伊達の白と黒(非募)

うんうん。なら、良かった。( ほっ ) ふふ、そんなに照れてくれるとは思わなかったよ。―…あっ、それじゃあ僕の手で頰を冷やす？( 嬉しそうに微笑んでは己の手は冷たい為に突拍子も無い事を問い掛け )

そうだね、茶菓子も美味しく感じられるし日頃の疲れも取れるよ。( 庭先の葉桜を見つつ塩大福を一口食べその出来に満足し ) 鶴さんにそう言って貰えて嬉しいよ。それに、今日はいつもより美味しく出来たんだ。これも鶴さんが手伝ってくれたお陰だね。( 相手の喜ぶ姿に微笑み返しては目を細め )

ああ､だから俺を守るようなことにはまずならないさ。 ( ふふん ) ……俺だってこんな顔見せる事になるとは思っても無かったぜ…。余計熱くなりそうだから遠慮しておく。 ( 小さな溜息を一つ溢しては力なく首を左右に振り )

お､君も疲れを感じてたんだな。何時も平然としてるからなぁ､不思議に思ってたんだ。 ( 相手の顔を見て口元緩めつつ述べ ) ははっ､そう言ってくれると嬉しいねぇ。俺はちゃんと君の手助けが出来ていたかい？ ( 表情を綻ばせながら首を傾け )

確かに、そうなっちゃうか…いや、それに越した事は無いけど…。( むむ ) そっかぁ、残念だな。( 行き場の無い手を引っ込めては柔く微笑み )

人の身だからね、如何しても肉体的な疲労は感じてしまうんだ。格好悪いからなるべく疲れを見せない様にはしているんだけどね。( 眉を下げて微笑み ) 勿論っ、沢山作る事が出来たし何より楽しく作る事が出来たよ。( こくこくと頷けば幸せそうな表情を浮かべ )

おや､何かご不満かい？ ( にまにま ) …なんだか君素直に…というかグイグイ来るようになったな。 ( 逸らしていた視線を相手に戻しジトリと )

いやいや､疲れを感じるのは生きている証さ。それに隠されては困る､君を心配することも出来ないじゃあないか。 ( くす ) ははっ､そいつは何よりだ！だが料理というのも存外楽しいものだな。 ( 幸せそうな表情見ては此方も自然と頬が緩み )

好きな人なら尚のこと格好良く守りたいと思ってね。まあ、これは烏滸がましい事だけどさ。( 苦笑頰掻き ) ある意味で吹っ切れたからかもね。積極的なのは厭かい？( 眉を下げて微笑み )

嗚呼、いや…でも鶴さんにも余計な心配を掛けたくなくてさ。( ううん ) ！それなら、良ければまた一緒に料理を作ろうよ。( パアッと嬉々とした表情見せれば料理に興味を持った相手を再び誘い )

はは､君らしいな。ただなぁ…守られるのは性に合わんぞ。 ( 眉下げ ) …嫌ではないぞ､嘘のない言葉は嬉しいからな。…それであの顔を見られるのは癪だけれど。 ( 頬を掻きつつ目を逸らしてはポツリ )

いいや､心配させてほしいね。…逆に隠される方が不安になるんだがなぁ。 ( 首振り ) お､いいのかい？なら今度また手を借りたい時にでも呼んでくれれば喜んで貸すぜ！ ( 目をぱちくりと瞬かせた後でじんわり喜びが滲み出てきて )

そうだよね…。…そもそも、鶴さんは充分に強いから、僕が守りたいと言う事自体失礼だしね。( 己に苦笑 ) ！＿嗚呼もう、そう言う鶴さんの懐の広い所が本当に大好きだよ。…僕はあの顔も好きだけどなぁ。( 屈託の無い笑みを見せては頰を緩め )

…え、隠す方が不安にさせてしまうのかい？( 首傾げ ) わぁ…！ありがとう！鶴さんのお陰で楽しみがまた一つ増えたよ。( 目を細めると誉桜を舞わせ )

いやそういう意味で言ったんじゃなくてだな､相手が誰であれ俺は守られるような性質じゃないだろう。むしろ折れるギリギリまで戦っていたいくらいさ。 ( 首を横に振り ) …そういう君も相当な懐の広さの癖して何を言う。…いやいや､見せられるもんじゃあないだろう！ ( 相手の表情見ては一瞬言葉につまり )

疲れを感じない者なんていないだろう､君は特に自分の事より別の人を優先してしまいそうだしなぁ…。いつか倒れるんじゃないかと思ってしまうじゃないか。 ( こくり ) そこまで喜んで貰えるとは光栄だな､うん。俺も楽しみになってきたぜ！ ( 口元に笑みを浮かばせ )

