主 2016-05-03 13:58:17 |
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そうか、それは楽しみだ・・・・バタンッ!!
(相手の後ろについて歩いていると突然、廊下で倒れてしまったかと思えば酷い高熱で苦しそうな表情を浮かべていて)
そうだろそうだろ?…え!?
(急に倒れた魔王を見て驚いて。「だ、大丈夫か!?」倒れた魔王を抱えると慌てて寝室へ戻りベッドに寝かせて。そうしてすぐさま医者を呼んで看てもらい)
う~ん、う~ん・・・・
(寝室のベッドで高熱にうなされている魔王を城内に居た医者が診察していたら「最近の流行り病ですな、魔王としての仕事による疲れがたまって体調を崩したんでしょう、薬を飲ませて2,3日様子見ですな」と医者は薬を勇者に手渡して)
魔王ですら三日間休まないといけないのか…
(流行り病、とはいえ一応薬はあったようなので安心して。「…ちゃんと休みも取らないとな…」仕事は忙しいが、それでもちゃんと休むのも大事だと痛感して。「薬飲めるか?」お湯と薬を持ってきて)
うつったら大変だから頑張って飲む
(一瞬、口移しして貰おうと思ったが、相手にうつったら大変だと思い嫌そうな顔で薬を飲むと「・・・苦い」と苦そうな顔をしていて)
…魔王…いや、俺が飲ませたいんだ。病気くらい移っても良い。
(相手の苦そうな顔を見れば相手の手を握ってそう言って。「それに、俺たち夫婦じゃないか…苦しみは分かち合おう。」どうしてさっき気付けなかったのか、少し後悔して)
馬鹿だな、勇者、人間界の病気と魔界の病気では違うんだぞ、そうだな、魔王である私だと風邪くらいで済んだが人間だと死ぬ程の苦しみだろうな
(相手の顔に思いっきりグーパンして距離を取れば「分かったなら映らないようにしてくれ」と心配していて)
ぐぅっ…そ、そういう魔王だって、何か忘れちゃいないか?俺は人間の中でも勇者だぞ…光の加護があるんだ。例え魔族の病気になっても死にはしないし、体の頑丈さは魔王と同じくらいだ。
(相手に殴られても負けじと言い返し、なんとか相手のそばに居ようとして。「心配すんな、俺は死なないから」にぃっと笑って)
勇者、ありがとう、大分楽になったよ?
(しばらくしてまだふらふらしてるが、にっこりと微笑みながら相手にお礼を述べると「本気で看病する気があるなら僕の為に氷山とってきて?」と人間の熱と魔王の熱では熱さに差があるようで、さっきから頭に置かれたタオルがすぐに乾いて意味がないと伝えて)
氷山って、それは流石にー…いや、そうか、氷か…
(氷山は無理だが氷ならば、そう思い魔王のおでこに手を当てて。「…氷結魔法、Lv5」そう呟くと手のひらから魔王のおでこのみに氷の魔法を当てて)
んっ・・・冷たくて気持ち良い・・・
(相手の魔法のおかげで熱が引き始めた様子でだんだんと赤かった顔も白くなってきて「ゆうしゃ、ありがと」とお礼を述べるとまた眠り始めて)
…病気が治ったら、ちょっと休み貰って一緒に温泉旅行でも行こうな。
(ニッと笑って魔王のおでこに手を当てたまま、そのうち勇者もうつらうつらとしていつの間にか寝てしまって)
・・・・・勇者大好き
(相手が眠ってしまったのを見て自分のベットに寝かせると相手に抱きつきながら相手に甘えまくっていれば、本来3日は体調を崩す外すはずが一日で良くなり、勇者に対する好感度が見るからに上昇して)
あ、あれ?寝ちゃったかな…
(魔王を看病するはずだったのに、と申し訳ない気持ちになって。隣で抱きついている相手に「病気はもう大丈夫なのか?」と聞いて)
うん、もう大丈夫だよ
(相手の質問に大丈夫と答えると珍しく自分から相手の唇に自分の唇を重ね合わせてキスをして「勇者が凄く愛しく感じる」と頬を染めながら相手の首に腕を回して抱きついて)
わわ…魔王?珍しいな…
(こうも積極的に来られたことはあまり経験してないためちょっと焦り。抱きついてきた相手を抱きしめ返し、此方からも何度かキスをして。「んっ…ちゅっ…魔王…ちょっと提案があるんだけど良いか?」抱きしめたままそう切り出して)
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