事になり、花街にて働き出を申し立ててる際に仕事で偶々通り掛かっただけだが。
「そんな田舎臭い小娘雇った所で金にはなんねぇぞ、やめとけ」
( 酷い言葉をぶつけ娘が花街で働かせるのを半ば強制的に阻止しては後は知らん振りをしその場を立ち去っだだけ。
“遊女になんてなるな”だなんて優しい言葉を掛けられる筈もなく、かと言って後悔してる訳でもなく、“そんな事あったな”程度に思い出したりしては少年と共に一足先に孤児荘へと帰る事にして。
( 夕刻、今宵密会が行われるという店に訪れては一番奥の広間の隣の部屋を借りて。
酒を啜り時間を潰すも、時が来るのはあっと言うまで隣の部屋から僅かな騒がしさを感じればそろそろ始まる頃かと。
敷居である麩に背を向ける様に座り耳を済ませるも、30分程過ぎた所で話はぴたりと止まり。
その刹那、自分の顔すれすれの所に刀の刃が突き出て来ては瞬時それを避け麩を蹴り飛ばして。
『盗み聞きか、糞餓鬼が』
「さぁな、ちょっくら飲みに来た“一般町民”に刀を突き立てるたぁあんたらイカれてるぜ」
( 面倒なのは嫌だと白を切り通そうとするも刀や銃に手を掛ける男達の中に昼間見た青年( 相手 )の姿が目に入っては一瞬硬直した様に動きがとまって。
>
(宵、広間にて盗聴を危ぶみ時折隠語を交えながら密売取引が進められていたが、相手の乱入によって空気が一気に張り詰めて。
まさか昼間会ったばかりの青年にこんな形で再会するとは、世の中は狭いものだとこちらに気づいた様子の相手を昼間とは正反対の冷たい空気を纏わせ見返す。
相手は白を切るつもりでいるようだが、気配の消し方から俊敏な身のこなしまで常人に出来るようなものではない。かなりの手練れだと、密かに相手の腰布と白刀に目をやり。
『露草』
「…分かってる。」
(“探りを入れろ”とこの場で最も格下の自分の名が呼ばれれば、他の男達が相手に銃を向ける中、一度柄から手を離して長いコートの裾を小さく揺らし相手へとゆっくり近づき自分の間合いの半歩前で足を止めて。
「“一般町民”が、一室を借りて一人酒とは相当羽振りが良いんだな。」
(腰布のことなど気になることはあったが昼間のことにはあえてふれずに、相手の背後に見える飲みかけの酒を見やって言えば隠すこと無く性格の悪い笑みを浮かべ。
「しかもこれだけの銃を向けられて平静でいられるとは、最近の“一般町民”は銃で商売するようにでもなったのか?」
(小さく首を傾けどこか挑発するような口調で言えば「それに__、」と相手の注意をわざとひくように相手の蹴破った襖へとはらりと視線を流し。
「随分といい動きをする_」
(声を僅かに低くして言い終わるのと同時に瞬く速さで柄に手をかけると居合で下から相手の首筋を狙うように振るい上げる。と、言っても斬るつもりなだけで相手を試すため寸でのところで止めるつもりでいて。
>
( やはり白を通すなど無理だったかと思いつつ、近付く相手から視線を離さないままに無表情でどう切り抜けようかと思考を巡らせていて。
端正なその顔立ちはどんなに小憎たらしい表情をしても絵になり、しかし油断は出来ないと己の神経を研ぎ澄ましていた所、常人とは思えぬ程の速さで刀を抜かれ瞬時睨みを効かせてはほんの数秒ばかし相手の動きを停止させ。
やはりこっち( 眼光力 )の能力は中々使いこなせない、数秒の間に刀を抜き相手の刃を受け止めてはその体制のまま僅かに口角を上げて。
「なぁに、危害を加えようって訳じゃねぇ。ただ隣の部屋で酒飲んでた“一般町民”に刀おったてて来やがんだ、おっかねぇ世になっちまったもんだぜ」
( 男達は自分の小馬鹿にした様な態度に青筋を立てており相手に『やれ』と一言だけ放つもこちとら今此処でやられる理由にも行かず。
