主 2016-05-03 13:58:17 |
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泣くほど美味しかったのか!?また明日も作ってやろうか?
(全て食べ終わった勇者に従者が拍手する中で魔王は満足そうに相手に抱きついては頬に口付けしたりとご褒美を与えて)
い、いや…俺はたまにでいいよ。結構大変そうな料理だし…
(口づけを受けたりと何かと得はあるものの、流石に連日これを食べるのはキツいと思い、慣れるまではあまり作って貰わないようにしようと考えて)
ふむ、了承した
(相手の意見に頷けばそろそろ午後の仕事をする時間になってしまったので「それでは私はまた仕事を始める」と伝えればふわふわと移動して)
ああ、それじゃな。
(相手が戻っていったのを見て、此方もまた仕事に戻る。そして16:30くらいに今日やるべきことは大方終わって。「今日は俺が晩御飯を作ろうかな…」昨日今日と魔王に作って貰ったので今日は自分が、と厨房へ向かって「さーて…何にしようかな。とりあえず…」食材は小麦粉や塩以外は案の定人間の食べるものとは違って。その中でもある程度人間の料理に近いものを作ろうとして「チュパカブラの血はトマトの味に近いか…じゃあこれをこうして…」色々と味見をしつつ料理を進めていって)
ふぅ、やっと仕事が終わった
(仕事を終えると寝室に寝転がりながら勇者の姿が見えないということはまだ仕事をしているのだろうと思いながら休んでいて)
よーし、出来た出来た。見よう見まねパスタって所だな。
(出来あがった料理の味見をすれば満足そうに笑みを浮かべて。寝室まで向かい「魔王、今日は俺が晩御飯を作ったんだ。一緒に食べよう」魔王に声をかけて食堂へ向かい)
そうか、それは楽しみだ・・・・バタンッ!!
(相手の後ろについて歩いていると突然、廊下で倒れてしまったかと思えば酷い高熱で苦しそうな表情を浮かべていて)
そうだろそうだろ?…え!?
(急に倒れた魔王を見て驚いて。「だ、大丈夫か!?」倒れた魔王を抱えると慌てて寝室へ戻りベッドに寝かせて。そうしてすぐさま医者を呼んで看てもらい)
う~ん、う~ん・・・・
(寝室のベッドで高熱にうなされている魔王を城内に居た医者が診察していたら「最近の流行り病ですな、魔王としての仕事による疲れがたまって体調を崩したんでしょう、薬を飲ませて2,3日様子見ですな」と医者は薬を勇者に手渡して)
魔王ですら三日間休まないといけないのか…
(流行り病、とはいえ一応薬はあったようなので安心して。「…ちゃんと休みも取らないとな…」仕事は忙しいが、それでもちゃんと休むのも大事だと痛感して。「薬飲めるか?」お湯と薬を持ってきて)
うつったら大変だから頑張って飲む
(一瞬、口移しして貰おうと思ったが、相手にうつったら大変だと思い嫌そうな顔で薬を飲むと「・・・苦い」と苦そうな顔をしていて)
…魔王…いや、俺が飲ませたいんだ。病気くらい移っても良い。
(相手の苦そうな顔を見れば相手の手を握ってそう言って。「それに、俺たち夫婦じゃないか…苦しみは分かち合おう。」どうしてさっき気付けなかったのか、少し後悔して)
馬鹿だな、勇者、人間界の病気と魔界の病気では違うんだぞ、そうだな、魔王である私だと風邪くらいで済んだが人間だと死ぬ程の苦しみだろうな
(相手の顔に思いっきりグーパンして距離を取れば「分かったなら映らないようにしてくれ」と心配していて)
ぐぅっ…そ、そういう魔王だって、何か忘れちゃいないか?俺は人間の中でも勇者だぞ…光の加護があるんだ。例え魔族の病気になっても死にはしないし、体の頑丈さは魔王と同じくらいだ。
(相手に殴られても負けじと言い返し、なんとか相手のそばに居ようとして。「心配すんな、俺は死なないから」にぃっと笑って)
勇者、ありがとう、大分楽になったよ?
