匿名 2016-04-24 18:58:53 |
通報 |
大丈夫か?
(のっそりと立ち上がるが、立ちくらみのような動作を見せる相手に心配しながら上記のように問いかけて。大丈夫なことを確認すれば玄関へと向かい、「靴は…これでいいか」と昔使っていた、今では小さくなったスニーカーを取り出して
( 足音立てずに相手の後ろについて玄関へと向かえば用意をしてくれたスニーカーを少しだけかかとを踏むようにして履き 、扉が開いたのを見ると太陽がこちらに射して一般では眩しくない程度なのだが自分には少々眩しいらしく目を細めて )
さーて、どこに行くかなー
(相手を連れ出すまでは良かったものの、どこに行こうかなどという目的地などは全く決めておらず、歩きながら上記のように呟けば、「杏子はどこか行きたいか?」と答えてはくれないだろうがこれも打ち解けるためと話しかけて
( 暖かい日差しが全体的に射したり曇ったりで不安定な天気なのが今の自分の状況によく似ているのを感じつつ相手の一歩後ろをついて歩いているとどこかに行きたいかと問われるも口ごもって 。 人通りが多くなってくると目がキョロキョロとし出して瞬きの回数も多くなり )
うーん、じゃあ最初は買い物にでも行くか
(遠慮するようにこちらの問いかけに対して口籠る相手にならこちらがリードしようと、上記のように言って。歩いて数分のとこにある大型のデパートに向かい。人が多くになるにつれて、キョロキョロと挙動不審になる相手に「大丈夫か?」などと問いかけながら手をとって
っはァ …… はァ … ( 相手の言葉など聞こえていないようで手をとられると反射神経で拒否するように手をはらってしまい 、偶々目に入った親子の親が子を怒るようにして頭を叩いていたのを見てかつての出来事が鮮明に 、脳に流れ込むようにフラッシュバックを起こし息を段々と荒くし 「 イヤ ヤメテ オトウサン ユルシテ …… !! 」と呪文のように何度も洩らしながら震えながら頭を抱えて座り込む様子はやはり異常で
杏子?おい杏子!?
(こちらの手を振り払い、突然呪文のように許してと言葉を漏らしながら座り込むと周りの人がこちらに視線を集めて。上記のように呼びかけるが反応がないと相手に肩を貸して路地裏へと連れ込んで「杏子、大丈夫。お父さんはもういないから」と優しく声をかけて
嫌ァ ! 痛い … イタイヨ いたいイタイ !!! ( 相手が父親に見える幻覚症状を起こしているようで路地裏に連れられると今にも飛び出しそうなくらい瞳を大きく見開いて 、前記叫びながら腰が抜け尻餅をついて逃げるように自分の髪を爪を立てるように握りしめつつ頭を左右に勢いよく振りつつ後ずさりをして )
杏子…
(「痛い」の言葉を叫ぶようにしながら頭を左右に振って後ずさりする相手はどうやら幻覚を見ているようで、それほどまでに恐怖を植え付けられているのかと呆れれば相手の名前を呼び、座り込む相手を優しく抱きしめれば「大丈夫、大丈夫」だけを耳元で囁いて
うっ 、 .. うゥ ... ( 抱きしめられると先程までの叫びが嘘のようにおさまり今度は突然呻き泣き出すほど今は情緒不安定で 、相手の温もりと匂いが懐かしく肩に顔を埋めるようにして )
よしよし
(先ほどまでの叫びが収まると、今度はこちらの肩に顔を埋めて泣き出す相手を落ち着かせるようにして背中を撫でて。突然発狂したり、泣き出したりと情緒不安定で脆く、今にも崩れてしまいそうな相手を放っておけなく、「もう大丈夫か?」と耳元で問いかけて
う 、 .. ん ... ( 不安定になった後は決まって人に甘えたくなる衝動があり 、涙も乾いてきて落ち着きと平静を取り戻しては久しぶりに相手に声で反応を示し身を預けるようにして背の裾を握りしめしがみつくようにして )
よかった…
(しばらく経つとどうやら相手の涙も乾いたようで、こちらの問いかけに対して声で反応する相手に上記のように呟けばこちらの背中を握りしめてくるとこちらからも少しの力を込めて抱きしめて。少し経つと「歩けるか?」と問いかけて
( すっきりしたようで出る時よりは少し表情が明るくなったように見えて 、 一息を付くと緩く頷いてコンクリートの壁に手をついて立ち上がると泣き叫んだ疲れからか頭がくらっとしたようでこめかみに手を当てて )
おっと、大丈夫か?
