徒花　

「こうして脅し文句を並べている限り、相手はびくともせぬ。
言葉というやつは、実行の熱をさますだけだ」

―― マクベス より
　

「私を駆り立てた動機は、ごく単純であった。それは好奇心だ。
ともかく、いくらか執拗に実行に移してみる価値はある唯一の種類の好奇心である。
つまり、知るのが望ましい事柄を自分のものにしようと努めるていの好奇心ではなく、
自分自身からの離脱を可能にしてくれる好奇心なのだ」

―― 快楽の活用 より
　

不変は生の輝きを曇らせる。分かっていても、変化を懼れてしまう。
　

現状に満足している訳じゃないが、これを打破した後に継続する事は難い。
自己分析は出来ても、それだけ。知識は持っていても使わなければ意味がない。
　

適正とは。
　

「自分の確固たる価値観を持つのは難しい。
多くの人々は、それが本当に正しいものであり得るのか不安に思っている。
そこに他人の言葉が与えられることで、彼らは、ある種の道標を与えられる安心を得るのだ」

―― ぼくは勉強ができない より
　

「人間は一人一人にちがつた肉体と、ちがつた神経とをもつて居る。
我のかなしみは彼のかなしみではない。彼のよろこびは割れのよろこびではない。
人は一人一人では、いつも永久に、永久に、恐ろしい孤独である」
　

これは著作権が切れているから名を出す必要はないのか。
　

言葉の針を抜いてください　心の棘を剥いてください
それが叶わない願いならば　強く奥深く貫いてください
あなたの中で光る種に

―― 針と棘 より
　

諦観。
　

十八歳になった時に性別を選べたらいいのに。
それまでは無性。未成年淫行なんてなくなる。
　

今の自分に不満も満足もないけれど。
欲を言えば透明になりたい。
　

綺麗な言葉だけ食べて生きていきたい。
　

彼の代わりである事を求めるなら、
それ以上を欲す事は規約違反である。
　

可愛いと愛しいがある一点を越すと殺したいと思うようになった。
　

…下げチェック入れた筈なのにな。
まあいいか。それにしてもこれは禁止用語じゃないんだね。
　

あどにすくん。