(しばらくしてまだふらふらしてるが、にっこりと微笑みながら相手にお礼を述べると「本気で看病する気があるなら僕の為に氷山とってきて?」と人間の熱と魔王の熱では熱さに差があるようで、さっきから頭に置かれたタオルがすぐに乾いて意味がないと伝えて)
氷山って、それは流石にー…いや、そうか、氷か…
(氷山は無理だが氷ならば、そう思い魔王のおでこに手を当てて。「…氷結魔法、Lv5」そう呟くと手のひらから魔王のおでこのみに氷の魔法を当てて)
んっ・・・冷たくて気持ち良い・・・
(相手の魔法のおかげで熱が引き始めた様子でだんだんと赤かった顔も白くなってきて「ゆうしゃ、ありがと」とお礼を述べるとまた眠り始めて)
…病気が治ったら、ちょっと休み貰って一緒に温泉旅行でも行こうな。
(ニッと笑って魔王のおでこに手を当てたまま、そのうち勇者もうつらうつらとしていつの間にか寝てしまって)
・・・・・勇者大好き
(相手が眠ってしまったのを見て自分のベットに寝かせると相手に抱きつきながら相手に甘えまくっていれば、本来3日は体調を崩す外すはずが一日で良くなり、勇者に対する好感度が見るからに上昇して)
あ、あれ?寝ちゃったかな…
(魔王を看病するはずだったのに、と申し訳ない気持ちになって。隣で抱きついている相手に「病気はもう大丈夫なのか?」と聞いて)
うん、もう大丈夫だよ
(相手の質問に大丈夫と答えると珍しく自分から相手の唇に自分の唇を重ね合わせてキスをして「勇者が凄く愛しく感じる」と頬を染めながら相手の首に腕を回して抱きついて)
わわ…魔王?珍しいな…
(こうも積極的に来られたことはあまり経験してないためちょっと焦り。抱きついてきた相手を抱きしめ返し、此方からも何度かキスをして。「んっ…ちゅっ…魔王…ちょっと提案があるんだけど良いか?」抱きしめたままそう切り出して)
ちょっと休み貰ってさ、温泉旅行に行かないか?
(今は人間との交渉も順調で、攻められるようなことはないだろうと考えていて。その上で相手を誘って)
別に良いよ?どのみち3日は休みをもらってるから今から行こうか?
(相手の提案に頷けばブンっという音がなり、一瞬で二人はどこぞの温泉地に瞬間移動してみせて)
おおっと…慣れないなぁこの移動…
(苦笑しながら温泉地に向かい。「魔王、どうする?混浴と男女別があるけど…」昨日あれだけ拒否されたしダメだろうなーと思いながら一応聞いてみて)
あそこなら良いよ?
(相手と腕を組みながらとある温泉を指差せば混浴と書かれた文字の横に水着着用と書かれた温泉を指差して「僕も勇者と一緒に入りたい気分だからあそこなら良いよ」と空間に穴を開けて相手と自分の分の水着を取り出して)
良いのか?ああ、水着着用か…なら大丈夫だな
(そう言って相手の持ってきてくれたボクサーパンツっぽい水着に着替えて先に風呂場へ行って。流石に混浴とあってか客は1人も居らず)
…ああ、凄く良いんじゃないか?…鼻血が出そうだ。
(魔王の格好は言葉では言い表せないくらい素晴らしいもので。鼻を押さえながら「とりあえず体を洗おうか」と風呂桶を手にとって)
気持ち良いな…うん、ありがとうな魔王。
(背中を洗って貰い、前は自分で洗ってお湯をザバーっとかけて。「次は魔王の番だ、今度は俺が洗うからな」そう言ってスポンジを手にとって背中を洗い始め、ちゃんと羽も洗い出して)
悪い悪い…
(羽を洗うときはあまり力を込めずゆっくりと洗って。そうして洗い終えるとお湯をかけて泡を落として。「それじゃ魔王、二人きりだしゆっくりしようか」体を洗うのが終われば相手と一緒にお湯につかり)
我慢比べ?…良いぜ、受けて立つ!
(相手の提案にニィッと笑えば元気よくそう言って。勝負事にはどんな勝負であれ燃える性格のようで。「先に出た方が負けな」サウナに入り)
…我慢なんかしてない
(そう強がるものの、魔王に密着されたせいか更に汗の量が増えてきて。それでも意地を張ったせい30分後…「…うーん…」バタッと倒れてしまって)
…ん、ん~…あれ、ここは…
(目を覚ますとどうやら畳の上で。頭の下にあるのは魔王の膝ということは…「…気絶でもしてたのか?俺…」と、体は起こさず膝枕されたまま尋ねて)
ごめん…ありがとうな魔王…
(そのまま旅館に連れて行って貰い。部屋に付けばもう回復したのか起き上がって。「…広い部屋だなぁ。魔王と俺の部屋ほどじゃないけどさ」付いた部屋を見回して)
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