匿名 2016-04-24 18:58:53 |
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嫌ァ ! 痛い … イタイヨ いたいイタイ !!! ( 相手が父親に見える幻覚症状を起こしているようで路地裏に連れられると今にも飛び出しそうなくらい瞳を大きく見開いて 、前記叫びながら腰が抜け尻餅をついて逃げるように自分の髪を爪を立てるように握りしめつつ頭を左右に勢いよく振りつつ後ずさりをして )
杏子…
(「痛い」の言葉を叫ぶようにしながら頭を左右に振って後ずさりする相手はどうやら幻覚を見ているようで、それほどまでに恐怖を植え付けられているのかと呆れれば相手の名前を呼び、座り込む相手を優しく抱きしめれば「大丈夫、大丈夫」だけを耳元で囁いて
うっ 、 .. うゥ ... ( 抱きしめられると先程までの叫びが嘘のようにおさまり今度は突然呻き泣き出すほど今は情緒不安定で 、相手の温もりと匂いが懐かしく肩に顔を埋めるようにして )
よしよし
(先ほどまでの叫びが収まると、今度はこちらの肩に顔を埋めて泣き出す相手を落ち着かせるようにして背中を撫でて。突然発狂したり、泣き出したりと情緒不安定で脆く、今にも崩れてしまいそうな相手を放っておけなく、「もう大丈夫か?」と耳元で問いかけて
う 、 .. ん ... ( 不安定になった後は決まって人に甘えたくなる衝動があり 、涙も乾いてきて落ち着きと平静を取り戻しては久しぶりに相手に声で反応を示し身を預けるようにして背の裾を握りしめしがみつくようにして )
よかった…
(しばらく経つとどうやら相手の涙も乾いたようで、こちらの問いかけに対して声で反応する相手に上記のように呟けばこちらの背中を握りしめてくるとこちらからも少しの力を込めて抱きしめて。少し経つと「歩けるか?」と問いかけて
( すっきりしたようで出る時よりは少し表情が明るくなったように見えて 、 一息を付くと緩く頷いてコンクリートの壁に手をついて立ち上がると泣き叫んだ疲れからか頭がくらっとしたようでこめかみに手を当てて )
おっと、大丈夫か?
(相手が立ち上がるもふらつきながらコンクリートの壁に手をつくと相手の肩を両手で支えて上記のように問いかけて。「やっぱり帰るか?」と相手の体を労わっての言葉か心配するように問い
( 折角久しぶりに外に出れたのに自分のせいで相手に心配と迷惑をかけていることに今更ながら気付いてしまいそしてまた自虐をしていき 、と無限ループに悩まされつつ 。 帰るか という問いに対して浅く頷いて 「 .. ごめん 、なさい 」 と 精一杯の気持ちをか細い声ながらも言葉で表して )
気にするな
(こちらの問いかけに出して浅く頷きながらか細い声で謝ると微笑みながら上記のように言って。相手の手を取ろうかとしたが、先ほどのこともあるため、やめておこうと思えば歩き出し「帰ったらなんか食べたいもんとかあるか?」と何気ない話をして
… スープ
( 俯きがちにとことこ歩きながら話しかけてくる相手に対して 、考え悩むように黙り込むと先程食べるのを拒否してしまったスープのことを思い出し頭に浮かべながら上記こぼして
スープね…
(相手が俯きがちに歩きながらスープと呟くと、それを復唱して歩き。もしやさっき食べなかったのを気を遣っているのかと思いながらも「わかったよ」と言えばそろそろ家のマンションにつき
( 自分が居座っているマンションは外見から見るのがなかなかなく新鮮な気持ちで 、近所やマンションに住んでいる人達は自分を見ると毎回 何やらコソコソと噂をされ 、その言葉は些細な事でも一字一字 己の脳に鮮明に刻み込まれその度に突き刺さるような激痛が走り逃げるように耳を塞いで
(隣人のこそこそとした仕草と世間話は嫌でも彼女のことだとわかり、その話を聞きたくないのか耳を塞ぐ相手の肩を支えて小走りで自宅に向かえばドアを開けて入り、「気にするなよ」と言えば台所に向かいスープの用意をして
( 部屋に入るといつもの落ち着いた雰囲気に包まれて安堵の息を吐き外に出る時に貸してもらったパーカーを脱いでリビングのソファの上に置き 、ソファには座らずにその場に腰を下ろし壁にもたれて天井を向いてから重たい瞼を閉じて
杏子ー、できたぞー
(今朝作ったスープはもうとっくに冷めており、もう一度鍋を火にかけてあっためて。スープが沸騰してすぐに火を止めると、壁にもたれて瞼を閉じている相手を呼んで。器に注いで食卓に置くと相手のもとへ行き、「ほら、食べよう」と言って
( 名を呼ばれ我に返ったようにゆっくりと瞼を開いてはスープの匂いに目を細めて 、食べようと言う呼び掛けに頷きながらスープが置いてある食卓の方へ行き近くの椅子に座ると 「 .. いただきます 」 と小さな声で言いスプーンを手に取って )
簡単なやつだけど…どうだ?
(スプーンを手にとっていただきますと小さな声で言うと相手がスープを、口に含んでから上記のように言って。コンソメの粉末に適当な野菜を入れた本当に簡単なやつで相手の口に合うか心配で
おいしい 。
( 冷めすぎず熱過ぎず丁度良い温度のスープを口に流し込むとコンソメの味が広がりそれを飲み込むと率直な感想をぼそりと呟いた表情は以前までの暗い顔よりは少しだけ緩くなったように見えて 、自分以外の人の料理を食べたのが久々で作りは簡単ながらもスープに込めた相手の気持ちのようなものを感じつつゆっくりとスープを飲み進めて
よかった
(スープを口に流し込んで美味しいと呟く相手の表情はいつもよりいくらか緩んでいることに気づき、スープの味の感想に上記のように述べて。自分もスープを器に注ぎ相手の前で飲み始めると「おかわりあるからな」と言って
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