【BL松】にゃん、みゃぉう、んなぉう【猫擬人化設定】

＊おなまえ＊
いち(いちまつ、までちゃんと名前があるが人間の言葉がむずかしいのかいちまでしか覚えられてない)


＊しゅるい＊
アメリカンショートヘア。毛並みはきれいにしてもすぐごろごろだらだらするためボサボサぎみ。おなかがふるもっふであるのはあくまで種類的な話だからデブとか言ってはならない。

＊ようし＊
人間一松に紫のシャツに黒のスラックス、サスペンダーに黒のネクタイで少し袖は捲っている(肘がみえない、あくまで手首だけみえる位)もちろん紫のボサボサの猫耳と尻尾。八重歯が尖っている。おもたげな目付きに似合わずに人間耳にも右に三つ、左にふたつピアス。猫耳側にも左に一つ。手首に細い銀のシルバーアクセサリーがついている。尻尾はやや長めらしい。

＊かいぬしさん＊
クリスマス回や手紙に出てきたカップルに飼われている。が、よくチビ太やトト子ちゃんのとこでおでんやらにぼしやら貰いにいく


＊すまい＊
上記カップルのアパート


＊そのた＊
カップルが知り合いのブリーダーから譲り受けた猫であり、ブリーダー生まれブリーダー育ちのために人間慣れはしているが逆に猫なれしてない猫らしくない猫。ひなたぼっこが生き甲斐。またたびにめっぽう弱く、弱すぎてでろんでろんになる模様。人間はむしろ好きな部類だが初見はかなり人見知り。お風呂も猫に珍しく好きな部類。というか暖かいの大好き。猫の友達が面白いくらいにできない。なにゆえか。

――……腹へった。……家、遠いし……また集、……ねだりにいくか…。(いつものように住み慣れたアパートの窓を勝手にかりかりと爪で開けて外へと散歩に出掛けた途中らしく猫耳の毛を風に揺らめかせながらきっと回りの人には四足歩行の猫にしか見えない姿でありつつもズボンのポケットに片手を突っ込んだまま片手にちぎった花をもって闊歩してはおでん屋の屋台を目指そうとあるきながらくつり、喉をならしながら)



募集上。

募集上。

＊おなまえ＊
からまつ(からと名乗ることが多い)

＊しゅるい＊
黒猫(雑種)
黒毛に青い双眸を持つ野良猫。野良の割に小綺麗な毛並みから初見で飼い猫と勘違いされることも多いが、よくよく見れば縄張り争いで増やした生傷がチラホラ。曰く、傷は男の勲章だからな！毛並みと同化して分かり辛いがシンプルな黒色のチョーカーを身に付けている。

＊ようし＊
黒髪蒼眼。青みがかった黒髪と同色の猫耳と尾は、感情の赴くままに忙しなく動く。Ｖネックの黒シャツとダメージジーンズにネイビーのスニーカー。首元にはチョーカー。

＊すまい＊
路地裏。

＊そのた＊
一匹だと心細いからと宣って数匹の野良猫(ブラザー)と行動を共にしている。狩りが得意で、食いっぱぐれることはあまりない。人間に甘える処世術も身に付けているが、本当に信頼を置いているのは野良仲間のみ。


フッ、…たまには愛らしいキティ達と戯れるのも悪くない。(昼下がりの住宅街、学校帰りの女子高校生達に遭遇し、おこぼれに預かり空腹を満たした後は伸びてくる腕に大人しく身を委ね。ただし数分も経てばきゃいきゃいと耳元ではしゃぐ高い声が煩わしくなり、抱え上げられた腕の中で体を反転させて彼女達の目線の高さのブロック塀へと飛び移り。名残惜しげに此方を見やる彼女達を青色の双眸に映し、にゃおんと声帯を震わせて感謝と別れを告げると、幅の狭い塀上をスニーカーの靴底で危うげなく踏み締めながら低く笑い)

