世界は恋とSweets&Kiss ( 非募 )

世界は恋とSweets&Kiss ( 非募 )

藤村伊織  2016-05-07 12:59:57 
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新堂カイト × 藤村伊織

>510 様 限定

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  • No.61 by 新堂カイト  2016-07-09 11:02:58 


…な…に言ってんだ、お前…。事故だっつってんだから、そう思って忘れりゃいい話だろうが。(抱き締められた事が余程堪えたのか、無かった事になど出来ない、相手がそう消え入りそうな声で呟く。しかしそれに反して縋るように腕を掴まれている気がするのは自分の思い過ごしだろうか。此方に救いを求めるかのように強まる力に心臓が大きく跳ね、心が揺らぐ。_こいつ…俺が嫌いなわけじゃねぇのか? 相手を苦しませない為に言い聞かせているというのに、膨らみかける僅かな期待。理性に抗い己の気持ちを思うがままぶつけたくなる狂暴な衝動が込み上げ、ドクンドクンと鼓動が速まり、妙に息苦しくなる。発する言葉とは裏腹に、肩に触れていた手が俯く相手の頬へと伸び。半ば無理矢理顔を上げさせ視線を絡ませれば自然と二人の距離が縮まる。「…カブキ、お前─…、」真意を探ろうと瞳を細め、目の前の相手をじっと見据えながら口にした時、部屋に近付く足音にピクリと指先を震わせ)


  • No.62 by 藤村伊織  2016-07-09 19:14:42 



•••本当に最悪だ••••、こんな筈じゃ•••
(大分遠回しではあったが何時もの自分にしては随分と感情を表に出してしまったんじゃないかと自覚し、後から込み上げてくる気まずさと羞恥でどんどん体温が上がっていくのが分かる。相手へ抱いている感情がどういうものかというのは悔しいけどもう自分で認識している、だけど相手は?さっきも言われたように、もし本当に事故だとして特に何も意図が無かったとしたらこんな惨めな姿を晒して自分はこれからどうしていけばいいんだろう。もやもやと湧き上がるものを頭で整理しようとしているとやや強引に顔を上げさせられ嫌でも視線がばっちり絡み合い。こっちは不安で堪らないというのに、これ以上どうしろと言うんだ。至近距離にも関わらずそれでもなお視線を微妙に相手から外しボソリと呟きを落とす。もうこのまま言ってしまえば楽になれるだろうか。いっそのことどうにでもなってしまえと半ば開き直ると「ー多分俺は•••、」そう口を開いた瞬間聞こえてくる足音。なかなか戻って来ない事で心配させてしまったのだろうか、誰かは分からないがとにかくこのまま扉が開かれたらーそう思うと恐怖にも似た感情が湧き上がり咄嗟に立ち上がっては相手と距離をとり)

  • No.63 by 新堂カイト  2016-07-11 21:05:56 


─…わかった、今行く。(近付く足音に警戒したらしい相手が慌てて己と距離を取る。何か言い掛けた相手を追及しようと口を開くも、近付いてきた足音は案の定このレッスンルームの前で止まり。やがて扉が開かれ、顔を覗かせたのは蒼星で。今度の公演や先程の取材の件で打ち合わせをしたいから事務所に集まって欲しいとの事。普段と大差無い調子で了解と返すも、この場の張り詰めた空気を感じ取ったのか、蒼星が若干不思議そうに自分と相手を交互に見る。しかしその事に特に触れるわけでもなく、“待ってる”と笑みを浮かべて戻っていき。再び彼と二人きりになった空間。先程までの緊張が解けたように息を吐き出すと、何処かぎこちなく相手に視線を向け。相手が先程何を言いかけたのか気になって仕方がないが、続きを促した所で素直に話す可能性は薄い。それでも性格上黙っていられず、彼が部屋を出て行ってしまう前に問い詰め)
…なぁ、さっき何か言いかけたろ。何言おうとした?



