奏山高等学校(かなやまこうとうがっこう)
その高校は県内でも唯一の進学校だった。成績優秀な生徒が集う、そんな高校。もちろん部活動は活発だった、そう……1部を覗いて。
奏山吹奏楽部は部と名があるだけの通称弱小吹奏楽部。部員も20名と小編成で練習日にはトランプを持ち寄り遊ぶものやもはや練習もしないもの。お喋りするだけして終わる、楽器にも触れることのない部活なのだ。
……だが、そんな部活にとある転校生の双子がやってくる。その双子の元いた高校は県内で金賞をとり全国大会で銀をとっている名門の吹奏楽部にいたのだ。
そしてその双子はなんとさぼってばかりの部員に……
「やる気ないなら吹奏楽やめれば?」と冷たい言葉を発してしまう。そしてそれにかさばり、部員も少ないし部室受け渡しを言われてしまい、受け渡したくないなら成果を残せ。その言葉から弱小吹奏楽がコンクールに挑むことになる……。
▼募集人数▼
男1人、女2人。
1、転校してきた双子の姉。
「吹奏楽やる意味無いじゃん。」
クールで取りつかめない女の子。
2、転校してきた双子の弟。
「姉ちゃんはああ言ったけどみんな仲良くしたいんだよね」
甘えん坊気味な優しい男の子。
3、サボリ癖の少女。
「いやーべつにさ?もうこの部活なくなってもいい感じするけどなぁ……」
めんどくさがり、部活が変わっていく中でも変わろうとしない。
4、やる気がない動かない怠け者。
「めんどくせぇ……勝手にやっとけばいいよ」
動かない、ねる、とにかくねる。(主)
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