俺も仲間に入れて欲しいんだが、これで大丈夫か？問題があるなら訂正するから教えてくれ！

(じゅっしーのキープお願いしてもいいですか？）

＞からまつ


ああ……クソ、…散歩してるだけで餌や縄張り奪いだと勘違いされる……。…っ………。(天気のよい昼下がりにまた飼い主の元から無断で離れ散歩をしているとよらない方がいい道も知らなければぱっと見でも飼い猫だとばれても八つ当たりを受けたり見知らぬ野良から喧嘩をふっかけられまくったようでため息漏らしながら引っ掻き傷の残る手にやれやれとかぶりを振ると人にはきっと花をくわえた猫にしか見えないがこんな日に花を摘み土産にするとお姉さんが喜ぶのだ。花を片手に塀の上を闊歩すると少し前に相手の姿があり、よくみれば傷跡のある姿にあいつ野良生活慣れしてる。隙を狙って急所を打って逃げる以外に攻撃法を知らない自分が誤解されたら勝ち目がないと思ってか後退り、うなぁん。と一鳴きし)………もしアンタの縄張り一帯に勝手に入ってたんなら悪いけど、荒らす津守ないんだ。…通っていい？


…ああ、ざっとみして貰ったけど不備なかった。待たせて悪いけどいちお参加受理しとく…また暇なときにでも来たら。…参加ドーモ。(ぽつ、尻尾ゆらり、)



>匿名様

(／お返事お待たせして申し訳ありません、かしこまりました。十四松キープさせていただきましたので二日以内にプロフィールをお願いします！)

＊おなまえ＊
じゅうしまつ(自分をじゅうしと名乗る)

＊しゅるい＊
(雑種でもなんでも。)
サイベリアン
耳やしっぽがモフモフしている。賢く好奇心旺盛のため犬のようだと言われる種類。(説明しづらい…;;)

＊ようし＊
(擬人化時のみためなど)
人間十四松に黄色のつなぎ。髪色と同じモフモフの耳としっぽ。首の長いつなぎのせいで見えないが住所と名前付きの首輪をつけている(よくいなくなるため)。

＊かいぬしさん＊
彼女ちゃん(9話の彼女ちゃんデス)

＊すまい＊
彼女ちゃんのアパート(田舎？ノンノン、細かいことは言いっこなし)

＊そのた＊
元気がよすぎてペットショップに何回も返品され安売りされていたところを買われた。ボール遊びが大好き。簡単な人間語しか覚えていないため時々会話が成り立たないことも。

(これでいいですか？)

（おそ松兄さんkeepお願いします！PFは遅くても９時頃には提出しますので……

(　/　六つ子がにゃんこですって、…何それ可愛すぎじゃないですかっ、是非三男keepお願い致します！
pfは今夜中、遅くても明日には出させて頂きますので…！　)

いちまつ＞
俺は売られた喧嘩以外は買わない主義だ。そんなに身構えずとも―――、お前。
(人の手の届かない塀の上は誰にも邪魔をされることのない安寧の場所。段差や隙間も勝手知ったるものと軽く飛び越えながら食後の散歩と洒落こんでいた刹那、風に流されて鼻腔を擽った他の猫の匂いにぴくりと獣耳を立てて。よくよく目を凝らせば、自分と同じように塀の上を歩く同胞の姿を遥か前方に捉え、多少の逡巡の後、徐々に距離を詰めて行き。互いの姿をハッキリと認識出来るまでに近付くも、此方を警戒するように後退さる様に目淵を緩め。その場に立ち止まったまま苦笑混じりに敵意のないことをアピールしようとしたが、相手の匂いに嗅ぎ慣れた鉄の香りが含まれていることに気付いて、言葉尻を飲み込むと開いた距離を埋めるように一足飛びに彼の元に飛び込み、叶うなら野良生活の長い自分のそれよりも華奢な手首を掴もうと)
……怪我、してるのか？


………。(目の前で揺れる尻尾に狩猟本能を刺激されうずうずと体を揺らしていたが、はたと我に返って)
ハッ。……俺としたことがまんまとハニートラップに引っ掛かる所だった…全く、とんだギルトボーイだな。
さて改めて、迅速な対応感謝するぜブラザァー？生まれ育った場所は違うが猫同士、仲良くしてもらえると嬉しいぞ！(にっ)

(/素敵トピの芳しい香りがしたかと思えば…！是非とも参加させていただきたいです！pfはー…(時計チラ)…うん、二日以内には出します、必ず！朝には出します！…多分。っとと、今更ですが末弟keepお願いします！そして最後の最後になってしまいましたが、pfや今の時点で相性に問題がありましたらばっさり切り捨ててもらって構いません！)

＞じゅうし

(／再びお待たせして申し訳ありません…！プロフィール投下ありがとうございます！不備など見られませんでしたので初回の投下をお願い致します…！)



＞匿名さん

(／大変お待たせしました申し訳ありません…！二日以内でしたらいつでも構いません、了解いたしました、長男キープいたします。お待ちさせていただきます。)