  • No.64 by 藤村伊織  2016-07-12 20:58:31 



別に•••大した事じゃない。
(蒼星の言葉により漸く冷静さを取り戻す。あのまま誰も来なかったら自分は相手に何を言うつもりだったのかー。丁度いいタイミングで蒼星が来てくれた事に安堵の息を零し、さっさと部屋を出ようとしたところで耳に飛び込む相手の問いかけ。まさか相手がそのままうやむやにするようなタイプではないということは分かっていたものの、我に返った今、改めて聞かれても続きを答える気にはなれず扉の前で立ち尽くせば首を横に振って言い放ち。ーとにかく二人きりの空間から離れなければ、これ以上相手の事を考えていたらいつか言葉の続きを伝えてしまいそうで。不安と恐怖で押し潰されそうな感覚。こんなに辛いならやっぱりこのまま忘れるべきなのか、そう思い再びドアノブに手をかけ相手より先に部屋を出ようとするも、一瞬背後にいる相手を振り返り弱々しく口元緩めると「やっぱり、無かった事にした方が良いかもしれないな」と小さく呟いてそのまま相手を置いて一足先に事務所に向かい)

  • No.65 by 新堂カイト  2016-07-15 00:21:53 


……っ、……どうすりゃ良かったんだよ…。(立ち去る間際、相手が残した一言が胸に突き刺さる。“ 無かった事に ”、確かに自分はそう言ったが、相手を苦しませない為に選んだ言葉であって、勿論本意ではない。本音を言えば先程の一件で自分を意識して欲しいし、秘めた想いも感情も剥き出しにしてぶつけたい。あれ程近くにいても、感情のまま抱き締める事はもう許されない。一人取り残された部屋で脱力したように壁に背を預ければ、若干苛立ちを含んだ声音でやりきれなさを吐き出し。その後、遅れて事務所に戻るも、モヤモヤした感情に支配されたまま。思うは相手の事ばかりで、打ち合わせの内容がすんなり頭に入って来やしない。上の空といった調子でただ一点をぼんやりと見つめている内にミーティングは終了し)



(/いつも魅力的で可愛い伊織を有難うございます…!! 苦悩する伊織の繊細さがとても素敵で、ついにやにやしてしまいます。笑
告白するチャンスはあったのですが、もう少しこのままの方が面白いかなと、見送らせて頂きました。勝手な判断で申し訳ないです。orz そのうちカイトの自制心がなくなり暴走するかと思いますが、宜しくお願いします(笑)
取り敢えずこの辺で一区切りし、場面を変えた方がやりやすいのかなと思い、打ち合わせが終了した所で止めましたので、続きは会議終了後からでも日時を変えて別の場面からでも結構ですので、お好きな場面から始めて頂けたらと思います!)

  • No.66 by 藤村伊織  2016-07-16 15:51:06 


(あれから数日、流石にメンバーの前では平静を装っているものの気まずさが無くなった訳ではなく、なるべく二人きりにならないように心がける日が続いている。準備していた公演も無事に終了し、新しい演目に向けてまたスタートを切ることになり心機一転の為にも休日が設けられた。またこれから打ち合わせやらレッスンやらで忙しい日が続くにも関わらず、休日だというのに自分は事務所に出向き早速次の台本を熱心に読み込んでいて。というのも一人で家に居てもやる事が無いし何かに集中していないと相手の事ばかりが頭に浮かんできてしまう為余計な事を考えないようにと台本にマーカーを引いたり自分なりのメモを書き込んでいるとたまたま倉庫の整理に来ていた蒼星に「折角のオフなんだから、程々にね?」と声をかけられるも入れてくれたコーヒーを飲みながら再び黙々と作業を進め)


(/ いえいえ!こちらこそ葛藤しているカイトが切なくてつい涙が出そうになります..笑
二人にはもう少し苦しんでもらいましょう← とりあえず休日の方が色々と行動も起こしやすいかなと思い場面を変えてみました!)

  • No.67 by 新堂カイト  2016-07-19 06:22:31 


…天気いいな。本当に雨降んのかこれ。(無事終了した公演後の休日。たまにはゆっくり寝ていたい気分でもあったが、次の公演もある為、自主的にボイトレに通い、その帰り道。午後から雨予報らしいが、嘘みたいな快晴。ぼんやりと空を眺めつつ独り言を溢すと、不意に相手の顔が浮かぶ。_あれからというもの、彼と二人きりになる事がそう無くなった。話しかければ皆の前では普通に返してくるが、不意に近付こうとすると然り気無く距離を取るような行動が目に付いて。公演間近だった事もあり必要以上の接触は控えていたが、これからも避けられ続けるのは堪えられそうにない。あの日の出来事が彼の中で消化出来ずにいるのなら、せめて普段通り接するしかない。気付いてしまった想いをぶつけられないのはもどかしくて辛いものの、想い人に避けられ続けるのも堪え難い。練習熱心な彼の事だから今日も自主的に稽古に出て来ているに違いない。会えば感情が抑え難くなるのが解っていながら、会いたさ故に足はカンパニーの方に向いてしまう。近付くにつれて速まる鼓動。彼が居るかどうかわからないのに。そんな女々しい自分が滑稽で思わず鼻で笑いながら、事務所前で立ち止まりドアノブに手をかけ。扉を開けて中を覗けば予想通り台本と向き合う相手の姿。嬉しさが込み上げると同時期待通り過ぎて可笑しくて、ついふっと笑みを溢しながら声をかけ)
─ …よぉ。お前一人か?