騒がしさを聞き付けてか、廊下からバタバタと店の人間と思われる足音が聞こえては最上階であるにも関わらず咄嗟に窓に手を掛けて。
麩が開いた途端迷いもなく外に身を投げては暗闇に紛れつつ落ちながら能力を解放し地に足を付けるなり全速力で走り抜けて。
情報を貰い損ねた、はてさてどうしようかと考えては取り敢えず明日適当に遊女を味方に付け再び行われるであろう次の密会場所である店を探らせつつ手を回さねばならないなと考えていて。
>
(相手の鋭い眼光に睨まれた瞬間、硬直したように動かなくなる身体。一瞬何が起きたかのかと混乱するが、自由が効くようになったと分かるや飛び降りた相手を追うように窓の端に手を掛け眼下を見やるも既に相手の姿はなく闇が広がるばかり。
あまりの華麗な一連の動作は悔しいが賞賛の一途で、それと共に自分と同じもの(能力)を感じて。
『…この高さから飛び降りたぞ。』
『化け物か』
(背後の声は無視し相手の消えた先を見据えては、昼間の八百屋の店主の言葉が頭よぎる。
『あいつは俺の娘を田舎臭いと侮辱したあげく余計な口出しをした。そのせいで俺たちは今でも借金取りに怯える毎日だ。』と。
だがその後、店主の娘がこっそりと打ち明けた。“本当はすごく怖かった。だから感謝している”と。
悪いやつではないのだろう。あのぶつかってきた子供にしろ、教育がちゃんと行き届いたのがその証拠だ。_しかし、それでも__、
『露草、聞いてるのか。次で必ずしとめろ。』
「…ああ。だが、俺は手出ししない。」
『何?どういうことだ。』
「嘘の情報をつかませる。あいつが嘘の情報を流せばその情報を用いた組織は相当な損害を被るはずだ。そうなれば情報を流したやつはただでは済まないだろう。」
『そうか、それならこちらの手を汚さずに済む。お前も悪いやつだな。』
(下品に笑う男を尻目に、またあいつ(相手)が密会場所に来ればの話だが、と言葉を飲み込み、怪しく青白い光を放つ月を見据えて。
(翌日の昼、八百屋の娘は茶屋で密売組織の男たちが上機嫌で今宵の“嘘の情報を流す”という計画を話してるのを聞いては、相手の危機を察して孤児荘の周辺をウロウロしていて。
>
( 昨夜は飛んだ大事になった物だと、報酬も受け取れないまま苛立ちを顕にしては翌朝、早い時間に湯を浴び縁側にてぐっと伸びをして。
まだ人も街も動き出さぬ時間、散歩でもしながら作戦を練るかと考え孤児荘を出た途端、ばったりと八百屋の娘に出会しては無言で通り過ぎようと足を進めるも咄嗟に腕を取られて。
『お話が、あって…』
「何」
( 迷った様に俯く娘の顔を無表情で見詰めるも立ち話も何だしと再び孤児荘の玄関を潜れば娘を手招きしまだしんとした広間へと迎え入れて。
( 娘の話を聞くなりまた面倒な事になったと小さく舌打ちしては取り敢えず娘に「わざわざどうも」と無愛想な礼を言って。
此れでは遊女を走らせた意味も無くなってしまったではないかと若干苛立ちつつ、そろそろ子供達も起きて来てしまうと考えては娘を玄関口まで送り出し、街までの僅かな距離を共に歩いて。
しかしふと通り掛かった呉服屋の女将が娘の手を引いては『何て人と街歩いてんだい…何もされてないだろうね』と分かり易く怪訝な視線をくれ。
特に興味も無いし反論するのも面倒だと考えては無視をしスタスタと街へと向かう。
その際、背後から唐突に抱き着かれよろけそうになりつつも振り返れば孤児荘の少女がいて。
「何してんだこんな早くに」
『今からね!お勉強教えて貰うの!』
「こんな早い時間にか」
『分かんない所があってね?菊先生に言ったら教えてくれるって!爛兄ちゃん菊先生知ってる?すっごく綺麗でかっこよくてね、大きくなったら結婚してくれるって!』
