これは血の繋がりのない叔父と姪のお話。
両親を交通事故で亡くし叔父に引き取られた貴女。
その時貴女はまだ10歳だったため両親の死に深く悲しみ塞ぎ込んでいました。
しかしそんな彼女に叔父は不器用ながらも接していきゆっくりとだが確実に家族の絆を育んでいった。
何をする時も一緒。食事や風呂や寝る時も片時も離れることはなかった。
気づくと大きくて優しい手を探し口は悪いけど優しい彼が大好きになっていた。しかしそれはあくまでも家族として…。
しかし貴女も今年で中学生になり体つきも少しずつ女性らしいものへと変わっていくにつれ叔父への想いにも徐々に変化が訪れる…。
いつもと変わらない手や彼に胸が高鳴っては締め付けられるようになっていき…。
早く大人になって彼の隣に…一番近くにいたい…その想いが強くなる。
「お前さ、俺のこと好きだろ?男として意識してんのバレバレ」
「~~?!!!」
「…ま、当たり前だけどな。俺がそうなるように育てたんだから。
……でもさ、そんなに急いで変わらなくていい…大人になるなよ…」
そう寂しそうに呟く彼の真意は…。
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