嗚呼、うん…確かにそうだね。＿…その心構えは刀としては正しいものだけれど、折れるギリギリか…。( 悩み ) 鶴さんと比べたら僕なんてまだまだだよ。ええ、他の人に見せたく無いほど可愛いのに…！( 一瞬きょとんとしたものの直ぐに抗議して )

倒れたらそれこそ皆に迷惑を掛けてしまうから気を付けるけど、…ならもう少し自分の体を労わってみるよ。( こくこく ) それじゃあ次はおやつじゃなくて、ご飯系の物を二人で作ってみたいね。そう言えば鶴さんってご飯系だと何の料理が好きだい？( じっ / 首こて )

突然すまん､背後から連絡を頼まれてな！背後がいつも使っている端末…確かぱそこんと言っていた気がするが突然設定が変わってしまったらしい。まぁ予期せぬトラブルというやつだな。　(　こくこく　)　直せるところは直したがまだ分からず手を付けられてない部分もあるらしい､そのせいで見辛くなってしまっていたらすまない。ということだそうだ。　(　ふぅ　)


折れるまで､でも良かったんだぜ？…でもそんなこと言ったら君は止めるだろうし俺だってまだ満喫したいからな。　(　首こて　)　君も妙なところで謙虚だなぁ､俺の言葉を疑うのかい？他の人どころか君にも見せたくないんだがな！？　(　口角歪めつつじぃーっと相手の目見つめ　)

ああ､そうしてくれ。それでも疲れたような仕草を少しでも見せたら強制的に休ませるからな！　(　ふふん　)　ご飯か､あまり拘りはないが洋食より和食のほうが好みではあるな。驚きの要素があればなお良しだ！　(　首を傾げては今まで食べてきた料理を脳裏に描き､味を思い出しつつ大雑把な答えを導き出し　)

オーケー、事情は把握したよ。( こくり ) 見辛くないから大丈夫だよ！修理お疲れ様。


そうだね…、そんな事を言われたら鶴さんに何と言われようと僕は確実に止めていたね。( にこ ) 疑う訳じゃないけど、全面的に君には敵わないからさ。え！何で！？僕と鶴さんの仲じゃないか…！( 目を瞬かせては相手に詰め寄り )

はは、手厳しいな。オーケー、その時は素直に休ませて貰うよ。( 手ひらり ) 和食に驚き…。うーん、飾り切りで人参を華にしたりする事ぐらいしか思い付かないや。( むむ / 首捻り )

そう言ってくれると助かるぜ､有難う。　(　ほっ　)

やっぱりか､いや折れる気はこれっぽっちもないがな！だから君は安心して自分の身も守っていてくれ。それか俺に守られるかい？　(　にひひ　)　…つまり君も俺もお互いが敵わないと思い合ってるわけか。どんな仲だ！？だって恥ずかしいだろう！見せたら見せたで君は甘い言葉を吐いてくるし！　(　半歩後ろに下がりながらも相手から目を逸らさず　)

ああ､俺は手厳しいぞ！仲がいい相手には尚更だ。　(　ふんふん　)　おお！君はそんなことも出来るのかい！？　(　目きらきら　)

いえいえ。( 手ひらり )


はは、遠慮しておくよ。それじゃあ、格好が付かないからね。( 眉下げ笑み ) …ふふ、何だかそれって凄い事だね。織田家からの旧知の仲だろう！？ 嗚呼うん、勿論！ だって、ほら鶴さんが可愛いのがいけないんだからね。( じりじりと後退させつつ目を細めて )

仲が良い相手、か。…嬉しいけど複雑だな。( むむ ) 政宗公の真似事だけどね、一応大体の物は出来るよ。( ふふ / 少し得意げ )

君ならそう言うよなぁ､残念だ。　(　にひひ　)　そうだなぁ…中々無いことだとは思うぜ。それはそれ､これはこれ！旧知であろうがこれとは関係ないだろう！解せないぞ､それに俺が可愛いというなら君だって俺にとっては可愛いもんだからな！？　(　後退りを続けていけば背中に壁がぶつかった感覚が見ずともわかり冷や汗が背筋を伝って　)

ははっ！それ以上を求めるのかい？ならもっと君に夢中にさせてくれなきゃなぁ？　(　口角つり上げ　)　そういえば彼は料理が得意だったんだっけか､だが真似事でここまで出来れば立派なもんだろう。　(　目元緩め　)

逆なら大歓迎なんだけどね。( くすり ) ならきっと波長が合うんだよ、―なんてね。いいや、あるよ！旧知の仲だからこそ気を許して見せるとかさ。はは、…鶴さん。こんな図体の大きい男の何処が可愛いんだい？良ければ教えて欲しいな。( 相手を壁際に追い詰めると逃げないようその顔横の壁へと片手を付き隻眼を細めては問い掛け )

ふふ、勿論だよ。君がそう言ってくれるって事はまだ望みがあるって事だしね。( にこり ) そうそう、よく客人に自ら手料理を振舞っていたよ。立派か…半ば自己満足だったから嬉しいよ、ありがとう。( 頰緩めては微笑み )

