水色と青の恋模様【非募】

遅くなりました、ここでよろしいですか？


（/おまたせしました）

もう、あんまり待たせるから寂しかったわよ？ちゃんと責任、とってね…？（耳元に顔を寄せれば、艶めかしい声色で意味深な言葉囁き）

（/お待ちしてました。関係性は海未→→→←絵里で会話はこのままの流れで大丈夫ですか？）

な、何の責任ですか？待たせたのは申し訳ないと思いますが
（耳元に寄る相手の顔に驚くものの囁く声色のせいか頬を染めながら相手を見つめるも、恥ずかしいのか時折視線を逸らしたりして待たせたことに反省し）


（/大丈夫ですよ？）

私を退屈させたんだから、その分だけたっぷり楽しませてねってこと
（案の定赤くなって動揺している様子が見受けられれば、やはり相手はウブで可愛いな、なんてそんな風に意地悪な思考になり、クスッと小さく笑ってからつまるところたまには二人での時間を楽しく過ごそうということであるようで）

そ、そういうことならわざわざ近づかなくてもいいではないですか
（楽しませるのならばわざわざ顔を近づけてこなくてもいいのではないかと反論を示すも赤身は収まりきってないのか、まだ染まる頬を晒しながら相手を楽しませる方法がわかりそうにないからか頭を撫でることしか出来ずにいて）

そう？別にこれぐらい何の問題もないと思うけど嫌なら離れるわね
（恥ずかしがり屋な相手のことだからこうして密着されるのは同性であったとしても恥ずかしいのだろうことがわかり、照れ隠しだと判断しながらも頭を撫でる手をそっと捕まえて下へと降ろしては敢えて突き放すようにそんな風に言ってのけて、身体を一歩後ろへと引いては首を傾げて）

え、えっと、その…近くしてもいいですから離れないでください…
（やはり離れるのは寂しいのか後を追うように距離を詰めて額同士をくっつけると、こんな距離感で良いのならこうしていてもと離れたくはないと正直に告げつつ相手の掌を握り締めてみてはゆるりと首を傾げ）

どうしたの？海未、今日は随分と甘えん坊さんね？
（額同士がくっつき、そこから相手の体温が伝わってくれば心地よさに自然と頬が緩み、握り締めるように繋がれた手と相手の顔を見比べては普段のしっかり者な印象からはかけ離れたような発言や行動に驚きながらも満更でもない様子で頭を優しく撫でてやり）

楽しませるのでしょう？どうすればいいのかわかりませんが
（頭を撫でられると相手だからなのか心地よさそうに目を細めて甘えたくなるものの、相手がそう思っているのかはわからないし自分が好きというのもわかりはしないので、額を重ねている程度でしか楽しませる方法を考えられずにいて）

確かに、海未の可愛い反応は見ていて楽しいわね
（相手なりに自分を楽しませようと努力をしているのだとわかり、なんとも彼女らしく不器用なやり方に思わず小さく吹き出してしまいながらも一つ一つのリアクションが愛らしく感じられて髪を撫でたまま｢離れないでください…だっけ？｣なんて先ほどの相手の声色を真似て少しからかってみて）

からかっているのですか？からかう絵里は意地悪です
（からかわれている気しかしないような相手のセリフを聞くと頬を膨らませながら、からかう相手は意地悪でしかないと相手に宣言して見せれば大人しく頭を撫でられていて心地良さそうに目を細め「…っ、それがなんですか？」と先程言ってしまっていた言葉を声色とともに真似をされると頬を染めながら相手を見つめ）

意地悪だったら嫌いになる？
（嫌いだなんてことは言えないであろうことをわかった上で敢えて意地の悪いそんな質問を投げかけてはおでこをツンとつついてクスッと笑い｢いつもとは違う甘えん坊で可愛い海未が見れて嬉しいなーって｣本音を敢えてそんな風に軽い口調で口にして）

