一松が、好きだ。
小さい頃は僕はやんちゃ、あいつはまじめ。乱暴者にしっかりもの。
今は僕は前より丸く、あいつはどこか頼りなくなった。でもそれでいいと思う。だって、根っこはあいつのままだから。これまでも、これからも、僕を頼ってほしいんだ。
一松を特別視するようになったのはいつからだったか覚えてない。でも、相手がどんなに大きくても強くても怯えもしないで喧嘩ばっかしてた僕だけどこればかりは一松に明かせなかった。だから、一松がかわいい女の子と幸せになればいいって思った………ふりをして、このまま一松がどこにもいかなければいいのにと願ってた。
女の子ならまだよかった。
優しくて、
気立てがよくて、
一松は寂しがりやだからそれを埋めてやれて、
一松は素直じゃないからわかってやれて、
一松は時に自信や勇気を無くすからいっしょに戦ってやれるような。
なら許せたんだ。
「…チョロ松、兄さん」
「?、なに一松。」
「……あのさ。先に言っとく…ごめん、…でも、俺辛いことあってさ。」
「え、…なに、何かあったの?」
「一人じゃ、耐えられ、なくて……」
「!、…い、一松?な、ど、…泣い……」
「…ね…二人のこと、知ってる?」
「……ふたり?」
「………おそ松兄さんと、……カラ松。」
「…?いや……知らな、………。……待って一松、あのさ……。」
重々しく涙混じりに呟かれた台詞で察してしまった。わかってしまったんだ。ああ、一松もおんなじだったんだ。僕と。
こいつも、同じ兄弟に焦がれてたんだ。
一松の見たものがなにかはわからないけどそれも大方察しがつく。
「……っ、」
一松はきっと見てしまったもののショックにうちひしがれて僕もそうであることなんて気付いてない。
もともとひとつだったものが六つに分裂して生まれたんだ、今さら驚かない。
むしろ、
「……カラ松?」
「………」
「…おそ松兄さん?」
「…………」
「一松、あのさ」
なんで俺じゃなかったんだろうって、それでいっぱいなんだ。
「僕にならいくらでも頼っていいんだよ、一松。」
*募集*
・チョロ松×一松、一松募集。
・一途でひたむきな無自覚クズのチョロ松(やや狂気じみても見える)が失恋直後の一松を見ていられないと(無自覚に自分に惚れてもらおうとも)べたべたしまくります
・長兄のどっちかのことがすきだった風にしましたがそこの変更はありで。一松が誰に恋をしていたかは設定上明確にはしたいのでお好みにお任せします。
・最初はチョロも恋を応援するよ、味方になるよ、相談してねスタンス
・徐々に手出し
・最初はいやがってくれる一松だとチョロさんが喜んでケツ毛燃やします
・ロルが120〜回せるひと。つねに回すひとではなく回せるひとで構いません
・本体会話があまり長く深くならないと嬉しいです
・様子見後相性次第で長期。
・裏行為はありません。本体様の年齢確認後相性次第裏行為可のサイト様への移動も一応視野にはありますがないつもりで。
・亀、落ちお互い様
・予告、報告なしの失踪はこれも相性次第ではありますが基本的に三日ほどまでお待ち、後に解除という形で。予告があればお待ちできます。
募集開始