(相手が立ち上がるもふらつきながらコンクリートの壁に手をつくと相手の肩を両手で支えて上記のように問いかけて。「やっぱり帰るか?」と相手の体を労わっての言葉か心配するように問い
( 折角久しぶりに外に出れたのに自分のせいで相手に心配と迷惑をかけていることに今更ながら気付いてしまいそしてまた自虐をしていき 、と無限ループに悩まされつつ 。 帰るか という問いに対して浅く頷いて 「 .. ごめん 、なさい 」 と 精一杯の気持ちをか細い声ながらも言葉で表して )
気にするな
(こちらの問いかけに出して浅く頷きながらか細い声で謝ると微笑みながら上記のように言って。相手の手を取ろうかとしたが、先ほどのこともあるため、やめておこうと思えば歩き出し「帰ったらなんか食べたいもんとかあるか?」と何気ない話をして
… スープ
( 俯きがちにとことこ歩きながら話しかけてくる相手に対して 、考え悩むように黙り込むと先程食べるのを拒否してしまったスープのことを思い出し頭に浮かべながら上記こぼして
スープね…
(相手が俯きがちに歩きながらスープと呟くと、それを復唱して歩き。もしやさっき食べなかったのを気を遣っているのかと思いながらも「わかったよ」と言えばそろそろ家のマンションにつき
( 自分が居座っているマンションは外見から見るのがなかなかなく新鮮な気持ちで 、近所やマンションに住んでいる人達は自分を見ると毎回 何やらコソコソと噂をされ 、その言葉は些細な事でも一字一字 己の脳に鮮明に刻み込まれその度に突き刺さるような激痛が走り逃げるように耳を塞いで
(隣人のこそこそとした仕草と世間話は嫌でも彼女のことだとわかり、その話を聞きたくないのか耳を塞ぐ相手の肩を支えて小走りで自宅に向かえばドアを開けて入り、「気にするなよ」と言えば台所に向かいスープの用意をして
( 部屋に入るといつもの落ち着いた雰囲気に包まれて安堵の息を吐き外に出る時に貸してもらったパーカーを脱いでリビングのソファの上に置き 、ソファには座らずにその場に腰を下ろし壁にもたれて天井を向いてから重たい瞼を閉じて
杏子ー、できたぞー
(今朝作ったスープはもうとっくに冷めており、もう一度鍋を火にかけてあっためて。スープが沸騰してすぐに火を止めると、壁にもたれて瞼を閉じている相手を呼んで。器に注いで食卓に置くと相手のもとへ行き、「ほら、食べよう」と言って
( 名を呼ばれ我に返ったようにゆっくりと瞼を開いてはスープの匂いに目を細めて 、食べようと言う呼び掛けに頷きながらスープが置いてある食卓の方へ行き近くの椅子に座ると 「 .. いただきます 」 と小さな声で言いスプーンを手に取って )
簡単なやつだけど…どうだ?