( きらきらと目を輝かせる少女の頭をぽんぽんと撫でその小さな両手に抱かれてる勉強道具を見ては僅かに微笑み「頑張れ」と。
にっこりとはにかんでた少女がふと自分の背後である遠くを見詰めてはぱあっと表情を綻ばせ『あれ、菊先生かな!!!』と確認もまともにしないまま其方へぱたぱたと駆けて行ってしまい。
>
(勉強をみる約束をした少女を迎えに町に出ると、見覚えのある青年(相手)の後ろ姿が見え思わず足を止める。
その影からひょっこり顔を出してこちらに駆け寄ってくる少女の姿にこうも偶然が重なるものかと。
『やっぱり菊先生だ!おはよ!』
「おはよう。あのお兄さん、知ってるの?」
『うん!!爛兄ちゃんだよ。孤児荘で私たちの面倒見てくれてるんだ!』
(そうなんだと微笑み、少女の頭を撫でてやりながら相手をちらりと見ると、丁度町娘に扮した遊女が“計画”のことは知らずに、相手に今宵偽の密会が開かられる場所を記した紙を渡すところで。
まさか相手がすでに“計画”のことを知っているとは思わず、これで上手く騙されてくれれば相手は痛い目を見てしばらくは面倒ごとを避けられるだろうと心の中でほくそ笑み。
それにしたって、昨日のことがあって得体のしれない自分に少女を預けることになる相手の心境はどんなものだろうかと、相手の人間性を知る意味で好奇心が湧いて。
「じゃ、行こっか。」
(少女に笑いかけるとわざと相手に分かるように少女の肩をどこか思わせぶりな、疑心を抱かせるような仕草で軽く抱いて自分の影に隠すようにするとそのまま手を繋いでその場から去ろうとして。
>
( 目を奪う程、憎らしくも美しい相手を忘れる筈も無く暫く無表情のまま呆然としては嬉しそうに相手の手を取る少女をはっとした様に見詰め。
人の良さそうな、しかし何処か胡散臭い相手に笑顔で着いて行く少女に目を向けたまま麻薬の密売なんぞに関わってる人間だ、もしかしたらこの少女に危害を加えても可笑しくないと考えずかずかと其方に向かい奪う様に少女を抱き抱えて。
何も言葉を発さないままやや怒りの篭った表情で睨み付けるも此処は街のど真ん中。
表情からして相手に掴み掛りそうな勢いだとでも感じたのか、町民がざわざわと辺りを包んでは数人が相手を庇う様に立ち塞がり。
『お、おい、菊先生に手を出そうってんならこっちだって容赦しないぞ』
『菊先生は家が貧しいにも関わらず息子に熱心に勉学を学ばせてやってくれてんだ』
( 町民の言葉に耳も目もくれないまま相手を睨み付け続けるも、自分の腕に抱かれてる少女が『爛…兄ちゃん?』と不安気な声を漏らすのに気付いては僅かに表情を緩め少女に目を向け。
『どうしたの?…爛兄ちゃん…』
「…………………………」
『お勉強………行って来ても良い?』
( きょとんと首を傾げる少女への返答を迷わせてた所、1人の町民が『自分が寺子屋に行けなかったからって…その子達も同じ目に合わせるのかい?僻みと同じじゃないか!』と僅かに震えた声で言うのが聞こえてはゆっくりと少女を下ろし。
大股で相手に近付き襟首を掴み上げては至近距離で「手を出してみろ、その時はお前をぶった切ってやる」と低く行って。
振り払う様に手を離し、まだざわつく街の中を苛立ちを抑えながら歩き出しては先程渡された偽の密会場所が記された紙を開き、八百屋の娘との話を照らし合わせ再び頭を悩ませて。
>
(相手が去った後もざわつきが残る町中、少々悪戯が過ぎたかと乱れた襟を正し、『爛兄ちゃんと喧嘩したの?』と心配そうにする少女の頭を優しく撫でて。
__“『自分が寺子屋に行けなかったから_』
町民の言葉に相手も苦労してきた身なのだと察するが、これから陥れる相手に同情することはないと少女の手を取り寺子屋に向かって。