＞匿名様


(参加希望ありがとうございます…！きっといます…この世のなかに私たちの目には猫にしか見えないだけで…！チョロ松了解しました！二日以内でしたらお待ちしますのでプロフィール投下お願い致します！)



＞からまつ


……だって、ここいら一帯の野良結構喧嘩っぱや………！？……ッ……、……え…怪我？……あ、…どーせひ弱な飼い猫だからね。粗っぽい野良に餌食にされただけ……舐めてりゃ治るよ、離せ。(さも野良生活に慣れていそうな風貌を観察するようにじっと見つめていると予想とは反して敵意なく瞳を細めた相手に動揺しつつも本当にやるつもりならこんな家庭生活慣れしきった飼い猫くらい駆け引きなしに問答無用で襲いかかってもくるかと納得したのもあってか無意識のうちに怯えや警戒からやや丸まってしまっていた尾からも力を抜くのだが不意に軽快にも距離を一気に縮めた相手に反応しきれずに目を見開き呼吸さえ忘れてはまずい、なんかわからないけど殺られる！？とぎゅっと両目を閉じあまりのことと喧嘩なんか慣れっこない生活を送ってきたためにすっかり身動きできず硬直してしまうとふと呟かれた台詞にすっとんきょうな声を上げては何故いま？と目をぱちぱちさせてはとりあえず言葉どーり殺る気はないようだとほっとしては大丈夫だから離せと手首引きながらため息漏らし)



ぎる……え、はに？え？はあ？なに？……っつーか、しっぽはやめろ……飛び掛かってきたら俺ガチで噛むからね…。(はっとなれば慌てて両手で隠すように尻尾押さえてはぐぬ、と睨み)
……猫同士……まあ。ね。こんなもやしでよかったら好きに仲良くしたら。勝手にどうぞ…。(ぽつ、)



＞桃色希望者様

(／参加希望ありがとうございます…！！大丈夫！大丈夫ですよ！むしろかわいらしいとど猫様が来てくださってありがたいばかりですので…キープさせていただきます、プロフィールお待ちしておりますね！)

（ありがとうございます！）

＞ALL
…あれー、ここどこだろう？…おなかすいたなぁ
(いつもの通りとことこと町中を散歩していれば途中で見つけたひらひらと飛ぶ蝶々やぴょんぴょんとはねるカエルなどを夢中で追いかけているといつの間にか見知らぬ土地に来てしまい泣くことはないがキョトンとした顔であたりを見回すもぐぅぅっと腹の虫が鳴ってしまいその場に座り込んでしまって

いちまつ＞
ノンノン…見たところお前は飼い猫だろう？俺達みたいに頑丈じゃないんだから傷のケアはきちんとしないと駄目だぜ。
(間近に見た相手の表情に随分と怯えさせてしまったらしいと小さな罪悪感を抱きつつ、紡がれる言葉に耳を傾け。手を離せと苦言を呈されても直ぐには従わずに擦過傷からじわりと滲む赤い滴に目を細め、唾を付ければ治るとの声に一理あるかと頷けば掴んだままの手首にごく自然に己の顔を寄せ、ざらりとした赤い舌で患部を労るように舐めようかと。野良同士ではよくあること。言わば親情のようなものだが、飼い猫である彼の目にはどう映るだろうか。拒否されたにせよ、抵抗されなかったにせよ、握ったままの手首からようやく手を離した後は口端を吊り上げて笑み。通りを行き交う人々は塀の上でじゃれる黒猫とアメリカンショートヘアの二匹を微笑ましげに眺めながら通り過ぎて行き)
…さて。その様子じゃ、また他の奴らに喧嘩を吹っ掛けられるかもしれないし、怖がらせてしまったお詫びに目的地まで俺が一緒に着いていこう！ノープロブレムだぞ！


なっ、なるべく飛び付かないように気を付けるから！(睨み付けられると眉尻を下げておろおろと視線をさ迷わせ)
ふふ、お前は魅力的なキャットだぜいちまつ？(渾身のキメ顔でウィンク)それじゃあ俺はこの辺りで一旦下がるな。また何かあったら呼んでくれ！