俺だってそうだぞ？男ならやっぱり守られるより守りたいだろう。　(　にぃ　)　本当に波長が合うんだとしたら驚きだよなぁ。そこそこは気を許してるぞ！大体旧知の相手なら見せられるって話なら君以外じゃなく長谷部や薬研達､それと大倶利伽羅にも見せてもいいことになるぞ！？…いや､何か君怖いぞ…？　(　己の顔の横を腕が通り壁に付けられてしまえば逃げられないことを悟り､相手から目を逸らし如何に上手く話を逸らせるかを思案し　)

ま､君の事は嫌いじゃないし君から想いを伝えられても嫌悪感を抱かなかったのが何よりの証拠だな。思ったよりも君には好感を抱いているんだ､…勿論それはまだ仲間としての､だが。　(　表情緩めてはぽつり　)　それを聞くだけで人物像がなんとなくであるが予想できるのが人間の面白い所ではあるよなあ。俺は時代が違ったから彼には会っていないんでな､予想でしかないのが残念だ。はは､なら俺はその自己満足に感謝しなくてはだな！　(　目をぱちくりと瞬かせた後に顔を綻ばせ　）

まあ、それはそうだよね。( こくこく ) うん、本当に合っていたら驚きだね、そう言う驚きなら嬉しいや。…嗚呼、確かにそうなってしまうね。例え僕と仲の良い倶利ちゃん達でもそれは嫌だなぁ＿妬けるよ。…ははっ、怖いだなんて鶴さんも人聞きの悪い冗談を。ほら、何にもしないからね？だから質問に答えて欲しいな。( 言葉通り本人には一切触れずににこりと笑みを浮かべては、心なしか低い地声の重低音が増していて )

…さっきは思わずあんな事を言ったけど、仲間としてでもその気持ちだけで僕は充分さ。そもそも元から君に進展の無理強いをする気は無いからね。ただ、勿論望みはするし、何をしてでも手に入れたいなんて邪な気持ちが完全に無いと言えば嘘になるけれど、何よりも鶴さんの意志を尊重したいからさ。( 眉下げて微笑みつつ頰を掻き ) 嗚呼、そう言えばそうだったね。僕と入れ違いで伊達家に来たと言っても、その間は結構な時間が空いていたもんね。―ふふ、なら今度飾り切りを使った和食を作ってみるよ。( 緩やかに笑みを浮かべては嬉々とした表情でそう言い )

おお､分かってくれるか！　(　ふふ　)　そうだなあ､そういう驚きもたまにはいいものだ。…予想していて言ったことだが実際に言われるのとは違うな…ってそうじゃない！ほら､な？だから旧知であろうが関係ない､でいいだろう！いやいやいや､俺だって怖いものくらいあるさ！…ところで答えないという選択肢は…？　(　肩に手を添え押し返しながらも口元をひくりと引き攣らせ　)

そういうところはなんというか､優しい君らしいよなぁ。…にしてもどうして俺なんだい？他にもいい奴は周りにたくさんいるだろう､君の想いを聞いた時からずっと疑問に思っていたんだ。　(　頬緩ませ　)　ああ､そこそこ長く伊達家にはいたが…君はどのくらいいたんだい？はは､期待してるぜ！あれは華やかで見てて楽しいからな！　(　目をきらきらと輝かせつつ表情を緩ませ　)

鶴さん、突然のロル無しでごめんね。

実は背後の方が今帰って来て、ちょっと只でさえ働かない頭が更に働いてない状態だから、マトモなロルが書けなくてね…。

鶴さんにはいい加減な文章を返したくないから、ロルは明日に書かせて貰うね。一日空けてしまう事になってごめんよ。

勿論、僕も同じ男だしさ。( 頷き ) いつもの驚きは吃驚系だもんね。―けど、それだと鶴さんの照れ顔を見れる口実が無くなってしまうな…。( むむ ) 当然あるよ、だって僕は君にお願いをしている立場なんだしね。( 押し返されそうになっても微動だにせず上記を言ってはくすりと笑みを零し )

鶴さんの明るさに何度も救われたから。君、よく落ち込んでいたりそう言う雰囲気の人を見つけると驚きを届けて紛らわせているだろう。それが意図的なのか無自覚なのかは分からないけれど、僕はそう言う君の人間性を尊敬していて惚れ込んでいるんだよ。( 目を細め ) 僕かい？そうだね…大体二十年から四十年程かな。ちょっと曖昧なのは、水戸へと渡った時期が僕自身もあまり覚えていないからなんだ。( 眉下げ ) うん、期待していてね。格好良く飾り切りを決めてみせるから。( 脳裏に作る予定の料理を浮かべつつ笑み )


昨日は無様な姿を晒してごめんね。…君に失望されて無いと良いけれど。