(夕刻、勉強意欲の高い少女は結局授業まできっちり受けて疲れてしまったのかぐっすり眠ってしまい身体を揺すっても小さく唸るだけで目覚める気配がなく。
仕方なしに寺子屋に隣接する離れの自室の寝床に寝かせては、夜仕事でついていてやれないため目覚めた時に空腹で困らないよう握り飯を作りおき。
あとは_と、朝方の相手の剣幕を思い出しこれで連絡しなかったら本当に斬られかねないと一筆とるも敵対する相手に律儀に一報するのも滑稽な話。
書き出しはどうしようと悩んでいると煩く戸を叩く音が聞こえ、ひとまず筆を置き玄関に向かうと汚れた格好をした師範が立っていて。
『よー!菊。うまい鳥が獲れたから持ってきたぞ。』
「あ、ありがとう。そうだ。丁度よかった。孤児荘の女の子を預かってるから見てやってほしい。」
『ん?構わんが、お前はどうした?』
「ちょっと、用事があって。」
『夜遅くに?…まさかお前まだ…』
「“それは”もうしてない。……俺だって男だ。夜遊びくらいしたくなる。」
(目を逸らし誤魔化すと、一拍置いて『そうかそうか、よし、じゃあとりあえずコイツを絞めるの手伝え。』と縄で足を括られて伸びている鳥を肩に担ぎズカズカ家に上がり込んでいく後ろ姿を見てはホッと息を吐いて。
その後、鳥をしめるのを手伝ううち相手に連絡することなどすっかり忘れて、宵になると師範の隙を見て仕事の身支度をし、今宵相手が来るであろう密会場へ足を向け。
>
( 少女の事が頭から抜けないまま空も薄暗くなった頃、まだ帰って来ないのかと焦燥感を感じつつそれでも仕事の時間は容赦なく迫って来て。
同年齢の子供達が寺子屋から帰って来る中、その中の一人の少年(町民の息子)に声を掛けては少女はまだ帰らないのだろうかと訪ねて。
少し警戒気味にも『あ…朝からお勉強頑張ってたみたいで午後居眠り気味だったらしいけど…、菊先生が少し休ませてあげて欲しいって…』と話してくれては「そっか、ありがとな。気を付けて帰れよ」と軽く頭を撫でて。
夕方までその様子なら流石にまだ無事だろうと自分を安心させつつ、相手の事をすっかり悪者だと勘違いした自分は青筋を立てながら八百屋の娘から聞いた密会場へと向かい。
( 手拭いを目深く下ろし、特に高級と言う訳でもない普通の宿屋の大広間の隣部屋を借り、以前同様無表情で酒を一口煽る。
一般向けの宿屋を選んだのも連中の策なのだろうか、状況こそ以前と同じだが流石に同じ手に二度も掛かってはくれぬだろうと判断し窓枠に足を掛け大広間の真上である屋根上へと登る。
依頼は情報を手に入れる事だったがそんな物は二の次三の次、相手は少女を危険な目に合わそうとしてると見事な勘違いをしては相手を仕留めるのが今一番の目的で。
( 約一時間経ったのだろうかという頃、交渉が上手く行ったのかどうなのかやや部屋の様子が浮き立って来たのを感じ取ればこれ以上待っても何だしと一つ深呼吸をする。
屋根を突き破った登場も中々だがそれでは宿屋への迷惑が増えてしまうと考え、今一度内部へと戻れば大広間の入口の直ぐ隣に腰を下ろし。
その刹那、不意に扉が開けば厠にでも行こうとしたのかほろ酔いの様子の男が一人出て来て。
「交渉は上手く行ったみたいだな、おめでとさん」
( 態とらしく口角を上げて見せれば瞬時刀を抜き男の喉元すれすれの所で刃を止めて。
>
(宿屋の大広間、相手を騙すためだけの密会ということもあり、いつもの緊張感はなく話が進められて男たちも酒を飲みだすありさま。
全く気が抜けているし、これでは勘の鋭そうな相手に計画がばれてしまうのでないかと、既にバレている為いらぬ心配をしていると一人の男がふらりと厠に立って。
