匿名さん 2016-04-30 03:24:05 |
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──本体が眠れないみたいだから。
〈 日本で云う草木も眠る丑三ツ時。存在感を主張する大きな屋敷の前にポツリと立つ小さな人影。真白な長い髪が風に靡き、その澄んだ青の双眸が屋敷のある一室を捉えた。この東洋系の顔立ちをした少女は一歩、また一歩と屋敷への距離を確実に縮めていく。
遠くで犬の遠吠えが聴こえる。とくり、と落ち着き払った少女の心音は一定だ。胸元に入れた紙にはターゲット、シリウス・ブラックの文字。無機質なその存在に、少女は見向きもせず杖を取り出した。そして、流暢な英語でその言葉を紡ぐ。 〉
───Alohomora
( ─今日の任務は嫌で嫌で仕方が無かった。自分の意思に反して次々舞い込む仕事は暗殺等の殺しばかり。もう、対象の恨みがましい視線は見飽きた程。
目の前に聳える屋敷に今直ぐ背を向けて帰りたい。そう思う程に任務が嫌いだった。そんな事が許される筈も無く、仕方無しに流暢な英語を紡ぐ。いっその事、対象者に殺られました、で終わらないだろうか。人一人分の隙間に身を滑り込ませながら思う。冷静で居ながらも、どこか悶々と胸の入口に閊える様な感覚を感じながら黒いコートに身を包んだ身体を低くして。 )
ハリーの世界のなりきりとは興味深い。
私は黒猫というより黒犬かもしれないが、良ければ参加させてもらえるかな。
君には是非、1の役をお願いしたい……杖を振るって、ともに戦えたらと思ってる。
(目の前の珍しい白髪の少女に向かって、往年女性を惹き付けたどこか誘惑的な笑みを無自覚で浮かべつつ、ブラック邸の母親の肖像を起こしてしまわぬよう低い声で囁き。
その少女がまさか自分に差し向けられた暗殺者だとは露知らずに、にじみ出ている手練れの雰囲気から並みの魔力の持ち主ではないことを純粋に喜んでいるようで)
シリウス・ブラック
無造作に切った黒髪に、薄い灰色の目。
若い頃はその容姿の端麗さや低温の声で多くの女性を魅了していたが、三十路に入った今、その魅力は渋味を増して熟成しているようである。
ただ、子どものように我が儘な部分や、名家の息子であるせいか世間ずれした部分があり、そばで見ていると呆れるようなことも多い。
親友のリーマスに上手く飼い慣らされていることは自覚していない様子。
ハリー・ポッターは大好きだ。恋愛要素が少なめと言うことであれば、ストーリー性重視なのだろうかととてもわくわくしている。
オリジナルストーリーをともに築けたら嬉しいよ。
──嗚呼、そうだ…って。
設定も載せなきゃ意味が無いってね。寝ぼけてる…。
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