ぱーぷる 2016-05-03 21:12:33 |
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いや、全身毛玉ならそれで良いけどアンタ頭と尻尾しか毛無いじゃん。撫で辛い、こっち来て(膝叩き、手招き)
(指示される通りに抱いた途端猫の重みが預けられてずん、と腕が下がりかける。大人しくしてくれるのかと思いきやそういう訳でもない様でもぞもぞと身じろがれたり、抱いている腕が妙に生温かったり。体温だ、と思い至ると死の象徴たる自分が死にかけですらない命を抱いているのがひどく滑稽に思えて、溜め息を吐いて目を細め。数回その背に沿って毛並みを整えてやると相手に返す、と手渡し)やっぱりよく分かんない、俺が根本的にイキモノ苦手だからかもしんないけど。
だから、尻尾にもふればいいじゃん。…完全に猫扱いしてない、(四つ足で傍寄り、膝に頭乗せ)
(自ら抱くことを所望したにも関わらず、彼の反応はイマイチ。終いにはすぐ猫を返してきた彼から友を受け取り、その頭を撫で。ナァ、と可愛らしい声をあげる様に自然と、極々微かにだが、緩めた口許湛えながら彼の言葉聞けば、次にはすっかり無表情に戻った顔を彼へ向けて上げ)…苦手なくせに、俺のことを生かそうとする意味がわかんない。
可愛い猫扱いされたい願望あるから。俺にあるならアンタも同じでしょ。(尾につぅ、と指這わせ)
自殺する人間の魂運ぶの嫌いだし、俺の仕事が増えるのは勘弁。そもそも生き物苦手だからって**とは思わないし……言っとくけど好きでこの仕事してるんじゃないから。(愛くるしくとでも形容すべきか、相手の腕の中に鎮座する猫をじっと見つめたまま。こうして離れて見ている分には可愛い、かもしれない。相手の問いにはぼそぼそといくつか理由を列挙していき。一番の理由は今この瞬間にもしているこのコンタクトが知れてはまずいから、なのだが今挙げた理由だって嘘ではないのだ)
……まあ否定はしないけど。(尻尾ぴくぴく)
ふーん……。死神も大変なんだ。(死神には死神なりの苦労があるらしい。やはり就職なんてろくなことがない。猫を愛でながらそう結論付ければ、ふと、手元に目線感じ彼を見ればその瞳には黒猫。…触りたいなら触ればいいのに、なんて心の中で思案するも、…苦手だって言ってたっけ。そう思考巡らせつつ、猫の顎指先で撫でぼそり、)…あんた、猫は好き?
……ん、ここ気持ち良い?(すりすり)
あ゛、規制引っかかった、伏せ字になってる。……まあ、察して。
見たのはこれで二回目だしまだ何とも言えないけど……可愛い、んじゃないの。(嫌いと言う訳でも好きと言う訳でもないが、とりあえず見ている分には悪い感情は無い、その旨を正直に口にして。やっぱりコイツ猫触っている間は幸せそう、と猫から相手へ視線を移して首を傾げ。ふと気付けば時間も大分経った模様、そろそろ相手の家族が誰かしら上に来るのではとそわりと身じろぎ)
ん、きもちぃ…(耳ぴこぴこ)
あぁ大丈夫、察した。
ふーん…。(返事は素っ気ないものの、猫は嫌いじゃないという彼に、内心好感度は意外にもグッと上がり。猫好きに悪い人はいない、独自の思考でそう思っている節があるのだが、彼も例外ではない。彼への警戒を、心なしか少し緩めもう一度彼を見ればそわそわとした様子の姿が写り。頭に疑問符浮かべ、緩く首傾げれば短く問い)…?なに?