次の瞬間、短い男の悲鳴があがり何事かと一同がそちらを向くとガクガクと震えた男が相手に捕らえられていて。
『貴様!この前の…!』
『また盗み聞きに来たのか。しかも刀まで抜くとは野蛮なやつめ』
(相手を此処に来るよう仕向けたのはこちらなのに態とらしく罵るも、刀を抜かれたのは誤算で、相手の実力を感じ取ってか皆一様に銃を向け。
別に捕らえられた男が斬られようと惜しくはないが、自分も黙っていれば後から上層部に難癖をつけられるため仕方ないと立ち上がり、刀を抜く気はない意思を示すため柄には触れずに相手に向いて。
「また、お前か。…お前の実力は知ってる。できれば斬り合いたくはない。情報ならやるから、その刀をおろしてそいつを解放してくれないか。」
(もともと偽の情報。相手が情報欲しさに脅しで人質を捉えたのだと思い込んでは、相手を恐れるような態度で声に緊張感をもたせ下手に出るも、内心ではさっさと偽の情報をもって去ってくれと余裕を持っていて。
>
( 騒ぎ出す部屋へ人質の男の首を腕で抑えたまま入り込めばまず一番に相手の姿を探す。
今は夜、少女は何処でどんな思いをしてるのだろうかと思えば焦燥感は駆り立てられ、人質の男なんてもうどうでも良いと突き放す。
相手の演技に気付ける筈も無くずかずかと大股で其方に歩み寄れば昼間どうよう胸倉を掴み「ぶった切るって、言ったよな」と低く言い。
銃口に囲まれてるのに目もくれないまま壁に相手を投げ付ける様に突き飛ばし「状況なんざ二の次三の次だ。昼間手前の所に勉強しに行った餓鬼…どうしやがった。早く言え、俺は気は長くない方でな」と。
組織の連中は訳も分からず困惑の表示を見せるも自分が刀を相手に振り下ろそうとする寸前の所で男達の中の一人が自分の肩に銃で弾丸を飛ばせば突然の事によろけて。
刀を畳に突き立て体制を整え直し、銃の衝撃が走った途端能力が半解放され瞳が狼その物になってしまった事など自分でも気付けず相手をにらみつけたままに「早く、言え!!!!!」と珍しく感情を顕にして。
その刹那、宿屋全体も宿屋の外もこの物騒な騒ぎに気付いたのかがやがやと騒ぎ立ってきてる事に気付き舌打ちをしては窓枠に手を掛ける。
こうなったら自分をで少女を探すしかないと判断し、以前同様飛び降りようと足を掛けた所で相手に向き直っては「覚えてろ、手前だけは許さねぇ」とだけ告げ飛び降りて。
( 怪我のせいか上手く能力もコントロール出来ずに見事に落ちるも中途半端ながらの能力と元々の丈夫加減にに救われなんとか立ち上がる。
確か相手は寺子屋の先生をしていた、あんなのが先生だなんて世も末だなと失礼な事を考えつつ、何処となく手掛かりを願う様に夜の寺子屋へと足を進める。
今師範が寺子屋に居た事など自分が知る筈も無く、寺子屋の門を潜ればその扉に手を掛けようと。
>
(相手が去った後、騒ぎを聞きつけやってきた宿屋の者たちを組織の男達が弁解する間、自分は相手に突き飛ばされた状態のまま呆然と動けずにいて。
相手がいない今も脳裏に残る、鋭い眼光、そして身の内側を焦がすような戦慄。
じわりと冷たい汗が流れ、微かに手が震えるがそれは決して恐怖からくるものだけでなく。
しばらく何かに囚われたように動けずにいたが、あることに気づきはっとなる。
今相手が向かうとすれば寺子屋。ともすれば師範の身が危ない上に自分が未だ密売組織にいることが知れてしまう可能性がある。
それだけは避けたいと、相手を怒らせた自分の失態を恨みつつ組織の男達が自分を呼び止めるのを無視して寺子屋へと足を急がせて。
(息を切らして寺子屋の門の前までくると、やはり相手は居て丁度離れの入り口で師範ともめているところ。
