ぱーぷる 2016-05-03 21:12:33 |
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良いんじゃない?多分前半読んだ限りじゃ外れはないよ。
冷たくないんじゃ意味ある……?(首傾げ、手を頭まで持っていき撫で)落ち着くってだけならこっちの方が良いでしょ。それとも喉の下撫でる?
……そりゃそうじゃん。自信なんて、そんなすぐ持てるもんじゃないし……こうやって、遅くなる度もう見限られてんじゃないかなとは。思っちゃったりしてる。
(何となくいたたまれない気分のまま、それでも今までと変わらぬ仕事を淡々とこなし始め。命を終える人間には依然何の感情も湧かず、一松のように心が揺れる存在は他にいないことを改めて自覚。昨夜見てしまった彼と口付けを交わす夢を思い出しては、ぼっと顔を赤くして誰が見ているでもないのだが顔を隠して。あちこちを巡る道中、不意に被らずにいたフードの中にぼすんと何かが降ってきて。驚き、どうにか出そうとするも背中からみぃ、と鳴き声が上がればフードをひっくり返して取り落とすことも出来ず)ね、ねこ……?
ならそっち買う。活字なんて読めるか危ういけど。
…ん、こっちのが落ち着く。(素直に頷きながら、こちらからは彼の言葉倣い顎下へ指先伸ばし)喉の下も気持ちいよね。
そ、か。…まあその気持ちもわかるけど、さ。俺もけっこう、ていうか、大分あんたとの時間、大切だから。返事遅れたくらいで居なくなったりしないし。…俺も遅くなるし。
(彼が仕事へと向かってから、こちらは、今日も変わらずニートな訳で、のそのそと起き上がり布団を片付け。その後一階へと降りれば朝食と昼食の一緒になった本日初のご飯。それをゆっくりな動作で食しながら、ふと思い出したのは彼の言葉。「良い夢がみれた」と、確かに彼は言っていた。その内容まではさすがに見当がつかないし、聞こうとも思っていない。けれど、その夢を見れたのが自分と寝たお蔭だとでも言いたげな物言いに、無条件に嬉しくなる。黙々と焼き魚を口に運びながら、自然緩む頬には気付かずぼーっと窓の外を見詰めて)
う……過去最大に遅くなったかも。ごめん、やっと忙しいの終わったからもう少し顔出せるようにする。
それ前に言ったら「マジで猫じゃん」って言われた。撫でるのもそうだけど、撫でられんのも好き。(指先をこしょこしょと動かしつつ様子を窺い)
……イッチがそう言うなら。少なくとも不安なときは不安だって口に出すようにしておこうかな。かまちょみたいでウザいかもしれないけど、大丈夫って言ってもらえるとすごい安心するから。
……つーかこれ、誰かのお古じゃん。(背中に収まる猫から感じる微弱な魔力に、誰かしらの使い魔だったであろうことが伺える。が、主人がいる使い魔はこうして自由にあちこちをうろつくものでもないのだから、主は既に亡くなったのだろう。少し考え、どうせもう普通の猫には戻れないのだからと己の使い魔にしてしまうことを決意。……猫を連れていれば彼ともっと話せるかも、などと打算も込みの決定を胸に一旦松野家へとんぼ帰り。半日もせずに戻ってきてしまったことに居心地悪さを感じながらも、控えめに窓を叩き)一松、いる……?
お疲れ。…よかった、もう来ないかと思ってた。体調は?この間風邪でしんでたけど、大丈夫なの?
まあ、強ち間違ってないんじゃない?(撫でられる心地よさに自然とゴロゴロと喉鳴らし)
ウザいとか言うわけないでしょ。…不安だって言ってくれた方が、一人で悩まれるよりずっといいし。
は?あ、おかえり。(黙々と食べ進めた朝食兼昼食を食べ終えた頃、先程見詰めていた窓をコツコツと叩く音にそちらを見て。カラカラと音を立てて開けたそこには、今朝ぶりの彼が居て。思わず出てしまった出迎えの言葉に、内心「いや間違ってない?」とつっこむも、これ以外の言葉が見つからなかったのだから仕方ない。彼が入りやすいよう、窓際から少し身を引きながら彼を見れば、その頭の後ろにゆらゆらと揺れる柔らかそうな尻尾を認め)え?ねえその子、どうしたの?
来なくはならないよ、イッチがいてくれる限りはね。雨多くてうんざりしてはいるけどとりあえずおれは元気。
まあ、体構造が猫転換手術受けるまでもなく半分くらい猫だしね。(あちこち跳ねた猫っ毛を指先でくるくる巻いていじり)
……分かった。アンタもそういうの言ってね、催促とかも遅ければしてくれて良いんだから。
……ただいま?(初めて掛けられた、自分とは縁遠いはずの言葉にきょとんとしたまま疑問系で応じ。ここは帰る場所ではないのだけど、もしそうなる未来があるのなら良いのに、なんて。視界の端にちらちらと見える尻尾に「出ておいで」と声を掛ければ、素直にフードから飛び出してきた猫を昨日教わった通り抱いて見下ろし)この子、おれの使い魔にしようと思ったから。猫の飼い方、教えてくれない?
なら、だいぶ来続けなきゃいけないけど。…そ、大丈夫なら安心。
半分どころか、8割くらい猫なんじゃない?(擽った気に目細め)
いちが来るまでは少し、なんかあったのかなって不安だったけど。大丈夫そうだから今は別に。催促もいちのペースで来てほしいから多分、しないけど。時々呟きに来るかも、それは許して。
(素直に帰ってきた返答に、先程戸惑った自らの言葉を告げてよかったと顔が綻ぶ。しかし彼が猫を抱きかかえて飼い方を教えて、なんて言うとは思わず、きょとんと動きを止めてしまい。彼の腕の中、可愛らしく自分と彼を見上げて鳴く存在に殆ど無意識に手を伸ばし、頭を撫でれば漸く「えっ」と声を漏らし)この子、飼うの?昨日まで猫見知りしてたのに、大丈夫、なの?
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