それは…嫌いという訳ではないです、分かっているくせして言わせるのですね？意地悪
（意地悪な人というのはわかっているが何故か言葉を誘導するような言い方に否定はできないし嫌いではないと素直に告げれば額をつつかれ軽く額を抑えていて「あ、甘えては…確かに離れられた時は寂しかったですけど」と甘えん坊と言われると否定したいが寂しくなった事実は変わらないため素直に認め外しそうに視線をそらし）

意地悪、なんて言われてばかりだからちょっぴり不安になったから聞いただけよ？
（不安になった、と口では言いながらも表情や雰囲気からそんな様子は全く見受けられず、むしろ悪びれた様子もなく軽く肩を竦めて余裕すら感じられる程で｢寂しいからそばに居て欲しいんでしょう？そんなの甘えん坊以外の何者でもないと思うんだけど｣視線を逸らし、甘えていた事実を否定しようとしている相手へと瞳を細めてそう言ってのけ、ポンポンと手を頭の上で弾ませて）

そんな…絵里は誰よりも優しいし少し意地悪なだけなのですから嫌いになる人なんていませんよ
（不安になったそれだけで自分は反省した方が良かったのかという考えに陥り、眉を下げて相手は意地悪だけど優しいから嫌いになる人なんていないと宣言すると不安そうに相手を見つめ「ん、それはそうですけど…絵里くらいですよ？甘えようとしてしまうのは」と普段甘えられる側の自分はこんなふうに甘えん坊とされることがなれず、頬を染めながら頭を大人しく弾ませていて）

そうよね、ふふ、特に普段他人に甘えない海未が私には甘えてしまうぐらい私のことが好きで好きで仕方ないみたいだし
（返ってきた相手の言葉は大体予想していた通りのもので満足した様子でうんうん、と何度か頷いて見せては照れ屋な相手の恥ずかしがる姿をもっと見てみたい、なんて悪乗りにも似た感情が胸の内で膨らんでいけば頬に手を添え、深い意味もなく好きという言葉を口にしていて）

え、絵里は抱擁感があるからですよ…それに絵里くらいですよそんなふうに私に意地悪するのは
（きっと相手は好きという意味を深い理由として言っていないし、友人として軽く言ってるに違いないんだと思い少し自分も積極的になれたら変えられたかなと思いつつ、頬に添えられる手のひらを握って意地悪してくるのは相手くらいだと告げては少しばかり甘えん坊にと掌に頬を擦り付けて）

そりゃ、私は海未より一つお姉さんだから多少はね？
（包容力がある、という褒め言葉を素直に受け止めては一応は自分の方が年上であり、ついつい年長者っぽく振る舞ってしまうところはあるかもしれないと頷き｢でも、意地悪とは聞き捨てならないわね、これは私なりの海未への愛情表現よ？本気で嫌がるようなことはするつもりはさらさら無いしね｣それから自分のは意地悪ではなくあくまでもコミュニケーションの一環だと強調しておき）

一つお姉さん…それもありますけど雰囲気です。亜里沙がいるからでしょうかね？
（確かに一つ年上というのはあり得るけれどそういう話ではなく、単純に妹がいる相手だからなのではないかと幼馴染みとは違い、優しさや凛々しさそして何を言っても頭の良い姉に完璧な存在な相手だから甘えてしまうのかなとかんがえていて「愛情表現…？撤去絵里は褒め言葉と言ってくるかと思ってました」と意地悪は褒め言葉と言いそうなのにコミュニケーションの一環だと言われると不思議そうに相手をみつめ）

確かにそうね、それはあるかも…
（本物の妹が居ることが包容力の一端を担っているのだろうと言われれば確かに年下との付き合い方は妹のいる分自分が心得ている部分はあるかもしれないなと納得して頷いて｢だって、いつまでも海未の中で私が意地悪な人として扱われているのは癪だし｣此方を不思議そうに見つめる相手へとそう言ってのけては軽く肩を竦めて）