(/休日という事でどんな展開にしていこうか悩みますね。楽しみです。笑
何かに使えるかな~と、午後から雨とか変なフラグ用意してみましたが(笑)、お気になさらずお好きなように動いてくださって構いませんので!では引き続き宜しくお願いします!)


  • No.68 by 藤村伊織  2016-07-20 22:26:37 



•••、ああ。蒼星も居るが倉庫の片付けをしているらしい。
(すっかり台本に見入っており周りの音もろくに耳に入らないぐらい集中していた為勿論扉が開いた事などには気付く筈も無かったがその後に聞こえてきた声には過剰に反応してしまいびくりと肩を震わせ。ーこの声。振り返らずとも声の主は分かりきっている。相手が休日に訪れるなんて一体どういう風の吹き回しだろうか。なんて内心思いながら至って自分は台本に集中しているんだという雰囲気を醸し出す為にも、声をかけられているにも関わらず顔を上げるどころか目線すら相手に向けないままぽそぽそと呟き。折角相手の事を考えないようにしようとしているのに本人が此処に居るのでは全く意味がない。相手がこのまま自主練でもするというなら自分はさっさと家に帰ろうかと椅子から立ち上がり飲み終わったコーヒーを片付けると鞄を持ち扉に向かい)

  • No.69 by 新堂カイト  2016-07-22 22:54:27 


…何だよ、もう帰んのか?(声を掛けても目が合うどころか此方を見ようともしない。此方の声掛けに確かに反応した癖に。蒼星の件には適当に相槌を打ちながら相手の動向を見つめていると、今しがたまで台本と向かい合っていた割に急に帰り支度を始め。避けられている事は承知の上だが余りにあからさま。顔を合わせる事さえ嫌なのか。こっちは会いたさ故に足を運んだというのに、これでは面白くない。瞳を細めれば眉間には自然と皺が刻まれ、まるで拗ねた子供のように不満の色を含んだ声を発してしまう。_このまま逃して堪るか。そう思うや否や部屋を出ようとする相手を先回り、入口を塞ぐようにして立ちはだかれば、引き止める為思い付きで浮かんだ事をふてぶてしい口調で口にし)
ちょっと待て。─…そうだ、メシ。昼飯まだだろ。付き合えよ。

  • No.70 by 藤村伊織  2016-07-24 20:04:14 



何で俺が•••ー、
(自分の行動は当然見破られていて一瞬のうちに扉を塞がれるとそこでやっと相手を視界に捉える。不満そうな、不機嫌そうな顔。しかも明らかにぎこちない昼食の提案。相変わらず上から目線なその態度にふっと小さく笑いが零れるも、"行く訳が無いだろう、蒼星でも誘ったらどうだ?" 口から出る筈だった相手への答えがすんなりと出て来ない。思わず言葉に詰まり俯く。このまま相手を避け続けたところで何も変わらない事も分かっているし、そうしたいなんて思ってもいない。本当は昼食だって•••ー。そこまで考えると相手を軽く押し退け扉を開きスタスタと歩いて行く。数歩進んでぴたりと足を止めれば少し振り向き何故か此方までふてぶてしい表情を浮かべると一つ言葉を落とし)
•••和食なら、行ってやってもいい。

  • No.71 by 新堂カイト  2016-07-26 10:09:50 


和食かよ、あんま気分じゃねぇな。…待てよ、そういや最近新しく和洋ダイニングが出来たろ。ここからそう遠くねぇし決まりだな。行くぜ。(己を押し退け部屋を出ていく相手を視線で追う。万一拒否されたなら多少強引にでも連れ出すつもりていたが、どういうわけか意外にも乗って来た。相手のリクエストはやはり和食。こんな時相手に合わせる事も大事なのだろうが、生憎そういった協調性を持ち合わせていない上、妥協は自分の中で許せないため、顔をしかめて気分が乗らない事を無遠慮告げ。その時、ふと最近オープンした店の存在を思い出し。食の好みも異なる二人でもあそこなら互いに食べたいものが見つかるはず。そうと決まればと、相変わらず相手の返事を待たずに決めつけさっさと歩き出し)