心の広い師範、素性の知れない自分を拾ってくれた人だが、相手の姿に流石に警戒しているのか中に入れるのを渋っている様子で。
今すぐにでもそちらに行くべきなのだが、今の姿では師範に怪しまれる。
逸る気持ちを抑え二人に気付かれぬよう一度裏手にまわっては、隠し刀だけ残して長刀をコートに丸め込み塀の隅におしやって、“夜遊び”に行った辻褄合わせのため元々用意していた女物の香水をかるくつける。
そしてすぐに表に戻って未だ師範と口論する相手の腕を背後から掴み、「ちょっと、来い」と状況を飲み込めていない師範を残し、力尽くで相手の腕を引き裏手にある小屋に押しやると後手に扉を閉じて。
「あの子…預かってた子、無事だから。熟睡して起きなかったから休ませてただけだ。」
(開口一番に相手の誤解を解こうとするが、まあ信じないだろうと返答を待たずに一度相手から離れ簡易救急箱を手に取ると相手の元に戻って無理矢理椅子に座らせて。
「大人しくしろよ。騒いで子供が起きてきてそんな物騒な姿見られたらあんたも困るだろ。」
(静かに言うと銃傷治療のため半ば無理矢理相手のシャツに手をかけるが、目を背けたくなるような明らかに“ただの暴行”ではない傷跡に一瞬手が止まる。
しかし何も触れずに相手の動きに警戒しつつ丁寧に肩から弾丸を抜いて包帯を巻いていき。
「子供は離れにいるから、連れて帰るならそうしろ。…連絡しなくて悪かったな。」
(真摯に謝りここまで下手な態度をとるが内心は全く違っており、恐らく組織が相手を討つのは決定事項で、相手を真っ向から迎え撃つのは困難。ならば心理的に油断させて隙を見て斬ればいいのではと。
それよりも師範はどこまで相手から聞いたのか、まだ自分のことがバレていないのならどう言い訳しようと思考をぐるぐる巡らせる中、つい相手への悪意がこぼれ最後止血するための包帯の締め付けが必要以上に強くなって。
>
( 寺子屋へ訪れたは良いが出て来た男(師範)に呼び止められ要件を聞かれるもどうせ相手の仲間なのだろうと警戒心を顕にして。
こうなったら少し眠って貰うしかないかと首筋に手をやろうとした所、突如背後から現れた相手に腕を掴まれ、小屋に押し込まれては何故か強引に手当をされ。
痛みが走るも感情を表情に出せない癖からか無表情のまま、慣れた手付きで手当を施されてはそのまま寺子屋の中へと連れて行かれ少女の眠る部屋へと連行される。
既に朝方、気持ち良さそうに寝息を立てる少女の肩を揺すり無事を確認しては安堵の息を漏らす。
少女は相手の姿を確認するなり『先生!居眠りしてごめんなさい…お部屋まで借りちゃって…ご飯も…』と小さく頭を下げる。
悪い様にされてないのはその様子から一目瞭然、言葉を発せないまま布団と身形を整え自分の手を取る少女を見詰めてはゆっくり相手に向き直り。
子供の前では礼儀はしっかりしなければならないという堅苦しい考えだけは捨て切れず、「………世話掛けたみたいだな、礼を言う」と。
笑顔で相手に別れを告げる少女と共に孤児荘へと戻れば髪をガシガシと掻き乱し。
自分の衝動に駆り立てられ依頼を中途半端にした上に少なからず手に入れた情報は全て偽の物、後から慌てて八百屋の娘が実際に密会が行われてた宿屋を教えてくれたのは良いが時既に遅し。
舌打ちをし煙管を咥えては何か少しでも情報が無いものかと街へと向かい。
( 街へと訪れるなり再びこれからどうしようものかと思考を巡らせるもまともな案は降りて来てくれずに眉間に眉を寄せ。
取り敢えず依頼主の元へ行き延長を頼み込まなければと判断しては花街の一角、裏取引が行われる際の名所とも言える場所へと向かい一件の表向き茶屋であるその場所へと訪れて。
トピック検索 |