……何かマジででっかい猫みたいになってきてるね(もにゅもにゅ)
や、いい加減誰か来るんじゃないの。そしたらアンタ何も無いとこに話しかけてるヤバい奴だよ。(ちらりと階段へ視線をやって話しつつもそもそと部屋の隅へ。相手の評価より何より”そこに何かいる”と思われたら人間の目に見えないはずのこの姿はあっさり見える様になってしまう。体裁としては観察なのだしこれ以上接触を持つ人間を増やす訳にはいかない、と身の丈以上の大鎌を懐に収めてしまいじっと座り込み)
ん……否定はしない。(喉ごろごろ)
あー…、そろそろ帰ってくるかもね。まあ俺がヤバい奴なのは前からだけど。……って、何してんの?(部屋の入口から見える階段、そこをチラリと気にして隅っこで小さくなる彼の姿がおかしくて、ぶっと少し吹き出せば傍まで寄り目の前にしゃがみこんで)他のやつにもあんたって、見えんの?
背中だけ見てれば普通に可愛い……?(猫じゃらし取り出しぴるぴる)
何笑ってんの。……普通は見えないけどね、アンタみたいに”居る”って気付いちゃうと見える様になることもある。(吹き出す相手にじとりと視線送り、依然階下の気配を気にしつつ説明して。というかこの体勢はおかしい、端から見れば壁と奇妙な空間を空けて向かい合う相手という構図が出来上がってしまう。しっしっ、と手で払う仕草をしつつ「原則人間と関わるのは禁じられてるから……とにかく見られると不味い」と締めくくり)
…!!(猫じゃらしに反応示し)
…あれ。じゃあ俺と喋ってんのって、いいの。(話している間も廊下を気にし、挙げ句あしらわれてしまえば少し眉を寄せるも離れることはせず。変わりに彼が座る横に彼同様部屋を見渡すように座り。…普段、自分は彼が座っている部屋の隅を陣取っている。それが人一人分ずれたところでさして不審には思われないだろう。そう思案しつつ、同時に脳内に浮かび上がった疑問をそのまま口にし)
ほらほら……、あー、(ぴこぴこ)……何か、呼び方無いと不便だね。
あ、……あー、あんまり、良くない。です。(まずい、口を滑らせた。ひくりと表情を引き攣らせながらごにょごにょとした否定。隣に腰を落ち着けることにしたらしい相手の存在もそわそわとした感覚を一層増長させて。そもそも改めて”喋ってる”等と言われてしまえばこんなに長く他者と会話したこと自体未経験で、意識してしまうと言葉の途切れた僅かな間さえも気まずい。もぞりとローブの中へ身を沈めんばかりに)
~…、(無言でたしたし)、変な名前つけたら引っ掻く。(じっと見つめ)
あ、そう。(彼の返答に少しだけ、小さく目を見開けば短くそう答えフム、と。どうやら自分とこうやって接触したのは計画外だったらしい。証拠に、明らかな気まずさを漂わせている。時計を見て、廊下を見て。もうそろそろ兄弟が帰ってくる。その間に、何か策を考える?そう思案するのは、部屋の隅に体を寄せる姿が何だか猫に似ていて、何故か放っておけなかったから。目線を彼から、目の前の宙へと移せば、ぼそぼそと話し出し)………俺があんたの存在をスルーしとけば、他の奴には気付かれないんだよね?
ヒヒ、そんなのご褒美じゃん。真面目には考えるけど(猫じゃらししまい)つーか同じ名前だし……………………イッチ?
……ん、そういうこと。別に俺、普段は話しかけたりしないしそんなに難しいことじゃないと思うけどね。(こくり、と小さく頷き横目でちらりと隣を窺い。ああでも最低限の会話スキルは身に付けておかねば、相手に生きる気力を与える案内役がコミュ障では仕方ない。慣れないやり口で誤魔化そうとして更に泥沼にはまっている気がする、とそっと息を吐いたとき、玄関のがらがらと開く音がしてびくっと肩を跳ねさせ)ほら、帰ってきた。お出迎えしてくれば?