  • No.72 by 藤村伊織  2016-07-28 08:19:19 



相変わらず勝手だな••••、
(自分の都合で昼食に誘ってきたくせに此方の意見にはまるで聞く耳を持たず、終いには一人でさっさと歩き出す始末。呆れ果て大きな溜息を吐くも、何だかんだ拒否出来ず大人しく相手の後ろをついて歩いている自分に対して苛立ちが募る。こんな意志の弱い人間じゃなかった筈なのに。とりあえず和食もあるならそれ以上文句を言う必要も残念ながら無くなってしまった為一定の距離を保ったまま歩き進め。暫くして目当ての店に着けば案内された席に座り早速メニューを開くと思っていたよりも種類が豊富でなかなか惹かれるものが多い為無言のまま見入っており)

  • No.73 by 新堂カイト  2016-07-28 22:54:52 


へぇ…結構色々揃ってんな。オムライスにハンバーグ…こっちのスパゲティーも美味そうだな。…よし、今日はこのハンバーグランチにするか。(以前買い出しに行った時も感じたが、普段反抗的な相手が自分の後を大人しく付いてくる、そんな小さな事が嬉しく、やはり気分が良い。何処と無く上機嫌のまま席に着けば此方は此方で早速メニューを開き、あれこれと迷いながらもデザート付きのハンバーグランチセットに決定し。さて気に入るものはあったかと目の前の相手の方に視線をやれば、何やら真剣にメニューと睨めっこしており。余程真剣に悩んでいるらしく、此方の視線にも全く気づかない様子で。自分の気持ちを自覚してからは、相手のそんな所さえ可愛く思えてしまう。つい頬が緩んでしまうのを堪えながら、相手が見ているページに指をかけ此方からも見えるようにすれば、自分もそこに視線を落としながら少々急かして)
どんだけ悩むんだよ。決まらねぇなら俺が選んでやるよ。

  • No.74 by 藤村伊織  2016-07-30 19:44:30 



いや、お前には任せられない。コレにする。
(どれも魅力的な為延々悩んでいると向かい側の相手にメニューを覗き込まれ急かすような言葉を浴びればむっと表情を顰めあっさりと相手の提案も拒否し。漸く決まったのか自分はトンカツの定食を選び早速店員を呼んで注文を終えると水を一口流し込み。あれ以来こうして二人きりになったのは初めてに等しく、只でさえ自ら話を振るタイプでもない為料理が運ばれてくる間のこの時間が苦痛で仕方ない。初めて来る店ということで辺りを見回したりメニューを見返したりどうにか適当に時間を潰すもそれにも限界がありどうしても目の前の相手が気になってしまう。堪忍したように息を吐くと渋々沈黙を破り)
こうやって二人で食事をする日なんて来ないと思っていたが•••意外だな。俺なんかを誘うなんて。

  • No.75 by 新堂カイト  2016-07-31 06:52:10 


そういうお前こそよく着いて来たな。あんだけ避けてた癖によ。どういう風の吹き回しだ?(オーダーを済ませれば、先ずは店の雰囲気を確認するように辺りを見回してから視線を相手に戻し。此方を見ないようにしているのか中々合わない視線。何となく落ち着かないように見えるのは、苦手な自分といるからなのだろうが。そんな彼をこうして観察しているのも面白く思えて来て、水が入ったグラスを口元に運びながらじっと見つめていると、相手の方から沈黙が破られ。確かに端から見てもこの組み合わせは意外なはず。実際彼と二人きりで食事なんて初めてで。誤魔化さなければならない質問からは逃れつつ、あれから彼に避けられていた事を意地悪く添えて問いながら椅子に深く凭れ)