じゅうしまつ＞
…どうした、ボーイ。腹の具合でも悪いのか？
(足を組んで大木の枝に腰を降ろし、眼下を行き交う人の波を何気なく眺めていた際、人に紛れぴょんぴょんと落ち着きなく辺りを走り回る黄色の衣服に身を包んだ同胞の姿を捉え。そのまま遠巻きに彼の言動を眺めていたが、やがて相手がその場に立ち止まると青色の瞳を伏せ、木の上から身を投げ出してすたりとアスファルトの上に降り立ち。此方を見つめる人間の眼差しを遮断するように、その場に座り込んだままの青年の元に近寄り、自分も腰を落とすと地面に片膝を着いて)

＞じゅうしまつ

(／いえいえ、参加ありがとうございます！これからどうぞよろしくお願いいたします。)


…………、……行き倒れ？あいや倒れてはないか……行き座り？……お前どしたの、野良っぽくないけど……こんなとこにぼーっとしてて変な野良に見つかったら襲われるかもしんねぇぞ。(お昼前。ぷらぷらと自由気ままに散歩をしてはまたいつものようにおねーさんへのお花のお土産を片手にそろそろお腹もすいてきたしアパートに帰ろうかな。なんて思ったところになにやら腰かけている姿見つけ、どうやらどこか憔悴しきったようにも見える様子と野良には見えない身なりから危険性はないだろうと判断し大丈夫だろうかと様子をうかがうように声をかけてみて)




＞からまつ

…べつに、おにーさんたちにバレなきゃへい……っ！！？え、な、…！？は、…は、なにしてんのお前…！？た、た食べても美味くねぇぞ…！(頑丈ではない、確かにそうなのだが飼い猫とはいえ一人の男、いや一匹の雄猫としてのプライドもあってか意地を張ろうとするのだが飼い主にばれて心配されたりこわい病院に連れてかれなければ構わないと思っていた矢先に何やら猫の舌特有のざらついた感触に慌てふためいては相手の顔と腕を何度も交互に見る。ブリーダー生まれおうち育ち。赤ん坊の頃から人間にすぐ離され間引かれ飼われた為に大きい怪我をしたこともなければ猫の友達もないために他の猫から怪我の治療をされることは愚か毛繕いさえ知らない為に顔を真っ赤にして反論を述べると知識の無さからかなにこれ、俺たべられてる？たべられてるのか？と混乱したのかまた的外れなことを言うと目を瞬かせるとこちらを見て笑む人間達に気づくと何で笑ってるんだろ、…これが普通なのか？なんて必死に思考巡らせ)いや、詫びったって俺が勝手にびび…警戒しただけだし…家に帰るだけだし、他猫…しかも飼い猫に世話やく野良とか見たことないんだけど俺。……変なやつ……。



いやなるべくも何も飛び付くな。つーか見んな。尻尾に飛び付かれたら痛いで済まねぇだろ…(身を守るように寝転んだまま丸まると尾まで体に巻くようにして)
…いや意味わかんねぇし………しかもスッゲェ猫ぱんちしたくなるんだけどその面。(じと、)ん、りょーかい。こちらこそなにかあったらどーぞ。

＞からまつ
ううん、おなかすいたの
(隣に来た相手を見ればふるふると首を横にふりぎゅるるると先ほどより大きな腹の虫が鳴り響き腹に手を当て、耳としっぽが垂れ下がり先ほどのような元気はなくなってしまっていて自分の住んでいるアパートに帰りたいと思うが道がわからないため帰れずただおなかすいたといっていて

＞いちまつ
おなかすいたの…
(先ほどまで元気に遊びすぎたせいで道に迷ってしまいおなかもすいたといいたいところだがあまり人間後を覚えていないせいでおなかすいたとしか言えず耳としっぽをたれ下げ元気のない様子で答えれば相手をじっと見て

＞じゅうしまつ

……帰る元気、ある……わけねぇか。おうち場所、わかる？それかなんか目印とか……。(すっかり気力をなくしてしまっているのだろう、状況を説明するよりもまず空腹を訴える姿に痛ましさ感じつつこの分だとこいつ、たぶん一人じゃ動けないやつだと即座に察知してはこの場にこのまま捨て置くのもかわいそうになったのかなんとか家に帰してやろうと首をかしげながら訊ねてみて)

