MAID＆NURSE「SF系GL」

ん、ありがと。ちょっと面倒な能力かもね。
(電話の内容を簡単に説明しながら髪を整えてもらい。お礼にと軽く唇を重ねるだけのキスをすると「ジャージでいいかな」と動き易い格好に着替え始めて)

私達の戦闘服と言えばアレじゃない？
(着替える相手に壁に掛けられたプロレス用のメイド服とナース服を指差しながら、自分は先ずシャワーだけ浴びてこようとしていて)

上げ

ああ、それもそっかあ。忘れてたよ。
(あっけらかんと笑みを浮かべながら指差されたナース服を手に取って。胸元や太ももが強調されるそれは戦闘にはあまり向いていないものの着るとスイッチが入るようで。着替えを終え手持ち無沙汰になると相手を揶揄いに風呂場へ行くと突発的に扉を開け、ぱしゃりとスマホで相手の裸体を撮っては「椿チャンかあいーねー」と満足そうに笑み)

・・・・マリア専用だから他人に見せたら駄目だよ？
(相手に写真を撮らればキョトンとした顔で特に何もせずにシャワーを浴びてからメイド服に着替えて「朝食食べたら行こうか？」とメイド服にエプロンを付けて調理していて)

今日はこれ見て頑張るもんね。
(スマホの画面に映る相手の姿に満足そうに笑んだままちゅっと軽く口付けし。自身は二人分の珈琲を用意し、朝食を作る相手の後ろ姿を見ながら煙草に火をつけ一服し)

あ、煙草、私にも頂戴？
(相手が煙草を吸ってるのを見て煙草を一本咥えると相手の煙草の先とくっつけて火を移して貰えばハムエッグとトースト、サラダを作り終え配膳すれば「朝食出来たし食べよう？」と席について)

行っただきまーす。んー、半熟の卵が美味しい。
(朝食が配膳されると煙草を灰皿に押し付け肺の煙を吐き出して。早速口を付ければ幸せそうに瞳を細めて。「手、特に不便は無さそう？」と相手の掌を見ながら)

私は今のところ手が鉄の様に堅くなるだけだから特に問題はないかな？
（手をグーパーグーパーさせながら自分の意思で硬化出来る様なので特に問題ないと相手に伝えながらトーストを食べていて）

よかった。えっちのときに支障があったら困るもんねー。
(安心した様に優しく頷くと打って変わっておちゃらけた口調で続けて。談笑しながら朝食を食べ終えると「ごちそーさま。洗い物はあたしがやるね。」と自分の前のお皿を纏めると珈琲を飲み干してから立ち上がりシンクへと立ち)

うん、分かった、私は対策本部から貰った資料でも読んでるね？
（相手の冗談はスルーして相手が洗い物をしている間に昨夜、エイリアン対策本部から貰ったエイリアンに関する資料を見ながら知識を増やしていて「現在、確認されているエイリアンは四種類、どれも気持ち悪いね」と資料に載ったこれから退治することになるであろうエイリアンの写真を見て顔をしかめていて）

「タコ型」
八本の触手を持ち、ヌルヌルの体液に触れると麻痺状態になってしまう。触手の吸盤は獲物を逃がさないようにする為である。逃走手段として口から煙幕を吐く。
「ナメクジ型」
ヌメヌメの体液は銃弾を弾き麻痺効果がある。捕食する時は丸呑みにして弱い消化液をじわじわとかけていく。動きは遅い。
「カタツムリ型」
ナメクジ型の亜種、ほとんどナメクジ型と性能は変わらないが、鋼鉄並みに硬い殻に入られると一筋縄では倒せない。動きは遅い。
「ミミズ型」
地中を移動しやすいようにヌルヌルの体液を纏っている。この体液は油に近い成分らしい。視力は無いが口には無数の牙がある。最長で10m級の大きさが確認されている。

どれどれ。…こんなに気持ち悪かったら遠慮なく攻撃出来るね。この前あたしたちを襲ったのはタコ型…だね。
(洗い物を終えるとタオルで両手を拭きながら相手の元へ戻ってきて。資料を覗き込むと不快そうに眉を潜め、タコ型のエイリアンを指差して。他のエイリアンについての特徴も軽く頭にいれながら「一服したら行こう？対策本部はは禁煙じゃないといいなあ」とライターを取り出して)

マリアは放電すれば良いけど私はどうしても接触するから嫌だなぁ
（相手と違って自分はパンチやチョップなどで攻撃するしかない為、どうしても接触する為、少し相手を羨ましがりながらもしばらく一服してから「良し、行こうか？」と車で対策本部まで移動すれば先日、お世話になった炎の人と氷の人の先輩二人組が自分たちの格好に驚きながらも本日の訓練内容を説明して）

本日の訓練内容
身体能力テスト
最先端技術を使った戦闘訓練

体液に気を付けないと、この前みたいなことになりそうだもんね。…椿、無理しないでよ？
(自身も懸念していたのか少し眉を下げながら相手の頭を撫でて。一服を終え、対策本部まで到着すれば訓練内容を聞いて、少しわくわくしているようで。)

うん、無理だけはしないようにするね、身体能力テストは握力、背筋力、５０ｍ走、腕立て、腹筋、反復横跳び、それと能力の限界値だってさ
（先輩方の話を聞いて身体能力を測ると以下の結果になり、プロレスラーだけあり中々の身体能力を見せると最後の能力の限界値を測定する事になり、自分の場合は両手の硬度、持続時間などを調べるだけだが、相手の場合は最大放電量、充電量、帯電時間など難しい事を調べるようで大きな機械に囲まれていて）

握力　４０ｋｇ
背筋力 １３２.５ｋｇ
５０ｍ走 ８.０秒
腕立て伏せ ４５回
上体おこし ３１回
反復横跳び ５２回

上げ

あー…疲れた。一服したい。
(全ての測定を終えるとぐったりとした様子でベンチに座り込んでおり。測定とは言え放電等力を入れ使うとそれなりに体力も奪われる様で。相手は先に終わっているだろうかと考えながら額の汗を拭って)

お疲れ、少し休憩したら次は最先端技術を使った戦闘訓練だってさ
(相手の元へ煙草を吸いながら近づき横に座ると吸っていた煙草を相手の口に咥えさせて)

上げ

上げ