  • No.76 by 藤村伊織  2016-08-02 13:57:15 



•••何だ、お前なんかと食事はしたくないと突き放せば良かったのか?
(避けてた、と言われるとチクリと胸が痛む。その件に関しては確かにその通りな為否定は出来ず視線を下に落とすもこのまま相手のペースに乗せられるのも堪らない為やや反論気味に言葉を返し小さく息をついて。今までの自分の性格なら今回の誘いを払い退ける事なんて簡単に出来ただろうに。それが出来ずに今この場に相手と二人でいるのは自分でも妙だと思う。ただあのまま気まずい状況が続くというのも自分なりには引っかかっていた、だから付いて来たという事をひとまず伝え)
避けていたのは俺の方だが、やっぱりこのままじゃ駄目だと思ったから来たんだ。練習にも影響するし、俺自身このままが嫌だったから。

  • No.77 by 新堂カイト  2016-08-04 00:11:17 


突き放したきゃそうしろよ。それでも俺は俺のやりたいようにやらせてもらう。(避けられっぱなしが堪えられないのは此方も同じ。例え今回誘いを断られても強引に連れ出していただろう。やはり感情を圧し殺すのは自分には向いていないのだと思い知る。彼への気持ちを自覚してからは、この想いや欲望を思いのままぶつけたい、そんな衝動に駆られるばかりで。そんな己を制止しているのは、稽古に打ち込みたいだろう彼への己なりの配慮であり。まるで相手に選択権はないと言いたげに自分本意な言葉を向ければ、やがて運ばれて来た料理を前に早速ナイフとフォークを手にし。食うぞ、とばかりに相手の目の前の料理を顎指ししては此方の心境も伝え)
…まぁこのままじゃ駄目だってのは同感だ。何かとやりにくくて仕方ねぇしな。

  • No.78 by 藤村伊織  2016-08-04 06:59:05 



•••お前らしいな、
(相手の言葉を聞けば結局の所自分が誘いを断ったとしても結果は同じだったんだろうなと小さく鼻で笑い。強引で、自分の思い通りにならないと気が済まない相手の性格は十分に理解している、だからきっと無意識に心の中で無理矢理連れ出してくれる事を期待していたのかもしれない。普段は表情にすら出さないものの、こんな風に思っていると相手が知ったらもうこんな機会が訪れる事は無いんだろうと一人黙々と考えている間に料理が来て相手に食べるよう促され、自分は箸を手に取り手を合わせ食べ始める。相手も同じように思ってくれていた事に少し安心するも、避けていた事で誤解されているかもしれない事が一つある為相手が料理に集中しているのをいい事にポツリと独り言のように言葉を落として自分もどんどん食べ進めていき)
••••別に、お前の事が嫌いな訳じゃない。避けたりして、•••悪かった。

  • No.79 by 新堂カイト  2016-08-04 22:43:02 


っ…べ、別にお前に避けられてる事を気にしてたわけじゃねぇからな。俺はただ、このままじゃやりにくいと思ってただけで…(好物の一つであるハンバーグを味わいながら促されるまま食べ始める相手を盗み見て。姿勢が良い相手。綺麗な箸使いや品のある食べ方に密かに見惚れていたところ声を掛けられドキリとし。避けていた事を素直に謝罪してくる彼。己に反抗的な彼が時折見せるこの素直さに弱い上、“嫌いな訳じゃない” そう直接彼の口から聞けた事で嬉しさが込み上げ、頬が緩みそうになり。照れ臭さもあって視線を逸らすと、普段の勢いを失った口調でもごもごと独り言のように話し。しかしそんな自分に堪えきれず再び相手に視線を戻せば、照れ隠しからぶっきらぼうに言い放ち、誤魔化すように料理を口に運んで)
…とにかく、もう避けるんじゃねぇよ、馬鹿。

  • No.80 by 藤村伊織  2016-08-05 10:23:58 



ああ、分かってる。
(いつもの攻撃的で棘のある言い方ではなく、どこか拍子抜けしたように口ごもる相手。どう考えても気にしていたと言っているようにしか聞こえない発言に思わず笑みが零れここは相手の言う通りにしておいてやろうと小さく頷き肯定して。このまま何となく距離があるまま時間が過ぎていくのかと思っていた為少し穏やかになった空気に安心し。ひとまず一件落着といったところか、初めは気まずかったこの状況も気付けば心地の良いものに変わっており表情も柔らかくなって、続いた相手の言葉にも短く返事をすれば食事も終わり水を飲み干して一息つく。ふと窓の外に目をやると店内に入る前とは変わって雲がどんよりしているのに気付き憂鬱そうに頰杖をついて)
ひと雨来そうだな•••降る前に帰った方が良さそうだ。

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