いちまつ＞
何って…消毒だが？そんなことよりも心配してくれる人が居るならその人たちを不安にさせるようなことはしちゃ駄目だぞ。心配を掛けたくない気持ちは分かるが隠し事はもっといけないことだ――隠し事をする方もされた方も、きっと、悲しい。
(飼い猫である彼が自分達が交わすような猫同士のスキンシップには慣れていないのだろうという結論に至ることはなく、忙しなく色を変える表情を不思議そうに青色の双眸に映して小首を傾げたのも束の間、一度だけ瞼を伏せると再び視線を交え、混乱した様子の彼を真っ直ぐに見据えながら静かに口を開いて。淀みなく、兄が弟に言い聞かせるかのような調子で紡がれる直向きな言葉には打算も偽善もない。ただ、目の前の名も知らぬ彼と、顔も知らぬ彼の家族を思ってのこと。自分なら大切な誰かが怪我をしたなら隠さないで欲しいし、心配だってさせてもらいたい。逆となると話は変わってくるが。それでも彼の家族だって同じ気持ちの筈だと柔く笑んで)
じゃあ、お前のホームまで送らせてくれ。フッ、俺は愛に溢れたパーフェクトキャットだからな。誉め言葉として受け取っておこう。


じゅうしまつ＞
……っふ、はは！ああ、確かにそれは一大事だな―――よし、そんな腹ペコボーイには俺がとっておきのデリシャスなフードをご馳走しようじゃないか！
(体の不調を訴える様なら薬草でもと跪いたまま辺りを見渡していたが、力ない訴えと共に盛大に鳴り響いた腹の虫の声に毒気を抜かれた様子で青色の双眸を丸めたのは一瞬、ぷっと小さく吹き出せば愉快そうに喉奥を震わせて快活に笑い。遠巻きに眺めていた際の一連の相手の言動が体調不良ではなく空腹が原因であったとなれば次のアクションは決まっている。下衣に着いた土埃を払いながら立ち上がり、同胞に向けて敵意のない掌を差し出して、彼が己の手を掴むようなら此方に引き寄せるようにして立ち上がらせようかと)

＞いちまつ
あ、えっとね、ここ！
(相手が一緒に家を探してくれると聞けば少し元気を出し、目印になるものと聞けば何かを思い出したのかつなぎのチャックをおろせば首輪につながれた住所と名前の書かれた札を相手に見せて

＞からまつ
ほんと！？
(相手のデリシャスなフードという言葉を聞けば耳としっぽがぴょんっと立ち元気になると相手の手をぎゅっとつかんではすぐに立ち上がり目をキラキラとさせながらどこどこと周りをきょろきょろと見まわして

＞からまつ


しょ、消毒って……猫の消毒ってこうなのか……？……、………外で怪我したなんてバレたら暫く散歩禁止になんじゃねぇか。そうなったら……その、……っ。な…なに初対面の猫相手に説教垂れてんだ、お節介じじい。(消毒、消毒、しょうどく。猫同士はもちろん、大きく怪我をしたこともなく病院だって検査や予防接種をしにいくくらいの自分にはそれがおにーさんやおねーさんが怪我をしたときに何やら液体を用いていた位の知識しかなく何度も不可思議げに首を捻りながら難しそうに唸ると真摯な目付きで自分へと向けられる相手の台詞に目を見開かせ暫しじっと耳を向けていると…そりゃ、隠すのがいいことだとは思わないしわるいきは、あるけれど。と胸の奥がちくりと音を立てる感覚を覚えながらもでも、お外行けなくなったらぶっきらぼうだけどおにーさんに取った獲物で驚かせたり、おねーさんにいつもありがとうと渡す花も用意できなくなってしまう。と耳をへたりと垂れさせるもそれを口にするのが恥ずかしくてついつい相手の言葉を突っぱねるような物言いをしながらふいとそっぽを向きながらも頭のなかではぐるぐると言われた言葉を繰り返していて。不意に相手へ振り返ってはじとりと見つめるもため息漏らしそのままさっさと家への道を進まんと塀を伝い歩き)……なにそれ、ヒーロー気取りかよ。べつにすぐそこだからだいじょーぶだし。……べつに、めんどくさいから来るなら勝手にしたら？



＞じゅうしまつ

ん？………あー………、……にんげんの文字か……。……えと、……、じゅ、…し、ま……悪い、平仮名のちょっとしか読めねぇ……。……仕方ないね。うち来なよ、うちのおにーさんに電話してもらえばいいし。たぶんこれからごはんだから一緒に食おう。(つなぎの首もとから曝された何やら文字の羅列が見える首輪にじーっとよく目を凝らしてなんとか解読してみようと必死になるのだが人間の話し言葉ならまだしも文字となるとさっぱりわからない。かろうじで相手の名前の文字のいくつかを拾うもだめだとため息漏らせばこれはもうおにーさんに頼るしかないと判断しては案内しようと先に立ち)