(スプーンを手にとっていただきますと小さな声で言うと相手がスープを、口に含んでから上記のように言って。コンソメの粉末に適当な野菜を入れた本当に簡単なやつで相手の口に合うか心配で
おいしい 。
( 冷めすぎず熱過ぎず丁度良い温度のスープを口に流し込むとコンソメの味が広がりそれを飲み込むと率直な感想をぼそりと呟いた表情は以前までの暗い顔よりは少しだけ緩くなったように見えて 、自分以外の人の料理を食べたのが久々で作りは簡単ながらもスープに込めた相手の気持ちのようなものを感じつつゆっくりとスープを飲み進めて
よかった
(スープを口に流し込んで美味しいと呟く相手の表情はいつもよりいくらか緩んでいることに気づき、スープの味の感想に上記のように述べて。自分もスープを器に注ぎ相手の前で飲み始めると「おかわりあるからな」と言って
どうして 、私を引き取ってくれたの
( スープを飲み進めているとふと上記のことが今更ながら頭に浮かび質問ではなく思ったことをそのまま言葉にしたように 、こんな風に思ったことを声に出すのは今では珍しくて自分でもどこか驚いている様子で
どうしてって…お前みたいなやつを放っておけるわけないだろ
(相手がスープを飲み進める手を止めるとふと問いかけられたことに対して、さも当たり前のように上記を述べて。「お前は今まで不幸だったんだ、だからこれからはその分幸せにならなきゃな」と言えば相手の頭を撫でて
幸せ 、か
( DVを受ける前は幸せだったのかなあ 、なんていつもからは考えられないような呑気な事を考えていて 。今自分にとって頼れるのも理解してくれているのも相手だけなのだが今こんなにも惨めで醜い自分がどうやって幸せになるのか想像もできなくて
杏子、明日から留守番できるか?
(相手がスープを飲みながら何かを考えている様子でいると、ふと上記のように問いかけて。相手を引き取ってから数日。そろそろ職場である警察署の方にも顔を出さないといけないので、今こんな状態の相手を残すのは心配のようで
留守番 .. ? ( スープを飲み終わりスプーンを置くと留守番という言葉を聞き心臓がドキリと跳ねて 「 ちゃんと帰ってきてくれるよね ? 見捨てたりしないよね .. 」と表情は変えないも不安そうな声色で早口気味にそう言いながら相手の目をじっと見て 、思えばこれが初めて相手の顔をじっくりと見たのかもしれないと少し呑気に )
帰ってくるさ、ちゃんと
(スープを飲み干してスプーンを置く相手が早口に問いかけてくると、安心させるように微笑みながら上記のように応えて。こんな状態の相手を1人にさせるのは少しばかり心配で相手も不安そうにすると「できるだけ早く帰ってくるから」と付け加えて)
なら ..
( 少しばかり俯き気味に考えるようにしていると早く帰ってくると言われ納得をしたのか上記もらしながらゆっくりと頷くも脳内には相手に裏切られてしまうという最悪な状況が耳鳴りと共に映像が再生されていて
?どうかしたのか?
(俯きがちにすこし考えるように黙っていると頷く相手の脳内で何が起こっているのか知る由もなく、相手の顔を覗き込むようにしながら問いかけて、
( 脳内に再生されてるものを言うのは流石に失礼だと思いふるふると首を振って何でもないと言うようにしてから 「 スープ本当に美味しかった 」と小さな声で述べながら疲れからか若干ふらふらとした足取りで自分の部屋となってる所へ足を進めて
寝るのか?
(首を振ってなんでもないと言う相手が小さな声で述べてフラフラとした足取りで寝室へと向かう相手の背中にそう問いかけて。足取りを見て久しぶりに体を動かしたから疲れたのだろうと判断すると、スープの器を片付けて
少し 、休む ..
( 問いには立ち止まらずに首を上下に振りながらそう言い 、一度相手の部屋からなにやら枕を持ち去ると思えば自分の部屋に戻りベッドに寝転がり枕を抱き締め安心する匂いを感じながら目を瞑り 。この時点で既に相手の落ち着く匂いに依存してるのだとは気付いておらず
…?
