tokumei 2016-04-24 03:44:06 |
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…ヘイボーイ、お前は良く俺の弟に似ている。でもそんな口調じゃあない。しかも俺には恋人なんて甘いハニーはいなかった筈だ…、
( 素顔が見えない相手がこちらへ近づく様子は恐怖でしかなくて。しかしどこかの映画で見たようなマスクの内側には普段自分を忌み嫌っている弟に良く似た顔。気のせいなんて物ではない、驚き刹那硬直するも明らかに可笑しい口調と発言と場所に顔を背けては震える声で上記を告げて。しかし相手も相手で不安げな表情、もしかしたら相手を傷つけてしまったのかもしれない、と眉下げては「だ、大丈夫か?」なにが大丈夫なものか、なにを聞いているんだと心ではうるさく自分に突っ込みとりあえずは優しい声色で、)
…どういう事ですか…?また僕を驚かそうとしているのですか…?悪い冗談なら止めてください………。
(ぎり、と歯を食いしばり。あの方の姿をこの自分が見間違える筈が無い。だが目の前の男は自分の事は知らないと、恋人なんて居ないと言っている。優しいあの方は冗談であってもそんな事を言う筈が無い。そうは思いつつも、彼が別人だと信じたくないのか、悲しんでいるような、将又怒っているのか。なんとも言い難い表情で上記を言えば、溜息をつくと彼から視線を逸らして。慰めてくれているのか、優しく声をかけてくれる彼に、恨みがましい視線を送れば口を開いて
……貴方が本当にカラ松様じゃないというなら……アンタは、誰…?どこから来たの…?
(/上記のカラ松さんではありませんが、同じくジェイソン一松×カラ松希望させていただいて宜しいでしょうか?
もしくは、なごみおそ松×チョロ松のチョロ松でもどちらでも可能ですが、是非お相手をさせて頂ければと思います!)
(随分と寝心地の良い感触に違和感を覚えつつ寝返りを数度打ち、ふといつもなら左右に居る兄弟のどちらかに当たりそうだと寝惚けた頭で考えていると違和感を更に強めて目を覚まし、その見慣れない天井を見るとすぐに意識を覚醒させたのか勢いよく上体を起こし、辺りを見回して)えっ、と……此処は、一体…。
(/お相手ありがとうございます。絡み文ださせていただきました。出来れば、此方が右でお願いします)
カラ松様…?へぇ…、起きてたんですね…。
(主人をいつも通りの時間に起こすのは自分の役目。懐中時計で時間を確認すると静かに扉を開けて。いつもこの時間は寝ている筈だが、今日はどうやら起きているようだ。珍しいな、なんて考えつつゆっくりと彼に近づくと「おはようございます…」と挨拶をし、仮面を少しずらすと挨拶代わりのキスをして。
(了解しました、宜しくお願いします!)
(ドアが開く音に顔を向けると何やら見慣れない仮面を付けた人物の姿に気づくと体を強ばらせ、近づいてくるのを動けずに黙ってみていると告げられた自分の名を呼ぶ声がどこか聞き覚えのあるものだと考えているとすぐ側に来た顔を見上げ、挨拶を返そうと口を開いた矢先に重なった唇に目を見開くと反射的に相手の胸を押して)あ、…おはよ……ん?!ッ、何をするんですか!
(/此方こそ、宜しくお願いします)
っ……?!…、今更、挨拶のキス程度で驚かないで下さい…。…それとも寝惚けてるんですか…?
(胸を押されると少し後ろによろめいて。その拍子に着けていた仮面が外れ床に落ちてしまい。額に冷や汗を浮かべると首を傾げて。挨拶のキスは普段からしているものだし今更照れる物でもない。まずそこに違和感を感じ、次に口調。主人の彼が自分に敬語を使うだろうか。いつもと様子の違う彼に訝しげな表情を浮かべると彼をじっと見つめて。
あ、挨拶のキスって…一松?(突然の出来事に唇を手の甲で拭っていると相手の顔を見れば声と一致した姿がそこにあり、それでも雰囲気も口調も明らかに自分の知る弟のものではないと分かると辺りを見回してから再度相手の方を向いて、一応顔が分かったコトで少しだけ緊張も解れれば何かの悪戯だと考えようとしていて)…お前、一松じゃないだろ。誰の悪戯だ、こんなところまで連れてきて…
はぁ…?一松ですけど。……何で、そんな事…。
(一松、という名を自分に付けてくれたのは紛れもない主人じゃないか。なのに何故そんな事を言うのだろうか。ふつふつと沸き上がってきたのは憤りではなく怖い、悲しいという感情で。もしかしたら捨てられてしまうのではないか。そう思いエプロンをぎゅ、っと握り少し俯いて。しかし、次いで出た言葉はおかしい、どころの騒ぎではないもので。目を丸くすれば呆然として。
……悪戯…。此処は貴方の屋敷で…、この部屋はカラ松様のお部屋じゃないですか…。今日の貴方は貴方じゃないみたいですね…?一体どうしたんです…?