そのままじゃん。…別にいいけど。(くぁ/欠伸溢し)
返信遅くなってごめん。
ん、そーする。(彼の言葉に、ふむふむ確かに、と頷き。確かに、彼と積極的にコミュニケーションをとる必要はない。だけれどもまた同じ理由で、積極的に彼を避ける必要もないのだ。常々口数の少ない自分なら、まあ苦労はしないかと結論付け、音の鳴った玄関で出迎えをすべく立ち上がり)
何事も分かりやすいって大事でしょ、ヨロシクイッチ。(ふぁあ、欠伸うつった)
別に。……放置プレイだと思えば楽しかったよ。
(体を丸めたまま、目を閉じて下でのやりとりに耳を澄ませて。一松、と誰かが呼ぶ度にぴくりと肩が揺れてしまうのは矯正しなくては、呼ばれているのは自分ではないのだ。女子供でもあるまいし男六人、何を話すことがあるのか知らないがいつまでも止まない声にのそりと重い腰を上げ、様子見に階段を降り)
ん、まぁそうだけど。…眠いなら寝れば?ゴミは動かないし、ここ使う?(ぽんぽんと自分の腿叩き)…てか、俺もいつまでもあんた呼びは不便。
…なんだ。てっきり罵倒が来るかと楽しみにしてたのに。
…あー、うん。へぇ…。(帰ってきたのは末の弟で、出迎えた自分を見つければ散々だった合コンの愚痴を延々吐き出している。居間のテーブルに向かい合わせに座り、適当に相槌を打つ頭の中では全く別の、辛気臭い顔の死神のことを考えていて。まだいるのだろうか、その疑問が浮かんだ丁度そのとき、末弟の背後の廊下に黒い人影が写り、一瞬面食らったような顔をすればわざと意識をそちらに向けぬよう再び弟へと目線を送り)
男の膝枕って誰得なの……使うけど。(ぽふん、)じゃあアンタも俺に呼び名頂戴、イッチのセンス期待してるから。
フヒ、罵倒して欲しかったら相応の頼み方ってのがあるんじゃないの?(にまぁ)
何だ、こっちで話してたんだ……(そろりと覗き込んだ一階の広い部屋では、ピンクのパーカーの奴が延々と話し続けている。いかにも聞いてなさそうな向かいに座る相手の姿にふっと笑い、扉に手を掛けることなくすーっと室内に入り。二階と変わらず壁の隅へ身を落ち着けてみたが、ほとんど愚痴でしかないピンクの語りにはすぐ飽きてしまい、ふと湧いた悪戯心から座る相手の足を指先でつん、とつついてみて)
残念ながら我が家は男しかいないからね、(頭ぽふぽふ)…って言われてもそれくらいしかなくない?もう一パインとかでいんじゃない(適当)
不可抗力でおこぼれ貰えるならありがたく貰うけど、自分から取りに行くのは違う。しかも自分自身に…(頬むにぃ)
……。(音もなく入ってきたかと思えば、早速ちょっかいをかけてきた死神。は?バレて困んのあんただろと舌打ちをしたいのを必死に堪え、今だマシンガンのように愚痴を溢す末弟の話に頷き。…今すぐトッティにバラすぞ。心の中でそう悪態をつき、くあっと欠伸を溢せば目の前では先程よりもわきゃわきゃと騒ぎ出す弟に片手上げつつ謝罪し)ぁ、ごめん。
おそ松兄さんのセンスじゃねーか、それで呼びたいなら止めないけどさ。(うつらうつら、)
風邪のときみたいに様付けで呼ばせたかったのに……相手が自分ってのがS的にもM的にも二重に興奮するよね(頬を摘む手ぺちぺち)
(思えば人間に認識されたことどころか、こうして人間界で無駄に遊んだことさえなかった。仕事、仕事で冥界では基本眠るだけ。それに比べこの状況、有り体に言ってすごく面白い。背中しか見えない相手が内心キレてるのかと思うと自然笑みがこぼれる、もしや自分は被虐趣味があったのか。にやにやとしたまま、乗せていた指をつぅ、と上へなぞり)
……、長いからいちで。(声潜め、頭撫で続け)
趣向の理解は早いしね、それはそれでいいかも、知れない。(摘まんでいた頬撫で)
っ!(弟のマシンガントークも終わり、目の前の弟はスマホに夢中。しかし背後の男は、完全に楽しんでいる。上に上がってきた指がその証拠だ。額に青筋が立つのをなんとか抑え、「トイレ、」と一言呟けばわざと大回りして立ち上がり、背後の死神の足を強かに踏んでやり)
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