生意気弟様。 2016-05-10 21:20:00 |
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なんだよ?…こ、これがご褒美とか…聞いてねーし。
(ぎゅっと抱きしめられれば相手に見えていないのをいいことに嬉しそうに微笑み。わずかに抱きつく手に力を込めて「急にこういうことするとか狡いから…馬鹿じゃねーの?」顔を真っ赤にして頬を緩めたまま呟き)
なっ、え?いや…えっと…変わらなくてもいいってば…
(相手からの言葉にはっと顔を上げて驚いた表情で相手を見つめ。もちろん自分からもしたいと思ったことは無くはない、むしろ毎回相手からしてもらう度に返さなくてはと思っているほどで。突然の申し出に咄嗟に断ってしまったものの「あ、違…嫌なんじゃなくて…っ、ごめんなさい…」もしかしたら相手を傷つけたかもしれないと俯いてしまい。しかしすぐに顔を上げて躊躇いながらも頬に一瞬だけ唇をくっつけて離し)
……なんやこれやと俺がご褒美貰てるみたいやないの…あかん…どないしよ…嬉しすぎてにやけてまうわ…
(自分からキスをしてくれと言い戸惑いながらも初めて頬へ口づけてくれた彼に愛しさと幸福が溢れてきて嬉しさからにやける口元を手で隠し。喜びすぎて興奮しているのかその頬と耳をほんのりと赤く染まりそのことが気恥ずかしいしむず痒く困ったように笑いながら上記告げては「ふふ…俺がご褒美貰てどないすんのって感じやね…いつもと代わらんけど…これで許して…また考えとくわ…」クスクス幸せそうに笑いつつそう口にすると自分から相手の唇へと口づけて)
だらしない顔すんなよバカ、
(にやにやと嬉しそうにしている相手の頬をむに、と摘み上記を述べてはこちらまで嬉しくなりそんな経験はもちろんないので戸惑ったような表情で「わけわかんねぇ…」と頬を摘む手を離し。相手の言葉と口づけを受けては嫌だと手で肩を押し返しながらも自分から口づけを深くしていき)
んなこと言うても嬉しいんよ…俺にはどうにも出来へん…
(抓られるのも相手からの悪態もいつものように嫌な気持ちにはならず寧ろ今は嬉しさが遥かに勝っておりニヤニヤがなかなか収まらずに。こちらから口づければ嫌がる素振りは見せるもののこちらもいつもの如く抵抗しないで受け入れてくれる相手に笑みを浮かべて。彼から深く口づけて来たことには少し驚くも嫌なわけもなく受け入れこちらからも啄むように口づけて)
…今日は積極的やね…俺としては嬉しいけど…したなったらいつでもしてくれてええよ…?
(彼の唇を満足するまで己の唇で愛撫してはゆっくり離して意地悪く微笑みながらそう問いかけて)
っ…は、バカ!誰がするか…!
(深い口づけに力が抜けかけた時、ちょうど離された唇をふわふわとした眼差しで見つめていればいつでもしてくれという相手の言葉にはっと我に返り慌て始め。「もうしない…くそ…」拗ねたように相手の肩口に額をぐっと押し付け)
でも…さ。頑張ったら…またこういうことしてくれる?
(十分に伝わった相手からの気持ちがとても嬉しく、でも言葉では言えない自分が悔しくて僅かに涙目になりながら顔を上げて相手の服をぎゅ、と握りしめて「頑張ったらさ、ずっと好きでいてくれんのかよ…」相手に限ってとは思うが不安は拭いきれず)
ええー…残念やなぁ…。
(もうしないと告げた相手に驚きしょんぼりと肩を落として残念がって。彼が本当に大切なので無理強いも強制も絶対にしたくはなく己の肩口に額を押しつけてくる彼の背中を優しくさすっていたがその後に続いた相手の言葉にはたりと動きを止めて)
…何言うてるの…?俺は凌が頑張ってくれたらそら嬉しいけど…頑張らんかったら嫌いになるとかそんなんないで…?