(こちらの問いかけに答えたのはいいが、相手の寝室ではなく、自分の寝室へと向かう相手に疑問を持ち、すると出てきた相手は自分が使っている枕が持ち出されて「お、おい…」と声をかけるもそのまま寝室へと向かう相手に「どうしたんだ…?」とつぶやいて
( 相手が不思議そうにしているのは知る由もなく溜息のような息を吐くと線が切れたように数分で浅い眠りについて 。ふと目が覚めたと思うと夢の中で 、真っ暗な部屋に父が立っており前のように暴力と暴言を吐かれていて 、あまりにもリアルでとても夢とは思えなく現実ではうなされ自分で自分の首を絞めてしまっていて
杏子…?
(自分の枕を持って行った彼女の様子が気になり相手の寝室へと向かえばドア越しに唸り声が聞こえて。恐る恐る部屋に入ってみるとそこには自分の首を絞める相手がおり「杏子!?」と急いで駆け寄れば相手の手首を掴んで首を絞める手を止めさせて、「杏子!おい杏子!?」と肩を揺さぶって起こそうとして
( 夢の中で自分の名を呼ぶ声が鳴り響いてそれが相手だと分かると現実では唸り声を上げながら拳を強く握り 、揺さぶられる感覚でハッとし目が覚めては 「 織畑 、さん .. ? 」と目の前にいたのが父ではないことに少しの安心感を抱きつつ起き上がると先程まで首が締まっていたからか苦しそうに咳込み
大丈夫か…?
(相手が目を覚まし、上記のように問いかけるが先ほどまで首を絞められていたためか苦しそうに咳き込む相手の背中を撫でて。聞いてはいけないこととわかっているもののつい「父さんの夢か…?」と問いかけてしまい
( 背中を撫でられたことで少しだけ鉄の味がした咳が止まり口元を腕で擦ると息をついて 「 まだ私の中にお父さんがいるの .. ! 嫌嫌嫌 !! 」父という呪縛から解放されていないのだとこの夢で実感したようで 、膝に顔を埋め何度も嫌と言いながら脳内にまだいる父を消すように頭を抑えて
…
(DV父親から解放されたのにもかかわらず、未だに悪夢にまで出てくる父親の恐怖に頭を押さえて顔を膝に埋めると、そんな様子の相手をすっぽりと包み込むように抱きしめて。「大丈夫、俺がいるから」と説得になってはいないが耳元で上記のようにささやき
( 抱き締められると糸が切れたように涙が少しだけ溢れて相手には気付かれないように鼻をすすって涙を引っ込め 、背中に手を回し受け入れるようにすると 「 安心する 、この匂い 」 なんて呟いて今だけは呪縛から解放されたような気持ちで
(抱きしめている相手から鼻をすする音が聞こえてきて。どうやら泣くのを我慢しているのだろうと勘ぐれば何も言わず抱きしめていて。すると背中に手を回して安心すると言う相手に「そうか」と呟けば枕を持って行った理由がわかり。「杏子、これから一緒に寝るか?」と実に突飛な提案だがまた先程のようなことが起きたらいけないため、そう問いかけて
.. いいの ? ( 落ち着きと平静を取り戻すと手を離し離れると相手からの提案にいつも1人で寝るのは怖くもあり寂しさもあったからか少しだけ表情を明るくさせて聞き返して 「 一緒に寝る 」 と表情からは読み取れないが嬉しそうな声色で
わかった、じゃあ今日からそうしような
(相手が少しだけ表情を明るくすれば嬉しそうな声色を発すると上記のように述べて。辺りを見渡すとまだ夕方であり、寝るにはまだ早い時間帯で、相手から離れると「飯作ってくるな」と言って台所に向かい
うん .. !
( 大きく頷けば飯を作ってくると言う相手について行きリビングのソファに座ってご飯ができるのを待とうかと思ったが時間を有効活用しようとお風呂に入ることにして 。
着替えであるラフなジャージを部屋から持ってきては脱衣所に足を運んで
(相手の元気な返事が聞こえるとやっと自分を取り戻してきたなと自分も嬉しそうにしながら台所に立って。今日はハンバーグと簡単なスープを作ろうとしていて、すると風呂場の方からドアの音が聞こえて風呂に入ったんだなと思い
トピック検索 |