俺の、屋敷?……いつから俺は屋敷に住むようになったんだ(互いに話が噛み合ってないことに気づくと不安げに眉を寄せて、再度辺りを見れば広い部屋の中で、此処が屋敷の中なのだろうと相手の言葉で知ると益々場違いであると感じながらも目の前の相手もどうやら戸惑っているのだと察すると少しだけ言葉尻を和らげ)
一体、どうしたも何も……俺は俺だ、こんな立派な屋敷になんか住んでないし、昨日だってブラザー達と六人で同じ布団で寝たはずなんだ。一松だって、俺の横で寝ていたんだ。
……ブラザー…六人…?フトンで隣…一松…。
(最初こそは主の悪い冗談かとばかり思っていたが、話を聞いているとどうも嘘をついているとは思えずに。まさか彼は本当に自分の知っているカラ松では無いのだろうか。不安はだんだんと高まるばかり。だが目の前の彼の事を調べなければ何も始まらない。じっと彼を見つめると「では……貴方は起きたら此処に居て…僕との関係も…この屋敷の事も何も知らないんですね…?」と尋ねて。彼が自分の主ではないと気づいた今でも、どうしても姿を重ねてしまう。溜め息をつくと少し俯いて。
……あぁ、その通りだ(頭の中は激しく混乱したまま相手の方を見ていればどこか自分の知る弟よりは柔らかく丁寧な言葉遣いに違和感と同じくらい新鮮さを覚え、ふと落ち込んだ様子に気づくと慌てて何か話をしようとしたが、自らの格好は寝る前に着ていたパジャマであり、そのパジャマを見せつけるように袖を差し出して)俺のブラザー達ならこのパジャマを着て、グッドドリームを見ていたと思うんだが、キミは知らない…か?
さぁ……知らないです…。
(首をゆるりと傾げると相手の着ているパジャマを見つめ目を細めて。そういえば主は寝るときはバスローブだったか。そんな小さな変化にも気づけないとは未熟にも程がある。と後悔するばかり。特に心当たり無い事を再確認すれば首を横に振り。本当に彼は自分とは関係のない人なんだ、と小さく溜め息をつくも、ふと何かを思い出したようにハッと目を見開けば「ッ……先ほどは、その……申し訳ありませんでした…、貴方をカラ松様とばかり思っていたので…っ」と挨拶の後のキスの事を言っているのだろうか、少し顔を赤く染めながら頭を下げて。
そうか…知らない、か(答えを聞くとやはり落ち込まずには居られずに此方も顔を俯かせていたが、ふと告げられた言葉と見えた相手の悲しげな顔に気づくと緩く頭を横に振り、気にするなと伝えながら徐々に自分も落ち着きを取り戻してきたのか疑問をぽつと尋ねて)いや、ノープログレム。俺をキミの大切な人と勘違いしただけなんだろう?その人も、…その…カラ松と言う名前なのか?
ええ……カラ松様…。…僕の恩人で、ご主人様で、それで……とても、大切な人です。姿形だけでなく…口調も、優しい所も…本当に貴方と、良く似ていらっしゃるんです…。
(普通ならば見ず知らずの相手にあんな無礼を働いたならば明らかに許してなど貰えない。本当にお優しい方だなぁ、と考えると眉を下げ微笑み。相手の問いにこくりと頷くと、自分の胸に手を当て。愛しい彼を思い浮かべているのか、話しているうちに自然と明るい表情になっており。目の前の相手をじっと見つめるとくすりと笑って。
…そうか、流石は俺と似たナイスガイだな。ここまでキミに好かれているとは(相手の話を聞いているとその表情に此方までも心が温かくなるのを感じ、それと同時に自分のよく知る弟とは随分と雰囲気が違うのだと改めて思い)俺の良く知るブラザーとキミはあまり似ていないが…。キミもとても優しくて良い子なんだろうな。
……ブラザー…。…確か貴方は……一松…と仰ってましたね…
(相手と主の唯一の違うところは兄弟が居るところだろうか。先程の相手の先程の発言には一松も、という言葉もあった。自分と同じ名前という事もあってかその人物が少々気になるようで。彼が此処にいるということは主は彼の居たところに居るのかも知れない。そうなると気になるのは彼の兄弟がどんな人物なのかで。
……、差し支えなければ…相手の事も知りたいのですが……、宜しいでしょうか。
あぁ、俺のブラザーの一松だ(相手の言葉に笑顔で答えると自分の兄弟のことを知りたがる相手の様子に少し考える仕草をしたが、すぐに前髪を掻き上げると格好付けるように目を伏せ)一松はとてもキャッツが好きな子でな、アイツ自身も少し猫っぽいところもあるんだが…素直に甘えられないから時々拳を受けることもある、でもとても優しくて良い子なんだぜ。
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