(不安げな口調や己の服をぎゅっと握る様子にぎゅっとまた相手を抱きしめて頭を撫でて。「俺は凌やから好きなんよ…頑張る子が好きなんとちゃう…。アンタが俺のために頑張ってくれるんがほんまに嬉しいだけ…頑張らんでも凌が好きや…ほんまに愛しとうよ…」と柔らかい口調で告げて)
で、でも…あの…っ
(自分だから好いていると言ってくれる相手の言葉に塞き止めていた物が一気に流れ出して堪えることの出来なくなった涙とともに「頑張って…紫貴が頼っ、てくれるよう、にっ…なりたい、から…」こんな不甲斐ない姿などもう見せたくないと言いたげに相手の服で涙を拭い「だから…頑張るから。お前が喜ぶなら頑張るから…。」額同士をこつっとくっ付けて目を閉じて自分に言い聞かせるように大丈夫、と繰り返し)
俺のためにやねんね…ありがとう……でも見せてくれたらええんよ…凌の弱い所…もっと見せてくれたらええ…。俺に隠さんといて…そやないと俺がそういう所見せられんから…
(泣きながら自分に頼って貰いたいと喜んで欲しいと告げる彼に額を合わせたまま礼を口にする。しかしながら無理やりに自分の弱いところを見せまいとする彼にそんなこと必要ないのだと隠さなくていいと優しく伝えて。何故なら隠すと言うことは自分を信用してくれていない事となんら変わりなくそんなことされてしまえば彼と己の関係性まで危うくなることは避けられず「アンタは俺がアンタと同じ事したらどう思う?苦しいこと情けない所も全部出さんかったらどう思う…?自分の事信用してないかなって思えへんか…?俺は凌に隠し事あらへんよ…見せられへん所なんてないし。アンタが見たいゆうてくれんやったら喜んで見せる…アンタはちゃうの?」責めることはせずただ優しい口調で諭すように彼に言葉を紡いで。
「何度でも言うけど…俺のために頑張ってくれんのはほんま嬉しい…でもそれに縛られんとって…?頑張らんかったら俺に必要とされんなんて思わんといて…。俺が側にいて欲しいのはアンタだけ…必要としてんのもアンタだけや…」額、頬へと優しく口づけながら付け加えて)
っそれは…そう、だよな。…全部見せてこそ、
(ぽそぽそと呟いては優しく諭してくれる相手の声に耳を傾け。「お前がそう言ってくれるなら…迷惑じゃないっていうなら…全部、見て欲しい。ダメなとこも…っ弱いとこも、本当の俺が何も出来ないことも…全部知って欲しい…」また溢れ出した涙で詰まりながらもきちんと相手の目を見て話しては手を握り「お前のこと……すき…だから、」好き、という単語など生まれてから数えるほどしか発したことがなくむず痒さと戸惑いと、色んなものが混ざって複雑ながらもきっとこれが好きだということなんだと初めて自覚し。視線を外してそう告げると相手の言う愛とはこの想いのさらに上のことなのだろうと気付き、それだけ相手は自分を見てくれているのだと嬉しくもあり申し訳ない気持ちになり「好きだから、っ」きちんと視線を合わせて額や頬にくれるキスに応えようと首筋に口づけ)
…ありがとう…凌の気持ち…すっごい伝わってきて…なんやあかん…目頭が熱うなるわ…
(相手から好きと本気で伝えられたことは今までなくたった一言だけ告げられただけなのに何やら熱いものが込み上げてきて目頭にうっすらと涙を浮かべ「俺が全部見といたる…凌の弱いとこもみんな…一番近くでいつも見といたるから…大好きや…凌…」笑みを浮かべ握られた手を握り返すと首筋に触れる彼の唇に目を細め己の口づけを今度は嫌がらずに受け入れてくれる相手に溜まらず唇を塞ぐ。言葉だけじゃ伝えきれない自分の想いを伝えるように深く深く口づけて)
お前まで泣くなよ…バカ!
(相手の涙をぐいっと拭っては握り返された手に視線を落とし。「紫貴になら…何されても、んぅっ!?」何をされてもいいくらいには信じていると伝えようと顔を上げた瞬間に唇を塞がれて言葉が続かなくなり。ならばこの口づけですべて伝えようとばかりに深くなるそれに応えるように相手の背中に手を滑らせて)
……んん…この気持ちは言葉だけじゃ伝えきれんから…
(途中で相手の言葉をかき消す口づけとなったが彼の言いたいことは伝わってきていて。唇を離し上記だけ告げるとまたすぐに唇を塞ぐ。深く啄むような口づけだけをしようとしていたがこちらを受け入れるようにスルリと背中に回された手が行動全てが愛おしすぎて「アンタは俺を煽る名人やね…もうちょっと凄いことしよか…?」やんわり唇離し吐息混じりに囁くように耳元で告げると唇を合わせ今度はその口内へと舌を差し入れ上顎や下顎、歯並びや舌の付け根に至るまで己の舌先で入念になぞり彼の舌に自分の舌を絡ませていって)
ん、え?…っんむ、
(煽る天才だとかもう少し凄いこととかよく意味はわからずとも良くないことをしてしまったのかと聞き返そうとするもすぐに口内に相手の舌を感じて目を見開き。何故か嫌だという気は起きずむしろ嬉しく思うもどうしていいかわからず硬直したまま目をきゅっと瞑って。なんとかキスの合間を縫って唇を離し「な、何だよこれ…」力の入らない手で相手の胸ぐらを掴んで)
…ん…ふふ…何も凌は悪い事してへんよ…?……ただ俺の気持ち伝えるんわこっちのレベルアップした、ちゅーやないとなって…
(相手が嫌がる素振りが少しでもあればすぐにでも止めるつもりだったが思いの外抵抗しない彼はこのキスの意味がわからず戸惑っているようでこちらの胸ぐらを掴んでくる相手に一旦唇を離して笑みを浮かべたまま上記告げて愛おしむように頬に優しく口づけて背中をさすって)
レベルアップ…じゃあいい。
(キスの意味を聞いてしまえば気恥かしくふいっと顔を逸らしながらもこくりと頷き。優しく背中を撫でてくれる相手の胸に体重を預けて「風呂行くぞ…」ぼそっと呟きながらも相手の膝から降りようとはせず。相手に抱きつく形のまま「連れてけよ、」仕方なくこうしてやってる、といった表情でむすっとしたまま述べ)
ふふ…ありがとう…。
(許すと素っ気なく顔を逸らせながらも告げてくれた彼に嬉しそうに微笑み礼を口にして。自分から離れない行動や僅かに朱に染まる頬から彼が嫌がっているわけではない事も見て取れ二重に喜びを感じていれば相手から風呂に入るとの要望付け加えられるお願いにパチパチ瞬きをしたがすぐ笑顔になり「ふふ…可愛いなぁ…今日の凌は一段と甘えん坊さんや…俺と離れたないんやね…ええよ…このまま一緒に行こか」姫抱きに体勢を替え彼を落とすことなく立ち上がりその頬に優しく口づけると二人分の下着の替えや服の入った手提げが壁にかけてあるのだがその場に近づき「凌これ、持ってくれる?俺は凌しか持ちたないからこっち頼むね」とおちゃらけたような口調で彼に告げるも今の己の本心でもあって)
っうるせ!誰が甘えるか…
(相手から体を離そうとするもすっと抱き上げられてしまい。真っ赤になりながらも首に片手をかけ自分しか持ちたくないと述べた相手にくすっと笑ってもう一方の手で二人分の手提げを持ち。「落とすなよな、バカ…」不服そうな言葉を使うも嬉しいのか足をぱたぱたとさせて「こんなことするの今日だけだかんな…!」むっと頬をふくらませ手相手を見上げ)
あらら…怒られてもうた…
(コロコロ変わる相手の表情を見つめておれば最終的に怒ってしまう彼に苦笑いを浮かべては上記呟くもきちんと二人分の手提げを持ってくれる相手にありがとうと囁くように告げて。彼から落とすなと言われ無論言われずとも落とすつもりもないので「俺がアンタを落とすわけ無いやろ?そんな勿体無いことせんよ…。ふふ…今日は特別な日やね…俺はきっと忘れへん」嬉しそうに伝えると部屋を出て脱衣所に向かって歩き到着すると「さて名残惜しいけど一旦下ろすな…」一言告げて腕に丁度良かった彼の重みを名残惜しそうに下ろしては風呂に入るべく服を脱いでいって)
お、お前がっ…!いや、何でもない。
(お前が悪いと言おうとするも相手は何も悪くないと思い直し言いとどまり。落とすわけがないという相手の言葉に応えるようにぎゅっと腕の力を強めては脱衣所へ到着。すとっと床に降りては服を脱ぐのを躊躇っており。誰かと一緒になど入ったこともないし身体に付いた痣などを見せるのもなかなかに勇気がいるもので一緒に入ると言い出したのは自分だが今更二の足を踏んで「兄貴先入ってろよ…あとから行くから、」相手に背中を向けて呟き)
嫌や…ここまで一緒やったら入るのも一緒やよ…
(兄貴と自分を呼ぶ時は決まって何か隠している時だと感じては背中を向けている彼の背後からぎゅっと抱きしめ耳元にそう囁いては服に手をかけてぺいっと脱がせるとそこに無数の傷跡を発見したが表情は変えずそこを優しく撫でてチュッと傷がある所に口づけを落としていって全ての傷跡に口づけを終えると「して欲しなったらまた言うて…いつでもしたるから」ふわりと優しく微笑んで彼の頭をまた撫でて「ほな、一緒に入ろか。下も脱がれへんかったら俺が…」と言いつつニコニコ笑みを浮かべたまま今度はズボンに手を伸ばして)
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